JP2003120338A - 作業機 - Google Patents

作業機

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JP2003120338A
JP2003120338A JP2001322333A JP2001322333A JP2003120338A JP 2003120338 A JP2003120338 A JP 2003120338A JP 2001322333 A JP2001322333 A JP 2001322333A JP 2001322333 A JP2001322333 A JP 2001322333A JP 2003120338 A JP2003120338 A JP 2003120338A
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M1/02Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling being chokes for enriching fuel-air mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means

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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの操作部によって、停止、始動およびチ
ョーク操作の切替を行う作業機において、操作の動作伝
達機構が簡略な作業機の提供。 【解決手段】 操作部は、停止位置と、始動位置と、チ
ョーク作動位置とに回転可能な回転体で構成されてい
る、回転軸を中心に回転するバルブと、回転軸に設けら
れたアーム部と、長手方向への移動によって回転体の運
動をアーム部に伝達するための伝動部材とを有する。伝
動部材は、アーム部に連結された先端部と、回転体に連
結された基端部との間に延び、回転体には基端部を受け
入れる逃げ孔が形成されている。回転体が停止位置から
始動位置まで回転する間は、基端部が逃げ孔の中で移動
して伝動部材は長手方向に移動せず、また、始動位置か
らチョーク作動位置まで回転する間は、基端部は逃げ孔
の中での移動が規制され、伝動部材が長手方向に移動さ
れて、アーム部材に回転体の運動が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関によって駆動
される作業機に関し、より詳細には、一つの操作部によ
って、前記内燃機関の停止、始動およびチョーク操作の
切替を行う作業機に関する。
【従来技術】動力源である内燃機関によって駆動される
作業機には、一般的に、チョークバルブを開閉するため
のチョークバルブ開閉機構と、スロットルバルブを開閉
するためのスロットルバルブ開閉機構と、該スロットル
バルブ開閉機構と前記チョークバルブ開閉機構とを連動
させるための連動機構と、該連動機構を解除するための
解除機構と、を有する。前記内燃機関を始動させるに
は、電気スイッチを停止位置から始動位置まで移動させ
て、点火部を電気的にON状態とし、また、前記内燃機
関が冷えている場合には、前記チョークバルブ開閉機構
を作動させて前記チョークバルブを閉じてから、前記内
燃機関を始動させる。この際、前記チョークバルブ開閉
機構は前記スロットルバルブ開閉機構とは、前記連動機
構によって互いに連動されており、前記チョークバルブ
開閉機構が作動している間は、スロットルバルブが半開
されるようになっている。
【0002】例えば、特開平5−214972号公報に
は、前記作業機の一つであるチェーンソーに関し、一つ
の操作部によって、内燃機関の停止、始動およびチョー
ク操作の切替を行えるようにせしめたものが開示されて
いる。この作業機においては、作業者が握る、機体の前
後方向に延びるハンドルの前端部に前記操作部が設けら
れている。また、前記ハンドルの後端部の内部には、チ
ョークバルブ開閉機構と、スロットルバルブ開閉機構
と、これらの連動機構とが設けられている。これらと前
記操作部とがリンク機構によって作動上連結されてお
り、前記操作部の動作が後方に設けられた前記各機構に
伝達されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記作業機において
は、一つの前記操作部によって、前記内燃機関の停止、
始動およびチョーク操作の切替を行うことができる点で
利便性は高いが、内部の前記リンク構造が複雑で、部品
点数が多く、組立て工程に手間がかかり、コスト高の要
因となる。そこで、本発明は、一つの操作部によって、
内燃機関の停止、始動およびチョーク操作の切替を行う
ことができる作業機であって、操作の動作を伝達する機
構が簡略な作業機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
つの操作部によって、動力源である内燃機関の停止、始
動およびチョーク操作の切替を行う作業機であって、前
記操作部は、順に、前記内燃機関を停止させる第一回転
位置と、始動させる第二回転位置と、チョーク開閉機構
を作動させる第三回転位置と、に回転運動により切替え
可能な回転体で構成されており、前記チョーク開閉機構
は、チョークバルブと、該チョークバルブを回転させる
チョーク回転軸と、該チョーク回転軸に設けられたアー
ム部と、を有し、更に、長手方向に移動することによっ
て前記回転体の運動を前記アーム部に伝達して前記チョ
ークバルブを閉じるチョーク作動用伝動部材を有し、該
チョーク作動用伝動部材は、前記アーム部に連結された
先端部と前記回転体に連結された基端部との間に延びて
おり、前記回転体には、前記基端部を受け入れる逃げ孔
が形成されており、前記回転体が前記第一回転位置から
前記第二回転位置まで回転する間は、前記基端部は前記
