JP2003113829A - 締結部取外し防止具 - Google Patents

締結部取外し防止具

Info

Publication number
JP2003113829A
JP2003113829A JP2001307900A JP2001307900A JP2003113829A JP 2003113829 A JP2003113829 A JP 2003113829A JP 2001307900 A JP2001307900 A JP 2001307900A JP 2001307900 A JP2001307900 A JP 2001307900A JP 2003113829 A JP2003113829 A JP 2003113829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
peripheral side
fastening
bolt
fastening part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001307900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3535487B2 (ja
Inventor
Satoru Miyazaki
哲 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIOKA BYORA KK
Original Assignee
NISHIOKA BYORA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIOKA BYORA KK filed Critical NISHIOKA BYORA KK
Priority to JP2001307900A priority Critical patent/JP3535487B2/ja
Publication of JP2003113829A publication Critical patent/JP2003113829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535487B2 publication Critical patent/JP3535487B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に突出する構成部分がなく、ボルトの頭
部側でも先端側でも取外し防止を図ることができるよう
にする。 【解決手段】 ボルト2とナット3とによる締結部に、
キャップ6,16をかぶせて取外し防止を図ることがで
きる。キャップ6,16の内周側には溝6a,16aが
形成され、ホルダ7の外周側の溝7aに内周側部分が嵌
合するばねリング8の外周側部分を嵌合させて、軸線方
向2aへの移動を阻止し、抜け止めを行うことができ
る。キャップ6,16にトルクを作用させても、空回り
し、締結状態を変化させることができないので、取外し
防止を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトやナットな
どの螺合による締結部に対し、一旦締結された後で取外
しを防止する締結部取外し防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボルトやナットなどを使用
し、螺合によって鉄塔や建物などの建築物や、鉄道など
の構造物に対する機械的な固定のための締結が広く行わ
れている。螺合による締結では、締付けトルクなどの調
整で締結力の増減が容易となり、締結終了後も必要に応
じて締結力の再調整が可能となる。ボルトやナットを締
結したり、締結を緩めたりするトルクを伝達するスパナ
などの工具は一般的に利用可能であり、比較的小さなト
ルクを作用させて大きな締結力を発揮させることができ
る。一旦締付けを行った締結部には、種々提案されてい
る各種の緩み止め方法を適用して、締結状態を長期間に
わたって維持することもできる。
【0003】しかしながら、近時、送電用鉄塔や鉄道線
路の締結箇所を、何者かが取外してしまう事態が生じて
いる。ボルトとナットとを用いる締結箇所は、適切な緩
み止めを施して長期的な締結状態の維持を図ることは可
能である。しかしながら、悪意ある者が市販の一般用工
具を用いて、容易に締結状態を緩めることまでを防止す
ることはできない。
【0004】本件出願人は、特願2000−14838
3号や特願2000−218455号で、ボルトとナッ
トとを螺合する締結箇所にかぶせて、一般の工具では取
外すことができないようにする取外し防止具を提案して
いる。特願2000−148383号では、円筒状のカ
バー部材をピンでボルトの軸に止めるようにしている。
特願2000−218455号では、ナット側から突出
するボルトの軸の先端を利用して、カバー部材を止める
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特願2000−148
383号で提案している構成では、ピンがカバー部材の
外部に突出してしまう。特願2000−218455号
で提案している構成では、ボルトの先端側にしか用いる
ことができず、頭部側で取外し防止を図ることができな
い。
【0006】本発明の目的は、外部に突出する構成部分
がなく、ボルトの頭部側でも先端側でも取外し防止を図
ることができる締結部取外し防止具を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、螺合によって
締結を行う締結部に装着され、締結部の取外しを防ぐ締
結部取外し防止具であって、締結部の軸線方向の一方側
