JP2003115229A - ハンドルバー用スイッチ - Google Patents

ハンドルバー用スイッチ

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JP2003115229A
JP2003115229A JP2001308346A JP2001308346A JP2003115229A JP 2003115229 A JP2003115229 A JP 2003115229A JP 2001308346 A JP2001308346 A JP 2001308346A JP 2001308346 A JP2001308346 A JP 2001308346A JP 2003115229 A JP2003115229 A JP 2003115229A
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handlebar
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case
resin
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Masahiro Kawamura
真宏 河村
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Asahi Denso Co Ltd
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Asahi Denso Co Ltd
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  • Push-Button Switches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接点の摩耗や浸水等による不具合を確実に回避
することができるハンドルバー用スイッチを提供する。 【解決手段】ハンドルバーの把持用グリップ近傍に固定
され、各種操作が可能な操作スイッチをスイッチケース
内に具備するハンドルバー用スイッチにおいて、操作者
の操作により移動する永久磁石(可動部)と、該永久磁
石と離間してスイッチケースに固定され、当該永久磁石
の動作に従って遠隔的で非接触にスイッチングが行われ
るホールIC(固定部)とから構成されたものである。
また、固定部に可動部の動作を案内する案内部を形成す
るとともに、当該固定部は防水シールされてスイッチケ
ースに固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車等車両にお
ける操舵用のハンドルバーの把持用グリップ近傍に固定
され、各種操作が可能な操作スイッチをスイッチケース
内に具備するハンドルバー用スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二輪車のハンドルバーには、そ
の左右先端に把持用グリップが取り付けられ、該把持用
グリップ近傍にハンドルバー用スイッチが固定されてい
る。かかるハンドルバー用スイッチは、二輪車における
各種電製品を操作するためのスイッチを具備したスイッ
チケースを有し、該スイッチケースが2分割の構成部品
から成り、これらがハンドルバーを挟持して、又は、ス
イッチケースがクラッチレバーやブレーキレバーを支持
するレバーホルダとハンドルバーを挟持して固定されて
いる。
【0003】例えば、ハンドルバーの左端側に固定され
たスイッチケースには、二輪車のライトをハイビーム又
はロービームに切り換えるためのディマースイッチ、ウ
ィンカを点滅操作するためのターンシグナルスイッチ、
ホーンを鳴らすためのホーンスイッチが配設されてお
り、従来、これらのスイッチは、接触端子により構成さ
れていた。
【0004】即ち、スイッチケース内に基板を介して固
定された固定端子に対し、スイッチノブに形成された可
動端子が接触或いは離間して各種電製品(ライトやホー
ン等)の電気系統を接続或いは遮断することにより、ス
イッチングが行われていたのである。尚、一般にディマ
ースイッチ及びターンシグナルスイッチは、ノブを揺動
させてスイッチングする揺動型スイッチ、ホーンスイッ
チはノブを押してスイッチングする押しボタン型スイッ
チで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンドルバー用スイッチにおいては、内在する各種
操作スイッチが接触端子によりスイッチング可能(機械
的接点構造)とされていたため、可動端子と固定端子と
の間の接点の摩耗により、スイッチとしての寿命に限界
があった。また、特に二輪車の場合、スイッチケースが
外部に露出しているため当該スイッチケース内への浸水
は避けられず、この浸水によって電流漏れ(リーク)が
生じる虞もあった。
【0006】かかる浸水による不具合を解消すべく、ス
イッチケース内に水が入り込まないようシール部材を介
在させることも行われているが、該シール部材の性能や
ノブの移動を確保するクリアランス等を考慮すると、完