逃げ孔の中で相対移動するだけで、前記チョーク作動用
伝動部材は前記長手方向には移動せず、また、前記回転
体が前記第二回転位置から前記第三回転位置まで回転す
る間は、前記基端部は前記逃げ孔の中での移動が規制さ
れ、前記回転体の回転運動によって前記チョーク作動用
伝動部材が前記長手方向に移動され、前記アーム部に前
記回転体の運動が伝達されることを特徴とする作業機に
よって達成することができる。
【0005】本発明に係る作業機は以下の通り作動す
る。まず、前記操作部を、前記内燃機関の停止位置であ
る前記第一回転位置から、始動位置である前記第二回転
位置まで移動させる。これによって、点火部がONとな
り始動可能な状態となる。前記回転体が前記第一回転位
置から前記第二回転位置まで回転する間は、前記チョー
ク作動用伝動部材の前記基端部が、前記回転体の前記逃
げ孔の中で相対移動することによって、前記作業機の本
体部分に対しては移動せず、前記チョーク作動用伝動部
材は前記長手方向に移動しない。また、例えば、前記内
燃機関が冷えた状態である場合においては、前記操作部
を、前記チョーク開閉機構を作動させる前記第三回転位
置まで更に移動させる。前記回転体が前記第二回転位置
から前記第三回転位置まで回転する間は、前記基端部は
前記逃げ孔の中での移動が規制され、前記回転体の運動
によって前記チョーク作動用伝動部材が前記長手方向に
移動される。これによって、前記チョーク作動用伝動部
材の前記先端部が連結されている前記アーム部が揺動さ
れ、前記チョーク回転軸が回転されて、前記チョークバ
ルブが閉じられる。これによって、前記内燃機関の冷態
時始動が容易になる。
【0006】本発明によれば、前記操作部の動作を前記
チョーク開閉機構へ確実に伝達する簡略な構造を有する
ので、組立てが容易であり、安価な作業機を提供するこ
とができる。
【0007】また、本発明の別の観点によれば、上記目
的は、一つの操作部によって、動力源である内燃機関の
停止、始動およびチョーク操作の切替を行う作業機であ
って、前記操作部は、順に、前記内燃機関を停止させる
第一回転位置P1と、始動可能にさせる第二回転位置
と、チョーク開閉機構を作動させる第三回転位置と、に
回転運動により切替え可能な回転体で構成されており、
前記チョーク開閉機構は、チョークバルブと、該チョー
クバルブを回転させるチョーク回転軸と、該チョーク回
転軸に設けられたアーム部と、を有し、更に、長手方向
に移動することによって前記回転体の運動を前記アーム
部に伝達して前記チョークバルブを閉じるチョーク作動
用伝動部材を有し、該チョーク作動用伝動部材は、前記
アーム部に連結された先端部と前記回転体に連結された
基端部との間に延びており、前記回転体には、前記基端
部を受け入れる逃げ孔が形成されており、前記回転体が
前記第一回転位置から前記第二回転位置まで回転する間
は、前記基端部は前記逃げ孔の中で相対移動して前記回
転に対して半径方向に移動し、前記チョーク作動用伝動
部材が前記先端部を中心として揺動運動を行い、また、
前記回転体が前記第二回転位置から前記第三回転位置ま
で回転する間は、前記基端部の前記逃げ孔の中での移動
が規制され、前記回転体の運動によって前記チョーク作
動用伝動部材が前記長手方向に押されて、前記アーム部
に前記回転体の運動が伝達されることを特徴とする作業
機によって達成することができる。
【0008】本発明においては、前記回転体が前記第一
回転位置から前記第二回転位置まで回転する間は、前記
基端部が前記逃げ孔の中で相対移動して、前記チョーク
作動用伝動部材が前記先端部を中心として揺動運動のみ
行う。すなわち、前記チョーク作動用伝動部材の前記先
端部は実質的に移動しないから、前記バルブ回転軸に設
けられた前記アーム部は揺動されず、前記チョークバル
ブは閉じられない。また、前記回転体が前記第二回転位
置から前記第三回転位置まで回転する間は、前記基端部
の前記逃げ孔の中での移動が規制されるので、前記回転
体の運動が前記チョーク作動用伝動部材に伝達され、前
記チョーク作動用伝動部材が前記長手方向に移動され
て、前記アーム部に前記回転体の運動が伝達される。
【0009】更に、本発明の別の観点においては、上記
目的は、一つの操作部によって、動力源である内燃機関
の停止、始動およびチョーク操作の切替を行う作業機で
あって、前記操作部は、順に、前記内燃機関を停止させ
る第一回転位置P1と、始動可能にさせる第二回転位置
と、チョーク開閉機構を作動させる第三回転位置と、に
回転運動により切替え可能な回転体で構成されており、
前記チョーク開閉機構は、チョークバルブと、該チョー
クバルブを回転させるチョーク回転軸と、該チョーク回
転軸に設けられたアーム部と、を有し、更に、長手方向
に移動することによって前記回転体の運動を前記アーム
部に伝達して前記チョークバルブを閉じるチョーク作動
用伝動部材を有し、該チョーク作動用伝動部材は、前記
チョーク作動用アーム部に連結された先端部と前記回転
体に連結された基端部との間において横方向に延びてお
り、前記回転体には、前記基端部を受け入れる逃げ孔が
形成されており、該逃げ孔は前記横方向に延びる長孔で
あり、該長孔は、前記回転体の回転方向に対して進み側
に位置する進み側端部と、遅れ側に位置する遅れ側端部
と、を有し、前記回転体が、前記第一回転位置にあると
き、前記基端部は前記進み側端部に位置しており、ま
た、前記回転体が前記第一回転位置から前記第二回転位
置まで回転することによって、前記基端部は、前記進み
側端部から前記遅れ側端部まで移動し、その間、前記基
端部が前記逃げ孔の中で前記回転体の半径方向に移動し
て、前記回転体に対して半径方向に移動し、前記チョー
ク作動用伝動部材が前記先端部を中心として揺動運動を
行い、また、前記回転体が前記第二回転位置から前記第
三回転位置まで回転する間は、前記基端部は前記遅れ側
端部に保持され、前記回転体の運動によって前記チョー
