JP2003111419A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
ッチ回路3-1〜3-mは、対応するキャパシタ4-1〜4-m
の電圧が整流波形の電圧と等しくなったときターンオン
し、対応するキャパシタの電圧が所定値に達したときタ
ーンオフする。また、整流波形の電圧下降時には、第1
のスイッチ回路3-1〜3-mは、整流波形の電圧が所定値
に達したときターンオンし、対応するキャパシタの電圧
が整流波形の電圧と等しくなったときターンオフする。
Description
に使用される電源装置に関する。
装置としては、電源周波数を直流に変換する装置および
直流を高周波に変換するインバータ回路が知られてい
る。しかしながら、インバータ回路は巻線等の磁性部品
が使用されるため、装置が重量化、大型化し、軽量、コ
ンパクト化を図ることができない問題があった。
733号公報に見られるように、キャパシタとスイッチ
素子を使用して電源周波数を高周波に変換する電源装置
を提供した。この電源装置は、交流電源を全波整流器で
全波整流した波形により、キャパシタを充電するが、交
流電源の正極において複数のスイッチ素子を順次オン、
オフ制御してそれぞれ対応するキャパシタを電源電圧に
応じて充電し、また、交流電源の負極においても複数の
スイッチ素子を順次オン、オフ制御してそれぞれ対応す
るキャパシタを電源電圧に応じて充電し、これら各キャ
パシタを放電用のスイッチ素子を使用し、この各スイッ
チ素子を高速にオン、オフ制御して放電し負荷に高周波
電流を流すようになっている。
源装置は、電源電圧の脈動に対して、各キャパシタへの
充電を行うタイミング、つまり、スイッチ素子のオン、
オフのタイミングが重要となる。電源電圧の脈動に対し
て、スイッチ素子のオン、オフのタイミングを適切に制
御しないと、スイッチ素子のターンオン時に大きな損失
が生じ、効率が低下するという問題が発生する。
てキャパシタに電源電圧に応じた電圧を充電する場合
に、キャパシタの充電に伴う損失を低減できる電源装置
を提供する。
数のキャパシタを接続し、それぞれ異なる電源となるよ
うにキャパシタを充電し、各キャパシタを択一的に負荷
に接続することで、負荷に出力電圧を供給するように構
成された電源装置において、各キャパシタにそれぞれス
イッチ回路を接続し、脈流電源からの脈流を、それぞれ
スイッチ回路を介して対応するキャパシタに充電するよ
うにし、脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が脈流電源の
電源電圧と等しくなったときターンオンし、対応するキ
ャパシタの電圧が所定値に達したときターンオフするこ
とにある。ここで、脈流電源は電源電圧の極性が変化す
るものも含むものとする。
には、各スイッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が
脈流電源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、
ターンオンしてから所定の時間が経過した時点でターン
オフすることにある。また、脈流電源の電源電圧絶対値
の上昇時には、各スイッチ回路を、対応するキャパシタ
の電圧が脈流電源の電源電圧と等しくなったときターン
オンし、ターンオンしてから所定の電荷が流入した時点
でターンオフすることにある。また、脈流電源の電源電
圧絶対値の上昇時には、各スイッチ回路を、対応するキ
ャパシタの電圧が脈流電源の電源電圧と等しくなったと
きターンオンし、次段のキャパシタの電圧が脈流電源の
電源電圧と等しくなったときターンオフすることにあ
る。
を直列に介挿したスイッチ回路を接続し、脈流電源から
の脈流を、それぞれスイッチ回路を介して対応するキャ
パシタに充電するようにし、脈流電源の電源電圧絶対値
の上昇時には、各スイッチ回路を、上昇開始とともに全
てターンオンし、各キャパシタの電圧がそれぞれにおい
て所定値に達したときターンオフすることにある。ま
た、各キャパシタにダイオードを直列に介挿したスイッ
チ回路を接続した場合は、脈流電源の電源電圧絶対値の
上昇時には、各スイッチ回路を、上昇開始とともに全て
ターンオンしてからそれぞれにおいて所定の時間が経過
した時点でターンオフすることにある。また、各キャパ
シタにダイオードを直列に介挿したスイッチ回路を接続
した場合は、脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、
各スイッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし
てからそれぞれにおいて所定の電荷が流入した時点でタ
ーンオフすることにある。また、各キャパシタにダイオ
ードを直列に介挿したスイッチ回路を接続した場合は、
脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、各スイッチ回
路を、上昇開始とともに全てターンオンし、それぞれに
おいて対応するキャパシタの次段のキャパシタの電圧が
脈流電源の電源電圧と等しくなったときターンオフする
ことにある。
には、各スイッチ回路を、脈流電源の電源電圧がそれぞ
れにおいて所定値に達したときターンオンし、対応する
キャパシタの電圧が電源電圧と等しくなったときターン
オフすることにある。また、脈流電源の電源電圧絶対値
の下降時には、各スイッチ回路を、対応するキャパシタ
電圧が所定値に達したときターンオンし、対応するキャ
パシタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフ
することにある。また、脈流電源の電源電圧絶対値の下
降時には、各スイッチ回路を、対応するキャパシタ電圧
と電源電圧との差が所定値に達したときターンオンし、
対応するキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなったと
きターンオフすることにある。
には、各スイッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電
源電圧の所定の割合に達したときターンオンし、対応す
るキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなったときター
ンオフすることにある。また、脈流電源の電源電圧絶対
値の下降時には、各スイッチ回路を、それぞれ電源電圧
絶対値の上昇時にターンオフしてから所定の時間が経過
した時点でターンオンし、対応するキャパシタの電圧が
電源電圧と等しくなったときターンオフすることにあ
る。また、脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、各
スイッチ回路を、対応するキャパシタに対して流入する
電荷量が電源電圧絶対値の上昇時における流入電荷量よ
りも小さくなるタイミングでターンオンし、対応するキ
ャパシタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオ
フすることにある。
介挿したスイッチ回路を接続した場合は、脈流電源の電
源電圧絶対値の下降時には、各スイッチ回路を、対応す
るキャパシタ電圧が所定値に達したときターンオンし、
対応するキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなった時
点から電源電圧がゼロに低下するまでの間にターンオフ
することにある。また、各キャパシタにダイオードを直
列に介挿したスイッチ回路を接続した場合は、脈流電源
の電源電圧絶対値の下降時には、各スイッチ回路を、対
応するキャパシタ電圧が所定値に達したときターンオン
し、電源電圧絶対値の上昇時にターンオフするまでオン
状態を継続させることにある。
面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1に示すように、交流電源1に
全波整流回路2を接続して脈流電源を構成している。前
記全波整流回路2の出力端子に、第1のスイッチ回路3
-1,3-2,…3-mをそれぞれ介してキャパシタ4-1,4
-2,…4-mを並列に接続している。前記各キャパシタ4
-1〜4-mはそれぞれ異なる電圧に充電されている。
それぞれ第2のスイッチ回路5-1,5-2,…5-mを介し
て極性反転回路6を接続している。前記極性反転回路6
は2つのスイッチ回路6-1,6-2の直列回路と2つのス
イッチ回路6-3,6-4の直列回路との並列回路からな
り、前記スイッチ回路6-1と6-4が同期してオン、オフ
動作し、前記スイッチ回路6-2と6-3が同期してオン、
オフ動作し、かつ、前記スイッチ回路6-1と6-4がオン
ときは前記スイッチ回路6-2と6-3がオフ動作し、前記
スイッチ回路6-1と6-4がオフときは前記スイッチ回路
6-2と6-3がオン動作するようになっている。そして、
前記スイッチ回路6-1と6-2との接続点と前記スイッチ
回路6-3と6-4との接続点に放電灯などを含む負荷回路
7を接続している。
-mは、全波整流回路2からの全波整流波形の電圧上昇時
において所定のタイミングでオン、オフ動作するととも
に電圧下降時においても所定のタイミングでオン、オフ
動作するようになっている。
回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-1,
4-2,…4-mの電圧が全波整流波形の電圧と等しくなっ
たときターンオンし、対応するキャパシタ4-1,4-2,
…4-mの電圧が所定値に達したときターンオフするよう
になっている。なお、所定値は、電源変動や負荷の状態
により調整可能である。
路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-1,4
-2,…4-mの電圧が全波整流波形の電圧と等しくなった
ときターンオンし、ターンオンしてから所定の時間が経
過した時点でターンオフしてもよい。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mの電圧が全波整流波形の電圧と等しく
なったときターンオンし、ターンオンしてから所定の電
荷が流入した時点でターンオフしてもよい。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mの電圧が全波整流波形の電圧と等しく
なったときターンオンし、次段のキャパシタの電圧が脈
流電源の電源電圧と等しくなったときターンオフしても
よい。
介挿した場合においては、電圧上昇時には、第1のスイ
ッチ回路3-1,3-2,…3-mは、上昇開始とともに全て
ターンオンしてもよい。なお、ターンオフについては上
記の各例と同様である。
イッチ回路3-1,3-2,…3-mは、全波整流電圧がそれ
ぞれにおいて所定値に達したときターンオンし、対応す
るキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が全波整流電圧
と等しくなったときターンオフするようになっている。
路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-1,4
-2,…4-mの電圧が所定値に達したときターンオンし、
対応するキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が全波整
流電圧と等しくなったときターンオフしてもよい。な
お、所定値は、電源変動や負荷の状態により調整可能で
ある。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mの電圧と全波整流電圧との差が所定値
に達したときターンオンし、対応するキャパシタ4-1,
4-2,…4-mの電圧が全波整流電圧と等しくなったとき
ターンオフしてもよい。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mの電圧が全波整流電圧の所定の割合に
達したときターンオンし、対応するキャパシタ4-1,4
-2,…4-mの電圧が全波整流電圧と等しくなったときタ
ーンオフしてもよい。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、それぞれ全波整流電圧の
