JP2003111722A - 内視鏡用測長具 - Google Patents

内視鏡用測長具

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JP2003111722A
JP2003111722A JP2001307002A JP2001307002A JP2003111722A JP 2003111722 A JP2003111722 A JP 2003111722A JP 2001307002 A JP2001307002 A JP 2001307002A JP 2001307002 A JP2001307002 A JP 2001307002A JP 2003111722 A JP2003111722 A JP 2003111722A
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JP
Japan
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ruler
endoscope
length measuring
measuring instrument
flexible sheath
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Application number
JP2001307002A
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English (en)
Inventor
Tomoshi Kidooka
智志 木戸岡
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定対象である患部等の縦横の大きさを正確か
つ容易に測定することができる内視鏡用測長具を提供す
ること。 【解決手段】可撓性シース1の先端付近に設けられた物
差し体4が、可撓性シース1内に進退自在に挿通配置さ
れた操作ワイヤ2を進退操作することにより側方に折れ
曲がるように構成された内視鏡用測長具において、物差
し体4が、可撓性シース1から放射状に略直角程度相違
する方向に折れ曲がる二本の物差し体4によって形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具
挿通チャンネルに挿通されて、体腔内の患部等の大きさ
を測定するために用いられる内視鏡用測長具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用測長具は一般に、可撓性シース
の先端付近に設けられた物差し体が、可撓性シース内に
進退自在に挿通配置された操作ワイヤを進退操作するこ
とにより側方に折れ曲がるように構成されており、その
ような物差し体が一本だけ設けられたものと、略90°
間隔で放射状に4方向に折れ曲がるように四本の物差し
体が設けられたもの等がある(特開平11−19220
1号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物差し体が一
本だけしか設けられていないタイプのものは、測定対象
である患部等の大きさを一方向だけしか測定することが
できないので、縦横の大きさを測定するためには測定作
業が二度手間になって煩雑な操作を必要とすると共に、
物差し体の向きを変えている間に患部との位置関係が狂
って正確な測定を行うことができない場合がある。
【0004】また、物差し体が90°間隔に四本設けら
れたものは、縦横の大きさを同時に測定することができ
るものの、内視鏡観察画面を略示する図6に示されるよ
うに、四本の物差し体4のうちその時の測定に寄与しな
い二本の物差し体4xが周囲の粘膜と干渉したり粘膜に
食い込んでしまう場合が少なくない。そのような現象
は、管腔状である大腸内等では特に頻繁に発生してしま
う。
【0005】そのため、物差し体4を患部100の測定
にとって最も望ましい位置に誘導することが困難なこと
により大きさの測定が不正確になったり、粘膜を傷つけ
てしまう恐れ等があった。
【0006】そこで本発明は、測定対象である患部等の
縦横の大きさを正確かつ容易に測定することができる内
視鏡用測長具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用測長具は、可撓性シースの先端付
近に設けられた物差し体が、可撓性シース内に進退自在
に挿通配置された操作ワイヤを進退操作することにより
側方に折れ曲がるように構成された内視鏡用測長具にお
いて、物差し体が、可撓性シースから放射状に略直角程
度相違する方向に折れ曲がる二本の物差し体によって形
成されているものである。
【0008】なお、可撓性シースが可撓性チューブであ
り、その可撓性チューブの先端近傍部分の略180°の
範囲が切除されて、残りの部分が軸線方向に形成された
切り込みによって二本の物差し体として分割形成され、
各物差し体の中間部分に山折りの折り目が形成されると
共に各物差し体の両端部分に谷折りの折り目が形成さ
れ、操作ワイヤの先端が可撓性チューブの先端に係止さ
れていて、操作ワイヤを手元側から牽引することにより
二本の物差し体が各折り目で折れ曲がって可撓性チュー
ブの外方に突出するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、内視鏡用測長具の全体構成を示して
おり、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通される可撓
性チューブ1(可撓性シース)は、例えば四フッ化エチ
レン樹脂チューブによって形成されている。
【0010】可撓性チューブ1内には、操作ワイヤ2が
軸線方向に進退自在に挿通配置されており、操作ワイヤ
2の手元側端部に取り付けられた操作摘まみ12を可撓
