JP2003120452A - プランジャポンプの駆動方法 - Google Patents

プランジャポンプの駆動方法

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JP2003120452A
JP2003120452A JP2001310812A JP2001310812A JP2003120452A JP 2003120452 A JP2003120452 A JP 2003120452A JP 2001310812 A JP2001310812 A JP 2001310812A JP 2001310812 A JP2001310812 A JP 2001310812A JP 2003120452 A JP2003120452 A JP 2003120452A
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plunger pump
voltage
electromagnetic coil
driving
energization
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Toshio Karasawa
澤 利 夫 唐
Maki Hanasato
里 真 樹 花
Tatsuya Shiyaura
浦 達 也 社
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Mikuni Corp
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    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プランジャポンプの駆動において、電源電圧の
変化に拘わらず、安定した吐出性能を確保し、消費電力
の低減を図る。 【解決手段】電磁コイル24への通電により発生する電
磁起動力により往復動して燃料の吸入及び圧送を行なう
プランジャポンプ20に対し、制御手段100がバッテ
リ6から供給される電圧に基づいて電磁コイル24への
パルス通電を制御するにあたり、バッテリ6の電圧が低
い場合は電磁コイル24への通電時間を長くし、一方、
電圧が高い場合は電磁コイル24への通電時間を短くす
る。これにより、バッテリ6の電圧に拘わらず、安定し
た吐出性能及び消費電力低減を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
エンジンと称す)のインジェクタに燃料を供給するため
に適用されるプランジャポンプの駆動方法に関し、特
に、小排気量のエンジンを搭載する二輪車等の燃料タン
ク内に設置される燃圧レギュレータを一体的に備えたプ
ランジャポンプの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルへの通電により電磁起動力を
発生させ、プランジャを往復動させて燃料の吸入及び吐
出を行なう容積型のプランジャポンプにおいては、車両
のバッテリの電源電圧Eに基づいて、駆動ドライバによ
るパルス通電制御が行なわれている。この通電制御は、
バッテリの電圧Eを、通電時間Ton、駆動周期Tなる
駆動信号として、電磁コイルに印加するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
通電制御においては、通電時間Ton及び駆動周期T
が、バッテリの電圧Eの値に拘わらず、一定の値に設定
されていた。したがって、バッテリの劣化あるいは低温
環境下等により電圧Eが低下した場合、図9(a)に示
すように、プランジャポンプの吐出性能(単位時間当た
りの吐出流量)が低下するという問題があった。一方、
バッテリの電圧Eが必要以上に高い場合は、図9(b)
に示すように、プランジャポンプの消費電力(駆動電圧
E×駆動電流I)が増加し、非経済的であるという問題
があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、バッテリ等の電源の
劣化あるいはその他の要因等により、電源電圧が変化し
た場合でも、安定した吐出性能が確保され、又、消費電
力の低減が図れる、経済的なプランジャポンプの駆動方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプランジャポン
プの駆動方法は、電磁コイルへの通電により発生する電
磁起動力により往復動して燃料の吸入及び圧送を行なう
プランジャポンプに対し、制御手段が所定の電源から供
