JP2003113182A - トリアゾール系化合物の製造方法 - Google Patents
トリアゾール系化合物の製造方法Info
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- JP2003113182A JP2003113182A JP2001306291A JP2001306291A JP2003113182A JP 2003113182 A JP2003113182 A JP 2003113182A JP 2001306291 A JP2001306291 A JP 2001306291A JP 2001306291 A JP2001306291 A JP 2001306291A JP 2003113182 A JP2003113182 A JP 2003113182A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真用カプラー及びその中間体として、ある
いは有機合成の中間体として有用な1H−ピラゾロ
[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物を
高収率、高純度かつ簡便に製造する新規な方法を提供す
る。 【解決手段】 一般式〔I〕で表される1−アシル−3
−置換−6−オキシカルボニル−7−アシルチオ−1H
−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
類と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次亜燐酸、及び
一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モル当量の沃化
物イオンの存在下に反応させることを特徴とする一般式
〔II〕で表される3−置換−6−カルボキシ−1H−ピ
ラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化
合物の製造方法。
いは有機合成の中間体として有用な1H−ピラゾロ
[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物を
高収率、高純度かつ簡便に製造する新規な方法を提供す
る。 【解決手段】 一般式〔I〕で表される1−アシル−3
−置換−6−オキシカルボニル−7−アシルチオ−1H
−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
類と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次亜燐酸、及び
一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モル当量の沃化
物イオンの存在下に反応させることを特徴とする一般式
〔II〕で表される3−置換−6−カルボキシ−1H−ピ
ラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化
合物の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用カプラー及
びその中間体もしくは有機合成における中間体として有
用な1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリ
アゾール系化合物の製造方法に関する。
びその中間体もしくは有機合成における中間体として有
用な1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリ
アゾール系化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】7位に置換基又は水素原子を有する1H
−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
系化合物は、写真用カプラー及びその中間体、又は有機
合成における中間体として有用な化合物である。
−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
系化合物は、写真用カプラー及びその中間体、又は有機
合成における中間体として有用な化合物である。
【0003】7位にアルコキシカルボニル基を有する1
H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾー
ル−7−カルボキシレート系化合物は、例えば英国特許
1,252,418号、米国特許3,725,067号
あるいはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテ
ィ・パーキンI(J.Chem.soc.Perkin
I),1977,2047〜2052頁に記載された方
法で合成することができる。即ち、5−アシルヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート系化合物
を、ベンゼン中でオキシ塩化燐と共に長時間還流するこ
とにより得られる。しかし、この方法では反応時間が長
時間であること、特に3位に2級又は3級アルキル基を
有する1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]ト
リアゾール−7−カルボキシレート系化合物では更に長
時間の反応が必要で、かつ収率が低くなる等の問題があ
った。
H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾー
ル−7−カルボキシレート系化合物は、例えば英国特許
1,252,418号、米国特許3,725,067号
あるいはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテ
ィ・パーキンI(J.Chem.soc.Perkin
I),1977,2047〜2052頁に記載された方
法で合成することができる。即ち、5−アシルヒドラジ
ノ−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート系化合物
を、ベンゼン中でオキシ塩化燐と共に長時間還流するこ
とにより得られる。しかし、この方法では反応時間が長
時間であること、特に3位に2級又は3級アルキル基を
有する1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]ト
リアゾール−7−カルボキシレート系化合物では更に長
時間の反応が必要で、かつ収率が低くなる等の問題があ
った。
【0004】又、リサーチ・ディスクロージャ(Res
earch Disclosure、RDと略す)12
443には、7位が水素原子の1H−ピラゾロ[5,1
−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の合成法が
示されている。しかし、この方法は、1,2,4−トリ
アゾロ[3,4−b][1,3,4]チアジアジン系化
合物から脱硫黄工程で1H−ピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール系化合物を得るもので、2
00℃以上の高温を必要とし、脱硫黄反応だけでなく母
核の分解も進行し、収率が大きく低下するという欠点を
有していた。
earch Disclosure、RDと略す)12
443には、7位が水素原子の1H−ピラゾロ[5,1
−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の合成法が
示されている。しかし、この方法は、1,2,4−トリ
アゾロ[3,4−b][1,3,4]チアジアジン系化
合物から脱硫黄工程で1H−ピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール系化合物を得るもので、2
00℃以上の高温を必要とし、脱硫黄反応だけでなく母
核の分解も進行し、収率が大きく低下するという欠点を
有していた。
【0005】更に、特開昭63−231341号には、
7位無置換の1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]
[1,3,4]チアジアジン系化合物と無水酢酸との反
応で1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリ
アゾール系化合物を得る方法が記載されている。この方
法は前記RD12443の方法と比べ比較的低い温度で
反応が進行する点で有利である。しかし、この方法は、
硫黄が単体として生成するのが非常に問題である。写真
においては、極微量の硫黄が性能に悪影響を及ぼすた
め、硫黄を完全に取り除くために大変な労力を要すると
いう点で劣る。
7位無置換の1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]
[1,3,4]チアジアジン系化合物と無水酢酸との反
応で1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリ
アゾール系化合物を得る方法が記載されている。この方
法は前記RD12443の方法と比べ比較的低い温度で
反応が進行する点で有利である。しかし、この方法は、
硫黄が単体として生成するのが非常に問題である。写真
においては、極微量の硫黄が性能に悪影響を及ぼすた
め、硫黄を完全に取り除くために大変な労力を要すると
いう点で劣る。
【0006】これを解決する方法として、特表平5−5
00816号に次亜燐酸を使用する方法が示されてい
る。この方法は、硫黄を硫化水素ガスとして系外に放出
するため単体硫黄が残らないという点で優れている。し
かしながら、母核の置換基によっては硫黄が全て硫化水
素ガスに変換されず、単体硫黄が残ってしまうという欠
点を有していた。
00816号に次亜燐酸を使用する方法が示されてい
る。この方法は、硫黄を硫化水素ガスとして系外に放出
するため単体硫黄が残らないという点で優れている。し
かしながら、母核の置換基によっては硫黄が全て硫化水
素ガスに変換されず、単体硫黄が残ってしまうという欠
点を有していた。
【0007】特開平9−301978号には、臭化物イ
オン、沃化物イオン、亜燐酸又は亜燐酸トリエステルの
少なくとも1種の存在下で反応させる方法が開示されて
いる。しかしながら、単体硫黄を完全に取り除くという
点では不十分である。この中で、沃化物イオンを共存さ
せると高純度品が得られることが示されている。単体硫
黄の含有量に関しては記載されていないが、沃化物イオ
ンを加えない場合と比べて単体硫黄の含有量が少ないこ
とが推測される。しかし、用いられる沃化物イオン(沃
化カリウム)は、全ての例において原料に対して等モル
以上(1モル当量)以上であり、一般的に高価な沃化物
イオンを等モル以上で使用しなければならないため、経
済的に有利な方法であるとは言い難い。又、この方法で
は、たとえ等モルの沃化物イオンを用いたとはいえ、そ
の分子量が大きいため必然的に多量(質量)の沃化物イ
オンを用いなければならず、沃化物イオンが溶媒に完全
に溶解せず、反応時の攪拌が困難になり、操作性が悪
く、更に反応終了後に多量の沃化物イオンが廃棄物とし
て排出されるため、環境汚染の点からも問題があり、該
廃棄物の処理に手間を要するなどの欠点があり、より優
れた方法の開発が望まれていた。
オン、沃化物イオン、亜燐酸又は亜燐酸トリエステルの