性チューブ1の手元側端部に取り付けられた基端口金に
対して進退操作することにより、操作ワイヤ2を可撓性
チューブ1内で軸線方向に進退させることができる。
【0011】可撓性チューブ1の先端部分には、操作ワ
イヤ2を手元側に牽引することによって側方に張り出る
ように動作する二本の物差し体4が設けられている。5
は、物差し体4に付された目盛りである。
【0012】図2は可撓性チューブ1の先端部分の拡大
断面図であり、図3は物差し体4が軸線方向に真っ直ぐ
にされた状態の側面図である。可撓性チューブ1の先端
近傍部分は、図3におけるIV−IV断面を図示する図4に
も示されるように、軸線周りの略180°の範囲が切除
され、残りの部分が軸線方向に形成された切り込み40
よって均等に分割されて二本の物差し体4が形成されて
いる。
【0013】各物差し体4の両端には谷折りの折り目4
cが形成され、中間部分には山折りの折り目4bが形成
されており、各折り目4b,4c部分には、その部分で
物差し体4が折れ曲がり易いように溝が形成されてい
る。
【0014】図2に示されるように、操作ワイヤ2の先
端に取り付けられたワイヤ先端口金6は、可撓性チュー
ブ1の先端に取り付けられたチューブ先端口金3に対し
て通常の状態では抜け出さないように係合している。
【0015】したがって、操作ワイヤ2を手元側へ牽引
操作すると、図1及び図2に示されるように、物差し体
4が、可撓性チューブ1から放射状に略直角程度相違す
る方向に折れ曲がって突出する。
【0016】物差し体4の突出長さ(即ち、物差し体4
の全長の約半分の長さ)は、10〜20mm程度である
と使い易い。操作ワイヤ2を先側へ送り込むと、図3に
示されるように、物差し体4が可撓性チューブ1の軸線
方向に略真っ直ぐの状態になる。
【0017】図5は、このように構成された実施例の内
視鏡用測長具を、図示されていない内視鏡の処置具挿通
チャンネルに通して例えば大腸内に挿入した時の、内視
鏡の観察画面を略示している。
【0018】患部100に当てがわれる二本の物差し体
4は観察画面ではL字型に観察されるので、患部100
の縦横の大きさを同時に測定することができ、測長具の
先端にはそれ以外の方向に突出する余分な突起片等がな
いので、周囲の粘膜と干渉したり粘膜に食い込まない。
したがって、粘膜を傷つけることなく、物差し体4を患
部100の測定にとって最も望ましい位置に容易に誘導
して正確な測定をすることができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、可撓性チューブ1に変えて金属コイル等か
らなる可撓性シースを用いてもよく、二本の物差し体4
がリンク機構等によって折り曲げられるようにしても差
し支えない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、物差し体が、操作ワイ
ヤを進退操作することにより可撓性シースから放射状に
略直角程度相違する方向に折れ曲がる二本の物差し体に
よって形成されているので、測定対象である患部等の縦
横の大きさを同時に容易に測定することができ、しか
も、二本の物差し体以外の方向に突出する余分な突起片
等がなく、周囲の粘膜と干渉したり粘膜に食い込まない
ので、粘膜を傷つけることなく容易かつ正確に測定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡用測長具の測定状態の
全体構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡用測長具の測定状態の
先端部分の側面断面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡用測長具の真っ直ぐな
状態の先端部分の側面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】本発明の実施例の内視鏡用測長具が使用されて
いる状態の内視鏡観察画面の略示図である。
【図6】従来の内視鏡用測長具が使用されている状態の
内視鏡観察画面の略示図である。
【符号の説明】
1 可撓性チューブ(可撓性シース) 2 操作ワイヤ 4 物差し体 4b 山折りの折り目 4c 谷折りの折り目 5 目盛り 40 切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性シースの先端付近に設けられた物差
    し体が、上記可撓性シース内に進退自在に挿通配置され
    た操作ワイヤを進退操作することにより側方に折れ曲が
    るように構成された内視鏡用測長具において、 上記物差し体が、上記可撓性シースから放射状に略直角
    程度相違する方向に折れ曲がる二本の物差し体によって
    形成されていることを特徴とする内視鏡用測長具。
  2. 【請求項2】上記可撓性シースが可撓性チューブであ
    り、その可撓性チューブの先端近傍部分の略180°の
    範囲が切除されて、残りの部分が軸線方向に形成された
    切り込みによって二本の物差し体として分割形成され、
    上記各物差し体の中間部分に山折りの折り目が形成され
    ると共に上記各物差し体の両端部分に谷折りの折り目が
    形成され、上記操作ワイヤの先端が上記可撓性チューブ
    の先端に係止されていて、上記操作ワイヤを手元側から
    牽引することにより上記二本の物差し体が上記各折り目
    で折れ曲がって上記可撓性チューブの外方に突出する請
    求項1記載の内視鏡用測長具。
JP2001307002A 2001-10-03 2001-10-03 内視鏡用測長具 Pending JP2003111722A (ja)

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