給される電力に基づいて電磁コイルへのパルス通電を制
御して、プランジャポンプを駆動させるプランジャポン
プの駆動方法であって、上記制御手段は、電源の電圧に
応じて、電磁コイルへの通電時間を変化させる、ことを
特徴としている。この構成によれば、電源の電圧に応じ
て通電時間が制御されるため、電源電圧の変化に拘わら
ず、消費電力の無駄を防止して経済的な駆動を行なうこ
とができ、又、安定した所望の吐出量を確保することが
できる。
【0006】上記構成において、制御手段は、電源の電
圧が所定レベルより低いとき、電磁コイルへの通電時間
を所定時間よりも長くする、構成を採用できる。この構
成によれば、電源の劣化等により電源電圧が低下して
も、通電時間が長いため、安定した吐出量が得られる。
【0007】また、上記構成において、制御手段は、電
源の電圧が所定レベルより高いとき、電磁コイルへの通
電時間を所定時間よりも短くする、構成を採用できる。
この構成によれば、電源の電圧が必要以上に高いような
場合であっても、通電時間が短いため、安定した吐出量
を確保しつつ、消費電力を低減できる。
【0008】上記構成において、制御手段は、電源の電
圧に応じて、電磁コイルへの駆動周期を変化させる、構
成を採用できる。この構成によれば、電源電圧の変化に
対する安定した吐出量の確保、さらには、吐出量と消費
電力との最適な条件を選択することが可能となる。
【0009】また、本発明のプランジャポンプの駆動方
法は、電磁コイルへの通電により発生する電磁起動力に
より往復動して燃料の吸入及び圧送を行なうプランジャ
ポンプに対し、制御手段が所定の電源から供給される電
力に基づいて電磁コイルへの通電を制御して、プランジ
ャポンプを駆動させるプランジャポンプの駆動方法であ
って、上記制御手段は、電磁コイルへ通電される電流値
が所定の閾値に至るまで通電を行ない、その後、所定の
時間に亘って非通電とする、ことを特徴としている。こ
の構成によれば、駆動電流を監視するフィードバック制
御を行なうため、制御ソフトが簡単であり、又、プラン
ジャポンプ個々のバラツキを抑制することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係る駆動を行なうプランジャポンプを含む燃料供給シス
テムを示すシステム図である。この燃料供給システムで
は、図1に示すように、プランジャポンプを一体的に備
える燃料供給装置10が、二輪車の燃料タンク1内に設
置され、供給パイプ2を通して、エンジン3の吸気ポー
ト4に取り付けられた電磁駆動弁式のインジェクタ5に
向けて燃料を供給するようになっている。
【0011】また、燃料供給装置10(プランジャポン
プ)等の制御は、制御手段としてのエンジンコントロー
ルユニット(ECU)にて行なわれる。このECUに
は、種々の制御を司る制御部(CPU)100、エンジ
ン3の運転に関する種々の情報及びプランジャポンプの
駆動に関する制御マップ等が予め格納された記憶部(R
OM)110、プランジャポンプを駆動する駆動ドライ
バ120、電源としてのバッテリ6及びこのバッテリ電
圧を検出するA/D変換器130等が接続されている。
【0012】燃料供給装置10は、図2に示すように、
プランジャポンプ20と、インジェクタ4の上流側にお
いて燃料の圧力を調整する燃圧レギュレータ40とが、
連結用の配管等を用いることなく一体的に結合されてモ
ジュール化されて装置の本体を形成し、本体の下方には
吸入フィルタ50が取り付けられている。
【0013】プランジャポンプ20は、電磁駆動の容積
型ポンプであり、図2に示すように、シリンダ21、シ
リンダ21内を摺動して直線的に往復動するように挿入
されたプランジャ22、シリンダ21の外周に嵌合され
たヨーク23、ヨーク23の外周にボビンを介して巻回
された電磁コイル24、プランジャ22の両側に配置さ
れたコイルスプリング26a,26b等を備えている。
【0014】また、プランジャ22の下方には、燃料通
路27a及び吸入口27aを画定する通路部材27が嵌
合され、通路部材27には、燃料通路27aを開閉する
ポペット弁28がスプリング28aにより閉鎖方向に付
勢された状態で保持されている。ヨーク23の下方側面
部には、作動室V1から水平方向に伸長する燃料通路2
9a及び吐出口29a´を画定する継手部材29が連結
され、この継手部材29には、燃料通路29aを開閉す
るチェックバルブ30がスプリング30aにより閉鎖方
向に付勢された状態で保持されている。
【0015】燃圧レギュレータ40は、インジェクタ5
の上流において燃料の圧力(燃圧)を調整する入口制御