全に浸水を遮断するのは困難であって、根本的な解決に
は至っていない。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、接点の摩耗や浸水等による不具合を確実に回
避することができるハンドルバー用スイッチを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ハンドルバーの把持用グリップ近傍に固定され、各種操
作が可能な操作スイッチをスイッチケース内に具備する
ハンドルバー用スイッチにおいて、前記操作スイッチを
無接点でスイッチング可能なものとしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、前記操作スイッチ
が、操作者の操作により移動する可動部と、該可動部と
離間して前記スイッチケースに固定され、当該可動部の
動作に従って遠隔的に非接触でスイッチングが行われる
固定部とから構成されることを特徴とする。
【0010】かかる構成によれば、操作者がスイッチノ
ブ等を操作して可動部を移動させると、その移動動作に
従って固定部との間で遠隔的に非接触でスイッチングが
行われる。かかる可動部は、スイッチノブ(又はボタ
ン)に固定されていても、スイッチノブ(又はボタン)
と連動するリンクやカム等に固定されていてもよい。勿
論、可動部の移動は、支点を中心とした揺動、摺動(プ
ッシュ式スイッチにおけるボタンの摺動動作含む)等い
ずれの動作をも含む。
【0011】請求項3記載の発明は、前記固定部に前記
可動部の動作を案内する案内部を形成したことを特徴と
する。
【0012】かかる構成によれば、可動部は案内部に沿
って動作し、固定部との間でスイッチングが行われる。
案内部は、固定部に形成されていれば足り、当該固定部
と同じ材質で一体的なもの、及び、これとは異なる材質
で別体のものが固定部に固着されたものの両者を含む。
【0013】請求項4記載の発明は、前記固定部が、防
水シールされて前記スイッチケースに固定されたことを
特徴とする。
【0014】かかる構成によれば、防水シールを介して
固定部と可動部とのスイッチングが行われ、少なくとも
当該防水シールの厚さ分だけ遠隔した操作が行われる。
【0015】請求項5記載の発明は、前記防水シールは
樹脂ケース内に樹脂が充填、固化されたものであること
を特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、前記可動部が操作
スイッチのノブ又はボタンと連動する磁石であるととも
に、前記固定部を、ホール素子、磁気抵抗素子又は磁電
変換素子のいずれかで構成したことを特徴とする。
【0017】かかる構成によれば、操作スイッチのノブ
又はボタンを操作に伴って磁石も移動し、この磁石から
生じる磁界に基づきスイッチングが行われる。即ち、ホ
ール素子、磁気抵抗素子又は磁電変換素子によって磁石
(即ち可動部)の近接又は離間を感知し、これに基づい
た遠隔的で非接触なスイッチングが行われるのである。
【0018】請求項7記載の発明は、前記磁石が前記操
作スイッチのノブ又はボタンの一端に形成されたローラ
部に設けられていることを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、前記ローラ部が前
記案内部で案内されていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態のハ
ンドルバー用スイッチは、図1に示すように、二輪車の
ハンドルバー3先端に取り付けられた把持用グリップ3
a近傍に固定され、各種操作が可能な複数の操作スイッ
チを具備する樹脂製のスイッチケース(上スイッチケー
ス1及び下スイッチケース2)を筐体としたものであ
り、これら上スイッチケース1と下スイッチケース2と
でハンドルバー3を挟持して固定されている。
【0021】かかるスイッチケース1及び2には、図2
及び図3で示すように、二輪車のライトをハイビーム又
はロービームに切り換えるためのディマースイッチノブ
4と、ウィンカを点滅操作するためのターンシグナルス
イッチノブ5と、ホーンを鳴らすためのホーンスイッチ
ボタン6とが配設されている。
【0022】また、上スイッチケース1には、ウレタン
樹脂等でモールドされた上基板7が固定されるととも
に、該上基板7上にディマースイッチを構成する電気回
路が形成されている一方、下スイッチケース2にも、ウ
レタン樹脂等でモールドされた下基板8が固定されると
ともに、該下基板8上にターンシグナルスイッチ及びホ
ーンスイッチを構成する電気回路が形成されている。
【0023】上基板7及び下基板8の各電気回路の所定
位置には、ホール素子(ホールIC)が形成されてお
り、かかるホール素子が磁力に基づき動作して各スイッ
チのスイッチング(オン・オフ操作等)が行われるよう
構成されている。即ち、各スイッチの固定部はホール素
子から構成されており、磁石が近づくと各スイッチがオ
ンし、磁石が遠ざかるとオフするよう構成されている。
尚、図3における符号Aa及びBaは、上基板7及び下
基板8をモールドしたモールド樹脂をそれぞれ示してお