ク作動用伝動部材が前記長手方向に移動されて、前記チ
ョーク作動用アーム部に前記回転体の運動が伝達される
ことを特徴とする作業機によって達成することができ
る。
【0010】本発明の実施の形態においては、スロット
ルを開閉するスロットル開閉機構と、該スロットル開閉
機構と前記チョーク開閉機構とを連動させるための連動
機構と、該連動機構を解除するための解除レバーを有す
る解除機構と、を有し、前記操作部および前記解除レバ
ーは、前後方向に延びるハンドルの前端部に設けられ、
前記チョーク開閉機構、前記スロットル開閉機構および
前記連動機構は、前記ハンドルの後端部の内部に収容さ
れており、前記チョーク作動用伝動部材は、前記回転体
から前記チョーク回転軸に設けられた前記アーム部ま
で、前記ハンドルの内部において前後方向に延びる棒状
部材であり、前記解除機構は、基端部が前記解除レバー
に、また、先端部が前記連動機構に連結され、前記ハン
ドルの内部において前記チョーク作動用伝動部材に沿っ
て前記長手方向に延びる棒状のスロットル解除用伝動部
材を有している。
【0011】また、本発明の別の実施の形態において
は、前記操作部(12)は、更に、前記回転体が前記第
一回転位置から前記第二回転位置まで移動する間、前記
チョーク作動用伝動部材の前記基端部を、前記長孔の中
で前記進み側端部から前記遅れ側端部まで案内し、か
つ、前記回転体が前記第二回転位置から前記第三回転位
置まで移動する間、前記チョーク作動用伝動部材前記基
端部を前記長孔の前記遅れ側端部に保持するための案内
部を有し、前記回転体は実質的に円形であり、前記長孔
は、前記回転体の半径方向内方かつ進み側に位置する前
記進み側端部から、半径方向外方かつ遅れ側に位置する
前記遅れ側端部まで、前記半径方向に対して斜めに延び
ており、前記遅れ側端部は、前記回転体の回転中心から
第一半径寸法だけ離間して位置しており、前記案内部
は、前記回転体の半径方向に前記第一半径寸法から前記
チョーク作動用伝動部材の前記基端部の外形寸法を差し
引いた第二半径寸法の位置まで真っ直ぐに延びる平面部
分と、該平面部分の半径方向外端から前記回転中心を中
心として前記第二半径寸法の円弧を描いて前記回転体の
進み側に延びる円弧面部分と、を有し、前記チョーク作
動用伝動部材の前記基端部は、前記長孔の中において、
前記平面部分に対して前記第一回転位置では前記遅れ側
に位置しており、前記第一回転位置から前記第三回転位
置まで移動する間、前記基端部は前記平面部分および前
記湾曲面部分に沿って移動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかる作業機の実施の形態について説明する。
本実施形態においては、作業機の一例としてチェーンソ
ーについて説明する。図1は、本実施形態に係るトップ
ハンドルソーと称されるチェーンソーの外観右側面図で
ある。なお、作業部材であるソーチェーンバー部分は、
二点鎖線で示している。
【0013】図1に示すように、作業機としてのチェー
ンソー2は、ハウジング4の内部に空冷式2サイクルガ
ソリンエンジン等の内燃機関Eを収容した本体部分6
と、該本体部分6から前方に延びる前記ソーチェーンバ
ー部分8と、を有する。前記本体部分6の前記ハウジン
グ4の上面には、作業者が右手で握るハンドル10が機
体前後方向に延びて設けられている。前記ハンドル10
の前端部10bの上面には、前記内燃機関Eの停止、始
動およびチョーク操作の切替を行うための、一つの操作
部12が設けられている。前記ハンドル10は、前記本
体部分6の前記ハウジング4の前記上面に対して下向き
U字形をなして設けられており、前後に真っ直ぐに延び
る、作業者が握るためのグリップ部10aと、その前端
に上下方向に延びる前記前端部10bと、後端に上下方
向に延びる後端部10cと、を有する。
【0014】図2乃至図4は、前記チェーンソーのハン
ドルの内部機構の拡大左側面図であり、そのうち、図2
は、操作部が停止位置にある状態を、また、図3は、始
動可能位置にある状態を、更に、図4はチョーク作動位
置にある状態を示す。なお、図2乃至図4は、図1に対
して、前後が逆に示されており、これらの図において左
側および右側がそれぞれ、前記チェーンソーの前側およ
び後側である。更に、図5は、チョーク開閉機構、スロ
ットル開閉機構およびこれらの連動機構の構造および動
作を示す。
【0015】図2に示すように、前記ハンドル10の前
記前端部10bの内部には、操作部12が配設されてい
る。該操作部12は、前記グリップ部10aに対して手
前側から遠い側に、すなわち、前記グリップ部10aの
長手方向Xに対して機体後方から前方に向かって、順
に、図2に示す、前記内燃機関Eを停止させる第一回転
位置P1(停止位置)P1と、図3に示す、始動可能に
させる第二回転位置P2(始動位置)P2と、図4に示
す、チョーク開閉機構18を作動させる第三回転位置P
3(チョーク作動位置)P3とに、回転運動により切替
え可能な回転体14で構成されている。その結果、前記
回転体14は、前記グリップ部10aを握っている右手
の親指でそのつまみ部14aを前方へ押すことにより、
上半部においては前記グリップ部10aから遠ざかる方
向に、また、下半部においては近づく方向に回転し、図
2においては、反時計方向へ回転する。
【0016】前記ハンドル10の前記後端部10cの内
部には、後に、図5を参照しつつ詳述するが、ダイヤフ
ラム式気化器60のチョークバルブ16を開閉するため
の前記チョーク開閉機構18と、スロットルバルブ20
を開閉するための前記スロットル開閉機構22と、これ
らを連動させる前記連動機構24と、が収容されてい
る。前記内燃機関Eが冷えている状態にあるとき(冷態
時)に始動を容易にするため、前記チョーク開閉機構1
8を作動させて前記チョークバルブ16を閉じるが、そ
の際、前記連動機構24は、前記チョーク開閉機構18
