JP2003112140A - 有害物質含有漁網の処理システム - Google Patents

有害物質含有漁網の処理システム

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JP2003112140A
JP2003112140A JP2001305963A JP2001305963A JP2003112140A JP 2003112140 A JP2003112140 A JP 2003112140A JP 2001305963 A JP2001305963 A JP 2001305963A JP 2001305963 A JP2001305963 A JP 2001305963A JP 2003112140 A JP2003112140 A JP 2003112140A
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fishing net
treatment
oxidative decomposition
crushing
activated carbon
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JP2001305963A
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English (en)
Inventor
Chisato Tsukahara
千幸人 塚原
Akihiro Nozaki
昭宏 野崎
Naoharu Hayashida
直治 林田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/20Waste processing or separation

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防汚漁網等の有害物質を含有する漁網の処理
システムを提供する。 【解決手段】 廃棄有害物質含有漁網11を真空加熱乾
燥する真空加熱乾燥炉12と、上記真空加熱炉12から
排出されるガス状の有害物質13を活性炭14で吸着す
る活性炭吸着槽15と、該有害物質を吸着した活性炭2
4をスラリー16に粉砕する粉砕手段17とを具備する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPCB、有
機スズ等有害物質を含有する防汚漁網等の処理システム
に関する。
【0002】
【背景技術】過去、漁網等の表面に海洋生物が付着する
のを防止するために、PCB、有機スズ(トリブチルス
ズ(TBT)、トリフェニルスズ(TPT))等の有害
成分を含有した防汚漁網が用いられていた。PCB含有
の防汚漁網は例えばフジツボ・セルプラ等の貝類や、ア
オノリ・アオサ等の介装類等の海洋生物が付着するのを
防止するものであるが、その後PCB、有機スズ等の含
有漁網使用が全面的に禁止され、その結果、使用できず
に放置又は保管されている廃漁網の存在があり、その処
理が問題となる。
【0003】また、防汚漁網の使用が禁止になった後
に、未使用の漁網はPCB含有の為、焼却するとダイオ
キシン類等の汚染となるので、未だ倉庫に保管されてお
り、その処理が問題となる。
【0004】本発明は上述した問題に鑑み、例えばPC
B等の有害物質を含有する廃棄漁網を簡易且つ迅速に分
解処理する有害物質含有漁網の処理システムを提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
第1の発明は、有害成分を含有する漁網を無害化するシ
ステムであって、廃棄有害物質含有漁網を真空加熱乾燥
する真空加熱乾燥炉と、該真空加熱乾燥炉から排出され
るガス状の有害物質を水熱酸化分解する水熱酸化分解処
理装置とを具備することを特徴とする有害物質含有漁網
の処理システムにある。
【0006】第2の発明は、第1の発明において、上記
真空加熱炉から排出されるガス状の有害物質を活性炭で
吸着する活性炭槽と、該有害物質を吸着した活性炭を粉
砕する粉砕手段とを具備することを特徴とする有害物質
含有漁網の処理システムにある。
【0007】第3の発明は、第1の発明において、上記
真空加熱炉から排出されるガス状の有害物質を溶剤に吸
着する溶剤吸収槽を具備することを特徴とする有害物質
含有漁網の処理システムにある。
【0008】第4の発明は、有害成分を含有する漁網を
無害化するシステムであって、廃棄有害物質含有漁網を
粉砕又は裁断処理する粉砕・裁断手段と、該粉砕・裁断
手段からの粉砕・裁断物を水熱酸化分解する水熱酸化分
解処理装置とを具備することを特徴とする有害物質含有
漁網の処理システムにある。
【0009】第5の発明は、第4の発明において、上記
粉砕手段が微裁断手段又は凍結乾燥粉砕手段又はほぐし
切断のいずれかであることを特徴とする有害物質含有漁
網の処理システムにある。
【0010】第6の発明は、第1又は5の発明におい
て、水熱酸化分解装置が、有害物質を分解処理する処理
設備が、加熱・加圧された反応塔内において炭酸ナトリ
