JP2003117759A - ワーク排出装置 - Google Patents

ワーク排出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークを確実にバケット内から排出することが
できるとともに、素材に応じた対応を容易に採り得るワ
ーク排出装置を提供する。 【解決手段】開閉自在となった一対の爪83aを具備
し、この一対の爪83aを開閉せしめるハンド83と、
ハンドを支持83し、ワーク受取位置,ワーク排出位置
に移送する移送手段70,61,82と、上部に開口部
2aが形成され、開口部2aからワークWを受け取るよ
うに構成されるとともに、ハンド83に着脱可能に装着
され、一対の爪83aの開閉に連動して、その底部を開
閉可能となったバケット2とからなる。一対の爪83a
と連動して開くバケット2の底部からワークWを排出す
るので、当該ワークWを確実に排出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械で加
工されたワークを機外に排出するワーク排出装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、上述したワーク排出装置の一例と
して、図5乃至図7に示すようなバケット式のワーク排
出装置50が知られている。同図5に示すように、この
ワーク排出装置50は、バーフィーダなどのワーク供給
装置20,主軸21,刃物台(図示せず),シュート2
2などを備えたNC旋盤に設けられるもので、排出装置
本体60と、該排出装置本体60を矢示A方向に移送す
る移送機構部70とからなり、長尺棒状の素材から削り
出されるワークWを機外に排出する。 【0003】前記排出装置本体60は、アーム基台61
と、一方端部が前記アーム基台61に支持され、当該支
持部を中心として、矢示C方向に旋回可能となった第1
アーム62aと、この第1アーム62aに連結された第
2アーム62bと、L字状に形成され、前記第2アーム
62bによって矢示B方向にスライド可能に支持された
第3アーム62cと、第3アーム62cの先端部にヒン
ジ63を介して回転可能に装着され、加工後のワークW
を収容するバケット64と、前記第1アーム62aを矢
示C方向に旋回させ、前記第3アーム62cを前記矢示
B方向に昇降させることにより、前記バケット64を昇
降させる昇降機構部(図示せず)とを備える。 【0004】図6及び図7に示すように、前記バケット
64は横断面L字状に形成された部材からなり、上部が
開口した収容部64aを備えている。尚、前記バケット
64は、前記ヒンジ63に適宜設けられたばね体(図示
せず)により、矢示D方向に付勢されている。 【0005】また、前記昇降機構部(図示せず)は、前
記アーム基台61内に設けられた第1昇降手段(図示せ
ず)と、前記第2アーム62b内に設けられた第2昇降
手段(図示せず)とから構成される。前記第1アーム6
2aは前記第1昇降手段(図示せず)の作動により、前
記支持部を中心として、矢示C方向に旋回せしめられ、
その上昇時には、当該第1アーム62aと前記第2アー
ム62bとが折りたたまれるようになっている。また、
前記第3アーム62cは、前記第2昇降手段(図示せ
ず)の作動によって矢示B方向にスライドする。尚、前
記第1昇降手段(図示せず)及び前記第2昇降手段(図
示せず)には、エアシリンダや油圧シリンダなどが用い
られる。 【0006】前記移送機構部70は、右端が機外に突出
した状態で前記NC旋盤の機内に配設されるとともに、
適宜案内面を備え、前記アーム基台61を矢示A方向に
移動可能に支持する案内部材70aと、前記アーム基台
61を、例えば、タイミングベルト(図示せず)などを
介して駆動する駆動手段70bなどから構成される。
尚、前記駆動手段70bには、ロータリエンコーダを備
えたサーボモータなどが用いられる。 【0007】斯くして、上記排出装置本体60のバケッ
ト64は、前記移送機構部70及び前記昇降機構部(図
示せず)の作動によって、ワーク受取位置,ワーク排出
位置,待機位置の間を往復移動し、加工されたワークW
をワーク受取位置で受け取り、受け取ったワークWをワ
