JP2003106601A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
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- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Abstract
い、快適性の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 クリーン運転信号を受信したときには、
クリーン運転信号の受信時の運転が暖房あるいは送風で
ある場合には、室内機の開閉パネルを開くとともに、送
風運転を所定時間行って室内機内部を乾燥させ(ステッ
プST3ないしST5)、クリーン運転信号の受信時の
運転が暖房あるいは送風以外である場合には、室内機の
開閉パネルを開くとともに、圧縮機を運転することなく
暖房運転を所定時間行い(ステップST14ないしST
16)、しかる後、圧縮機を運転して暖房運転を所定時
間を行い(ステップST19ないしST21)、かつ、
圧縮機を運転しない暖房運転と同圧縮機を運転する暖房
運転と所定回数行い(ステップST17,ST18)、
室内機内部を乾燥させ、上記乾燥の運転を行った後に、
開閉パネルを閉じてオゾンを発生する電気集塵部を所定
時間運転するとともに、送風運転を間欠的に行い(ステ
ップST6ないしST12)、オゾンを室内機内部に行
き渡らせる。
Description
法に係り、特に詳しくは、室内機内部の脱臭、殺菌を行
う空気調和機の方法に関するものである。
能等を付加して快適性を追求するものが提案されてい
る。例えば、電気集塵部を室内機に搭載した空気調和機
にあっては、タバコの煙等の細かいほこりを高電圧で帯
電して集塵し、空気の汚れを集め、室内環境の向上を図
るようにしている。
器と室内ファンとの間に電気ヒータを配置することによ
り、冷房運転やドライ運転時の吹き出し空気を冷やしす
ぎないようにして、室内環境の快適性の悪化を防止する
ことができる。なお、その冷房運転やドライ運転(例え
ば弱冷房運転)中に、室内熱交換器に凝縮水が付着する
が、凝縮水は、ドレンパンを介して室外に排出される。
方法において、冷房運転やドライ運転を停止したとき、
凝縮水が室内熱交換器に付着し、また、凝縮水がドレン
パンに残留したままとなるため、残留した凝縮水にほこ
りが付き、カビ等の雑菌を繁殖させる要因となるだけで
なく、運転時に不快な異臭発生の要因ともなる。また、
オゾンによって室内機内部を殺菌する際には、凝縮水の
影響により殺菌効果が低下することになり、室内環境が
悪化し、快適性が損ねられるという問題点があった。
り、その目的は、空気調和機の運転中あるいは運転停止
中に室内機内部の脱臭、殺菌を行い、しかも、脱臭、殺
菌を効果的に行って室内環境の向上、快適性の向上を図
ることができるようにした空気調和機の制御方法を提供
することにある。
に、本発明は、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
行う一方、空気清浄を行うために室内機の電気集塵部を
制御する空気調和機の制御方法において、空気調和機の
運転時にクリーン運転信号を受信したときに、クリーン
運転信号の受信時の運転が暖房あるいは送風である場合
には、少なくとも室内機の開閉パネルを開くとともに、
室内ファンを所定時間制御してその室内機内部を乾燥さ
せ、上記クリーン運転信号の受信時の運転が暖房あるい
は送風以外である場合には、少なくとも室内機の開閉パ
ネルを開くとともに、圧縮機を運転することなく暖房運
転を所定時間行い、しかる後、圧縮機を運転して暖房運
転を所定時間を行い、かつ、上記圧縮機を運転しない暖
房運転と同圧縮機を運転する暖房運転とを所定回数行っ
て室内機内部を乾燥させ、乾燥運転を行った後に、上記
開閉パネルを閉じてオゾンを発生する電気集塵部を所定
時間運転するとともに、上記室内ファンを間欠的に制御
してオゾンを室内機内部に行き渡らせ、当該空気調和機
を元の運転状態に戻すようにしたことを特徴としてい
る。
気調和機の運転停止時にクリーン運転信号を受信したと
きに、運転停止状態が所定時間以上経過している場合、
あるいは、運転停止状態が所定時間経過しておらず、か
つ、運転停止前の運転状態が暖房あるいは送風である場
