JP2003117124A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003117124A JP2001316370A JP2001316370A JP2003117124A JP 2003117124 A JP2003117124 A JP 2003117124A JP 2001316370 A JP2001316370 A JP 2001316370A JP 2001316370 A JP2001316370 A JP 2001316370A JP 2003117124 A JP2003117124 A JP 2003117124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄のないプログラム構成でありながら不正
遊技行為も未然に排除できる遊技機を提供する。 【解決手段】 無限ループ状に繰り返し実行されるメイ
ン処理部ST6〜ST9と、メイン処理部の実行中に所
定時間毎の周期的な割込みにより実行される割込み処理
部とを有し、前記割込み処理部で更新される大当り用カ
ウンタCTの値に基づいて遊技者に有利な状態を発生さ
せるか否かを決定する遊技機である。大当り用カウンタ
CTが所定数値範囲を一巡する毎に、サブカウンタSU
Bの値を加算して加算結果を以降の初期値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機などの遊技機
に関し、特に、無駄のないプログラム構成でありながら
大当たり状態の発生タイミングを予測不能にした遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤
に設けた図柄始動口と、複数個の図柄を所定時間変動さ
せた後に停止させる図柄表示手段と、開閉板を開閉駆動
する大入賞手段などを備えて構成されている。そして、
図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を
検出すると、図柄表示手段が表示図柄を所定時間変動さ
せ、その後、特別図柄が整列して停止すると、大入賞手
段が機能して遊技者に有利な利益状態を発生させるよう
にしている。
【0003】この種の遊技機では、大当り用カウンタC
Tをソフトウェア的に実現すると共に、大当り確率が1
/Nの場合、大当り用カウンタCTを0〜N−1の数値
範囲内で循環動作させる一方、その数値範囲内の一つを
大当り当選値Hitに設定するようにしている。そし
て、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通
過を検出した場合には、その時の大当り用カウンタCT
の値を取得して大当り当選値Hitと比較し、一致する
場合にはその後の利益状態へと移行させている。なお、
この大当り用カウンタCTは、電源投入後の初期処理に
よってゼロクリアされた後、所定周期ごとに発せられる
割込み信号に応答してインクリメント(+1)処理など
によって更新されている。
【0004】ところで、大当り当選値Hitは、遊技機
を入手してプログラムを解析するだけで把握できる。従
って、仮に、上記のような構成の遊技機に違法回路を取
付けて電源投入後の割込み信号をカウントすれば、大当
り用カウンタCTの値が大当り当選値Hitに一致する
大当りタイミングが分ることになる。しかも、この大当
りタイミングは、その後もN個目の割込み信号に対応し
て規則的に到来するので、この大当りタイミングに合わ
せて図柄始動口の検出スイッチのON信号を違法回路で
発生させれば、任意に大当り状態を実現できることにな
る。
【0005】そこで、このような違法行為に対処するた
めに、大当り用カウンタCTの他にサブカウンタSUB
を用いることで、大当り用カウンタCTの値を不規則な
ものにすることが試みられている。この場合、サブカウ
ンタSUBは、0〜N−1の数値範囲を0から始めて循
環動作する。また、大当り用カウンタCTは、0〜N−
1の数値範囲を、サブカウンタSUBで決まる初期値S
TARTから始めて循環動作する。
【0006】そして、大当り用カウンタCTが数値範囲
Nを一周すると、その時のサブカウンタSUBの値を取
得して、それを新たな初期値SUBとして再び循環動作
を繰り返すのである。このようにして大当り用カウンタ
CTの初期値STARTをランダムに変更すれば、大当
りタイミングがN個目の割込み信号に対応して規則的に
到来することがなくなり、不正行為の排除に大きな効果
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成の場合、サブカウンタSUBは、大当り用カウンタ
CTの循環動作の初期値を決定するものであるから、サ
ブカウンタSUBの循環範囲は大当り用カウンタCTの
循環範囲と一致させる必要があり、この点でプログラム
処理上の大きな負担となっていた。
【0008】すなわち、大当り用カウンタの循環動作に
おける数値範囲は、例えば300のような任意の整数で
あるから、2進数Nビットの0000・・・000(全
部ゼロ)から1111・・・111(全部イチ)までの
ように単純には表現できない。そのため、大当り用カウ
ンタCTだけでなく、サブカウンタSUBについても、
