JP2003118377A - 車両の後部開閉体構造 - Google Patents

車両の後部開閉体構造

Info

Publication number
JP2003118377A
JP2003118377A JP2001317619A JP2001317619A JP2003118377A JP 2003118377 A JP2003118377 A JP 2003118377A JP 2001317619 A JP2001317619 A JP 2001317619A JP 2001317619 A JP2001317619 A JP 2001317619A JP 2003118377 A JP2003118377 A JP 2003118377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back door
vehicle
opening
body structure
luggage compartment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001317619A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Sakamoto
敏則 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2001317619A priority Critical patent/JP2003118377A/ja
Publication of JP2003118377A publication Critical patent/JP2003118377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バックドア折り畳み時に複数のバックドア部材
間に隙間が生じることなく、見栄えを向上できる後部開
閉構造を提供することを目的とする。 【解決手段】横開き式バックドア構造において、上記バ
ックドアは、バックドア開放時車幅方向中間部において
折り畳み可能に結合される複数のバックドア部材から構
成されるとともに、上記バックドア折り畳み状態におい
て隣り合う上記バックドア部材間に該部材間の間隙を遮
蔽する遮蔽部材が設けられるている。従って、バックド
アが折り畳み式であるため、車両後方のスペースが狭い
場合であってもバックドアを開放することができる。更
に、隣り合うバックドア部材間の間隙が遮蔽部材によっ
て遮蔽されるため、バックドア折り畳み時の見栄えを向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後部に形成さ
れた荷室開口部を開閉するバックドアに関し、特にバッ
クドアの車幅方向一端部が車体に軸支された横開き式の
後部開閉体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平9−2076号公
報に示されるように、車両後部に形成された荷室開口部
を開閉するバックドアの車幅方向一端部側が車体にヒン
ジにて軸支された横開き式バックドアは知られている。
【0003】この横開き式バックドアでは、バックドア
開放に際し、バックドアの車幅方向幅に略等しい長さを
半径とする円弧状の空間を必要とし、車両後方のスペー
スが狭い駐車場等では、バックドアの開閉操作が行えな
い場合がある。
【0004】そこで、バックドアを、車幅方向中間部お
いて分割した複数のバックドア部材から構成し、バック
ドア開放時、バックドアを折り畳むことによって車両後
方のスペースが狭い場所であってもバックドアの開放を
可能とすることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記折
り畳み式のバックドアを折り畳む場合、折り畳まれたバ
ックドア部材間に間隙が生じるため、複数のバックドア
部材を結合するヒンジ部材が見え、見栄えが悪いという
問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するた
め、バックドア折り畳み時に複数のバックドア部材間の
間隙が生じることがなく、見栄えを向上できる後部開閉
体構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の構成では、車両の後部に形成された
荷室開口部と、該荷室開口部を開閉可能なバックドアと
を備え、該バックドアは、バックドアの車幅方向一端部
が車両に対して水平方向に回動可能に結合され、上記荷
室開口部に対して開閉可能とされた車両の後部開閉体構
造において、上記バックドアは、バックドア開放時車幅
方向中間部において折り畳み可能に結合される複数のバ
ックドア部材から構成されるとともに、上記バックドア
折り畳み状態において隣り合う上記バックドア部材間に
該部材間の間隙を遮蔽する遮蔽部材が設けられるてい