と前記スロットル開閉機構22とを連動させて、前記ス
ロットルバルブ20を半開させ、前記内燃機関Eの回転
数をアイドリング時より若干高めるようになっている。
【0017】前記グリップ部10aの内部には、前記チ
ョーク開閉機構18を作動させるためのチョーク作動機
構26と、前記連動機構24を解除するための解除機構
28と、が設けられている。まず、図5を参照しつつ、
前記チョーク開閉機構18について説明する。該チョー
ク開閉機構18は、前記チョークバルブ16と、該チョ
ークバルブ16を回転させるためのチョーク回転軸30
と、該チョーク回転軸30の外端に、固着され横(半
径)方向に延びて設けられたチョーク作動用アーム部材
32と、を有する。また、前記スロットル開閉機構22
は、前記スロットルバルブ20と、該スロットルバルブ
20を回転させるためのスロットル回転軸34と、を有
する。
【0018】次に、図2を参照しつつ、前記チョーク作
動機構26について説明する。該チョーク作動機構26
は、前記ハンドル10の内部に、前記長手方向Xに移動
することによって、前記回転体14の運動を前記チョー
ク作動用アーム部材32に伝達し、前記チョークバルブ
16を閉じるチョーク作動用伝動部材36を有する。該
チョーク作動用伝動部材36は、前記チョーク作動用ア
ーム部材32に連結された先端部36aと、前記回転体
14に連結された基端部36bとの間に延びている。よ
り詳細には、前記チョーク作動用伝動部材36は、前記
回転体14から前記チョーク作動用アーム部材32まで
延びる一本の細い棒状部材(剛性の丸線材)であり、下
向きU字形の前記ハンドル10の内部空間の形状に沿う
形状をなしており、前記ハンドル10の前記グリップ部
10aに沿って真っ直ぐに延びる直線部分と、前記ハン
ドル10の前記後端部10cの中において、前記連動機
構24の前記チョーク作動用アーム部材32に向かって
下方に延びる曲がり部分と、を有し、全体的にL字形を
なしている。本実施形態においては、細い棒状部材の前
記チョーク作動用伝動部材36が、前記形状に折り曲げ
成形されている。
【0019】前記回転体14には、折り曲げられた前記
基端部36bを受け入れる逃げ孔38が形成されてい
る。前記回転体14の前記つまみ部14aがクリックス
トップ手段13を乗り越えて前記第一回転位置P1から
前記第二回転位置P2まで回転する間は、前記チョーク
作動用伝動部材36の前記基端部36bが前記逃げ孔3
8の中で相対移動することによって、前記チョーク作動
用伝動部材36は、前記本体部分4に対して実質的には
前記長手方向Xに移動しないようになっている。より具
体的には、前記逃げ孔は長孔38である。前記回転体1
4は、図2に示す側面図において、反時計方向に回転
し、前記長孔38は、前記回転体14の半径方向内方か
つ進み側に位置する進み側端部38aから、半径方向外
方かつ遅れ側に位置する遅れ側端部38bまで、前記回
転体14の前記半径方向に対して斜めに延びている。す
なわち、前記長孔38は、図2に示す、前記回転体14
の側面図において、円形の前記回転体14の下方かつ前
記反時計方向の回転方向の遅れ側の四半部に位置してお
り、前記長孔38は、前記回転体14の回転中心Oの斜
め下方に位置する前記進み側端部38aから、棒状の前
記チョーク作動用伝動部材36の前記長手方向Xに前記
回転方向遅れ側に向かって、前記遅れ側端部38bまで
延びている。前記長孔38は、下方に向けて凹状に僅か
な湾曲をなしている。
【0020】前記回転体14は全体的には実質的に円形
であり、前記遅れ側端部38bは、円形の前記回転体1
4の円周部から半径方向外方に突出して位置している。
すなわち、前記回転体14には、半径方向外方に突出す
る突起50が設けられており、前記長孔38はその突起
50まで延びている。また、棒状の前記チョーク作動用
伝動部材36の前記基端部36bは直角に折り曲げられ
ている。その曲げられた部分が前記長孔38の中に挿入
されている。前記長孔38の前記遅れ側端部38bに
は、前記回転体14の前記進み側に、前記曲げられた部
分を受け入れる切欠き38cが形成されている。
【0021】前記長孔38の近傍には、前記回転体14
が前記第一回転位置P1から前記第二回転位置P2まで
移動する間、前記基端部36bを前記長孔38の中で前
記進み側端部38aから前記遅れ側端部38bまで案内
し、かつ、前記回転体14が前記第二回転位置P2から
前記第三回転位置P3まで移動する間、前記チョーク作
動用伝動部材36の前記基端部36bを前記長孔38の
前記遅れ側端部38bと一定の位置に保持するための案
内部40が設けられている。該案内部40は、円形の前
記回転体14の前記回転中心Oから半径方向に前記円周
部まで真っ直ぐに延びる平面部分40aと、該平面部分
40aの半径方向外端から前記回転中心Oを中心とし
て、前記円周部より内側に第二半径寸法r2の円弧を描
いて前記回転体14の進み側に延びる円弧面部分40b
と、を有し、実質的にレの字形の面をなしている。より
詳細には、前記遅れ側端部38bは、前記回転体14の
前記回転中心Oから第一半径寸法r1だけ離間して位置
しており、前記案内部40は、前記回転体14の半径方
向に前記第一半径寸法r1から前記チョーク作動用伝動
部材36の前記折り曲げ基端部36bの外形寸法(直
径)を差し引いた第二半径寸法r2の位置まで真っ直ぐ
に延びる前記平面部分40aと、該平面部分40aの半
径方向外端から、前記回転体14の前記回転中心Oから
前記第二半径寸法r2の円弧を描いて前記回転体14の
進み側に延びる前記円弧面部分40bと、を有する。
【0022】前記案内部40は、前記ハンドル10の前
記前端部10bの前記ハウジング4の内面から突出して
形成されている。前記チョーク作動用伝動部材36の前
記基端部36bは、前記長孔38の中において、前記平
面部分40aに対して前記第一回転位置P1では前記遅
れ側に位置しており、前記第一回転位置P1から前記第
