JP2003118810A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

Info

Publication number
JP2003118810A
JP2003118810A JP2001313501A JP2001313501A JP2003118810A JP 2003118810 A JP2003118810 A JP 2003118810A JP 2001313501 A JP2001313501 A JP 2001313501A JP 2001313501 A JP2001313501 A JP 2001313501A JP 2003118810 A JP2003118810 A JP 2003118810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
racks
rack
viscoelastic body
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001313501A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Fukuda
修 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2001313501A priority Critical patent/JP2003118810A/ja
Publication of JP2003118810A publication Critical patent/JP2003118810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動倉庫での、上部台車用のストッパとして
上部ストッパ20を設け、その取付板32を粘弾性体3
6を介して支持板34に取り付け、支持板34を合掌梁
26のラックとラックとの間のスペースに配置する。 【効果】 スタッカークレーンを上部ストッパで停止さ
せる際の衝撃を粘弾性体36で緩和でき、かつこの衝撃
を左右一対のラックに配分して、ラックの負担を小さく
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は自動倉庫に関し、特に入
庫時の搬送手段の走行制御に関する。
【0002】
【従来技術】高層の自動倉庫用に、スタッカークレーン
などの入出庫装置に、上部台車と下部台車とを設けるよ
うにしたものが知られている。このような入出庫装置に
対して、オーバーランの防止用のストッパは、下部台車
に対してのみ設けられている。上部台車に対してストッ
パを設ければ、ストッパに加わる衝撃をラックなどで受
けねばならないからである。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、入出庫装置を
ストッパで制動する際の衝撃を緩和してラック側に伝
え、上部台車に対するストッパを設置可能にすることに
ある(請求項1〜3)。請求項2の発明での追加の課題
は、上部台車用のストッパに加わる衝撃を左右一対のラ
ックに配分して、ラック側に加わる力を更に軽減するこ
とにある。請求項3の発明での追加の課題は、上部台車
用のストッパの設置に伴うデッドスペースを小さくする
ことにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、上部台車と下部台車とを備
えた入出庫装置を、ラックに平行に走行端までの範囲で
走行させるようにした自動倉庫において、該走行端付近
の位置に上部台車用のストッパを設けて、該ストッパを
粘弾性体を介して前記ラック側に取り付けたことを特徴
とする(請求項1)。
【0005】好ましくは、ラックを入出庫装置の走行路
の両側に一対設けると共に、該一対のラックを接続する
梁に前記ストッパを取り付け、前記粘弾性体を、該梁と
ストッパとの間、もしくは梁と前記一対のラックとの
間、に設ける(請求項2)。
【0006】また好ましくは、前記ストッパが、入出庫
装置を制動しながら自由端から最大ストロークまで後退
可能な当接部を備え、かつ最走行端よりの棚もしくはス
テーションに対する前記入出庫装置の停止位置で、入出
庫装置が前記当接部に接触して当接部を後退させる(請
求項3)。
【0007】
【発明の作用と効果】この発明では、上部台車をストッ
パで制動した際の衝撃が、粘弾性体で緩和されながらラ
ック側に加わるので、ラック側への衝撃を小さくでき
る。このため上部台車に対するストッパを設置できる
(請求項1〜3)。
【0008】ストッパはラックに直接取り付けても良い
が、好ましくは、入出庫装置の走行路の両側の一対のラ
ックを連結する梁にストッパを設置する。このようにす
ると、上部台車用のストッパへ加わる衝撃を左右一対の
ラックに配分でき、ラックに加わる衝撃を小さくして、
入出庫装置の非常制動時のラックの振動を小さくするこ
とができる(請求項2)。
【0009】請求項3の発明では、最走行端よりの通常
の停止位置で、ストッパの当接部が入出庫装置に押され
て後退するようにする。このようにすると、最走行端よ
りの通常の停止位置よりも走行端側で、当接部と入出庫
装置の接触が始まる場合に比べ、同じスペースで当接部
のストロークを大きくできる。このため同じスペースで
入出庫装置の非常制動時の衝撃をより緩和できる、ある
いは走行端の外側へのストッパの突き出しを小さくする
などにより省スペース化ができる。
【0010】
【実施例】図1〜図4に、実施例の自動倉庫2を示す。
これらの図において、4はスタッカークレーンで、入出
庫装置の例であり、下部台車6と上部台車8とを備え、
これらの間をマスト10で接続したものである。なお1
2は昇降台で、マスト10に沿って昇降する。下部台車
6と上部台車8とは各々走行モータを備え、下部レール
14と上部レール16とにガイドされて、ほぼ同期して
走行する。またマスト10は例えば3本柱のトラスマス
トで、スタッカークレーン4の全高は例えば50m級
で、高層自動倉庫用のスタッカークレーンである。実施
例では高層自動倉庫を例に説明するが、下部台車のみが