る。本発明の第1の構成によれば、バックドアが折り畳
み式であるため、バックドア開放に必要な車両後方の空
間が小さくなり、車両後方の空間が狭い場所でのバック
ドア開放が可能になる。更に、隣り合うバックドア部材
間の間隙が遮蔽部材によって遮蔽されるため、バックド
ア折り畳み時の見栄えを向上させることができる。
【0008】本発明の第2の構成では、上記遮蔽部材
は、その表面形状が、上記バックドア折り畳み状態にお
いて隣り合う上記バックドア部材の車外側表面を連続す
る面として連結するように形成されている。本発明の第
2の構成によれば、バックドア折り畳み状態において、
遮蔽部材の表面形状が隣り合うバックドア部材の車外側
表面と連続した面として形成されるため、デザイン性を
維持しつつ間隙を遮蔽することができ、更に見栄えを向
上させることができるる。
【0009】本発明の第3の構成では、上記遮蔽部材
は、バックドア非折り畳み状態では上記バックドア部材
内部に収納され、バックドア折り畳み状態では上記バッ
クドア部材内部から外部に移動し、上記バックドア部材
間の間隙を遮蔽するように構成されている。本発明の第
3の構成によれば、バックドア非折り畳み状態では遮蔽
部材がバックドア部材内部に収納されるため、遮蔽部材
をコンパクトに設けることができる。
【0010】本発明の第4の構成では、上記荷室開口部
は、下方側部分が上記バックドアにより車幅方向に開閉
可能とされ、上方側部分がガラスハッチにより車両上下
方向に開閉可能に構成されている。本発明の第4の構成
によれば、荷室開口部をガラスハッチとバックドアとの
共同によって開閉するようにしたため、バックドアを小
さくすることができ、荷室開口部をバックドアのみによ
って開閉自在にした場合に対して小さな力でバックドア
を開閉することができる。
【0011】本発明の第5の構成では、上記ガラスハッ
チは、上記荷室開口部閉鎖時において上記バックドアよ
りも車両外側に位置するように構成されている。本発明
の第5の構成によれば、ガラスハッチがバックドアより
も車両外側に位置するため、バックドアを開放すること
なくガラスハッチを開閉することができ、小さな荷物の
出し入れを行う際の操作性を向上することができる。
【0012】本発明の第6の構成では、上記バックドア
と上記ガラスハッチとをロックするロック機構が、車幅
方向中央付近に設けられている。本発明の第6構成によ
れば、ガラスハッチとバックドアが車幅方向中央付近で
ロックされるため、ガラスハッチを閉鎖した状態におい
てバックドアとガラスハッチとから構成される後部開閉
体全体の剛性を向上することができる。
【0013】本発明の第7構成では、上記荷室開口部に
おける車両上下方向下端部には、上記バックドアを摺動
可能に支持するレールが車幅方向に設けられており、上
記バックドアには、上記レール内に摺動可能に嵌合され
る駆動部材が設けられている。本発明の第7構成によれ
ば、バックドアの支持は、車両の車幅方向一端部での支
持に加え、荷室開口部における車両上下方向下端部のレ
ール内でも支持されるため、バックドアの片持ち支持を
避けることができ、バックドアの車体への結合強度を高
めることなくバックドアの耐久性を確保することができ
る。
【0014】本発明の第8構成では、上記バックドアの
車両外部側又は車室内側の側面には格納部が形成されて
おり、該格納部には格納部に対して格納可能とされ、格
納部からバックドア外方へ位置された時略水平位置で保
持可能に構成された補助台が設けられている。本発明の
第8構成によれば、バックドアに補助台が取り付けられ
ているため、この補助台をテーブルや椅子等に利用する
ことができ、後部開閉体の利便性を向上することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、バックドアが折り畳み
状態において、遮蔽部材によって隣り合うバックドア部
材間の間隙が遮蔽されるため、バックドア折り畳み時の
見栄えを向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図10により説明する。まず、本実施形態の全体を説
明する。車両の後部開閉体の閉鎖状態を示す斜視図であ
る図1に示すように、本実施形態の後部開閉体は、車体
1の後部に設けられた荷室開口部2の車両上下方向上部
側に設けられたガラスハッチ3と、荷室開口部2の車両
上下方向下部側に設けられたバックドア4とから構成さ
れ、これらによって荷室開口部2を開閉するようになっ
ている。
【0017】後部開閉体の開放状態を示す斜視図である
図2に示すように、上記ガラスハッチ3は、その上部側
が荷室開口部2の上部側縁部において車両上下方向へ回
動可能に軸支され、開放状態において、所定の回転角度
で保持可能に構成されている。なお、この保持機構は一
般的なものを用いれば良く、例えばヒンジにバネを内蔵
させ、ガラスハッチ3を開放方向へ付勢するものや、ヒ