ウム(Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱
ハロゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウ
ム(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる
ことを特徴とする有害物質含有漁網の処理システムにあ
る。
【0011】第7の発明は、第6の発明において、上記
水熱酸化分解装置が、筒形状の一次反応塔と、油又は有
機溶媒,有機ハロゲン化物,水(H2O)及び水酸化ナ
トリウム(NaOH)の各処理液を加圧する加圧ポンプ
と、当該水を予熱する予熱器と、配管を螺旋状に巻いた
構成の二次反応塔と、二次反応塔からの処理液を冷却す
る冷却器と、処理液を気液分離する気液分離手段と、減
圧弁とを備えてなることを特徴とする有害物質含有漁網
の処理システムにある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による有害物質含有漁網の
処理システムの実施の形態を以下に説明するが、本発明
はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0013】[第1の実施の形態]図1は本実施の形態
にかかる有害物質含有漁網の処理システムの概略図を示
す。図1に示すように、本実施の形態にかかるシステム
は、廃棄有害物質含有漁網11を真空加熱乾燥する真空
加熱乾燥炉12と、上記真空加熱炉12から排出される
ガス状の有害物質13を活性炭14で吸着する活性炭吸
着槽15と、該有害物質を吸着した活性炭24をスラリ
ー16に粉砕する粉砕手段17とを具備するものであ
る。粉砕手段によるスラリー化は70μm程度とするの
が好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、スラリーポンプの能力及び水熱分解装置での分解能
力に応じて適宜変更することができる。なお、本実施の
形態では吸収剤として活性炭を例示したが、本発明はこ
れに限定されず、有害物質を効率よく吸着するものであ
れば、活性炭に限定されるものではない。
【0014】上記真空加熱乾燥炉12での乾燥条件は漁
網中に含有される有害物質の種類により左右されるが、
例えば有害物質としてPCBや有機スズ等を含む場合に
は、例えば400℃,−700mmHg程度とすればよ
い。
【0015】これにより、漁網11中の有害物質を真空
加熱乾燥によりガス状態で追い出し、その後ガス状態の
有害物質を水熱酸化分解処理装置120で処理すること
で完全処理をすることができる。
【0016】上記真空加熱乾燥炉12で処理された漁網
は無害化されているので廃棄再利用繊維18として再生
処理することができる。
【0017】ここで、一般には、上記漁網の素材は天然
繊維(麻等)、合成繊維(ナイロン、ポリエステル、ポ
リアクリロニトリル、ポリエチレン等)である。また、
その太さはその目的・用途により、種々であるが一般に
1〜5cm程度である。また、廃漁網11は、1〜2m
m程度の長さまで粗裁断する粗裁断手段20を設けるよ
うにしてもよい。これにより、真空乾燥炉での取り扱い
が容易となる。
【0018】ここで、上記有害物質を分解処理する上記
水熱分解処理装置120は、加熱・加圧された反応塔内
において炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )の存在下、有
害物質である例えば有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反
応および有機物の酸化分解反応により塩化ナトリウム
(NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水
熱酸化分解装置を例示することができるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0019】図2に水熱分解処理装置120の概略を示
す。なお、本実施の形態では、有害物質としてPCBや
ダイオキシン類等の有機ハロゲン化物に汚染された漁網
を処理する場合について説明する。
【0020】図2に示すように、水熱酸化分解装置12
0は、サイクロンセパレータ121を併設した筒形状の
一次反応器122と、油(又は有機溶剤)123a、P
CB(又はダイオキシン類)等の有機ハロゲン化物のガ
ス状有害物質13を吸着した活性炭スラリー123b、
水酸化ナトリウム(NaOH)123c、及び水(H 2
O)123dを加圧して一次反応器122へ供給する加
圧ポンプ124a〜124dと、当該水を予熱する熱交
換器125と、配管を螺旋状に巻いた構成の二次反応器
126と、冷却器127および減圧弁128とを備えて
なるものである。また、減圧弁127の下流には、気液
分離器129、活性炭槽130が配置されており、排ガ
ス(CO2 )131は煙突132から外部へ排出され、
排水(H 2 O,NaCl)133は放出タンク134に
溜められ、別途必要に応じて排水処理される。この水熱
酸化分解装置では、ガス状の有害物質13のみならず、
