JPH10196495A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JPH10196495A
JPH10196495A JP594897A JP594897A JPH10196495A JP H10196495 A JPH10196495 A JP H10196495A JP 594897 A JP594897 A JP 594897A JP 594897 A JP594897 A JP 594897A JP H10196495 A JPH10196495 A JP H10196495A
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JP
Japan
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output shaft
pinion
housing
elastic member
starter
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JP594897A
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English (en)
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Mitsukazu Hattori
光和 服部
Masahiro So
正浩 宗
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング19の重量増加やコストアップを
招くことなくハウジング19の破損を防止し、且つ部品
点数を増やすことなく防塵できるスタータを提供するこ
と。 【解決手段】 出力軸3の外周には、ピニオン移動体の
移動量を規制するピニオンストッパ41が具備され、そ
のピニオンストッパ41より前方側には出力軸3の外周
に弾性部材42が配されている。この弾性部材42は、
ピニオンギヤ34の移動に伴って出力軸3が前進した時
に、ピニオンストッパ41が当接することで出力軸3の
移動量を規制するとともに、ピニオンストッパ41が当
接した際にハウジング19に対して弾性変形することで
出力軸3のスラスト荷重を吸収する荷重受け部42A
と、この荷重受け部42Aの内周で出力軸3の外周面に
摺接するシール部42Bとが一体に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動す
るためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、実開昭57−4254
8号公報に記載されたスタータがある。このスタータ
は、図4に示す様に、ハウジング100に圧入されたベ
アリング110で出力軸120を回転自在に支持し、そ
の出力軸120のスラスト荷重をワッシャ130を介し
てハウジング100で受け止める構造となっている。ま
た、ベアリング110と出力軸120との隙間に粉塵等
が侵入するのを防止するために、ベアリング110のピ
ニオン側端面にて出力軸120の外周にOリング140
が装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のスタ
ータでは、出力軸120のスラスト荷重をハウジング1
00で受けるため、比較的強度の低い腕部101に衝撃
荷重が加わると腕部101が破損する可能性がある。そ
のため、腕部101の強度を向上させるために厚肉化等
の対策を講じる必要があり、重量増加やコストアップを
招くという課題があった。また、防塵対策としてOリン
グ140を使用するため、部品点数が増加するという問
題もあった。本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、ハウジングの重量増加やコストアッ
プを招くことなくハウジングの破損を防止し、且つ部品
点数を増やすことなく防塵(出力軸とベアリングとの隙
間に粉塵が侵入するのを防止すること)できるスタータ