型レギュレータであり、図2に示すように、吐出口29
a´に連通する燃料通路41と垂直方向に伸長する燃料
通路42との間に配置されて両通路の開閉を行なって燃
料の圧力を調整するダイヤフラム43等を備え、又、燃
料通路41には、ダイヤフラム43に当接し得るニード
ル44bをもつチェックバルブ44がスプリング44a
により閉鎖方向に付勢された状態で保持されている。す
なわち、ダイヤフラム43の一部が、スプリング44a
の付勢力に抗してニードル44bを押し戻すことで、チ
ェックバルブ44を開弁させるようになっている。ま
た、燃料通路42の上方には、取り付けフランジ部45
が設けられ、その上面には、供給パイプ2の接続部4
6、電磁コイル24に接続された配線の接続端子が露出
する電気コネクタ47等が設けられている。
【0016】次に、この燃料供給装置10(プランジャ
ポンプ20及び燃圧レギュレータ40)の動作について
説明する。先ず、電磁コイル24への通電によりプラン
ジャ22が往復動方向の下向きに移動して、作動室V1
内の燃料を圧縮する。そして、燃料が所定の圧力を超え
て圧縮されると、スプリング30aの付勢力に抗してチ
ェックバルブ30が開弁し、吐出口29a´から圧縮さ
れた燃料が吐出される。
【0017】そして、電磁コイル24への通電が断たれ
ると、コイルスプリング26bの付勢力により、プラン
ジャ22は上方に向けて移動する。と同時に、圧力差に
よりスプリング28aの付勢力に抗してポペット弁28
が開弁し、吸入口27a´から燃料が吸入されて作動室
V1内に流れ込む。その後、コイルスプリング26a,
26bの付勢力がバランスしたところで、プランジャ2
2が停止する。
【0018】尚、上記動作は、プランジャ22が1回往
復動した場合の基本動作について説明したが、通常の動
作においては、電磁コイル24に対してパルス通電制御
が行なわれることで生じる電磁起動力と、コイルスプリ
ング26a,26bの復帰方向への付勢力との相互作用
により、プランジャ22が連続的に往復動され、その移
動ストロークに応じた所定の容積の燃料が、連続して吸
入口27a´から吸入され、そして、吐出口29a´か
ら所定の圧力にて吐出される。
【0019】また、吐出口29a´よりも下流側の燃料
通路41,42においては、燃圧レギュレータ40のダ
イヤフラム43及びチェックバルブ44が作用して、燃
料通路42又はダイヤフラム室C内の圧力が所定圧力以
上の場合においては、スプリング44aの付勢力により
チェックバルブ44は燃料通路41を閉鎖している。こ
の状態において、燃料通路42内の燃料の圧力が所定レ
ベル以下になると、スプリングの付勢力によりダイアフ
ラム43が作動してニードル44bを押圧し、チェック
バルブ44を開弁させる。これにより、燃料通路41の
上流側にある燃料がダイヤフラム室Cに流れ込み、燃料
通路42へ導かれる。そして、燃料通路42内の燃料の
圧力が所定レベル以上になると、その圧力によりダイヤ
フラム43が作動して、チェックバルブ44を閉弁させ
る。
【0020】次に、上記一連の動作を行なわせるための
パルス通電制御について詳細に説明する。ここで、制御
手順としては、図3に示すように、初期化の後、A/D
変換器130を経て、制御部100がバッテリ6の電圧
Eを読み取り(ステップS1)、記憶部110に格納さ
れた制御マップに基づいて、電磁コイル24に通電する
際の駆動周期T、通電時間Tonを算出する(ステップ
S2)。続いて、制御部100は、算出により得られた
駆動信号T,Tonを、駆動ドライバ120に出力する
(ステップS3)。これにより、駆動ドライバ120
は、電磁コイル24に対して所定のパルス通電を行なう
ことになる。
【0021】また、電磁コイル24への通電時間To
n、駆動周期T、バッテリ6の電圧E、及びプランジャ
ポンプ20の吐出性能(単位時間当たりの吐出量)との
間には、図4に示すような関係があるため、駆動周期
T、通電時間Tonを、バッテリ6の電圧Eに応じて適
宜選定することにより、最適なポンプ効率にてプランジ
ャポンプ20を駆動することができる。
【0022】ここで、所定の基準となる駆動条件下にお
いては、例えば図5(a)に示すように、バッテリ6の
電圧Eoにて、駆動周期T、通電時間Ton1にて駆動
されているものとする。この条件下において、バッテリ
6が劣化した場合あるいは低温環境下にある場合等にお
いては、一般に電源電圧Eは、所定レベルすなわち正常
なときの電圧Eoよりも低い電圧Esとなる。この場
合、制御部100は、電圧Es及び記憶部110の制御