上昇時にターンオフしてから所定の時間が経過した時点
でターンオンし、対応するキャパシタ4-1,4-2,…4
-mの電圧が全波整流電圧と等しくなったときターンオフ
してもよい。
チ回路3-1,3-2,…3-mは、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mに対して流入する電荷量が全波整流電
圧の上昇時における流入電荷量よりも小さくなるタイミ
ングでターンオンし、対応するキャパシタ4-1,4-2,
…4-mの電圧が全波整流電圧と等しくなったときターン
オフしてもよい。
列に介挿したスイッチ回路を接続した場合は、電圧下降
時には、第1のスイッチ回路3-1,3-2,…3-mは、対
応するキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が所定値に
達したときターンオンし、対応するキャパシタ4-1,4
-2,…4-mの電圧が全波整流電圧と等しくなった時点か
ら全波整流電圧がゼロに低下するまでの間にターンオフ
してもよい。
列に介挿したスイッチ回路を接続した場合は、電圧下降
時には、第1のスイッチ回路3-1,3-2,…3-mは、対
応するキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が所定値に
達したときターンオンし、その後、全波整流電圧の上昇
時にターンオフするまでターンオン状態を継続させても
よい。
時において、キャパシタ4-1の充電電圧が全波整流電圧
と等しくなると、スイッチ回路3-1がターンオンし、全
波整流電圧の上昇とともにキャパシタ4-1に充電電流が
流れる。そして、キャパシタ4-1の充電電圧が所定値に
なるとスイッチ回路3-1がターンオフする。
流電圧と等しくなると、スイッチ回路3-2がターンオン
し、全波整流電圧の上昇とともにキャパシタ4-2に充電
電流が流れる。そして、キャパシタ4-2の充電電圧が所
定値になるとスイッチ回路3-2がターンオフする。
制御が行われ、キャパシタ4-mの充電電圧が全波整流電
圧よりもやや低い電圧になると、スイッチ回路3-mがタ
ーンオンし、全波整流電圧の上昇とともにキャパシタ4
-mに充電電流が流れる。
波整流電圧が所定値になると、スイッチ回路3-(m-1)が
ターンオンし、キャパシタ4-(m-1)の充電電圧が全波整
流電圧と等しくなると、スイッチ回路3-(m-1)がターン
オフする。
ると、スイッチ回路3-(m-2)がターンオンし、キャパシ
タ4-(m-2)の充電電圧が全波整流電圧と等しくなると、
スイッチ回路3-(m-2)がターンオフする。以降同様に制
御され、最後に全波整流電圧が所定値になると、スイッ
チ回路3-1がターンオンし、キャパシタ4-1の充電電圧
が全波整流電圧と等しくなると、スイッチ回路3-1がタ
ーンオフする。
には、ターンオン時のキャパシタの電圧と全波整流電圧
との差を無くすことができスイッチ回路のスイッチング
損失を低減できる。また、全波整流電圧の下降時には、
ターンオン時の全波整流電圧とキャパシタ電圧との差を
小さくすることが可能になり、ターンオン時にキャパシ
タに大きな充電電流が流れ込むことはない。
5-mは、第1のスイッチ回路3-1,3-2,…3-mに比べ
てかなり早い周期で交互にオン、オフ動作を行って各キ
ャパシタ4-1,4-2,…4-mに充電されている電荷を放
電する。そして、これを連続的に繰り返す。第2のスイ
ッチ回路5-1,5-2,…5-mがオン、オフ動作を繰り返
す周期に同期してスイッチ回路6-1と6-4がオンしてス
イッチ回路6-2と6-3がオフする制御と、スイッチ回路
6-2と6-3がオンしてスイッチ回路6-1と6-4がオフす
る制御が交互に繰り返される。こうして、負荷7には、
高周波電流が供給されるようになる。
3-1,3-2,…3-mを、ダイオードD11,D12,…D1m
とMOS型電界効果トランジスタT11,T12,…T1mと
の直列回路で構成し、第2のスイッチ回路5-1,5-2,
…5-mを、ダイオードD21,D22,…D2mとMOS型電
界効果トランジスタT21,T22,…T2mとの直列回路で
構成し、極性反転回路6のスイッチ回路6-1,6-2,6
-3,6-4をMOS型電界効果トランジスタT31,T32,
T33,T34で構成している。
ードD11,D12,D13,D14,D15とトランジスタT1
1,T12,T13,T14,T15との直列回路を介してキャ
パシタ4-1,4-2,4-3,4-4,4-5がそれぞれ接続さ
れているとすると、全波整流電圧の上昇時には、トラン
ジスタT11は、図3の(a)及び(f)に示すように、対応す
るキャパシタ4-1の電圧が全波整流電圧と等しくなった
時点でターンオンし、所定値VC1に達したときターンオ
フする。
び(g)に示すように、対応するキャパシタ4-2の電圧が
全波整流電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定
値VC2に達したときターンオフし、トランジスタT13
は、図3の(c)及び(h)に示すように、対応するキャパシ
タ4-3の電圧が全波整流電圧と等しくなったt2の時点
でターンオンし、所定値VC3に達したときターンオフす
る。
び(i)に示すように、対応するキャパシタ4-4の電圧が
全波整流電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定
値VC4に達したときターンオフし、トランジスタT15
は、図3の(e)及び(j)に示すように、対応するキャパシ
タ4-5の電圧が全波整流電圧と等しくなった時点でター
ンオンし、所定値VC5に達したときターンオフする。
ジスタT14は、図3の(d)及び(i)に示すように、全波整
流電圧が所定値まで下降したときターンオンし、対応す
るキャパシタ4-4の電圧が全波整流電圧と等しくなった
時点でターンオフし、トランジスタT13は、図3の(c)
及び(h)に示すように、全波整流電圧が所定値まで下降
したときターンオンし、対応するキャパシタ4-3の電圧
が全波整流電圧と等しくなった時点でターンオフする。
び(g)に示すように、全波整流電圧が所定値まで下降し
たときターンオンし、対応するキャパシタ4-2の電圧が
全波整流電圧と等しくなった時点でターンオフし、トラ
ンジスタT11は、図3の(a)及び(f)に示すように、全波
整流電圧が所定値まで下降したときターンオンし、対応
するキャパシタ4-1の電圧が全波整流電圧と等しくなっ
た時点でターンオフする。
圧の上昇時には、各トランジスタT11〜T15をキャパシ
タ4の電圧が全波整流電圧と等しくなった時点でターン
オンさせることができるので、トランジスタをゼロ電圧
スイッチングしたときと同様にスイッチング動作でき、
スイッチング損失を低減できる。
ンジスタT11〜T15を全波整流電圧がそれぞれにおいて
所定値に達したときターンオンさせ、対応するキャパシ
タの電圧が全波整流電圧と等しくなったときターンオフ
させるようにしているので、全波整流電圧が所定値に達
したときにおいて対応するキャパシタの電圧との差が小
さくなるようにすればターンオンしたときにキャパシタ
に大きな充電電流が流れ込むことはない。
ンジスタ、キャパシタの直列回路を多数使用して各キャ
パシタの充電電圧を細かく制御すれば、入力電流波形を
正弦波に近づけることができ、力率を向上させることが
できる。
ドを直列に介挿したときには、全波整流電圧の上昇開始
とともに各トランジスタT11〜T15を全てターンオンさ
せてもよい。このようにしてもスイッチング損失を低減
できる。この場合は、各キャパシタに対してダイオード
が直列に介挿されるので、各トランジスタT11〜T15を
全てターンオンさせてもキャパシタの充電電圧の方が電
源電圧よりも高い期間では、充電電流は流れない。電源
電圧が充電電圧まで上昇した時点でダイオードが導通
し、スイッチ素子はゼロボルトスイッチングする。
スイッチ回路3-1,3-2,…3-mを、互いに逆極性にし
て接続したMOS型電界効果トランジスタT111,T12
1,…T1m1とMOS型電界効果トランジスタT112,T1
22,…T1m2との直列回路で構成し、第2のスイッチ回
路5-1,5-2,…5-mを、互いに逆極性にして接続した
MOS型電界効果トランジスタT211,T221,…T2m1
とMOS型電界効果トランジスタT212,T222,…T2m
2との直列回路で構成し、極性反転回路6のスイッチ回
路6-1,6-2,6-3,6-4をMOS型電界効果トランジ
スタT31,T32,T33,T34で構成している。
2,T122,…T1m2、T211,T221,…T2m1はダイオー
ドとしての機能を果たす。しかも、充電する際にトラン
ジスタT112,T122,…T1m2、T211,T221,…T2m1
に逆方向電流が流れている時でも、ペアで接続されたス
イッチと駆動信号を共通にすることで、チャネル抵抗を
小さくでき、ダイオードを使用する場合に比べて導通損
を低減することができる。
1,T121,…T1m1のターンオン及びターンオフ制御
は、第1実施例のトランジスタT11〜T1mと同様に行わ
れるので、作用効果は第1実施例と同様である。
スイッチ回路3-1,3-2,…3-(m-1)を、ダイオードD
11,D12,…D1(m-1)とMOS型電界効果トランジスタ
T11,T12,…T1(m-1)との直列回路で構成し、第1の
スイッチ回路3-mを、ダイオードDmのみで構成し、第
2のスイッチ回路5-1,5-2,…5-(m-1),5-mを、ダ
イオードD21,D22,…D2(m-1),D2mとMOS型電界
効果トランジスタT21,T22,…T2(m-1),T2mとの直
列回路で構成し、極性反転回路6のスイッチ回路6-1,
6-2,6-3,6-4をMOS型電界効果トランジスタT3
1,T32,T33,T34で構成している。
シタ4-mに対してトランジスタを使用せずダイオードD
mのみを接続しても、キャパシタ4-mは他のキャパシタ
の充電電圧よりも充電電圧が高いので影響を受けること
はない。なお、この回路においても、第1実施例と同様
の作用効果が得られるのは勿論である。
交流電源1に、第1のスイッチ回路3P-1,3P-2,…
3P-mをそれぞれ介してキャパシタ4P-1,4P-2,…
4P-mを並列に接続し、第1のスイッチ回路3N-1,…
3N-mをそれぞれ介してキャパシタ4N-1,…4N-mを
並列に接続している。
-mに、それぞれ第2のスイッチ回路5P-1,5P-2,…
5P-mを介して負荷7を並列に接続するとともに前記各
キャパシタ4N-1,…4N-mに、それぞれ第2のスイッ
チ回路5N-1,…5N-mを介して前記負荷7を並列に接
続している。
3N-1〜3N-mは、交流電源1からの電源電圧の絶対値
の上昇時において所定のタイミングでオン、オフ動作す
るとともに電源電圧の絶対値の下降時においても所定の
タイミングでオン、オフ動作するようになっている。
第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N-m
は、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N
-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオンし、
対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの
電圧が所定値に達したときターンオフするようになって
いる。
1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N-mは、
対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの
電圧が電源電圧と等しくなったときターンオンし、ター
ンオンしてから所定の時間が経過した時点でターンオフ
してもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオン
し、ターンオンしてから所定の電荷が流入した時点でタ
ーンオフしてもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオン
し、次段のキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなった
ときターンオフしてもよい。
介挿した場合においては、電圧上昇時には、第1のスイ
ッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N-mは、上昇開始
とともに全てターンオンしてもよい。なお、ターンオフ
については上記の各例と同様である。
には、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3
N-mは、電源電圧がそれぞれにおいて所定値に達したと
きターンオンし、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、
4N-1〜4N-mの電圧が電源電圧と等しくなったときタ
ーンオフするようになっている。
1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N-mは、
対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの
電圧が所定値に達したときターンオンし、対応するキャ
パシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの電圧が電源電
圧と等しくなったときターンオフしてもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧と電源電圧との差が所定値に達したときター
ンオンし、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1
〜4N-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオ
フしてもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧が電源電圧の所定の割合に達したときターン
オンし、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜
4N-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフ
してもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、それぞれ電源電圧の上昇時にターンオフしてから
所定の時間が経過した時点でターンオンし、対応するキ
ャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの電圧が電源
電圧と等しくなったときターンオフしてもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mに対して流入する電荷量が電源電圧の上昇時におけ
る流入電荷量よりも小さくなるタイミングでターンオン
し、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N
-mの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフして
もよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧が所定値に達したときターンオンし、対応す
るキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4N-mの電圧が
電源電圧と等しくなった時点から電源電圧がゼロに低下
するまでの間にターンオフしてもよい。
は、第1のスイッチ回路3P-1〜3P-m、3N-1〜3N
-mは、対応するキャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1〜4
N-mの電圧が所定値に達したときターンオンし、その
後、電源電圧の上昇時にターンオフするまでターンオン
状態を継続させてもよい。
極波形の上昇時において、キャパシタ4P-1の充電電圧
が電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3P-1がター
ンオンし、正極波形の上昇とともにキャパシタ4P-1に
充電電流が流れる。そして、キャパシタ4P-1の充電電
圧が所定値になるとスイッチ回路3P-1がターンオフす
る。
電圧と等しくなると、スイッチ回路3P-2がターンオン
し、正極波形の上昇とともにキャパシタ4P-2に充電電
流が流れる。そして、キャパシタ4P-2の充電電圧が所
定値になるとスイッチ回路3P-2がターンオフする。
同様の制御が行われ、キャパシタ4P-mの充電電圧が電
源電圧と等しくなると、スイッチ回路3P-mがターンオ
ンし、正極波形の上昇とともにキャパシタ4P-mに充電
電流が流れる。
て、電源電圧が所定値になると、スイッチ回路3P-(m-
1)がターンオンし、キャパシタ4P-(m-1)の充電電圧が
電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3P-(m-1)がタ
ーンオフする。
と、スイッチ回路3P-(m-2)がターンオンし、キャパシ
タ4P-(m-2)の充電電圧が電源電圧と等しくなると、ス
イッチ回路3P-(m-2)がターンオフする。以降同様に制
御され、最後に電源電圧が所定値になると、スイッチ回
路3P-1がターンオンし、キャパシタ4P-1の充電電圧
が電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3P-1がター
ンオフする。
の上昇時において、キャパシタ4N-1の充電電圧が電源
電圧と等しくなると、スイッチ回路3N-1がターンオン
し、負極波形の上昇とともにキャパシタ4N-1に充電電
流が流れる。そして、キャパシタ4N-1の充電電圧が所
定値になるとスイッチ回路3N-1がターンオフする。
電圧と等しくなると、スイッチ回路3N-2がターンオン
し、負極波形の上昇とともにキャパシタ4N-2に充電電
流が流れる。そして、キャパシタ4N-2の充電電圧が所
定値になるとスイッチ回路3N-2がターンオフする。
の上昇とともに同様の制御が行われ、キャパシタ4N-m
の充電電圧が電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3
N-mがターンオンし、負極波形の上昇とともにキャパシ
タ4N-mに充電電流が流れる。
の下降時において、電源電圧が所定値になると、スイッ
チ回路3N-(m-1)がターンオンし、キャパシタ4N-(m-
1)の充電電圧が電源電圧と等しくなると、スイッチ回路
3N-(m-1)がターンオフする。
になると、スイッチ回路3N-(m-2)がターンオンし、キ
ャパシタ4N-(m-2)の充電電圧が電源電圧と等しくなる
と、スイッチ回路3N-(m-2)がターンオフする。以降同
様に制御され、最後に電源電圧が所定値になると、スイ
ッチ回路3N-1がターンオンし、キャパシタ4N-1の充
電電圧が電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3N-1
がターンオフする。
-mはスイッチ回路側が正極となる方向に充電され、キャ
パシタ4N-1〜4N-mはスイッチ回路側が負極となる方
向に充電される。
m、5N-1〜5N-mは、第1のスイッチ回路3P-1〜3
P-m、3N-1〜3N-mに比べてかなり早い周期でオン、
オフ動作を行って各キャパシタ4P-1〜4P-m、4N-1
〜4N-mに充電されている電荷を放電する。このとき、
4P-1→4P-2→…→4P-(m-1)→4P-m→4P-(m-1)
→…→4P-1→4N-1→4N-2→…→4N-(m-1)→4N
-m→4N-(m-1)→…→4N-1→4P-1→…の順番で負荷
を接続するようにスイッチ回路5P-1〜5P-m、5N-1
〜5N-mを制御することで、負荷7には、高周波電流が
供給されるようになる。
昇時には、ターンオン時のキャパシタの電圧と電源電圧
との差を無くすことができスイッチ回路のスイッチング
損失を低減できる。また、電源電圧の絶対値の下降時に
は、ターンオン時の電源電圧とキャパシタ電圧との差を
小さくすることが可能になり、ターンオン時にキャパシ
タに大きな充電電流が流れ込むことはなく、しかも、損
失を低減できる。
3P-1〜3P-mを、ダイオードDP11,DP12,…DP1m
とMOS型電界効果トランジスタTP11,TP12,…TP1
mとの直列回路で構成し、第1のスイッチ回路3N-1〜
3N-mを、ダイオードDN11,…DN1mとMOS型電界効
果トランジスタTN11,…TN1mとの直列回路で構成し、
第2のスイッチ回路5P-1〜5P-mを、ダイオードDP2
1,DP22,…DP2mとMOS型電界効果トランジスタTP
21,TP22,…TP2mとの直列回路で構成し、第2のスイ
ッチ回路5N-1〜5N-mを、ダイオードDN21,…DN2m
とMOS型電界効果トランジスタTN21,…TN2mとの直
列回路で構成している。
DP11,DP12,DP13,DP14,DP15とトランジスタTP
11,TP12,TP13,TP14,TP15との直列回路を介して
キャパシタ4P-1,4P-2,4P-3,4P-4,4P-5が
それぞれ接続され、また、交流電源1にそれぞれダイオ
ードDN11,DN12,DN13,DN14,DN15とトランジス
タTN11,TN12,TN13,TN14,TN15との直列回路を
介してキャパシタ4N-1,4N-2,4N-3,4N-4,4
N-5がそれぞれ接続されているとすると、電源電圧の正
極波形の上昇時には、トランジスタTP11は、図8の(a)
に示すように、対応するキャパシタ4P-1の電圧VCP1
1が電源電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定
値VPC1に達したときターンオフする。
示すように、対応するキャパシタ4P-2の電圧VCP12
が電源電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定値
VPC2に達したときターンオフし、トランジスタTP13
は、図8の(c)に示すように、対応するキャパシタ4P-
3の電圧VCP13が電源電圧と等しくなったt2の時点で
ターンオンし、所定値VPC3に達したときターンオフす
る。
示すように、対応するキャパシタ4P-4の電圧VCP14
が電源電圧と等しくなったの時点でターンオンし、所定
値VPC4に達したときターンオフし、トランジスタTP15
は、図8の(e)に示すように、対応するキャパシタ4P-
5の電圧VCP15が電源電圧と等しくなったの時点でター
ンオンし、所定値VPC5に達したときターンオフする。
トランジスタTP14は、図8の(d)に示すように、電源電
圧が所定値まで下降したときターンオンし、対応するキ
ャパシタ4P-4の電圧VCP14が電源電圧と等しくなっ
た時点でターンオフし、トランジスタTP13は、図8の
(c)に示すように、電源電圧が所定値まで下降したとき
ターンオンし、対応するキャパシタ4P-3の電圧VCP1
3が電源電圧と等しくなった時点でターンオフする。
示すように、電源電圧が所定値まで下降したときターン
オンし、対応するキャパシタ4P-2の電圧VCP12が電
源電圧と等しくなった時点でターンオフし、トランジス
タTP11は、図8の(a)に示すように、電源電圧が所定値
まで下降したときターンオンし、対応するキャパシタ4
P-1の電圧VCP11が電源電圧と等しくなった時点でタ
ーンオフする。
VCP11は図8の(a)に示すように変化し、キャパシタ4
P-2の電圧VCP12は図8の(b)に示すように変化し、キ
ャパシタ4P-3の電圧VCP13は図8の(c)に示すように
変化し、キャパシタ4P-4の電圧VCP14は図8の(d)に
示すように変化し、キャパシタ4P-5の電圧VCP15は
図8の(e)に示すように変化する。
の上昇時には、トランジスタTN11は、図8の(a)に示す
ように、対応するキャパシタ4N-1の電圧VCN11が電源
電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定値VNC1