から少なくともトルク伝達部を外囲し、内周側に溝を有
するカバー部材と、外周側部分がカバー部材の内周側の
溝に嵌合するように付勢され、カバー部材の溝が形成さ
れていない内周面に沿って摺動可能なように、外周側か
らの押圧で径が縮小可能なばね部材と、ばね部材を、締
結部の軸線方向に関して拘束する拘束部材とを含むこと
を特徴とする締結部取外し防止具である。
【0008】本発明に従えば、ボルトやナットなどの螺
合によって締結を行う締結部に装着され、締結部の取外
しを防ぐ締結部取外し防止具は、カバー部材と、ばね部
材と、拘束部材とを含む。カバー部材は、締結部の少な
くともトルク伝達部を外囲し、外囲した状態でばね部材
の外周側部分が嵌合する溝を内周側に有する。拘束部材
は、締結部に用いられ、ばね部材の軸線方向への移動を
拘束する。ばね部材が締結部で拘束部材によって拘束さ
れている状態で、カバー部材を軸線方向の一方側から装
着し、ハンマなどでたたいて押込めば、ばね部材は径方
向に縮小されて、カバー部材の内周側を摺動し、溝に達
するとばね部材の外周側部分が溝内に嵌合する。ばね部
材は、拘束部材とともにカバー部材の軸線方向への移動
を阻止することができるので、カバー部材を締結部から
除去することができなくなる。カバー部材は、少なくと
も締結部のトルク伝達部を外囲するので、締結部を緩め
るようなトルクを一般工具などで作用させることができ
なくなり、取外し防止を図ることができる。カバー部材
には、外部に突出する構成部分を設ける必要がない。拘
束部材は、ボルトの頭部やナット、さらにスペーサなど
の外周部にばね部材の内周側部分が嵌合する溝を形成し
て実現することができる。また、ばね部材を座金として
使用し、他の座金やスペーサで位置を調整して、カバー
部材の溝に外周側部分を嵌合させることもできる。
【0009】また本発明で、前記カバー部材には、外周
面から前記内周側の溝まで貫通する通孔が設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、カバー部材に設けられる
通孔は、外周面から内周側の溝まで貫通するので、通孔
に外周側からピンなどを挿入し、ばね部材を径方向の内
方に圧縮することが可能となる。ばね部材を径方向に圧
縮すると、ばね部材の外周側部分がカバー部材の内周側
の溝から押出され、カバー部材の軸線方向への移動を阻
止することができなくなり、カバー部材を締結部から除
去することができる。カバー部材を締結部から除去すれ
ば、締結を緩めたり、締結状態を再調整したりすること
ができる。
【0011】また本発明は、前記ばね部材が前記拘束部
材によって拘束される位置の径方向の内方で、全周にわ
たってばね部材を径方向の外方に付勢する弾性体をさら
に含むことを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、ばね部材は、拘束部材に
よって拘束される位置で、ばね部材によって内方から径
方向の外方に付勢されるので、ばね部材は常時定位置を
保ち、周方向の全体にわたって一様に、偏心しないで外
方に突出することができる。カバー部材をかぶせれば、
カバー部材の内周面に沿ってばね部材の外周を円滑に摺
動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態による
締結部の取外し防止のための概略的な構成を示す。図1
(a)は実施の第1形態の構成を示し、図1(b)は実
施の第2形態の構成を示す。なお、以下、各図で、先行
する図面に対応する部分には同一の参照符を付し、重複
する説明は省略する。
【0014】図1(a)に示すように、本発明の実施の
第1形態である締結部取外し防止具1では、ボルト2と
ナット3とによって締付け部材4,5に対する締結部
で、ボルト2の軸線2a方向の一端側、すなわち基端側
からボルト2の頭部2bをカバー部材であるキャップ6
で覆う。キャップ6は、軸線方向2aの一端側で開口
し、他端側で閉じて底部を形成している。底部からは、
軸線方向2aの外部に何も突出するものはない。キャッ
プ6をかぶせると、少なくともボルト2の頭部2bで締
結用のトルクを受ける部分に、スパナなどの一般工具を
作用させることができないようにしてしまう。キャップ
6には、内周側に溝6aが形成されている。キャップ6
の外周面と溝6aとの間には、周方向に間隔を開けてピ
ン挿入孔6bが形成されている。締結部にキャップ6を
かぶせるときに、キャップ6の溝6aは、ホルダ7の外
周面に形成される溝7aに対向する。ホルダ7は、ボル
ト2の頭部2aと締付け部材4の表面との間に、一般的
な座金と同様に配置される。キャップ6の溝6aとホル
ダ7の溝7aとの間には、ばねリング8が介在する。ば
ねリング8の内周側とホルダ7の溝との間には、弾性を
有するゴムリング9などが配置される。
【0015】図1(b)に示すように、本発明の実施の
第2形態である締結部取外し防止具11では、ボルト2
の先端側2cから、締付け部材5の表面とナット3との
間にホルダ7を挟んだ状態で、キャップ16をかぶせ
る。キャップ16の内周側に溝16aが形成され、ホル
ダ7の溝7aとの間でばねリング8を挟むようにして、
キャップ16の抜け止めを図る点は、図1(a)と同様
である。なお、キャップ16にも、キャップ6のピン挿
入孔6bと同様なピン挿入孔16bが形成されている。
本実施形態のキャップ16では、底部にボルト2の先端
部2cが挿通されるボルト孔16cが形成されている。
ボルト孔16cにボルト2の先端部2cが挿通されて
も、先端部2cは軸線方向2a外方に突出しないように
しておく。キャップ16の軸線方向の高さを大きくして
おくか、ボルト2の先端部2cの長さを短くしておけ
