JP2003110585A - 警報転送方式 - Google Patents

警報転送方式

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JP2003110585A
JP2003110585A JP2001294936A JP2001294936A JP2003110585A JP 2003110585 A JP2003110585 A JP 2003110585A JP 2001294936 A JP2001294936 A JP 2001294936A JP 2001294936 A JP2001294936 A JP 2001294936A JP 2003110585 A JP2003110585 A JP 2003110585A
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    • H04L69/40Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass for recovering from a failure of a protocol instance or entity, e.g. service redundancy protocols, protocol state redundancy or protocol service redirection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イーサネット(登録商標)パスの中継区間を
GFP等でカプセル化して転送する場合の警報転送方式
を提供する。 【解決手段】 端末100に接続されたイーサネット終
端装置110と端末200に接続されたイーサネット終
端装置120とが対向するように配置され、イーサネッ
ト信号をカプセル化して伝送するシステムにおける警報
転送方式であって、イーサネット終端装置110は、端
末200とイーサネット終端装置120との間のリンク
がダウンしたことをイーサネット終端装置120から通
知されたこと、またはイーサネット終端装置110とイ
ーサネット終端装置120との間で伝送路障害が発生し
たことを検出し、この検出に基づいて端末100とイー
サネット終端装置110との間のリンクを強制的にダウ
ンさせた場合、端末100とイーサネット終端装置11
0とのリンクがダウンしたことをイーサネット終端装置
120に通知しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサネット信号
をGFP(Generic Framing Procedure )等でカプセ
ル化して伝送するシステムにおける警報転送方式に関す
る。特に、一方のイーサネット終端装置でリンクダウン
を検出したときには、対向するイーサネット終端装置に
リンクダウン情報を通知して、対向する端末とのリンク
をダウンさせる警報転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イーサネットをコンピュータ(特
にパソコン)間通信として利用する場合には、インタネ
ットとしての統括的なネットワーク監視は行われていな
かった。これは、インタネットが元々Best Eff
ortサービス(帯域に空きがあれば利用できるが、帯
域や品質の保証はしないというサービス)で提供される
ものだからである。
【0003】しかしながら、インタネットを基幹系ネッ
トワークとして利用しようという動きがあり、帯域や品
質の保証が必要になってきた。例えば、伝送路に障害が
発生したときには予備の伝送路に切り替えて回線の救済
を行うプロテクション機能が品質を保証するために必要
となる。
【0004】従来の警報転送の動作シーケンスを図7に
示す。従来は端末と端末との間でデータリンクが確立し
ているかを監視していた。この場合は、端末間のどの位
置で障害が発生しても対向する端末でリンクが切断され
ることにより障害を検出することができ、さらに送信側
端末に対してリンクを切断する制御を行うことで、送信
側端末でリンク切断状態になり、障害を認識することが
できた。端末間に中継装置が入っていても、中継装置が
端末からのデータをなんら加工せずに透過的に転送すれ
ば動作は変わらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末か
らのデータを一旦終端し、GFP等の技術でカプセル化
を行って中継区間を転送する場合は、端末間のデータリ
ンク制御が行えないため、中継区間で発生した障害が対
向端末で検出できないという問題があった。中継区間を
GFP等でカプセル化する理由としては、例えば複数の
イーサネット信号を多重して伝送する場合、各パケット
がどのイーサネット信号に含まれていたのかを識別する
必要があり、GFPのヘッダ内に識別情報を載せるため
である。
【0006】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、イーサネットパスの中継区間をGFP等でカプ
セル化して転送する場合の警報転送方式を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による警報転送方式は、第1の端末に接続された
第1のイーサネット終端装置と第2の端末に接続された