に達したときターンオフする。
示すように、対応するキャパシタ4N-2の電圧が電源電
圧と等しくなったの時点でターンオンし、所定値VNC2
に達したときターンオフし、トランジスタTN13は、図
8の(c)に示すように、対応するキャパシタ4N-3の電
圧が電源電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定
値VNC3に達したときターンオフする。
示すように、対応するキャパシタ4N-4の電圧が電源電
圧と等しくなった時点でターンオンし、所定値VNC4に
達したときターンオフし、トランジスタTN15は、図8
の(e)に示すように、対応するキャパシタ4N-5の電圧
が電源電圧と等しくなった時点でターンオンし、所定値
VNC5に達したときターンオフする。
の下降時には、トランジスタTN14は、図8の(d)に示す
ように、電源電圧が所定値まで下降したときターンオン
し、対応するキャパシタ4N-4の電圧が電源電圧と等し
くなった時点でターンオフし、トランジスタTN13は、
図8の(c)に示すように、電源電圧が所定値まで下降し
たときターンオンし、対応するキャパシタ4N-3の電圧
が電源電圧と等しくなった時点でターンオフする。
示すように、電源電圧が所定値まで下降したときターン
オンし、対応するキャパシタ4N-2の電圧が電源電圧と
等しくなった時点でターンオフし、トランジスタTN11
は、図8の(a)に示すように、電源電圧が所定値まで下
降したときターンオンし、対応するキャパシタ4N-1の
電圧が電源電圧と等しくなった時点でターンオフする。
VCN11は図8の(a)に示すように変化し、キャパシタ4
N-2の電圧VCN12は図8の(b)に示すように変化し、キ
ャパシタ4N-3の電圧VCN13は図8の(c)に示すように
変化し、キャパシタ4N-4の電圧VCN14は図8の(d)に
示すように変化し、キャパシタ4N-5の電圧VCN15は
図8の(e)に示すように変化する。
絶対値の上昇時には、各トランジスタTP11〜TP15、T
N11〜TN15をキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなっ
た時点でターンオンさせることができるので、トランジ
スタをゼロ電圧スイッチングしたときと同様にスイッチ
ング動作でき、スイッチング損失を低減できる。
トランジスタTP11〜TP15、TN11〜TN15を電源電圧が
それぞれにおいて所定値に達したときターンオンさせ、
対応するキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなったと
きターンオフさせるようにしているので、電源電圧が所
定値に達したときにおいて対応するキャパシタの電圧と
の差が小さくなるようにすればターンオンしたときにキ
ャパシタに大きな充電電流が流れ込むことはないので、
損失を低減できる。
ドを直列に介挿したときには、電源電圧における正極波
形の上昇開始とともに各トランジスタTP11〜TP15を全
てターンオンさせ、また、電源電圧における負極波形の
絶対値の上昇開始とともに各トランジスタTN11〜TN15
を全てターンオンさせてもよい。このようにしてもスイ
ッチング損失を低減できる。この場合は、各キャパシタ
に対してダイオードが直列に介挿されるので、正極波形
時にトランジスタT11〜T15を、負極波形時にトランジ
スタTN11〜TN15を全てターンオンさせてもキャパシタ
の充電電圧の方が電源電圧よりも高い期間では、充電電
流は流れない。電源電圧が充電電圧まで上昇した時点で
ダイオードが導通し、スイッチ素子はゼロボルトスイッ
チングする。
スイッチ回路3P-1,…3P-mを、互いに逆極性にして
接続したMOS型電界効果トランジスタTP111,…TP1
m1とMOS型電界効果トランジスタTP112,…TP1m2と
の直列回路で構成し、第1のスイッチ回路3N-1,…3
N-mを、互いに逆極性にして接続したMOS型電界効果
トランジスタTN111,…TN1m1とMOS型電界効果トラ
ンジスタTNP112,…TN1m2との直列回路で構成してい
る。
-mを、互いに逆極性にして接続したMOS型電界効果ト
ランジスタTP211,…TP2m1とMOS型電界効果トラン
ジスタTP212,…TP2m2との直列回路で構成し、第2の
スイッチ回路5N-1,…5N-mを、互いに逆極性にして
接続したMOS型電界効果トランジスタTN211,…TN2
m1とMOS型電界効果トランジスタTN212,…TN2m2と
の直列回路で構成している。
2,…T1m2、TN111,…TN1m1、Tp211,…TP2m1、T
N212,…TN2m2はダイオードとしての機能を果たす。し
かも、充電時はトランジスタTP112,…T1m2、TN11
1,…TN1m1、放電時はトランジスタTp211,…TP2m
1、TN212,…TN2m2に逆方向電流が流れているときで
も、ペアで接続されたスイッチと駆動信号を共通にする
ことで、チャネル抵抗を小さくすることができ、ダイオ
ードを使用する場合に比べて導通損を低減することがで
きる。
1,…TP1m1、TN112,…TN1m2のターンオン及びター
ンオフ制御は、第1実施例のトランジスタTP11〜TP1
m、TN11〜TN1mと同様に行われるので、作用効果は第
1実施例と同様である。
におけるトランジスタTP1m1とTP1m2との直列回路をダ
イオードDPmに代え、トランジスタTN1m1とTNP1m2と
の直列回路をダイオードDNmに代えたもので、その他の
構成は図9と同じである。
シタ4P-m、4N-mに対してトランジスタを使用せずダ
イオードDPm、DNmのみを接続しても、キャパシタ4P
-m、4N-mは他のキャパシタの充電電圧よりも充電電圧
が高いので影響を受けることはない。なお、この回路に
おいても、第1実施例と同様の作用効果が得られるのは
勿論である。
に、交流電源1に全波整流回路2を接続して脈流電源を
構成している。前記全波整流回路2の出力端子に、m個
の昇圧ブロック8-1,…8-mを並列に接続している。
タ4-11,4-12,…4-1rを設け、キャパシタ4-11,4
-12,…4-1rの一端を、それぞれスイッチ回路3-111,
3-121,…3-1r1を介して全波整流回路2の正極出力端
子に接続し、前記キャパシタ4-11,4-12,…4-1rの
他端を、それぞれスイッチ回路3-112,3-122,…3-1
r2を介して全波整流回路2の負極出力端子に接続してい
る。そして、前記キャパシタ4-11,4-12,…4-1(r-
1)の一端と前記キャパシタ4-12,4-13,…4-1rの他
端との間に、スイッチ回路3-113,3-123,…3-1(r-
1)3をそれぞれ接続している。
タ4-m1,4-m2,…4-mrを設け、キャパシタ4-m1,4
-m2,…4-mrの一端を、それぞれスイッチ回路3-m11,
3-m21,…3-mr1を介して全波整流回路2の正極出力端
子に接続し、前記キャパシタ4-m1,4-m2,…4-mrの
他端を、それぞれスイッチ回路3-m12,3-m22,…3-m
r2を介して全波整流回路2の負極出力端子に接続してい
る。そして、前記キャパシタ4-m1,4-m2,…4-m(r-
1)の一端と前記キャパシタ4-m2,4-m3,…4-mrの他
端との間に、スイッチ回路3-m13,3-m23,…3-m(r-
1)3をそれぞれ接続している。なお、他の昇圧ブロック
8-2〜8-(m-1)も同一の構成になっている。
キャパシタ4-1r,…4-mrの一端を第2のスイッチ回路
5-1,…5-mをそれぞれ介して極性反転回路6の一端、
すなわち、スイッチ回路6-1と6-3との接続点に接続
し、前記キャパシタ4-1r,…4-mrの他端をスイッチ回
路3-1r2,…3-mr2をそれぞれ介して前記極性反転回路
6の他端、すなわち、スイッチ回路6-2と6-4との接続
点に接続している。
11〜3-1r1、3-112〜3-1r2は、図1におけるスイッチ
回路3-1と同一のタイミングで同時にターンオン、ター
ンオフしてキャパシタ4-11〜4-1rに図1におけるキャ
パシタ4-1と同じレベルの充電を行うようになってい
る。
路3-m11〜3-mr1、3-112〜3-mr2は、図1におけるス
イッチ回路3-mと同一のタイミングで同時にターンオ
ン、ターンオフしてキャパシタ4-m1〜4-mrに図1にお
けるキャパシタ4-mと同じレベルの充電を行うようにな
っている。なお、他の昇圧ブロック8-2〜8-(m-1)につ
いても同様に動作するようになっている。
路3-113〜3-1(r-1)3及び3-112は、第2のスイッチ回
路5-1と同一のタイミングで同時にターンオン、ターン
オフし、ターンオン時にはキャパシタ4-11〜4-1rを直
列に接続して各キャパシタ4-11〜4-1rの充電電荷を放
電するようになっている。
路3-m13〜3-m(r-1)3及び3-m12は、第2のスイッチ回
路5-mと同一のタイミングで同時にターンオン、ターン
オフし、ターンオン時にはキャパシタ4-m1〜4-mrを直
列に接続して各キャパシタ4-m1〜4-mrの充電電荷を放
電するようになっている。なお、他の昇圧ブロック8-2
〜8-(m-1)についても同様に動作するようになってい
る。
時において、昇圧ブロック8-1のキャパシタ4-11〜4-
1rの充電電圧が全波整流電圧と等しくなると、スイッチ
回路3-111〜3-1r1、3-112〜3-1r2がターンオンし、
全波整流電圧の上昇とともにキャパシタ4-11〜4-1rに
充電電流が流れる。そして、キャパシタ4-11〜4-1rの
充電電圧が所定値になるとスイッチ回路3-111〜3-1r
1、3-112〜3-1r2がターンオフする。
し、全波整流電圧の上昇とともに同様の制御が行われ、
これが順次行われ、最終的に昇圧ブロック8-mのキャパ
シタ4-m1〜4-mrの充電電圧が全波整流電圧と等しくな
ると、スイッチ回路3-m11〜3-mr1、3-112〜3-mr2が
ターンオンし、全波整流電圧の上昇とともにキャパシタ
4-m1〜4-mrに充電電流が流れる。
全波整流電圧が所定値になると、昇圧ブロック8-(m-1)
の該当するスイッチ回路がターンオンし、ブロック内の
キャパシタの充電電圧が全波整流電圧と等しくなると、
該当するスイッチ回路がターンオフする。そして、この
ような制御が全波整流電圧の下降と共に各昇圧ブロック
に対して順次行われ、最終的に全波整流電圧が所定値に
なると、昇圧ブロック8-1のスイッチ回路3-111〜3-1
r1、3-112〜3-1r2がターンオンし、キャパシタ4-11
〜4-1rの充電電圧が全波整流電圧と等しくなると、ス
イッチ回路3-111〜3-1r1、3-112〜3-1r2がターンオ
フする。
には、ターンオン時のキャパシタの電圧と全波整流電圧
との差を無くすことができスイッチ回路のスイッチング
損失を低減できる。また、全波整流電圧の下降時には、
ターンオン時の全波整流電圧とキャパシタ電圧との差を
小さくすることが可能になり、ターンオン時にキャパシ
タに大きな充電電流が流れ込むことはないので、損失を
低減できる。
ッチ回路3-113〜3-1(r-1)3,3-112、…3-m13〜3-m
(r-1)3,3-m12、及び第2のスイッチ回路5-1〜5-m
は、かなり早い周期で交互にオン、オフ動作を行って各
昇圧ブロック8-1,…8-mのキャパシタ4-11〜4-1r、
…4-m1〜4-mrに充電されている電荷を放電する。な
お、放電の際は、スイッチ回路3-111〜3-1r1、…3-m
11〜3-mr1は全てオフさせる。
おいてキャパシタは直列に接続されるので昇圧された電
圧が負荷に供給される。そして、これを連続的に繰り返
す。第2のスイッチ回路5-1,5-2,…5-mが交互にオ
ン、オフ動作を繰り返す周期に同期してスイッチ回路6
-1と6-4がオンしてスイッチ回路6-2と6-3がオフする
制御と、スイッチ回路6-2と6-3がオンしてスイッチ回
路6-1と6-4がオフする制御が交互に繰り返される。こ
うして、負荷7には、高い電圧の高周波電流が供給され
るようになる。
に示すように、昇圧ブロック8-1のスイッチ回路3-11
1,3-121,…3-1r1、3-113,3-123,…3-1(r-1)3