少なくとも1種の存在下で反応させる方法が開示されて
いる。しかしながら、単体硫黄を完全に取り除くという
点では不十分である。この中で、沃化物イオンを共存さ
せると高純度品が得られることが示されている。単体硫
黄の含有量に関しては記載されていないが、沃化物イオ
ンを加えない場合と比べて単体硫黄の含有量が少ないこ
とが推測される。しかし、用いられる沃化物イオン(沃
化カリウム)は、全ての例において原料に対して等モル
以上(1モル当量)以上であり、一般的に高価な沃化物
イオンを等モル以上で使用しなければならないため、経
済的に有利な方法であるとは言い難い。又、この方法で
は、たとえ等モルの沃化物イオンを用いたとはいえ、そ
の分子量が大きいため必然的に多量(質量)の沃化物イ
オンを用いなければならず、沃化物イオンが溶媒に完全
に溶解せず、反応時の攪拌が困難になり、操作性が悪
く、更に反応終了後に多量の沃化物イオンが廃棄物とし
て排出されるため、環境汚染の点からも問題があり、該
廃棄物の処理に手間を要するなどの欠点があり、より優
れた方法の開発が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、写真用カプラー及びその中間体として、あるいは有
機合成の中間体として有用な1H−ピラゾロ[5,1−
c][1,2,4]トリアゾール系化合物を高収率、高
純度かつ簡便に製造する新規な方法を提供することにあ
る。
は、写真用カプラー及びその中間体として、あるいは有
機合成の中間体として有用な1H−ピラゾロ[5,1−
c][1,2,4]トリアゾール系化合物を高収率、高
純度かつ簡便に製造する新規な方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成される。
記構成により達成される。
【0010】1)前記一般式〔I〕で表される化合物
「化1」と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次亜燐
酸、及び一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モル当
量の沃化物イオンの存在下に反応させる前記一般式〔I
I〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−c][1,
2,4]トリアゾール系化合物「化1」の製造方法。
「化1」と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次亜燐
酸、及び一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モル当
量の沃化物イオンの存在下に反応させる前記一般式〔I
I〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−c][1,
2,4]トリアゾール系化合物「化1」の製造方法。
【0011】2)酢酸中で反応させる1)記載の前記一
般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール系化合物の製造方法。
般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール系化合物の製造方法。
【0012】3)酢酸と、臭化水素酸又は塩酸の容量比
が1/4〜4/1である2)記載の前記一般式〔II〕で
表される1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]
トリアゾール系化合物の製造方法。
が1/4〜4/1である2)記載の前記一般式〔II〕で
表される1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]
トリアゾール系化合物の製造方法。
【0013】4)亜燐酸又は次亜燐酸を前記一般式
〔I〕に対して2モル当量以上用いる1)、2)又は
3)記載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ
[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の
製造方法。
〔I〕に対して2モル当量以上用いる1)、2)又は
3)記載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ
[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の
製造方法。
【0014】5)沃化物イオンの供給源が沃化ナトリウ
ム又は沃化カリウムである1)〜4)のいずれか1項記
載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,
1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の製造方
法。
ム又は沃化カリウムである1)〜4)のいずれか1項記
載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,
1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物の製造方
法。
【0015】6)前記一般式〔I〕及び〔II〕における
R3が4−クロロフェニル基である1)〜5)のいずれ
か1項記載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾ
ロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物
の製造方法。
R3が4−クロロフェニル基である1)〜5)のいずれ