マップ等に基づいて、駆動周期T、通電時間Ton2
(Ton2>Ton1)を算出し、駆動ドライバ120
に出力する。
【0023】すなわち、図5(b)に示すように、制御
部100は、駆動ドライバ120を介して、電磁コイル
24に対して、所定時間(Ton1)よりも長い時間T
on2に亘って通電を行なう。これにより、駆動電圧E
が低下しても、プランジャポンプ20がその低下を補う
ように駆動されるため、安定した吐出量が得られる。
【0024】一方、図6(a)に示すように、電圧E
o、駆動周期T、通電時間Ton1の所定の基準となる
駆動条件下に対して、バッテリ6の電源電圧Eが所定レ
ベルの電圧Eoよりも高い電圧Ehとなるような場合に
おいては、制御部100は、電圧Eh及び記憶部110
の制御マップ等に基づいて、駆動周期T、通電時間To
n3(Ton3<Ton1)を算出し、駆動ドライバ1
20に出力する。
【0025】すなわち、図6(b)に示すように、制御
部100は、駆動ドライバ120を介して、電磁コイル
24に対して、所定時間(Ton1)よりも短い時間T
on3に亘って通電を行なう。これにより、駆動電圧E
が必要以上に高い場合は、プランジャポンプ20による
消費電力が低減されるように駆動され、安定した吐出量
が得られる。
【0026】上記のような通電制御を行なうにあたっ
て、制御マップとしては、例えば図7に示すものを採用
することができる。この制御マップにも示すように、通
電時間Tonを変化させるだけでなく、電源電圧Eに応
じ駆動周期Tを変化させて通電を行なってもよい。例え
ば、図7に示すように、駆動電圧Eがより低い場合、駆
動周期Tを長くし、それに応じて通電時間Tonも長く
する。これにより、電圧レベルの低下にも拘わらず、よ
り安定した吐出性能(吐出量)を確保することができ
る。尚、駆動周期Tとしては、電源電圧Eが低い場合に
限らず、吐出量が要求値を満足しかつ消費電力が最も少
ない条件、もしくは、通電時間Tonによる吐出量の変
化が少ない条件を選択することが望ましい。
【0027】図8は、プランジャポンプ20の駆動方法
として、他の実施形態を示すものである。ここでは、制
御部100が、駆動電流Iを監視し、その値が所定の閾
値Ithになるまで、電磁コイル24に通電を行ない、
その後、所定時間に亘って非通電とするものである。た
だし、駆動電流Iは、電圧変換され、A/D変換器13
0によって電圧値として制御部100に認識されるもの
とする。
【0028】例えば、バッテリ6の電圧Eが所定レベル
よりも高い場合は、図8(a)に示すように、短い時間
Tonsだけで電磁コイル24に通電を行なうと、駆動
電流Iが所定の閾値Ithに達する。その後、電磁コイ
ル24への通電が所定の時間に亘って断たれる。一方、
劣化等によりバッテリ6の電圧Eが低い場合は、図8
(b)に示すように、長い時間Tonlに亘って電磁コ
イル24に通電を行なうと、駆動電流Iが所定の閾値I
thに達する。その後、電磁コイル24への通電が所定
の時間に亘って断たれる。
【0029】上記のような駆動制御においては、駆動電
流Iを監視してフィードバックする制御を行なうため、
制御ソフトが比較的簡略化され、又、プランジャポンプ
20個々のバラツキによる吐出性能への影響を抑制でき
る。
【0030】上記実施形態においては、燃料タンク1内
に配置される燃料供給装置10に一体的に設けられたプ
ランジャポンプ20の駆動について示したが、単体のプ
ランジャポンプ等の駆動にも適用することができる。ま
た、上記実施形態においては、プランジャポンプ20が
二輪車の燃料供給に適用される場合を示したが、これに
限定されず、その他の車両、例えば三輪車又は四輪車等
のカート、芝刈り機、発電機等の汎用エンジン、あるい
は、レジャーボート等の船舶、さらにはスノーモービル
等の如く、小排気量のエンジンの燃料供給に適用される
場合にも、本発明の駆動方法を適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプランジャ
ポンプの駆動方法によれば、電磁起動力により往復動し
て燃料の吸入及び圧送を行なうプランジャポンプに対し
て、制御手段が所定の電源から供給される電力に基づい
て電磁コイルへのパルス通電を制御するにあたり、電源
の電圧に応じて電磁コイルへの通電時間を変化させる、
例えば、電源の電圧が所定レベルより低いとき、電磁コ
イルへの通電時間を所定時間よりも長くし、一方、電源
の電圧が所定レベルより高いとき、電磁コイルへの通電
時間を所定時間よりも短くするように制御することによ
