JP2003247474A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents

高圧燃料ポンプ

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JP2003247474A
JP2003247474A JP2002044051A JP2002044051A JP2003247474A JP 2003247474 A JP2003247474 A JP 2003247474A JP 2002044051 A JP2002044051 A JP 2002044051A JP 2002044051 A JP2002044051 A JP 2002044051A JP 2003247474 A JP2003247474 A JP 2003247474A
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valve
fuel
pump
plunger
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Hideya Kikuchi
英弥 菊地
Etsuro Hozumi
悦郎 穂積
Takeshi Nagaki
剛 長岐
Kaoru Maeda
薫 前田
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Bosch Corp
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Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ部品の簡素化を図り、低圧側およ
び高圧側での圧力変動を押さえつつコストの低減を可能
とし、さらに吸入弁および吐出弁部分の油密性および強
度を増強可能とした高圧燃料ポンプを提供すること。 【解決手段】 吸入弁および吐出弁の構造をリード弁構
造に代えてフラット弁構造とすること、吐出弁と蓄圧器
との間にオリフィス63を設けること、ポンプの各種構
造部品を削除ないし簡素化すること、たとえば、高圧レ
ギュレーターの圧力リリーフ弁22への変更、圧力リリ
ーフ弁22の取付け構造の変更、吐出側リターン通路2
1の燃料供給通路17への接続によるその配管構造の短
縮化などに着目したもので、吸入弁および吐出弁は、こ
れを共通構造のフラット弁とするとともに、吐出弁と蓄
圧器6との間にオリフィス63を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧燃料ポンプにか
かるもので、とくに筒内直接噴射式燃料噴射装置などに
装備される高圧燃料ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばエンジンのシリンダー内にガソ
リンなどの燃料を直接噴射する筒内直接噴射式燃料噴射
装置においては、エンジンへの搭載性を向上させるた
め、およびコストが比較的高い多気筒ポンプに代わって
そのコスト低減を図るため、単気筒の高圧燃料ポンプが
考案されている。図14ないし図18にもとづき、従来
の燃料噴射装置1およびその高圧燃料ポンプ5について
概説する。図14は、燃料噴射装置1の概略回路図であ
って、燃料噴射装置1は、燃料タンク2と、フィードポ
ンプ3(低圧ポンプ)と、低圧レギュレーター4と、高
圧燃料ポンプ5と、コモンレール6(蓄圧器)と、イン
ジェクター7と、を有する。
【0003】フィードポンプ3は、電動モーター(図示
せず)などによりこれを駆動し、ガソリンなどの燃料を
高圧燃料ポンプ5に供給する。低圧レギュレーター4
は、フィードポンプ3による燃料の圧力を制御する。
【0004】高圧燃料ポンプ5は、低圧側フィルター8
と、低圧ダンパー9と、高圧ポンプ部10と、高圧ダン
パー11と、高圧チェック弁12と、バイパスチェック
弁13と、ベローズリターンチェック弁14と、高圧側
フィルター15と、高圧レギュレーター16(圧力制御
弁)と、を有する。
【0005】低圧側フィルター8および低圧ダンパー9
は、燃料供給通路17にこれを設け、高圧ダンパー11
および高圧チェック弁12は、燃料吐出通路18にこれ
を設けてある。
【0006】バイパスチェック弁13は、燃料供給通路
17から高圧ポンプ部10、高圧ダンパー11および高
圧チェック弁12を迂回して燃料吐出通路18に至るバ
