JP2003118720A - 筒状容器とその製造方法 - Google Patents

筒状容器とその製造方法

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JP2003118720A JP2001316603A JP2001316603A JP2003118720A JP 2003118720 A JP2003118720 A JP 2003118720A JP 2001316603 A JP2001316603 A JP 2001316603A JP 2001316603 A JP2001316603 A JP 2001316603A JP 2003118720 A JP2003118720 A JP 2003118720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動製函ライン上で搬送用押圧板で押圧、搬送
されても胴部に変形の生じない角筒状角筒状容器とその
製造方法を提供すること。 【解決手段】両端に頂板片と底板とが連接されている第
1の側壁片と対称位置の第2の側壁板の両端の矩形状の
保形片を連接し、他の側壁片の両端に別の保形片を連接
し、該別保形片を容器内側へ直角に折り返して互に対向
するコ字状開口部を形成し、この開口部に矩形状の保形
片を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビスケット、クラ
ッカー、スナック菓子その他の乾燥軽量食品を主として
収納するところの、厚紙で折り畳み成形された正六角
筒、正八角筒等の角筒状容器とその製造方法の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の角筒状容器の構造と、その製造方
法としては、実開昭54−149532号公報、実公昭
56−44664号公報とか実公平6−3785号公報
に記載されるものが存するが、何れも頂板、底板、折込
片等の折り込み、差し込み、接着やシール粘着等の手段
で角筒状容器の端面の成形と形状保持を行う手段が採用
されているにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の角筒状容器
の構造とその製造方法では、ブランクから完成品たる角
筒状容器への折り畳み成形までの全工程を、同一の加工
場所で行う場合には、正しい形状に成形できるが、現行
の自動製函装置では、ブランクの供給位置から最終製品
たる角筒状容器の取り出し位置までが一連の加工ライン
として設定され、該加工ラインに沿って、折り込み、差
し込み、接着等の各加工ポジションが設定され、個々の
被加工品は、該加工ラインの搬送プレートに沿い、搬送
用押圧板によって一定のタイミングで順次押送される間
に、各加工ポジションで所定の折り込み、差し込み、接
着等の加工を受けるのが常態である。
【0004】然し、前記従来の自動製函装置による加工
では、図9に模型的に示すごとく、角筒状容器Aは、搬
送用プレートBに沿い、搬送用押圧板Cによって矢印D
方向に押進させられると、搬送用プレートBとの接触摩
擦のため、側壁E、F、G、Hは弧Iで示す方向に若干
の撓曲傾向を示し、搬送用プレートB面に対し、本来直
交方向を占めるべき頂板、底板、図9では折返し片J
は、折り込み片K、L、M、Nに対し、矢印Oで示す方
向にずれを生じ、側壁Hと搬送用プレートBに接する側
壁Pとのなす角θ1は、該側壁Pと、搬送用固定板Cに
接する側壁Qとのなす角θ2より大きくなり、この状態
で接着Rされるため、製品たる角筒状容器Aは正しい角
筒形状に対して歪みを持った製品となり商品価値を低下
させる問題を有している。
【0005】このため、本発明では、自動製函装置に何
等改良を加える必要がなく、角筒状容器の折り返し片を
保形片として機能させることにより、僅かに1個の折り
返し片たる保形片の差し込み工程の増加のみで、前記変
歪した容器の発生を完全に防止することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、角筒状容器の構造を次記する
