JPH0239322Y2 - - Google Patents

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JPH0239322Y2
JPH0239322Y2 JP8831584U JP8831584U JPH0239322Y2 JP H0239322 Y2 JPH0239322 Y2 JP H0239322Y2 JP 8831584 U JP8831584 U JP 8831584U JP 8831584 U JP8831584 U JP 8831584U JP H0239322 Y2 JPH0239322 Y2 JP H0239322Y2
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switch
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center hole
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は自動車の例えばフエンダに取付けた
電動ミラーを遠隔制御するための電動ミラー用ス
イツチに関する。
「従来技術」 車室内に設けた制御スイツチを操作してフエン
ダに取作けたバツクミラーの向を制御できるよう
にしたものがある。このようなバツクミラーを一
般に電動ミラーと称している。電動ミラーを操作
する制御スイツチとしては左右どちらのミラーを
操作するかを設定する切換スイツチと、切換スイ
ツチによつて選択したミラーの向を上向と下向に
操作する二個のスイツチと、ミラーの向を左向と
右向に操作する二個のスイツチとが最小限必要と
なる。これらのスイツチを合計すると五個とな
る。
一方電動ミラーは一般に車外に設置されるため
雨水等が付着するとミラー面が曇つてしまい見難
くなる欠点がある。このため曇り除去用としてミ
ラーの背面にヒータを取付け、必要に応じてミラ
ーを加熱し曇りを除去できるようにしたものが考
えられている。この曇り除去ヒータを付設した場
合にはヒータ用に更にもう一つのスイツチが必要
となり全部で六個のスイツチが用いられる。
「考案が解決しようとする問題点」 これら六個のスイツチを別々に配置したとする
と占有面積が大きくなり自動車の操作盤に設置し
難くなる欠点がある。また各別に設けたスイツチ
に対して別々に配線を行なうことは組立が面倒で
ある。
「問題点を解決するための手段」 この考案では第1図に示すようにミラーの方向
を制御するための四個のスイツチ操作子1A,1
B,1C,1Dを放射状に配置すると共にこの四
個の操作子1A〜1Dの中心位置に左右ミラーの
選択スイツチの操作子2と、ヒータ用スイツチの
操作子3とを配置した構造とし、更にミラーの向
を制御する四個のスイツチの操作子1A〜1Dを
スイツチカバー4と一体に成形した構造としたも
のである。
従つてこの考案によればミラーの向を制御する
スイツチの操作子1A〜1Dはスイツチカバー4
と一体に形成された放射状に配置され、その中心
位置に左右ミラーの選択スイツチの操作子2がロ
ータリースイツチにして配置され、この選択スイ
ツチの操作子2の軸芯位置にヒータ用押釦スイツ
チの操作子3を設けたため六個のスイツチを一体
化することができ全体として小形化することがで
きる。
「実施例」 第1図乃至第7図(電動ミラーの向を制御する
スイツチに関する説明)にこの考案による電動ミ
ラー用スイツチを示す。図中1A〜1Dは電動ミ
ラーの方向を制御する四枚の操作子を示す。この
四枚の操作子1A〜1Dは第2図に示すようにス
イツチカバー4と一体に樹脂材によつて成形す
る。スイツチカバー4は第3図に示すように底面
が開放された偏平な箱状とされ、その偏平面の表
側の中央に孔5を形成する。孔5には裏側に向つ
て円筒体6を連通して形成する。円筒体6の他端
には内周に突出する鍔部7を有し、鍔部7に後述
する左右ミラーの切換スイツチ操作子2を回転自
在に支持するための一対の半円形スリツト8と、
中心部にヒータ用スイツチ操作子3の貫通孔9と
を形成する。また11は左右ミラー切換スイツチ
操作子2の回動角位置に節度を与えるスチールボ
ールを収納する凹穴を示す。
左右ミラー切換スイツチ操作子1A〜1Dは孔
5の周縁においてスイツチカバー4に連結され片
持バリ構造の舌片によつて構成される。各操作子
1A〜1Dはこの例では遊端側に向う程漸次上向
くように傾斜して形成した場合を示す。よつて操
作子1A〜1Dの遊端側はスイツチカバー4の表
面より突出し、押圧操作を容易に行なうことがで
きる構造としている。然も操作子1A,1B,1
C,1Dの各相互の間に凹面12を形成し、この
凹面12によつて操作子1A〜1Dの突出量を更
に大きなものとし操作性の向上をはかつている。
操作子1A〜1Dには三角形の孔13を形成
し、この三角形の孔13に第3図に示すように透
明体によつて形成した連結棒14の端部を係合さ
せる。連結棒14は操作子1A〜1D裏側に延長
されプリント板PCに取付けたスイツチ15に連
結する。スイツチ15はこの例ではプリント板
PCに形成した一対の導電パターン15A,15
Bに導電ゴム15Cを圧接させ、導電パターン1