ンジとは別にエアダンパーをガラスハッチ3と車体1と
の間に設けるものでもよい。尚、ガラスハッチ3は、荷
室開口部2閉鎖状態においてバックドア4よりも車体1
外側に位置するように構成されており、バックドア4を
開閉することなく開閉可能とされている。
【0018】上記バックドア4は、車幅方向略中央部に
おいて左バックドア部材4aと右バックドア部材4bと
に分割されており、その両バックドア部材4a、4bは
折り畳み可能にヒンジ結合されている。右バックドア部
材4aは、車両を車両後方側から見て車両進行方向右側
となる右側端部1aにおいて、ヒンジを介して回動可能
に軸支されている。左バックドア部材4bは、荷室開口
部2の車両上下方向下側縁部に設けられたレール5に摺
動可能に支持されている。また、左バックドア部材4b
の車体外側には、図1に示すように補助台6及びその補
助台6を格納する格納部7が設けられている。そして、
左バックドア部材4aと右バックドア部材4aとを折り
畳んだ際、その両バックドア部材4a、4bの間には、
その隙間を遮蔽する遮蔽部材を構成するスライドパネル
8が設けられている。
【0019】次に、本実施形態におけるガラスハッチ3
の詳細構造を説明する。図1における線分A−A矢視断
面及びガラスハッチ3のロック機構を示す図である図3
と、図3における線分B−B矢視断面図である図4に示
されるように、ガラスハッチ3は、ガラス3aと、該ガ
ラス3aの車室内側周縁部に接合され、ガラス3aを支
持するガラス支持部材3bとから構成されている。上記
ガラス支持部材3bの上部左右2箇所(図3では車両進
行方向左側のみ開示)には、荷室開口部2の上側縁部側
の車体1に連結するためのヒンジ9が取りつけられてお
り、ガラス支持部材3bの下部の中央付近には、バック
ドア4に設けられたロック部10にロックされる被ロッ
ク部を構成するストライカー11が螺着されている。
【0020】次に、上記ロック部10とストライカー1
1との構造を説明する。図4示すように、ガラス3aに
接合されたガラス支持部材3bの下面には、板状の上記
ストライカー11が螺着されており、このストライカー
11には開口12が設けられている。バックドア4に設
けられたロック部10には、上記ストライカー11を挿
通するためのスリット13を有するロックトリム14が
設けられており、その内部には、ストライカー11の開
口12に嵌合してストライカー11を固定するロックピ
ン15を有するソレノイド16がバックドア4のインナ
パネル17に螺着されている。ロックピン15は、ソレ
ノイド16内に設けられたバネによりソレノイド16外
方へ突出する方向へ常時付勢されており、ソレノイド1
6が作動すると(例えば、キースイッチON操作に同期
してソレノイド16が励磁された時)ソレノイド16内
へ引き込まれるようになっている。また、ロックピン1
5はその先端がテーパ状に形成されており、ストライカ
ー11がスリット13内に挿入されると(紙面上左側か
ら右側へ移動されると)ソレノイド16が作動しなくて
もストライカー11の先端によってロックピン15がソ
レノイド16内側へ押し込まれ、ストライカー11がさ
らに挿入されたところで、ロックピン15がストライカ
ー11の開口13に突出してストライカー11をロック
するようになっている。尚、ロック機構をバックドア4
の中央付近に設けている理由は、ガラスハッチ3を閉鎖
した際に、ガラスハッチ3とバックドア4を強固にロッ
クすることができ、後部開閉体全体の剛性を効果的に高
めることができるためである。
【0021】次に、本実施形態の右バックドア部材4b
の車両1に対する取り付け構造を説明する。車両右側端
部1aに対する右バックドア部材4bの結合構造を車室
内側から見た図である図5に示すように、荷室開口部2
の車両右側端部1aには、右側ブレーキランプ18の上
下にヒンジ19、20を各々取り付けるための取り付け
部21、22が設けられている。また、右バックドア部
材4bにも、上記荷室開口部2側のヒンジの取り付け部
21、22と対向する位置にヒンジの取り付け部23、
24が設けられている。このヒンジ19、20は、右バ
ックドア4b側に取り付けられる断面略U字状に形成さ
れた可動片19a、20aと、荷室開口部2に取り付け
られる固定片19b、20bと、それらを略水平方向に
回動するよう垂直方向に軸支する軸部材19c、20c
とから構成されている。そして、右バックドア4bは、
ヒンジ19、20を介して車体1に回動可能に連結され
る。
【0022】次に、左バックドア部材4aと右バックド
ア部材4bとの連結構造及びスライドパネル8の構造に
ついて説明する。左バックドア部材4aと、右バックド
ア部材4bとは、ヒンジを介して回動可能に連結されて
おり、図2に示されるように線分C−Cを軸に折り畳ま
れるようになっている。図1における線分D−D断面図
である図6、図2における線分E−E断面図である図7
に示すように、左右両バックドア部材4a、4bは、そ