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段では、ピ
ニオンストッパよりベアリング側で出力軸の外周に弾性
部材が配され、この弾性部材は、ピニオンギヤの移動に
伴って出力軸が前進した時に、ピニオンストッパが当接
することで出力軸の移動量を規制するとともに、ピニオ
ンストッパが当接した際にハウジングに対して弾性変形
する荷重受け部を有している。これにより、出力軸のス
ラスト荷重は、ハウジングに対して荷重受け部が弾性変
形することで吸収されるため、ハウジングに大きな衝撃
荷重が加わることはない。その結果、ハウジングの破損
を防止できる上に、ハウジングの薄肉化(軽量化)も可
能である。また、弾性部材には、荷重受け部の内周に薄
肉のシール部が一体に設けられており、このシール部が
出力軸の外周面に摺接しているため、出力軸とベアリン
グとの隙間に粉塵等が侵入するのを防止できる。
【0005】請求項2の手段では、弾性部材は、荷重受
け部がリターンスプリングの付勢力によってハウジング
の端面へ押圧されている。これにより、弾性部材(荷重
受け部)がハウジング端面に密着して両者間の隙間が無
くなるため、荷重受け部とハウジング端面との間からベ
アリング側へ粉塵等が侵入するのを防止できる。
【0006】請求項3の手段では、ハウジングは、弾性
部材を内周に保持する円筒状の保持壁を有し、弾性部材
は、シール部が出力軸の外周面に対して適当な締め代を
持つ様に保持壁の内周に圧入固定されている。これによ
り、弾性部材の外周面がハウジングの保持壁の内周面に
密着して両者間の隙間が無くなるため、弾性部材とハウ
ジングとの間からベアリング側へ粉塵等が侵入するのを
防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータを図面に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1はスタータ1の半断面図である。本
実施例のスタータ1は、回転力を発生する始動モータ
2、この始動モータ2の回転を減速する減速装置(後述
する)、この減速装置の回転出力を受けて回転する出力
軸3、スタータ1の駆動系に加わる過大トルクを吸収す
る緩衝装置(後述する)、出力軸3に嵌合するピニオン
移動体4、始動モータ2の通電制御を行う電磁スイッチ
5、この電磁スイッチ5の吸引力を受けてピニオン移動
体4を軸方向に移動させるレバー6等より構成されてい
る。
【0008】始動モータ2は、アーマチャ7、ヨーク
8、固定磁極9、及びブラシ10等より構成される。ア
ーマチャ7は、両端部が軸受11、12を介して回転自
在に支持された回転軸13、この回転軸13の外周に嵌
合して回転軸13と一体に回転するアーマチャコア1
4、このアーマチャコア14に具備されたアーマチャコ
イル15、このアーマチャコイル15と電気的及び機械
的に結合された整流子16から成る。
【0009】ヨーク8は、円筒形状に成形されて、減速
装置及び緩衝装置を収容するセンタケース17と始動モ
ータ2の後部を覆うエンドフレーム18との間に挟持さ
れ、エンドフレーム18からハウジング19にスルーボ
ルト20を締結して固定されている。固定磁極9は、ポ
ールコア9Aと、このポールコア9Aに具備されたフィ
ールドコイル9Bから成り、アーマチャ7の外周面との
間に僅かな隙間を保ってヨーク8の内周面に固定されて
いる。なお、固定磁極9として複数の永久磁石を使用し
ても良い。ブラシ10は、整流子16の外周に配され
て、径方向の外径側からスプリング21により整流子1
6に押圧されている。
【0010】減速装置は、始動モータ2と減速装置との
間を隔てるカバー22より前方へ突出する回転軸13の
先端外周に形成されたサンギヤ23、このサンギヤ23
の径方向外周に配されたインターナルギヤ24、サンギ
ヤ23とインターナルギヤ24との間に配されて両ギヤ
23、24に噛み合う複数の遊星ギヤ25から成る。サ
ンギヤ23は、回転軸13と一体に回転して遊星ギヤ2
5を回転駆動する。インターナルギヤ24は、緩衝装置
の摩擦板26と係合して、その摩擦板26により回転規
制されている。遊星ギヤ25は、出力軸3の後端に設け