走行モータを備えた低〜中層の自動倉庫用のスタッカー
クレーンでも、上部台車を備えているものであれば、こ
の発明を適用できる。その場合、下部台車のみでなく上
部台車もストッパで制動し、非常制動時にスタッカーク
レーンのマストに加わる衝撃を緩和するとの作用効果が
得られる。
【0011】スタッカークレーン4はレール14,16
の両端に設けた走行端(走行限界)の間を走行し、両側
の各走行端の付近に下部ストッパ18と上部ストッパ2
0とを設ける。下部ストッパ18は下部台車6を制動す
るためのストッパで、基礎の床面等に取り付ければ良
い。下部ストッパ18が下部台車6から受ける衝撃は基
礎で受ければ良く、特に問題にはならないので、公知の
ストッパを適宜に用いれば良く、取付にも特に制限はな
い。上部ストッパ20は、上部台車8を制動するための
ストッパで、上部ストッパ20に加わる非常制動時の衝
撃はラックに逃がすので、粘弾性体を用いてラックに加
わる衝撃を緩和する。なおストッパ18,20には、例
えばバネで制動しながら、オイルダンパ等でダンピング
するようにしたものを用いればよい。
【0012】スタッカークレーン4の走行路の左右両側
には一対のラック22,22があり、24はラック22
の柱で、26はラック22,22を接続する合掌梁であ
る。そして上部ストッパ20はラック22,22間の位
置で合掌梁26に取り付け、非常制動時に受ける衝撃を
左右一対のラック22に分散して、衝撃を小さくする。
下部ストッパ18や上部ストッパ20を各々2台ずつ設
ける場合は、レール14,16の両側に設け、各々1台
ずつ設ける場合は、図1のようにマスト10の両側(反
対側)に設けて、スタッカークレーン4をレール14,
16に直角な方向に鉛直軸回りに回動させようとするモ
ーメントを小さくする。
【0013】図2〜図4に、上部ストッパ20の合掌梁
26への取り付けを示す。図2の左右にはラックが存在
し、上部レール16は例えば合掌梁26により支えられ
ている。上部ストッパ20には当接部30を設け、32
は上部ストッパ20の取付板で、支持板34で取付板3
2を合掌梁26に取り付ける。そして取付板32と支持
板34との間に粘弾性体36を設け、粘弾性体36で上
部ストッパ20から合掌梁26へ加わる衝撃を緩和す
る。38は上部台車8側に設けた当接部で、上部ストッ
パ20の当接部30と当接して制動力を受ける。ここで
は、当接部38を上部台車8に単純に固着したが、図2
の鎖線に示すように、粘弾性体40を介して取り付ける
ようにしても良い。42は支持板34を合掌梁26に取
り付けるためのボルトである。
【0014】粘弾性体36には、ブチルゴム等の損失係
数の大きいゴムに、カーボンブラックやセラミック粉、
金属粉等の粉体を添加して損失係数を増したものを用
い、その厚さは例えば1〜10mm程度とし、形状は例え
ば層状とする。粘弾性体36は、図4に示すように、例
えば取付板32の両側面と底面の3箇所に設ける。粘弾
性体36の材質にはゴムや液晶ポリマーなどの高分子物
質を用い、好ましくはこれにカーボンブラックやセラミ
ック粉あるいは金属粉等を添加したものを用いる。
【0015】なお実施例では、取付板32と支持板34
との間に粘弾性体36を設けたが、合掌梁26をラック
への取付部で分断して、この部分に粘弾性体を配置する
ようにしても良い。言い換えると、合掌梁26がラック
に対して粘弾性体を介して相対変位可能にしても良い。
この場合、粘弾性体は合掌梁26が図2の上下方向に移
動した際に衝撃を緩和できるようにし、例えばその主面
を図2の上下方向にほぼ垂直にする。
【0016】当接部30は、上部台車8の当接部38と
接触することにより後退し、自由端の位置(図3のL0
位置)から最大後退位置(図3のL2位置)までの後退
ストロークを持っている。上部台車8が最走行端よりで
通常に停止した際にも、当接部30は当接部38に押さ
れて後退し、その位置を図3の位置L1として示す。言
い換えると、スタッカークレーンが最走行端よりのステ
ーションや棚との入出庫のために停止した位置で、当接
部30は位置L1まで後退する。
【0017】実施例の動作を説明する。スタッカークレ
ーン4は上部台車8と下部台車6の各々が、ストッパ2
0,18により制動されるので、下部ストッパ18のみ
を用いる場合に比べて、非常制動時にマスト10に加わ
る力が小さく、マスト10を軽量化できる。また上部ス
トッパ20は合掌梁26に取り付けたので、非常停止
(非常制動)時に上部ストッパ20に加わる衝撃は一対
のラック22,22に分散され、非常制動後のラック2
2の振動等を小さくできる。さらに上部ストッパ20に
加わった衝撃は、粘弾性体36で緩和されて合掌梁26
に伝わるので、ラック22への衝撃はさらに小さくな
る。
【0018】上部ストッパ20がラック22よりも走行
端の外側へと突き出すと、自動倉庫の建屋をその分だけ
大きくしなければならない、等の不都合が生じる。これ
に対して実施例では、図3に示すように、スタッカーク
レーンの最走行端よりの通常停止位置でも、当接部30
が位置L1まで後退するようにしているので、上部スト
ッパ20を、位置L0と位置L1の間隔分だけ、図3の左
側に寄せることができる。このため同じ上部ストッパ2
0を用いる場合、省スペース化ができる。また逆に、よ
り大きな上部ストッパを用い、より緩やかに上部台車を
制動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の自動倉庫の一部省略正面図
【図2】 実施例の自動倉庫での、上部ストッパの取付
を示す要部平面図
【図3】 実施例の自動倉庫での、上部ストッパの取付
を示す要部側面図
【図4】 実施例の自動倉庫での、上部ストッパの取付
板と合掌梁側の支持板との関係を示す鉛直方向部分断面
【符号の説明】
2 自動倉庫 4 スタッカークレーン 6 下部台車 8 上部台車 10 マスト 12 昇降台 14 下部レール 16 上部レール 18 下部ストッパ 20 上部ストッパ 22 ラック 24 柱 26 合掌梁 30,38 当接部 32 取付板 34 支持板 36,40 粘弾性体 42 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部台車と下部台車とを備えた入出庫装