構造とした。即ち胴部を形成している側壁片中の第1の
側壁片の上下の各端に、頂板片と底板片とを連接し、角
筒形状において第1の側壁片と対応する位置を占める第
2の側壁片の上下の各端には、角筒形状保持用の矩形状
の第1の保形片をそれぞれ連設した。
【0007】また前記第1、第2の側壁片以外の各側壁
片の上下の各端には、前記第1の保形片と係合する別の
保形片を連接した。
【0008】更に、前記各側壁片が角筒状容器の胴部を
形成し、前記別の保形片が胴部内側へ直角に折曲された
とき、隣接する前記別の保形片の端縁により、前記矩形
状の第1の保形片が胴部内側へ直角に折曲されたとき、
これと直交し、かつ容器中心に向って開口し、互に対向
するコ字形開口部を形成した。
【0009】次に、前記第2の側壁片の第1の保形片
を、胴部内側へ折曲し、前記互に対向するコ字形開口部
内へ挿入し、該第1の保形片の少なくとも基部を別の保
形片で支持し、かつ第1の保形片の両側縁を、互に対向
する前記コ字形開口部の対向側縁に対峙させ、当接させ
た。
【0010】然る後、各保形片を接着剤で接合して接合
部を形成し、胴部の上下両端の該接合部の外面に、頂板
片と底板片とをそれぞれ接着して角筒状容器とするとい
う構成とした。
【0011】請求項2の発明では、前記した構成の角筒
状容器を次記する方法によって組み立てた。即ち、角筒
状容器の胴部を形成するための平行する複数の山折線で
区分されて連続する複数の側壁片と、該側壁片中の1個
の側壁片の上下端に連接された頂板片と底板片と、容器
の胴部において、前記側壁片と対応する位置を占める側
壁片の上下端に連接された矩形状の保形片と、前記2種
の側壁片間に位置する他の側壁片のそれぞれの上下端に
連接され、角筒状容器に折り畳まれた際に、前記各第1
の保形片の両側縁と当接するコ字形空所を形成する別の
保形片とよりなるブランクを準備した。
【0012】次に、自動製函ラインの第1工程におい
て、前記ブランクの複数の側壁片を、それぞれ山折線で
折曲し、端部の側壁片同士を接着して角筒胴部を形成し
た。
【0013】次いで角筒胴部の半截横断面形状の押圧面
を形成する搬送用押圧板により、角筒胴部を、平滑な搬
送板面に沿って押送しつつ、第2工程で、前記別の保形
片を角筒胴部内側へ向けて直角に折曲してこの別の保形
片群により角筒胴部中心線に向って互に対向して開口し
たコ字形開口部を形成した。
【0014】次に、第3工程で、前記矩形状の第1の保
形片を角筒胴部内側へ向けて直角に折曲しつつ前記別の
保形片の形成した互に対向して開口するコ字形開口部内
へ先端縁から挿入して、少なくともその基部を折曲され
た別の保形片で支持し、その両側縁をコ字形開口部の対
向側縁に対峙、当接させて押送を継続した。
【0015】続けて、第4工程として、第1の保形片と
別の両保形片とを角筒状胴部外方から接着し、第5工程
として前記接着された第1の保形片と別の保形片の各外
面に頂板と底板とを接着させて角筒状容器を完成させる
という構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】図示実施例は、図1に示される厚
紙製ブランク1Aから折り畳み成形された図7に示され
る正六角筒形の角筒状の容器1Bの構造とその製造方法
に関する実施例であるが、正八角筒形の容器であっても
同一の構造、製造方法によって提供することができる。
【0017】図1に示されるブランク1Aは、図7に示
される正六角筒形の胴部1Cを形成する等寸法の側壁片
11、7、1、8、12、4が互に平行する5本の山折
線1Dないし1Iによって区分されており、側壁片4は
接着代15により側壁片11に接着されて胴部1Cに形
成されている。
【0018】山折線1Dないし1Iによって連続する側
壁片中の第1の側壁片1の上下の各端には山折線2A、
3Aにより頂板2、底板3が連接されている。
【0019】角筒状の容器1Bにおいて、前記第1の側
壁片1と対応する位置、図示実施例では対称位置の第2
の側壁片4の上下の各端には、前記山折線2A、3Aと
同一線上に位置する山折線5A、6Aにより、角筒形状
保持用の矩形状の第1の保形片5、6が連設されてい