合には、少なくとも室内機の開閉パネルを閉じてオゾン
を発生する電気集塵部を所定時間運転するとともに、室
内ファンを間欠的に制御してオゾンを室内機内部に行き
渡らせ、運転停止状態が所定時間経過しておらず、か
つ、運転停止前の運転状態が暖房あるいは送風以外であ
る場合には、少なくとも室内機の開閉パネルを開くとと
もに、圧縮機を運転することなく暖房運転を所定時間行
い、しかる後、圧縮機を運転して暖房運転を所定時間を
行い、かつ、上記圧縮機を運転しない暖房運転と同圧縮
機を運転する暖房運転とを所定回数行って室内機内部を
乾燥させ、乾燥運転を行った後に、上記開閉パネルを閉
じてオゾンを発生する電気集塵部を所定時間運転すると
ともに、室内ファンを間欠的に制御してオゾンを室内機
内部に行き渡らせ、オゾンによる脱臭、殺菌運転を行っ
た後、当該空気調和機を元の停止状態に戻すようにした
ことを特徴としている。
し方向を変えるための上下風向板と、吹き出し空気の吸
入する吸入口を形成するためのショートサーキットパネ
ルとを備えており、上記乾燥の運転を行うときには、上
記上下風向板を水平方向とするとともに、上記ショート
サーキットパネルを閉じ、上記脱臭、殺菌処理のための
運転を行うときには、上記上下風向板を上向きとすると
ともに、上記ショートサーキットパネルを開くとよい。
これにより、送風運転による乾燥運転が効果的行われ、
特に脱臭、殺菌運転時に、オゾンが室内に拡散せず、脱
臭、殺菌が効果的、効率的に行われる。
時よりも上記脱臭、殺菌処理の運転時を低くするとよ
い。これにより、脱臭、殺菌運転時において、オゾンが
室内機から漏れることもなく、脱臭、殺菌が効果的、効
率的に行われる。
ないし図4を参照して詳細に説明する。図3および図4
において、本実施例の空気調和機は室内機側の制御回路
(マイクロコンピュータ等)1および室外機側の制御回
路(マイクロコンピュータ等)2を備え、当該室温コン
トロールに必要な制御を行い、また、クリーン運転によ
り室内機の脱臭、殺菌を行う。
動的に開閉する開閉パネル部(前面パネルおよび上辺パ
ネル)3a,3bと、吹き出された空気を吸い込む吸入
口を形成するために自動的に下方向に開くショートサー
キットパネル部3cと、室内機本体に形成した桟形状の
空気吸入口3dと、空気吹き出し方向を変えるための上
下風向板部4a,4bと、冷凍サイクルを構成する室内
熱交換器5a,5b,5cと、室内ファン部6と、空気
清浄化を図るために空気吸入口3dの後方に配置した電
気集塵部7と、クリーン運転の設定操作可能なリモコン
8からのリモコン信号の設定操作等による表示を行うた
めの本体表示部9と、室内熱交換器5a,5b,5cに
付着した凝縮水を室外に排出するためのドレンパン10
とを備えている。室外機は、冷凍サイクルを構成する四
方弁11および圧縮機12と、室外ファン部13とを備
えている。
じて開閉パネル部3a,3b、ショートサーキットパネ
ル部3c、上下風向板部4a,4bおよび室内ファン部
6を制御する一方、室温と設定温度の差に応じた圧縮機
の運転コード等を室外機側の制御回路2に送信するとと
もに、その制御回路2との間で当該室温コントロールに
必要な信号の授受を行う。また、リモコン8の設定操作
等に応じて電気集塵部7を制御する。
判定する判定部1aおよび当該空気調和機の運転状態を
判定する状態判定部1cと、図1および図2に示すルー
チンの実行時に用いるタイマ部1b、記憶部1dおよび
カウンタ部1eとの機能を備えている。
ン部13を制御するために室内機側からの運転モード等
を判別する運転モード判定部2aと、圧縮機12を制御
する圧縮機制御部2bとの機能を備えている。なお、上
記室内機および室外機は当該空気調和機に必要な部位
(各種センサ等)を備え、上記制御回路1,2はその必
要な部位や上述した部位をもって室温コントロールを行
うとともに、以下に述べるクリーン運転を実行する。
図1および図2のフローチャート図を参照して説明す
る。まず、リモコン8によって所定設定操作が行われる
と、その設定操作に応じて室内機側の制御回路1および
室外機側の制御回路2によって当該室温コントロールに
必要な制御が行われる。この場合、制御回路1は、その
設定操作の運転モード等にしたがって開閉パネル部3
a,3b、ショートサーキットパネル部3cおよび上下
風向板部4a,4bを自動的に開閉制御し、室内ファン
