JPH09273854A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH09273854A JPH09273854A JP8246596A JP8246596A JPH09273854A JP H09273854 A JPH09273854 A JP H09273854A JP 8246596 A JP8246596 A JP 8246596A JP 8246596 A JP8246596 A JP 8246596A JP H09273854 A JPH09273854 A JP H09273854A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0653—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the mullion
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 貯蔵室の冷却効率を向上することができる冷
蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室背面ダクト28に下方から冷気を
供給し、吐出口11Aの冷気上流側の下縁34Bを、略
水平若しくは冷気流に沿わせて上向きとなるように傾斜
させる。
蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室背面ダクト28に下方から冷気を
供給し、吐出口11Aの冷気上流側の下縁34Bを、略
水平若しくは冷気流に沿わせて上向きとなるように傾斜
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクトに形成した
吐出口より貯蔵室内に冷気を吐出して成る冷蔵庫に関す
るものである。
吐出口より貯蔵室内に冷気を吐出して成る冷蔵庫に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷蔵庫は、例えば実公平6
−12301号公報(F25D23/00)に示されて
いる。図7乃至図9に係る従来の冷蔵庫101を示す。
冷蔵庫101は鋼板製の外箱102と、硬質樹脂製の内
箱103間に発泡ポリウレタン等の断熱材104を現場
発泡方式にて充填して成る前面開口の断熱箱体106か
ら構成されている。この断熱箱体106の庫内は、前記
内箱103と一体に成形され、内部に成形断熱材107
が収納された上区画壁108及び下区画壁109とによ
って上下三室に区画されており、上区画壁108の上方
を冷蔵室111、下区画壁109の下方を野菜室11
2、それらの間を冷凍室113とされている。
−12301号公報(F25D23/00)に示されて
いる。図7乃至図9に係る従来の冷蔵庫101を示す。
冷蔵庫101は鋼板製の外箱102と、硬質樹脂製の内
箱103間に発泡ポリウレタン等の断熱材104を現場
発泡方式にて充填して成る前面開口の断熱箱体106か
ら構成されている。この断熱箱体106の庫内は、前記
内箱103と一体に成形され、内部に成形断熱材107
が収納された上区画壁108及び下区画壁109とによ
って上下三室に区画されており、上区画壁108の上方
を冷蔵室111、下区画壁109の下方を野菜室11
2、それらの間を冷凍室113とされている。
【0003】そして、冷蔵室111の前面開口は回動式
の断熱扉114によって開閉自在に閉塞されると共に、
冷凍室113及び野菜室112は、上面開口の容器11
4A、116A、117Aを備えた引き出し式の断熱扉
115、116(冷凍室113はこれら上下二段)、1
17によりそれぞれ開閉自在に閉塞されている。
の断熱扉114によって開閉自在に閉塞されると共に、
冷凍室113及び野菜室112は、上面開口の容器11
4A、116A、117Aを備えた引き出し式の断熱扉
115、116(冷凍室113はこれら上下二段)、1
17によりそれぞれ開閉自在に閉塞されている。
【0004】また、冷凍室113の奥部には仕切板12
1にて冷却室122が区画形成されており、この冷却室
122内に冷却器123が縦設されている。この冷却器
123の上方には送風機124が設けられており、仕切
板121の上部及び中央部には冷凍室用吐出口113A
が、また、下部には冷凍室用吸込口113Bが形成され
ている。
1にて冷却室122が区画形成されており、この冷却室
122内に冷却器123が縦設されている。この冷却器
123の上方には送風機124が設けられており、仕切
板121の上部及び中央部には冷凍室用吐出口113A
が、また、下部には冷凍室用吸込口113Bが形成され
ている。
【0005】更に、上区画壁108の成形断熱材107
内後部にはそれを上下に貫通するかたちで案内ダクト1
26が形成されており、この案内ダクト126は送風機
124を迂回するかたちで冷却室122内と冷蔵室11
1内奥下端部とを連通している。
