JP2003110825A - 合焦制御方法及び画像読取装置 - Google Patents

合焦制御方法及び画像読取装置

Info

Publication number
JP2003110825A
JP2003110825A JP2001298367A JP2001298367A JP2003110825A JP 2003110825 A JP2003110825 A JP 2003110825A JP 2001298367 A JP2001298367 A JP 2001298367A JP 2001298367 A JP2001298367 A JP 2001298367A JP 2003110825 A JP2003110825 A JP 2003110825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
image
search
projection lens
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001298367A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Sakaguchi
恭伸 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001298367A priority Critical patent/JP2003110825A/ja
Publication of JP2003110825A publication Critical patent/JP2003110825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の読み取りに際して、オートフォーカス
を確実に行う。 【解決手段】 プレスキャン処理によって読取条件の設
定等を行った後に、フォーカスサーチ処理を行う。この
フォーカスサーチ処理によって合焦位置を求め、焦点位
置合わせを行う。フォーカスサーチ処理によって合焦位
置が探索不可能な場合に、読取条件を変更して再度フォ
ーカスサーチ処理を行う。厚みの異なるスライドマウン
トであっても、確実にオートフォーカスすることができ
る。この後、ファインスキャン処理によってスライドマ
ウント中の写真フイルムの画像を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルム等の
読取対象原稿の記録面に焦点合わせを行う合焦制御方法
と、この合焦制御方法を用いて焦点合わせを行い、読取
対象原稿に記録された画像を光学的に読み取る画像読取
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像が記録された写真フイルムに対して
読取光を照射し、レンズ装置を用いて光学像をCCDイ
メージセンサに結像して画像を光学的に読み取り、光電
変換によって得られた画像データに対して各種の画像処
理を施した後にディスプレイに処理後の画像を表示した
り、画像のハードコピーを行う写真処理システムが広く
知られている。この写真処理システムは、フイルム画像
を面露光により直接印画紙に記録する従来のシステムと
比較して、画像処理により記録画像の画質を自在に調節
することができるという特長がある。
【0003】例えば、特開平11−112714号公報
では、スライドマウントから画像を読み取る画像読取装
置が提案されている。スライドマウントは画像が記録さ
れたコマ単位の写真フイルムとこの写真フイルムの周囲
を挟みこんで保持する枠体とにより構成されている。こ
の画像読取装置では、スライドマウントを1枚づつ画像
読取位置に送り出して前記画像を予備的に読み取るプレ
スキャンを行って、画像の濃度等に応じた読み取り条件
(例えば、画像を照射する光量や、画像を読み取るため
のCCDの電荷蓄積時間など)を演算し決定している。
そして、この決定した読み取り条件で画像を高解像度で
読み取るファインスキャンを行っている。これらプレス
キャン及びファインスキャンでは、スライドマウントを
保持するキャリア本体を定速搬送することにより、スラ
イドマウントの画像を読み取っている。
【0004】ところで、スライドマウントはメーカーの
違い等によって、その厚みが異なっている。このため、
写真フイルムの感光乳剤面位置がスライドマウントの搬
送路から一定位置になることがなく、画像を読み取る場
合に、各スライドマウント毎にオートフォーカス(合焦
制御)する必要がある。このため、投影レンズと、この
投影レンズによって形成された原稿の画像を光電変換す
るイメージセンサとを支持する支持部材を光軸方向で移
動自在に設け、この支持部材を前記投影レンズの光軸方
向に移動させることにより、合焦制御を行っている。
【0005】この合焦制御では、まず前記支持部材を予
め定めたフォーカスサーチエリア内で前記光軸方向に移
動しながら、画像コントラストを算出する方式により前
記投影レンズの結像面が前記イメージセンサ上に位置す
る合焦状態になった時の前記支持部材の位置を合焦位置
として探索するフォーカスサーチ処理を行っている。こ
のフォーカスサーチ機能により探索した合焦位置に前記
支持部材を位置決めすることで、前記投影レンズの焦点
調節が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スラ
イドマウントは多種多様であるため、その厚み変化が大
きいと、フォーカスサーチ範囲を超えてしまう場合があ
り、フォーカスサーチ不能となって、装置が停止してし