その数値の更新のたびに数値範囲を越えていないかの判
定が必要となり、しかも、数値範囲を越えていれば、数
値の変換処理も必要となり極めて煩雑である。
【0009】遊技機には使用可能なメモリ容量が限られ
ているのであるから、省略可能な処理や他で代用できる
処理は極力改善する必要がある。また、遊技機において
複雑高度な遊技制御を実現するためには、遊技進行に合
わせた極めて限られた時間内に多くの処理をすることが
必要であり、極限的に無駄のないプログラム構成が要求
される。
【0010】本発明は、このような要求に鑑みてなされ
たものであって、無駄のないプログラム構成でありなが
ら不正遊技行為も未然に排除できる遊技機を提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、無限ループ状に繰り返し実行されるメイ
ン処理部と、このメイン処理部の実行中に所定時間毎の
周期的な割込みにより実行される割込み処理部とを有
し、前記割込み処理部で更新されるメインカウンタの値
に基づいて遊技者に有利な状態を発生させるか否かを決
定する遊技機であって、
【0012】前記メインカウンタが所定の数値範囲を一
回ないし複数回循環する毎に、次回の循環動作の初期値
を決定する初期値変更処理を設け、前記初期値変更処理
は、その処理以前の初期値に所定の基準値を加算又は減
算して新たな初期値としている。本発明では、基準値の
加減算によって初期値を変更するので、必ずしも基準値
を、メインカウンタの数値範囲と一致させる必要がなく
なり、無駄のないプログラム構成とすることができる。
例えば、基準値を、インクリメント処理などで2進数n
ビットの全数値範囲を循環させるようにすれば、上限値
を超えたか否かの判定や、上限値を越えた場合の数値変
換処理などが不要となり、シンプルなプログラム構成と
なる。また、初期値が適宜に変更されるので不正遊技行
為も未然に排除できる。なお、基準値の数値範囲を決め
るnをn≦8に設定すると更に好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機を実施例に
基づいて更に詳細に説明する。図1は、実施例に係るパ
チンコ機の全体構成を図示したブロック図である。
【0014】図示のパチンコ機は、遊技動作を中心的に
制御する主制御基板1と、液晶ディスプレイ8の動作を
制御する図柄制御基板2と、音声的に遊技動作を盛上げ
る音声制御基板3と、ランプ類を点滅動作させて遊技動
作を盛上げるランプ制御基板4と、遊技球を払出す払出
制御基板5と、払出制御基板5に制御されて遊技球を発
射する発射制御基板7と、AC24Vを受けて装置各部
に直流電圧を供給する電源基板6とを中心に構成されて
いる。
【0015】主制御基板1、図柄制御基板2、音声制御
基板3、ランプ制御基板4、払出制御基板5は、Z80
CPU相当品を内蔵したワンチップマイコンを備えるコ
ンピュータ回路で構成されており、サブ制御基板2〜5
は、主制御基板1からの制御コマンドに基づいて個別的
な制御動作を実現している。
【0016】図2は、主制御基板1の回路構成を示すブ
ロック図である。図示の通り、主制御基板1は、ワンチ
ップマイコンからなるCPU回路1aと、CPU動作ク
ロックCLKの整数倍の周波数であるクロック信号Φ0
を発生するシステムクロック発生部1bと、CPUから
のアドレス信号に基づき各部のチップセレクト信号を生
成するデコード回路1cと、CPUからのデータを出力
するための出力ポート回路1dと、外部データをCPU
が取り込むための入力ポート回路1eと、各サブ制御基
板2〜5に制御コマンドを出力する出力駆動回路1f
と、遊技盤各部のスイッチ類のON/OFF状態を入力
するスイッチ入力回路1gとを中心に構成されている。
【0017】図3〜図5は、主制御基板1の制御プログ
ラムを示すフローチャートである。主制御基板1の制御
プログラムは、電源投入後に実行され通常は無限ループ
処理(ST6〜ST9)で終わるシステムリセット処理
プログラム(図3)と、所定時間毎に起動されるタイマ
割込み処理(Maskable Interrupt禁止可能割込み)プロ
グラム(図4)と、電源電圧が所定値を下回るとNMI
(Non Maskable interrupt)信号によって駆動されてC
PUのレジスタ値をバックアップするNMI処理プログ
ラム(不図示)とで構成されている。
【0018】以下、図3を参照しつつシステムリセット
処理プログラム(メインルーチン)について説明する。
このメインルーチンが開始されるのは、停電状態からの
復旧時のように初期化スイッチ85がOFF状態で電源
がON状態になる場合と、パチンコホールの開店時のよ
うに、初期化スイッチ85がON状態で電源がON状態
になる場合とがある。
【0019】図3に示すメインルーチンでは、最初に、
Z80CPUは、自らを割込み禁止状態に設定し、Z8
0CPUコアを含むワンチップマイコンの各部を初期設
定する(ST1)。また、CPUは自らを割込みモード
2に設定した後(ST2)、RAMクリア信号の値を判
定する(ST3)。RAMクリア信号とは、RAM領域
を初期設定するか否かを示す信号であって、初期化スイ
ッチ85のON/OFF状態に対応した値を有してい
る。今、パチンコホールの開店時であって、初期化スイ