ば、ボルト孔16が形成されていない図1(a)のキャ
ップ6を使用することもできる。
【0016】図1に示すように、キャップ6,16を締
結部にかぶせると、ばねリング8でキャップ6,16の
溝6a,16aとホルダ7の溝7aとの間が連結され、
軸線2a方向への移動が阻止されてキャップ6,16が
抜けなくなる。キャップ6,16の外周面から軸線2a
まわりのトルクを作用させても、溝6a,16aとばね
リング8の外周側部分との間や、ばねリング8の内周側
部分とホルダ7の溝7aとの間で滑ってしまい、キャッ
プ6、16が空回りして、トルクをホルダ7まで伝達す
ることができない。仮にホルダ7までトルクを作用させ
ることができても、ボルト2の頭部2bやナット3へは
直接トルクを伝達させることはできないので、締結部の
取外し防止を有効に行うことができる。図1の各実施形
態では、ボルト2の頭部2b側と先端部2c側とでそれ
ぞれ取外し防止を図っているけれども、両側で取外し防
止を図ることもできる。
【0017】図2、図3、図3および図5は、図1
(a)に示すキャップ6、ホルダ7、ばねリング8およ
びゴムリング9の構成を、それぞれ単独で示す。図2お
よび図3では、(a)で平面視、(b)で正面断面視し
た状態を示す。図4および図5は、平面視した状態を示
す。
【0018】図2に示すように、キャップ部材6は、大
略的に円筒状であり、たとえば鉄などの金属材料で形成
され、軸線方向の一方が開口し、他方が閉じている。内
周側で開口部寄りの位置に、溝6aが形成されている。
周方向に間隔をあけて,溝6aと外周面との間を貫通す
るピン挿入孔6bが複数設けられている。開口部の内周
側は、内径が大きくなるように、テーパが設けられてい
る。すなわち、開口部の先端では、内径が大きくなって
いるので、ばねリング8の外周側に容易にかぶせること
ができる。ばねリング8の外周側に開口部をかぶせた状
態で、閉じている底側をハンマなどでたたくと、ばねリ
ング8はテーパ部分に沿って摺動し、外径が圧縮され
て、溝6aの部分まで円滑に案内される。溝6aには、
ばねリング8の外周部分が嵌合する。溝6aにばねリン
グ8が嵌合している状態では、ピン挿入孔6bからピン
などの先端を挿入して、ばねリング8を径方向の内方に
圧縮し、溝6aから外すことができる。
【0019】図3に示すように、ホルダ7は、大略的に
円環状であり、たとえば鉄などの金属材料で形成され
る。ホルダ7の外周面には溝7aが形成され、中心寄り
にはボルト2の軸部が挿通する挿通孔7bが形成されて
いる。溝7aには、ばねリング8の内周側部分が嵌合す
る。ばねリング8を径方向の外方から圧縮すると、溝7
a内にばねリング8の大部分を収めることもできる。す
なわち、ホルダ7は、溝7aによってばねリング8の軸
線方向への移動を拘束する拘束部材として機能する。
【0020】図4に示すように、ばねリング8は、たと
えば鉄などの金属板で円環状に形成され、周方向の一部
が切欠8aで切れているばね部材である。径方向の外方
から圧縮すると、ばねリング8の径を縮めることができ
る。圧縮を解除すると、自由状態での形状に戻る。ホル
ダ7の溝7aにばねリング8の内周側部分を嵌合させる
ときは、切欠8aの間隔が大きくなるように開くことも
できる。溝7aに嵌合させると、切欠8aの間隔は自由
状態での間隔に戻る。
【0021】図5に示すように、ゴムリング9は、伸び
縮みが自在な弾性体のリングである。図1(a)および
図1(b)に示す実施形態では、ゴムリング9をホルダ
7の溝7aに装着しておいてから、ばねリング8を嵌合
させる。これによって、ばねリング8をセンタリングす
ることができ、ばねリング8の外周側部分をほぼ一様に
径方向外方に突出させる定位置に、常時保持することが
できる。ばねリング8が外方から圧縮されて内方に縮む
ときには、ゴムリング9も圧縮されて縮み、ばねリング
8に変形の余地を残すことができる。このようなゴムリ
ング9は、プラスチックのエラストマなどでもよく、ま
た使用しないこともできる。
【0022】図6は、本発明の実施の第3形態に使用す
るボルト22の構成を示す。本実施形態では、ボルト2
2の頭部22側につば22dが一体的に形成されるつば
付きボルトで、つば22dの外周に溝22eを形成して
図4のばねリング8を拘束する。すなわち、図1の実施
形態のホルダ7などを用いず、ボルト22自体にばねリ
ング8を拘束する拘束部材としての機能を持たせる。こ
のようなつば22dの溝22eばねリング8を嵌合さ
せ、ボルト22の先端部22cにナットを螺合させ、図
1(a)に示す実施の第1形態と同様に、キャップ6を
かぶせて取外し防止を図ることができる。
【0023】図7は、本発明の実施の第4形態に使用す
るボルト32の構成を示す。ボルト32の頭部32bに
は、先端面の中心付近に、たとえば六角穴が形成され、
六角棒レンチで締結や緩めのトルクを作用させることが
できる。本実施形態では、ボルト32の頭部32bの外
周に、溝32eを直接形成して図4のばねリング8を拘
束する。すなわち、図6の実施形態と同様に、図1の実
施形態のホルダ7などを用いず、ボルト32自体にばね
リング8を拘束する拘束部材としての機能を持たせ、ボ
ルト32の先端部32cにナットを螺合させ、図1
(a)に示す実施の第1形態と同様に、キャップ6をか
ぶせて取外し防止を図ることができる。
【0024】図8は、本発明の実施の第5形態に使用す
るナット43の構成を示す。本実施形態のナット43
は、頭部43aと袋部43bとから構成され、袋部43
b内に空間が形成されている。袋部43bの外周側に溝
43cを形成し、図4のばねリング8を嵌合させる。こ
れによって、図1(b)に示す実施の第2形態と同様