第2のイーサネット終端装置とが対向するように配置さ
れ、イーサネット信号をカプセル化して伝送するシステ
ムにおける警報転送方式であって、第1のイーサネット
終端装置は、第2の端末と第2のイーサネット終端装置
との間のリンクがダウンしたことを第2のイーサネット
終端装置から通知されたこと、または第1のイーサネッ
ト終端装置と第2のイーサネット終端装置との間で伝送
路障害が発生したこと、を検出し、この検出に基づいて
第1の端末と第1のイーサネット終端装置との間のリン
クを強制的にダウンさせた場合、第1の端末と第1のイ
ーサネット終端装置とのリンクがダウンしたことを第2
のイーサネット終端装置に通知しないことを特徴とす
る。
【0008】または、本発明による警報転送方式は、第
1の端末に接続された第1のイーサネット終端装置と第
2の端末に接続された第2のイーサネット終端装置と
が、第1のイーサネット終端装置へ接続された第1の中
継装置および第2のイーサネット終端装置へ接続された
第2の中継装置を介して対向するように配置され、イー
サネット信号をカプセル化して伝送するシステムにおけ
る警報転送方式であって、第1のイーサネット終端装置
は、第2の端末と第2のイーサネット終端装置との間、
または第1のイーサネット終端装置と第2のイーサネッ
ト終端装置との間で伝送路障害が発生したことを第2の
イーサネット終端装置から通知された場合、あるいは第
2のイーサネット終端装置と第1のイーサネット終端装
置との間で伝送路障害が発生したことを第1のイーサネ
ット終端装置で検出し、この通知または検出に基づいて
強制的なリンクダウン制御を行った場合、第1の端末と
第1のイーサネット終端装置とのリンクがダウンしたこ
とを第2のイーサネット終端装置に通知しないことを特
徴とする。
【0009】これらの本発明による警報転送方式におい
て、第1のイーサネット終端装置と第2のイーサネット
終端装置との間で発生した伝送路障害に基づいて強制的
なリンクダウン制御を行った場合、障害が復旧してから
所定の時間が経過した後に強制的なリンクダウン制御を
停止することが好ましい。さらに、第1および第2のイ
ーサネット終端装置は、複数の入力GbE信号と複数の
出力GbE信号との間の接続変更を行うクロスコネクト
装置であることが好ましい。または、第1および第2の
イーサネット終端装置は、複数のGbE信号を多重化す
る多重化装置であることが好ましい。さらにこれらに加
え、第1および第2のイーサネット終端装置は、リンク
がダウンしたことの通知をイーサネット信号単位で行
い、対向するイーサネット終端装置は、送信元のイーサ
ネット信号を識別して、対応する端末に対してのみ強制
的なリンクダウン制御を行うことが好ましい。
【0010】あるいは、本発明による警報転送方式は、
端末に接続されたイーサネット終端装置同士が、少なく
とも2つ、対向するように配置され、イーサネット信号
をカプセル化して伝送するシステムにおける警報転送方
式であって、他のイーサネット終端装置から、当該イー
サネット終端装置に接続された端末とのリンクがダウン
したこと、または当該イーサネット終端装置に向かう伝
送路上に障害が発生したことを通知されたイーサネット
終端装置は、この通知に基づいて強制的なリンクダウン
制御を行って通知を受けた側のイーサネット終端装置と
のリンクを強制的にダウンさせたことを通知元のイーサ
ネット終端装置に通知しないことを特徴とする。また
は、端末に接続されたイーサネット終端装置同士が、少
なくとも2つ、中継装置を介して対向するように配置さ
れ、イーサネット信号をカプセル化して伝送するシステ
ムにおける警報転送方式であって、他のイーサネット終
端装置から、当該イーサネット終端装置に接続された端
末とのリンクがダウンしたこと、または当該イーサネッ
ト終端装置に向かう伝送路上に障害が発生したことを通
知されたイーサネット終端装置は、この通知に基づいて
強制的なリンクダウン制御を行って通知を受けた側のイ
ーサネット終端装置とのリンクを強制的にダウンさせた
ことを通知元のイーサネット終端装置に通知しないこと
を特徴とする。これらの本発明による警報転送方式にお
いて、イーサネット終端装置間の伝送路で発生した伝送
路障害に基づいて強制的にリンクをダウンさせた場合、
障害が復旧してから所定の時間が経過した後に強制的リ
ンクダウン制御を停止することが好ましい。
【0011】〔作用〕本発明による警報転送方式は、イ
ーサネット信号をGFP等でカプセル化して伝送するシ
ステムにおける警報転送方式に関し、一方のイーサネッ
ト終端装置でリンクダウンを検出したときには、対向す
るイーサネット終端装置にリンクダウン情報を通知し
て、対向する端末とのリンクをダウンさせる。対向イー
サネット終端装置では、警報を検出すると端末とのリン
クを強制的にダウンさせることにより、端末間のイーサ
ネットパスが利用できないことを両端末が認識すること
ができる。強制的にリンクダウンさせると対向イーサネ
ット終端装置で端末間のリンクダウンを検出することに
なるが、強制的にリンクダウン制御を行った結果として
検出されたリンクダウンについては、警報転送を行わな
いようにする。また、リンクダウン検出中に対向イーサ
ネット終端装置からのリンクダウン警報転送を受信した
ときには、リンクダウン警報転送による強制リンクダウ