る。
【0020】前記第1の保形片5、6において、第1の
山折線5A、6Aから保形片5、6の端部側へ寄った位
置には第1の山折線5A、6Aと平行する第2の山折線
5B、6Bが形成されている。
【0021】前記第1の側壁片1の両側に連接される各
第3の側壁片7、8の上下の各端には、前記第1の保形
片5、6と係合する別の保形片9A、9B、10A、1
0Bがそれぞれ連接されている。
【0022】前記第2の側壁片4の両側に連接される第
4の側壁片11、12の上下両端には、前記別の保形片
9A、9B、10A、10Bと協力して第1の保形片
5、6と係合する別の保形片13A、13B、14A、
14Bが連接されている。
【0023】図1において、符号16、17は開封用の
易破断線であり、頂板2及び底板3の外周域には、折り
重ねられ頂板2及び底板3の下部に位置する各保形片の
端縁の掩蔽用の折り代18、19が形成されている。
【0024】前記別の保形片9A、9B、10A、10
Bには、後述するよう折曲され、第3図に示される構造
とされたとき、図8に示される搬送用プレートBに接す
る第2の側壁片4と平行方向に向い、角筒状容器内に開
口する略コ字状の切欠部たるコ字形開口部20が形成さ
れ、前記別の保形片13A、13B、14A、14Bに
は、前記切欠部たるコ字形開口部20の対向側縁の一方
の側縁と重なる略L字形切欠部たる切欠縁21が形成さ
れている。
【0025】前述の角筒状の容器1Bは、前記ブランク
1Aを出発材料として既存の自動製函装置により連続的
に製造されるが、該角筒状の容器1Bの構造の理解を便
ならしめるため、以下、請求項2の発明である製造方法
の発明の実施態様を説明する。
【0026】本発明では、自動製函ラインの第1ポジシ
ョンにおける第1工程において、図1に示されるブラン
ク1Aの各側壁片11、7、1、8、4の山折線1D、
1E、1F、1G、1H及び接着代15の山折線1Iに
おける各側壁片と接着代との折曲と、接着代15と第4
の側壁片11との接着を行い、図2に示す正六角筒胴部
22を形成する。なお、図2ないし図6において、頂板
2及び底板3は、正六角筒部20の端部構造を明示する
ため直上方へ折曲させて示してあるが、第2工程以下の
各工程の加工機の運動に支障が無い限りは、頂板2及び
底板3は水平配置であってもよいことは勿論である。
【0027】次いで図8に示す搬送用押圧板Cにより、
前記正六角筒部22を搬送用プレートBに沿わせて第2
ポジションに押送し、第2工程として、図3に示すごと
く、別の保形片13A、13B、14A、14B群並び
に、別の保形片9A、9B、10A、10B群の角度9
0度の折曲を行い図4に示すごとく、切欠縁21とコ字
形開口部20とにより、胴部内側へ向って直角に折曲さ
れ、互に対向して開口するコ字形開口部22を形成す
る。
【0028】次に第3ポジションに押送し、第3工程と
して、矩形状の第1の保形片5、6を第1の山折線5
A、6Aで直角に折曲すると同時に第2の山折線5B、
6Bで鈍角状態に折曲すると共に、第1の保形片5、6
を図5、図6に示されるごとく、先端縁からコ字形開口
部22内へ挿入させ、第1の保形片5、6の両側縁6
C、6Dをコ字形開口部22の対向側縁22A、22B
に対峙、当接させ、各側壁片と直交姿勢を揺らせると同
時に、第1の保形片5、6の少なくとも基部を折り重ね
られた別の保形片9A、9B、10A、10B群及び別
の保形片13A、13B、14A、14B群によって下
面から支持させる。前記第1の保形片5、6を、第1の
山折線5A、6Aで直角に折曲すると同時に第2の山折
線5B、6Bで鈍角状態に折曲するので、第1の保形片
5、6を、コ字形開口部22内へ挿入させる作業が容易
となり、しかも第1の保形片5、6の鈍角状態で折曲さ
れた第2の山折線5B、6B部分は、スプリングバック
作用で折曲前の平面状態に戻るので、開口部22内へ挿
入後の第1の保形片5、6は平面状態を維持する。
【0029】続いて第4ポジションに押送し、第4工程
として、折曲させられている別の保形片9A、9B、1
0A、10B群及び別の保形片13A、13B、14