に、キャップ16をかぶせて取外し防止を図ることがで
きる。なお、本実施形態のように、ナットを拘束部材と
して利用する考え方は、つば付きナットにも、つばの部
分に溝を形成することによって適用することができる。
【0025】以上説明した各実施形態では、拘束部材と
して外周側にばねリング8の内周側部分に嵌合する溝を
有する部材を用いているけれども、平座金やスペーサを
重ね合わせて、溝に相当する空間を形成することもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボルトや
ナットなどの螺合によって締結を行う締結部には、カバ
ー部材が締結部の少なくともトルク伝達部を外囲するよ
うに装着される。カバー部材の装着状態では、外部に突
出する構成部分がないようにすることができる。カバー
部材の内周側には溝が形成され、溝には部材の外周側部
分が嵌合する。ばね部材の軸線方向への移動はばね部材
によって拘束されるので、カバー部材を締結部から除去
することができなくなる。カバー部材によって、締結部
を緩めるようなトルクを一般工具などで作用させること
ができなくなり、取外し防止を図ることができる。拘束
部材は、ボルトの頭部やナット、さらにスペーサなどの
外周部にばね部材の内周側部分が嵌合する溝を形成して
実現することができる。
【0027】また本発明によれば、カバー部材に設けら
れる通孔を利用して、カバー部材を締結部から除去する
ことができる。カバー部材を締結部から除去すれば、締
結を緩めたり、締結状態を再調整したりすることができ
る。
【0028】また本発明によれば、ばね部材は、偏心し
ないように保持されるので、カバー部材を円滑に装着さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態および第2形態の締結
部取外し防止具1,11の構成を示す部分的な正面断面
図である。
【図2】図1の実施形態のキャップ6の平面図および正
面断面図である。
【図3】図1の実施形態のホルダ7の平面図および正面
断面図である。
【図4】図1の実施形態のばねリング8の平面図ある。
【図5】図1の実施形態のゴムリング9の平面図であ
る。
【図6】本発明の実施の第3形態に使用するボルト22
の正面図である。
【図7】本発明の実施の第4形態に使用するボルト32
の正面図である。
【図8】本発明の実施の第5形態に使用するナット43
の平面図および正面図である。
【符号の説明】
1,11 締結部取外し防止具 2,22,32 ボルト 2a 軸線 2b,22b,32b 頭部 3,43 ナット 6,16 キャップ 6a,7a,16a,22e,32e,43c 溝 7 ホルダ 8 ばねリング 9 ゴムリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺合によって締結を行う締結部に装着さ
    れ、締結部の取外しを防ぐ締結部取外し防止具であっ
    て、 締結部の軸線方向の一方側から少なくともトルク伝達部
    を外囲し、内周側に溝を有するカバー部材と、 外周側部分がカバー部材の内周側の溝に嵌合するように
    付勢され、カバー部材の溝が形成されていない内周面に
    沿って摺動可能なように、外周側からの押圧で径が縮小
    可能なばね部材と、 ばね部材を、締結部の軸線方向に関して拘束する拘束部
    材とを含むことを特徴とする締結部取外し防止具。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材には、外周面から前記内
    周側の溝まで貫通する通孔が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の締結部取外し防止具。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材が前記拘束部材によって拘
    束される位置の径方向の内方で、全周にわたってばね部
    材を径方向の外方に付勢する弾性体をさらに含むことを
    特徴とする請求項1または2記載の締結部取外し防止
    具。
JP2001307900A 2001-10-03 2001-10-03 締結部取外し防止具 Expired - Fee Related JP3535487B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001307900A JP3535487B2 (ja) 2001-10-03 2001-10-03 締結部取外し防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001307900A JP3535487B2 (ja) 2001-10-03 2001-10-03 締結部取外し防止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003113829A true JP2003113829A (ja) 2003-04-18
JP3535487B2 JP3535487B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=19127285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001307900A Expired - Fee Related JP3535487B2 (ja) 2001-10-03 2001-10-03 締結部取外し防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3535487B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226668A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Sankyo Alum Ind Co Ltd ボルト取外し防止具