三回転位置P3まで、前記平面部分40aと前記円弧面
部分40bに沿って移動する。
【0023】次に、前記連動機構24について説明す
る。前記連動装置24は従来の気化器のオートリターン
チョーク装置と同様な構造を有するので、簡単に説明す
る。図5を見て分かるように、前記チョーク作動用アー
ム部材32と後述するスロットル解除用アーム部材44
とは、互いに隣接して設けられており、前記連動機構2
4は、前記チョーク回転軸30の外端に設けられた前記
チョーク作動用アーム部材32と一体的に回転する回転
部材42の先端に形成された係合爪部42aと、前記ス
ロットル解除用アーム部材44の先端部に形成された係
合爪部44aと、で構成されている。前記チョーク回転
軸30および前記スロットル回転軸34の回転に応じ
て、これらの係合爪部42a、44aが互いに係脱され
て、前記連動機構24が作動する。
【0024】次に、前記チョーク開閉機構18と前記ス
ロットル開閉機構22とを連動させる前記連動機構24
を解除するための前記解除機構28について説明する。
該解除機構28も、従来のトリガー式スロットル制御装
置と同じであるので簡単に説明すると、前記グリップ部
10aの前端部の下面側に設けられ、かつ、前記本体部
分6に対して揺動可能に設けられた扇形のトリガー部材
46と、前記スロットル回転軸34に設けられた前記ス
ロットル解除用アーム部材44と、折り曲げられた基端
部48bが前記トリガー部材46に取付られ、折り曲げ
られた先端部48aが前記スロットル解除用アーム部材
44に取付けられた棒状のスロットル解除用伝動部材4
8と、を有する。該スロットル解除用伝動部材48は、
前記トリガー部材46から前記スロットル解除用アーム
部材44まで延びる一本の細い丸棒状線部材であり、逆
U字形の前記ハンドル10の内部空間の形状に沿う形状
をなしており、前記ハンドル10の前記グリップ部10
aに沿って真っ直ぐに延びる直線部分と、前記ハンドル
10の前記後端部10cの内部において、前記連動機構
24の前記スロットル解除用アーム部材44に向かって
下方に延びる曲がり部分と、で構成されており、全体的
にL字形をなしている。
【0025】前記グリップ部10aの前端部の上面に
は、安全保持レバー51が設けられている。該安全保持
レバー51は、前記トリガー部46を意に反して引い
て、前記連動装置24を解除してしまうのを防止するた
めのものである。前記グリップ部10aを右手でしっか
り握って前記安全保持レバー51を押し込んだ状態にし
ないと、前記トリガー部材46を引くことはできない。
前記チョーク作動用伝動部材36と前記スロットル解除
用伝動部材48は、前記ハンドル10の内部空間内で、
互いに干渉することなく並設されている。
【0026】既に説明したように、図2に示すように、
前記長孔38の前記遅れ側端部38bは、実質的に円形
の前記回転体14の周縁部から半径方向外方に突出した
前記突起50に形成されている。該突起50の近傍に
は、可動スイッチ端子52が設けられている。該可動ス
イッチ端子52は、前記突起50によって押された押し
位置(図2参照)において、前記ハンドル10の前記前
端部10bの内面に突設された固定スイッチ端子53に
押し当てられるので、点火部の放電動作が無効とされ、
また、前記突起50が偏位した解放位置(図3および図
4参照)において、前記点火部の放電動作が有効とさ
れ、前記内燃機関Eの始動操作が可能となる。
【0027】以下、図2乃至図5を参照しつつ、本実施
形態にかかる前記チェーンソー2の前記チョーク開閉機
構18、前記スロットル開閉機構22、前記連動機構2
4、前記チョーク作動機構26、および前記解除機構2
8の作動について説明する。まず、図2に示すように、
初期位置において、前記操作部12は前記停止位置にあ
り、前記回転体14は前記第一回転位置P1に位置して
いる。この状態において、前記チョーク作動用伝動部材
36の前記基端部36bは、前記長孔38の前記進み側
端部38aに位置している。また、図5(a)に示すよ
うに、前記チョーク開閉機構18の前記チョークバルブ
16は開放しており、また、前記スロットル開閉機構2
2の前記スロットルバルブ20はアイドリング回転開度
位置にあり、また、前記連動機構24は解除されてい
る。更に、前記可動スイッチ端子52は、前記回転体1
4の前記突起50によって押されて前記固定スイッチ端
子53に接触しており、前記点火部の放電動作が無効と
されている。
【0028】引き続き、図3に示すように、前記操作部
12を前記始動位置まで移動させると、前記回転体14
は前記第一回転位置P1から前記クリックストップ手段
13を乗り越えて前記第二回転位置P2まで反時計方向
に回転する。前記回転体14が前記第一回転位置P1か
ら前記第二回転位置P2まで移動する間、前記長孔38
は前記案内部40の前記平面部分40aが横切った状態
で、前記案内部40に向って前記進み側に相対的に移動
する。前記チョーク作動用伝動部材36の前記基端部3
6bは、前記案内部40によって案内されて、前記長孔
38の中で遅れ側に向かって前記遅れ側端部38bまで
移動する。前記回転体14が前記第一回転位置P1から
前記第二回転位置P2まで回転する間は、前記基端部3
6bが前記逃げ孔(長孔)38の中で移動して、前記回
転体14に対して半径方向に移動し、前記チョーク作動
用伝動部材36が前記先端部36aを中心として若干の
揺動運動のみを行う。すなわち、このとき、前記先端部
36aは実質的に前記長手方向Xには移動しないから、
前記チョーク開閉機構18は作動されず、図5(a)に
示す開放状態のままであり、通常は前記内燃機関Eの始
動が可能となる。
【0029】引き続き、図4に示すように、周囲温度が
ごく低いときに、前記操作部12を前記チョーク作動位
置まで移動させると、前記回転体14は前記第二回転位
置P2から前記第三回転位置P3まで反時計方向に回転