5A,15B間を導通させる構造とした場合を示
す。導電ゴム15Cは円筒状体15Dを有し、こ
の円筒状体15Dが弾性変形して導電ゴム15C
を弾性的に支持し、常時は導電パターン15A,
15Bから導電ゴム15Cが離れている状態を保
持する構造としている。
一方スイツチカバー4の裏側には透明板から成
る導光板16を配置し、導光板16に貫通孔17
を形成し、この貫通孔17に連結棒14を貫通さ
せる。導光板16はスペーサ18によつてプリン
ト板PCによつて支持すると共に第4図に示すよ
うに操作子1A〜1Dが存在しない位置に光源1
9を配置し、光源19によつて導光板16に光を
照射し、導光板16を介して連結棒14に光を分
配し、連結棒14を通じて操作子1A〜1Dに形
成した三角形の孔13を照明する。この三角形の
孔はミラーの回動方向を表わし、例えば操作子1
Aはミラーの面を上向に、操作子1Bは下向に、
1Cは左向、1Dは右向にそれぞれミラーを回動
させることを表示している。
(左右切換スイツチ及びヒータ用スイツチの構
造) ヒータ用スイツチの操作子3は円柱状の押釦部
分3Aの下側に一対の脚3B,3Cを有し、脚3
B,3Cの間に第6図に示すように互に対向して
一対の壁3Dを有する。脚3Bと3Cを第5図に
示すようにスイツチカバー4と一体に成形した円
筒体6の鍔部7に形成した中心孔9に挿入する。
このとき脚3Bと3Cの外側下端には爪3Eを有
し、この爪3Eが中心孔9の内周壁に形成した溝
9Aに係合し、操作子3を回り止めと共に操作子
3を上下に移動できるように支持する。これと共
に操作子3は圧縮スプリング21によつて上方に
弾性的に偏倚される。
脚3Bと3Cの下端には接点3Fが取付けら
れ、この接点3Fがプリント板PCに形成した導
体3Gと3Hに接触することによりヒータスイツ
チがオンとなる。
ヒータ用スイツチの操作子3は透明乃至は半透
明の樹脂材によつて成形し、プリント板PCに植
設した光源2Iを設け、ヒータ用スイツチがオン
となつたとき光源2Iが点灯し、ミラーに内蔵し
たヒータに通電されていることを表示する。この
ヒータ用スイツチは押圧操作を解くとオフに戻さ
れるが、一旦オン操作すると例えばリレー等によ
りヒータに通電する状態を自己保持させ、再度オ
ン操作すると自己保持を解き通電を開放させるよ
うに構成することができる。
ヒータ用スイツチの操作子3の外周には左右ミ
ラーの切換スイツチの操作子2が設けられる。左
右ミラーの切換スイツチの操作子2は円筒状とさ
れその中心孔にヒータ用スイツチの操作子3が収
納される。円筒状の外周部分には第1図及び第7
図に示すように切換位置を表わすための突起2A
と、突起2Aの下端に鍔部2Bとを有する。鍔部
2Bはスイツチカバー4に形成した中心孔5の上
端に係合し、下向の力に抗して操作子2を回動自
在に支持する。
操作子3の下端には第7図に示すように一対の
突起2C及び2Dを有し、この突起2C,2Dを
円筒体6の鍔部7に形成した半円形のスリツト8
に挿入する。突起2C,2Dには凹溝2Eを有
し、凹溝2Eの上端に孔2Fを形成する。
一方操作子2の下端側から中空ライナ22を挿
入する。この中空ライナ22は第7図に示すよう
に直径が細い部分22Aと直径が太い部分22B
とを有し、直径が細い部分22Aが操作子2の上
部中空部分に挿入し、直径が細い部分22Aの上
端とヒータ用スイツチの操作子3の上端に形成し
た鍔部との間に圧縮スプリング21を介挿する。
直径の太い部分22Bの外周には一対の突条22
Cを形成する。これと共に操作子2の下端から上
方に向つて一対のキイー溝2Gを形成し、このキ
イー溝2Gに突条22Cを挿入し、操作子2と中
空ライナ22が一体に回転する構造としている。
中空ライナ22の下端には第7図に示すように
90゜間隔で凹部22Dを形成し、この凹部22D
は第5図に示すスチールボール23を係合させ操
作子2を90゜の回動角位置でフリツク感を与える
構造としている。
操作子2に中空ライナ22を挿入し操作子2の
下端に形成した突起2C及び2Dを鍔部7に形成
した半円形スリツト8に挿入した状態でプリント
板PCを装着する前に操作子2に抜止具24を装
着し操作子2を抜け止めする。つまり抜止具24
は第7図に示すようにリング部分24Aに一対の
突起24Bを有し、突起24Bの上端に爪24C
を形成する。
突起24Bは操作子2の下端に形成した突起2
C,2Dの凹溝2Eに挿入し、爪24Cを孔2F
に係合させる。爪24Cが孔2Fに係合すること
により抜止具24のリング部分24Aは円筒部6
の下端に係合し、操作子2を抜止めする。
抜止具24のリング部分24Aには例えば120゜
角間隔に孔24Dを形成し、この孔24Dに第5
図及び第6図に示すように可動接点25から切起
した舌片25Aを係合させ操作子2の回動に追従
して可動接片25を回動させる構造としている。
尚可動接片25はバネ25Bによつてプリント板
PCに形成した導体(特に図示しない)に圧接力
を与えている。操作子2は鍔部7に形成した半円
形スリツト8によつてその回動範囲を90゜に規制
し、第1図に示したRとLの間を回動する構造と
している。
「作用効果」 以上説明したようにこの考案によればスイツチ
カバー4に4枚の片持バリ構造の舌片を形成し、