か1項記載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾ
ロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物
の製造方法。
【0016】
[発明の詳細な説明]以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0017】本発明の一般式〔I〕において、R1及び
R2で表されるアルキル基としては炭素数1〜21のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。直鎖アルキル基
としては、例えばメチル、エチル、プロピル、オクチ
ル、ドデシル等の基を挙げることができる。分岐アルキ
ル基としては、例えばi−プロピル、t−ブチル、2−
エチルヘキシル等の基を挙げることができる。
R2で表されるアルキル基としては炭素数1〜21のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。直鎖アルキル基
としては、例えばメチル、エチル、プロピル、オクチ
ル、ドデシル等の基を挙げることができる。分岐アルキ
ル基としては、例えばi−プロピル、t−ブチル、2−
エチルヘキシル等の基を挙げることができる。
【0018】シクロアルキル基としては炭素数3〜12
のものが好ましく、分岐構造を有してもよく、例えばシ
クロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−
メチルシクロプロピル、アダマンチル等の基を挙げるこ
とができる。
のものが好ましく、分岐構造を有してもよく、例えばシ
クロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−
メチルシクロプロピル、アダマンチル等の基を挙げるこ
とができる。
【0019】アリール基としてはフェニル、ナフチル基
等を挙げることができる。R1及びR2で表されるアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基は置換基を有して
もよく、該置換基としては特に制限はないが、例えばア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アニリノ
基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、アルケニル基、ハロゲン原子、シ
クロアルケニル基、アルキニル基、複素環基、スルホニ
ル基、スルフィニル基、ホスホニル基、アシル基、カル
バモイル基、スルファモイル基、シアノ基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シロキシ基、
アシルオキシ基、スルホニルオキシ基、カルバモイルオ
キシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、イミド基、ウレ
イド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複
素環チオ基、チオウレイド基、カルボキシル基、ヒドロ
キシル基、メルカプト基、ニトロ基、スルホ基等が挙げ
られる。
等を挙げることができる。R1及びR2で表されるアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基は置換基を有して
もよく、該置換基としては特に制限はないが、例えばア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アニリノ
基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、アルケニル基、ハロゲン原子、シ
クロアルケニル基、アルキニル基、複素環基、スルホニ
ル基、スルフィニル基、ホスホニル基、アシル基、カル
バモイル基、スルファモイル基、シアノ基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シロキシ基、
アシルオキシ基、スルホニルオキシ基、カルバモイルオ
キシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、イミド基、ウレ
イド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複
素環チオ基、チオウレイド基、カルボキシル基、ヒドロ
キシル基、メルカプト基、ニトロ基、スルホ基等が挙げ
られる。
【0020】R1としては無置換のアルキル基が好まし
く、メチル基及びエチル基が更に好ましい。又、R2は
無置換のアルキル基が好ましく、メチル基及びエチル基
が更に好ましく、メチル基が最も好ましい。
く、メチル基及びエチル基が更に好ましい。又、R2は
無置換のアルキル基が好ましく、メチル基及びエチル基
が更に好ましく、メチル基が最も好ましい。
【0021】本発明の一般式〔I〕及び〔II〕におい
て、R3で表されるアルキル基としては炭素数1〜21
のものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。直鎖アルキ
ル基としては、例えばメチル、エチル、プロピル、オク
チル、ドデシル等の基を挙げることができる。分岐アル
キル基としては、例えばi−プロピル、t−ブチル、2
-エチルヘキシル等の基を挙げることができる。
て、R3で表されるアルキル基としては炭素数1〜21
のものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。直鎖アルキ
ル基としては、例えばメチル、エチル、プロピル、オク