内後部にはそれを上下に貫通するかたちで案内ダクト1
26が形成されており、この案内ダクト126は送風機
124を迂回するかたちで冷却室122内と冷蔵室11
1内奥下端部とを連通している。
【0006】一方、冷蔵室111の奥部には内箱103
背面と間隔を存して設けられた背面ダクト板127が取
り付けられており、この背面ダクト板127の内側には
所定厚みの成形断熱材から成るダクト断熱材127Aが
取り付けられ、このダクト断熱材127Aと内箱103
間に上下に延在する冷蔵室背面ダクト128が形成され
ている。
背面と間隔を存して設けられた背面ダクト板127が取
り付けられており、この背面ダクト板127の内側には
所定厚みの成形断熱材から成るダクト断熱材127Aが
取り付けられ、このダクト断熱材127Aと内箱103
間に上下に延在する冷蔵室背面ダクト128が形成され
ている。
【0007】前記背面ダクト板127及びダクト断熱材
127Aには、断熱扉114に正対する方向に開口した
冷蔵室用吐出口111Aが複数形成されており、特にこ
の背面ダクト板127の最上部に形成された冷蔵室用吐
出口111Aに対応する背面ダクト板127には、冷蔵
室111内に向かって上向きとされた複数の整流板12
9が形成されている。
127Aには、断熱扉114に正対する方向に開口した
冷蔵室用吐出口111Aが複数形成されており、特にこ
の背面ダクト板127の最上部に形成された冷蔵室用吐
出口111Aに対応する背面ダクト板127には、冷蔵
室111内に向かって上向きとされた複数の整流板12
9が形成されている。
【0008】また、この最上部の冷蔵室用吐出口111
Aの上縁127Cを構成するダクト断熱材127Aは上
向きに傾斜すると共に、下縁127Dを構成するダクト
断熱材127Aは下向きに傾斜しており、これによっ
て、当該冷蔵室用吐出口111Aは冷蔵室111に向け
て拡開する形状とされている。
Aの上縁127Cを構成するダクト断熱材127Aは上
向きに傾斜すると共に、下縁127Dを構成するダクト
断熱材127Aは下向きに傾斜しており、これによっ
て、当該冷蔵室用吐出口111Aは冷蔵室111に向け
て拡開する形状とされている。
【0009】係る冷蔵室背面ダクト128の下端は、冷
蔵室111の下奥部の上区画壁108上に設けられた断
熱製のダンパーケース131に連通接続され、このダン
パーケース131の下部は前記案内ダクト126の上端
に連通しており、このダンパーケース131内において
冷蔵室背面ダクト128と案内ダクト126は連通され
る。
蔵室111の下奥部の上区画壁108上に設けられた断
熱製のダンパーケース131に連通接続され、このダン
パーケース131の下部は前記案内ダクト126の上端
に連通しており、このダンパーケース131内において
冷蔵室背面ダクト128と案内ダクト126は連通され
る。
【0010】また、このダンパーケース131内には冷
蔵室111内の温度を検出して冷蔵室背面ダクト128
への流路を開閉するダンパーサーモスタット132が収
納されている。
蔵室111内の温度を検出して冷蔵室背面ダクト128
への流路を開閉するダンパーサーモスタット132が収
納されている。
【0011】このダンパーケース131の前側には周囲
の冷蔵室111内と略仕切られた氷温コーナー133が
構成されており、ダンパーケース131にはこの氷温コ
ーナー133用の吐出口133Aも形成されている。ま
た、氷温コーナー133奥部には野菜室112への冷気
導入口134が形成されており、この冷気導入口134
と野菜室112内に形成した野菜室用吐出口112A
は、断熱材104内を降下する野菜室用ダクト136に
て連通されている。
の冷蔵室111内と略仕切られた氷温コーナー133が
構成されており、ダンパーケース131にはこの氷温コ
ーナー133用の吐出口133Aも形成されている。ま
た、氷温コーナー133奥部には野菜室112への冷気
導入口134が形成されており、この冷気導入口134
と野菜室112内に形成した野菜室用吐出口112A
は、断熱材104内を降下する野菜室用ダクト136に
て連通されている。
【0012】更に、下区画壁109内の成形断熱材10
7内には野菜室帰還ダクト138が形成され、野菜室1
12内上部と冷却室122下部を連通している。
7内には野菜室帰還ダクト138が形成され、野菜室1
12内上部と冷却室122下部を連通している。
【0013】以上の構成で、冷却器123と周知の冷凍
サイクルを構成する図示しない圧縮機及び前記送風機1
24が運転されると、冷却器123にて冷却された冷気
は送風機124により冷凍室用吐出口113Aより冷凍
室113内に吹き出される。そして、吹き出された冷気
は冷凍室113内を循環して冷却した後、下部の冷凍室
用吸込口113Bから冷却室122内下部に帰還する。
これによって、冷凍室113は所定の冷凍温度(−20
℃程)に維持される。
サイクルを構成する図示しない圧縮機及び前記送風機1
24が運転されると、冷却器123にて冷却された冷気