ッチ85がON状態で電源投入されたと仮定すると、ス
テップST3の判定がYesとなり、RAMのワークエ
リアが初期化され、その他のRAM領域がゼロクリアさ
れると共に、CPUが割込み許可状態(EI)に設定さ
れる(ST5)。そして、その後は無限ループ状の乱数
発生処理が行われる(ST6〜ST9)。
【0020】乱数発生処理では、先ず、外れ図柄用カウ
ンタの更新が行われる(ST6)。この外れ図柄用カウ
ンタは、図4の特別図柄処理(ST34)における大当
り判定処理の判定によって外れ状態となった場合に、ど
のような態様の外れゲームを演出するかを決定するため
のカウンタである。次に、CPUは、自らを割込み禁止
状態にした後(ST7)サブカウンタSUBの値を更新
する。この実施例では、サブカウンタSUBは8ビット
長のソフトウェアカウンタであり(具体的にはSUB番
地の内容がカウンタ値を意味する)、インクリメント処
理によって数値範囲0〜255を循環動作している。
【0021】インクリメント処理によるサブカウンタS
UBの更新処理が終われば、CPUは自らを割込み許可
状態にして無限ループ状にステップST6〜ST9の処
理を繰り返す(ST9)。このように、この実施例で
は、サブカウンタSUBの更新中は割込み禁止状態に設
定されているので、図4に示すタイマ割込みによって更
新中のSUB番地の値が影響を受けることがない。
【0022】以下、説明をステップST3の処理に戻す
と、停電状態からの復旧時のように、初期化スイッチ8
5がOFF状態であった場合には、ステップST3の判
定に続いて、バックアップフラグBFLの内容が判定さ
れる(ST4)。バックアップフラグBFLとは、NM
I処理において退避されていたバックアップデータが、
元の状態に復帰されているか否かを示すデータであり、
この実施例では、不図示のNMI割込み処理においてバ
ックアップフラグBFLが5AHとされ、図3のステッ
プST15の処理においてゼロクリアされるようになっ
ている。
【0023】今、停電状態からの復旧時であれば、図3
のステップST4の判定において、バックアップフラグ
BFLの内容が5AHとなる。そこで、次にCPUは、
RAMのSP記憶エリアから読み出した16ビットデー
タをCPUのスタックポインタSPに書き込む(ST1
0)。次に、停電時のNMI処理においてバックアップ
されていたRAMエリアのデータを読み出して、バック
アップ復帰コマンドを作成する(ST11〜ST1
3)。
【0024】ここで払出制御基板用のバックアップ復帰
コマンド作成処理(ST11)とは、エラー信号を再チ
ェックして、遊技機の現状に合わせた制御コマンドを払
出制御基板5に出力するための準備動作を意味する。例
えば、停電前に上皿が満杯であるエラー状態であった場
合、バックアップデータによってエラー状態が保存され
ているが、停電によって遊技者が遊技球を回収する可能
性も高いので、改めてエラー信号の現状を確認している
のである。
【0025】また、図柄制御基板用やランプ制御基板用
のバックアップ復帰コマンド作成処理(ST12、ST
13)とは、停電前の遊技機が、大当り状態であった場
合や、当選確率が増加しているいわゆる確変状態であっ
た場合もあるので、そのような場合には、動作状態に合
わせた液晶ディスプレイ8の背景色を設定したり、効果
音を発生できるようにするための処理である。
【0026】ステップST11〜ST13の処理が終わ
れば、CPUはPOP命令を実行して、スタックエリア
からAFレジスタを除く各レジスタ(BC,DE,H
L)の値を復帰させる(ST14)。この処理によっ
て、停電時からの復帰処理は一応完了するので、そのこ
とを示すべくバックアップフラグBFLをゼロクリアす
る(ST15)。最後に、停電前が割込み禁止状態であ
ったか否かをチェックして(ST16,ST17)、A
Fレジスタをスタックエリアから復帰させた後(ST1
8,ST20)、割込み禁止状態のままで処理を終える
か(ST19)、或いは、割込み許可状態に戻して処理
を終える(ST21,ST22)。なお、ステップST
19,ST22のRET命令が実行されることによっ
て、スタック領域にPUSH処理されていた中断時のP
C(プログラムカウンタ)の値が復元され、停電等によ
り中断されていた処理が再開されることになる。
【0027】図4は、図3に示すメインルーチンの無限
ループ処理(ST6〜ST9)の間に2msec毎に生じ
るタイマ割込みINT(Maskable Interrupt禁止可能割
込み)の割込み処理プログラムの内容を示すフローチャ
ートである。タイマ割込みが生じると、各レジスタの内
容はスタック領域に退避され、乱数作成処理、スイッチ
入力管理処理、エラー管理処理などが行われる(ST3
0)。
【0028】ここで、乱数作成処理とは、普通図柄処理
ST33や特別図柄処理ST34での抽選動作で使用さ
れる当り用カウンタRGや大当たり用カウンタCTの更
新処理を意味する。また、乱数作成処理には、ステップ
ST8で更新したサブカウンタSUBの更なる更新処理
も含んでいる。なお、この実施例では、サブカウンタS
UBと当り用カウンタRGは単純なインクリメント処理
によって更新されているが、大当たり用カウンタ(メイ
ンカウンタ)CTの更新処理については図5に基づいて