まうことがある。また、画像コントラストを算出する方
法では、画像のシーンによっては十分なコントラストが
得られないこともあり、この場合にもフォーカスサーチ
不能になってしまう。
【0007】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
のであり、合焦位置を確実に探索することができるよう
にした合焦制御方法及び画像読取装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の合焦制御方法では、投影レンズと、
この投影レンズによって形成された原稿の画像を光電変
換するイメージセンサと、前記投影レンズとイメージセ
ンサとを支持し、前記投影レンズの光軸方向に移動可能
な支持部材とを有し、前記支持部材を前記光軸方向に移
動しながら、画像コントラストを算出することにより前
記投影レンズの結像面が前記イメージセンサ上に位置す
る合焦状態になった時の前記支持部材の位置を合焦位置
として探索するフォーカスサーチ機能を有し、このフォ
ーカスサーチ機能により探索した合焦位置に前記支持部
材を位置決めして前記投影レンズの焦点調節を行う合焦
制御方法において、前記フォーカスサーチ機能により合
焦位置の探索が不可能になった場合に、読取条件を変更
して再度のフォーカスサーチ処理を行うようにしてい
る。
【0009】なお、前記再度のフォーカスサーチ処理
は、オートフォーカス判定対象となる原稿上の領域また
はイメージセンサの領域を変更して行うことが好まし
い。また、前記再度のフォーカスサーチ処理は、予め決
定されているフォーカスサーチエリアをシフトさせて行
うことが好ましい。さらには、前記再度のフォーカスサ
ーチ処理は、前記イメージセンサへの入射光の色成分を
変更して行うことが好ましい。また、上記のような合焦
制御方法を用いて、画像読取を行うことにより、確実に
合焦位置を探索することができ、効率のよい画像読取が
可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像読取装置を
備えたデジタルプリントシステムの概略図である。デジ
タルプリントシステム10は、ラインCCDスキャナ1
1と画像処理部12とを有する画像読取装置13と、レ
ーザープリンタ14とプロセサ15とを有する出力機1
6とから構成される。
【0011】ラインCCDスキャナ11は、ネガフイル
ムやリバーサルフイルム等の写真フイルム17(図2参
照)に記録された画像を光電的に読み取る装置であり、
読み取られた画像は画像データに変換されて画像処理部
12へ出力される。図2に示すように、ラインCCDス
キャナ11は、写真フイルム17を支持搬送するフイル
ムキャリア20と、フイルムキャリア20の下方に配さ
れる光源部21と、フイルムキャリア20に交換可能に
セットされ、フイルムキャリア20を挟んで光源部21
の反対側に配設される読取部23とで構成される。
【0012】光源部21には、ハロゲンランプやメタル
ハライドランプ等からなるランプ24が備えられ、IR
カットフィルタ25、光量調整絞り板26、バランスフ
ィルタ27、光拡散ボックス30、拡散板31が光軸L
に沿って順に配置されている。ランプ24の周囲にはリ
フレクタ32が設けられ、ランプ24から発せられた読
取光を写真フイルム17へ向けて反射する。なお、ラン
プ24の代わりにLED等の発光素子を用いることもで
きる。
【0013】光量調整絞り板26は、光軸Lを挟んで配
された一対の板材からなり、この一対の板材が図中矢線
方向に接離可能となっている。これにより、ランプ24
からの光量を調整することができる。バランスフィルタ
27には、ネガフイルム用フィルタ27aとリバーサル
フイルム用フィルタ27bとが設けられ、色温度調整の
ためにいずれか一方が選択的に光軸Lに挿入される。ま
た、バランスフィルタ27を通過した読取光は、光拡散
ボックス30によって写真フイルム17の幅方向を長手
方向とするスリット光となり、拡散板31によって拡散
される。これにより、写真フイルム17の幅方向に均一
なスリット光が写真フイルム17の記録面に照射され
る。
【0014】フイルムキャリア20は、写真フイルム1
7を保持したスライドマウント33を搬送するためのも
のであり、供給カートリッジ34、マウント供給部3
5、移動原稿台36、マウント回収部37、回収カート
リッジ38を備えている。
【0015】供給カートリッジ34内には多数のスライ
ドマウント33が積層して収納されている。マウント供
給部35は、供給カートリッジ34の最下層のスライド
マウントを横方向へ押し出して、搬送ローラ対35aに
より移動原稿台36に供給する。
【0016】移動原稿台36では、マウント供給部35
から送られてきたスライドマウント33を保持し、副走
査方向に移動させることで、画像を読み取る。この画像
読取に際しては、移動原稿台36をA方向に送ってまず
プレスキャンを行い、次に移動原稿台36をA方向とは
逆のB方向へ送って画像読取位置に戻す。この戻し中
に、移動原稿台36を停止させてフォーカスサーチ処理
が行われ、合焦位置が探索される。次に、移動原稿台3
6がA方向に送られ、合焦制御された状態でファインス
キャンが行われる。
【0017】画像が読み取られたスライドマウント33
は移動原稿台36から排出され、マウント回収部37を
介して、回収カートリッジ38に送られる。このスライ
ドマウント33の送り込み及びカートリッジ内への回収
は、排出ローラ対37aと回収カートリッジ38内に設
けられた図示しない引き込みローラにより行われ、回収
カートリッジ38内に下から挿入される。