り、上基板7及び下基板8とともにホール素子も各モー
ルド樹脂Aa及びBaにモールドされることにより防水
シールが施されている。
【0024】モールド樹脂Aa及びBaは、流動状の樹
脂を中空状の樹脂ケースAb及びBb内にそれぞれ充
填、固化したものであり、該樹脂ケースAb及びBbの
表面における所定位置には、後述する可動部の動作を案
内する案内部が形成されている。即ち、樹脂ケースAb
及びBb内にモールド樹脂Aa及びBaと、これにモー
ルドされた上基板7及び下基板8とが組み込まれ、更に
それらケースの表面に案内部が形成されることとなり、
これらを一つのユニットとして扱うことができるので、
組み付け時における作業性の向上及び部品点数の削減を
図ることができる。
【0025】各可動部の動作部に対しそれぞれ形成され
た案内部は、図10に示すように、樹脂ケースAa又は
Ba表面から立設された一対の側壁面a、aと、該側壁
面aの突端から互いに近接する方向に延設され、中央で
スリットを成す一対の天面b、bとで構成するのが好ま
しく、これら面内に形成された空間部cで、後述する可
動部のローラ及び磁石が摺動可能に嵌合される。また、
プッシュ式のスイッチ(例えばホーンスイッチ)におい
ては、案内部をスイッチボタンの摺動動作を案内する形
状とするようにしてもよく、具体的にはホーンスイッチ
の説明において記載する。以下、それぞれのスイッチに
ついて具体的に説明する。
【0026】ディマースイッチは、上スイッチケース1
に配設されたシーソー型スイッチで構成されており、図
4及び図5で示すように、中心C1を中心としてディマ
ースイッチノブ4を同図矢印方向に回動することにより
スイッチングされるものである。かかるディマースイッ
チノブ4は、操作者が押圧操作し得る操作部4aと、節
度用ボール14を収容するための溝部4bと、操作部4
aの回動動作と連動するとともに下面にローラ部4ca
が形成された回動部4cとが一体的に形成された樹脂成
形品より成る。
【0027】また、ローラ部4caの先端には、可動部
としての永久磁石4dが形成されるとともに、これらロ
ーラ部4ca及び永久磁石4dの動作を案内すべき案内
部4eが樹脂ケースAb表面に形成されている。そし
て、ディマースイッチノブ4を操作することによって、
ローラ部4ca及び永久磁石4dが案内部4eに沿って
摺動するに際し、モールド樹脂Aa及び樹脂ケースAb
を介して上基板7のホール素子9上に永久磁石4dが位
置(図6参照)すると、ハイビーム又はロービームの電
気系統がオンする。
【0028】即ち、永久磁石4dによる磁力は、モール
ド樹脂Aa及び樹脂ケースAbを介してホール素子9に
及ぼされるため、ハイビーム及びロービームのスイッチ
ングが機械的な接点を持たず遠隔的に非接触で行われる
こととなる。尚、案内部4eは、図10の如き構成とさ
れるが、他の構成で可動部を案内するようにしてもよ
い。
【0029】ターンシグナルスイッチは、ターンシグナ
ルスイッチノブ5を中立位置から右へ揺動させると右の
ウィンカ、左へ揺動させると左のウィンカが点滅するよ
う揺動してスイッチング可能とされたものであり、図7
〜図9に示すように、ターンシグナルスイッチノブ5か
ら延設された作動板10と、該作動板10の裏面側に配
設されたレバー11と、作動板10及びレバー11の揺
動中心C2としてのボスを有する作動板ケース12とか
ら主に構成されている。尚、揺動中心C2は、作動板ケ
ース12のボス部に挿入されたネジBによって構成され
る。
【0030】作動板10は、下方(レバー11側)に突
出した突起部10aを有しており、中心C2を中心とし
て揺動すると、突起部10aにより係止されたレバー1
1も連動して揺動し得る構成とされている。かかるレバ
ー11の先端側には、ローラ部11aが形成されるとと
もに、該ローラ部11aには可動部としての永久磁石1
1b(図1参照)が設けられており、レバー11が揺動
すると、ローラ部11a及び永久磁石11bが樹脂ケー
スBb表面に形成された案内部11c(図9参照)に沿
って移動し得るよう構成されている。尚、案内部11c
は、案内部4eと同様、図10の如き構成とされるが、
他の構成で可動部を案内するようにしてもよい。
【0031】そして、ターンシグナルスイッチノブ5を
操作することによって、ローラ部11a及び永久磁石1
1bが案内部11cに沿って摺動するに際し、モールド
樹脂Ba及び樹脂ケースBbを介して下基板8のホール
素子13上に永久磁石11bが位置すると、右側のウィ
ンカ又は左側のウィンカの電気系統がオンし、点滅す
る。即ち、永久磁石11bによる磁力は、モールド樹脂
Ba及び樹脂ケースBbを介してホール素子13に及ぼ
されるため、ウィンカのスイッチングが機械的な接点を
持たず遠隔的に非接触で行われることとなる。
【0032】尚、図3における符号15及び16は、操
作板10及びレバー11に形成された凹凸形状(波形
状)部を同図中右方向へ押圧して節度を付与するための
節度用ボールを示している。また、ターンシグナルスイ
ッチノブ5を押圧すると、右或いは左側の揺動端に位置
するターンシグナルスイッチノブ5が中立位置まで戻