後述する。
【0029】スイッチ入力管理処理とは、ゲートや電動
チューリップなどを遊技球が通過したか否かの判定であ
り、遊技球が通過していれば、スイッチ入力がONとな
り、このスイッチ入力ONを条件に、普通図柄処理ST
33や特別図柄処理ST34において、カウンタRG,
CTを用いて当り抽選や大当り抽選が行われることにな
る。なお、エラー管理処理は、機器内部に異常が生じて
いないかの判定である。
【0030】以上のような内容のステップST30の処
理が終われば、処理分けカウンタの値が判定されて、S
T32〜ST36のうちの該当する処理が行われる。上
記したエラー管理やスイッチ管理は、短い時間間隔で繰
り返し行うべきであるが、一方、パチンコゲームの演出
に係わる処理は遊技者のニーズに応じて複雑高度化する
ため、ある程度以上の処理時間を要することになる。そ
こで、この実施例では、全ての遊技制御動作を1回の割
込み処理で完了させのではなく、5種類の処理に区分
し、区分された各処理を割込み毎に分担して実行するよ
うにしている。そのため、0〜4の範囲で循環動作する
処理分けカウンタを設けて、処理分けカウンタの値に応
じた処理を行うようにしている。
【0031】具体的に説明すると、処理分けカウンタが
0の場合には大入賞口の開放などに関する処理を行い
(ST32)、処理分けカウンタが1の場合には当り状
態(電動チューリップの開放)か否かに関する普通図柄
処理を行い(ST33)、処理分けカウンタが2の場合
には大当り状態か否かに関する処理を行っている(ST
34)。例えば、ゲート通過スイッチがON状態であれ
ば、普通図柄処理ST33において、当りカウンタRG
を用いた普通当りか否かの当否判定が行われ、図柄始動
口の通過スイッチがON状態であれば、特別図柄処理3
4において、大当りカウンタCTを用いた大当り判定が
行われる。
【0032】また、処理分けカウンタが3の場合には、
電動チューリップや大入賞口の開閉タイミングに関係す
るタイマ管理処理や、主制御基板から各制御基板に伝送
されるコマンド作成処理が行われる(ST35)。処理
分けカウンタが4の場合には、情報出力やエラー表示コ
マンドの作成処理が行われる(ST36)。
【0033】ステップST32〜ST36の何れかの処
理が終わると、処理分けカウンタの値が更新された後
(ST37)、生成されているコマンドが各サブ制御基
板に出力される(ST38)。また、各レジスタの値が
復帰されると共に割込み許可状態に変更されて、割込み
処理ルーチンからメインルーチンに戻る(ST39)。
【0034】図5は、ステップST30の乱数作成処理
のうち、大当り用カウンタ(メインカウンタ)CTの更
新処理を中心に具体的に図示したものである。なお、こ
の例では大当り確率は1/300とし、大当り用カウン
タCTは、数値範囲MAX(=300)を0〜299の
間で循環的にインクリメントされることにする。図5に
示す通り、最初に大当り用カウンタCTの値がインクリ
メントされ(ST60)、大当り用カウンタCTの数値
範囲MAX(=300)を超えたか否か判断される(S
T61)。そして、大当り用カウンタCTの値がMAX
=300に一致すると、大当り用カウンタCTの値が0
に書き換えられる(ST62)。
【0035】次に、大当り用カウンタCTの値が、今回
の循環動作の初期値STARTと一致するか否かが判定
される(ST63)。ここで、大当り用カウンタCTの
値が今回の循環動作の初期値STARTに一致すれば、
カウンタの一巡動作が完了したことを意味する。そこ
で、ステップST8及びステップST59の処理によっ
て更新されているサブカウンタSUBの値を取得して、
初期値変数STARTにサブカウンタ値SUBを加算し
て、その結果を新たな初期値変数STARTとして再設
定する(ST64)。
【0036】ところで、このままでは、サブカウンタ値
SUBを加算して得られた新たな初期値STARTが、
大当り用カウンタの最大数値MAXを超えるおそれがあ
る。そこで、新たな初期値STARTが、最大数値MA
X未満か否かが判定される(ST65)。そして、もし
初期値STARTが最大数値MAX以上の場合には、初
期値STARTから最大数値MAXを差し引いた値を、
新たな初期値STARTに再設定する(ST66)。そ
して、大当り用カウンタCTのカウンタ値を新たな初期
値STARTに書き換える(ST67)。
【0037】例えば、電源投入時の初期値STARTが
0であれば、0→1→2…→298→299のように、
大当り用カウンタCTが数値範囲(MAX)を一巡する
が、ステップST63〜ST67の処理によって、これ
以降の循環動作の初期値STARTが、その時のサブカ
ウンタの値SUBに基づいて変更される。
【0038】初期値変更用のサブカウンタの値SUB
は、ステップST8及びステップST59の処理におい
て順次更新されるが、このサブカウンタ値が例えば48
であったとする。この場合、新たな初期値START
は、現在の初期値(START)0にサブカウンタ値
(SUB)48を加えた48に書き換えられる(ST6
4)。そして、これ以降は、大当り用カウンタCTは、
48→49→…→299→0→1→…→46→47のよ
うにインクリメントされつつ、数値範囲(MAX)を一
巡することになる。