【0018】また、135タイプやIX240タイプ等
のフイルムストリップの画像を読み取る場合には、これ
らの搬送路が形成されたフイルムキャリアが画像読取位
置にセットされる。そして、例えばA方向送り時に各コ
マのプレスキャンが行われ、B方向送り時にファインス
キャンが行われる。
【0019】プレスキャンで得られた画像はディスプレ
イ等に表示され、この画像を基にして、ファインスキャ
ンにより得られる画像データに対する各種画像処理の処
理条件が決定される。また、プレスキャンにより得られ
た画像を基に、光量調整絞り板26の絞り量や、CCD
ラインセンサ40の電荷蓄積時間等の読取条件が決定さ
れる。これにより、フイルム画像の濃度が極端に高い場
合に、CCDラインセンサ40での蓄積電荷が低いこと
によるコントラスト算出値が低くなることを防止するこ
とができ、また、フイルム画像の濃度が極端に低い場合
でもCCDラインセンサ40での蓄積電荷の飽和を防止
することができる。
【0020】読取部23は、レンズ鏡筒39と、このレ
ンズ鏡筒39の奥に配置されるCCDラインセンサ40
と、これらを固定する支持板41とから構成される。C
CDラインセンサ40は、写真フイルム17の搬送方向
(副走査方向)に並べられたR、G、BのCCDセル列
から構成されている。CCDセル列は、各CCDセルを
写真フイルム17の幅方向(主走査方向)に多数並べて
構成される。写真フイルム17を通過した読取光は、ラ
イン状に並べられたCCDセル列に照射され、各色毎の
画像データに変換されて画像処理部12に送られる。
【0021】レンズ鏡筒39は、支持板41に固定され
た固定筒42と、固定筒42の内部に回動自在に配され
る回転筒43と、複数枚のレンズを備え、光軸方向に移
動自在に配されたレンズユニット44とから構成され
る。レンズユニット44は、フイルム画像をCCDライ
ンセンサ40に結像するための結像光学系として用いら
れる。また、レンズユニット44にはカムピン46が立
設され、このカムピン46は、固定筒42に形成された
直線状のカム溝42aと、回転筒43に形成された螺旋
状のカム溝43aとに係合する。回転筒43が回転する
と、カム溝42a,43aとカムピン46との係合によ
り、レンズユニット44が光軸Lと平行な方向に移動す
る。
【0022】固定筒42の外部にはギア48が形成さ
れ、このギア48は図示しないピンを介して回転筒43
と係合しており、ギア48とともに回転筒43が回転す
る。また、ギア48は、ギア47aを介してレンズモー
タ47に接続されている。このレンズモータ47にはパ
ルスモータが用いられ、制御部53(図3参照)からの
駆動パルスを受けて駆動する。レンズモータ47が駆動
すると、これに接続されたギア48及び回転筒43が回
転する。そして、レンズユニット44が光軸Lに沿って
移動することで、フイルム画像の変倍動作が行われる。
回転筒43の回転位置とレンズユニット44の位置とは
一対一に対応しており、回転筒43の回転量(レンズモ
ータ47に与えるパルス数)に応じてフイルム画像の読
取倍率を任意の値に定めることができる。
【0023】レンズ鏡筒39の内部には、暗電流補正等
に用いられる公知のレンズシャッタや、光量調整用の絞
り板等が設けられている。なお、レンズユニット44を
光軸Lに沿って移動する機構は本実施形態のものに限定
されず、公知の機構を適用することができる。また、レ
ンズユニット44の代わりに公知のズームレンズを用い
ても良い。
【0024】光軸Lに沿って延びたガイドロッド50が
回転自在に設けられ、支持板41に形成されたネジ孔と
螺合している。また、ガイドロッド50には、ギア51
を介して共役長モータ52が接続されている。この共役
長モータ52にはパルスモータが用いられ、制御部53
(図3参照)からの駆動パルスを受けて駆動する。支持
板41は図示しないガイド機構によって回動不能にされ
ており、且つ、ガイドロッド50の軸方向に移動自在と
されている。共役長モータ52からの駆動力を受けてガ
イドロッド50が回転すると、支持板41が光軸Lと平
行な方向に移動し、写真フイルム17とCCDラインセ
ンサ40との距離(共役長)が変化する。これにより、
レンズユニット44の焦点合わせが行われる。
【0025】温度センサ45は、例えばサーミスタが用
いられ、レンズユニット44の温度を測定している。温
度センサ45において検出された温度データは制御部5
3(図3参照)に送られて、レンズユニット44の焦点
合わせを行う際に用いられる。なお、本実施形態では、
温度センサ45をレンズ鏡筒39の内部に設けている
が、レンズ鏡筒39の外部に取り付けても良い。
【0026】図3は、画像読取装置13の電気的構成を
示したものである。画像読取装置13には、CCDライ
ンセンサ40や各種モータ、各種位置センサ等を駆動制
御する制御部53が備えられている。この制御部53
は、マイクロプロセサ54と、このマイクロプロセサ5
4に接続されたROM55、RAM56、ランプドライ
バ57、モータドライバ60とから構成される。ランプ
ドライバ57は、マイクロプロセサ54からの指令に応
じてランプ24を点灯又は消灯する。
【0027】モータドライバ60には、レンズモータ4
7、共役長モータ52、絞り駆動モータ61、バランス
フィルタ駆動モータ62等が接続されている。レンズモ
ータ47には、レンズユニット44の位置を検出するレ
ンズ位置センサ63が接続されている。マイクロプロセ
サ54は、レンズ位置センサ63からの位置データに基
づいてレンズモータ47に駆動パルスを与える。また、
共役長モータ52には、支持板41の位置(共役長)を