イパス通路19にこれを設ける。ベローズリターンチェ
ック弁14は、ベローズリターン通路20にこれを設け
て、高圧ポンプ部10から燃料タンク2に漏れ燃料を還
流する。高圧側フィルター15および高圧レギュレータ
ー16は、燃料吐出通路18の途中からの吐出側リター
ン通路21にこれを設ける。
【0007】コモンレール6は、所定圧力で燃料を蓄
え、インジェクター7による燃料噴射の圧力を提供する
とともに、圧力リリーフ弁22を設けている。圧力リリ
ーフ弁22は、コモンレール6内の圧力を所定値以下に
保持する安全弁として機能するとともに、高圧燃料ポン
プ5の高圧レギュレーター16が故障したときの圧力制
御弁としても機能する。
【0008】図15は、高圧燃料ポンプ5の縦断面図、
図16は、同、横断面図であって、とくに図15に示す
ように、高圧燃料ポンプ5は、そのポンプハウジング2
3およびタペットホルダー24に各構成要素部品を設け
ている。すなわち、ポンプハウジング23には、燃料供
給通路17に通ずる吸入ポート25(図16)、および
燃料吐出通路18に通ずる吐出ポート26(図16)を
形成し、燃料供給通路17に対向して低圧ダンパー9
を、燃料吐出通路18に対向して高圧ダンパー11を設
ける。さらにポンプハウジング23には、バルブ押さえ
プレート27およびプランジャバレル28を設け、バル
ブ押さえプレート27によりバルブプレート29を押さ
えて固定し、リード弁構成の吸入弁30および吐出弁3
1を形成する。
【0009】プランジャバレル28には、往復動可能に
プランジャ32を収容し、ベローズ33を取り付けると
ともに、ベローズ33の下端部にプランジャ32の下端
部を当接させる。プランジャ32におけるプランジャス
プリング室34内の第1のプランジャスプリング35、
およびベローズ33に取り付けたプランジャスプリング
シート36にシートさせた第2のプランジャスプリング
37によって、プランジャ32を燃料吸入方向に付勢す
る。プランジャ32の先端部とプランジャバレル28と
の間にポンプ室38(プランジャ室)を形成して、プラ
ンジャ32のポンプ作用により燃料の吸入および吐出を
行う。
【0010】プランジャスプリングシート36の下方に
位置して、タペットホルダー24にタペット39を取り
付け、タペットローラー40がエンジンのカム41の駆
動を受けて、第1のプランジャスプリング35および第
2のプランジャスプリング37の付勢力に抗してプラン
ジャ32を燃料圧送方向に駆動可能とし、高圧ポンプ部
10を構成する。
【0011】なお、ベローズ33は、プランジャバレル
28とプランジャ32との間から漏れた燃料を受け、ベ
ローズリターン通路20を通して燃料タンク2側に還流
可能とする。
【0012】低圧ダンパー9は、金属製のダイヤフラム
42と、このダイヤフラム42により画成したアキュム
レーター容積室43および圧力室44を有し、低圧側の
脈動を低減可能とする。高圧ダンパー11は、金属製の
ダイヤフラム45と、このダイヤフラム45により画成
したアキュムレーター容積室46および圧力室47を有
し、高圧側の脈動を低減可能とする。
【0013】高圧チェック弁12は、高圧ダンパー11
と協動して高圧側の脈動を低減可能とする。バイパスチ
ェック弁13は、エンジンの低速時に、高圧ポンプ部1
0によらず、フィードポンプ3から直接コモンレール6
に燃料を供給するためのものである。
【0014】図17は、高圧レギュレーター16の断面
図であって、高圧レギュレーター16は、レギュレータ
ーハウジング48と、スプリングシート49と、レギュ
レータースプリング50と、スプール弁51と、を有
し、燃料吐出通路18からの燃料圧力によりスプール弁
51がシート部52からリフトすることにより、燃料吐
出通路18と低圧ポート53とを連通し、燃料吐出通路
18内の圧力を制御する。
【0015】図18は、コモンレール6に取り付ける圧
力リリーフ弁22の断面図であって、圧力リリーフ弁2
2は、バルブホルダー54と、スプリングシート55
と、バルブスプリング56と、ボール弁57と、を有
し、コモンレール6内の燃料圧力が所定レベル以上にな
ったとき、ボール弁57がシート部58からリフトする
ことにより、コモンレール6と燃料タンク2とを連通
し、コモンレール6内の圧力を安全に保持する。なお、
圧力リリーフ弁22は、バルブホルダー54のフランジ
部54Aをスナップリング59などにより押さえて、こ
れをコモンレール6に取り付ける。
【0016】こうした構成の燃料噴射装置1およびその