この舌片を電動ミラーの向を制御するスイツチの
操作子1A〜1Dとして利用するものであるから
部品点数を少なくすることができる。また四枚の
操作子1A〜1Dの中心に左右の電動ミラーを切
換えるスイツチの操作子2と、ヒータ用スイツチ
の操作子を同一軸芯位置に配置したから六個のス
イツチを小さい面積内に装着することができる。
よつて実装面積を小さくできる利点が得られる。
然も六個のスイツチをプリント板PCに形成した
導体と可動接点との組合せによつて構成したから
各スイツチに対する配線はプリント板PCに例え
ばコネクタを設け、このコネクタにプラグを差し
込む構造とすることにより配線処理が完了し制御
が容易となる利点が得られる。
また上述した実施例のように一つの光源19に
よつて4枚の操作子1A〜1Dの三角形部分を照
明したからこの点でも部品点数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を説明するための正面
図、第2図はこの考案に用いるスイツチカバーの
正面形状を説明するための斜視図、第3図及び第
4図はこの考案の一実施例を説明するための断面
図、第5図及び第6図はこの考案の要部を説明す
るための拡大断面図である。第7図はこの考案の
要部の構造を説明するための分解斜視図である。 1A〜1D……舌片によつて構成された4枚の
操作子、2……左右電動ミラー切換スイツチの操
作子、2I……光源、3……ヒータ用スイツチの
操作子、スイツチカバー、5……中心孔、6……
円筒部、7……内側に突出した鍔部、8……半円
形スリツト、9……中心孔、11……スチールボ
ール収納用穴、13……三角表示窓、14……連
結棒、15……方向制御スイツチ、16……導光
板、17……孔、18……スペーサ、19……光
源、21……圧縮スプリング、22……中空ライ
ナ、23……スチールボール、24……抜止具、
25……接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A スイツチカバーに形成された中心孔と、 B この中心孔に連通してカバーの裏側に延長形
    成され延長端部に内周方向に向つて突出した鍔
    部を有する円筒体と、 C 上記カバーの中心孔の周縁に支持点を有し、
    上記カバーと一体に上記中心孔を中心に放射状
    に配置され片持バリ構造の4枚の舌片によつて
    形成され樹脂材の弾性によつて遊端が可動でき
    るように支持された電動ミラー制御スイツチの
    操作子と、 D この4枚の操作子の各裏側に対向して配置さ
    れた4個の電動ミラーの方向制御スイツチと、 E この方向制御スイツチと上記操作子との間を
    連結する連結棒と、 F 上記円筒体に収納され電動ミラーに装着した
    ヒータ用スイツチの操作子と、 G この操作子の外周に回動自在に設けた電動ミ
    ラーの切換スイツチの操作子と、 から成る電動ミラー用スイツチ。
JP8831584U 1984-06-14 1984-06-14 電動ミラ−用スイツチ Granted JPS613637U (ja)

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JP8831584U JPS613637U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 電動ミラ−用スイツチ

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JP8831584U JPS613637U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 電動ミラ−用スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS613637U JPS613637U (ja) 1986-01-10
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JPH0323639Y2 (ja) * 1986-10-13 1991-05-23
JP2566230Y2 (ja) * 1992-09-22 1998-03-25 アルプス電気株式会社 多方向スイッチ
EP2518592B1 (en) 2011-04-25 2017-07-26 Daesung Electric Co., Ltd Haptic steering wheel switch apparatus
EP2518591B1 (en) 2011-04-25 2018-05-30 LS Automotive Technologies Co., Ltd. Haptic steering wheel switch apparatus and haptic steering wheel switch system including the same

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JPS613637U (ja) 1986-01-10

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