を、MOS型電界効果トランジスタT1111,T1121,…
T11r1、T1113,T1123,…T11(r-1)3で構成し、スイ
ッチ回路3-112,3-122,…3-1r2を、MOS型電界効
果トランジスタT1112,T1122,…T11r2とMOS型電
界効果トランジスタT2112,T2122,…T21(r-1)2との
直列回路で構成している。
-m11,3-m21,…3-mr1、3-m13,3-m23,…3-m(r-
1)3を、MOS型電界効果トランジスタT1m11,T1m2
1,…T1mr1、T1m13,T1m23,…T1m(r-1)3で構成
し、スイッチ回路3-m12,3-m22,…3-mr2を、MOS
型電界効果トランジスタT1m12,T1m22,…T1mr2とM
OS型電界効果トランジスタT2m12,T2m22,…T2m(r
-1)2との直列回路で構成している。
ついても同様の構成になっている。このようにスイッチ
回路をMOS型電界効果トランジスタで構成することが
できる。
に、交流電源1に、m個の正極昇圧ブロック8P-1,…
8P-mを並列に接続すると共にm個の負極昇圧ブロック
8N-1,…8N-mを並列に接続している。
ャパシタ4P-11,4P-12,…4P-1rを設け、キャパ
シタ4P-11,4P-12,…4P-1rの一端を、それぞれ
スイッチ回路3P-111,3P-121,…3P-1r1を介して
交流電源1の一端に接続し、前記キャパシタ4P-11,
4P-12,…4P-1rの他端を、それぞれスイッチ回路3
P-112,3P-122,…3P-1r2を介して交流電源1の他
端に接続している。そして、前記キャパシタ4P-11,
4P-12,…4P-1(r-1)の一端と前記キャパシタ4P-1
2,4P-13,…4P-1rの他端との間に、スイッチ回路
3P-113,3P-123,…3P-1(r-1)3をそれぞれ接続し
ている。なお、他の正極昇圧ブロック8P-2〜8P-mに
ついても同様の構成である。
ャパシタ4N-11,4N-12,…4N-1rを設け、キャパ
シタ4N-11,4N-12,…4N-1rの一端を、それぞれ
スイッチ回路3N-111,3N-121,…3N-1r1を介して
交流電源1の一端に接続し、前記キャパシタ4N-11,
4N-12,…4N-1rの他端を、それぞれスイッチ回路3
N-112,3N-122,…3N-1r2を介して交流電源1の他
端に接続している。そして、前記キャパシタ4N-11,
4N-12,…4N-1(r-1)の一端と前記キャパシタ4N-1
2,4N-13,…4N-1rの他端との間に、スイッチ回路
3N-113,3N-123,…3N-1(r-1)3をそれぞれ接続し
ている。なお、他の負極昇圧ブロック8N-2〜8N-mに
ついても同様の構成である。
8P-mのキャパシタ4P-1r,…の一端を第2のスイッ
チ回路5P-1,…5P-mをそれぞれ介して負荷7の一端
に接続し、前記キャパシタ4P-1r,…の他端をスイッ
チ回路3P-1r2,…をそれぞれ介して負荷7の他端に接
続している。
キャパシタ4N-1r,…の一端を第2のスイッチ回路5
N-1,…5N-mをそれぞれ介して負荷7の一端に接続
し、前記キャパシタ4N-1r,…の他端をスイッチ回路
3N-1r2,…をそれぞれ介して負荷7の他端に接続して
いる。
は、電源電圧の正極波形入力時に動作し、正極昇圧ブロ
ック8P-1のスイッチ回路3P-111〜3P-1r1、3P-1
12〜3P-1r2は、図6におけるスイッチ回路3P-1と同
一のタイミングで同時にターンオン、ターンオフしてキ
ャパシタ4P-11〜4P-1rに図6におけるキャパシタ4
P-1と同じレベルの充電を行うようになっている。な
お、他の正極昇圧ブロック8P-2〜8P-mについても同
様の動作を行うようになっている。
は、電源電圧の負極波形入力時に動作し、負極昇圧ブロ
ック8N-1のスイッチ回路3N-111〜3N-1r1、3N-1
12〜3N-1r2は、図6におけるスイッチ回路3N-1と同
一のタイミングで同時にターンオン、ターンオフしてキ
ャパシタ4N-11〜4N-1rに図6におけるキャパシタ4
N-1と同じレベルの充電を行うようになっている。な
お、他の負極昇圧ブロック8N-2〜8N-mについても同
様の動作を行うようになっている。
ッチ回路3P-113〜3P-1(r-1)3及び3P-112は、図6
のスイッチ回路5P-1と同一のタイミングで同時にター
ンオン、ターンオフし、ターンオン時にはキャパシタ4
P-11〜4P-1rを直列に接続して各キャパシタ4P-11
〜4P-1rの充電電荷を放電するようになっている。こ
のとき、3P-111〜3P-1r1は全てオフさせる。なお、
他の正極昇圧ブロック8P-2〜8P-mについても同様に
動作するようになっている。
ッチ回路3N-113〜3N-1(r-1)3及び3N-112は、図6
のスイッチ回路5N-1と同一のタイミングで同時にター
ンオン、ターンオフし、ターンオン時にはキャパシタ4
N-11〜4N-1rを直列に接続して各キャパシタ4N-11
〜4N-1rの充電電荷を放電するようになっている。こ
のとき、3N-111〜3N-1r1は全てオフさせる。なお、
他の負極昇圧ブロック8N-2〜8N-mについても同様に
動作するようになっている。
の上昇時において、正極昇圧ブロック8P-1のキャパシ
タ4P-11〜4P-1rの充電電圧が電源電圧と等しくなる
と、スイッチ回路3P-111〜3P-1r1、3P-112〜3P
-1r2がターンオンし、電源電圧の上昇とともにキャパシ
タ4P-11〜4P-1rに充電電流が流れる。そして、キャ
パシタ4P-11〜4P-1rの充電電圧が所定値になるとス
イッチ回路3P-111〜3P-1r1、3P-112〜3P-1r2が
ターンオフする。
移行し、電源電圧の上昇とともに同様の制御が行われ、
これが順次行われ、最終的に正極昇圧ブロック8P-mの
キャパシタの充電電圧が電源電圧と等しくなると、該当
するスイッチ回路がターンオンし、電源電圧の上昇とと
もにキャパシタに充電電流が流れる。
ては、電源電圧が所定値になると、正極昇圧ブロック8
P-(m-1)の該当するスイッチ回路がターンオンし、ブロ
ック内のキャパシタの充電電圧が電源電圧と等しくなる
と、該当するスイッチ回路がターンオフする。そして、
このような制御が正極波形の下降と共に各正極昇圧ブロ
ックに対して順次行われ、最終的に電源電圧が所定値に
なると、正極昇圧ブロック8P-1のスイッチ回路3P-1
11〜3P-1r1、3P-112〜3P-1r2がターンオンし、キ
ャパシタ4P-11〜4P-1rの充電電圧が電源電圧と等し
くなると、スイッチ回路3P-111〜3P-1r1、3P-112
〜3P-1r2がターンオフする。
の上昇時において、負極昇圧ブロック8N-1のキャパシ
タ4N-11〜4N-1rの充電電圧が電源電圧と等しくなる
と、スイッチ回路3N-111〜3N-1r1、3N-112〜3N
-1r2がターンオンし、電源電圧の上昇とともにキャパシ
タ4N-11〜4N-1rに充電電流が流れる。そして、キャ
パシタ4N-11〜4N-1rの充電電圧が所定値になるとス
イッチ回路3N-111〜3N-1r1、3N-112〜3N-1r2が
ターンオフする。
移行し、電源電圧の上昇とともに同様の制御が行われ、
これが順次行われ、最終的に負極昇圧ブロック8N-mの
キャパシタの充電電圧が電源電圧と等しくなると、該当
するスイッチ回路がターンオンし、電源電圧の上昇とと
もにキャパシタに充電電流が流れる。
の下降時においては、電源電圧が所定値になると、負極
昇圧ブロック8P-(m-1)の該当するスイッチ回路がター
ンオンし、ブロック内のキャパシタの充電電圧が電源電
圧と等しくなると、該当するスイッチ回路がターンオフ
する。そして、このような制御が負極波形の下降と共に
各負極昇圧ブロックに対して順次行われ、最終的に電源
電圧が所定値になると、負極昇圧ブロック8N-1のスイ
ッチ回路3N-111〜3N-1r1、3N-112〜3N-1r2がタ
ーンオンし、キャパシタ4N-11〜4N-1rの充電電圧が
電源電圧と等しくなると、スイッチ回路3N-111〜3N
-1r1、3N-112〜3N-1r2がターンオフする。
昇時には、ターンオン時のキャパシタの電圧と電源電圧
との差を無くすことができスイッチ回路のスイッチング
損失を低減できる。また、電源電圧の絶対値の下降時に
は、ターンオン時の電源電圧とキャパシタ電圧との差を
小さくすることが可能になり、ターンオン時にキャパシ
タに大きな充電電流が流れ込むことはないので、損失を
低減できる。
のスイッチ回路3P-113〜3P-1(r-1)3,3P-112、…
及びスイッチ回路5P-1〜5P-mは、かなり早い周期で
オン、オフ動作を行って各正極昇圧ブロック8P-1〜8
P-mのキャパシタに充電されている電荷を放電する。こ
のとき、各正極昇圧ブロック8P-1〜8P-mにおいてキ
ャパシタは直列に接続されるので昇圧される。これによ
り高周波の正極波形を負荷7に供給する。なお、5P-1
がオンし放電する際は、3P-111〜3P-1r1は全てオフ
する。他のブロックについても同じである。
-mのスイッチ回路3N-113〜3N-1(r-1)3,3N-112、
…及びスイッチ回路5N-1〜5N-mも、かなり早い周期
で交互にオン、オフ動作を行って各負極昇圧ブロック8
N-1〜8N-mのキャパシタに充電されている電荷を放電
する。このとき、各負極昇圧ブロック8N-1〜8N-mに
おいてキャパシタは直列に接続されるので昇圧される。
これにより高周波の負極波形を負荷7に供給する。5N
-1がオンし放電する際は、3N-111〜3N-1r1は全てオ
フする。他のブロックについても同じである。このよう
にして、正極波形と負極波形を高い周波数で交互に出力
し、負荷7に高い電圧の高周波電流を供給することにな
る。
図14に示すように、正極昇圧ブロック8P-1のスイッ
チ回路3P-111,3P-121,…3P-1r1、3P-113,3
P-123,…3P-1(r-1)3を、MOS型電界効果トランジ
スタTP1111,TP1121,…TP11r1、TP1113,TP112
3,…TP11(r-1)3で構成し、スイッチ回路3P-112,3
P-122,…3P-1r2を、MOS型電界効果トランジスタ
TP1112,TP1122,…TP11r2とMOS型電界効果トラ
ンジスタTP2112,TP2122,…TP21(r-1)2との直列回
路で構成している。なお、他の正極昇圧ブロック8P-2
〜8P-mについても同様の構成になっている。
回路3N-111,3N-121,…3N-1r1、3N-113,3N
-123,…3N-1(r-1)3を、MOS型電界効果トランジス
タTN1111,TN1121,…TN11r1、TN1113,TN1123,
…TN11(r-1)3で構成し、スイッチ回路3N-112,3N-
122,…3N-1r2を、MOS型電界効果トランジスタTN
1112,TN1122,…TN11r2とMOS型電界効果トランジ
スタTN2112,TN2122,…TN21(r-1)2との直列回路で
構成している。なお、他の負極昇圧ブロック8N-2〜8
N-mについても同様の構成になっている。このようにス
イッチ回路をMOS型電界効果トランジスタで構成する
ことができる。
図2の回路において、全波整流回路2で全波整流された
整流波形の電圧上昇時において、スイッチ回路であるト
ランジスタT11〜T1mを、対応するキャパシタ4-1〜4
-mの電圧が全波整流波形の電圧と等しくなったときター
ンオンし、このターンオンから所定の時間が経過した時
点でターンオフし、また、整流波形の電圧下降時におい
て、トランジスタT11〜T1mを、全波整流電圧がそれぞ
れにおいて所定値に達したときターンオンし、対応する
キャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が全波整流電圧と
等しくなったときターンオフする場合について説明す
る。
m、各トランジスタT11〜T1m、各キャパシタ4-1〜4-
mからなる回路のうち、ダイオードD1k、トランジスタ
T1k及びキャパシタ4-kの直列回路について述べるが、
他の回路においても構成は同じである。
力端子に抵抗R1、R2の直列分圧回路を並列に接続する
とともに、抵抗R3、R4の直列分圧回路を並列に接続し