検出する読取部位置センサ64が接続されており、支持
板41の初期位置からの移動量を表す信号がマイクロプ
ロセサ54に送られる。
【0028】絞り駆動モータ61は、絞り位置センサ6
5の信号に基づき回転駆動され、光量調整絞り板26の
光軸Lへの挿入位置を調節する。バランスフィルタ駆動
モータ62は、バランスフィルタ位置センサ66からの
位置データに基づき回転駆動され、バランスフィルタ2
7を切り換える。これにより、ネガフイルム用フィルタ
本体27aとリバーサルフイルム用フィルタ本体27b
のいずれか一方が光軸L上に挿入される。
【0029】マイクロプロセサ54は、プレスキャン処
理又はファインスキャン処理を行う際に、写真フイルム
17に照射される光量を各成分色光毎に調節する。ま
た、マイクロプロセサ54は、フイルム画像のサイズや
トリミングを行うか否か等に応じて読取画像の範囲を決
定するとともに、この読取範囲内の画像データが得られ
るようにレンズモータ47を駆動制御する。また、マイ
クロプロセサ54は、共役長モータ52を駆動して支持
板41を合焦位置へ移動するフォーカスサーチ処理を行
い、CCDラインセンサ40の受光面とレンズユニット
44によるフイルム画像の結像位置とを一致させる。
【0030】ROM55及びRAM56は、バス67を
介してマイクロプロセサ54と接続され、相互にデータ
の受け渡しを行う。ROM55には、レンズユニット4
4の基準温度データと、支持板41の初期位置(ホーム
ポジション(HP))から基準温度時における合焦位置
(基準合焦位置)までの基準移動量データ(共役長モー
タ52に与える基準パルス数)と、基準温度からの温度
変化に対する、基準合焦位置から合焦位置までの温度補
正量データ(共役長モータ52に与える補正パルス数)
とが、個々の読取倍率及びフイルムキャリアについて書
き込まれている。この補正パルス数は、例えば、図4に
示すように、レンズユニット44の温度が基準温度より
低くなる程大きくなるように(すなわち、レンズユニッ
ト44の移動量が大きくなるように)定められている。
さらに、ROM55には、各読取倍率に応じたレンズユ
ニット44の移動量データ(レンズモータ47に与える
パルス数)が書き込まれている。
【0031】これらのデータは、画像読取装置の工場出
荷時又はメンテナンス時に、種々の温度条件において合
焦位置の検出を行うことによって得られる。この検出方
法としては、例えば、特開2000−89374号公報
に記載されているフォーカスキャリブレーション処理を
適用することができる。
【0032】CCDラインセンサ40は、タイミングジ
ェネレータ70を介して制御部53に接続されている。
タイミングジェネレータ70は、CCDラインセンサ4
0やA/D変換器72R、72G、72B等を動作させ
るための各種のタイミング信号(クロック信号)を発生
する。CCDラインセンサ40から出力された画像信号
は、増幅器71R、71G、71Bで増幅された後にA
/D変換器72R、72G、72Bでデジタルデータに
変換され、フイルム画像の各色毎の濃度に対応する画像
データとして相関二重サンプリング回路(CDS)73
R、73G、73Bに送られる。
【0033】CDS73R、73G、73Bでは、フィ
ードスルー信号のレベルを表すフィードスルーデータ及
び画素信号のレベルを表す画素データを各々サンプリン
グし、各画素毎に画素データからフィードスルーデータ
を減算する。この減算により、CDS73R、73G、
73Bからは、各CCDセルでの蓄積電荷量に正確に対
応するR、G、Bの画素データが並列に出力され、イン
ターフェース(I/F)回路74を介してスキャン画像
データとして画像処理部12へと送られる。
【0034】画像処理部12では、CCDラインセンサ
40から送られる画像データに対して、暗補正や明補正
等の画像処理を行う。また、画像処理部12では、プレ
スキャンにより得られた画像をディスプレイ75に表示
するとともに、プリント対象の画像コマの特定や、この
画像コマのファインスキャン時の読取条件を設定する。
そして、ファインスキャンにより得られた画像データに
対して、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波輝度
成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制
しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス
処理等の画像処理を施した後に、このプリント対象画像
コマの記録用画像データをレーザープリンタ14に送
る。
【0035】レーザープリンタ14(図1参照)には、
R、G、Bのレーザ光源と、記録用画像データに基づき
レーザ光の強度を変調させる変調回路とが備えられてい
る。レーザープリンタ14では、変調回路によって強度
変調されたレーザ光を印画紙に照射し、走査露光によっ
て印画紙に潜像を形成する。また、プロセサ15は、走
査露光済みの印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水
洗、乾燥の各処理を施す。これにより印画紙上にポジ画
像が形成される。
【0036】次に、本実施形態におけるフォーカスサー
チ処理の手順について、図5,図6を参照しながら説明
する。供給カートリッジ34にセットされたスライドマ
ウント33は、マウント供給部35を介して移動原稿台
36に送られる。移動原稿台36では、スライドマウン
ト33を保持した状態でA方向に移動し、このときにプ