高圧燃料ポンプ5においては、高圧ダンパー11や高圧
チェック弁12により、とくに高圧側の脈動を低減する
とともに、高圧レギュレーター16により高圧燃料ポン
プ5の圧力を制御し、さらにバイパスチェック弁13に
より、とくにエンジンの始動時における高圧ポンプ部1
0の迂回などを行っているが、このようなポンプとして
の機能や特性の維持とともにコストの低減も要請されて
いる。
【0017】さらに、ポンプ圧力およびポンプ容量を可
変として、駆動動力を低減することも要請されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、低圧側および高圧側
での圧力変動を押さえつつコストの低減を可能とした高
圧燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0019】また本発明は、従来の機能ないし特性を損
なうことなく、コストダウンを可能とした高圧燃料ポン
プを提供することを課題とする。
【0020】また本発明は、ポンプ部品の簡素化を図っ
た高圧燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0021】また本発明は、吸入弁および吐出弁部分の
油密性を向上可能な高圧燃料ポンプを提供することを課
題とする。
【0022】また本発明は、吸入弁および吐出弁の強度
を増強可能とした高圧燃料ポンプを提供することを課題
とする。
【0023】また本発明は、プランジャにおけるプラン
ジャスプリング室によるデッドボリュームを減少させ、
コストの低減とともに性能を向上可能とした高圧燃料ポ
ンプを提供することを課題とする。
【0024】また本発明は、ポンプ圧力およびポンプ容
量を可変として、駆動動力を低減することができる高圧
燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0025】また本発明は、コモンレール内の圧力変動
を極力少なくすることができる高圧燃料ポンプを提供す
ることを課題とする。
【0026】また本発明は、可変圧力および可変容量と
することによるポンプ性能の向上とともに、始動時の圧
力上昇を早め、エンジンからの炭化水素の排出量を低減
可能とした高圧燃料ポンプを提供することを課題とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、吸入
弁および吐出弁の構造をリード弁構造に代えてフラット
弁構造とすること、吐出弁と蓄圧器との間にオリフィス
を設けること、ポンプの各種構造部品を削除ないし簡素
化すること、たとえば高圧ダンパー、高圧チェック弁、
あるいはバイパスチェック弁などの削除、高圧レギュレ
ーターの圧力リリーフ弁への変更、圧力リリーフ弁の取
付け構造の変更、プランジャの付勢構造の簡素化(第1
のプランジャスプリングの省略)、吐出側リターン通路
の燃料供給通路への接続によるその配管構造の短縮化、
さらには電磁弁によるポンプ圧力および容量の可変化な
どに着目したもので、燃料タンクからの燃料を吸入弁か
らポンプ室に吸い込むとともにこの燃料を高圧として吐
出弁から蓄圧器に供給する高圧ポンプ部と、この高圧ポ
ンプ部における上記吐出弁の下流側から低圧側に接続す
る圧力制御弁と、を有する高圧燃料ポンプであって、上
記吸入弁および上記吐出弁は、これを共通構造のフラッ
ト弁とするとともに、上記吐出弁と上記蓄圧器との間に
オリフィスを設けたことを特徴とする高圧燃料ポンプで
ある。
【0028】上記圧力制御弁は、これを圧力リリーフ弁
とするとともに、この圧力リリーフ弁を上記吐出弁の下
流側から上記吸入弁と上記燃料タンクとの間の低圧側に
接続することができる。この圧力リリーフ弁は、コモン
レールなどと蓄圧器に取り付けていたものと同じ弁とす
ることができる。
【0029】上記吸入弁および吐出弁が連通する上記ポ
ンプ室を形成したプランジャバレルと、このプランジャ
バレル内を往復動することにより、上記吸入弁を介して
上記ポンプ室内に燃料を吸入するとともに、この燃料を
上記吐出弁を介して圧送可能なプランジャと、このプラ
ンジャを吸入方向に付勢するプランジャスプリングと、
を有することができる。
【0030】上記プランジャスプリングをガイドするス
プリングガイドを設けるとともに、上記ポンプ室に燃料
を供給する燃料供給通路を、上記スプリングガイドに形
成することができる。
【0031】上記プランジャを吸入方向に付勢する第1