【0039】なお、本実施例においては、大当り用カウ
ンタ値CTが数値範囲を一巡した場合には、その時点の
サブカウンタ値SUBを加算した値を、新たな初期値S
TARTに設定した例について説明したが、サブカウン
タ値SUBを加算するのではなく、減算した値を新たな
初期値STARTに設定してもよい。この場合、例えば
現在の初期値START=100で、大当り用カウンタ
CTが一巡して、現在の初期値100へ戻ってきた場合
を考える。そして、その時点のサブカウンタ値SUBが
48だったとする。この場合、大当り用カウンタCTに
は、現在の初期値100からサブカウンタ値48を引い
た52に書き換えられる。そして、これ以降は、大当り
用カウンタCTは、52→53→…→299→0→1→
…→50→51のようにインクリメントされつつ、数値
範囲を一巡することになる。なお、初期値変更のため
に、現在の初期値STARTからサブカウンタ値SUB
を引いた際に0未満になった場合には、MAXをプラス
して数値範囲内の数値に変換するのは勿論である。
【0040】このように、大当り用カウンタCTが数値
範囲内を一周すると、その時のサブカウンタ値SUBを
加算するか或いは減算して、以降の循環動作の初期値S
TARTとするのである。このようにサブカウンタSU
Bは、大当り用カウンタCTの値を偏移させる際の偏差
を与えるだけであるから、大当り用カウンタと同じ数値
範囲を循環させる必要はなく、この実施例のように8ビ
ット長のソフトウェアカウンタとすることができる。
【0041】従って、サブカウンタSUBの更新は、単
なるインクリメント命令だけで足り、更新処理が極限的
に簡素化される。本実施例のようにZ80CPUを使用
する場合には、LD HL,SUB INC(H
L)の命令だけで更新処理を終えることができ、数値範
囲を越えたか否かの判定や、数値範囲を超えた場合の数
値変換処理が全く不要となる。
【0042】なお、サブカウンタをハードウェアカウン
タとして構成しても良く、8ビット長カウンタであれば
データ入力処理に何の煩雑さもない。すなわち、サブカ
ウンタSUBの値が必要なタイミングで、単にIN命令
を実行するだけで大当り用カウンタCTの初期値を変更
できる。更にまた、わざわざ外部カウンタを使用しなく
ても、例えばZ80CPUに内蔵されたハードウェアカ
ウンタであるRレジスタ(7ビット長)を使用すること
もできる。
【0043】ところで、サブカウンSUBは、図3の無
限ループ処理(ST6〜ST9)において循環的にイン
クリメントされているが、そのようなインクリメント処
理中にも、所定周期(2mS)で図5の割込み処理プロ
グラムが起動される。そこで、ステップST8のサブカ
ウンタ値SUBのインクリメント処理を、特に割込み禁
止状態で行う本実施例の意義について、図6を参照しつ
つ具体的に確認する。
【0044】先ず、本実施例とは異なり、サブカウンタ
SUBのインクリメント処理(ST8)を割込み許可状
態で行う場合を考える。この場合、CPUは、まずメモ
リに格納された現在のサブカウンタSUBの値をAレジ
スタに転送する(ST40)。次に、そのAレジスタの
値をインクリメントして(ST41)、その結果をサブ
カウンタSUBへ転送して、更新処理を完了する(ST
42)。
【0045】ところが、このようなサブカウンタSUB
の更新処理は、図3のシステムリセット処理プログラム
の無限ループ内だけでなく、その無限ループ処理中に所
定周期で起動される図5のタイマ割込み処理プログラム
においても行われる。従って、仮に、無限ループ内の乱
数作成処理(ST8)の途中にタイマ割込み処理が入る
と、重複した命令が繰り返し行われる不都合がある。
【0046】例えば、図6の右下ボックス内に示すよう
に、サブカウンタ値SUBが16であるとした場合にお
いて、ステップST8の更新処理にてメモリからサブカ
ウンタSUBの値(=16)がAレジスタに転送された
際に、図4のタイマ割込みが発生した場合について考え
る。この場合、タイマ割込みのサブカウンタの更新処理
(図5のST59)においては、再びメモリからAレジ
スタにサブカウンタSUBの値(=16)を転送し、そ
のAレジスタをインクリメントした後、そのAレジスタ
の内容をメモリに格納して、メインの無限ループ処理に
復帰させる。なお、この時点の初期値カウンタSUBは
17となっている。
【0047】そして、ステップST8の更新処理に復帰
すると、当然ながら割込発生前の処理の続きを行うこと
になる。この例では、割込み発生前に、サブカウンタS
UBの値(=16)をAレジスタに転送していたので、
その続きの処理として、サブカウンタSUBのインクリ
メント処理を続行することになる。つまり、Aレジスタ
の値16をインクリメントした後のAレジスタの内容
(=17)をメモリに格納することになる。これによ
り、サブカウンタ値が17に書き換えられることにな
る。
【0048】ところが、このような処理では、サブカウ
ンタSUBに同一内容のインクリメント処理が2回続け
て重複して行われることになる。図7(c)はこの関係
を図示したものである。サブカウンタSUBの値が・・
・→15→16と増加し、次に17に更新されようとし
ているタイミングで割込みがかかったため(カッコつき