    置を、ラックに平行に走行端までの範囲で走行させるよ
    うにした自動倉庫において、 該走行端付近の位置に上部台車用のストッパを設けて、
    該ストッパを粘弾性体を介して前記ラック側に取り付け
    たことを特徴とする、自動倉庫。
  2. 【請求項2】 ラックを入出庫装置の走行路の両側に一
    対設けると共に、該一対のラックを接続する梁に前記ス
    トッパを取り付け、前記粘弾性体を、該梁とストッパと
    の間、もしくは梁と前記一対のラックとの間、に設けた
    ことを特徴とする、請求項1の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 前記ストッパが、入出庫装置を制動しな
    がら自由端から最大ストロークまで後退可能な当接部を
    備え、かつ最走行端よりの棚もしくはステーションに対
    する前記入出庫装置の停止位置で、入出庫装置が前記当
    接部に接触して当接部を後退させるようにしたことを特
    徴とする、請求項1または2の自動倉庫。
JP2001313501A 2001-10-11 2001-10-11 自動倉庫 Pending JP2003118810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313501A JP2003118810A (ja) 2001-10-11 2001-10-11 自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313501A JP2003118810A (ja) 2001-10-11 2001-10-11 自動倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003118810A true JP2003118810A (ja) 2003-04-23

Family

ID=19131961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001313501A Pending JP2003118810A (ja) 2001-10-11 2001-10-11 自動倉庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003118810A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030920A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Nippon Yusoki Co Ltd 軌道端の緩衝構造
CN104003091A (zh) * 2013-02-27 2014-08-27 村田机械株式会社 置物架、限位器以及限位器的安装方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030920A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Nippon Yusoki Co Ltd 軌道端の緩衝構造
CN104003091A (zh) * 2013-02-27 2014-08-27 村田机械株式会社 置物架、限位器以及限位器的安装方法
JP2014162627A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Murata Mach Ltd ラック、ストッパ及びストッパの取付方法
TWI644842B (zh) * 2013-02-27 2018-12-21 村田機械股份有限公司 Rack, stopper and stopper mounting method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5275526A (en) Truck freight loading and dock device
JP3982562B1 (ja) スタッカクレーン
KR100327807B1 (ko) 컨테이너용 철도 터미널 및 철도 화차
US3172501A (en) Portable lift
JP6535835B2 (ja) 荷積方法、及び荷降方法
JP2003118810A (ja) 自動倉庫
CN114084846B (zh) 一种举升式液压翻板装置
US20060182567A1 (en) Glass loading rack
JP2002265015A (ja) 自動倉庫
US5762460A (en) Truck leveler
JP3382236B1 (ja) 荷役車用の掛け渡し装置
JP3713186B2 (ja) 引き出し式昇降装置
CN212921290U (zh) 车辆限位装置
CN201511859U (zh) 一种用于厢式货车内的固定滚道结构
CN111762081A (zh) 车辆运输车及其爬梯装置
RU40360U1 (ru) Многоэтажная автостоянка (варианты)
JP3368656B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
AU2004213060B2 (en) Transport module
KR101822504B1 (ko) 화물차량용 적재함의 고임목 승강장치
FI125366B (en) Cargo locking arrangement for a cargo carrying bank
JPH0840512A (ja) 物品保管設備
JPS6230522Y2 (ja)
SU1169869A1 (ru) Устройство дл фиксации тележки
RU1792905C (ru) Устройство дл исправлени продольного сдвига длинномерного груза в вагоне
JP3061545U (ja) 荷台の収納構造