られた鍔部3aにピン27が圧入されて、そのピン27
に軸受28を介して回転自在に支持され、サンギヤ23
の回転を受けてサンギヤ23とインターナルギヤ24と
に噛み合いながらサンギヤ23の外周を公転する。
【0011】出力軸3は、回転軸13と同軸に配され
て、ハウジング19の軸受固定部19Aに圧入された軸
受29(本実施例ではオイルレスベアリング)とセンタ
ケース17の内筒部に圧入された軸受30とを介して回
転自在に支持されている。この出力軸3は、外周面の一
部にヘリカルスプライン3bが形成されている。また、
出力軸3の後端には軸方向に凹部が設けられ、この凹部
に回転軸13の一端を支持する軸受11が圧入固定され
ている。
【0012】緩衝装置は、前述の摩擦板26、ワッシャ
31、皿ばね32、及び調節螺子33等より構成されて
いる。摩擦板26は、ワッシャ31を介して皿ばね32
の付勢力を受けてセンタケース17の壁面に摩擦係合さ
れている。調節螺子33は、センタケース17の内筒部
の外周に形成された雄螺子部に螺着して、摩擦板26を
付勢する皿ばね32の付勢力を調節している。この緩衝
装置は、センタケース17と摩擦板26との摩擦係合力
により生じる静止トルクを上回る過大トルクが加わった
のを機に、センタケース17に対して摩擦板26が回転
してインターナルギヤ24を回転させることにより過大
トルクを吸収する。
【0013】ピニオン移動体4は、一方向クラッチ(下
述する)とピニオンギヤ34とから成る。一方向クラッ
チは、出力軸3の回転をピニオンギヤ34に伝達するも
ので、アウタ35、ローラ36、インナ37等から成
り、アウタ35と一体に設けられたスプラインチューブ
38が出力軸3のヘリカルスプライン3bと噛み合って
出力軸3上を軸方向に移動可能に設けられている。ピニ
オンギヤ34は、一方向クラッチの前方でインナ37と
一体に設けられ、内周に圧入された軸受39を介して出
力軸3上を摺動自在に設けられている。このピニオンギ
ヤ34は、一方向クラッチの移動に伴って出力軸3上を
摺動し、出力軸3上の所定位置でエンジンのリングギヤ
(図示しない)と噛み合うことができる。
【0014】このピニオン移動体4は、ピニオンギヤ3
4の前方に配されたリターンスプリング40によって常
時後方へ付勢されている。また、軸受29よりピニオン
ギヤ34側で出力軸3上に具備されたピニオンストッパ
41によって前方への移動量が規制されている。ピニオ
ンストッパ41は、出力軸3の外周面に形成された周溝
3cに嵌合して出力軸3に対する軸方向の移動が規制さ
れている。
【0015】ピニオンストッパ41より前方側(軸受2
9との間)には、環状体を成す弾性部材42(例えばゴ
ム製)が出力軸3の外周に配され、ハウジング19の軸
受固定部19Aの後端面に当接して軸方向前方への移動
が規制されている。この弾性部材42は、ピニオンギヤ
34の移動に伴って出力軸3が前進した時に、ピニオン
ストッパ41が当接することで出力軸3の移動量を規制
するとともに、ピニオンストッパ41が当接した際にハ
ウジング19に対して弾性変形することで出力軸3のス
ラスト荷重(電磁スイッチ5の押出力、ピニオンギヤ3
4及び出力軸3の慣性質量)を吸収する荷重受け部42
Aと、この荷重受け部42Aの軸受29側内周に設けら
れて、荷重受け部42Aより軸方向厚さが薄く、出力軸
3の外周面に摺接するシール部42Bとが一体に設けら
れている。
【0016】また、この弾性部材42には、リターンス
プリング40の一端を受ける金属製のスプリングストッ
パ43が焼き付け等で互いに固定されている。このスプ
リングストッパ43は、弾性部材42のシール部42B
が出力軸3の外周面に対して適当な締め代を持つ様に、
ハウジング19に設けられた保持壁19Bの内周に圧入
されている。なお、スプリングストッパ43の前方側端
面とハウジング19の軸受固定部19Aの後端面との間
には、弾性部材42が軸方向に変形できる様に若干の隙
間Sが確保されている。ハウジング19の先端には、外
部から軸受29側へ粉塵等が侵入するのを防止するため
のハウジングカバー44がかしめ固定されている。