は送風機124により冷凍室用吐出口113Aより冷凍
室113内に吹き出される。そして、吹き出された冷気
は冷凍室113内を循環して冷却した後、下部の冷凍室
用吸込口113Bから冷却室122内下部に帰還する。
これによって、冷凍室113は所定の冷凍温度(−20
℃程)に維持される。
【0014】また、送風機124より吹き出された冷気
の一部は案内ダクト126に流入し、ダンパーサーモス
タット132を経て冷蔵室背面ダクト128内を上昇し
た後、各冷蔵室用吐出口111A・・より冷蔵室111
内に向かって吹き出される。ダンパーサーモスタット1
32は冷蔵室111内の温度に基づいてダクト128へ
の冷気供給を開閉制御し、冷蔵室111内の温度を所定
の冷蔵温度(例えば+3℃程)に維持する。尚、氷温コ
ーナー133内は狭い領域に比較的多量の冷気が供給さ
れるため、例えば0℃〜−1℃程の低温に冷却される。
の一部は案内ダクト126に流入し、ダンパーサーモス
タット132を経て冷蔵室背面ダクト128内を上昇し
た後、各冷蔵室用吐出口111A・・より冷蔵室111
内に向かって吹き出される。ダンパーサーモスタット1
32は冷蔵室111内の温度に基づいてダクト128へ
の冷気供給を開閉制御し、冷蔵室111内の温度を所定
の冷蔵温度(例えば+3℃程)に維持する。尚、氷温コ
ーナー133内は狭い領域に比較的多量の冷気が供給さ
れるため、例えば0℃〜−1℃程の低温に冷却される。
【0015】また、冷蔵室111内(氷温コーナー13
3内を含む)を循環した冷気は、前記冷気導入口134
より野菜室用ダクト136に流入し、そこを経て野菜室
用吐出口112Aより野菜室112内に吐出される。そ
して、野菜室112内を循環し、容器117A内を間接
的に冷却した後、冷気は下区画壁109内に形成した野
菜室帰還ダクト138内を経て冷却室122内下部に帰
還する。これによって、容器117A内の野菜は乾燥が
防がれた状態で+5℃〜+6℃程の温度に保冷される。
3内を含む)を循環した冷気は、前記冷気導入口134
より野菜室用ダクト136に流入し、そこを経て野菜室
用吐出口112Aより野菜室112内に吐出される。そ
して、野菜室112内を循環し、容器117A内を間接
的に冷却した後、冷気は下区画壁109内に形成した野
菜室帰還ダクト138内を経て冷却室122内下部に帰
還する。これによって、容器117A内の野菜は乾燥が
防がれた状態で+5℃〜+6℃程の温度に保冷される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、最上部の
冷蔵室用吐出口111Aの上下縁127C、127Dを
構成する部分のダクト断熱材127Aは、その成型時の
手順の問題から冷蔵室111側に拡開する形状とされて
いるため、冷気の上流側となる下縁127Dが冷気が流
れて来る方向に対して鋭角となるため、図9に矢印で示
す如くその先端部の外側において所謂カルマン渦が発生
する。このため吐出口111A部分において冷気の逆流
が生じ、風量が減少して冷却効率が低下してしまう問題
があった。
冷蔵室用吐出口111Aの上下縁127C、127Dを
構成する部分のダクト断熱材127Aは、その成型時の
手順の問題から冷蔵室111側に拡開する形状とされて
いるため、冷気の上流側となる下縁127Dが冷気が流
れて来る方向に対して鋭角となるため、図9に矢印で示
す如くその先端部の外側において所謂カルマン渦が発生
する。このため吐出口111A部分において冷気の逆流
が生じ、風量が減少して冷却効率が低下してしまう問題
があった。
【0017】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、貯蔵室内の冷却効率を向
上することができる冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
るために成されたものであり、貯蔵室内の冷却効率を向
上することができる冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷蔵庫
は、吐出口にて貯蔵室と連通するダクト内に送風機から
の冷気を供給すると共に、ダクト内を経た冷気を吐出口
より貯蔵室内に吐出するものであって、吐出口の冷気上
流側の縁部を、略水平若しくは冷気流に沿わせた傾斜面
としたものである。
は、吐出口にて貯蔵室と連通するダクト内に送風機から
の冷気を供給すると共に、ダクト内を経た冷気を吐出口
より貯蔵室内に吐出するものであって、吐出口の冷気上
流側の縁部を、略水平若しくは冷気流に沿わせた傾斜面
としたものである。
【0019】また、請求項2の発明の冷蔵庫は請求項1
において、吐出口には複数枚の整流板を設けたものであ
る。
において、吐出口には複数枚の整流板を設けたものであ
る。
【0020】更に、請求項3の発明の冷蔵庫は請求項2
において、吐出口の冷気上流側の縁部を略水平と成すと
共に、この縁部に隣接する整流板を略水平とし、且つ、