部6を回転制御し、また電気集塵部7を制御する。
の発信操作が行われ、クリーン運転信号を受信すると、
制御回路1は図1に示すルーチンを実行する。このルー
チンでは、当該空気調和機が運転中であるか否かを判断
し(ステップST1)、運転中であればその運転が暖房
または送風であるか否かを状態判定部1cで判断し(ス
テップST2)、その運転状態を記憶部1dに記憶す
る。
ートし(ステップST3)、当該運転モードを送風に切
り替え、室内ファン部6のファン回転数を900rpm
と弱めの送風とし、開閉パネル部3a,3bを全開状態
とし、ショートサーキットパネル部3cを閉状態とし、
上下風向板部4a,4bを水平方向にするとともに、本
体表示部9にクリーン表示を行う(ステップST4)。
ることにより、室内機内部を乾燥させることができる。
すなわち、前の運転が暖房または送風であるため、例え
ばドレンパン10には凝縮水が溜っていることがないか
らである。なお、室内ファンが弱めの送風であることか
ら、室内環境の悪化を招くこともない。上記3分タイマ
がタイムアップすると、ステップST5からST6に進
み、室内ファン部6の運転を停止し、つまり送風を停止
する。
態とし、ショートサーキットパネル部3cを開状態と
し、上下風向板部4a,4bを上向きとし(ステップS
T7)、タイマ部1bの15分タイマをスタートし(ス
テップST8)、電気空清通電をオンとする。つまり、
電気集塵部7をオンとし(ステップST9)、電気集塵
部7によってオゾンを発生させ、しかも、オゾンが室内
に拡散しないようにする。
ST10)、例えば600rpmの回転数によりオゾン
を室内機内部全体に行き渡らせる。室内ファン部6を5
秒間運転した後、その運転を1分間停止し(ステップS
T11)、オゾンを室内機内部に落ち付かせて脱臭、殺
菌効果を上げる。
か否かを判断する(ステップST12)。その15分間
が経過するまで、ステップST10戻り、室内ファン部
6を5秒間運転し、しかる後、室内ファン部6の運転を
1分間停止する処理を繰り返す。このように、室内ファ
ン部6を間欠的に運転することにより、電気集塵部7に
よって発生したオゾンを室内機内部に効率よく行き渡ら
せて脱臭、殺菌を確実に行うことができる。しかも、こ
の5秒間の微風の吹き出しによっては室内環境が悪化す
ることもない。
後は、当該空気調和機の運転を記憶部1dに記憶してい
る運転状態(クリーン運転前の状態)に戻し(ステップ
ST13)、当該ルーチンを終了する。
の発信操作が行われたとき、当該空気調和機が暖房運転
または送風運転以外の運転(例えば冷房やドライ)であ
る場合、ステップST2からST14に進み、運転状態
を状態判定部1cで判定して記憶部1dに記憶し、タイ
マ部1bの3分タイマをスタートする。
え、圧縮機12の運転コード0(回転数0rps)を発
信し、室内ファン部6のファン回転数を900rpmと
弱めの送風とし、開閉パネル部3a,3bを全開状態お
よびショートサーキットパネル部3cを閉状態とし、上
下風向板部4a,4bを水平方向にするとともに、本体
表示部9にクリーン表示を行う(ステップST15)。
この場合、室外機側では、暖房運転を運転モード判定部
2aで判定して四方弁11を切り替える。つまり、冷凍
サイクルを切り替えることになる。
テップST16からST17に進み、カウンタ部1eの
暖房0コード発信カウンタをインクリメントする。この
場合、最初の暖房0コード発信であることから、暖房0
コード発信カウンタは1となる。暖房0コード発信カウ
ンタの値が所定値(例えば4)であるか否かを判断し
(ステップST18)、そのカウンタ値が4でなけれ
ば、タイマ部1bの2分タイマをスタートする(ステッ
プST19)。
2の運転コードを8(回転数39rps)とし、室内フ
ァン部6のファン回転数を900rpmとする(ステッ
プST20)。この場合、室外機側では、暖房運転を運
転モード判定部2aで判定して四方弁11を切り替え、
圧縮機制御部2bで圧縮機12を回転数39rpsに制
御し、圧縮機12の運転に伴って室外ファン部13を回
転制御する。上記2分タイマがタイムアップしたか否か
を判断し(ステップST21)、そのタイムアップによ
りステップST3に戻って上述した処理を繰り返す。
し、3分間圧縮機12の回転数を0rpsとし、しかる
後、2分間その回転数を39rpsとする動作を4回繰