【0017】電磁スイッチ5は、通電を受けて磁力を発
生するコイル(図示しない)と、このコイルの内周を摺
動自在に配されたプランジャ(図示しない)とを具備
し、このプランジャの移動に伴ってモータ接点を開閉す
る。モータ接点は、始動モータ2の通電回路に介在され
た固定接点(図示しない)とプランジャと一体に移動す
る可動接点(図示しない)とから成り、コイルの磁力を
受けてプランジャが吸引されると可動接点が固定接点に
当接してモータ接点を閉じ、コイルの磁力が消滅してプ
ランジャが元の位置へ戻ると可動接点が固定接点から離
れてモータ接点を開く。
【0018】レバー6は、上端部がプランジャに連結さ
れたジョイント45に係合し、下端部がスプラインチュ
ーブ38の外周に係合して、ハウジング19に設けられ
た支点46を中心として揺動可能に設けられている。従
って、このレバー6は、プランジャが吸引される(図1
の右方向へ移動する)と、支点46を中心としてジョイ
ント45に係合する上端部が後方(図1の右方向)へ移
動し、下端部が前方(図1の左方向)へ移動する。その
結果、下端部が連結されたスプラインチューブ38が前
方へ押し出されることにより、ピニオン移動体4がリタ
ーンスプリング40の付勢力に抗して出力軸3上をヘリ
カルスプライン3bに沿って前進する。
【0019】次に、本実施例の作動を説明する。キース
イッチ(図示しない)を閉じて電磁スイッチ5のコイル
に電流が流れると、コイルの発生する磁力を受けてプラ
ンジャが吸引される。これにより、レバー6を通じてピ
ニオン移動体4が出力軸3上を前方へ押し出され、ピニ
オンギヤ34の端面がリングギヤの端面に当接して停止
する。一方、電磁スイッチ5内のモータ接点が閉じる
と、バッテリから始動モータ2に電流が流れてアーマチ
ャ7が回転し、そのアーマチャ7の回転が減速装置で減
速されて出力軸3に伝達される。
【0020】出力軸3の回転は、一方向クラッチを介し
てピニオンギヤ34に伝達され、ピニオンギヤ34がリ
ングギヤと噛み合い可能な位置まで回転すると、ピニオ
ン移動体4が更に出力軸3上を前進してピニオンギヤ3
4がリングギヤに噛み合う。この時、ピニオン移動体4
は、ピニオンギヤ34の先端面34aがピニオンストッ
パ41に当接することで出力軸3上の移動が停止する。
但し、ピニオン移動体4の出力軸3上での移動が停止し
た後、レバー6を通じてピニオン移動体4に加わる電磁
スイッチ5の押出力がピニオンストッパ41を介して出
力軸3に伝わるため、出力軸3は予め付与されている適
当なスラストギャップ分だけ移動し、ピニオンストッパ
41が弾性部材42(荷重受け部42A)に当接して停
止する。この時、弾性部材42は、ピニオンストッパ4
1を通じて出力軸3のスラスト荷重が加わることによ
り、ハウジング19に対して弾性変形する。
【0021】ピニオンギヤ34の回転がリングギヤに伝
達されてエンジンが始動した後、キースイッチを開いて
コイルへの電流が断たれると、レバー6を介してピニオ
ン移動体4を押し出す力(プランジャ吸引力)が無くな
るため、リターンスプリング40の付勢力でピニオン移
動体4が出力軸3上を後退し静止位置へ戻る。また、ピ
ニオン移動体4の後退に伴ってレバー6を介してプラン
ジャが元の位置へ戻されると、電磁スイッチ5内のモー
タ接点が開いて始動モータ2への電流が断たれることに
よりアーマチャ7の回転が停止する。
【0022】(本実施例の効果)本実施例によれば、出
力軸3の移動によりピニオンストッパ41が弾性部材4
2に当接して出力軸3のスラスト荷重が弾性部材42に
伝わると、その弾性部材42がハウジング19に対して
弾性変形することにより出力軸3のスラスト荷重を吸収
できる。これにより、ハウジング19に大きな衝撃荷重
が加わることがないため、ハウジング19(特に肉厚の
薄い腕部19C)の破損を防止できる上に、ハウジング
19の薄肉化(軽量化)も可能である。また、弾性部材
42がリターンスプリング40の付勢力によってハウジ
ング19の軸受固定部19Aの端面に押圧されており
(弾性部材42の荷重受け部42Aが軸受固定部19A
の端面に密着して接触している)、且つ荷重受け部42