ン制御を行わないようにする。自装置でのリンクダウン
と対向装置からのリンクダウン警報とを同時に検出した
場合には、自装置でのリンクダウンの警報処理を優先さ
せる。
【0012】また、本発明による警報転送方式は、イー
サネット信号をGFP等でカプセル化して伝送するシス
テムであって、中継伝送路をSDHで転送するシステム
の警報転送方式に関し、中継伝送路で障害が発生した場
合にはSDHの警報転送を利用してイーサネットパスが
使用できない状態であることを両端末に通知する。SD
Hの警報転送により中継伝送路で障害が発生したことを
認識した受信側イーサネット終端装置は、端末に対して
強制的にリンクをダウンさせる。送信側イーサネット終
端装置にもSDHの警報転送が行われるため、受信側イ
ーサネット終端装置と同様に、端末とのリンクを強制的
にダウンさせる。中継伝送路の障害はSDHの警報転送
により両イーサネット終端装置に通知されるため、リン
クダウン検出による対向イーサネット終端装置へのリン
クダウン警報転送は必要ない。SDH警報受信で行う強
制リンクダウン制御により、二次的にリンクダウン状態
になるが、対向からのリモートリンクダウン受信の場合
と同様に、SDH警報受信による二次的なリンクダウン
検出の場合には対向装置に対するリンクダウン警報転送
を行わないようにする。
【0013】さらに、本発明による警報転送方式は、S
DH警報転送で検出した警報がLOS(Loss Of Sign
al)またはLOF(Loss Of Frame )の場合には、こ
れらが復旧するときには、SDHフレーム同期確立し、
AIS(Alarm IndicationSignal )/RDI(Remote
Defect Indication)を検出することができる時間ま
で待ってから強制リンクダウン制御の停止を行うことに
より、状態遷移中の過渡的状態において、一時的なリン
ク確立状態になることを防止することができる。
【0014】上記本発明を適用した警報転送方式によれ
ば、自装置でのリンクダウンと対向装置からのリンクダ
ウン警報を同時に検出した場合には、先に検出した方の
警報処理を行うこと、強制リンクダウン制御による二次
的なリンクダウン検出時にはリンクダウン警報転送を行
わないようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕本発明による
警報転送方式を好適に実施した第1の実施形態について
説明する。図1に、本実施形態による警報転送方式が適
用される伝送システムの構成を示す。この伝送システム
は、端末100、200およびイーサネット終端装置1
10、120を有する。イーサネット終端装置110と
イーサネット終端装置120とは、対向して配置され
る。イーサネット終端装置110は、MAC終端回路1
11、カプセル化回路112、警報送信回路113、警
報検出回路114、デカプセル化回路115および警報
処理装置116を有する。
【0016】MAC終端回路111は、MAC(Media
Access Contorl)フレームを終端するとともに、リン
ク状態を検出して警報処理回路116に通知する。さら
に、警報処理回路116からのからの指示に基づいて、
リンクを強制的にダウンさせる。カプセル化回路112
は、MAC終端回路111で受信したパケットをGFP
等を用いてカプセル化する。警報送信回路113は、警
報処理回路116からの指示に基づいて、主信号(パケ
ットデータの伝送路)を介してリンクダウン警報を対向
するイーサネット終端装置120に送出する。警報検出
回路114は、対向するイーサネット終端装置120か
ら受信した信号よりリンクダウン警報を検出して、警報
処理回路116に通知する。デカプセル化回路115
は、カプセル化されたデータからパケットデータを取り
だして取得する。警報処理回路116は、MAC終端回
路111から通知されたリンク情報と警報検出回路11
4から通知されたリンクダウン警報とに基づいて、リン
クダウン警報を転送するか否か、および強制リンクダウ
ン制御を行うか否かを判断する。さらに、リンクダウン
警報送信を警報送信回路113に指示するとともに、強
制リンクダウン制御指示をMAC終端回路111に指示
する。
【0017】なお、イーサネット終端装置120の構成
は、イーサネット終端装置110と同様であり、MAC
終端回路121、カプセル化回路122、警報送信回路
123、警報検出回路124、デカプセル化回路125
および警報処理回路126を有する。各部それぞれの機
能もイーサネット終端装置110において対応する各部
と同様である。
【0018】端末100を送信側、端末200を受信側
とした場合を例に説明する。イーサネット終端装置11
0では、端末100から入力されたイーサネット信号を
MAC終端回路111で終端してパケットを取りだす。
取り出したパケットはカプセル化回路112でカプセル
化してから対向するイーサネット終端装置120に送信
する。イーサネット終端装置120では、イーサネット
終端装置110から受信したカプセル化データをデカプ
セル化回路112でパケットに復元し、MAC終端回路
121でイーサネットフレームを再構成して端末200
に出力する。警報送信回路113および警報検出回路1
24は、障害が発生していない場合には、何も処理を行
わない。
【0019】図3に、端末100とイーサネット終端装