レスキャンを行う。次に、B方向に移動原稿台36を送
りながらスライドマウント33の中央部付近が読取光軸
を通過するときに一時停止してフォーカスサーチ処理が
行われる。
【0037】まず、スライドマウント33中の写真フイ
ルム17からの光は、レンズユニット44を通過してC
CDラインセンサ40に照射される。この照射される光
量に基づいてCCDラインセンサの各素子からの出力信
号に基づき合焦位置を決定する。通常緑色成分がもっと
もコントラストが高いため、本実施形態では緑色画像デ
ータに基づき、フォーカスサーチ処理を行っている。
【0038】マイクロプロセサ54は、ファインスキャ
ン処理時の読取倍率と同じ読取倍率における基準移動量
データをROM55から取得する。それとともに、RO
M55から基準温度データを読み出す。なお、基準移動
量データは、各装置において最も使用頻度の高いスライ
ドマウントのデータが用いられる。これにより、読取作
業中のフォーカスサーチ処理時間を短縮することがで
き、効率的に処理可能となる。
【0039】次のステップでは、温度センサ45によっ
てレンズユニット44の温度データを取得し、基準温度
との温度差を算出する。そして、算出した温度差及び読
取倍率を図4に示す温度補正テーブルに代入して、補正
移動量を算出する。そして、基準移動量と補正移動量と
を加算することにより予測合焦位置までの移動量(共役
長モータ52への駆動パルス数)を算出し、この予測合
焦位置を基準とした一定範囲の検査領域(サーチエリ
ア)を設定する(図5参照)。
【0040】サーチエリアの設定後、マイクロプロセサ
54は、共役長モータ52を駆動して支持板41を上記
サーチエリアにおけるサーチ開始位置に移動する。そし
て、支持板41を少しずつサーチ終了位置へとスライド
させる。このスライド中に一定時間間隔で写真フイルム
の緑色画像データを取り込む。本実施形態では、サーチ
エリア内の6箇所の位置で画像を取り込んでいるが、こ
の数は適宜変更しても良い。
【0041】マイクロプロセサ54は、CCDラインセ
ンサ40により読み取られた緑色画像データに基づきそ
のコントラストを算出してRAM56に書き込む。以
下、支持板41がサーチ終了位置に達するまで、同様の
サーチ処理を継続して行う。
【0042】支持板41がサーチ終了位置に到達する
と、マイクロプロセサ54は支持板41を停止させてサ
ーチ動作を終了する。そして、上記6箇所のサーチエリ
ア内のうち、最も画像コントラストが高くなる支持板4
1の位置であって所定値を超えているものを、合焦位置
として決定する。そして、合焦位置に基づき合焦位置デ
ータ(合焦位置までのパルス数データ)を得る。マイク
ロプロセサ54は、共役長モータ52に駆動パルスを与
えて支持板41を停止位置まで移動することにより、フ
ォーカスサーチ処理を終了する。
【0043】図7に示すように、スライドマウントの種
別の違い等によって、サーチエリア範囲を超えた位置に
合焦位置P2があることがある。図7はこの状態を示す
もので、横軸を光軸方向位置とし、縦軸をコントラスト
としたときのサーチエリアを示している。このように、
サーチエリア範囲外に合焦位置がある場合には、コント
ラストのピークが存在しないため、合焦位置の探索が不
可能になってしまう。本実施形態では、合焦位置の探索
が不可能な場合には、サーチエリアをシフトさせて再度
サーチ処理を行う。この場合には、新たなサーチエリア
は前回サーチエリアに対して例えば1/3程度オーバー
ラップさせておくことで、もれなくしかも精度よく再サ
ーチが可能になる。サーチエリアのシフト方向は、コン
トラストのピークがサーチエリアの端P1に来た場合
に、コントラストが高い方向とする。
【0044】なお、前記サーチエリアは世の中の全ての
スライドマウントの厚みを考慮したフイルム位置範囲に
基づき決定すると、サーチエリアが広い範囲になってし
まい、全体的な処理時間が長くなって、その分だけ効率
のよい処理が不可能になる。このため、上記範囲に対し
て狭い範囲をサーチエリアに設定し、サーチエリアから
外れる場合にサーチエリアをシフトさせることが好まし
い。この場合に、サーチシフト回数が増えると、その分
だけ全体的な処理時間が長くなり効率が低下する。した
がって、2度目のサーチ処理にて、全ての厚みのスライ
ドマウントに対して合焦位置の探索が可能になるように
することが好ましい。この場合に、1回目のサーチエリ
アはやや狭くしておき、2回目のサーチエリアは1回目
よりも広くすることにより、必ず行われる1回目のサー
チ処理時間を短縮することができ、全体的な処理時間を
短くすることができ、効率が向上する。
【0045】また、最も使用頻度の高いスライドマウン
トの前記基準移動量データを用いることにより、サーチ
リトライが発生する頻度を低くすることができ、総合的
に効率良く処理することができる。また、基準移動量デ
ータは、装置内で処理されたスライドマウントのサーチ
処理結果の統計を取り、この統計値に基づき最適なもの
に更新してもよく、この場合には、より一層処理時間の
短縮化が図れる。
【0046】次に、図8に示すフローチャートを用い
て、画像読取処理の手順について説明する。図2に示す
ように、フイルムキャリアの供給カートリッジ34に多
数枚のスライドマウント33をセットする。スライドマ
ウント33は各注文件毎に仕分けるために、これらの仕
切りとしてソートカードが入れられている。画像読取処
理を開始すると、まず供給カートリッジ34の最下層の
スライドマウント33が送り出され、これがマウント供
給部35を介して移動原稿台36にセットされる。この