17の位置で更新完了の予定であった)サブカウンタS
UBは割込み処理プログラムのステップST59におい
て17に更新された後、メインルーチンのステップST
8において同じ17に更新されている。
【0049】このように、無限ループ処理内でのサブカ
ウンタの更新処理(ST8)とタイマ割込み処理内での
サブカウンタの更新処理(ST59)とが重複すると、
同じ数値が二度現われることになり、その結果、発生す
る数値列が乱数としての発生一様性が損なわれるおそれ
がある。そこで、この実施例では、無限ループ状のサブ
カウンタの更新処理(ST8)に先だって、割込み禁止
を行う一方(ST7)、乱数作成処理の直後に、割込み
許可を行っている(ST9)。
【0050】本実施例では、このような構成を採るの
で、図7(d)に示すように、サブカウンタSUBの値
が16から17に更新されようとしているタイミングで
割込みがかかっても、割込み処理が後回しとなり、サブ
カウンタSUBが16から17に更新された後に、タイ
マ割込みの処理が開始されることになる。その結果、タ
イマ割込み後のサブカウンタ更新処理(ST59)にお
いてサブカウンタSUBは17から18に更新され、発
生する数値列の一様性が確保される。
【0051】但し、メインルーチンにおけるサブカウン
タの更新処理(ST8)を割込み禁止状態で行うため、
タイマ割込みの時間間隔が不正確なものとなる点は否定
できない。そのため、サブカウンタの更新に係わる処理
(ステップST7〜ST9)は、極力、短時間で終わら
せるべきであり、8ビット構成のサブカウンタSUBを
採用する本実施例はその意味でも有効性が高い。
【0052】また、CPUの割込み端子に供給する割込
みパルスのパルス幅PWは、上記したサブカウンタの更
新に係わる処理(ステップST7〜ST9)の処理時間
τに基づいて、PW>τに設定されている。これは、も
しPW<τであると、割込み禁止状態で割込み信号を受
けた場合、図7(a)に示すように、割込み許可状態と
なった時には、割込み信号が非活性レベル(Lレベル)
に戻っていて割込み信号を読み落とす可能性があるから
である。
【0053】本実施例では、例えば、DI INC
(HL) EIの3つの命令によってサブカウンタ
の更新に係わる処理(ステップST7〜ST9)を完了
させることができるので、本来、一定時間毎に開始され
るべきタイマ割込み処理に殆ど影響を与えず、要する
に、タイマ割込み処理の計時機能を阻害することがな
い。しかも、割込み信号のパルス幅PWは、上記〜
に要する時間τより長く設定されているので(図7
(b)参照)、CPUが割込み信号の読み落とすことも
ない。
【0054】続いて、上記の弾球遊技機について更に追
加的に説明する。図8は、本実施例のパチンコ機22を
示す斜視図であり、図9は、同パチンコ機22の側面図
である。
【0055】図8に示すパチンコ機22は、島構造体に
着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠23と、外
枠23に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着さ
れる前枠24とで構成されている。なお、このパチンコ
機22は、カード式球貸し機21に電気的に接続された
状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個
が配設されている。
【0056】ヒンジHを介して外枠23に枢着される前
枠24には、遊技盤25が裏側から着脱自在に装着さ
れ、この遊技盤25の前側に対応して、窓部を有するガ
ラス扉26と前面板27とが夫々開閉自在に枢着されて
いる。前面板27には発射用の遊技球を貯留する上皿2
8が装着され、前枠24の下部には、上皿28から溢れ
出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿29と、発射
手段30の発射ハンドル31とが設けられている。
【0057】発射手段30は、回動操作可能な発射ハン
ドル31と、この発射ハンドル31の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌32(図11)により遊技球を発射させ
る発射モータなどを備えている。上皿28の右部には、
カード式球貸し機21に対する球貸し操作用の操作パネ
ル33が設けられ、この操作パネル33には、カード残
額を3桁の数字で表示するカード残額表示部33aと、
所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ
33bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却
スイッチ33cとが設けられている。
【0058】図10に示すように、遊技盤25には、金
属製の外レールと内レールとからなるガイドレール35
がほぼ環状に設けられ、このガイドレール35の内側の
遊技領域25aには、カラーの液晶ディスプレイ(LC
Dモニタ)8、検出スイッチを備える図柄始動口(図柄
始動手段兼入賞手段)37、開閉式入賞手段(大入賞手
段)38、複数の普通入賞手段39(上段の普通入賞手
段39以外に、開閉式入賞手段38の左右両側部に6つ
の普通入賞手段39)、2つのゲート40(通過口)が