ーク排出位置で排出する。 【0008】前記ワーク受取位置は、チャック21aに
把持されたワークWの下方位置にあたり、チャック21
aに把持された素材が所定形状に削り出され、突切りバ
イトなどによって切断されると、当該加工後のワークW
が落下して、これがバケット64の収容部64a内に収
容される。尚、ここでは、素材を所定形状に削り出した
ものをワークWと称している(以下同様)。 【0009】また、前記ワーク排出位置は前記シュート
22の上方位置にあたり、前記シュート22に付設され
たバケット傾倒装置23によって、前記バケット64が
傾倒せしめられる位置である。バケット傾倒装置23
は、図示するように、シュート22の上方に水平に配設
された棒状のバケット傾倒部材23aと、エアシリンダ
や油圧シリンダなどからなり、バケット傾倒部材23a
を昇降させる昇降手段(図示せず)とから構成され、前
記ワーク排出位置のより具体的な位置は、前記バケット
傾倒部材23aの上方位置に設定される。 【0010】前記バケット64がワーク排出位置に移動
すると、図7に示すように、前記バケット傾倒部材23
aが前記昇降手段(図示せず)によって上昇せしめら
れ、これにより、バケット64が前記ばね体(図示せ
ず)の付勢力に抗して矢示E方向に傾倒せしめられて、
収容部64a内に収容されたワークWが前記シュート2
2上に排出される。 【0011】また、前記待機位置は、前記バケット64
を前記ワーク受取位置に移動させる前の位置であり、前
記ワーク受取位置の付近で、ワークWの加工に支障をき
たさない適宜位置に設定される。 【0012】以上のように構成されたワーク排出装置5
0によれば、前記チャック21aに把持された素材が所
定形状に加工されると、前記排出装置本体60のバケッ
ト64が、前記移送機構部70及び前記昇降機構部(図
示せず)の作動によって、前記待機位置から前記ワーク
受取位置に移動せしめられる。 【0013】ついで、突切りバイトなどによりワークW
が切断されると、当該加工後のワークWが落下して、こ
れがバケット64の収容部64a内に収容される。そし
て、このようにして加工後のワークWが前記バケット6
4内に収容された後、前記移送機構部70及び前記昇降
機構部(図示せず)の作動によって、バケット64がワ
ーク受取位置から前記待機位置を経由してワーク排出位
置に移動せしめられる。 【0014】バケット64がワーク排出位置に移動する
と、次に、前記バケット傾倒部材23aが上昇せしめら
れ、これにより、バケット64が矢示E方向に傾倒せし
められて、収容部64a内に収容されたワークWが前記
シュート22上に排出される。この後、バケット傾倒部
材23aが降下せしめられて、バケット64が元の姿勢
に復帰せしめられた後、前記待機位置に移動せしめられ
る。以降、上記動作を繰り返すことにより、加工後のワ
ークWが順次シュート22に排出される。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このワーク
排出装置50は、前記バケット傾倒部材23aにより前
記バケット64を傾倒させて、バケット64内のワーク
Wを落下,排出するように構成されているため、ワーク
Wが何らかの拍子に前記バケット64内で引っ掛かるこ
とがあり、これをバケット64内から排出できない場合
を生じていた。そして、このようにバケット64内から
ワークWを排出できない場合には、次の加工後のワーク
Wをバケット64内に受け取ることができなくなり、問
題となる。 【0016】また、素材が、上述したような長尺棒状の
ものではなく、一定長に予め切断されたものである場合
には、図8に示すような、ハンド式のワーク排出装置8
0が用いられる。 【0017】このワーク排出装置80は、上述したワー
ク排出装置50の排出装置本体60と比較し、その第3
アーム62c及びバケット64に代えて、棒状の第3ア
ーム82c及びハンド83を設けた点で構成が異なる排
出装置本体81を備えてなる。尚、ハンド83は、一対
の爪83aを備え、これを開閉させるように構成されて
いる。また、ワーク排出装置80の他の構成は、上述し
たワーク排出装置50のそれと同じであり、同じ構成部
分については、図8において同じ符号を付している。 【0018】そして、このワーク排出装置80によれ