ている。そして、前記抵抗R1、R2の接続点を、コンパ
レータCP1、CP3の反転入力端子(-)にそれぞれ接続
するとともに電源勾配検出回路PCの入力端子に接続し
ている。また、前記抵抗R3、R4の接続点を、コンパレ
ータCP2の非反転入力端子(+)に接続している。
AMP、抵抗、コンデンサによって構成された微分回路
からなり、入力電圧波形を微分して勾配が上昇方向か下
降方向かを検出し、勾配が上昇方向のときには演算増幅
器AMP1の出力はローレベルとなり、勾配が下降方向
のときには演算増幅器AMP1の出力はハイレベルとな
る。そして、演算増幅器AMP1の出力を反転回路NO
T1で反転して3入力アンドゲートAND1に入力してい
る。また、演算増幅器AMP1の出力をバッファ回路B
Fを介して3入力アンドゲートAND2に入力してい
る。
列分圧回路を並列に接続するとともに、抵抗R7、R8の
直列分圧回路を並列に接続している。そして、前記抵抗
R5、R6の接続点を前記コンパレータCP1の非反転入
力端子(+)に接続し、前記抵抗R7、R8の接続点を前記
コンパレータCP2の反転入力端子(-)に接続している。
の接続点電圧と抵抗R3、R4の接続点電圧から、整流波
形電圧とキャパシタ4-kの電圧が等しくなるのを検出
し、両電圧が等しくなると出力レベルをローレベルにす
るようになっている。
カウンタCN1に入力するとともに反転回路NOT2を介
して前記アンドゲートAND1に入力している。前記カ
ウンタCN1は、トランジスタT1kをターンオフさせる
ための所定時間をカウントするもので、所定時間をカウ
ントすると出力をハイレベルからローレベルに反転する
ようになっている。前記カウンタCN1の出力を前記ア
ンドゲートAND1に入力している。
とキャパシタ4-kの電圧を比較し、整流波形電圧が高い
ときには出力をハイレベルとし、整流波形電圧がキャパ
シタ4-kの電圧と等しくなるか、キャパシタ4-kの電圧
より低くなると出力をローレベルに反転するようになっ
ている。そして、コンパレータCP2の出力を前記アン
ドゲートAND2に入力している。
子(+)に基準電圧Vref1が入力され、整流波形電圧が所
定値である基準電圧Vref1よりも低くなると出力をロー
レベルからハイレベルに反転するようになっている。そ
して、コンパレータCP3の出力を前記アンドゲートA
ND2に入力している。
力を前記トランジスタT1kの駆動回路MCに入力してい
る。前記駆動回路MCはアンドゲートAND1、AND2
の一方の出力がハイレベルのときトランジスタT1kをオ
ン駆動するようになっている。
に示す整流波形電圧Vrecが上昇しているときには、電
源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力は図1
6の(b)に示すようにローレベルになり、反転回路NO
T1の出力は図16の(c)に示すようにハイレベルにな
る。また、整流波形電圧Vrecが下降しているときに
は、電源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力
は図16の(b)に示すようにハイレベルになり、反転回
路NOT1の出力は図16の(c)に示すようにローレベル
になる。
流波形電圧Vrecがキャパシタ4-kの電圧Vckと等しく
なると、図16の(d)に示すようにコンパレータCP1の
出力がハイレベルからローレベルに反転する。これによ
りカウンタCN1がカウントを開始し、図16の(e)に示
すようにカウンタCN1の出力がハイレベルになる。
ゲートAND1の出力がハイレベルとなり、駆動回路M
CはトランジスタT1kをターンオンする。これにより、
キャパシタ4-kにはトランジスタT1kを介して充電電流
が流れ、キャパシタ4-kの充電電圧Vckは整流波形電圧
Vrecとともに上昇する。
ントすると、図16の(e)に示すようにカウンタCN1の
出力がローレベルになる。これにより、図16の(f)に
示すようにアンドゲートAND1の出力もローレベルと
なり、駆動回路MCはトランジスタT1kをターンオフす
る。
ャパシタ4-kの充電電圧Vckは放電により徐々に低下す
るようになる。一方、整流波形電圧Vrecは引き続き上
昇する。従って、コンパレータCP2の出力は、図16
の(g)に示すようにローレベルからハイレベルに反転す
る。さらに、整流波形電圧Vrecが基準電圧Vref1に相
当する電圧に達すると、すなわち、コンパレータCP3
の反転入力端子(-)に入力する電圧が基準電圧Vref1に
達すると、図16の(h)に示すように、コンパレータC
P3の出力がハイレベルからローレベルに反転する。
値を経由して下降するようになると、演算増幅器AMP
1の出力は図16の(b)に示すようにハイレベルに反転
し、反転回路NOT1の出力は図16の(c)に示すように
ローレベルに反転する。
圧Vref1に相当する電圧よりも低下するようになると、
図16の(h)に示すように、コンパレータCP3の出力が
ローレベルからハイレベルに反転し、アンドゲートAN
D2の出力が図16の(i)に示すようにハイレベルにな
る。
T1kをターンオンし、キャパシタ4-kにはトランジスタ
T1kを介して充電電流が流れ、キャパシタ4-kの充電電
圧Vckは上昇する。そして、キャパシタ4-kの充電電圧
Vckが整流波形電圧Vrecに達すると、コンパレータC
P2の出力が、図16の(g)に示すようにハイレベルから
ローレベルに反転し、アンドゲートAND2の出力が図
16の(i)に示すようにローレベルになる。
においてトランジスタT1kをターンオンさせた後、ター
ンオフさせる制御をカウンタCN1により時間で制御す
ることもできる。
流電圧の上昇時には、トランジスタをゼロ電圧スイッチ
ングしたときと同様にスイッチング動作でき、スイッチ
ング損失を低減できる。また、全波整流電圧の下降時に
は、全波整流電圧が基準電圧Vref1で設定した所定値に
達したときにおいて対応するキャパシタの電圧との差を
小さくすることができ、ターンオンしたときにキャパシ
タに大きな充電電流が流れ込むことはないので、損失を
低減できる。
図2の回路において、全波整流回路2で全波整流された
整流波形の電圧上昇時において、スイッチ回路であるト
ランジスタT11〜T1mを、電圧の上昇開始とともにター
ンオンし、対応するキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電
圧が所定値に達したときにターンオフし、また、整流波
形の電圧下降時において、トランジスタT11〜T1mを、
対応するキャパシタ4-1,4-2,…4-mの電圧が所定値
に達したときにターンオンし、対応するキャパシタ4-
1,4-2,…4-mの電圧が全波整流電圧と等しくなった
ときターンオフする場合について説明する。
m、各トランジスタT11〜T1m、各キャパシタ4-1〜4-
mからなる回路のうち、ダイオードD1k、トランジスタ
T1k及びキャパシタ4-kの直列回路について述べるが、
他の回路においても構成は同じである。
力端子に抵抗R1、R2の直列分圧回路を並列に接続する
とともに、抵抗R3、R4の直列分圧回路を並列に接続し
ている。そして、前記抵抗R1、R2の接続点を、コンパ
レータCP4の反転入力端子(-)に接続するとともに電源
勾配検出回路PCの入力端子に接続している。また、前
記抵抗R3、R4の接続点を、コンパレータCP6の反転
入力端子(-)に接続している。
AMP、抵抗、コンデンサによって構成された微分回路
からなり、入力電圧波形を微分して勾配が上昇方向か下
降方向かを検出し、勾配が上昇方向のときには演算増幅
器AMP1の出力はローレベルとなり、勾配が下降方向
のときには演算増幅器AMP1の出力はハイレベルとな
る。そして、演算増幅器AMP1の出力を反転回路NO
T1で反転して2入力アンドゲートAND3に入力してい
る。また、演算増幅器AMP1の出力を2入力アンドゲ
ートAND4、AND5にそれぞれ入力している。
列分圧回路を並列に接続するとともに、抵抗R7、R8の
直列分圧回路を並列に接続している。そして、前記抵抗
R5、R6の接続点をコンパレータCP5の反転入力端子
(-)に接続し、前記抵抗R7、R8の接続点を前記コンパ
レータCP6の非反転入力端子(+)に接続している。
子(+)に基準電圧Vref2が入力され、整流波形電圧が所
定値である基準電圧Vref2よりも高くなると出力をハイ
レベルからローレベルに反転するようになっている。そ
して、コンパレータCP4の出力を前記アンドゲートA
ND3に入力している。
子(+)に基準電圧Vref3が入力され、キャパシタ4-kの
電圧が所定値である基準電圧Vref3よりも低下しようと
すると出力がパルス状に立ち上がるようになっている。
そして、コンパレータCP5の出力を前記アンドゲート
AND4に入力している。
の接続点電圧と抵抗R7、R8の接続点電圧から、整流波
形電圧とキャパシタ4-kの電圧が等しくなるのを検出
し、両電圧が等しくなると出力レベルをハイレベルにす
るようになっている。そして、コンパレータCP6の出
力を前記アンドゲートAND5に入力している。
リップフロップFF1のS入力端子に入力し、前記アン
ドゲートAND5の出力を前記フリップフロップFF1の
R入力端子に入力している。そして、前記アンドゲート
AND3の出力及び前記フリップフロップFF1のQ出力
端子からの出力を前記トランジスタT1kの駆動回路MC
に入力している。前記駆動回路MCはアンドゲートAN
D3の出力及びフリップフロップFF1のQ出力のいずれ
かがハイレベルのときトランジスタT1kをオン駆動する
ようになっている。
に示す整流波形電圧Vrecが上昇しているときには、電
源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力は図1
8の(b)に示すようにローレベルになり、反転回路NO
T1の出力は図18の(c)に示すようにハイレベルにな
る。また、整流波形電圧Vrecが下降しているときに
は、電源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力
は図18の(b)に示すようにハイレベルになり、反転回
路NOT1の出力は図18の(c)に示すようにローレベル
になる。
時点では、コンパレータCP4の反転入力端子(-)に入力
する電圧が基準電圧Vref2よりも低いのでコンパレータ
CP4の出力はハイレベルとなる。従って、図18の(e)
に示すようにアンドゲートAND3の出力がハイレベル
となり、駆動回路MCはトランジスタT1kをターンオン
する。
ても、キャパシタ4-kの電圧Vckは整流波形電圧Vrec
より高いのでダイオードD1kはオフ状態を維持し、キャ
パシタ4-kに充電電流は流れない。そして、整流波形電
圧Vrecがキャパシタ4-kの電圧VckにダイオードD1k
の順方向電圧を加算した電圧よりも高くなると、ダイオ
ードD1kが導通してキャパシタ4-kに充電電流が流れる
ようになる。
圧Vckに達すると、図18の(g)に示すようにコンパレ
ータCP6の出力がハイレベルからローレベルに反転す
る。また、キャパシタ4-kの電圧Vckが充電により上昇
しコンパレータCP5の反転入力端子(-)に入力する電圧
が基準電圧Vref3に達すると、図18の(f)に示すよう
にコンパレータCP5の出力がハイレベルからローレベ
ルに反転する。
ータCP4の反転入力端子(-)に入力する電圧が基準電圧
Vref2に達すると、図18の(d)に示すようにコンパレ
ータCP4の出力はハイレベルからローレベルに反転す
る。これにより、アンドゲートAND3の出力がローレ
ベルに反転し、駆動回路MCはトランジスタT1kをター
ンオフする。
ャパシタ4-kの電圧Vckは放電により徐々に低下するよ
うになる。一方、整流波形電圧Vrecは引き続き上昇す
る。そして、整流波形電圧Vrecがピーク値を経由して
下降するようになると、演算増幅器AMP1の出力は図
18の(b)に示すようにハイレベルに反転し、反転回路
NOT1の出力は図18の(c)に示すようにローレベルに
反転する。
基準電圧Vref3に相当する電圧よりも低下するようにな
ると、図18の(f)に示すようにコンパレータCP5の出