する。前記回転体14が前記第二回転位置P2から前記
第三回転位置P3まで移動する間、前記チョーク作動用
伝動部材36の前記基端部36bは、前記案内部40の
前記円弧面部分40bの半径方向外側に位置する前記遅
れ側端部38bに維持されながら、前記長孔38内で位
置を保持されつつ前記案内部40の前記円弧面部40b
に沿って移動する。これによって、前記チョーク作動用
アーム部材32に前記回転体14の運動が伝達され、図
5(a)に示すように、前記チョーク作動用アーム部材
32が押されて、前記チョーク回転軸30が回転され、
それに伴って前記チョークバルブ16が閉じられる。そ
の際、図5(b)に示すように、前記回転部材42の先
端に設けられた前記係合爪部42aと、前記スロットル
解除用アーム部材44の先端に設けられた前記係合爪部
44aとが、前記チョーク回転軸30の回転によって互
いに係合し、前記チョーク回転軸30の回転によって、
前記スロットル回転軸34が回転され、前記スロットル
バルブ20が半開(アイドルアップ開度)にされ、この
状態に保持される。引き続き、前記本体部分6に設けら
れたリコイルスタータ(図示せず)によって、前記内燃
機関Eを始動させる。
【0030】作業者は、初爆音を聞いたら、前記操作部
12を前記チョーク位置(P3)から前記始動位置(P
2)に戻す。これによって、前記チョーク作動用アーム
部材32は、図5(c)に示すように、前記チョーク作
動用伝動部材36によって前方に引張られて揺動し、前
記チョークバルブ16が開かれる。なお、この状態にお
いて、前記スロットルバルブ20は前記半開のままであ
る。
【0031】引き続き、前記安全保持レバー51を押し
ながら、前記トリガー部材46を引くと、該トリガー部
材46の揺動によって、前記スロットル解除用伝動部材
48が長手方向X前方に移動する。これに伴って、前記
スロットル解除用アーム部材44が前方に引張られて揺
動し、前記連動機構24の二つの前記係合爪部42a、
44aの係合が互いに解除され、前記スロットルバルブ
20が前記アイドリング回転開度位置まで戻る。本実施
形態によれば、一つの前記操作部12によって、停止、
始動、および、チョーク操作を行うことができる上、前
記ハンドル10の前記前端部10bから前記後端部10
cまで延びる一本の棒状部材で構成された前記チョーク
作動用伝動部材36によってチョークの操作を行うこと
ができるので、機構が簡略化され、部品点数が少なく、
組立てが容易で、安価なチェーンソー2を提供すること
ができる。
【0032】また、本実施形態によれば、前記案内部4
0によって前記チョーク作動用伝動部材36が前記長孔
38内で確実に案内されるので、前記チョーク開閉機構
18の作動が確保される。更に、本実施の形態において
は、前記チョーク作動用伝動部材36は前記スロットル
解除用伝動部材48に並設された棒状部材で構成されて
おり、前記スロットル解除機構28と干渉しない。した
がって、従来のスロットル制御機構の設計変更を行う必
要がない。
【0033】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。
【0034】例えば、本実施形態においては、前記操作
部12を、前後に延びる前記グリップ部10aの長手方
向Xに対して、後方に位置する前記停止位置P1から前
方に位置する前記チョーク位置P3まで移動させ、前記
回転体14が図2において反時計方向に回転するように
なっているが、それとは逆に、前記操作部12を、前方
に位置する停止位置から後方に位置するチョーク位置ま
で移動させるようにしてもよい。この場合においても、
前記逃げ孔または前記長孔38は、前記回転体14が前
記第一回転位置P1から前記第二回転位置P2まで回転
する間においては、前記基端部36bが前記逃げ孔38
の中で相対移動することによって、前記チョーク作動用
伝動部材36は前記長手方向Xに移動せず、また、前記
回転体14が前記第二回転位置P2から前記第三回転位
置P3まで回転する間においては、前記基端部36bは
前記逃げ孔38の中での移動が規制され、前記回転体1
4の運動によって前記チョーク作動用伝動部材36が前
記長手方向Xに押されて、前記アーム部材32に前記回
転体14の運動が伝達されるように形成すればよい。ま
た、前記逃げ孔38がこのように構成されていれば、該
逃げ孔38は前記回転体14のどの位置に位置していて
もよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、一つの操作部によっ
て、内燃機関の停止、始動およびチョーク操作の切替を
行うことができる作業機であって、操作の動作を伝達す
る機構が簡略な作動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るチェーンソーの外観右側面図
である。なお、ソーチェーンバー部分は、二点鎖線で示
している。
【図2】チェーンソーのハンドル部分の内部機構の拡大
左側面図であり、操作部が停止位置にある状態を示す。
【図3】チェーンソーのハンドル部分の内部機構の拡大
左側面図であり、操作部が始動位置にある状態を示す。
【図4】チェーンソーのハンドル部分の内部機構の拡大
左側面図であり、操作部がチョーク作動位置にある状態
を示す。
【図5】チョーク開閉機構、スロットル開閉機構および
これらの連動機構の動作を示す。
【符号の説明】