チル、ドデシル等の基を挙げることができる。分岐アル
キル基としては、例えばi−プロピル、t−ブチル、2
-エチルヘキシル等の基を挙げることができる。
【0022】シクロアルキル基としては、炭素数3〜1
2のものが好ましく、分岐構造を有していてもよく、例
えばシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、2−メチルシクロプロピル、アダマンチル等の基を
挙げることができる。
2のものが好ましく、分岐構造を有していてもよく、例
えばシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、2−メチルシクロプロピル、アダマンチル等の基を
挙げることができる。
【0023】アリール基としては、例えばフェニル、ナ
フチル基等を挙げることができる。複素環基としては、
例えばピリジル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾ
リル、フリル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、
ピリダジニル、セレナゾリル、スルホラニル、ピペリジ
ニル、ピラゾリル、テトラゾリル等の各基を挙げること
ができる。
フチル基等を挙げることができる。複素環基としては、
例えばピリジル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾ
リル、フリル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、
ピリダジニル、セレナゾリル、スルホラニル、ピペリジ
ニル、ピラゾリル、テトラゾリル等の各基を挙げること
ができる。
【0024】R3で表されるアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、複素環基は置換基を有してもよく、
該置換基としては前記R1及びR2が有してもよい置換基
と同様の基を挙げることができる。
ル基、アリール基、複素環基は置換基を有してもよく、
該置換基としては前記R1及びR2が有してもよい置換基
と同様の基を挙げることができる。
【0025】R3はアルキル基、アリール基が好まし
く、アリール基が更に好ましい。一般式〔I〕及び〔I
I〕において、R3がアリール基の時、置換基としてはハ
ロゲン原子が好ましく、塩素原子が更に好ましい。
く、アリール基が更に好ましい。一般式〔I〕及び〔I
I〕において、R3がアリール基の時、置換基としてはハ
ロゲン原子が好ましく、塩素原子が更に好ましい。
【0026】以下に、本発明の一般式〔I〕及び〔II〕
で表される化合物の代表的具体例を示すが、本発明はこ
れらに限定されない。
で表される化合物の代表的具体例を示すが、本発明はこ
れらに限定されない。
【0027】
【化2】
【0028】
【化3】
【0029】
【化4】
【0030】
【化5】
【0031】本発明の一般式〔I〕の化合物は、特開昭
63−231341号に記載の製造方法に準じて、下記
一般式〔III〕で表される化合物をカルボン酸クロリド
又はカルボン酸無水物と反応させることにより製造でき
る。
63−231341号に記載の製造方法に準じて、下記
一般式〔III〕で表される化合物をカルボン酸クロリド
又はカルボン酸無水物と反応させることにより製造でき
る。
【0032】
【化6】
【0033】式中、R1及びR3は一般式〔I〕及び〔I
I〕におけるR1及びR3と、それぞれ同義であり、その
具体例も一般式〔I〕及び〔II〕において説明した基と
同様の基を挙げることができる。
I〕におけるR1及びR3と、それぞれ同義であり、その
具体例も一般式〔I〕及び〔II〕において説明した基と
同様の基を挙げることができる。
【0034】一般式〔I〕の化合物の製造に際して用い
られるカルボン酸クロリド又はカルボン酸無水物として
は特に制限されないが、アセチルクロライド又は無水酢
酸が好ましく、特に無水酢酸が好ましい。
られるカルボン酸クロリド又はカルボン酸無水物として
は特に制限されないが、アセチルクロライド又は無水酢
酸が好ましく、特に無水酢酸が好ましい。
【0035】一般式〔II〕の化合物は、一般式〔I〕で
表される化合物と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次
亜燐酸、及び一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モ
ル当量の沃化物イオンの存在下に反応させることにより
高収率かつ高純度で得られる。
表される化合物と臭化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次
亜燐酸、及び一般式〔I〕に対して0.01〜0.5モ
ル当量の沃化物イオンの存在下に反応させることにより
高収率かつ高純度で得られる。
【0036】用いられる臭化水素酸は47〜49質量%
の臭化水素の水溶液であり、塩酸は35〜37質量%の
塩化水素の水溶液である。その使用量は少なくとも化学
量論的な量であるが、過剰な量の臭化水素酸又は塩酸を
用いてもよい。臭化水素酸又は塩酸は一般式〔I〕に対
して通常1〜10モル当量用いるのが好ましく、2〜5
モル当量用いるのがより好ましい。臭化水素酸又は塩酸
の内、臭化水素酸を用いるのが好ましい。
の臭化水素の水溶液であり、塩酸は35〜37質量%の
塩化水素の水溶液である。その使用量は少なくとも化学
量論的な量であるが、過剰な量の臭化水素酸又は塩酸を
用いてもよい。臭化水素酸又は塩酸は一般式〔I〕に対
して通常1〜10モル当量用いるのが好ましく、2〜5
モル当量用いるのがより好ましい。臭化水素酸又は塩酸