置110との間で障害が発生した場合の制御シーケンス
を示す。図1および図3を用いてこの場合の動作を説明
する。イーサネット終端装置110と端末100との間
で障害が発生し、MAC終端回路111がリンクダウン
を検出したときは(図3、S1001)、リンクダウン
情報(図1、S111)を警報処理回路116に通知す
る。警報処理回路116は、リングダウン情報(図1、
S111)を受信すると、警報送信回路113に対して
リングダウン警報送信指示(図1、S112)を通知す
る。警報送信回路113は、リングダウン警報送信指示
(図1、S112)を受信すると、リングダウン警報を
対向するイーサネット終端装置120に転送する(図
3、S1002)。
【0020】リンクダウン警報の転送方法としては、G
FPの場合は、ペイロードヘッダ内に警報ビットを定義
して転送方法やOAMフレームを定義して転送する方法
が考えられる。他のカプセル化方式でも同様の手段で転
送することが可能である。なお、GFPは標準化団体T
1X1.5において標準化が進められているカプセル化
方式である。
【0021】イーサネット終端装置120では、警報検
出回路123においてデータ信号中からリンクダウン警
報を検出して(図3、S1003)警報処理回路126
に通知(図1、S123)する。警報処理回路126で
はリンクダウン警報が通知されると、MAC終端回路1
21に対して端末とのデータリンクを強制的にダウンさ
せるように指示(図1、S124)する。MAC終端回
路121では、強制リンクダウン指示(図1、S12
4)を受けると、データリンクがダウンするように制御
する(図3、S1004)。
【0022】データリンクを強制的にダウンさせる方法
としては、端末との接続が電気信号の場合は出力信号を
オープン状態にして何も出力しないようにする方法があ
る。端末との接続が光信号の場合には、光出力を停止す
る方法がある。光出力を停止する制御の場合は、警報処
理回路126から光モジュールに対して制御を行っても
良い。なお、図1には光モジュールは図示していない。
【0023】強制リンクダウン制御を行うことにより、
イーサネット終端装置120と端末200との間のデー
タリンクがダウンし(図3、S1005)、MAC終端
回路121がリンクダウンを検出して(図3、S100
6)、警報処理回路126にリンクダウン情報(図1、
S121)を通知する。警報処理回路126では、自装
置(イーサネット終端装置120)でリンクダウン情報
を検出するより先に、対向装置(イーサネット終端装置
110)からのリンクダウン情報を検出しているため、
警報処理回路123に対してはリンクダウン警報転送指
示(図1、S122)を通知しないようにする。
【0024】その後、障害が復旧すると、MAC終端回
路111と端末100との間で、オートネゴシエーショ
ン制御が実行されて、接続が確立する(図3、S100
7)。リンクが確立するとMAC終端回路111ではリ
ンクダウンが検出されなくなる(図3、S1008)。
また、イーサネット終端装置120において、MAC終
端回路121が対向装置(イーサネット終端装置11
0)でリンクダウンが復旧したことを(図3、S100
9)検出すると、警報処理回路126はMAC終端回路
121への強制リンクダウン制御指示を停止する(図
3、S1009)。MAC終端回路121が強制リンク
ダウン制御を停止すると、MAC終端回路121と端末
200との間でリンクを確立するためにオートネゴシエ
ーション制御が実行されて(図3、S1010)、接続
が確立する。リンクが確立すると、MAC終端回路12
1でリンクダウンが検出されなくなり、端末間のイーサ
ネットパスが使用可能となる。
【0025】図4に、端末100とイーサネット終端装
置110とのデータリンク、および端末200とイーサ
ネット終端装置200とのデータリンクが同時にダウン
した場合の制御シークエンスを示す。図1および図4を
用いてこの場合の動作を説明する。警報転送処理時間お
よび伝送路遅延の影響により、イーサネット終端装置1
10は、自装置(イーサネット終端装置110)でのリ
ンクダウンを検出したあとで(図4、S2001a)、
対向装置(イーサネット終端装置120)からのリンク
ダウン警報を検出する(図4、S2002a)。同様
に、イーサネット終端装置120も、自装置(イーサネ
ット終端装置120)でのリンクダウンを検出したあと
で(図4、S2001b)、対向装置110からのリン
クダウン警報を検出する(図4、S2002b)。
【0026】この場合イーサネット終端装置110で
は、MAC終端回路111において自装置(イーサネッ
ト終端装置110)のリンクダウンを検出して警報処理
回路116に通知している状態の時に、警報検出回路1
14が対向装置(イーサネット終端装置120)からの
リンクダウン情報を検出して警報処理回路116に通知
することになる。警報処理回路116では、対向装置
(イーサネット終端装置120)のリンクダウンを検出
する前にすでに自装置(イーサネット終端装置110)
のリンクダウンを検出しているため、対向装置(イーサ
ネット終端装置120)から受信したリンクダウン警報
に基づいた強制リンクダウン制御は行わない。これは、
イーサネット終端装置120についても同様である。
【0027】仮に、強制リンクダウンを行ってしまう