縁部から離間する整流板程、冷気流に沿わせて傾斜させ
たものである。
において、吐出口の冷気上流側の縁部を略水平と成すと
共に、この縁部に隣接する整流板を略水平とし、且つ、
縁部から離間する整流板程、冷気流に沿わせて傾斜させ
たものである。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の冷蔵庫1の正面図(扉を
除く。一部透視。)、図2は冷蔵庫1の縦断側面図、図
3は冷蔵室背面ダクト28の斜視図をそれぞれ示してい
る。冷蔵庫1は鋼板製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3
間に発泡ポリウレタン等の断熱材4を現場発泡方式にて
充填して成る前面開口の断熱箱体6から構成されてい
る。この断熱箱体6の庫内は、前記内箱3と一体に成形
され、内部に成形断熱材5、7が収納された上区画壁
8、及び、同様に内部に成形断熱材10が収納された下
区画壁9によって上下三室に区画されており、上区画壁
8の上方を冷蔵室11、下区画壁9の下方を野菜室1
2、それらの間を冷凍室13とされている。
例を詳述する。図1は本発明の冷蔵庫1の正面図(扉を
除く。一部透視。)、図2は冷蔵庫1の縦断側面図、図
3は冷蔵室背面ダクト28の斜視図をそれぞれ示してい
る。冷蔵庫1は鋼板製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3
間に発泡ポリウレタン等の断熱材4を現場発泡方式にて
充填して成る前面開口の断熱箱体6から構成されてい
る。この断熱箱体6の庫内は、前記内箱3と一体に成形
され、内部に成形断熱材5、7が収納された上区画壁
8、及び、同様に内部に成形断熱材10が収納された下
区画壁9によって上下三室に区画されており、上区画壁
8の上方を冷蔵室11、下区画壁9の下方を野菜室1
2、それらの間を冷凍室13とされている。
【0022】そして、冷蔵室11の前面開口は回動式の
断熱扉14によって開閉自在に閉塞されると共に、冷凍
室13及び野菜室12は、前述同様の上面開口の容器1
5A、16A、17Aを備えた引き出し式の断熱扉1
5、16(冷凍室13はこれら上下二段)、17により
それぞれ開閉自在に閉塞されている。
断熱扉14によって開閉自在に閉塞されると共に、冷凍
室13及び野菜室12は、前述同様の上面開口の容器1
5A、16A、17Aを備えた引き出し式の断熱扉1
5、16(冷凍室13はこれら上下二段)、17により
それぞれ開閉自在に閉塞されている。
【0023】また、冷凍室13の奥部には仕切板21に
て冷却室22が区画形成されており、この冷却室22内
に冷却器23が縦設されている。この冷却器23の上方
には送風機24が設けられており、仕切板21の上部及
び中央部には冷凍室用吐出口13Aが、また、下部には
冷凍室用吸込口13Bが形成されている。
て冷却室22が区画形成されており、この冷却室22内
に冷却器23が縦設されている。この冷却器23の上方
には送風機24が設けられており、仕切板21の上部及
び中央部には冷凍室用吐出口13Aが、また、下部には
冷凍室用吸込口13Bが形成されている。
【0024】更に、上区画壁8内後部の成形断熱材7は
例えば発泡スチロールなどから成り、該成形断熱材7内
にはそれを上下に貫通するかたちで案内ダクト26が設
けられている。係る案内ダクト26の上部には図3に示
す如き分流ダクト29が設けられており、この分流ダク
ト29は下端部に冷気の入口29Bが設けられ、この入
口29Bは案内ダクト26上端に接合されると共に、上
部は左右に分岐されている。左側に分岐した分流ダクト
29は送風機24を迂回するかたちで形成され、その先
端に出口29Aが設けられると共に、この出口29Aは
後述する左側の冷蔵室背面ダクト28の下端に位置して
いる。
例えば発泡スチロールなどから成り、該成形断熱材7内
にはそれを上下に貫通するかたちで案内ダクト26が設
けられている。係る案内ダクト26の上部には図3に示
す如き分流ダクト29が設けられており、この分流ダク
ト29は下端部に冷気の入口29Bが設けられ、この入
口29Bは案内ダクト26上端に接合されると共に、上
部は左右に分岐されている。左側に分岐した分流ダクト
29は送風機24を迂回するかたちで形成され、その先
端に出口29Aが設けられると共に、この出口29Aは
後述する左側の冷蔵室背面ダクト28の下端に位置して
いる。
【0025】また、右側に分岐した分流ダクト29の先
端にも出口(図示せず。出口29Aと左右対称形状。)
が設けられており、この出口は後述する右側の冷蔵室背
面ダクト28の下端に位置している。該分流ダクト29
の出口29Aは図4に示す如く上方に徐々に拡開しなが
らその開口が略三角形状となる漏斗型に形成されてい
る。そして、この分流ダクト29の出口29Aは後述す
る冷蔵室背面ダクト28、28下端の入口28Bに略密
着して合致するように構成されている。
端にも出口(図示せず。出口29Aと左右対称形状。)
が設けられており、この出口は後述する右側の冷蔵室背
面ダクト28の下端に位置している。該分流ダクト29
の出口29Aは図4に示す如く上方に徐々に拡開しなが
らその開口が略三角形状となる漏斗型に形成されてい
る。そして、この分流ダクト29の出口29Aは後述す
る冷蔵室背面ダクト28、28下端の入口28Bに略密
着して合致するように構成されている。
【0026】また、冷蔵室11内下部には氷温コーナー
30が区画形成されており、この氷温コーナー30の後
方に分流ダクト29は位置している。係る分流ダクト2
9の左右に分流した後の部分の途中には吐出口30A、
30Aがそれぞれ設けられており、この吐出口30A、
30Aは氷温コーナー30内に開口し、これにより案内
ダクト26内と氷温コーナー30内とが連通されてい
る。
30が区画形成されており、この氷温コーナー30の後
方に分流ダクト29は位置している。係る分流ダクト2
9の左右に分流した後の部分の途中には吐出口30A、
30Aがそれぞれ設けられており、この吐出口30A、
30Aは氷温コーナー30内に開口し、これにより案内
ダクト26内と氷温コーナー30内とが連通されてい
る。
【0027】一方、冷蔵室11内背面の左右両隅部には
断面略三角形状を成して内部中空の背面ダクト板33、
33がそれぞれ取り付けられており、これら背面ダクト
板33、33の内側には所定厚みの成形断熱材から成る
ダクト断熱材34が取り付けられ、このダクト断熱材3
4と内箱3間に上下に延在する前記冷蔵室背面ダクト2
8がそれぞれ形成されている。
断面略三角形状を成して内部中空の背面ダクト板33、
33がそれぞれ取り付けられており、これら背面ダクト
板33、33の内側には所定厚みの成形断熱材から成る
ダクト断熱材34が取り付けられ、このダクト断熱材3
4と内箱3間に上下に延在する前記冷蔵室背面ダクト2
8がそれぞれ形成されている。
【0028】背面ダクト板33は内箱3の背面から側面
に渡る三角形の傾斜辺33Aを前面としており、この傾
斜辺33Aにおける背面ダクト板33及びダクト断熱材
34には、上下に渡って複数の冷蔵室用吐出口11A・
・・が形成され、特にこの背面ダクト板33の最上部に
形成された冷蔵室用吐出口11Aに対応する背面ダクト
板33には複数の整流板32・・が形成されている。
に渡る三角形の傾斜辺33Aを前面としており、この傾
斜辺33Aにおける背面ダクト板33及びダクト断熱材
34には、上下に渡って複数の冷蔵室用吐出口11A・
・・が形成され、特にこの背面ダクト板33の最上部に
形成された冷蔵室用吐出口11Aに対応する背面ダクト
板33には複数の整流板32・・が形成されている。
【0029】また、この最上部の冷蔵室用吐出口11A
の上下縁34A、34Bを構成するダクト断熱材34は
上向き(冷蔵室11側が冷気下流側となる)に傾斜して
いる。更に、各整流板32も上下縁34A、34Bと同
方向(上向き)に傾斜せられている(図5)。更にま
た、傾斜辺33Aの向きに従い、各冷蔵室用吐出口11
A・・・も冷蔵室11の水平方向における中央部に指向
している。
の上下縁34A、34Bを構成するダクト断熱材34は
上向き(冷蔵室11側が冷気下流側となる)に傾斜して
いる。更に、各整流板32も上下縁34A、34Bと同
方向(上向き)に傾斜せられている(図5)。更にま
た、傾斜辺33Aの向きに従い、各冷蔵室用吐出口11
A・・・も冷蔵室11の水平方向における中央部に指向
している。
【0030】ここで、冷蔵室背面ダクト28、28に流
入した冷気の圧力は入口側から先端に行くに従って損失
が大きくなってしまう。このため、冷蔵室背面ダクト2
8、28に設けた複数の冷蔵室用吐出口11A・・・
は、入口28B側(下方)を小さく、反対側(上方)を
大きく形成しており、これにより入口28B側と先端の
冷蔵室用吐出口11Aから吐出される冷気により冷蔵室
11内での冷却の均一化を図っている。尚、31はダン
パー装置である。
入した冷気の圧力は入口側から先端に行くに従って損失
が大きくなってしまう。このため、冷蔵室背面ダクト2
8、28に設けた複数の冷蔵室用吐出口11A・・・
は、入口28B側(下方)を小さく、反対側(上方)を
大きく形成しており、これにより入口28B側と先端の
冷蔵室用吐出口11Aから吐出される冷気により冷蔵室
11内での冷却の均一化を図っている。尚、31はダン
パー装置である。
【0031】また、冷蔵室11の下奥部には野菜室12
への冷気導入口41が形成されており、この冷気導入口
41と野菜室12内に形成した野菜室用吐出口12A
は、断熱材4内を降下する野菜室用ダクト42にて連通
されている。
への冷気導入口41が形成されており、この冷気導入口
41と野菜室12内に形成した野菜室用吐出口12A
は、断熱材4内を降下する野菜室用ダクト42にて連通
されている。
【0032】更に、下区画壁9内の成形断熱材10内に
は野菜室帰還ダクト43が形成され、野菜室12内上部
と冷却室22下部を連通している。
は野菜室帰還ダクト43が形成され、野菜室12内上部
と冷却室22下部を連通している。
【0033】以上の構成で、冷却器23と周知の冷凍サ
イクルを構成する図示しない圧縮機及び前記送風機24
が運転されると、冷却器23にて冷却された冷気は送風
機24により冷凍室用吐出口13Aより冷凍室13内に
吹き出される。そして、冷凍室13内を循環して冷却し
た後、冷気は下部の冷凍室用吸込口13Bから冷却室2
2内下部に帰還する。これによって、冷凍室13は所定
の冷凍温度(−20℃程)に維持される。
イクルを構成する図示しない圧縮機及び前記送風機24
が運転されると、冷却器23にて冷却された冷気は送風
機24により冷凍室用吐出口13Aより冷凍室13内に
吹き出される。そして、冷凍室13内を循環して冷却し
た後、冷気は下部の冷凍室用吸込口13Bから冷却室2
2内下部に帰還する。これによって、冷凍室13は所定
の冷凍温度(−20℃程)に維持される。
【0034】また、送風機24より吹き出された冷気の
一部は案内ダクト26に流入し、ダンパー装置31を経
て分流ダクト29に流入して左右に分流される。そし
て、分流した後の一部の冷気は分流ダクト29の途中に
設けた吐出口30A、30Aより氷温コーナー30内に
流入し、氷温コーナー30内を強力に冷却する。この氷
温コーナー30内は狭い領域に比較的多量の冷気が供給
されるため、例えば0℃〜−1℃程の低温に冷却され
る。
一部は案内ダクト26に流入し、ダンパー装置31を経
て分流ダクト29に流入して左右に分流される。そし
て、分流した後の一部の冷気は分流ダクト29の途中に
設けた吐出口30A、30Aより氷温コーナー30内に
流入し、氷温コーナー30内を強力に冷却する。この氷
温コーナー30内は狭い領域に比較的多量の冷気が供給
されるため、例えば0℃〜−1℃程の低温に冷却され
る。
【0035】そして、残りの冷気は分流ダクト29の出
口29Aから冷蔵室11内背面の左右両隅部に上下に渡
って設けた冷蔵室背面ダクト28、28に流入し、冷蔵
室背面ダクト28、28内を上昇してそれぞれの冷蔵室
用吐出口11A・・より冷蔵室11内に吹き出される。
口29Aから冷蔵室11内背面の左右両隅部に上下に渡
って設けた冷蔵室背面ダクト28、28に流入し、冷蔵
室背面ダクト28、28内を上昇してそれぞれの冷蔵室
用吐出口11A・・より冷蔵室11内に吹き出される。
【0036】この場合、冷蔵室背面ダクト28、28の
冷蔵室用吐出口11A・・・は冷蔵室11の水平方向に
おける中央部に向かって形成されており、冷気は冷蔵室
11の水平方向における中央部に向けて吐出される。ま
た、冷蔵室背面ダクト28の入口28B近傍の冷蔵室用
吐出口11A・・を小さく、上方を大きく形成している
ので、冷蔵室11内の上方の冷蔵室用吐出口11Aと下
方の冷蔵室用吐出口11Aより吐出する冷気により冷蔵
室11内での冷却が均一に行われるようになる。
冷蔵室用吐出口11A・・・は冷蔵室11の水平方向に
おける中央部に向かって形成されており、冷気は冷蔵室
11の水平方向における中央部に向けて吐出される。ま
た、冷蔵室背面ダクト28の入口28B近傍の冷蔵室用
吐出口11A・・を小さく、上方を大きく形成している
ので、冷蔵室11内の上方の冷蔵室用吐出口11Aと下
方の冷蔵室用吐出口11Aより吐出する冷気により冷蔵
室11内での冷却が均一に行われるようになる。
【0037】また、冷蔵室背面ダクト28、28に設け
た最上部の冷蔵室用吐出口11Aの下縁34Bは冷気流
に沿わせて上向きに傾斜させられているので、冷蔵室用
吐出口11Aの下縁34B外側にカルマン渦が発生し難
くなる。
た最上部の冷蔵室用吐出口11Aの下縁34Bは冷気流
に沿わせて上向きに傾斜させられているので、冷蔵室用
吐出口11Aの下縁34B外側にカルマン渦が発生し難
くなる。
【0038】次にダンパー装置31の図示しないモータ
は、冷蔵室11内の温度を検出するセンサーを備えた図
示しない制御装置により制御され、ダンパー(図示せ
ず)を回転駆動してケース(案内ダクト26)内を流通
する冷気量を調整する。これによって、冷蔵室背面ダク
ト28への冷気供給が制御され、冷蔵室11内の温度は
所定の冷蔵温度(例えば+3℃程)に維持される。
は、冷蔵室11内の温度を検出するセンサーを備えた図
示しない制御装置により制御され、ダンパー(図示せ
ず)を回転駆動してケース(案内ダクト26)内を流通
する冷気量を調整する。これによって、冷蔵室背面ダク
ト28への冷気供給が制御され、冷蔵室11内の温度は
所定の冷蔵温度(例えば+3℃程)に維持される。
【0039】また、冷蔵室11内を循環した冷気は、前
記冷気導入口41より野菜室用ダクト42に流入し、そ
こを経て野菜室用吐出口12Aより野菜室12内に吐出
されると共に、氷温コーナー30内の冷気も氷温コーナ
ー30後部に設けた冷気導入口(図示せず)より野菜室
用ダクト42に流入して野菜室12内に吐出される。そ
して、野菜室12内を循環し、容器17A内を間接的に
冷却した後、冷気は下区画壁9内に形成した野菜室帰還
ダクト43内を経て冷却室22内下部に帰還する。これ
によって、容器内の野菜は乾燥が防がれた状態で+5℃
〜+6℃程の温度に保冷される。
記冷気導入口41より野菜室用ダクト42に流入し、そ
こを経て野菜室用吐出口12Aより野菜室12内に吐出
されると共に、氷温コーナー30内の冷気も氷温コーナ
ー30後部に設けた冷気導入口(図示せず)より野菜室
用ダクト42に流入して野菜室12内に吐出される。そ
して、野菜室12内を循環し、容器17A内を間接的に
冷却した後、冷気は下区画壁9内に形成した野菜室帰還
ダクト43内を経て冷却室22内下部に帰還する。これ
によって、容器内の野菜は乾燥が防がれた状態で+5℃
〜+6℃程の温度に保冷される。
【0040】尚、上記実施例では最上部の冷蔵室用吐出
口11Aの上下縁34A、34Bを冷気流に沿わせて上
向きに傾斜させたが、図6に示す如く冷蔵室用吐出口1
1Aの上縁34Aを構成するダクト断熱材34は上向き
に傾斜させると共に、下縁34Bを構成するダクト断熱
材34は略水平としても良い。係る構成としてもカルマ
ン渦の発生は減少若しくは防止される。
口11Aの上下縁34A、34Bを冷気流に沿わせて上
向きに傾斜させたが、図6に示す如く冷蔵室用吐出口1
1Aの上縁34Aを構成するダクト断熱材34は上向き
に傾斜させると共に、下縁34Bを構成するダクト断熱
材34は略水平としても良い。係る構成としてもカルマ
ン渦の発生は減少若しくは防止される。
【0041】更に、下縁34Bに隣接する整流板32は
水平(又は略水平)とすると共に、下縁34Bから離間
する整流板32程冷気流に沿わせて冷蔵室11側が上方
となるよう傾斜させれば、吐出された冷気を広い範囲で
冷蔵室11内に吹き出すことができるようになる。
水平(又は略水平)とすると共に、下縁34Bから離間
する整流板32程冷気流に沿わせて冷蔵室11側が上方
となるよう傾斜させれば、吐出された冷気を広い範囲で
冷蔵室11内に吹き出すことができるようになる。
【0042】このように、本発明では冷蔵室背面ダクト
28、28に設けた最上部の冷蔵室用吐出口11Aの下
縁34Bを略水平或いは冷気流に沿わせて冷蔵室11側
が上方となるように傾斜させたので、冷蔵室用吐出口1
1Aの冷気下流側の縁部(下縁)34B外側に渦が発生
し難くなる。従って、冷気の逆流等による風量の減少も
解消され、冷却効率が向上する。
28、28に設けた最上部の冷蔵室用吐出口11Aの下
縁34Bを略水平或いは冷気流に沿わせて冷蔵室11側
が上方となるように傾斜させたので、冷蔵室用吐出口1
1Aの冷気下流側の縁部(下縁)34B外側に渦が発生
し難くなる。従って、冷気の逆流等による風量の減少も
解消され、冷却効率が向上する。
【0043】尚、実施例では冷蔵室背面ダクト28内に
下方から冷気を供給するもので説明したが、上方から供
給するものでも有効である。但しその場合は吐出口11
Aの上縁を冷気流に沿わせて下向きに傾斜させることに
なることは云うまでもない。
下方から冷気を供給するもので説明したが、上方から供
給するものでも有効である。但しその場合は吐出口11
Aの上縁を冷気流に沿わせて下向きに傾斜させることに
なることは云うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、吐出
口にて貯蔵室と連通するダクト内に送風機からの冷気を
供給すると共に、ダクト内を経た冷気を吐出口より貯蔵
室内に吐出して成る冷蔵庫において、吐出口の冷気上流
側の縁部を、略水平若しくは冷気流に沿わせた傾斜面と
したので、吐出口の冷気下流側の縁部外側に渦が発生し
難くなり、冷気の逆流を防止して風量増加による冷却効
率の向上を図ることができるようになるものである。
口にて貯蔵室と連通するダクト内に送風機からの冷気を
供給すると共に、ダクト内を経た冷気を吐出口より貯蔵
室内に吐出して成る冷蔵庫において、吐出口の冷気上流
側の縁部を、略水平若しくは冷気流に沿わせた傾斜面と
したので、吐出口の冷気下流側の縁部外側に渦が発生し
難くなり、冷気の逆流を防止して風量増加による冷却効
率の向上を図ることができるようになるものである。
【0045】請求項2の発明によれば、上記に加えて吐
出口に複数枚の整流板を設けたので冷気の整流効果が向
上すると共に、ダクト内側を貯蔵室から隠蔽することが
可能となるものである。
出口に複数枚の整流板を設けたので冷気の整流効果が向
上すると共に、ダクト内側を貯蔵室から隠蔽することが
可能となるものである。
【0046】請求項3の発明によれば、上記に加えて吐
出口の冷気上流側の縁部を略水平と成すと共に、この縁
部に隣接する整流板を略水平とし、且つ、前記縁部から
離間する整流板程、冷気流に沿わせて傾斜させたので、
吐出口部分の成形が容易となると共に、吐出口より貯蔵
室内に広い範囲で冷気を拡散させ、均一な貯蔵室内の冷
却を実現することが可能となるものである。
出口の冷気上流側の縁部を略水平と成すと共に、この縁
部に隣接する整流板を略水平とし、且つ、前記縁部から
離間する整流板程、冷気流に沿わせて傾斜させたので、
吐出口部分の成形が容易となると共に、吐出口より貯蔵
室内に広い範囲で冷気を拡散させ、均一な貯蔵室内の冷
却を実現することが可能となるものである。
【図1】本発明の冷蔵庫の一部透視正面図である。
【図2】本発明の冷蔵庫の縦断側面図である。
【図3】冷蔵室背面ダクト及び分流ダクトの斜視図であ
る。
る。
【図4】冷蔵室背面ダクトと分流ダクトの接続部分の拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図5】冷蔵室背面ダクトの冷蔵室用吐出口部分の拡大
断面図である。
断面図である。
【図6】もう一つの実施例を示す冷蔵室背面ダクトの冷
蔵室用吐出口部分の拡大断面図である。
蔵室用吐出口部分の拡大断面図である。
【図7】従来の冷蔵庫の一部透視平面図である。
【図8】従来の冷蔵庫の縦断側面図である。
【図9】従来の冷蔵庫の冷蔵室背面ダクトの冷蔵室用吐
出口部分の拡大断面図である。
出口部分の拡大断面図である。
1 冷蔵庫 4 断熱材 6 断熱箱体 7 成形断熱材 8 上区画壁 9 下区画壁 11 冷蔵室 11A 冷蔵室用吐出口 13 冷凍室 21 仕切板 23 冷却器 24 送風機 28 冷蔵室背面ダクト 32 整流板 33 背面ダクト板 34 ダクト断熱材 34B 下縁
Claims (3)
- 【請求項1】 吐出口にて貯蔵室と連通するダクト内に
送風機からの冷気を供給すると共に、前記ダクト内を経
た冷気を前記吐出口より前記貯蔵室内に吐出して成る冷
蔵庫において、 前記吐出口の冷気上流側の縁部を、略水平若しくは冷気
流に沿わせた傾斜面としたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 吐出口には複数枚の整流板を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 吐出口の冷気上流側の縁部を略水平と成
すと共に、この縁部に隣接する整流板を略水平とし、且
つ、前記縁部から離間する整流板程、冷気流に沿わせて
傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246596A JPH09273854A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246596A JPH09273854A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09273854A true JPH09273854A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13775265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8246596A Pending JPH09273854A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09273854A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249396A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
CN104236196A (zh) * | 2014-09-18 | 2014-12-24 | 合肥华凌股份有限公司 | 风冷冰箱 |
CN108458528A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 中国电器科学研究院有限公司 | 一种温度分布均匀的风冷冰箱 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8246596A patent/JPH09273854A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249396A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
CN104236196A (zh) * | 2014-09-18 | 2014-12-24 | 合肥华凌股份有限公司 | 风冷冰箱 |
CN108458528A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 中国电器科学研究院有限公司 | 一种温度分布均匀的风冷冰箱 |
CN108458528B (zh) * | 2018-03-26 | 2023-09-22 | 中国电器科学研究院股份有限公司 | 一种温度分布均匀的风冷冰箱 |
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