別途抜き出したPCBを含有するトランス又はコンデン
サ油を同時に処理する場合について説明する。
【0021】また、油(又は有機溶剤)123a、活性
炭スラリー123b、NaOH123c及びH2O12
3dの各処理液は各処理液タンク135a,150,1
35c,135dから配管136a〜d及びエジェクタ
137を介してそれぞれ導入される。また、酸素
(O2 )等の酸化剤は高圧酸素供給設備138により供
給され、供給配管139は、一次反応器122に対して
直結されている。なお、油(又は有機溶剤)を入れるの
は、特に高濃度のPCBの分解反応促進のためと、分解
装置120の起動時において反応温度を最適温度まで昇
温させるためである。
【0022】上記装置において、加圧ポンプ124によ
る加圧により一次反応器122内は、26MPaまで昇
圧される。また、熱交換器125は、H2Oを300℃
程度に予熱する。また、一次反応器122内には酸素が
噴出しており、内部の反応熱により380℃〜400℃
まで昇温する。サイクロンセパレータ121は、一次反
応器122内で析出したNa2CO3の結晶粒子の大きな
ものを分離し、Na2CO3の微粒子を二次反応器126
に送る。このサイクロンセパレータ121の作用によ
り、二次反応器126の閉塞が防止される。この段階ま
でに、PCB(ダイオキシン類)等は、脱塩素反応およ
び酸化分解反応を起こし、NaCl、CO2およびH2
に分解されている。つぎに、冷却器127では、二次反
応器126からの流体を100℃程度に冷却すると共に
後段の減圧弁128にて大気圧まで減圧する。そして、
気液分離器129によりCO2および水蒸気と処理液と
が分離され、CO2および水蒸気は、活性炭槽130を
通過して環境中に排出される。なお、上記サイクロンセ
パレータ121は必要に応じて設けるようにすればよ
い。
【0023】本実施の形態では、上記水熱酸化分解装置
120から排出される排ガスを真空加熱炉12に供給
し、不活性ガスの代替としている。すなわち、水熱分解
処理装置からの排ガス131はその組成がCO2 :95
%、CO,N2 :4%、O2 :1%とほとんど不活性成
分のCO2 が主体であるからである。
【0024】このような処理装置120を用いてガス状
の有機ハロゲン化物13等の有害物質を吸着した活性炭
スラリーを処理することで、例えばPCBであれば脱塩
素化されビフェニル((C6 5 2 )等の脱塩素化物
とされ、該ビフェニルが酸化剤等の作用によりCO2
2 O等へと完全無害化がなされている。
【0025】[第2の実施の形態]図3は本実施の形態
にかかる有害物質含有漁網の処理システムの概略図を示
す。図3に示すように、本実施の形態にかかるシステム
は、上記真空加熱炉から排出されるガス状の有害物質1
3を溶剤21で吸着する溶剤吸着槽22を設けており、
該有害物質を吸収した溶剤21を水熱酸化分解処理装置
120へ供給することで水熱分解処理するようにしてい
る。
【0026】ここで、溶剤21としては、例えばn−ヘ
キサン、イソプロピルアルコール、トルエン、メタノー
ル等の有害物質を容易に吸収することのできる有機溶剤
を例示することができるが、本発明はこれらに限定され
ず、有害物質を容易に吸収することのできる溶剤であれ
ばこれに限定されるものではない。
【0027】なお、有害物質を吸収した溶剤21は必要
に応じて濃縮して、一部は回収して再度吸収に利用する
ようにしてもよい。
【0028】このように、水熱酸化分解処理装置120
を用いてガス状の有機ハロゲン化物13等を吸収した有
機溶剤を21を分解処理することで、有機溶剤に溶解し
た有害物質(例えばPCB)が脱塩素化されてビフェニ
ル((C6 5 2 )等の脱塩素化物とされ、該ビフェ
ニルが酸化剤等の作用によりCO2 、H2 O等へと完全
無害化がなされている。
【0029】[第3の実施の形態]図4は本実施の形態
にかかる有害物質含有漁網の処理システムの概略図を示
す。図4に示すように、本実施の形態にかかるシステム
は、上記廃漁網11を粉砕又は裁断処理する粉砕・裁断
手段31により前処理した後、その粉砕・裁断物32を
水熱酸化分解処理装置120に直接供給して水熱酸化分
解するようにしている。
【0030】なお、上記粉砕・裁断手段31として
は、、微裁断手段31A又は凍結乾燥粉砕手段31B又
はほぐし切断手段31Cのいずれを例示することができ
るが、本発明はこれらに限定されるものではなく、スラ
リー化する公知の手段を用いることができる。
【0031】上記微裁断手段31Aは1〜2mm程度の
長さに裁断するものである。これにより、スラリーとし
て処理することができる。
【0032】上記凍結乾燥粉砕手段31Bは例えば液体
窒素(−196℃)により凍結させ、−40℃程度以下
とすることで合成繊維の漁網を粉砕処理するものであ
る。これにより、スラリーとして処理することがさらに
容易となる。
【0033】上記ほぐし切断手段31Cは、繊維の裁断
が容易となるように、引張りをかけて撚りを戻しながら
裁断するものである。
【0034】これらの処理により漁網がスラリー化さ
れ、直接水熱酸化分解処理装置120で処理する処理効