れぞれ、インナーパネル25a、25b、補強パネル2
6a、26b、アウターパネル27a、27bが、スポ
ット溶接により一体化されており、左右両バックドア部
材4a、4bのインナーパネル25a、25bにはヒン
ジ28が水平方向に回動可能に螺着されている。左バッ
クドア部材4aのインナーパネル25aは、アウターパ
ネル27aとの間において反右バックドア部材4b側に
凸となる円弧状に形成されている。一方、右バックドア
部材4bのアウターパネル27bは、左バックドア部材
4aのインナーパネル25aの形状に対し一定の距離を
保って沿うよう円弧状に形成されており、左バックドア
部材4aのインナーパネル25aと右バックドア部材4
bのアウターパネル27bとによって円弧状の空間が形
成されている。この円弧状の空間には、左右両バックド
ア部材4a、4bのアウターパネル形状に連続する曲面
を有するスライドパネル8が摺動可能に格納されてい
る。図6において、スライドパネル8の先端には、それ
ぞれ、左バックドア部材4aのインナーパネル25aに
形成された第1係合部29、第2係合部30と係合する
第1係合部8aと、右バックドア部材4bのアウターパ
ネル27bに形成された係合部31と係合する第2係合
部8bとが形成されている。以上の構成に基づくバック
ドア4折り畳み時におけるスライドパネル8の作動を以
下に説明する。図7に示すように、バックドア4は、そ
の開放動作に伴い左右バックドア部材4a、4bの連結
部分を軸に折り畳まれる。その際、左右両バックドア部
材4a、4bの間に保持されていたスライドパネル8
は、スライドパネル8の第1係合片8aが左バックドア
部材4aの第1係合片29に係合して左バックドア部材
4aの動きに追従し、図7に示すように左右両バックド
ア部材4a、4b間に生じる間隙を遮蔽する。このと
き、スライドパネル8の第2係合片8bが右バックドア
部材4bの係合片31と係合するため、スライドパネル
8が必要以上に左バックドア部材4a側へ移動すること
が防止される。以上のように、バックドア4折り畳み時
に左右バックドア部材4a、4b間の間隙を外部から見
えないようにすることができる。また、右バックドア部
材4bのアウターパネル27b及びスライドパネル8が
共に円弧状に形成されていることから、左右バックドア
部材4a、4bとが連続する曲面で形成されるため、見
栄えが向上する。尚、バックドア4を閉鎖する場合に
は、スライドパネル8の第1係合片8aが、左バックド
ア部材4aの第2係合片30と係合して左バックドア部
材4aの動きに追従し、図6に示すように左右両バック
ドア部材4a、4bの間に収納されるようになってい
る。
【0023】次に、左バックドア部材4aの車体1への
支持構造について説明する。図1における線分F−F矢
視断面図である図8に示すように、荷室開口部2の下方
の車体1には、略L字状のインナーパネル32に略L字
状のアウターパネル33をスポット溶接により接合して
車幅方向に伸びる閉断面が形成されている。インナーパ
ネル32の車室内側上部には、バックドア4を支持する
断面略コ字状のレール5が車室内へその開口を向けて車
幅方向に延設されている。また、左バックドア部材4a
のインナーパネル25a下面には、レール5に嵌合する
車輪34(駆動部材)を保持する断面L字状の車輪保持
金具35の取り付け部36が設けられており、車輪保持
金具35は車輪34に対して左バックドア部材4aの折
り畳み動作に追従して水平方向に回動可能となるように
連結されている。以上のように、バックドア4を開閉動
作する場合、左バックドア部材4aがレール5上で支持
され、レール5内を車輪34が摺動するため、バックド
ア4の折り畳みをスムーズに行うことができる。
【0024】次に、本実施形態の左バックドア4aの車
両外部側に設けられた補助台6の説明をする。後部開閉
体の開放状態を示す斜視図である図9、図10に示すよ
うに、左バックドア部材4aの車両外部側には、格納部
7が形成されており、該格納部7には補助台6が出し入
れ可能に格納されている。この補助台6は、その下方部
において車両上下方向に回動可能に軸支されており、補
助台6を左バックドア4a外側へ出した時、補助台6は
略水平位置に保持されるよう構成されている。これによ
り、補助台6をテーブルや椅子として利用することがで
きる。
【0025】以上のように、本発明の後部開閉体構造の
実施形態では、バックドア4開放時にバックドア4が折
り畳まれるため、従来の横開き式のバックドアに対して
バックドア4開放に必要な車両後方の空間が小さくな
り、車両後方の空間が狭い場所でのバックドア開放が可
能になる。また、バックドア4開放時には、左右バック
ドア部材4a、4b間の隙間がスライドパネル8によっ
て遮蔽されるため、見栄えを向上することができる。
【0026】尚、本実施形態では、バックドア4を二分
割した例を示したが、3分割或いはそれ以上に分割した