り、ウィンカの点滅がキャンセルされるよう構成されて
いる。
【0033】ホーンスイッチは、プッシュ式のスイッチ
から成り、ホーンスイッチボタン6を押圧すると二輪車
のホーンが鳴るようスイッチング可能とされたものであ
る。図3において、ホーンスイッチボタン6の基端側
(同図中左端側)には、樹脂ケースBbに形成された案
内部6b内を摺動可能なローラ部6cが形成されてお
り、該ローラ部6cに可動部としての永久磁石6aが設
けられている。
【0034】尚、案内部6bは、ディマースイッチやタ
ーンシグナルスイッチにおける案内部とは形状が異な
り、ホーンスイッチノブ6に形成されたローラ部6cと
略同一径の筒状であるが、ホーンスイッチノブ6から突
起部を延設し、かかる突起部にローラ部及び永久磁石を
配設するとともに、案内部を図10に示すような形状と
してもよい。また、同図中符号17は、案内部6b内に
配設されたリターンスプリングを示している。
【0035】然るに、永久磁石6aは、ホーンスイッチ
ボタン6とともに案内部6bに沿って摺動するよう構成
されており、当該ホーンスイッチボタン6の操作によ
り、永久磁石6aが下基板8に配設されたホール素子1
8に対し近接・離間可能とされている。即ち、ホーンス
イッチボタン6を押圧すれば、ホーンスイッチボタン6
とともに永久磁石6aが左方向へ移動してホール素子1
8に近接するので、ホーンの電気系統がオンするのであ
る。
【0036】従って、ディマースイッチ及びターンシグ
ナルスイッチと同様、永久磁石6aによる磁力は、モー
ルド樹脂Ba及び樹脂ケースBbを介してホール素子1
8に及ぼされるため、ホーンのスイッチングが機械的な
接点を持たず遠隔的に非接触で行われることなる。
【0037】上記本実施形態によれば、既述の如くスイ
ッチングが無接点、即ち可動部としての永久磁石から生
じる磁力に基づいて遠隔的に非接触で行われるため、機
械的な接点構造のものに比べて耐久性に優れ、接触不良
等を確実に防止することができるのに加え、固定部とし
てのホール素子が樹脂でモールドされているため、水の
浸入等でリークが生じ、誤動作が発生する虞が回避でき
る。
【0038】また、スイッチケース(上スイッチケース
1及び下スイッチケース2)に固定されたモールド樹脂
Aa及びBa側に可動部(永久磁石)を案内する案内部
を設けているので、可動部及び固定部のスイッチケース
への組み付け誤差によるガタ付き等を防止することがで
き、これら端子部間のクリアランス(高さ方向の離間寸
法)及び可動部の動作軌跡を一定に保つことができると
ともに、これら構成部品をユニット化でき、組み付け時
の作業性の向上及び部品点数の削減が可能である。
【0039】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されず、例えば可動部と固定部との間
のスイッチング動作を遠隔的に非接触で行うことができ
れば、他の手段(光センサや近接センサ等)を用いても
よい。また、可動部として磁石を用いた場合、固定部を
ホール素子に代えて、磁気抵抗素子又は磁電変換素子な
ど磁力に応じてスイッチング可能な他の手段を用いても
よい。尚、本実施形態においては、固定部(ホール素
子)が樹脂モールドされることにより防水シールされて
いるが、当該樹脂モールドに代えて他の防水シール手段
としてもよい。
【0040】更に、本実施形態においては、二輪車のハ
ンドルバー左側に取り付けられたハンドルバー用スイッ
チに適用されているが、ハンドルバー右側に取り付けら
れたハンドルバー用スイッチに適用し、スタータスイッ
チやエンジンストップスイッチ等を遠隔的に非接触でス
イッチング可能な構成としてもよい。勿論、二輪車の
他、操舵用のハンドルバーを具備した車両であれば、他
の形態の車両におけるハンドルバー用スイッチにも適用
することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
操作スイッチを無接点でスイッチング可能としているの
で、接点の摩耗や浸水等による不具合を確実に回避する
ことができる。
【0042】請求項3の発明によれば、可動部が固定部
に形成された案内部に沿って動作するので、当該可動部
及び固定部のスイッチケースへの組み付け誤差によるガ
タ付き等を防止することができ、これら高さ方向の離間
寸法及び可動部の動作軌跡を一定に保つことができる。
従って、常に安定したスイッチングを行うことができ
る。
【0043】請求項4の発明によれば、固定部が防水シ
ールされてスイッチケースに固定されているので、当該
スイッチケース内への浸水があっても固定部には水が達
せず、電流漏れ(リーク)を防止することができ、ハン
ドルバースイッチの信頼性を向上することができる。
【0044】請求項5の発明によれば、樹脂ケース内に
固定部を防水シールのための樹脂を充填、固化している
ので、これら固定部、モールド樹脂及び案内部をユニッ
ト化することができる。従って、ハンドルバースイッチ
の組み付け作業を容易にすることができるとともに、組
み付け時の部品点数を削減することができる。