2 作業機(チェーンソー) 10 ハンドル 10b 前端部 10c 後端部 12 操作部 14 回転体 16 チョークバルブ 18 チョーク開閉機構 20 スロットルバルブ 22 スロットル開閉機構 24 連動機構 28 解除機構 30 チョーク回転軸 32 アーム部(チョーク作動用アーム部材) 36 チョーク作動用伝動部材 36a 先端部 36b 基端部 38 逃げ孔(長孔) 38a 進み側端部 38b 遅れ側端部 40 案内部 40a 平面部分 40b 円弧面部分 46 解除レバー(スロットルトリガー) 48 スロットル解除用伝動部材 48a 先端部 48b 基端部 P1 第一回転位置 P2 第二回転位置 P3 第三回転位置 r1 第一半径寸法 r2 第二半径寸法 E 内燃機関 X 長手方向 O 回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 富士雄 東京都青梅市末広町一丁目7番地2 株式 会社共立内 Fターム(参考) 3G065 BA04 CA22 CA23 CA33 EA01 EA02 EA06 FA03 GA41 GA45 GA46 HA01 HA02 HA05 HA14 JA01 JA11 JA15 JA16 KA01 KA02 KA04 KA05 KA12 KA13 KA16 KA21 KA23 KA29 KA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの操作部(12)によって、動力源
    である内燃機関(E)の停止、始動およびチョーク操作
    の切替を行う作業機(2)であって、 前記操作部(12)は、順に、前記内燃機関(E)を停
    止させる第一回転位置(P1)と、始動可能にさせる第
    二回転位置(P2)と、チョーク開閉機構(18)を作
    動させる第三回転位置(P3)と、に回転運動により切
    替え可能な回転体(14)で構成されており、前記チョ
    ーク開閉機構(18)は、チョークバルブ(16)と、
    該チョークバルブ(16)を回転させるチョーク回転軸
    (30)と、該チョーク回転軸(30)に設けられたア
    ーム部(32)と、を有し、 更に、長手方向(X)に移動することによって前記回転
    体(14)の運動を前記アーム部(32)に伝達して前
    記チョークバルブ(16)を閉じるチョーク作動用伝動
    部材(36)を有し、該チョーク作動用伝動部材(3
    6)は、前記アーム部(32)に連結された先端部(3
    6a)と前記回転体(14)に連結された基端部(36
    b)との間に延びており、前記回転体(14)には、前
    記基端部(36b)を受け入れる逃げ孔(38)が形成
    されており、前記回転体(14)が前記第一回転位置
    (P1)から前記第二回転位置(P2)まで回転する間
    は、前記基端部(36b)は前記逃げ孔(38)の中で
    相対移動するだけで前記チョーク作動用伝動部材(3
    6)は前記長手方向(X)には移動せず、また、前記回
    転体(14)が前記第二回転位置(P2)から前記第三
    回転位置(P3)まで回転する間は、前記基端部(36
    b)は前記逃げ孔(38)の中での移動が規制され、前
    記回転体(14)の回転運動によって前記チョーク作動
    用伝動部材(36)が前記長手方向(X)に移動され、
    前記アーム部(32)に前記回転体(14)の運動が伝
    達されることを特徴とする作業機。
  2. 【請求項2】 一つの操作部(12)によって、動力源
    である内燃機関(E)の停止、始動およびチョーク操作
    の切替を行う作業機(2)であって、 前記操作部(12)は、順に、前記内燃機関(E)を停
    止させる第一回転位置(P1)と、始動可能にさせる第
    二回転位置(P2)と、チョーク開閉機構(18)を作
    動させる第三回転位置(P3)と、に回転運動により切
    替え可能な回転体(14)で構成されており、前記チョ
    ーク開閉機構(18)は、チョークバルブ(16)と、
    該チョークバルブ(16)を回転させるチョーク回転軸
    (30)と、該チョーク回転軸(30)に固着されたア
    ーム部(32)と、を有し、 更に、長手方向(X)に移動することによって前記回転
    体(14)の運動を前記アーム部(32)に伝達して前
    記チョークバルブ(16)を閉じるチョーク作動用伝動
    部材(36)を有し、該チョーク作動用伝動部材(3
    6)は、前記アーム部(32)に連結された先端部(3
    6a)と前記回転体(14)に連結された基端部(36
    b)との間に延びており、前記回転体(14)には、前
    記基端部(36b)を受け入れる逃げ孔(38)が形成
    されており、前記回転体(14)が前記第一回転位置
    (P1)から前記第二回転位置(P2)まで回転する間
    は、前記基端部(36b)は前記逃げ孔(38)の中で
    相対移動して前記回転体(14)に対して半径方向に移
    動し、前記チョーク作動用伝動部材(36)が前記先端
    部(36a)を中心として揺動運動を行い、また、前記
    回転体(14)が前記第二回転位置(P2)から前記第
    三回転位置(P3)まで回転する間は、前記基端部(3
    6b)の前記逃げ孔(38)の中での移動が規制され、
    前記回転体(14)の運動によって前記チョーク作動用
    伝動部材(36)が前記長手方向(X)に移動されて、
    前記アーム部(32)に前記回転体(14)の運動が伝
    達されることを特徴とする作業機。
  3. 【請求項3】 一つの操作部(12)によって、動力源
    である内燃機関(E)の停止、始動およびチョーク操作
    の切替を行う作業機であって、 前記操作部(12)は、順に、前記内燃機関(E)を停
    止させる第一回転位置P1と、始動可能にさせる第二回
    転位置(P2)と、チョーク開閉機構(18)を作動さ
    せる第三回転位置(P3)と、に回転運動により切替え
    可能な回転体(14)で構成されており、前記チョーク
    開閉機構(18)は、チョークバルブ(16)と、該チ
    ョークバルブ(16)を回転させるチョーク回転軸(3