夫々所定の位置に配設されている。
【0059】液晶ディスプレイ8は、変動図柄を表示す
るとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表
示する第1図柄表示手段42(可変表示装置)として機
能する。第1図柄表示手段42は、背景画やキャラクタ
をアニメーション的に表示するとともに、左右方向に並
ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部42a〜42cを有
し、図柄始動口37に遊技球が入賞することを条件に、
各図柄表示部42a〜42cの表示図柄が所定時間だけ
変動表示(スクロール表示)され、図柄始動口37への
遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決
定される停止図柄パターンで停止する。
【0060】液晶ディスプレイ8の直ぐ上側に、普通入
賞手段39と第2図柄表示手段43とが設けられてい
る。第2図柄表示手段43は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート40を通過した遊技球が
検出されたとき、普通図柄表示部(可変表示装置)の表
示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート40通過
時点において抽選された抽選用乱数値により決定される
停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始
動口37は、開閉自在な左右1対の開閉爪37aを備え
た電動式チューリップであり、第2図柄表示手段43の
変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪
37aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなってい
る。
【0061】開閉式入賞手段38は前方に開放可能な開
閉板38aを備え、第1図柄表示手段42の変動後の停
止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」
と称する特別遊技が開始され、開閉板38aが前側に開
放される。この開閉式入賞手段38の内部に特定領域3
8bがあり、この特定領域38bを入賞球が通過する
と、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊
技者に有利な第1状態に相当する。
【0062】開閉式入賞手段38の開閉板38aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞して開閉板38aが閉じるときに、
遊技球が特定領域38bを通過していない場合には特別
遊技が終了するが、特定領域38bを通過していれば最
大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有
利な状態に制御される。
【0063】前枠24の裏側には、図11に示すよう
に、遊技盤25を裏側から押さえる裏機構板50が着脱
自在に装着され、この裏機構板50には開口部50aが
形成され、その上側に賞球タンク53と、これから延び
るタンクレール54とが設けられ、このタンクレール5
4に接続された払出手段55が裏機構板50の側部に設
けられ、裏機構板50の下側には払出手段(払出モー
タ)55に接続された通路ユニット56が設けられてい
る。払出手段55から払出された遊技球は通路ユニット
56を経由して上皿排出口28a(図8)から上皿8に
払出される。
【0064】裏機構板50の開口部50aには、遊技盤
25の裏側に装着された裏カバー57と、入賞手段37
〜39に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図
示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー57に装着
されたケース58の内部に主制御基板1が配設され、そ
の前側に図柄制御基板2が配設されている(図9)。主
制御基板1の下側で、裏カバー57に装着されたケース
61aの内部にランプ制御基板4が設けられ、このケー
ス61aに隣接するケース61bの内部に音声制御基板
3が設けられている。
【0065】これらケース61a,61bの下側で裏機
構板50に装着されたケース64の内部には、電源基板
6と払出制御基板5が夫々設けられている。この電源基
板6には、図11に示すように、電源スイッチ80と初
期化スイッチ85とが配置されている。これら両スイッ
チ80,85に対応する部位はケース64が切欠かれ、
両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可能にな
っている。
【0066】また、発射手段30の後側に装着されたケ
ース67の内部には、発射制御基板7が設けられてい
る。これら制御基板1〜7は夫々独立の基板であり、電
源基板6と発射制御基板7を除く制御基板1〜5には、
ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路が搭載さ