A、15A群並びに、前記コ字形開口部22に挿入され
た矩形状の第1の保形片5、6の外面に一連に接着剤
を、図8に符号Rで示すごとく塗着して接着すると同時
に頂板2と底板3とを折曲し、前記各保形片群に一体に
接着する。
【0030】なお内容物の充填は、前記各保形板の折り
込み前に行うか、底板3側の折り込み、接着を先行させ
た後に内容物の充填を行い、次に頂板2側の折り込み、
接着を行うことにより行われる。
【0031】以上記述した実施例は正六角筒状の容器で
あるが、図8に示すブランク100では、正八角筒状の
容器が全く同様の構造、方法で製作できる。
【0032】また本発明の構成によれば正五角形筒状の
容器では、矩形状の第1の保形片が連接される側壁片
が、頂板と底板とが連接される側壁片が、頂板と底板と
が連接される側壁片と対称の位置を占めることが出来な
くなるものの、全く同様の構成によって、正五角筒状の
容器が形成できることは勿論であり、その作用、効果も
また正六角筒状や正八角筒状の容器と同一である。
【0033】従って正六角筒状や正八角筒状の容器で
は、頂板片と底板片とが連接されている第1の側壁片と
対応する位置の第2の側壁片は軸心に対し線対称となる
対称位置の側壁片となるが、正五角筒状の容器では、第
1の側壁片と向き合う稜角縁を挟んで隣り合う2側壁片
の何れか一方が対応する位置の第2の側壁片となる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によると、角筒状容器の
胴部を形成している側壁片中の、上下端に頂板片と底板
片とが連設されている第1の側壁片と対応する位置の第
2の側壁片の上下端に矩形状の第1の保形片が連接され
ており、第1、第2の両側壁片以外の各側壁片の上下端
に連接されている別の保形片が容器内側へ直角に折曲さ
れて形成した容器中心に向って開口し、互に対向するコ
字形開口部内へ、前記矩形状の第1の保形片が挿入さ
れ、少なくともその基部が裏側から前記別の保形片で支
承されると共に、矩形状の第1保形片の両側縁が、コ字
形開口部の対向側縁に対峙、当接されているので、自動
製函ラインにおいて搬送用押圧板で角筒胴部を押圧さ
れ、搬送板面に沿って押送される際に生ずる角筒胴部の
図9について説明した隣接する側壁片の交又角の変化
を、前記矩形状の第1の保形片の両側縁とコ字形開口部
の対向側縁との当接によって良好に防止でき、しかも第
1の保形片は、少なくともその基部が裏側から別の保形
片で支承されているので、前記第1の保形片の両側縁と
コ字形開口部の対向側縁との当接は安定し、第1の保形
片がコ字形開口部から容器内へ折れ曲がって入ってしま
うことも防止できる等の効果を奏する。
【0035】更に前述の効果を奏しうる状態で、各保形
片と頂板及び底板は一体に接着されるので、箱詰め、運
搬、積み重ね等の外力の作用を受けても容器胴部の角筒
形状の変形も防止できる。
【0036】また使用される紙量の増大も僅かに矩形状
の第1の保形片の2枚分であり、コストアップを僅少に
留めうる効果もある。
【0037】請求項2の発明によると、既述の効果を奏
する請求項1の発明に係る角筒状容器を、従来の自動製
函装置による加工ライン中に、矩形状の第1保形片の折
曲と差し込みという工程とこれに要する機材とを付加す
るのみで、生産でき、施設費の増加や工程増等に伴うコ
スト増を僅少としうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正六角筒状の容器のブランクの展開図である。
【図2】図1に示すブランクから胴部のみが成形された
状態を、頂板と底板とを上方に折曲して示した斜視図で
ある。
【図3】図2に示す状態から、矩形状の第1の保形片以
外の別の保形片が僅かに折曲された状態を示した図2と
同様の斜視図である。
【図4】図3に示す状態から前記別の保形片が角度90
度だけ折曲された状態を示す図2と同様の斜視図であ
る。
【図5】図4に示す状態から矩形状の第1の保形片をコ
字状開口部内へ挿入し始めた状態を示す図2と同様の斜
視図である。
【図6】図5に示す状態から、矩形状の第1の保形片
が、コ字状開口部内へ完全に挿入された状態を示す図2