の内、臭化水素酸を用いるのが好ましい。
【0037】用いられる亜燐酸又は次亜燐酸の量は、少
なくとも一般式〔I〕に対して当モルであるが、2モル
当量以上用いるのが好ましい。経済的な点を考慮する
と、一般式〔I〕に対して2〜3モル当量用いるのがよ
り好ましい。亜燐酸又は次亜燐酸の内、亜燐酸を用いる
のが好ましい。
なくとも一般式〔I〕に対して当モルであるが、2モル
当量以上用いるのが好ましい。経済的な点を考慮する
と、一般式〔I〕に対して2〜3モル当量用いるのがよ
り好ましい。亜燐酸又は次亜燐酸の内、亜燐酸を用いる
のが好ましい。
【0038】用いられる沃化物イオンの量は、一般式
〔I〕に対して0.01〜0.5モル当量であるが、
0.1〜0.4モル当量用いるのが好ましく、0.2〜
0.3モル当量がより好ましい。沃化物イオンとして
は、例えば沃化水素酸、沃化ナトリウム、沃化カリウ
ム、沃化リチウム、沃化カルシウム、沃化亜鉛、沃化テ
トラ-n-ブチルアンモニウム等として添加される。これ
らの中でも、沃化ナトリウム、沃化カリウムが好まし
く、沃化カリウムがより好ましい。
〔I〕に対して0.01〜0.5モル当量であるが、
0.1〜0.4モル当量用いるのが好ましく、0.2〜
0.3モル当量がより好ましい。沃化物イオンとして
は、例えば沃化水素酸、沃化ナトリウム、沃化カリウ
ム、沃化リチウム、沃化カルシウム、沃化亜鉛、沃化テ
トラ-n-ブチルアンモニウム等として添加される。これ
らの中でも、沃化ナトリウム、沃化カリウムが好まし
く、沃化カリウムがより好ましい。
【0039】用いられる溶媒としては特に制限はない
が、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル等のアルコール系溶媒、酢酸、プロピオン酸などのカ
ルボン酸系溶媒、水、臭化水素酸などの水系溶媒が好ま
しく用いられるが、酢酸、プロピオン酸などのカルボン
酸系溶媒がより好ましく、酢酸が特に好ましい。この
時、酢酸と、臭化水素酸又は塩酸との容量比が1/4〜
4/1であることが、原料、生成物の溶解性及び反応速
度の点で好ましい。
が、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル等のアルコール系溶媒、酢酸、プロピオン酸などのカ
ルボン酸系溶媒、水、臭化水素酸などの水系溶媒が好ま
しく用いられるが、酢酸、プロピオン酸などのカルボン
酸系溶媒がより好ましく、酢酸が特に好ましい。この
時、酢酸と、臭化水素酸又は塩酸との容量比が1/4〜
4/1であることが、原料、生成物の溶解性及び反応速
度の点で好ましい。
【0040】反応温度は80〜150℃であることが好
ましく、100〜120℃がより好ましい。
ましく、100〜120℃がより好ましい。
【0041】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明の実施の態様はこれらに限定されるもので
はない。
るが、本発明の実施の態様はこれらに限定されるもので
はない。
【0042】実施例1
《化合物II−1の合成》
【0043】
【化7】
【0044】(Run−1)7.47g(19.0ミリ
モル)の化合物I−1に、酢酸17.6ml、臭化水素
酸(48%臭化水素水溶液)8.81g(52.3ミリ
モル)、亜燐酸1.56g(19.0ミリモル)及び沃
化カリウム1.26g(7.59ミリモル)を加え、還
流下で4時間反応させた。反応終了後、放冷し析出して
いる固体を濾取し、酢酸で洗浄後、更にアセトニトリル
で洗浄、乾燥して収量を求めた。
モル)の化合物I−1に、酢酸17.6ml、臭化水素
酸(48%臭化水素水溶液)8.81g(52.3ミリ
モル)、亜燐酸1.56g(19.0ミリモル)及び沃
化カリウム1.26g(7.59ミリモル)を加え、還
流下で4時間反応させた。反応終了後、放冷し析出して
いる固体を濾取し、酢酸で洗浄後、更にアセトニトリル
で洗浄、乾燥して収量を求めた。
【0045】その後、水50mlに得られた固体を加
え、1時間十分に攪拌した後、固体を濾取し、水洗浄
後、アセトニトリルで洗浄、乾燥して収量を求め、水洗
前後の収量の変化を計算することで水溶性の不純物の含
量を調べた。
え、1時間十分に攪拌した後、固体を濾取し、水洗浄
後、アセトニトリルで洗浄、乾燥して収量を求め、水洗
前後の収量の変化を計算することで水溶性の不純物の含
量を調べた。
【0046】次に、水洗後の固体を高圧液体クロマトグ
ラフィーで分析し、化合物II−1の純度及び単体硫黄の
含量(単純面積比)を求めた。得られた化合物II−1の
収率は、水洗後の収量及び純度を基に計算した。
ラフィーで分析し、化合物II−1の純度及び単体硫黄の
含量(単純面積比)を求めた。得られた化合物II−1の
収率は、水洗後の収量及び純度を基に計算した。
【0047】(Run−2〜8)Run−1の反応試薬
を表1に示すように変化させた以外は全く同様にしてR
un−2〜8を行い、Run−1の場合と同様に、水溶
性不純物の量、化合物II−1の純度、単体硫黄の量及び
化合物II−1の収率を求めた。結果を表1に示す。
を表1に示すように変化させた以外は全く同様にしてR
un−2〜8を行い、Run−1の場合と同様に、水溶
性不純物の量、化合物II−1の純度、単体硫黄の量及び
化合物II−1の収率を求めた。結果を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1から明らかなように、化合物I−1と
臭化水素酸から化合物II−1を製造するに当たり、亜燐
酸及び化合物I−1に対して少量のモル当量の沃化物イ
オンを共存させることにより、単体硫黄の生成を極力抑
えることができ、高収率かつ高純度で化合物II−1が得
られることが判った。特に亜燐酸を化合物I−1に対し