力がパルス状に立ち上がり、このパルスがアンドゲート
AND4を介して図18の(h)に示すようにフリップフロ
ップFF1のS入力端子に入力する。
ットされ、図18の(j)に示すようにQ出力がハイレベ
ルになるので、駆動回路MCはトランジスタT1kをター
ンオンし、キャパシタ4-kにはトランジスタT1kを介し
て充電電流が流れ、キャパシタ4-kの充電電圧Vckは上
昇する。
ef2に相当する電圧よりも低下するようになると、図1
8の(d)に示すようにコンパレータCP4の出力がローレ
ベルからハイレベルに反転する。そして、キャパシタ4
-kの電圧Vckが整流波形電圧Vrecに達すると、コンパ
レータCP6の出力が、図18の(g)に示すようにローレ
ベルからハイレベルに反転し、アンドゲートAND5の
出力がハイレベルに反転する。
リップフロップFF1のR入力端子にハイレベル信号が
入力し、フリップフロップFF1はリセットされ、図1
8の(j)に示すようにQ出力がローレベルに反転するの
で、駆動回路MCはトランジスタT1kをターンオフし、
キャパシタ4-kは再び放電するようになる。
始とともにトランジスタT1kをターンオンさせても、キ
ャパシタ4-kの電圧Vckと整流波形電圧Vrecが等しく
なった時点でトランジスタT1kをターンオンさせる場合
と同様の作用効果が得られる。従って、この実施の形態
においても、全波整流電圧の上昇時には、トランジスタ
をゼロ電圧スイッチングしたときと同様にスイッチング
動作でき、スイッチング損失を低減できる。
形電圧Vrecが基準電圧Vref3で設定した所定値に達し
たときトランジスタT1kがターンオンするので、基準電
圧Vref3の設定によりターンオンしたときの整流波形電
圧Vrecとキャパシタの電圧との差を小さくすることが
できる。従って、下降時においてターンオンしたときに
キャパシタに大きな充電電流が流れ込むことはないの
で、損失を低減できる。
図2の回路において、全波整流回路2で全波整流された
整流波形の電圧上昇時において、スイッチ回路であるト
ランジスタT11〜T1mを、ターンオン状態において対応
するキャパシタに所定の電荷が流入した時点でターンオ
フし、また、整流波形の電圧下降時において、トランジ
スタT11〜T1mを、電圧上昇時のターンオフから所定の
時間が経過した時点でターンオンし、その後は電圧上昇
時にターンオフするまでオン状態を維持する場合につい
て説明する。
m、各トランジスタT11〜T1m、各キャパシタ4-1〜4-
mからなる回路のうち、ダイオードD1k、トランジスタ
T1k及びキャパシタ4-kの直列回路について述べるが、
他の回路においても構成は同じである。
力端子に抵抗R1、R2の直列分圧回路を並列に接続して
いる。そして、前記抵抗R1、R2の接続点を電源勾配検
出回路PCの入力端子に接続している。
AMP、抵抗、コンデンサによって構成された微分回路
からなり、入力電圧波形を微分して勾配が上昇方向か下
降方向かを検出し、勾配が上昇方向のときには演算増幅
器AMP1の出力はローレベルとなり、勾配が下降方向
のときには演算増幅器AMP1の出力はハイレベルとな
る。そして、演算増幅器AMP1の出力を反転回路NO
T1で反転して2入力アンドゲートAND6に入力してい
る。また、演算増幅器AMP1の出力を2入力アンドゲ
ートAND7に入力している。
レントトランスCTで検出し、このカレントトランスC
Tの出力を抵抗R9とコンデンサC1からなる積分回路で
積分している。そして、積分回路の出力をコンパレータ
CP7の非反転入力端子(+)に入力している。前記コンパ
レータCP7は、反転入力端子(-)に基準電圧Vref4が入
力され、積分回路の出力が基準電圧Vref4に達したとき
パルス信号を出力するようになっている。
を前記アンドゲートAND6に入力するとともにカウン
タCN2に入力している。前記カウンタCN2は、所定時
間をカウントするもので、時間をカウントしている期間
のみ出力をハイレベルにするものである。そして、前記
カウンタCN2の出力を反転回路NOT2を介して前記ア
ンドゲートAND7に入力している。
リップフロップFF2のR入力端子に入力し、前記アン
ドゲートAND7の出力をRSフリップフロップFF2の
S入力端子に入力している。そして、前記フリップフロ
ップFF2のQ出力端子からの出力を前記トランジスタ
T1kの駆動回路MCに入力している。前記駆動回路MC
はフリップフロップFF2のQ出力がハイレベルのとき
トランジスタT1kをオン駆動するようになっている。
に示す整流波形電圧Vrecが上昇しているときには、電
源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力は図2
0の(b)に示すようにローレベルになり、反転回路NO
T1の出力は図20の(c)に示すようにハイレベルにな
る。また、整流波形電圧Vrecが下降しているときに
は、電源勾配検出回路PCの演算増幅器AMP1の出力
は図20の(b)に示すようにハイレベルになり、反転回
路NOT1の出力は図20の(c)に示すようにローレベル
になる。
の電圧VckにダイオードD1kの順方向電圧を加算した電
圧に達すると、ダイオードD1kを介してキャパシタ4-k
に充電電流が流れる。この充電電流をカレントトランス
CTが検出し、このカレントトランスCTからの出力を
積分回路が積分するので、コンデンサC1の両端間に発
生する電圧Vaは図20の(d)に示すように変化する。
と、コンパレータCP7は図20の(e)に示すようなパル
ス信号を出力する。このパルス信号はアンドゲートAN
D6を介して図20の(g)に示すようにフリップフロップ
FF2のR入力端子に入力する。これにより、フリップ
プロップFF2はリセットされ、そのQ出力は図20の
(i)に示すようにハイレベルからローレベルに反転し、
駆動回路MCはトランジスタT1kをターンオフする。ト
ランジスタT1kをターンオフすると、キャパシタ4-kの
電圧Vckは放電により徐々に低下するようになる。
により、時間カウント動作を開始し、図20の(f)に示
すように出力をハイレベルにする。整流波形電圧Vrec
はその後も上昇し、やがてピーク値を経由して下降する
ようになる。整流波形電圧Vrecが下降すると、演算増
幅器AMP1の出力は図20の(b)に示すようにハイレベ
ルに反転し、反転回路NOT1の出力は図20の(c)に示
すようにローレベルに反転する。
をカウントして出力をハイレベルからローレベルに反転
すると、反転回路NOT2の出力がローレベルからハイ
レベルに反転するので、アンドゲートAND7からフリ
ップフロップFF2のS入力端子への入力が図20の(h)
に示すようにローレベルからハイレベルに立ち上がり、
フリッププロップFF2はセットされる。
出力は図20の(i)に示すようにローレベルからハイレ
ベルに反転し、駆動回路MCはトランジスタT1kをター
ンオンし、キャパシタ4-kにはトランジスタT1kを介し
て充電電流が流れ、キャパシタ4-kの電圧Vckは上昇す
る。
4-kの電圧Vckよりも低下するようになるとキャパシタ
4-kへの充電が停止され、キャパシタ4-kの電圧Vckは
放電により徐々に低下するようになる。
流れはじめてから積分回路の出力電圧Vaが基準電圧Vr
ef4に達したとき所定の電荷が流入したとして、トラン
ジスタT1kをターンオフさせ、その後はカウンタCN2
が所定の時間をカウントするまでターンオフを継続さ
せ、それ以外においてはトランジスタT1kをオン状態に
させる制御を行っても、キャパシタ4-kの電圧Vckと整
流波形電圧Vrecが等しくなった時点でトランジスタT1
kをターンオンさせる場合と同様の作用効果が得られ
る。
整流電圧の上昇時には、トランジスタをゼロ電圧スイッ
チングしたときと同様にスイッチング動作でき、スイッ
チング損失を低減できる。また、全波整流電圧の下降時
には、カウンタCN2のカウントする時間の設定により
ターンオンしたときの整流波形電圧Vrecとキャパシタ
の電圧との差を小さくすることができる。
作と、キャパシタ4-kの電圧変化について述べたが、例
えば、全波整流回路2にそれぞれダイオードD11,D1
2,D13,D14,D15とトランジスタT11,T12,T1
3,T14,T15との直列回路を介してキャパシタ4-1,
4-2,4-3,4-4,4-5がそれぞれ接続されている場合
には図21に示すような動作になる。
(f)に示すようにオン、オフ動作を行い、キャパシタ4-
1の充電電圧は図21の(a)に示すように変化する。ま
た、トランジスタT12は、図21の(g)に示すようにオ
ン、オフ動作を行い、キャパシタ4-2の充電電圧は図2
1の(b)に示すように変化する。また、トランジスタT1
3は、図21の(h)に示すようにオン、オフ動作を行い、
キャパシタ4-3の充電電圧は図21の(c)に示すように
変化する。また、トランジスタT14は、図21の(i)に
示すようにオン、オフ動作を行い、キャパシタ4-4の充
電電圧は図21の(d)に示すように変化する。さらに、
トランジスタT15は、図21の(j)に示すようにオン、
オフ動作を行い、キャパシタ4-5の充電電圧は図21の
(e)に示すように変化する。
スイッチ回路を使用してキャパシタに電源電圧に応じた
電圧を充電する場合に、キャパシタの充電に伴う損失を
低減できる電源装置を提供できる。
構成図。
ャパシタの電圧変化との関係並びに各トランジスタのオ
ン、オフタイミングを示す図。
成図。
成図。
構成図。
シタの電圧変化との関係を示す図。
成図。
構成図。
図。
路構成図。
図。
路構成図。
成図。
図。
成図。
図。
成図。
図。
キャパシタの電圧変化との関係並びに各トランジスタの
オン、オフタイミングの一例を示す図。
Claims (35)
- 【請求項1】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、対応す
るキャパシタの電圧が所定値に達したときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、ターン
オンしてから所定の時間が経過した時点でターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項3】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、ターン
オンしてから所定の電荷が流入した時点でターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項4】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、次段の
キャパシタの電圧が前記脈流電源の電源電圧と等しくな
ったときターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項5】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、前
記各キャパシタの電圧がそれぞれにおいて所定値に達し
たときターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項6】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、タ
ーンオンしてからそれぞれにおいて所定の時間が経過し
た時点でターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項7】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、タ
ーンオンしてからそれぞれにおいて所定の電荷が流入し
た時点でターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項8】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、そ
れぞれにおいて対応するキャパシタの次段のキャパシタ
の電圧が前記脈流電源の電源電圧と等しくなったときタ
ーンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項9】 脈流電源に複数のキャパシタを接続し、
それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電し、
各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負荷に
出力電圧を供給するように構成された電源装置におい
て、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、前記脈流電源の電源電圧がそれぞれにお
いて所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項10】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなったときターンオフすることを特徴とす
る電源装置。 - 【請求項11】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項12】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフする
ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項13】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、それぞれ電源電圧絶対値の上昇時にター
ンオフしてから所定の時間が経過した時点でターンオン
し、対応するキャパシタの電圧が電源電圧と等しくなっ
たときターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項14】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタに対して流入する電
荷量が電源電圧絶対値の上昇時における流入電荷量より
も小さくなるタイミングでターンオンし、対応するキャ
パシタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフ
することを特徴とする電源装置。 - 【請求項15】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、対応す
るキャパシタの電圧が所定値に達したときターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなったときターンオフすることを特徴とす
る電源装置。 - 【請求項16】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、ターン
オンしてから所定の電荷が流入した時点でターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなったときターンオフすることを特徴とす
る電源装置。 - 【請求項17】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、次段の
キャパシタの電圧が前記脈流電源の電源電圧と等しくな
ったときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなったときターンオフすることを特徴とす
る電源装置。 - 【請求項18】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、対応す
るキャパシタの電圧が所定値に達したときターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項19】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、ターン
オンしてから所定の電荷が流入した時点でターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項20】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、次段の
キャパシタの電圧が前記脈流電源の電源電圧と等しくな
ったときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフす
ることを特徴とする電源装置。 - 【請求項21】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、対応す
るキャパシタの電圧が所定値に達したときターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフする
ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項22】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、ターン
オンしてから所定の電荷が流入した時点でターンオフ
し、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフする
ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項23】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれスイッチ回路を接続し、前
記脈流電源からの脈流を、それぞれスイッチ回路を介し
て対応するキャパシタに充電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタの電圧が前記脈流電
源の電源電圧と等しくなったときターンオンし、次段の
キャパシタの電圧が前記脈流電源の電源電圧と等しくな
ったときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなったときターンオフする
ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項24】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、前
記各キャパシタの電圧がそれぞれにおいて所定値に達し
たときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなった時点から電源電圧がゼロに低下する
までの間にターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項25】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、タ
ーンオンしてからそれぞれにおいて所定の電荷が流入し
た時点でターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときターンオンし、対応するキャパシタの電圧が電源
電圧と等しくなった時点から電源電圧がゼロに低下する
までの間にターンオフすることを特徴とする電源装置。 - 【請求項26】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、前
記各キャパシタの電圧がそれぞれにおいて所定値に達し
たときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなった時点から電源電圧
がゼロに低下するまでの間にターンオフすることを特徴
とする電源装置。 - 【請求項27】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、タ
ーンオンしてからそれぞれにおいて所定の電荷が流入し
た時点でターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、対応するキャパ
シタの電圧が電源電圧と等しくなった時点から電源電圧
がゼロに低下するまでの間にターンオフすることを特徴
とする電源装置。 - 【請求項28】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、前
記各キャパシタの電圧がそれぞれにおいて所定値に達し
たときターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなった時点から電源電圧が
ゼロに低下するまでの間にターンオフすることを特徴と
する電源装置。 - 【請求項29】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時には、前記各ス
イッチ回路を、上昇開始とともに全てターンオンし、タ
ーンオンしてからそれぞれにおいて所定の電荷が流入し
た時点でターンオフし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、対応するキャパシ
タの電圧が電源電圧と等しくなった時点から電源電圧が
ゼロに低下するまでの間にターンオフすることを特徴と
する電源装置。 - 【請求項30】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときにターンオンし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時に、前記キャパ
シタの電圧がそれぞれにおいて所定値に達してターンオ
フするまで、オン状態を継続させることを特徴とする電
源装置。 - 【請求項31】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が所定値に達し
たときにターンオンし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時に前記キャパシ
タに所定の電荷が流入してターンオフするまで、オン状
態を継続させることを特徴とする電源装置。 - 【請求項32】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときにターンオンし、前記脈流電源
の電源電圧絶対値の上昇時に、前記各キャパシタの電圧
がそれぞれにおいて所定値に達してターンオフするま
で、オン状態を継続させることを特徴とする電源装置。 - 【請求項33】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧と電源電圧との
差が所定値に達したときターンオンし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時に前記キャパシ
タに所定の電荷が流入してターンオフするまで、オン状
態を継続させることを特徴とする電源装置。 - 【請求項34】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、前記脈流電源の電
源電圧絶対値の上昇時に、前記各キャパシタの電圧がそ
れぞれにおいて所定値に達したときターンオフするま
で、オン状態を継続させることを特徴とする電源装置。 - 【請求項35】 脈流電源に複数のキャパシタを接続
し、それぞれ異なる電源となるようにキャパシタを充電
し、各キャパシタを択一的に負荷に接続することで、負
荷に出力電圧を供給するように構成された電源装置にお
いて、 前記各キャパシタにそれぞれダイオードを直列に介挿し
たスイッチ回路を接続し、前記脈流電源からの脈流を、
それぞれスイッチ回路を介して対応するキャパシタに充
電するようにし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の下降時には、前記各ス
イッチ回路を、対応するキャパシタ電圧が電源電圧の所
定の割合に達したときターンオンし、 前記脈流電源の電源電圧絶対値の上昇時に前記キャパシ
タに所定の電荷が流入してターンオフするまで、オン状
態を継続させることを特徴とする電源装置。
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- 2001-09-27 JP JP2001295285A patent/JP4765235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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