のプランジャスプリングおよび第2のプランジャスプリ
ングを有することができる。
【0032】上記プランジャスプリングのプランジャス
プリングシートに上記プランジャを固定するとともに、
上記プランジャスプリングは、これを単一のプランジャ
スプリングとすることができる。
【0033】上記圧力リリーフ弁は、上記高圧ポンプ部
のポンプハウジングとタペットホルダーとの間にそのフ
ランジ部を設けることができる。
【0034】上記プランジャによるポンプ作用に応じて
上記ポンプ室の開閉を制御する電磁弁を設けることがで
きる。
【0035】上記蓄圧器に接続したインジェクターによ
る燃料噴射のタイミングに同期して上記ポンプ室の開閉
を制御する電磁弁を設けることができる。
【0036】上記高圧ポンプ部は、単気筒式のポンプで
あることができる。
【0037】本発明による高圧燃料ポンプにおいては、
吸入弁および吐出弁の構造をフラット弁とするととも
に、吐出弁と蓄圧器との間にオリフィスを設けることに
より、吸入弁および吐出弁の油密性および強度を増強す
るとともに、高圧ダンパーなしでも高圧側の脈動を所定
レベルに押さえることができる。したがって、ポンプの
各種構造部品を削除ないし簡素化することが可能となっ
た。たとえば、高圧ダンパー、高圧チェック弁、バイパ
スチェック弁などの削除、高圧レギュレーターの圧力リ
リーフ弁への変更が可能となり、コストを低減すること
ができる。また、圧力リリーフ弁の取付け構造の変更、
プランジャの付勢構造の簡素化(第1のプランジャスプ
リングの省略)、吐出側リターン通路の燃料供給通路へ
の接続によるその配管構造の短縮化などにより、コスト
ダウンを可能とすることができる。
【0038】さらに、高圧ダンパーに代わって電磁弁を
圧力制御弁として設けることにより、電磁弁によるポン
プ圧力および容量の可変化などにを可能とし、ポンプ性
能の維持ないし向上とともに、燃料噴射とポンプとの圧
力制御を同期させて蓄圧器の容量を小型化することが可
能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の第1の実施の形態
による高圧燃料ポンプを備えた燃料噴射装置を図1ない
し図6にもとづき説明する。ただし、図14ないし図1
8と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを
省略する。図1は、燃料噴射装置60およびその高圧燃
料ポンプ61の概略回路図であって、燃料噴射装置60
においては、従来の燃料噴射装置1(図14)における
バイパスチェック弁13およびそのバイパス通路19、
さらに高圧ダンパー11を取り除くとともに、吐出側リ
ターン通路21を燃料タンク2ではなく燃料供給通路1
7側に接続している。また、高圧燃料ポンプ61の高圧
ポンプ部62の構造も変更している。さらに、吐出側リ
ターン通路21における高圧レギュレーター16の代わ
りに圧力リリーフ弁22を設けているとともに、コモン
レール6の圧力リリーフ弁22を省略している。さらに
また、燃料吐出通路18において高圧チェック弁12と
コモンレール6との間にオリフィス63を設けている。
【0040】図2は、高圧燃料ポンプ61部分の縦断面
図、図3は、図2を90度回動した状態の縦断面図であ
って、とくに図2に示すように、プランジャバレル28
およびプランジャ32、さらにベローズ33、プランジ
ャスプリングシート36、第1のプランジャスプリング
35および第2のプランジャスプリング37などの部分
については、従来の燃料噴射装置1の高圧燃料ポンプ5
(図15参照)と同様であるが、従来の高圧燃料ポンプ
5のようなバルブプレート29によるリード弁構造の吸
入弁30および吐出弁31ではなく、フラット弁構成の
吸入弁64および吐出弁65を設けるとともに、高圧ダ
ンパー11を削除してその設置部分をプラグ66により
閉鎖している。
【0041】吸入弁64および吐出弁65は、その構成
自体は共通化されており、燃料の吸入方向あるいは吐出
方向にそれぞれを向けるかが異なっている。すなわち図
4は、吸入弁64(吐出弁65)部分の拡大断面図であ
って、吸入弁64および吐出弁65は、バルブハウジン
グ67と、スプリングシート68と、バルブスプリング
69と、フラットプレートから構成したフラットバルブ
ボディ70と、バルブシート71と、を有する。
【0042】バルブハウジング67をポンプハウジング
23内にネジ込み構造とし、バルブハウジング67に取