り返すことになる。上記暖房運転(乾燥運転)により、
室内機内部を乾燥させることができる。
転が冷房またはドライ等である場合では、例えば、ドレ
ンパン10には凝縮水が溜っていることもあるからであ
る。また、その暖房運転は弱め暖房と言えることから、
室内環境を悪化させるに至らない。
ップST19からステップST6に戻り、上述した室内
機内部の脱臭、殺菌処理を実行する。この場合、脱臭、
殺菌処理のステップST6からST13については、既
に説明したことから、その説明を省略する。このよう
に、クリーン運転発信前の運転状態が暖房または送風運
転以外である場合でも、室内機内部を十分に乾燥させた
後、オゾンを室内機内部に行き渡らせて脱臭、殺菌を効
果的に行え、しかも室内環境の悪化を抑えることができ
る。
きに、クリーン運転信号を受信した場合には、ステップ
ST1からST22に進み、その運転を停止していた時
間が6時間以上であるか否かを判断する。なお、その運
転停止状態は記憶部1dに記憶しておく。
は、室内機内部が既に乾燥していると見なしてステップ
ST22からST6に進み、ステップST6ないしST
12の脱臭、殺菌運転を行い、しかる後、空気調和機を
その運転停止状態に戻す(ステップST13)。なお、
ステップST6ないしST12の処理については、既に
説明していることから、その説明を省略する。
クリーン運転信号を受信した場合には、運転停止状態が
6時間以上経過していなければ、ステップST1,ST
22を介してステップST23に進み、運転停止前の運
転状態が暖房または送風であったか否かを判断する。
行われているときには、室内機内部が既に乾燥している
と見なしてステップST23からST6に進み、ステッ
プST6ないしST12の脱臭、殺菌運転を行い、しか
る後空気調和機をその運転停止状態に戻す(ステップS
T13)。なお、ステップST6ないしST12の処理
については、既に説明していることから、その説明を省
略する。
クリーン運転信号を受信した場合には、運転停止状態が
6時間以上経過しておらず、運転停止前の運転が暖房ま
たは送風運転以外の運転(冷房、ドライ等)であれば、
室内機内部を乾燥させる必要があると見なしてステップ
ST23からST14に進み、ステップST14ないし
ST21の乾燥運転を行う。しかる後、ステップST6
ないしST12の脱臭、殺菌運転を行い、空気調和機を
運転停止状態に戻す(ステップST13)。なお、ステ
ップST14ないしST21およびステップST6ない
しST12の処理については、既に説明していることか
ら、その説明を省略する。
に、クリーン運転信号が発信された場合でも、運転停止
時間および運転停止前の運転状態を勘案して室内機内部
の乾燥運転、脱臭、殺菌運転を行うことから、運転停止
中であっても室内機内部の脱臭、殺菌が適切に行うこと
ができる。
転時には、その旨を本体表示部9に表示して使用者等に
報知していることから、使用者等の使い勝手の向上が図
れる。さらに、当該クリーン運転が終了したときには、
当該空気調和機の運転を自動的に元の運転状態に戻すこ
とから、使用者等にとって再度リモコン8を操作する必
要もない。
べる効果を奏する。本発明の空気調和機の制御方法は、
当該空気調和機の運転時にクリーン運転信号を受信した
ときに、クリーン運転信号の受信時の運転が暖房あるい
は送風である場合には送風による乾燥運転を行い、クリ
ーン運転信号の受信時の運転が暖房あるいは送風以外で
ある場合には暖房運転による乾燥運転を行い、乾燥運転
後、電気集塵部を所定時間運転するとともに、室内ファ
ンを間欠的に制御していることから、空気調和機の運転
中であっても、電気集塵部によるオゾンが乾燥した室内
機内部に行き渡らせることができるため、室内機内部の
脱臭、殺菌を効果的に行うことができ、室内環境の向
上、快適性の向上を図ることができるという効果があ
る。
気調和機の運転停止時にクリーン運転信号を受信したと
きに、運転停止状態が所定時間以上経過している場合、
あるいは運転停止状態が所定時間経過しておらず、か
つ、運転停止前の運転状態が暖房あるいは送風である場
合には、電気集塵部を所定時間運転するとともに、室内
ファンを間欠的に制御し、運転停止状態が所定時間経過
しておらず、かつ、運転停止前の運転状態が暖房あるい
は送風以外である場合には、暖房運転による乾燥運転を
行って室内機内部を乾燥させ、この乾燥運転後、電気集