と、イーサネット終端装置110と端末100との間、
およびイーサネット終端装置120と端末200との間
がともに強制リンクダウン状態となってしまう。この場
合は、双方のイーサネット終端装置が対向側で生じた障
害の復旧を待つことになってしまい、再びリンクを確立
することはできなくなってしまう。よって、このような
場合においては、対向装置から受信したリンクダウン警
報に基づいた強制リンクダウン制御は行わないことが好
ましい。
【0028】その後、端末100とイーサネット終端装
置110との間の障害が先に復旧した場合、MAC終端
回路111と端末110との間でオートネゴシエーショ
ン制御が実行され(図4、S2003)、接続が確立す
る。これにより、イーサネット終端装置120では、対
向装置(イーサネット終端装置110)側の障害が復旧
したことが検出される(図4、S2004)。
【0029】イーサネット終端装置110では、端末1
00との接続が確立したことによりMAC終端回路11
1がリンクダウンを検出しなくなると、警報処理回路1
16がMAC終端回路111に対して強制リンクダウン
制御の指示(図1、S114)を行う。これを受けてM
AC終端回路111は、強制リンクダウン制御を行って
(図4、S2005)、端末100とのリンクをダウン
させる。これにより、MAC終端回路111では、リン
クダウンが検出される(図4、S2006)。
【0030】その後、イーサネット終端装置120と端
末200との間の障害が復旧すると、MAC終端回路1
21と端末200との間でオートネゴシエーション制御
が実行され(図4、S2007)、接続が確立する。こ
れにより、イーサネット終端装置110では、対向装置
(イーサネット終端装置120)側の障害が復旧したこ
とが検出される(図4、S2008)。これを受けて、
警報処理回路116はMAC終端回路111への強制リ
ンクダウン制御指示を停止する。その後、MAC終端回
路111と端末100との間でオートネゴシエーション
制御が実行され(図4、S2009)、接続が確立す
る。リンクが確立すると、MAC終端回路111でリン
クダウンが検出されなくなり、端末間のイーサネットパ
スが使用可能となる。
【0031】〔第2の実施形態〕次に本発明による警報
転送方式を好適に実施した第2の実施形態について説明
する。図2に、本実施形態による警報転送方式が適用さ
れる伝送システムの構成を示す。この伝送システムは、
端末100、200、イーサネット終端装置110、1
20および中継装置130、140を有する。本実施形
態による警報転送方式は、第1の実施形態による警報転
送方式に加えて、イーサネット終端装置110と120
との間に中継装置130および140を配置した構成と
なっている。
【0032】本実施形態におけるイーサネット終端装置
110は、第1の実施形態での構成に加えてさらに、S
DH終端回路117を有する。本実施形態における警報
処理回路116は、MAC終端回路111から通知され
たリンク情報と警報検出回路114から通知されたリン
クダウン警報とSDH終端回路117から通知されたS
DH警報とに基づいて、リンクダウン警報転送を行うか
否かおよび強制リンクダウン制御を行うか否かの判断を
行い、リンクダウン警報送信指示を警報送信回路113
に指示するとともに、強制リンクダウン制御指示をMA
C終端回路111に対して指示する。SDH(Synchron
ous Degital Hierarchy )終端回路117は、イーサ
ネット終端装置110と中継伝送路(中継装置130、
140)とのインターフェースである。SDH終端回路
117は、中継伝送路上で発生した障害を検出する。イ
ーサネット終端装置120は、第1の実施形態での構成
に加えてさらにSDH終端回路127を有する。各部の
機能は、イーサネット終端装置110の対応する各部と
同様である。
【0033】図5に、本実施形態による警報転送方式の
動作シーケンスを示す。図2および図5を用いてこの場
合の動作を説明する。中継装置140からイーサネット
終端装置120に向かう伝送路で障害が発生すると、イ
ーサネット終端装置120内のSDH終端回路127で
LOS(LossOf Signal)が検出され(図5、S300
1)、警報処理回路126にはSDH警報(図2、S1
25)が通知される。同時に、SDH終端回路127は
対向する対向装置(イーサネット終端装置110)に対
してMS−RDI(Multiplex Section-Remote Defec
t Indication )を送信する(図5、S3002)。警
報処理回路126はMAC終端回路121に対して強制
リンクダウンの指示(図2、S124)を行い、MAC
終端回路121が強制リンクダウン制御を行って(図
5、S3003)、端末200とのリンクをダウンさせ
る(図5、S3004)。
【0034】この強制リンクダウン制御によりMAC終
端回路121でリンクダウンが検出されるが(図5、S
3005)、先にSDH警報(ここではLOS)を検出
しているため、対向装置(イーサネット終端装置11
0)に対するリンクダウン警報転送は行わない。
【0035】イーサネット終端装置120から送信され
たMS−RDIは中継装置140および中継装置130
を介してイーサネット終端装置110に通知される。イ
ーサネット終端装置110内のSDH終端回路117
は、イーサネット終端装置120から受信したMS−R
DIを検出し(図5、ステップS3006)、警報処理
回路116にSDH警報を通知(図2、S115)す
る。警報処理回路116は、MAC終端回路111に対
して強制リンクダウンの指示(図2、S114)を行
う。MAC終端回路111は強制リンクダウン制御を行
って(図5、S3007)、端末100とのリンクをダ
ウンさせる(図5、S3008)。
【0036】この強制リンクダウン制御により、MAC
終端回路111でリンクダウンが検出されるが(図5、
S3009)、先にSDH警報(ここではMS−RD
I)を検出しているため、対向装置(イーサネット終端
装置120)に対するリンクダウン警報転送は行わな
い。
【0037】伝送路障害が復旧すると、イーサネット終
端装置120のSDH終端回路127がLOSを検出し
なくなり、警報処理回路126へのSDH警報通知(図
2、S125)を停止する。警報処理回路126は、L
OS通知が無くなった後も強制リンクダウン制御を継続
し、一定時間が経過した後強制リンクダウン制御を停止
する(図5、S3010)。強制リングダウン制御が停
止されると、MAC終端回路121と端末200との間
でリンクを確立するためにオートネゴシエーション制御
が実行され(図5、S3011)、リンクが確立する。
リンクが確立するとMAC終端回路121ではリンクダ
ウンが検出されなくなる(図5、S3012)。
【0038】また、MAC終端回路121はLOSが検
出されなくなると、MS−RDIの送出を停止する(図
5、S3013)。イーサネット終端装置110のSD
H終端回路117は、MS−RDIを検出しなくなる
と、警報処理回路116にMS−RDI検出の停止を通
知し、警報処理回路116は、MAC終端回路111へ
の強制リンクダウン制御指示を停止する(図5、S30
14)。
【0039】MAC終端回路111が強制リンクダウン
制御を停止すると、MAC終端回路111と端末100
との間でリンクを確立するためにオートネゴシエーショ
ン制御が実行され(図5、S3015)、リンクが確立
する。リンクが確立すると、MAC終端回路111でリ
ンクダウンが検出されなくなる(図5、S3016)。
【0040】なお、SDH警報復旧時には、強制リンク
ダウン制御の停止を一定期間遅らせる必要性がある。図
6を用いてこの理由を説明する。中継装置140からイ
ーサネット終端装置120に向かう伝送路で障害が発生
した場合、イーサネット終端装置120では自装置(イ
ーサネット終端装置120)で強制リンクダウン制御を
行うとともに(図6、S4001)、対向するイーサネ
ット終端装置110に対してMS−RDIを転送する
(図6、S4002)。
【0041】イーサネット終端装置110では、MS−
RDIを検出すると(図6、S4003)、強制リンク
ダウン制御を行い(図6、S4004)、端末100と
のリンクをダウンさせる。
【0042】この状態でさらに、イーサネット終端装置
120からイーサネット終端装置110へ向かう伝送路
で伝送路障害が発生した場合(ここでは中継装置140
から中継装置130へ向かう伝送路で障害が発生した場
合)、イーサネット終端装置120が送信したMS−R
DIは、イーサネット終端装置110まで到達しなくな
る(図6、S4005)。
【0043】この場合、中継装置130が障害発生を検
出して、イーサネット終端装置110に対してMS−A
IS(Multiplex Section-Alarm Indication Sign
al)を送信する(図6、S4006)。イーサネット終
端装置110のSDH終端回路117では、MS−RD
Iが再び検出され、かつMS−AISが検出される(ス
テップS4007)。よって、MS−RDIは復旧する
ものの同時にMS−AISが検出されるため、警報処理
回路116に対するSDH警報通知は継続され、強制リ
ンクダウン制御も継続される(図6、S4008)。S
DH終端回路117では、MS−AIS検出により対向
装置(イーサネット終端装置120)に対してMS−R
DIを転送する。しかし、先に発生した障害のため、こ
のMS−RDIはイーサネット終端装置120には到達
しない。
【0044】この状態で先に発生した障害が復旧したす
ると(図6、S4009)、イーサネット終端装置11
0が転送したMS−RDIは、イーサネット終端装置1
20で受信されることになる。イーサネット終端装置1
20は、LOSが復旧した後に、2フレーム連続して
(1フレームは125μs)MS−RDIを受信した場
合にSDHのフレームを確立する(図6、S401
0)。すなわち、最低2フレーム時間掛かってSDHの
フレーム同期が確立する。この後、さらに3フレーム連
続してMS−RDIを受信することで初めてMS−RD
Iを検出したとみなす(図6、S4011)。したがっ
て、LOS復旧からMS−RDI検出まで最低でも62
5μsの時間が必要となる。また、LOSが復旧する
と、端末200に対する強制リンクダウン制御が停止
し、リンク確立動作が行われる。
【0045】ここで、LOS復旧からMS−RDI検出
までの間にリンクが確立した場合を考えると、一時的に
リンクが正常状態に復旧したようにみなされてしまう。
実際には、まだ別の障害(中継装置130から中継装置