り付けたスプリングシート68にバルブスプリング69
をシートさせ、フラットバルブボディ70をバルブシー
ト71に所定押圧力で押し付けて、バルブスプリング6
9の付勢力に抗して吸入方向あるいは吐出方向に可動に
取り付ける。
【0043】ただし、吸入弁64については、プランジ
ャスプリング室34に臨むスプリングガイド72をバル
ブハウジング67に取り付け、このスプリングガイド7
2に燃料吸入通路73を形成している。
【0044】こうした構成の高圧燃料ポンプ61および
燃料噴射装置60において、低圧脈動および高圧脈動を
所定範囲内に押さえることができるとともに、吸入弁6
4および吐出弁65の強度を増すとともに油密性を向上
し、かつ部品の共通化によるコストの削減を実現するこ
とができる。
【0045】すなわち図5は、ポンプの回転数に対する
吸入圧力の関係を示すグラフであって、従来の燃料噴射
装置1(図14)のように吐出側リターン通路21を燃
料タンク2ではなく、燃料供給通路17に接続しても、
吸入圧力の平均値に対する低圧脈動の上下のレベルがポ
ンプ回転数2500rpm以下で65kPa以下である
ことがわかる。
【0046】また図6は、ポンプの回転数に対するコモ
ンレール6内の圧力の関係を示すグラフであって、高圧
ダンパー11を削除し、代わりにオリフィス63(図
1)を設けるだけでも、オリフィス63による流量抑制
作用により、コモンレール6内の圧力に対して高圧脈動
の上下のレベルが1MPaを大きく下回ることがわか
る。
【0047】さらに、従来の吸入弁30および吐出弁3
1のようにバルブプレート29によるリード弁構造では
なくフラットバルブボディ70によるフラット弁構造と
したので、吸入弁64および吐出弁65の強度を増し、
油密性を向上させることができる。
【0048】さらにまた、高圧ダンパー11およびバイ
パスチェック弁13の削除による部品点数の減少、なら
びに吐出側リターン通路21の短縮化による燃料タンク
2へのホースジョイントの削減を実現し、コストの低減
が可能となった。
【0049】なお本発明において、圧力リリーフ弁22
は、燃料吐出通路18から高圧ポンプ部62より低圧側
の燃料供給通路17に至る吐出側リターン通路21にこ
れを接続するが、この吐出側リターン通路21を吸入弁
64の上流側に接続し、さらに高圧ポンプ部62におけ
るポンプ室38に高圧側フィルター15とともに圧力リ
リーフ弁22を臨ませてもよい。
【0050】図7は、本発明の第2の実施の形態による
高圧燃料ポンプ80の縦断面図、図8は、同、横断面図
であって、高圧燃料ポンプ80は、第1の実施の形態に
よる高圧燃料ポンプ61(図2、図3)とは、吸入弁6
4および吐出弁65について同様の構成であるが、異な
る点は、プランジャ32およびその付勢構造、ならびに
従来の燃料噴射装置1のように高圧ダンパー11をその
まま設けている点、さらに圧力リリーフ弁22の取付け
構造にある。なお、高圧ダンパー11を装備しているの
で、燃料吐出通路18にオリフィス63を設ける必要は
ない。
【0051】すなわち、とくに図7に示すように、プラ
ンジャバレル28内のプランジャ32の下端部をプラン
ジャスプリングシート36に固定することにより、プラ
ンジャ32とプランジャスプリングシート36とを一体
構造として、高圧ポンプ部81とする。したがって、プ
ランジャ32の吸入方向への付勢部材としては単一の第
2のプランジャスプリング37だけでよいばかりか、プ
ランジャ32の先端側にプランジャスプリング室34を
形成する必要がないとともに、第1のプランジャスプリ
ング35用のスプリングガイド72を設ける必要がな
く、ポンプ室38のデッドボリュームを減らしてコスト
低減および性能向上に寄与することができる。
【0052】さらに図9は、図8のIX−IX線断面図
であって、圧力リリーフ弁22の取付け構造を示す。す
なわち、圧力リリーフ弁22は、ポンプハウジング23
とタペットホルダー24との当接部分にこれを配置し、
図18に示した圧力リリーフ弁22のバルブホルダー5
4のフランジ部54Aをタペットホルダー24の端面2
4Aに付き当てるように固定することができる。したが
って、図18のように圧力リリーフ弁22を固定するた
めのスナップリング59が不要となって部品点数を減ら
すことができる。あるいは高圧レギュレーター16自体
を圧力リリーフ弁22に取り替えることで、高圧レギュ
レーター16をポンプハウジング23に固定していたナ
ットなどが不要となる。