塵部を所定時間運転するとともに、室内ファンを間欠的
に制御していることから、当該空気調和機の停止中であ
っても、上述した運転中と同様の効果が得られ、特に運
転停止前の運転状態をも加味して室内機内部の脱臭、殺
菌を効果的、効率的に行うことができるという効果があ
る。
御方法を説明するための概略的フローチャート図。
御方法を説明するための概略的フローチャート図。
内機を説明するための概略的構造図。
御装置を説明するための概略的ブロック線図。
Claims (4)
- 【請求項1】 冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
行う一方、空気清浄を行うために室内機の電気集塵部を
制御する空気調和機の制御方法において、前記空気調和
機の運転時にクリーン運転信号を受信したときに、クリ
ーン運転信号の受信時の運転が暖房あるいは送風である
場合には、少なくとも室内機の開閉パネルを開くととも
に、室内ファンを所定時間制御して室内機内部を乾燥さ
せ、前記クリーン運転信号の受信時の運転が暖房あるい
は送風以外である場合には、少なくとも室内機の開閉パ
ネルを開くとともに、圧縮機を運転することなく暖房運
転を所定時間行い、しかる後、圧縮機を運転して暖房運
転を所定時間を行い、かつ、前記圧縮機を運転しない暖
房運転と同圧縮機を運転する暖房運転とを所定回数行っ
て室内機内部を乾燥させ、乾燥運転を行った後、前記開
閉パネルを閉じてオゾンを発生する電気集塵部を所定時
間運転するとともに、前記室内ファンを間欠的に制御
し、オゾンを室内機内部に行き渡らせて当該空気調和機
を元の運転状態に戻すようにしたことを特徴とする空気
調和機の制御方法。 - 【請求項2】 冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
行う一方、空気清浄を行うために室内機の電気集塵部を
制御する空気調和機の制御方法において、前記空気調和
機の運転停止時にクリーン運転信号を受信したときに、
運転停止状態が所定時間以上経過している場合、あるい
は運転停止状態が所定時間経過しておらず、かつ、運転
停止前の運転状態が暖房あるいは送風である場合には、
少なくとも室内機の開閉パネルを閉じてオゾンを発生す
る電気集塵部を所定時間運転するとともに、室内ファン
を間欠的に制御してオゾンを室内機内部に行き渡らせ、
運転停止状態が所定時間経過しておらず、かつ、運転停
止前の運転状態が暖房あるいは送風以外である場合に
は、少なくとも室内機の開閉パネルを開くとともに、圧
縮機を運転することなく暖房運転を所定時間行い、しか
る後、圧縮機を運転して暖房運転を所定時間を行い、か
つ、前記圧縮機を運転しない暖房運転と同圧縮機を運転
する暖房運転と所定回数行って室内機内部を乾燥させ、
該乾燥運転を行った後に、前記開閉パネルを閉じてオゾ
ンを発生する電気集塵部を所定時間運転するとともに、
室内ファンを間欠的に制御してオゾンを室内機内部に行
き渡らせ、オゾンによる脱臭、殺菌運転を行った後、当
該空気調和機を元の停止状態に戻すようにしたことを特
徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項3】 前記空気調和機の室内機は、空気の吹き
出し方向を変えるための上下風向板と、吹き出し空気の
吸入する吸入口を形成するためのショートサーキットパ
ネルとを備えており、前記乾燥運転を行うときには、前
記上下風向板を水平方向とするとともに、前記ショート
サーキットパネルを閉じ、前記脱臭、殺菌処理のための
運転を行うときには、前記上下風向板を上向きとすると
ともに、前記ショートサーキットパネルを開くようにし
た請求項1または2に記載の空気調和機の制御方法。 - 【請求項4】 前記室内ファンの回転数を、前記乾燥運
転時よりも前記脱臭、殺菌処理の運転時に低くするよう
にした請求項1,2または3に記載の空気調和機の制御
方法。
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JP2001301868A JP4632013B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機の制御方法 |
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