後、移動原稿台36がA方向に中速で移動して写真フイ
ルム17のプレスキャンが行われる。すなわち、マイク
ロプロセサ54は、ランプドライバ57を介してランプ
24を点灯し、絞り駆動モータ61を駆動して光量調整
絞り板26をプレスキャン時の定位置に移動し、バラン
スフィルタ駆動モータ62を駆動して所定の位置にバラ
ンスフィルタ27を回転する。また、レンズモータ47
及び共役長モータ52を駆動して、光学倍率が設定倍率
となるようにレンズユニット44及び支持部材41を移
動する。そして、移動原稿台36を移動しながら、CC
Dラインセンサ40を駆動して画像の読み取りを行う。
このときの移動速度はプレスキャン時よりも速くされ、
これにより、プレスキャン処理は比較的粗い解像度で高
速に行われ、短時間で読み取り処理が終了する。
【0047】プレスキャン処理によって読み取られたフ
イルム画像は、画像処理部12に送られ種々の画像処理
が行われた後、シミュレーション画像としてディスプレ
イ75に表示される。ディスプレイ75に表示されたシ
ミュレーション画像を確認しながら、オペレータは必要
に応じて、画像のコントラストや色調等の各種条件を補
正することで、画像処理部12における画像処理条件が
決定される。
【0048】次に、図2に示すように、マイクロプロセ
サ54は、移動原稿台36をB方向に送って、その途中
で一時停止し、この一時停止中にフォーカスサーチを行
って、得られた合焦位置データに基づき共役長モータ5
2を駆動して支持板41を移動し、合焦制御を行う。な
お、フォーカスサーチを行っても合焦位置が探索できな
い場合には、図7に示すようにサーチエリアをシフトさ
せて、再度のフォーカスサーチ処理が行われる。
【0049】合焦制御が終了した後に、移動原稿台36
はB方向に送られて、読取開始位置で停止する。この
後、移動原稿台36がA方向にプレスキャン時よりも低
い速度で送られてファインスキャンが開始される。この
移動中に、マイクロプロセサ54は、CCDラインセン
サ40を駆動してフイルム画像を読み取り、このCCD
ラインセンサ40から出力された信号に対して順次A/
D変換等の処理を行う。信号処理によって得られた画像
データが画像処理部12へ送られる。
【0050】画像処理後の画像データはレーザプリンタ
14に送られ、レーザ光による走査露光によって印画紙
に潜像が形成される。露光済みの印画紙は、プロセサ1
5に送られ、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理
が施される。これにより、印画紙上に画像が形成され、
プリント写真として外部に取り出される。
【0051】上記実施形態では、サーチエリアをシフト
させることで、再度フォーカスサーチを行うようにした
が、これに代えて又は加えて、画像読取位置を変えるこ
とで再度フォーカスサーチ処理を行うようにしてもよ
い。この場合には、フォーカスサーチ処理で合焦位置が
探索できないときに、移動原稿台36を例えば5mmほ
ど進めて再度フォーカスサーチ処理を行う。これによ
り、画像中央部がコントラストのない画像エリアとなっ
ているときに、原稿上でフォーカスサーチ対象エリアを
変更することにより、合焦位置の探索が可能になる。
【0052】なお、探索エリアを変更する場合の移動量
は5mmに限らず、適宜変更してよい。また、再フォー
カスサーチ回数は1回以上であればよい。本実施形態で
は、読取条件の変更は2回まで行い、それでも合焦位置
が得られない場合には、予め決定しておいた平均合焦位
置(各種スライドマウントの合焦位置を平均したも
の)、または標準合焦位置(最も一般的または処理量が
多いスライドマウントの合焦位置)に合わせて、オート
フォーカス処理を行う。なお、複数回の再フォーカスサ
ーチによっても合焦位置が得られない場合に、平均合焦
位置や標準合焦位置に合わせてオートフォーカス処理を
行う代わりに、アラームを出して、マニュアル設定に切
り換えてもよい。
【0053】また、フォーカスサーチ対象エリアの変更
は、移動原稿台36の移動の代わりに、レンズユニット
やCCDラインセンサ40をシフトさせることで行って
もよい。さらには、プレスキャンされた画像データを解
析し、コントラストのある領域を自動判定し、この領域
に対して初回のフォーカスサーチ処理や再度のフォーカ
スサーチ処理を行ってもよい。
【0054】サーチエリアの光軸方向でのシフトや、画
像上でのサーチエリアの変更の代わりに、またはこれら
の再フォーカスサーチに加えて、フォーカスサーチ時の
読取色を変更することで、再フォーカスサーチを行って
もよい。画像コントラストは色成分によっても異なり、
通常は緑色が最もコントラストが高く、この緑色でサー
チエリアを探索している。しかし、シートによっては、
緑色成分が少ない場合もあり、このような場合には、読
取色を赤色や青色に変更することによって、合焦位置の
探索が可能になる。
【0055】この場合には、まず緑色によるフォーカス
サーチ処理で合焦位置が探索できない場合に、読取色を
赤色に変更して、再フォーカスサーチ処理を行う。次
に、赤色でも合焦位置が探索できない場合に、読取色を
青色に変更して、再フォーカスサーチ処理を行う。な
お、読取色の変更は、光源色を特定の色成分に分けて照
射するか、光路中にカラーフィルタを挿入したり、撮像
素子の直前のカラーフィルタ等を使用する。
【0056】なお、これらの再度のフォーカスサーチ処
理でも、合焦位置が決定できない場合には、アラームを
出して、マニュアル設定に切り換えるか、予め決定して
おいた標準的なマウントにおける合焦位置を決定合焦位