Aの内周に設けられた薄肉のシール部42Bが出力軸3
の外周面に摺接しているため、ピニオンギヤ34側から
出力軸3と軸受29との隙間に粉塵等が侵入するのを防
止できる。更に、シール部42Bによって軸受29より
流出したオイルがピニオンギヤ34側へ流れ出るのを防
止できるため、オイルの流出による軸受29の磨耗を防
ぐことができる。また、本実施例では、1つの部品であ
る弾性部材42によって出力軸3のスラスト荷重を吸収
し、且つ粉塵の侵入を防止できるため、従来品と比較し
て部品点数を削減できる効果も生じる。
【0023】(第2実施例)図3はスタータ先端部の拡
大断面図である。本実施例では、リターンスプリング4
0の一端をピニオンストッパ41で受ける構成として、
第1実施例に示したスプリングストッパ43を省略し
た。弾性部材42は、シール部42Bが出力軸3の外周
面に対して適当な締め代を持つ様にハウジング19の保
持壁19Bの内周に圧入固定されている。これにより、
弾性部材42がリターンスプリング40でハウジング1
9に押圧されていなくても、弾性部材42の外周面がハ
ウジング19の保持壁19Bの内周面に密着して両者間
の隙間が無くなるため、弾性部材42とハウジング19
との間から軸受29側へ粉塵等が侵入するのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタータ先端部の拡大断面図である(第1実施
例)。
【図2】スタータの半断面図である(第1実施例)。
【図3】スタータ先端部の拡大断面図である(第2実施
例)。
【図4】スタータ先端部の拡大断面図である(従来
例)。
【符号の説明】
1 スタータ 3 出力軸 19 ハウジング 19B 保持壁 29 軸受(ベアリング) 34 ピニオンギヤ 40 リターンスプリング 41 ピニオンストッパ 42 弾性部材 42A 荷重受け部 42B シール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端がベアリングを介してハウジングに支
    持された出力軸と、 この出力軸上を軸方向に移動可能に設けられ、所定の位
    置でエンジンのリングギヤに噛み合うピニオンギヤと、 前記出力軸の外周に具備され、前記ピニオンギヤが前記
    出力軸上を前進した時に当接して前記ピニオンギヤの移
    動量を規制するピニオンストッパと、 このピニオンストッパより前記ベアリング側で前記出力
    軸の外周に配され、前記ハウジングの端面に当接して軸
    方向前方への移動が規制されている弾性部材とを備え、 この弾性部材は、 前記ピニオンギヤの移動に伴って前記出力軸が前進した
    時に、前記ピニオンストッパが当接することで前記出力
    軸の移動量を規制するとともに、前記ピニオンストッパ
    が当接した際に前記ハウジングに対して弾性変形するこ
    とで前記出力軸のスラスト荷重を吸収する荷重受け部
    と、 この荷重受け部の内周に設けられ、前記荷重受け部より
    軸方向厚さが薄く、前記出力軸の外周面に摺接するシー
    ル部とが一体に設けられていることを特徴とするスター
    タ。
  2. 【請求項2】エンジン始動後、前記リングギヤと噛み合
    っている前記ピニオンギヤを元の静止位置へ戻すための
    リターンスプリングを有し、 前記弾性部材は、前記荷重受け部が前記リターンスプリ
    ングの付勢力によって前記ハウジングの端面へ押圧され
    ていることを特徴とする請求項1記載のスタータ。
  3. 【請求項3】前記ハウジングは、前記弾性部材を内周に
    保持する円筒状の保持壁を有し、 前記弾性部材は、前記シール部が前記出力軸の外周面に
    対して適当な締め代を持つ様に前記保持壁の内周に圧入
    固定されていることを特徴とする請求項1記載のスター
    タ。
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Cited By (4)

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