れており、主制御基板1と他の制御基板2〜5とは、複
数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続されてい
る。
【0067】以上、本発明について具体的に説明した
が、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものでは
ない。例えば、上記実施例では、基本的には大当り用カ
ウンタCTが数値範囲を一周すると、その初期値を変更
したが、数値範囲を複数回循環してから初期値を変更し
ても良い。
【0068】また、上記の実施例はサブカウンタSUB
の値を加減算することで、大当り用カウンタの初期値を
変更するものであったが、これに代えて、ローテーショ
ン処理を用いても良い。すなわち、大当り用カウンタC
Tを特定ビット長のデータとし、この大当り用カウンタ
CTが一周すると、その時のサブカウンタSUB(例え
ば3ビットデータ)の値分だけ、大当り用カウンタCT
のビットをローテーションさせるのである。なお、大当
り用カウンタの値のローテーションは、右方向に行って
もよいし、左方向に行うようにしてもよい。大当り用カ
ウンタ値の循環初期値をビットローテーションにより変
更する場合には、初期値の偏差を大きくできる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無駄のないプログラム構成でありながら不正遊技行為も
未然に排除できる遊技機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】主制御基板の構成を示すブロック図である。
【図3】主制御基板におけるシステムリセット処理を示
すフローチャートである。
【図4】主制御基板におけるタイマ割込み処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】大当り用カウンタの更新処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】システムリセット処理とタイマ割込み処理にお
けるサブカウンタの更新処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】割込み信号とサブカウンタの更新処理との関係
を説明する図面である。
【図8】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図9】図8のパチンコ機の側面図である。
【図10】図8のパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図11】図8のパチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
ST6〜ST9 メイン処理部 ST30〜ST39 割込み処理部 CT メインカウンタ(大当り用カウン
タ) ST63〜ST67 初期値変更処理 START 初期値

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無限ループ状に繰り返し実行されるメイ
    ン処理部と、このメイン処理部の実行中に所定時間毎の
    周期的な割込みにより実行される割込み処理部とを有
    し、前記割込み処理部で更新されるメインカウンタの値
    に基づいて遊技者に有利な状態を発生させるか否かを決
    定する遊技機であって、 前記メインカウンタが所定の数値範囲を一回ないし複数
    回循環する毎に、次回の循環動作の初期値を決定する初
    期値変更処理を設け、 前記初期値変更処理は、その処理以前の初期値に所定の
    基準値を加算又は減算して新たな初期値としていること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記メインカウンタとは別にサブカウン
    タを設け、前記初期値変更処理は、前記サブカウンタの
    値を前記基準値として使用することを特徴とする請求項
    1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記サブカウンタの循環動作の数値範囲
    は、前記メインカウンタの循環動作の数値範囲より小さ
    く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記サブカウンタは、nビット2進数で
    表現される数値の全範囲を使用していることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記サブカウンタは、前記メイン処理部
    及び前記割込み処理部の双方で更新されるソフトウェア
    カウンタであることを特徴とする請求項2〜4の何れか
    に記載の遊技機。
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JP2006263347A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sankyo Kk スロットマシン

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