置として、この決定合焦位置に合わせて、合焦制御を終
了する。
【0057】上記実施形態では、供給カートリッジ及び
回収カートリッジを備えたオートフイルムキャリアにつ
いて説明したが、これらカートリッジが省略された手差
しタイプのフイルムキャリアを用いる場合に本発明を適
用してよい。また、移動原稿台にスライドマウントを保
持して、移動原稿台の移動により副走査するようにした
が、これはスライドマウントを直接に送ることで副走査
してもよい。また、上記実施形態ではラインセンサを用
いて画像を読み取るようにしたが、この他にエリアセン
サを用いて画像を読み取る場合に本発明を適用してもよ
い。
【0058】上記実施形態では、スライドマウント型式
の写真フイルムの画像を読み取る場合について説明した
が、この他にフイルムストリップに対しても本発明を適
用してもよい。さらには、画像記録媒体はフイルムなど
の透過原稿に限定されることはなく、記録紙等の反射原
稿であっても良い。この場合には、透過光の代わりに反
射光を用いて画像読み取りを行う。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーカスサーチ機能により合焦位置の探索が不可能に
なった場合に、読取条件を変更して再度のフォーカスサ
ーチ処理を行うようにしたから、合焦制御が確実に行え
る。また、予め決定されているフォーカスサーチエリア
をシフトさせて再度のフォーカスサーチ処理を行うこと
により、原稿の厚み等が異なる場合であっても確実に合
焦制御が行える。また、オートフォーカス判定対象とな
る原稿上の領域またはイメージセンサの領域を変更し、
あるいはイメージセンサへの入射光の色成分を変更し
て、再度のフォーカスサーチ処理を行うことにより、特
殊なシーンなどでコントラストのある部分が一部エリア
に限られている場合であっても確実に合焦制御が行え
る。
【0060】このような合焦制御方法を用いて画像を読
み取ることにより、合焦制御不能で画像読み取りが一時
中断されることがなくなり、効率のよい画像読み取りが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置を備えたデジタルプリン
トシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】画像読取装置の概略図である。
【図3】画像読取装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】温度補正テーブルを示すグラフである。
【図5】支持板の原点HPに対する基準合焦位置、予測
合焦位置、サーチエリア、合焦位置等を示す模式図であ
る。
【図6】フォーカスサーチ処理のフローチャートであ
る。
【図7】フォーカスサーチ処理におけるサーチエリアと
再サーチエリアとを示すグラフである。
【図8】画像読取処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルプリントシステム 11 ラインCCDスキャナ 13 画像読取装置 20 フイルムキャリア 40 CCDラインセンサ 41 支持板 44 レンズユニット 45 温度センサ 52 共役長モータ 55 ROM 56 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 AA07 AA62 AB04 AB15 AB35 AB45 BA11 5B047 AA05 AB04 BA01 BB03 BC02 BC16 CA12 CA17 CB22 DB01 DC07 DC09 5C072 AA01 BA11 DA02 DA21 DA23 EA05 QA10 RA11 VA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影レンズと、この投影レンズによって
    形成された原稿の画像を光電変換するイメージセンサ
    と、前記投影レンズとイメージセンサとを支持し、前記
    投影レンズの光軸方向に移動可能な支持部材とを有し、
    前記支持部材を前記光軸方向に移動しながら、画像コン
    トラストを算出することにより前記投影レンズの結像面
    が前記イメージセンサ上に位置する合焦状態になった時
    の前記支持部材の位置を合焦位置として探索するフォー
    カスサーチ機能を有し、このフォーカスサーチ機能によ
    り探索した合焦位置に前記支持部材を位置決めして前記
    投影レンズの焦点調節を行う合焦制御方法において、 前記フォーカスサーチ機能により合焦位置の探索が不可
    能になった場合に、読取条件を変更して再度のフォーカ
    スサーチ処理を行うことを特徴とする合焦制御方法。
  2. 【請求項2】 前記再度のフォーカスサーチ処理は、予
    め決定されているフォーカスサーチエリアをシフトさせ
    て行うことを特徴とする請求項1記載の合焦制御方法。
  3. 【請求項3】 前記再度のフォーカスサーチ処理は、オ
    ートフォーカス判定対象となる原稿上の領域またはイメ
    ージセンサの領域を変更して行うことを特徴とする請求
    項1または2記載の合焦制御方法。
  4. 【請求項4】 前記再度のフォーカスサーチ処理は、前
    記イメージセンサへの入射光の色成分を変更して行うこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の合
    焦制御方法。
  5. 【請求項5】 投影レンズと、この投影レンズによって
    形成された原稿の画像を光電変換するイメージセンサ