WO2011158824A1 (ja) * 2010-06-15 2011-12-22 株式会社ハマ・システム ボルト
JP2012206661A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Car Mate Mfg Co Ltd 自転車のフォーク部固定装置
WO2012148050A1 (ko) * 2011-04-28 2012-11-01 Koo Seo 볼트, 너트 도난방지용 캡
KR101336915B1 (ko) * 2012-04-24 2013-12-04 야스노리 미야자끼 볼트, 너트 도난방지용 캡
CN110159628A (zh) * 2019-06-21 2019-08-23 东北大学 一种盾构隧道螺栓接头的自适应保护装置
CN110332212A (zh) * 2019-07-13 2019-10-15 海盐县机械有限公司 一种防盗螺栓

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109268382A (zh) * 2018-11-16 2019-01-25 佛山科学技术学院 一种防盗螺栓
CN110332211B (zh) * 2019-07-10 2021-04-13 嘉兴建盛五金科技股份有限公司 一种防盗内六角螺母

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3023464U (ja) 1995-10-04 1996-04-16 株式会社ビッグウエスト ナットキャップ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226668A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Sankyo Alum Ind Co Ltd ボルト取外し防止具
WO2011158824A1 (ja) * 2010-06-15 2011-12-22 株式会社ハマ・システム ボルト
JP2012206661A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Car Mate Mfg Co Ltd 自転車のフォーク部固定装置
WO2012148050A1 (ko) * 2011-04-28 2012-11-01 Koo Seo 볼트, 너트 도난방지용 캡
KR101336915B1 (ko) * 2012-04-24 2013-12-04 야스노리 미야자끼 볼트, 너트 도난방지용 캡
CN110159628A (zh) * 2019-06-21 2019-08-23 东北大学 一种盾构隧道螺栓接头的自适应保护装置
CN110332212A (zh) * 2019-07-13 2019-10-15 海盐县机械有限公司 一种防盗螺栓
CN110332212B (zh) * 2019-07-13 2024-04-30 海盐县机械有限公司 一种防盗螺栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP3535487B2 (ja) 2004-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7172381B2 (en) Unfastening prevention device
US5749690A (en) Screw nut fastener assembly
US20160160904A1 (en) Anti-loosening bolt assembly
JP3535487B2 (ja) 締結部取外し防止具
CN102233555B (zh) 连接用套筒及其使用的反作用力承接用垫圈以及连接结构
JP2516283Y2 (ja) 軸と回転体の締結装置
JP2554969Y2 (ja) カム座金
JP3395780B1 (ja) 悪戯防止締結部品、及び締結構造
JPH0814241A (ja) 緩み止めナット
JP2009299854A (ja) 盗難防止用ナット
KR20050090125A (ko) 체결부 분해 방지구
JP2000337342A (ja) 締結具
JP2001330020A (ja) ねじ用取外し防止材
US20050047697A1 (en) Bearing assembly
JP2940869B1 (ja) ボルト・ナットの取外し防止構造
JPH11325040A (ja) ボルト締結装置
JP2002002212A (ja) 車軸用軸受装置
JPH03563Y2 (ja)
JP3118680U (ja) 防犯・安全ネジ構造
JPS6325436Y2 (ja)
JP2001241424A (ja) ボルト・ナット式締結の弛み止め構造
JPS6332412Y2 (ja)
JPH11270545A (ja) 被締結部材の締結構造及びこの締結構造に使用される締結具
JPS6332973Y2 (ja)
JPH058089Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040119

TRDD Decision of grant or rejection written
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees