JP2003109081A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2003109081A JP2001340050A JP2001340050A JP2003109081A JP 2003109081 A JP2003109081 A JP 2003109081A JP 2001340050 A JP2001340050 A JP 2001340050A JP 2001340050 A JP2001340050 A JP 2001340050A JP 2003109081 A JP2003109081 A JP 2003109081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の筐体の冷却領域を均一に冷却す
ること。 【解決手段】 この自動販売機100では、飲料や食品
を収納する筐体1の一方側内壁2に風洞3を形成し、こ
の風洞3に冷却風を噴出する複数の穴4を形成する。風
洞3には、仕切り5を差し込む溝6が複数形成されてい
る。風洞3の下部室3aには、冷却器およびファン7が
設けられている。風洞3の穴4には、フィンが設けら
れ、このフィンにより冷却風の噴出方向が調整される。
そして、よどみが発生しないように冷却風を噴出すれ
ば、筐体1の内部を均一に冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料や食品等の
冷却が必要なものを収納するものであり、この冷却領域
全体を均一に冷却できる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動販売機の上部にホット飲料、
下部にコールド飲料を収納する、所謂ホット・アンド・
コールド式の自動販売機が普及している。図7は、その
ような自動販売機500の冷却風Wの流れを示す説明図
である。この自動販売機500は、筐体501を、仕切
り502により上部のホット領域Hと下部のコールド領
域Cの上下2室に分割した構成であり、筐体501内側
面に風洞503を設け、当該風洞503に冷却風Wを通
すようにしている。この風洞503には、筐体501内
に向かって冷却風Wを噴き出す複数の穴504が設けら
れており、且つ風洞503の下方には、送風用のファン
505と、冷却器(図示省略)が設置されている。仕切
り502は、断熱材から構成されている。
【0003】冷却器により冷却された空気は、ファン5
05によって風洞503内を上昇し、その過程において
穴504から筐体501内に冷却風Wを噴き出す。風洞
503は、仕切り502の位置にて何らかの手段により
上部のホット領域Hと遮断されており、これより上方に
冷却風Wが進まないようにしている。また、穴504か
ら噴き出した冷却風W(便宜的に図中1本の矢印で示
す)は、側面の筐体501内壁に当たり(同図(b)参
照)、続いて圧力の低い筐体前方に向かって移動する
(同図(a)参照)。これにより、筐体501内のコー
ルド領域Cを冷却して、格納している飲料等の商品を冷
却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動販売機500では、風洞503の穴504から
噴出した冷却風Wが、当該風洞503と対向位置する筐
体501内壁に直接当たるため、この付近の領域(図中
領域A)が積極的に冷却される一方、冷却風Wの流れが
よどむ領域が発生し(図中領域B)、当該領域Bの商品
を十分に冷却できないという問題点がある。具体的に
は、領域Aは零度以下となっても、よどんだ領域Bは1
0℃程度までしか冷却することができない。また、この
問題は、上下2室構造のものに限らず、筐体501内の
側方から冷却風Wを噴出する1室構造の自動販売機であ
っても、生じるものである。
【0005】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、コールド領域全体を均一に冷却できる
自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による自動販売機は、被冷却対象を収納
する筐体の内側壁に沿って風洞が設けられ、この風洞に
複数の穴を設けると共に、穴から噴出する冷却風の方向
を調整する噴出方向調整手段を備えたことを特徴とす
る。即ち、この発明では前記噴出方向調整手段により冷
却風の噴出方向を調整して、筐体内によどみ領域が生じ
ないようにする。これにより、筐体内が均一に冷却され
る。特に、上下2室構造の自動販売機では、よどみが発
生しやすいので、この発明が好適である。
【0007】つぎの発明による自動販売機は、被冷却対
象を収納する筐体の両内側壁に沿って風洞が設けられ、
この風洞のそれぞれに複数の穴を設けることを特徴とす
る。即ち、この発明のように、風洞を両側に設けてその
穴から冷却風を噴出すれば、筐体内が比較的複雑に攪拌
されるから、よどみを低減できる。このため、筐体内の
冷却が均一に行える。
【0008】つぎの発明による自動販売機は、上記自動
販売機において、前記調整手段が、穴に対応して設けた
フィンであることを特徴とする。なお、穴一つにつきフ
ィンが一つである必要はない。フィンを用いることで、
簡単な構造を以ってよどみを防止できる。
【0009】つぎの発明による自動販売機は、上記自動
販売機において、更に、筐体を上下2室に区画するにあ
たり、前記風洞に溝を設け、この溝に仕切りの差込み部
分を差し込むことで前記風洞内を遮断することを特徴と
する。
【0010】これにより、風洞を不可避的に遮断できる
ので、上下2室が連通するのを確実に防止できる。な
お、前記遮断の程度は、完全にシール状態である必要は
なく、実用上問題のない程度に遮断されていれば足り
る。
【0011】つぎの発明による自動販売機は、上記自動
販売機において、更に、風洞に形成した仕切りを差し込
む溝の両側に通風防止部材を設けたことを特徴とする。
仕切りを溝に入れた場合、差込み部分の両側に隙間がで
き、ここを冷却風が通過する。そこで、溝の両側に通風
防止部材を設けることで、この冷却風の通過を抑制でき
る。
【0012】つぎの発明による自動販売機は、上記自動
販売機において、更に、仕切りを差し込まない溝を塞ぐ
蓋を有することを特徴とする。仕切りを差し込まない溝
は開口するため、ここから適正量以上の冷却風が噴出し
てしまうが、蓋を設けることでこれを防止できる。
【0013】つぎの発明による自動販売機は、上記自動
販売機において、仕切りの内部を空洞にして風洞構造と
し、仕切りを前記溝に差し込むことで、差込み部分に設
けた空気導入口から風洞内の冷却風を導入し、筐体前方
側に設けた開口から冷却風を噴出することを特徴とす
る。
【0014】即ち、この発明では、仕切りを風洞構造に
することで、冷却風を被冷却体の上方から噴出できる。
このため、筐体内のよどみが防止されて均一な冷却が可
能になると共に、冷却効率が向上する。
【0015】また、この発明の自動販売機では、仕切り
の内部を空洞にして風洞構造とし、仕切りを前記溝に差
し込むことで、差込み部分に設けた空気導入口から風洞
内の冷却風を導入し、筐体前方側に設けた開口から冷却
風を噴出するので、筐体内のよどみが防止されて均一な
冷却が可能になると共に、冷却効率が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、この実施の形
態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、
或いは実質的同一のものが含まれる。
【0017】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に係る自動販売機を示す概略構成図である。図
2は、図1のA−A断面図である。この自動販売機10
0では、被冷却体である飲料や食品を収納する筐体1の
一方側内壁2に風洞3を形成し、この風洞3に冷却風を
噴出する複数の穴4を形成している。また、風洞3に
は、仕切り5を差し込む溝6が複数形成されている。風
洞3の下部室3aには、冷却器(図示省略)およびファ
ン7が設けられている。風洞3は、筐体1に対してスポ
ット溶接等の接合方法により板材を取り付けて形成され
る。なお、図示しなが、断面矩形の管状体を筐体内壁に
取り付けるようにしても良い。
【0018】また、筐体1の天井には、別の風洞8が前
記風洞3に接続した形で設けられている。この風洞8は
内部に山形のガイド9が形成されており、正面側は凸形
状となり且つ端部には開口10が設けられている。仕切
り5は、通常は断熱材のみから構成したもので十分であ
るが、更に同図に示すような風洞を一体化したものであ
っても良い。即ち、仕切り5は内部が空洞となり且つ上
記同様の山形のガイド11が形成され、更に前面側端部
には冷却風を噴き出す開口12が設けられている。開口
12は、同図に示すように単なる開口であっても良い
し、下方に冷却風を流すフィンが取り付けられたもので
あっても良い。また、仕切り5の風洞3と交差する部分
(差込み部分5a)には、空気導入口13が形成されて
いる。
【0019】また、風洞3の仕切り5を入れない部分に
は、専用の蓋14が取り付けられる。蓋14は、溝6に
差し込めるようになっており、具体的にはそのレール部
分15を溝6の切り込み6aを通して差込み、表面のプ
レート16を以って蓋をするような構成である。なお、
図示しないが蓋14の構成は、同図に示すものに限定さ
れない。即ち、使用していない溝6を塞ぐことができれ
ばよく、板材をボルト止めする構造等でも構わない。
【0020】風洞3内には、各穴4ごとに冷却風の噴き
出し方向を規制するフィン17が設けられている。この
フィン17は、風洞3を形成する板材よりも若干薄い板
材をスポット溶接等の比較的簡易な接合手段を持って取
り付けられている。なお、このフィン17は、穴4を塞
ぐように板材を取り付けてから、折り曲げてその角度を
調整する。角度は、すべてのフィン17で同じとしても
良いし、筐体1の形状等に基づいてよどみが発生する部
分に向けて角度をつけるようにしても良い。
【0021】また、図3に示すように、フィン18は穴
4を穿孔する際に打ち抜くことなく、折り曲げるように
プレス加工を施し、フィン18を一体に形成しても良
い。この場合もフィン18の角度を全て同じにしても夫
々調整するようにしても良い。また、図示しないが、フ
ィン17は、噴出方向が規制できれば十分であるから、
筐体1の内壁面2にスポット溶接して取り付けるように
しても良い。更に、風洞3の外面に設けても良い。この
ようにフィン17は、穴4に対応して設けていれば良
く、また穴4毎にフィン17を設けることも、複数の穴
4に単数のフィン17を対応させることも、単数の穴4
に複数のフィン17を対応させることもできる。
【0022】また、図4は、仕切りと風洞との差込み部
分の詳細を示す説明図である。また、この自動販売機1
00では、同図に示すように、溝6の入口と奥との両側
に通風防止部材19を設置する。この通風防止部材19
は、発泡ポリウレタン、ゴム、木材等の冷却風が仕切り
(具体的には仕切りの溝への差込み部分5a)と風洞3
の内壁との間を直線的に通過(図中二点鎖線)するのを
防止できるものであれば、どのようなものであっても良
い。
【0023】即ち、仕切り5より上部はホット領域であ
るから、当該仕切り5より上に冷却風が進むのは好まし
くないところ、若干の漏れは許容されるが、直線的に仕
切り5と風洞3内壁との隙間から冷却風が漏れると相当
の量がホット領域に侵入することになる。このため、こ
の通風防止部材19により、冷却風の移動経路をラビリ
ンス状にして(図中一点鎖線)、漏れにくくするように
することで、ホット領域の加熱効率の低下、コールド領
域の冷却効率の低下を防止できる。なお、通風防止部材
19は、溝6の入口および奥の一方のみに設けても良
い。
【0024】続いて、この自動販売機100における冷
却風の流れについて説明する。図5は、冷却風の流れを
平面的に示す説明図である。具体的には、同図(a)に
穴から冷却風を噴出した場合を示し、同図(b)に風洞
を兼用した仕切り5から冷却風を噴出させる場合を示
す。図1および図5を参照し、図示しない冷却器で冷却
された空気は、ファン7により風洞3内を上昇する。こ
の上昇した冷却風Wは、上部に至るまで順次穴4から噴
出すると共に、この噴出方向を風洞3内に設けたフィン
17により噴出方向を規制される。具体的には、よどみ
が生じている部分を解消するために、筐体1の前方に向
かって冷却風Wを噴出するようにする。
【0025】噴出して商品を冷やした冷却風Wは、筐体
1下方に下がり、ファン7の吸い込み口から再び吸い込
まれ、冷却循環される。一方、仕切り5の差込み部分5
aは風洞3内を遮断するように位置するが、この差込み
部分5aに設けた空気導入口13から空気が導入され、
仕切り5の内部を進むと共に山形のガイド11により前
方に進路変更され、開口12から筐体1前面方向に冷却
風Wを噴き出す。この冷却風は下降して商品を冷やし、
再び冷却循環する。
【0026】以上のように、この自動販売機100で
は、風洞3内にファン17を設け、穴4から噴出する冷
却風Wをよどみ領域に向けることで、当該よどみの解消
を行う。このため、自動販売機100の筐体1内のコー
ルド領域を均一に冷やすことができる。なお、係る効果
は、自動販売機100がコールド領域とホット領域を有
する上下2室構造の場合のみならず、1室構造の場合に
も適用できる。
【0027】よどみ領域は、筐体の構造等により影響を
受けるので、その位置を特定した上で、フィン17の角
度を調整する。なお、フィン17は、一方向に角度を有
する場合のほか、ねじり加工により湾曲面を有するもの
としても良い。これにより、冷却風のコントロールを詳
細に行うことができる。
【0028】また、この自動販売機100では、仕切り
5を入れることで、その差込み部分5aが風洞3内を遮
断し、冷却風Wが仕切り5より上、即ちホット領域に進
まないようにしている。このため、ユーザが仕切り5を
入れるだけで、ホット領域とコールド領域との区画を不
可避的に行うことになり、誤ってホット領域とコールド
領域とを連通状態にしてしまうことを防止できる。
【0029】また、仕切り5を入れない溝6には専用の
蓋14が取り付けられ、この蓋14は仕切り5を入れる
溝6以外の全てに取り付けられるので、仮に仕切り5の
位置を変更した場合は、蓋14が残り且つ特定の溝6が
開放状態になるので、ユーザは蓋14を取り付けざるを
得ない。このため、溝6から冷却風が大量に流出するの
を防止して、適正な冷却を行うことができる。なお、図
示しないが、蓋14に冷却風Wを噴出する穴を設けるよ
うにしても良い。
【0030】なお、風洞構造ではない仕切りの場合は、
溝6に差し込むことにより、冷却風がホット領域に進む
のを不可避的に防止できる。また、仕切りと風洞を別の
構造体とし、両者を合わせて板状のものとして実施して
も良い。
【0031】また、仕切り5を設けず、即ち自動販売機
100の全体をコールド領域にする場合は、風洞3から
の冷却風Wは、天井の風洞8に至り、当該風洞8のガイ
ド9により規制されて開口10から噴出される。噴出し
た冷却風Wは、再び冷却され循環する。
【0032】(実施の形態2)図6は、この発明の実施
の形態2に係る自動販売機を示す概略構成図である。こ
の自動販売機200は、風洞201,202を筐体1の
内壁2の両側に設けた点に特徴がある。その他は上記実
施の形態1の自動販売機100と同じである。この自動
販売機200は、両側の風洞201,202にそれぞれ
冷却風Wを噴出する複数の穴4が形成されている。ま
た、風洞201,202内には穴4ごとに上記フィン1
7を設けるのが好ましい。穴4に対するフィン17の取
り付け形態は、図2および図3に示すものと同様であ
る。風洞201,202同士は、上部の風洞203を以
って連通しており、当該内部の風洞203には山形のガ
イド204が設けられている。
【0033】仕切り205は、両側の風洞201,20
2に形成した溝6に差し込まれる。また、風洞201,
202同士は、筐体1下部で連通すると共に連通管20
6に対してファン207および冷却器(図示省略)を内
設したボックス208が取り付けられる。なお、同図に
おいて蓋14は図示省略するが、所定の溝6に差し込ま
れるものであることは、上記の通りである。
【0034】この自動販売機200では、冷却器により
冷却された空気が連通管206にて分岐して、両側の風
洞201,202内を上昇する。この過程で冷却風Wは
穴4から噴出されるが、このとき前記フィン17により
その噴出方向が規制され、よどみ領域に対して冷却風W
が吹き込まれる。これにより、コールド領域におけるよ
どみが解消されて、均一に商品を冷却できるようにな
る。なお、この実施の形態2の自動販売機200では、
フィン17を省略したとしても、両側から冷却風Wを噴
出するので、冷却風Wが筐体1内で攪拌されるから、内
部を均一に冷却することができる。
【0035】一方、冷却風Wは、仕切り205の溝6に
対する差込み部分205aに設けた空気導入口209か
ら当該仕切り205内に導入され、山形のガイド210
により開口211から噴出される。この噴出した冷却風
Wは、下降して商品を冷却する。また、冷却風Wが仕切
り205から上方のホット領域に至ることはない。な
お、自動販売機200をコールド領域のみで構成する場
合は、天井の風洞203を用いて冷却を行う。
【0036】以上の自動販売機200によれば、実施の
形態1の自動販売機100と同様の効果が得られる他、
風洞201,202を筐体1両側に設けることで冷却効
率を向上でき、且つ両側から冷却風Wを噴出するのでよ
どみを効果的に防止できる。更に、穴4ごとにフィン1
7を設けることで、更によどみを防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動販
売機では、被冷却対象を収納する筐体の内側壁に沿って
風洞が設けられ、この風洞に複数の穴を設けると共に、
穴から噴出する冷却風の方向を調整する噴出方向調整手
段を備えたので、筐体内のよどみが防止され、筐体内を
均一に冷却できる。
【0038】また、この発明の自動販売機では、被冷却
対象を収納する筐体の両内側壁に沿って風洞が設けら
れ、この風洞のそれぞれに複数の穴を設けることで、筐
体内のよどみが低減して、均一な冷却が行える。
【0039】また、この発明の自動販売機では、調整手
段として、穴に対応して設けたフィンを用いたので、簡
単な構成でよどみを防止し、均一な冷却を行える。
【0040】また、この発明の自動販売機では、筐体を
上下2室に区画するにあたり、前記風洞に溝を設け、こ
の溝に仕切りの差込み部分を差し込むことで前記風洞内
を遮断するので、上下2室が連通するのを確実に防止で
きる。
【0041】また、この発明の自動販売機では、風洞に
形成した仕切りを差し込む溝の両側に通風防止部材を設
けたので、冷却効率の低下を防止できる。
【0042】また、この発明の自動販売機では、仕切り
を差し込まない溝を塞ぐ蓋を有するので、冷却風が適正
量以上噴出するのを防止できる。
【0043】また、この発明の自動販売機では、仕切り
の内部を空洞にして風洞構造とし、仕切りを前記溝に差
し込むことで、差込み部分に設けた空気導入口から風洞
内の冷却風を導入し、筐体前方側に設けた開口から冷却
風を噴出するので、筐体内のよどみが防止されて均一な
冷却が可能になると共に、冷却効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る自動販売機を示
す概略構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】フィンの変形例を示す断面図である。
【図4】仕切りと風洞との差込み部分の詳細を示す説明
図である。
【図5】冷却風の流れを平面的に示す説明図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る自動販売機を示
す概略構成図である。
【図7】自動販売機の冷却風の流れを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
100 自動販売機 1 筐体 2 内壁 3 風洞 4 穴 5 仕切り 6 溝 7 ファン 14 蓋 17 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 忠男 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 敏成 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 FB02 FB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却対象を収納する筐体の内側壁に沿
    って風洞が設けられ、この風洞に複数の穴を設けると共
    に、穴から噴出する冷却風の方向を調整する噴出方向調
    整手段を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 被冷却対象を収納する筐体の両内側壁に
    沿って風洞が設けられ、この風洞のそれぞれに複数の穴
    を設けることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記調整手段は、穴に対応して設けたフ
    ィンであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    自動販売機。
  4. 【請求項4】 更に、筐体を上下2室に区画するにあた
    り、前記風洞に溝を設け、この溝に仕切りの差込み部分
    を差し込むことで前記風洞内を遮断することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 更に、風洞に形成した仕切りを差し込む
    溝の両側に通風防止部材を設けたことを特徴とする請求
    項4に記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 更に、仕切りを差し込まない溝を塞ぐ蓋
    を有することを特徴とする請求項4または5に記載の自
    動販売機。
  7. 【請求項7】 前記仕切りの内部を空洞にして風洞構造
    とし、仕切りを前記溝に差し込むことで、差込み部分に
    設けた空気導入口から風洞内の冷却風を導入し、筐体前
    方側に設けた開口から冷却風を噴出することを特徴とす
    る請求項4〜6のいずれか一つに記載の自動販売機。
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