ものでもよい。また、本実施形態では、左バックドア部
材4aをレール5によって支持する例を示したが、必ず
しもレール上で支持する必要はなく、車体1に片持ち支
持するだけでもよい。また、本実施形態では、スライド
パネル8を円弧状に形成する例を示したが、スライドパ
ネル8表面を直線で形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における後部開閉体の閉鎖状
態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における後部開閉体の開放状
態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態の図1における線分A−A断
面及びガラスハッチのロック機構を示す図である。
【図4】本発明の実施形態の図3におけるガラスハッチ
のロック機構を示す線分B−B断面図である。
【図5】本発明の実施形態における荷室開口とバックド
アのヒンジ結合部を車室内から見た斜視図である。
【図6】本発明の実施形態の図1におけるバックドア連
結部を示す線分D−D断面図である。
【図7】本発明の実施形態の図2におけるバックドア連
結部を示す線分E−E断面図である。
【図8】本発明の実施形態の図1におけるバックドアの
レール支持構造を示す線分F−F断面図である。
【図9】本発明の実施形態におけるバックドアの補助台
の格納状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態におけるバックドアの補助
台の展開状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・車体 2・・・荷室開口部 3・・・ガラスハッチ 4・・・バックドア 4a・・・左バックドア部材 4b・・・右バックドア部材 8・・・スライドパネル(遮蔽部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の後部に形成された荷室開口部と、該
    荷室開口部を開閉可能なバックドアとを備え、該バック
    ドアは、バックドアの車幅方向一端部が車両に対して水
    平方向に回動可能に結合され、上記荷室開口部に対して
    開閉可能とされた車両の後部開閉体構造において、上記
    バックドアは、バックドア開放時車幅方向中間部におい
    て折り畳み可能に結合される複数のバックドア部材から
    構成されるとともに、上記バックドア折り畳み状態にお
    いて隣り合う上記バックドア部材間に該部材間の間隙を
    遮蔽する遮蔽部材が設けられていることを特徴とする車
    両の後部車体構造。
  2. 【請求項2】上記遮蔽部材は、その表面形状が、上記バ
    ックドア折り畳み状態において隣り合う上記バックドア
    部材の車外側表面を連続する面として連結するように形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の車両の後部車
    体構造。
  3. 【請求項3】上記遮蔽部材は、バックドア非折り畳み状
    態では上記バックドア部材内部に収納され、バックドア
    折り畳み状態では上記バックドア部材内部から外部に移
    動し、上記バックドア部材間の間隙を遮蔽するように構
    成された請求項1乃至2の何れか一つに記載の車両の後
    部車体構造。
  4. 【請求項4】上記荷室開口部は、下方側部分が上記バッ
    クドアにより車幅方向に開閉可能とされ、上方側部分が
    ガラスハッチにより車両上下方向に開閉可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに
    記載の車両の後部車体構造。
  5. 【請求項5】上記ガラスハッチは、上記荷室開口部閉鎖
    時において上記バックドアよりも車両外側に位置するよ
    うに構成されたことを特徴とする上記請求項4記載の車
    両の後部開閉体構造。
  6. 【請求項6】上記バックドアと上記ガラスハッチとをロ
    ックするロック機構が、車幅方向中央付近に設けられて
    いることを特徴とする上記請求項4乃至5の何れか一つ
    に記載の車両の後部開閉体構造。
  7. 【請求項7】上記荷室開口部における車両上下方向下端
    部には、上記バックドアを摺動可能に支持するレールが
    車幅方向に延設されており、上記バックドアには、上記
    レール内に摺動可能に嵌合される駆動部材が設けられて
    いることを特徴とする上記請求項1乃至7の何れか一つ
    に記載の車両の後部車体構造。
  8. 【請求項8】上記バックドアの車両外部側又は車室内側
    の側面には格納部が形成されており、該格納部には格納
    部に対して格納可能とされ、格納部からバックドア外方
    へ位置された時略水平位置で保持可能に構成された補助