て2モル当量以上使用したRun−2〜4では、単体硫
黄は全く生成しなかった。一方、Run−6〜8では、
沃化カリウムを化合物I−1に対して1モル当量以上用
いたが、これらの場合、得られた結晶に水溶性の不純物
が混入することが判った。
臭化水素酸から化合物II−1を製造するに当たり、亜燐
酸及び化合物I−1に対して少量のモル当量の沃化物イ
オンを共存させることにより、単体硫黄の生成を極力抑
えることができ、高収率かつ高純度で化合物II−1が得
られることが判った。特に亜燐酸を化合物I−1に対し
て2モル当量以上使用したRun−2〜4では、単体硫
黄は全く生成しなかった。一方、Run−6〜8では、
沃化カリウムを化合物I−1に対して1モル当量以上用
いたが、これらの場合、得られた結晶に水溶性の不純物
が混入することが判った。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、写真用カプラー及びそ
の中間体もしくは有機合成における中間体として有用な
1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾ
ール系化合物を高収率、高純度かつ簡便に製造すること
ができる。
の中間体もしくは有機合成における中間体として有用な
1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾ
ール系化合物を高収率、高純度かつ簡便に製造すること
ができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記一般式〔I〕で表される化合物と臭
化水素酸又は塩酸を、亜燐酸又は次亜燐酸、及び一般式
〔I〕に対して0.01〜0.5モル当量の沃化物イオ
ンの存在下に反応させることを特徴とする下記一般式
〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−c][1,
2,4]トリアゾール系化合物の製造方法。 【化1】 〔式中、R1及びR2は、各々、アルキル基、シクロアル
キル基又はアリール基を表し、R3はアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基又は複素環基を表す。〕 - 【請求項2】 酢酸中で反応させることを特徴とする請
求項1記載の前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾ
ロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系化合物
の製造方法。 - 【請求項3】 酢酸と、臭化水素酸又は塩酸の容量比が
1/4〜4/1であることを特徴とする請求項2記載の
前記一般式〔II〕で表される1H−ピラゾロ[5,1−
c][1,2,4]トリアゾール系化合物の製造方法。 - 【請求項4】 亜燐酸又は次亜燐酸を前記一般式〔I〕
に対して2モル当量以上用いることを特徴とする請求項
1、2又は3記載の前記一般式〔II〕で表される1H−
ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール系
化合物の製造方法。 - 【請求項5】 沃化物イオンの供給源が沃化ナトリウム
又は沃化カリウムであることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項記載の前記一般式〔II〕で表される1H
−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
系化合物の製造方法。 - 【請求項6】 前記一般式〔I〕及び〔II〕におけるR
3が4−クロロフェニル基であることを特徴とする請求
項1〜5のいずれか1項記載の前記一般式〔II〕で表さ
れる1H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリ
アゾール系化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001306291A JP2003113182A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | トリアゾール系化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001306291A JP2003113182A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | トリアゾール系化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003113182A true JP2003113182A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19125950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001306291A Withdrawn JP2003113182A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | トリアゾール系化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003113182A (ja) |
-
2001
- 2001-10-02 JP JP2001306291A patent/JP2003113182A/ja not_active Withdrawn
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