    0)と、該チョーク回転軸(30)に設けられたアーム
    部(32)と、を有し、 更に、長手方向(X)に移動することによって前記回転
    体(14)の運動を前記アーム部(32)に伝達して前
    記チョークバルブ(16)を閉じるチョーク作動用伝動
    部材(36)を有し、該チョーク作動用伝動部材(3
    6)は、前記アーム部(32)に連結された先端部(3
    6a)と前記回転体(14)に連結された基端部(36
    b)との間において横方向に延びており、前記回転体
    (14)には、前記基端部(36b)を受け入れる逃げ
    孔(38)が形成されており、該逃げ孔は前記横方向
    (X)に延びる長孔(38)であり、該長孔(38)
    は、前記回転体(14)の回転方向に対して進み側に位
    置する進み側端部(38a)と、遅れ側に位置する遅れ
    側端部(38b)と、を有し、前記回転体(14)が、
    前記第一回転位置(P1)にあるとき、前記基端部(3
    6b)は前記進み側端部(38a)に位置しており、ま
    た、前記回転体(14)が前記第一回転位置(P1)か
    ら前記第二回転位置(P2)まで回転することによっ
    て、前記基端部(36b)は、前記進み側端部(38
    a)から前記遅れ側端部(38b)まで移動し、その
    間、前記基端部(36b)が前記逃げ孔(38)の中で
    前記回転体(14)の半径方向に移動して、前記チョー
    ク作動用伝動部材(36)が前記先端部(36a)を中
    心として揺動運動を行い、また、前記回転体(14)が
    前記第二回転位置(P2)から前記第三回転位置(P
    3)まで回転する間は、前記基端部(36b)は前記遅
    れ側端部(38b)に保持され、前記回転体(14)の
    運動によって前記チョーク作動用伝動部材(36)が前
    記長手方向(X)に押されて、前記アーム部(32)に
    前記回転体(14)の運動が伝達されることを特徴とす
    る作業機。
  4. 【請求項4】 スロットルバルブ(20)を開閉するス
    ロットル開閉機構(22)と、該スロットル開閉機構
    (22)と前記チョーク開閉機構(18)とを連動させ
    るための連動機構(24)と、該連動機構(24)を解
    除するための解除レバー(46)を有する解除機構(2
    8)と、を有し、前記操作部(12)および前記解除レ
    バー(46)は、前後方向に延びるハンドル(10)の
    前端部(10b)に設けられ、前記チョーク開閉機構
    (18)、前記スロットル開閉機構(22)および前記
    連動機構(24)は、前記ハンドル(10)の後端部
    (10c)の内部に収容されており、前記チョーク作動
    用伝動部材(36)は、前記回転体(14)から前記チ
    ョーク回転軸(30)に設けられた前記アーム部(3
    2)まで、前記ハンドル(10)の内部において前後方
    向に延びる棒状部材であり、前記解除機構(28)は、
    基端部(48b)が前記解除レバー(46)に、また、
    先端部(48a)が前記連動機構(24)に連結され、
    前記ハンドル(10)の内部において前記チョーク作動
    用伝動部材(36)に沿って前記長手方向(X)に延び
    る棒状のスロットル解除用伝動部材(48)を有してい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の作業機。
  5. 【請求項5】 前記操作部(12)は、更に、前記回転
    体(14)が前記第一回転位置(P1)から前記第二回
    転位置(P2)まで移動する間、前記チョーク作動用伝
    動部材(36)の前記基端部(36b)を、前記長孔
    (38)の中で前記進み側端部(38a)から前記遅れ
    側端部(38b)まで案内し、かつ、前記回転体(1
    4)が前記第二回転位置(P2)から前記第三回転位置
    (P3)まで移動する間、前記チョーク作動用伝動部材
    (36)の前記基端部(36b)を前記長孔(38)の
    前記遅れ側端部(38b)に保持するための案内部(4
    0)を有し、 前記回転体(14)は実質的に円形であり、前記長孔
    (38)は、前記回転体(14)の半径方向内方かつ進
    み側に位置する前記進み側端部(38a)から、半径方
    向外方かつ遅れ側に位置する前記遅れ側端部(38b)
    まで、前記半径方向に対して斜めに延びており、前記遅
    れ側端部(38b)は、前記回転体(14)の回転中心
    (O)から第一半径寸法(r1)だけ離間して位置して
    おり、前記案内部(40)は、前記回転体(14)の半
    径方向に前記第一半径寸法(r1)から前記チョーク作
    動用伝動部材(36)の前記基端部(36b)の外形寸
    法を差し引いた第二半径寸法(r2)の位置まで真っ直
    ぐに延びる平面部分(40a)と、該平面部分(40
    a)の半径方向外端から前記回転中心(O)を中心とし
    て前記第二半径寸法(r2)の円弧を描いて前記回転体
    (14)の進み側に延びる円弧面部分(40b)と、を
    有し、前記チョーク作動用伝動部材(36)の前記基端
    部(36b)は、前記長孔(38)の中において、前記
    平面部分(40a)に対して前記第一回転位置(P1)
    では前記遅れ側に位置しており、前記第一回転位置(P
    1)から前記第三回転位置(P3)まで移動する間、前
    記基端部(36b)は前記平面部分(40a)および前
    記湾曲面部分(40b)に沿って移動することを特徴と
    する請求項3または4に記載の作業機。
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