と同様の斜視図である。
【図7】図6に示す状態から頂板と底板とが折曲され、
接着された状態を示す斜視図である。
【図8】第2の実施例たる正八角筒状の容器のブランク
の展開図である。
【図9】図6に示す状態の容器に接着剤を塗布し、搬送
用押圧板Cにより搬送用プレートBに沿って押送してい
る状態を、容器の軸芯方向から示した側面図であって、
従来の方法で欠点が生じていた理由と欠点の生じていた
部位を示す説明図である。
【符号の説明】
1A ブランク 1B 正六角筒形の容器 1C 胴部 1、4、7、8、11、12 側壁片 2 頂板片 3 底板片 5、6 矩形状の第1の保形片 6C、6D 第1の保形片の両側縁 9A、9B、10A、10B、13A、13B、14
A、14B 別の保形片 22 コ字形開口部 22A、22B コ字形開口部の対向側縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角筒状容器の胴部を形成している側壁片中
    の第1の側壁片の上下の各端に、頂板片と底板片とが連
    接され、 角筒形状において、前記第1の側壁片と対応する位置を
    占める第2の側壁片の上下の各端に、角筒形状保持用の
    矩形状の第1の保形片が、それぞれ連接されており、前
    記第1、第2の側壁片以外の各側壁片の上下の各端に
    は、前記第1の保形片と係合する別の保形片が、それぞ
    れ連接されており、 各側壁片が折曲されて角筒状容器の胴部を形成し、 前記別の保形片群が胴部内側へ直角に折曲され隣接する
    保形片の端縁により、前記矩形状の第1の保形片が胴部
    内側へ直角に折曲されたとき、これと直交し、かつ容
    器、中心に向って開口し、互に対向するコ字形開口部が
    形成され、 前記矩形状の第1の保形片が胴部内側へ直角に折曲され
    て前記互に対向するコ字形開口部内へ挿入され、第1の
    保形片の少なくとも基部が裏側から別の保形片によって
    支持され、 かつ、該第1の保形片の両側縁が、互に対向する前記コ
    字形開口部の対向側縁に対峙、当接され、 各保形片が一体に接合されて接合部を形成し、 各接合部の外面に、頂板片と底板片とがそれぞれ接着さ
    れている角筒状容器。
  2. 【請求項2】角筒状容器の胴部を形成するための平行す
    る複数の山折線で区分されて連続する複数の側壁片と、
    該側壁片と中の1個の側壁片の上下端に連接された頂板
    片と底板片と、容器の胴部において、前記側壁片と対応
    する位置を占める側壁片の上下端に連接された矩形状の
    第1の保形片と、前記2種の側壁片間に位置する他の側
    壁片のそれぞれの上下端に連接され、角筒状容器に折り
    畳まれた際に、前記各第1の保形片の両側縁と当接する
    コ字形開口部を形成する別の保形片とよりなるブランク
    を、 自動製函ラインの第1行程で、複数の側壁片をそれぞれ
    山折線で折曲し、端部の側壁片同士を接着して角筒胴部
    を形成し、 次いで角筒胴部の半截横断面形状の押圧面を形成する搬
    送用押圧板により、角筒胴部を、平滑な搬送板面に沿っ
    て押送しつつ、 第2工程で前記別の保形片を角筒胴部内側へ向けて直角
    に折曲して、この別の保形片群により角筒胴部中心線に
    向って互に対向して開口したコ字形開口部を形成し、 第3工程で、前記矩形状の第1の保形片を角筒胴部内側
    へ向けて直角に折曲しつつ、前記別の保形片の形成した
    互に対向して開口するコ字形開口部板へ先端縁から挿入
    して、少なくともその基部を折曲された別の保形片で支
    持し、その両側縁をコ字形開口部の対向側縁に対峙、当
    接させて押送を継続し、 第4工程として、両保形片を角筒状胴部外方から接着
    し、 第5工程として前記接着された各保形片の各外面に頂板
    と底板とを接着することを特徴とする角筒状容器の製造
    方法。
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