【0053】図10は、本発明の第3の実施の形態によ
る燃料噴射装置90の概略回路図であって、燃料噴射装
置90の高圧燃料ポンプ91においては、従来の燃料噴
射装置1(図14)における高圧ダンパー11、高圧チ
ェック弁12およびバイパスチェック弁13を取り除く
とともに、バイパスチェック弁13の代わりに高圧ダン
パー11の部分に電磁弁によるコントロールバルブ92
を設け、高圧レギュレーター16の代わりに圧力リリー
フ弁22を設けている。なお、コントロールバルブ92
を装備しているので、燃料吐出通路18にオリフィス6
3を設ける必要はない。また、吐出側リターン通路21
は、従来の燃料噴射装置1(図14)と同様に、燃料タ
ンク2に接続している。
【0054】図11は、高圧燃料ポンプ91の縦断面
図、図12は、同、横断面図であって、高圧燃料ポンプ
91においては、プランジャバレル28内のプランジャ
32は、第2の実施の形態による高圧燃料ポンプ80
(図7)ないしその高圧ポンプ部81の構造と同様であ
り、吸入弁64および吐出弁65の構造は、そのスプリ
ングシート68(図4参照)をプランジャバレル28の
先端部に圧入、固定している。
【0055】ただし、ベローズ33の代わりに、ともに
リップシールによるガソリンシール93およびオイルシ
ール94を設け、ガソリンシール93により燃料をシー
ルし、オイルシール94によりエンジンオイルをシール
している。
【0056】コントロールバルブ92は、プランジャ3
2の往復動に応じてポンプ室38を開閉制御する。すな
わち、吸入弁64およびポンプ室38に臨んで形成した
連通路95をコントロールバルブ92のバルブボディ9
6が開閉可能としている。すなわち、コントロールバル
ブ92を「オン」とすると連通路95を「閉」とし、燃
料供給通路17に通ずる低圧側通路97と連通路95と
の連通を遮断する。コントロールバルブ92を「オフ」
とすると、連通路95を「開」とし、連通路95と低圧
側通路97とを連通することにより、ポンプ室38を低
圧側に連通する。
【0057】こうした構成の燃料噴射装置90および高
圧燃料ポンプ91において、コントロールバルブ92に
より高圧燃料ポンプ91の圧力および容量を可変とする
ことができる。すなわち、プランジャ32による燃料の
圧送時にコントロールバルブ92を「オン」とすること
により連通路95を「閉」として圧送を実行させる。ま
た、プランジャ32の圧送停止時にコントロールバルブ
92を「オフ」とすることにより連通路95を「開」と
して圧送を無効化する。かくして、プランジャ32の作
動に対するコントロールバルブ92の駆動タイミングを
制御することにより、高圧燃料ポンプ91による吐出圧
力および容量を可変とすることができる。
【0058】たとえば、プランジャ32による圧送の始
めのタイミングを制御する方式により、カム角度に対す
る圧送タイミングを前方にずらすとともに、ポンプ吐出
量を漸増させることができる。あるいは、プランジャ3
2による圧送の終わりのタイミングを制御する方式によ
り、カム角度に対する圧送タイミングを後方にずらすと
ともに、ポンプ吐出量を漸増させることができる。
【0059】さらに、エンジンが四シリンダーの場合、
エンジンのカム41により駆動される高圧燃料ポンプ9
1の一回転にコントロールバルブ92を四回作動させ、
すなわち、四本のインジェクター7の作動回数と同じく
することにより、良好な性能を得る。図13は、カム4
1の回転角に対するインジェクターの駆動信号、コモン
レール6内の圧力、低圧脈動、およびコントロールバル
ブ92の駆動電流の関係を示すグラフであって、図示の
ように、コモンレール6内の圧力をほぼ一定に制御する
ことができるとともに、インジェクター7の駆動電流に
併せてコントロールバルブ92の駆動電流を供給するこ
とにより、高圧燃料ポンプ91の駆動をインジェクター
7の作動と同期させ、良好な噴射特性を得ることができ
る。したがって、燃料噴射と高圧燃料ポンプ91の圧力
制御を同期することができ、コモンレール6の容量を小
さくすることが可能となって、エンジンの始動時の圧力
上昇が早く、エンジンの炭化水素の排出量を減少させる
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸入弁お
よび吐出弁をフラット弁としてその強度を増し、またポ
ンプの構成部品を簡素化して、コストの低減およびポン