ば、まず、待機位置にあるハンド83がワーク受取位置
に移動せしめられ、チャック21aに把持された加工後
のワークWが、ハンド83の前記一対の爪83aによっ
て把持される。ついで、チャック21aの把持爪が開く
ことにより、ワークWがチャック21aからハンド83
に受け渡され、この後、ハンド83が待機位置を経由し
てワーク排出位置に移動せしめられ、このワーク排出位
置で前記一対の爪83aが開くことにより、ワークWが
シュート22に排出される。 【0019】ところで、1台のNC旋盤で長尺棒状の素
材を用いる加工と、一定長に予め切断された素材を用い
る加工を行う場合、それぞれの加工に応じて、上記ワー
ク排出装置50とワーク排出装置80とを使い分ける必
要がある。一方、上述したように、ワーク排出装置50
とワーク排出装置80とは、構成を共通にする部分が多
い。 【0020】そこで、従来、構成が共通する部分につい
ては、同じものを使用し、異なる部分だけ、加工に応じ
て交換するようにしていた。具体的には、長尺棒状の素
材を加工する場合には、前記第2アーム62bに、前記
第3アーム62c及びバケット64を取り付けて使用
し、一定長に切断された素材を加工する場合には、前記
第2アーム62bに、前記第3アーム82c及びハンド
83を取り付けて使用するようにしていた。 【0021】ところが、上記の部品交換は、交換する部
品点数が未だ多く、コスト削減の面から更なる部品の共
通化が求められていた。また、交換作業に際し、第2ア
ーム62bと前記第3アーム62c及び第3アーム82
cとの接続や、ハンド83への駆動源(圧縮空気など)
の供給など、部品交換に当たって多くの接続関係が存在
するため、作業が煩わしく、時間を要するものとなって
いた。 【0022】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であって、ワークを確実にバケット内から排出すること
ができるとともに、素材に応じた対応を容易に採り得る
ワーク排出装置の提供を目的とする。 【0023】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明は、NC工作機械において加工さ
れたワークをワーク受取位置で受け取り、受け取ったワ
ークをワーク排出位置で機外に排出する装置であって、
開閉自在に設けられた一対の爪を具備し、該一対の爪を
開閉せしめるハンドと、前記ハンドを支持し、少なくと
も、前記ワーク受取位置,前記ワーク排出位置に移送す
る移送手段と、上部が開口した収容部を具備し、該開口
部から収容部内にワークを受け取るように構成されると
ともに、前記ハンドに着脱可能に装着され、前記一対の
爪の開閉に連動して、前記収容部の底部を開閉可能に構
成されたバケットとを備えてなることを特徴とするワー
ク排出装置に係る。 【0024】この発明によれば、長尺棒状の素材を加工
する場合、まず、素材が所定形状に加工されると、ハン
ドが移送手段によりワーク受取位置に移送せしめられ、
バケットの開口部がワークの直下に位置する。尚、この
とき、ハンドの前記一対の爪は閉じた状態にあり、従っ
て、これに連動するバケットの底部も閉じた状態となっ
ている。 【0025】ついで、突切りバイトなどによりワークが
切断されると、当該加工後のワークが落下して、これが
バケットの収容部内に収容される。そして、このように
して加工後のワークがバケット内に収容された後、ハン
ドが前記移送手段によってワーク排出位置に移送せしめ
られる。 【0026】ハンドがワーク排出位置に移動すると、次
に、ハンドの前記一対の爪が開かれ、これと連動してバ
ケットの収容底部が開かれた状態となり、当該開口部か
らワークが落下,排出される。 【0027】このように、この発明に係るワーク排出装
置によると、バケットの底部を開口させ、当該開口部か
らワークを排出するようにしているので、ワークを確実
にバケット内から排出することが可能となる。 【0028】一方、一定長に切断された素材を加工する
場合には、ハンドに装着されたバケットを取り外し、ハ
ンドの前記一対の爪によってワークを把持して、これを
排出するようにする。即ち、ワークの加工が完了する