率が向上する。
【0035】なお、スラリー化は70μm程度とするの
が好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、スラリーポンプの能力及び水熱分解装置での分解能
力に応じて適宜変更することができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、廃棄有害物質含有漁網を真空加熱乾燥する真空加熱
乾燥炉と、該真空加熱乾燥炉から排出されるガス状の有
害物質を水熱酸化分解する水熱酸化分解処理装置とを具
備するので、廃漁網中の有害物質を完全無害化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる防汚漁網中の有害成
分の分析方法工程図である。
【図2】水熱酸化分解処理装置の概略図である。
【図3】第2の実施の形態にかかる防汚漁網中の有害成
分の分析方法工程図である。
【図4】第3の実施の形態にかかる防汚漁網中の有害成
分の分析方法工程図である。
【符号の説明】
11 廃棄有害物質含有漁網 12 真空加熱乾燥炉 13 ガス状の有害物質 14 活性炭 15 活性炭吸着槽 16 スラリー 17 粉砕手段 21 溶剤 22 溶剤吸着槽 31 粉砕・裁断手段 31A 微裁断手段 31B 凍結乾燥粉砕手段 31C ほぐし切断手段 32 粉砕・裁断物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 3/00 B09B 3/00 303Z 3/02 ZAB 101 Z 3/03 304Z B01D 53/34 134E 136Z (72)発明者 林田 直治 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA21 AA28 AC10 BA02 BA04 DA41 4D004 AA07 AA12 AA50 AB03 AB06 BA07 CA04 CA22 CA39 CA42 CA47 CB01 CB12 CC03 CC11 4D020 AA08 BA19 BB03 BC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害成分を含有する漁網を無害化するシ
    ステムであって、 廃棄有害物質含有漁網を真空加熱乾燥する真空加熱乾燥
    炉と、 該真空加熱乾燥炉から排出されるガス状の有害物質を水
    熱酸化分解する水熱酸化分解処理装置とを具備すること
    を特徴とする有害物質含有漁網の処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記真空加熱炉から排出されるガス状の有害物質を活性
    炭で吸着する活性炭槽と、該有害物質を吸着した活性炭
    を粉砕する粉砕手段とを具備することを特徴とする有害
    物質含有漁網の処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記真空加熱炉から排出されるガス状の有害物質を溶剤
    に吸着する溶剤吸収槽を具備することを特徴とする有害
    物質含有漁網の処理システム。
  4. 【請求項4】 有害成分を含有する漁網を無害化するシ
    ステムであって、 廃棄有害物質含有漁網を粉砕又は裁断処理する粉砕・裁
    断手段と、該粉砕・裁断手段からの粉砕・裁断物を水熱
    酸化分解する水熱酸化分解処理装置とを具備することを
    特徴とする有害物質含有漁網の処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記粉砕手段が微裁断手段又は凍結乾燥粉砕手段又はほ
    ぐし切断のいずれかであることを特徴とする有害物質含
    有漁網の処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は5において、 水熱酸化分解装置が、有害物質を分解処理する処理設備
    が、加熱・加圧された反応塔内において炭酸ナトリウム
    (Na2 CO3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロ
    ゲン化反応および酸化分解反応により塩化ナトリウム
    (NaCl)、二酸化炭素(CO2)等に分解させるこ
    とを特徴とする有害物質含有漁網の処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記水熱酸化分解装置が、筒形状の一次反応塔と、油又
    は有機溶媒,有機ハロゲン化物,水(H2O)及び水酸
    化ナトリウム(NaOH)の各処理液を加圧する加圧ポ
    ンプと、当該水を予熱する予熱器と、配管を螺旋状に巻
    いた構成の二次反応塔と、二次反応塔からの処理液を冷
    却する冷却器と、処理液を気液分離する気液分離手段
    と、減圧弁とを備えてなることを特徴とする有害物質含
    有漁網の処理システム。
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