プ性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による高圧燃料ポン
プ61を備えた燃料噴射装置60の概略回路図である。
【図2】同、高圧燃料ポンプ61部分の縦断面図であ
る。
【図3】同、図2を90度回動した状態の縦断面図であ
る。
【図4】同、吸入弁64(吐出弁65)部分の拡大断面
図である。
【図5】同、ポンプの回転数に対する吸入圧力の関係を
示すグラフである。
【図6】同、ポンプの回転数に対するコモンレール6内
の圧力の関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第2の実施の形態による高圧燃料ポン
プ80の縦断面図である。
【図8】同、横断面図である。
【図9】同、図8のIX−IX線断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態による燃料噴射装
置90の概略回路図である。
【図11】同、高圧燃料ポンプ91の縦断面図である。
【図12】同、横断面図である。
【図13】同、カム41の回転角に対するインジェクタ
ーの駆動信号、コモンレール6内の圧力、低圧脈動、お
よびコントロールバルブ92の駆動電流の関係を示すグ
ラフである。
【図14】従来の燃料噴射装置1の概略回路図である。
【図15】同、高圧燃料ポンプ5の縦断面図である。
【図16】同、横断面図である。
【図17】同、高圧レギュレーター16の断面図であ
る。
【図18】同、コモンレール6に取り付ける圧力リリー
フ弁22の断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置(図14) 2 燃料タンク 3 フィードポンプ(低圧ポンプ) 4 低圧レギュレーター 5 高圧燃料ポンプ(図15、図16) 6 コモンレール(蓄圧器) 7 インジェクター 8 低圧側フィルター 9 低圧ダンパー 10 高圧ポンプ部 11 高圧ダンパー 12 高圧チェック弁 13 バイパスチェック弁 14 ベローズリターンチェック弁 15 高圧側フィルター 16 高圧レギュレーター(圧力制御弁)(図14、図
17) 17 燃料供給通路 18 燃料吐出通路 19 バイパス通路 20 ベローズリターン通路 21 吐出側リターン通路 22 圧力リリーフ弁(図14、図18) 23 ポンプハウジング 24 タペットホルダー 24A タペットホルダー24の端面(図9) 25 吸入ポート 26 吐出ポート 27 バルブ押さえプレート 28 プランジャバレル 29 バルブプレート 30 バルブ押さえプレート27による吸入弁 31 バルブ押さえプレート27による吐出弁 32 プランジャ 33 ベローズ 34 プランジャスプリング室 35 第1のプランジャスプリング 36 プランジャスプリングシート 37 第2のプランジャスプリング 38 ポンプ室(プランジャ室) 39 タペット 40 タペットローラー 41 エンジンのカム 42 低圧ダンパー9のダイヤフラム 43 アキュムレーター容積室 44 圧力室 45 高圧ダンパー11のダイヤフラム 46 アキュムレーター容積室 47 圧力室 48 高圧レギュレーター16のレギュレーターハウジ
ング(図17) 49 スプリングシート 50 レギュレータースプリング 51 スプール弁 52 シート部 53 低圧ポート 54 圧力リリーフ弁22のバルブホルダー(図18) 54A バルブホルダー54のフランジ部 55 スプリングシート 56 バルブスプリング 57 ボール弁 58 シート部 59 スナップリング 60 燃料噴射装置(図1) 61 高圧燃料ポンプ(第1の実施の形態、図1、図
2、図3) 62 高圧ポンプ部 63 オリフィス 64 フラット弁構造の吸入弁(図4) 65 フラット弁構造の吐出弁(図4) 66 プラグ 67 吸入弁64(吐出弁65)のバルブハウジング
(図4) 68 スプリングシート 69 バルブスプリング 70 フラットバルブボディ 71 バルブシート 72 スプリングガイド 73 燃料吸入通路 80 高圧燃料ポンプ(第2の実施の形態、図7、図
8) 81 高圧ポンプ部 90 燃料噴射装置(図10) 91 高圧燃料ポンプ91(第3の実施の形態、図1