と、移送手段によってハンドがワーク受取位置に移動せ
しめられ、加工後のワークが、ハンドの前記一対の爪に
よって把持され、当該ハンドに受け渡される。この後、
ハンドがワーク排出位置に移動せしめられ、このワーク
排出位置で前記一対の爪が開くことにより、ワークが排
出される。 【0029】このように、本発明に係るワーク排出装置
によると、バケットの取り付け、取り外しという簡便な
交換作業によって、長尺棒状の素材から削り出されるワ
ークの排出と、一定長に切断された素材から削り出され
るワークの排出の双方に対応することができる。したが
って、交換する部品点数が極めて少なく、コスト削減に
つながるとともに、交換作業を短時間の内に行うことが
でき、機械の稼働率を高めることができる。 【0030】 【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、本発明の
一実施形態に係るワーク排出装置などの概略構成を示し
た斜視図であり、図2は、本実施形態に係るバケットの
概略構成を示した平面図であり、図3は、本実施形態に
係るハンド及びバケットの概略構成を示した正面図であ
る。 【0031】尚、図1に示すように、本実施形態に係る
ワーク排出装置1は、上記従来のワーク排出装置80を
改良したものであり、従って、従来のワーク排出装置8
0の構成と同じ構成部分については同一の符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。また、本例のワーク排
出装置1は、バーフィーダなどのワーク供給装置20,
主軸21,刃物台(図示せず),シュート22などを備
えたNC旋盤に設けられている。 【0032】図1に示すように、前記ワーク排出装置1
は、排出装置本体10及び移送機構部70からなり、前
記排出装置本体10は、前記アーム基台61,前記第1
アーム62a,前記第2アーム62b,前記第3アーム
82c,前記ハンド83及び前記昇降機構部(図示せ
ず)、並びにハンド83の一対の爪83aに着脱可能に
装着されたバケット2を備えてなる。 【0033】図2及び図3に示すように、前記バケット
2は、半円筒状の部材を、その軸線を含む垂直面で2分
割した形状の第1部材3及び第2部材4からなり、この
第1部材3及び第2部材4を合わせ面で突き合わせたと
き、その上面に開口部2aが形成され、内部に中空の収
容部2bが形成されるように構成されている。 【0034】また、第1部材3及び第2部材4の上面に
は、前記一対の爪83aに対し着脱可能となった装着部
3a,4aがそれぞれ形成されており、図3に示すよう
に、当該装着部3a,4aを介して前記一対の爪83a
に装着される。 【0035】斯くして、このバケット2は、前記一対の
爪83aの開閉により、その第1部材3及び第2部材4
がそれぞれ駆動され、開閉する。即ち、前記一対の爪8
3aが閉じた状態では、図3に示すように、第1部材3
及び第2部材4は前記合わせ面で突き合わされた状態で
閉じている。一方、前記一対の爪83aが開いた状態で
は、図4に示すように、第1部材3及び第2部材4は、
それぞれ矢示F方向に円弧状に揺動,分離して、その下
端部(底部)が開いた状態となる。 【0036】以上の構成を備えた本例のワーク排出装置
1によれば、前記移送機構部70及び前記昇降機構部
(図示せず)の作動により、前記バケット2がワーク受
取位置とワーク排出位置との間で移動せしめられ、加工
後のワークWがワーク排出位置で排出される。 【0037】即ち、前記チャック21aに把持された長
尺棒状の素材が所定形状に加工されると、前記バケット
2が、前記移送機構部70及び前記昇降機構部(図示せ
ず)の作動によって、前記待機位置から前記ワーク受取
位置に移動せしめられる。これにより、バケット2の開
口部2aがワークWの直下に位置する。尚、このとき、
ハンド83の一対の爪83aは閉じられている。 【0038】ついで、突切りバイトなどによりワークW
が切断されると、当該加工後のワークWが落下して、こ
れが前記開口部2aからバケット2の収容部2b内に収
容される。そして、このようにして加工後のワークWが
バケット2内に収容された後、前記移送機構部70及び
前記昇降機構部(図示せず)の作動によって、バケット