140に向かう伝送路で発生した障害)が残っているた
め、両端末間のイーサネットパスとしては使用不可能な
状態である。
【0046】このように、端末間のイーサネットパスが
使用不可能な状態であるにも関わらず、リンクが正常に
なってしまう問題を解決するため、LOS復旧後にMS
−RDIまたはMS−AISを検出できるまでの時間、
強制リンクダウン制御の停止を延期することが好まし
い。
【0047】以上説明したように、本発明を適用した上
記実施形態に係る警報転送方式によれば、対向からのリ
ンクダウン警報転送またはSDH警報受信による強制的
なリンクダウン制御を行った結果のリンクダウン検出で
は、リンクダウン警報転送しないように制御することが
できる。また、SDH警報検出による強制リンクダウン
制御を行っている場合に、SDH警報が復旧した時に
は、障害復旧後すぐに強制リンクダウン制御を停止する
のではなく、SDHのフレーム同期確立後AIS/RD
Iを検出するために必要な時間だけ、強制リンクダウン
制御の停止を遅らせることができる。なお、AIS/R
DIの復旧時の強制リンクダウン制御停止は、遅らせて
も遅らせなくても良いが、少なくともLOS/LOFの
復旧時には強制リンクダウン制御の停止を遅らせる必要
がある。さらに、イーサネット終端装置が複数のGbE
信号を多重する多重化装置である場合、イーサネット信
号単位に警報転送を行い、対向イーサネット多重化装置
では送信元のイーサネット信号を識別して、対応する端
末に対してのみ強制リンクダウン制御を行うことができ
る。
【0048】なお、上記各実施形態は本発明による警報
転送方式の好適な実施の一例であり、本発明はこれらに
限定されるものではない。例えば、上記各実施形態で
は、端末およびイーサネット終端装置が2組接続された
伝送システムを例に本発明による警報転送方式を説明を
したが、端末およびイーサネット終端装置を3組以上有
する構成としてもよい。また、上記各実施形態では端末
100を送信側、端末200を受信側として説明した
が、逆の場合でも同様の制御を行える。あるいは、第1
の実施形態による伝送システムは中継装置をさらに備え
ていてもよいし、第2の実施形態による伝送システム必
ずしも中継装置を備えていなくとも、上記各実施形態と
同様の動作を実行できる。このように、本発明は主旨を
逸脱しない範囲において様々に変形することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明を適用した警報転送方式によれば、端末とイーサネッ
ト終端装置との間でリンク制御を行うシステムに対して
好適な警報転送方式を提供できる。また、障害復旧時の
過渡的な状態において、別の障害が原因でイーサネット
パスが使用できない場合に、一時的にリンク確立状態に
なることを防ぐことができる。さらに、両端の端末がリ
ンクダウンを監視することによりイーサネットパスの障
害を認識できるため、リンクダウンをプロテクション切
り替えの契機として利用できる。すなわち、伝送路障害
を検出した場合は、予備の伝送路に切り替えることで回
線の救済を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による警報転送方式が
適用される伝送システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施形態による警報転送方式が
適用される伝送システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】第1の実施形態による警報転送方式において、
端末とイーサネット終端装置との間で障害が発生した場
合の動作の流れを示すシーケンス図である。
【図4】第1の実施形態による警報転送方式において、
端末とイーサネット終端装置とのデータリンクが2箇所
で同時にダウンした場合の動作の流れを示すシーケンス
図である。
【図5】第2の実施形態による警報転送方式において、
イーサネット終端装置間の伝送路上で障害が発生した場
合の動作の流れを示すシーケンス図である。
【図6】SDH警報復旧時に、強制リンクダウン制御の
停止を一定期間遅らせる動作の流れを示すシーケンス図
である。
【図7】従来技術における警報転送の動作の流れを示す
シーケンス図である。
【符号の説明】
100、200 端末 110、120 イーサネット終端装置 111、121 MAC終端回路 112、122 カプセル化回路 113、123 警報送信回路 114、124 警報検出回路 115、125 デカプセル化回路 116、126 警報処理回路 117、127 SDH終端回路 130、140 中継装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末に接続された第1のイーサネ
    ット終端装置と第2の端末に接続された第2のイーサネ
    ット終端装置とが対向するように配置され、イーサネッ
    ト信号をカプセル化して伝送するシステムにおける警報
    転送方式であって、 前記第1のイーサネット終端装置は、前記第2の端末と
    前記第2のイーサネット終端装置との間のリンクがダウ
    ンしたことを前記第2のイーサネット終端装置から通知
    されたこと、または前記第1のイーサネット終端装置と
    前記第2のイーサネット終端装置との間で伝送路障害が
    発生したことを検出し、この検出に基づいて前記第1の
    端末と前記第1のイーサネット終端装置との間のリンク
    を強制的にダウンさせた場合、前記第1の端末と前記第
    1のイーサネット終端装置とのリンクがダウンしたこと
    を前記第2のイーサネット終端装置に通知しないことを
    特徴とする警報転送方式。
  2. 【請求項2】 第1の端末に接続された第1のイーサネ
    ット終端装置と第2の端末に接続された第2のイーサネ
    ット終端装置とが、前記第1のイーサネット終端装置へ
    接続された第1の中継装置および前記第2のイーサネッ
    ト終端装置へ接続された第2の中継装置を介して対向す
    るように配置され、イーサネット信号をカプセル化して
    伝送するシステムにおける警報転送方式であって、 前記第1のイーサネット終端装置は、前記第2の端末と
    前記第2のイーサネット終端装置との間、または前記第
    1のイーサネット終端装置と前記第2のイーサネット終
    端装置との間で伝送路障害が発生したことを前記第2の
    イーサネット終端装置から通知され、あるいは前記第2
    のイーサネット終端装置と前記第1のイーサネット終端
    装置との間で伝送路障害が発生したことを前記第1のイ
    ーサネット終端装置で検出し、この通知または検出に基
    づいて強制的なリンクダウン制御を行った場合、前記第
    1の端末と前記第1のイーサネット終端装置とのリンク
    がダウンしたことを前記第2のイーサネット終端装置に
    通知しないことを特徴とする警報転送方式。
  3. 【請求項3】 前記第1のイーサネット終端装置と前記
    第2のイーサネット終端装置との間で発生した伝送路障
    害に基づいて強制的なリンクダウン制御を行った場合、
    障害が復旧してから所定の時間が経過した後に強制的な
    リンクダウン制御を停止することを特徴とする請求項1
    または2記載の警報転送方式。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のイーサネット終端
    装置は、複数の入力GbE信号と複数の出力GbE信号
    との間の接続変更を行うクロスコネクト装置であること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の警報
    転送方式。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のイーサネット終端
    装置は、複数のGbE信号を多重化する多重化装置であ
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載
    の警報転送方式。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2のイーサネット終端
    装置は、リンクがダウンしたことの通知をイーサネット
    信号単位で行い、対向するイーサネット終端装置は、送
    信元のイーサネット信号を識別して、対応する端末に対
    してのみ強制的なリンクダウン制御を行うことを特徴と
    する請求項4または5記載の警報転送方式。
  7. 【請求項7】 端末に接続されたイーサネット終端装置
    同士が、少なくとも2つ、対向するように配置され、イ
    ーサネット信号をカプセル化して伝送するシステムにお
    ける警報転送方式であって、 他のイーサネット終端装置から、当該イーサネット終端
    装置に接続された端末とのリンクがダウンしたこと、ま
    たは当該イーサネット終端装置に向かう伝送路上に障害
    が発生したことを通知されたイーサネット終端装置は、
    この通知に基づいて強制的なリンクダウン制御を行って
    通知を受けた側のイーサネット終端装置とのリンクを強
    制的にダウンさせたことを通知元のイーサネット終端装
    置に通知しないことを特徴とする警報転送方式。
  8. 【請求項8】 端末に接続されたイーサネット終端装置
    同士が、少なくとも2つ、中継装置を介して対向するよ
    うに配置され、イーサネット信号をカプセル化して伝送
    するシステムにおける警報転送方式であって、 他のイーサネット終端装置から、当該イーサネット終端
    装置に接続された端末とのリンクがダウンしたこと、ま
    たは当該イーサネット終端装置に向かう伝送路上に障害
    が発生したことを通知されたイーサネット終端装置は、
    この通知に基づいて強制的なリンクダウン制御を行って
    通知を受けた側のイーサネット終端装置とのリンクを強
    制的にダウンさせたことを通知元のイーサネット終端装
    置に通知しないことを特徴とする警報転送方式。
  9. 【請求項9】 イーサネット終端装置間の伝送路で発生
    した伝送路障害に基づいて強制的にリンクをダウンさせ
    た場合、障害が復旧してから所定の時間が経過した後に
    強制的リンクダウン制御を停止することを特徴とする請
    求項7または8記載の警報転送方式。
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