    台が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の
    何れか一つに記載の車両の後部開閉体構造。
JP2001317619A 2001-10-16 2001-10-16 車両の後部開閉体構造 Pending JP2003118377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317619A JP2003118377A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 車両の後部開閉体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317619A JP2003118377A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 車両の後部開閉体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003118377A true JP2003118377A (ja) 2003-04-23

Family

ID=19135458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001317619A Pending JP2003118377A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 車両の後部開閉体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003118377A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1428709A3 (en) * 2002-12-12 2006-02-22 COMAU S.p.A. A split tailgate assembly for a motor vehicle
WO2008056478A1 (fr) * 2006-11-08 2008-05-15 Toyota Shatai Kabushiki Kaisha Structure de rangement pour véhicule
CN105365895A (zh) * 2015-12-11 2016-03-02 重庆大发天地机械制造工业有限公司 背门铰链加强件上用于与背门排水槽的搭接结构
JP2018118541A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 トヨタ車体株式会社 車両バックドア及び車両後部構造
GB2565109A (en) * 2017-08-02 2019-02-06 Jaguar Land Rover Ltd Rear closure assembly
CN113879427A (zh) * 2021-10-20 2022-01-04 一汽奔腾轿车有限公司 一种汽车背门门槛护板宽度的设计方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276723U (ja) * 1985-10-31 1987-05-16
JPH0218085U (ja) * 1988-07-15 1990-02-06
JPH02221577A (ja) * 1989-02-22 1990-09-04 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両用ドアロック装置
JPH0383115U (ja) * 1989-12-15 1991-08-23
JPH0999742A (ja) * 1995-10-06 1997-04-15 Honda Motor Co Ltd 車両の物品収容構造
JPH09170374A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Asmo Co Ltd バックドア閉鎖操作制限装置
JPH09228733A (ja) * 1996-02-28 1997-09-02 Matsushita Electric Works Ltd 折り畳み扉及び収納キャビネット
JPH10192056A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Suzuki Motor Corp 車両のテーブル内蔵バックドア

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276723U (ja) * 1985-10-31 1987-05-16
JPH0218085U (ja) * 1988-07-15 1990-02-06
JPH02221577A (ja) * 1989-02-22 1990-09-04 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両用ドアロック装置