2がワーク受取位置から前記待機位置を経由して前記シ
ュート22上方のワーク排出位置に移動せしめられる。 【0039】バケット2がワーク排出位置に移動する
と、次に、前記一対の爪83aが開かれる。これによ
り、該一対の爪83aと連動して前記第1部材3及び前
記第2部材4が、それぞれ図4に示すように、矢示F方
向に円弧状に揺動,分離して、その下端部(底部)が開
いた状態となり、同開口部から収容部2b内のワークW
が落下して、前記シュート22に排出される。 【0040】こうして、ワークWがバケット2内から排
出されると、バケット2は前記待機位置に移動せしめら
れ、以降、上記動作を繰り返すことにより、加工後のワ
ークWが順次シュート22に排出される。 【0041】このように、本例のワーク排出装置1によ
ると、バケット2の底部を開口させ、当該開口部からワ
ークWを排出するようにしているので、ワークWを確実
にバケット2内から排出することができる。 【0042】一方、一定長に切断された素材を加工する
場合には、ハンド83に装着されたバケット2を取り外
し、ハンド83の前記一対の爪83aによってワークW
を把持して、これを排出するようにする。即ち、ワーク
Wの加工が完了すると、前記移送機構部70及び前記昇
降機構部(図示せず)によって、ハンド83がワーク受
取位置に移動せしめられ、加工後のワークWが、ハンド
83の前記一対の爪83aによって把持され、当該ハン
ド83に受け渡される。この後、ハンド83がワーク排
出位置に移動せしめられ、このワーク排出位置で前記一
対の爪83aが開くことにより、ワークWがシュート2
2に排出される。 【0043】このように、本例のワーク排出装置1によ
ると、バケット2の取り付け、取り外しという簡便な交
換作業によって、長尺棒状の素材から削り出されるワー
クWの排出と、一定長に切断された素材から削り出され
るワークWの排出の双方に対応することができる。した
がって、交換する部品点数が極めて少なく、コスト削減
につながるとともに、交換作業を短時間の内に行うこと
ができ、機械の稼働率を高めることができる。 【0044】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の取り得る具体的な態様は、何らこれに限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係るワーク排出装置など
の概略構成を示した斜視図である。 【図2】本実施形態に係るバケットの概略構成を示した
平面図である。 【図3】本実施形態に係るハンド及びバケットの概略構
成を示した正面図である。 【図4】本実施形態に係るバケットの作用を示した説明
図である。 【図5】従来例に係るワーク排出装置などの概略構成を
示した斜視図である。 【図6】従来例に係るバケットの作用を説明するための
説明図である。 【図7】従来例に係るバケットの作用を説明するための
説明図である。 【図8】従来例に係る他のワーク排出装置などの概略構
成を示した斜視図である。 【符号の説明】 1 ワーク排出装置 2 バケット 2a 開口部 3 第1部材 3a 装着部 4 第2部材 4a 装着部 10 排出装置本体 61 アーム基台 70 移送機構部 83 ハンド 83a 爪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 NC工作機械において加工されたワーク
    をワーク受取位置で受け取り、受け取ったワークをワー
    ク排出位置で機外に排出する装置であって、 開閉自在に設けられた一対の爪を具備し、該一対の爪を
    開閉せしめるハンドと、 前記ハンドを支持し、少なくとも、前記ワーク受取位
    置,前記ワーク排出位置に移送する移送手段と、 上部が開口した収容部を具備し、該開口部から収容部内
    にワークを受け取るように構成されるとともに、前記ハ
    ンドに着脱可能に装着され、前記一対の爪の開閉に連動
    して、前記収容部の底部を開閉可能に構成されたバケッ
    トとを備えてなることを特徴とするワーク排出装置。
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