り、電源電圧の変化に拘わらず、安定した所望の吐出量
を確保することができ、又、消費電力の無駄を防止して
経済的な駆動を行なうことができる。
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動を行なうプランジャポンプを
備える燃料供給システムの概略図である。
【図2】プランジャポンプを含む燃料供給装置の縦断面
図である。
【図3】プランジャポンプの駆動制御に係るフローチャ
ートを示す図である。
【図4】(a),(b),(c)は、電源電圧が異なる
場合でのプランジャポンプにおける通電時間及び吐出量
と駆動周期との関係をそれぞれ示すグラフである。
【図5】(a),(b)は、本発明に係る駆動方法の一
実施形態を示す制御図である。
【図6】(a),(b)は、本発明に係る駆動方法の他
の実施形態を示す制御図である。
【図7】本発明に係る駆動方法における制御マップを示
す図である。
【図8】(a),(b)は、本発明に係る駆動方法のさ
らに他の実施形態を示す制御図である。
【図9】プランジャポンプの特性を示すものであり、
(a)は通電時間と吐出流量との関係を示すグラフであ
り、(b)は通電時間と消費電流との関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 3 エンジン 5 インジェクタ 6 バッテリ(電源) 10 燃料供給装置 20 プランジャポンプ 22 プランジャ 24 電磁コイル 40 燃圧レギュレータ 100 制御部(制御手段) 110 記憶部 120 駆動ドライバ(制御手段) 130 A/D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 社 浦 達 也 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内 Fターム(参考) 3G301 HA01 JA10 LB01 LB07 NA08 NB03 NB06 NB13 NC02 ND01 NE01 NE06 NE23 PG01Z PG02A PG02Z 3H045 AA03 AA08 AA12 AA24 AA31 BA32 BA40 CA21 DA08 EA35 3H069 AA06 BB02 CC04 DD05 DD14 EE05 EE33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルへの通電により発生する電磁
    起動力により往復動して燃料の吸入及び圧送を行なうプ
    ランジャポンプに対し、制御手段が所定の電源から供給
    される電力に基づいて前記電磁コイルへのパルス通電を
    制御して、プランジャポンプを駆動させるプランジャポ
    ンプの駆動方法であって、 前記制御手段は、前記電源の電圧に応じて、前記電磁コ
    イルへの通電時間を変化させる、ことを特徴とするプラ
    ンジャポンプの駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記電源の電圧が所定
    レベルより低いとき、前記電磁コイルへの通電時間を所
    定時間よりも長くする、ことを特徴とする請求項1記載
    のプランジャポンプの駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記電源の電圧が所定
    レベルより高いとき、前記電磁コイルへの通電時間を所
    定時間よりも短くする、ことを特徴とする請求項1記載
    のプランジャポンプの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記電源の電圧に応じ
    て、前記電磁コイルへの駆動周期を変化させる、ことを
    特徴とする請求項1記載のプランジャポンプの駆動方
    法。
  5. 【請求項5】 電磁コイルへの通電により発生する電磁
    起動力により往復動して燃料の吸入及び圧送を行なうプ
    ランジャポンプに対し、制御手段が所定の電源から供給
    される電力に基づいて前記電磁コイルへの通電を制御し
    て、プランジャポンプを駆動させるプランジャポンプの
    駆動方法であって、 前記制御手段は、前記電磁コイルへ通電される電流値が
    所定の閾値に至るまで通電を行ない、その後、所定の時
    間に亘って非通電とする、ことを特徴とするプランジャ
    ポンプの駆動方法。
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