JPH0383115U (ja) * 1989-12-15 1991-08-23
JPH0999742A (ja) * 1995-10-06 1997-04-15 Honda Motor Co Ltd 車両の物品収容構造
JPH09170374A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Asmo Co Ltd バックドア閉鎖操作制限装置
JPH09228733A (ja) * 1996-02-28 1997-09-02 Matsushita Electric Works Ltd 折り畳み扉及び収納キャビネット
JPH10192056A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Suzuki Motor Corp 車両のテーブル内蔵バックドア

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1428709A3 (en) * 2002-12-12 2006-02-22 COMAU S.p.A. A split tailgate assembly for a motor vehicle
WO2008056478A1 (fr) * 2006-11-08 2008-05-15 Toyota Shatai Kabushiki Kaisha Structure de rangement pour véhicule
CN105365895A (zh) * 2015-12-11 2016-03-02 重庆大发天地机械制造工业有限公司 背门铰链加强件上用于与背门排水槽的搭接结构
JP2018118541A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 トヨタ車体株式会社 車両バックドア及び車両後部構造
GB2565109A (en) * 2017-08-02 2019-02-06 Jaguar Land Rover Ltd Rear closure assembly
GB2565109B (en) * 2017-08-02 2020-03-11 Jaguar Land Rover Ltd Rear closure assembly
CN113879427A (zh) * 2021-10-20 2022-01-04 一汽奔腾轿车有限公司 一种汽车背门门槛护板宽度的设计方法
CN113879427B (zh) * 2021-10-20 2023-10-20 一汽奔腾轿车有限公司 一种汽车背门门槛护板宽度的设计方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6382705B1 (en) Vehicle independent rear access panel with four bar hinge
JP4281163B2 (ja) 車両の後部開閉体構造
US6213535B1 (en) Articulating closure
JP5647186B2 (ja) テールゲート付き車両
JP2014061766A (ja) 車両用ドア構造
WO2014006975A1 (ja) テールゲート付き車両
US6681448B2 (en) Hinge assembly for a vehicle door
JP2514650Y2 (ja) 後部ドアに副ドアを併設した車両
JP5760645B2 (ja) 車両の後部荷室構造
JP2003118377A (ja) 車両の後部開閉体構造
JP3387301B2 (ja) 車両用バックドアの開閉装置
WO2014175241A1 (ja) 車両
JP3556571B2 (ja) スライドドアの支持構造
JP6200968B2 (ja) テールゲート付き車両
EP2998141B1 (en) Vehicle
JP4466538B2 (ja) スライドドア構造
JP2002145116A (ja) 自動車のボデー構造
US6962391B2 (en) Open roof structure for vehicle
US20230193676A1 (en) Sliding door device for vehicle
JPH033061Y2 (ja)
JPH02299926A (ja) 自動車のドア構造
JP2001026241A (ja) 車両の後部車体構造
JPH09301081A (ja) 車両用グラブボックス装置
JPH0746578Y2 (ja) 自動車のトノボード
JPH03121925A (ja) 車両のドア開閉構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040824

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070612