    と、前記投影レンズとイメージセンサとを支持し、前記
    投影レンズの光軸方向に移動可能な支持部材と、前記支
    持部材を前記光軸方向に移動しながら、前記投影レンズ
    の結像面が前記イメージセンサ上に位置する合焦状態に
    なった時の前記支持部材の位置を合焦位置として探索す
    るフォーカスサーチ機能を有し、このフォーカスサーチ
    機能により探索した合焦位置に前記支持部材を位置決め
    して前記投影レンズの焦点調節を行う合焦制御手段とを
    有する画像読取装置において、 前記フォーカスサーチ機能により合焦位置の探索が不可
    能になった場合に、読取条件を変更して再度のフォーカ
    スサーチ処理を行うことを特徴とする画像読取装置。
JP2001298367A 2001-09-27 2001-09-27 合焦制御方法及び画像読取装置 Pending JP2003110825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298367A JP2003110825A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 合焦制御方法及び画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298367A JP2003110825A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 合焦制御方法及び画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003110825A true JP2003110825A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19119278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001298367A Pending JP2003110825A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 合焦制御方法及び画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003110825A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084741A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 画像認識装置
JP2012168136A (ja) * 2011-02-17 2012-09-06 Mitsutoyo Corp 画像測定装置、オートフォーカス制御方法及びオートフォーカス制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084741A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 画像認識装置
JP2012168136A (ja) * 2011-02-17 2012-09-06 Mitsutoyo Corp 画像測定装置、オートフォーカス制御方法及びオートフォーカス制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3380754B2 (ja) 原稿キャリア及び画像読取装置
US5991010A (en) Image reading apparatus
US6954292B2 (en) Image scan apparatus and focus control method
JPH0591258A (ja) 画像読取装置
JP3451195B2 (ja) 画像読取装置
US6333778B1 (en) Image reading apparatus
JP3453506B2 (ja) 画像読取装置
JPH11215313A (ja) 画像読取方法
JP2003110825A (ja) 合焦制御方法及び画像読取装置
US6636713B2 (en) Image reading apparatus
US6278512B1 (en) Original reading device and method
JP3386394B2 (ja) 写真プリント装置
JP3666731B2 (ja) 原稿読取装置及び原稿読取方法
JP2002165075A (ja) 画像読取装置及び合焦制御方法
US6140629A (en) Image reading method and image reading apparatus
JP3022684B2 (ja) 画像読取装置
JPH1198315A (ja) 画像読取装置
JP3712489B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3709268B2 (ja) 画像読取装置
JP3846630B2 (ja) フィルムスキャナ
JPH0951408A (ja) 画像読取装置
JPH09211558A (ja) 結像装置および画像入力装置
JPH11215306A (ja) 画像読取方法
JPH1169088A (ja) 画像読取装置
JP2001186309A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051216

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090603