1、図12) 92 コントロールバルブ(電磁弁) 93 ガソリンシール(リップシール) 94 オイルシール(リップシール) 95 連通路 96 バルブボディ 97 低圧側通路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 59/46 F02M 59/46 Q (72)発明者 穂積 悦郎 神奈川県横浜市都筑区牛久保3−9−1 株式会社ボッシュオートモーティブシステ ム横浜事業所内 (72)発明者 長岐 剛 神奈川県横浜市都筑区牛久保3−9−1 株式会社ボッシュオートモーティブシステ ム横浜事業所内 (72)発明者 前田 薫 神奈川県横浜市都筑区牛久保3−9−1 株式会社ボッシュオートモーティブシステ ム横浜事業所内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AC09 AD12 BA61 BA63 BA67 CA01S CA04T CA05T CA20T CA23T CA36 CA38 CB11 CD03 CD29 CE02 CE22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクからの燃料を吸入弁からポ
    ンプ室に吸い込むとともにこの燃料を高圧として吐出弁
    から蓄圧器に供給する高圧ポンプ部と、 この高圧ポンプ部における前記吐出弁の下流側から低圧
    側に接続する圧力制御弁と、を有する高圧燃料ポンプで
    あって、 前記吸入弁および前記吐出弁は、これを共通構造のフラ
    ット弁とするとともに、 前記吐出弁と前記蓄圧器との間にオリフィスを設けたこ
    とを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記圧力制御弁は、これを圧力リリー
    フ弁とするとともに、 この圧力リリーフ弁を前記吐出弁の下流側から前記吸入
    弁と前記燃料タンクとの間の低圧側に接続することを特
    徴とする請求項1記載の高圧燃料ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記吸入弁および吐出弁が連通する前
    記ポンプ室を形成したプランジャバレルと、 このプランジャバレル内を往復動することにより、前記
    吸入弁を介して前記ポンプ室内に燃料を吸入するととも
    に、この燃料を前記吐出弁を介して圧送可能なプランジ
    ャと、 このプランジャを吸入方向に付勢するプランジャスプリ
    ングと、を有することを特徴とする請求項1記載の高圧
    燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記プランジャスプリングをガイドす
    るスプリングガイドを設けるとともに、 前記ポンプ室に燃料を供給する燃料供給通路を、前記ス
    プリングガイドに形成したことを特徴とする請求項3記
    載の高圧燃料ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記プランジャを吸入方向に付勢する
    第1のプランジャスプリングおよび第2のプランジャス
    プリングを有することを特徴とする請求項3記載の高圧
    燃料ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記プランジャスプリングのプランジ
    ャスプリングシートに前記プランジャを固定するととも
    に、 前記プランジャスプリングは、これを単一のプランジャ
    スプリングとしたことを特徴とする請求項3記載の高圧
    燃料ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記圧力リリーフ弁は、前記高圧ポン
    プ部のポンプハウジングとタペットホルダーとの間にそ
    のフランジ部を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    高圧燃料ポンプ。
  8. 【請求項8】 前記プランジャによるポンプ作用に応
    じて前記ポンプ室の開閉を制御する電磁弁を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の高圧燃料ポンプ。
  9. 【請求項9】 前記蓄圧器に接続したインジェクター
    による燃料噴射のタイミングに同期して前記ポンプ室の
    開閉を制御する電磁弁を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の高圧燃料ポンプ。
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