【0045】請求項6の発明によれば、固定部がホール
素子、磁気抵抗素子又は磁電変換素子のいずれかから成
るとともに、固定部が磁石から成るので、これら固定部
と可動部とによる遠隔的で非接触なスイッチングを安定
して確実に行うことができる。
【0046】請求項7及び請求項8の発明によれば、磁
石が操作スイッチのノブ又はボタンの一端に形成された
ローラ部に設けられているので、スイッチング時の円滑
な動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チを示す上面図
【図2】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チを示す正面図
【図3】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チを示す縦断面図(図2におけるIII−III線断面
図)
【図4】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チにおけるディマースイッチを示す側面図
【図5】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チにおけるディマースイッチを示す底面図
【図6】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チにおけるディマースイッチの動作を説明するための説
明図
【図7】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイッ
チにおけるターンシグナルスイッチの作動板を示す上面
図(図3におけるVII−VII線断面図)
【図8】図7の作動板を取り外した状態を示す上面図
【図9】図8のレバーを取り外した状態を示す上面図
【図10】本発明の実施形態に係るハンドルバー用スイ
ッチにおける案内部を示す斜視図
【符号の説明】
1…上スイッチケース 2…下スイッチケース 3…ハンドルバー 4…ディマースイッチノブ 4ca、6c、11a…ローラ部 4d、6a、11b…永久磁石(可動部) 4e、6b、11c…案内部 5…ターンシグナルスイッチノブ 6…ホーンスイッチボタン 7…上基板 8…下基板 9、13、18…ホール素子(固定部) 10…作動板 11…レバー 12…作動板ケース 14、15、16…節度用ボール 17…リターンスプリング Aa、Ba…モールド樹脂 Ab、Bb…樹脂ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 23/02 H01H 23/02 Z Fターム(参考) 5G006 AA09 CB01 LG01 5G019 AA09 KK11 SY02 5G035 AA21 CB04 KA01 KA05 5G046 AA04 AB01 AC05 AE02 AE05 5G052 AA05 AA12 BB01 BB03 BB04 HA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルバーの把持用グリップ近傍に固定
    され、各種操作が可能な操作スイッチをスイッチケース
    内に具備するハンドルバー用スイッチにおいて、 前記操作スイッチを無接点でスイッチング可能なものと
    したことを特徴とするハンドルバー用スイッチ。
  2. 【請求項2】前記操作スイッチは、 操作者の操作により移動する可動部と、 該可動部と離間して前記スイッチケースに固定され、当
    該可動部の動作に従って遠隔的に非接触でスイッチング
    が行われる固定部と、 から構成されることを特徴とする請求項1記載のハンド
    ルバー用スイッチ。
  3. 【請求項3】前記固定部に前記可動部の動作を案内する
    案内部を形成したことを特徴とする請求項2記載のハン
    ドルバー用スイッチ。
  4. 【請求項4】前記固定部は、防水シールされて前記スイ
    ッチケースに固定されたことを特徴とする請求項2又は
    請求項3記載のハンドルバー用スイッチ。
  5. 【請求項5】前記防水シールが樹脂ケース内に樹脂が充
    填、固化されたものであることを特徴とする請求項4記
    載のハンドルバー用スイッチ。
  6. 【請求項6】前記可動部が操作スイッチのノブ又はボタ
    ンと連動する磁石であるとともに、前記固定部を、ホー
    ル素子、磁気抵抗素子又は磁電変換素子のいずれかで構
    成したことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか
    1つに記載のハンドルバー用スイッチ。
  7. 【請求項7】前記磁石が前記操作スイッチのノブ又はボ
    タンの一端に形成されたローラ部に設けられていること
    を特徴とする請求項6記載のハンドルバー用スイッチ。
  8. 【請求項8】前記ローラ部が前記案内部で案内されてい
    ることを特徴とする請求項7記載のハンドルバー用スイ
    ッチ。
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