JP2003105202A - 耐候性樹脂組成物 - Google Patents

耐候性樹脂組成物

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JP2003105202A
JP2003105202A JP2001298047A JP2001298047A JP2003105202A JP 2003105202 A JP2003105202 A JP 2003105202A JP 2001298047 A JP2001298047 A JP 2001298047A JP 2001298047 A JP2001298047 A JP 2001298047A JP 2003105202 A JP2003105202 A JP 2003105202A
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Japan
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resin composition
layered silicate
weather
resistant resin
layered
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Application number
JP2001298047A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Takahashi
英之 高橋
Kazuho Uchida
かずほ 内田
Koji Taniguchi
浩司 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性、ブリード抑制に優れ、長期間にわた
って優れた耐候性を有する耐候性樹脂組成物及びそれを
用いたフィルムを提供する。 【解決手段】 樹脂100重量部、層状珪酸塩0.1〜
20重量部、並びに、ヒンダードアミン系光安定剤及び
/又は紫外線吸収剤0.01〜5重量部を含有する耐候
性樹脂組成物であって、前記層状珪酸塩は、層状結晶の
少なくとも一部の単層同士が単層表面の中心をずらせて
重なりあって、見掛け上、厚さ5〜50nm、長さ50
0nm以上の平板状となって分散している耐候性樹脂組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形性、ブリード
抑制に優れ、長期間にわたって優れた耐候性を有する耐
候性樹脂組成物及びそれを用いたフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリ塩化ビニル系樹脂は、廃プラ
スチックの処理や環境ホルモンの問題、具体的には、焼
却時にダイオキシンを発生する恐れや塩素化水素等のガ
スを発生し焼却炉によっては炉材の損傷を引き起こす等
の問題があることから、その代替物としてポリエチレン
系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹
脂が検討されている。
【0003】ポリオレフィン系樹脂は、機械的強度、耐
熱性、耐油性、透明性等に優れるため、広範囲な用途に
使用されているが、紫外線により劣化し、透明性の低下
や伸び、強度等の機械物性の低下が起こるため、建材
用、農業用フィルム等の長期間の耐候性が要求される分
野では紫外線吸収剤や光安定剤等の各種添加剤が使用さ
れている。
【0004】しかしながら、これらの添加剤はポリオレ
フィン系樹脂との相容性が不充分なものが多く、成形中
に揮散したり、ブリードアウトしたりすることから、充
分な耐候性を得るためには多量の添加剤を使用しなけれ
ばならないという問題があった。
【0005】これに対して特開平8−208765号公
報には、不飽和基を有する紫外線吸収剤をポリプロピレ
ン系樹脂とラジカル反応条件下で溶融混練して、ポリプ
ロピレン系樹脂の分子中に紫外線吸収剤を導入する方法
が提案されている。しかしながら、この方法によっても
ヒンダードアミン系光安定剤を配合した場合にはブリー
ドアウトが生じ、耐候性が不充分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、成形性、ブリード抑制に優れ、長期間にわたって
優れた耐候性を有する耐候性樹脂組成物及びそれを用い
たフィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、層状珪酸塩を樹脂中に高分散させることにより紫
外線の透過が抑制され、更に、ヒンダードアミン系光安
定剤や紫外線吸収剤を添加することで、耐候性を向上で
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】本発明は、樹脂100重量部、層状珪酸塩
0.1〜20重量部、並びに、ヒンダードアミン系光安
定剤及び/又は紫外線吸収剤0.01〜5重量部を含有
する耐候性樹脂組成物であって、前記層状珪酸塩は、層
状結晶の少なくとも一部の単層同士が単層表面の中心を
ずらせて重なりあって、見掛け上、厚さ5〜50nm、
長さ500nm以上の平板状となって分散している耐候
性樹脂組成物である。以下に本発明を詳述する。
【0009】本発明の耐候性樹脂組成物は、樹脂、層状
珪酸塩、並びに、ヒンダードアミン系光安定剤及び/又
は紫外線吸収剤を含有する。上記樹脂としては特に限定
されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれ
であってもよいが、ポリ塩化ビニル系樹脂の代替を目的
とする場合には熱可塑性樹脂が好ましく、なかでもポリ
オレフィン系樹脂が好適である。
【0010】上記ポリオレフィン系樹脂は、分子内に重
合性二重結合を有するオレフィン系単量体を重合してな
るものである。上記オレフィン系単量体としては特に限
定されず、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−
オクテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィ
ン;ブタジエン等のジエン;ノルボルネン系単量体等の
環状オレフィン等が挙げられる。上記ノルボルネン系単
量体の置換体における置換基は、従来公知のものであれ
ば炭化水素基及び極性基のいずれであっても特に限定さ
れず、例えば、アルキル基、アルキリデン基、アリール
基、シアノ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル
基、ピリジル基等が挙げられる。上記ノルボルネン系単
量体の具体的な化合物としては、例えば、ノルボルネ
ン、メタノオクタヒドロナフタレン、ジメタノオクタヒ
ドロナフタレン、ジメタノドデカヒドロアントラセン、
ジメタノデカヒドロアントラセン、トリメタノドデカヒ
ドロアントラセン、ジシクロペンタジエン、2,3−ジ
ヒドロシクロペンタジエン、メタノオクタヒドロベンゾ
インデン、ジメタノオクタヒドロベンゾインデン、メタ
ノデカヒドロベンゾインデン、ジメタノデカヒドロベン
ゾインデン、メタノオクタヒドロフロオレン、ジメタノ
オクタヒドロフルオレン、5−メチル−2−ノルボルネ
ン、5,5−ジメチル−2−ノルボルネン、5−エチル
−2−ノルボルネン、5−エチル−2−ノルボルネン、
5−ブチル−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、5−メトキシカルボニル−2−ノルボル
ネン、5−シアノ−2−ノルボルネン、5−メチル−5
−メトキシカルボニル−2−ノルボルネン、5−フェニ
ル−2−ノルボルネン、5−フェニル−5−メチル−2
−ノルボルネン等が挙げられる。これらのノルボルネン
系単量体は、単独で用いられてもよく、2種以上が併用
されてもよい。
【0011】上記ポリオレフィン系樹脂としては、例え
ば、プロピレンの単独重合体、プロピレンとα−オレフ
ィンとの共重合体、プロピレンとエチレンとのランダム
又はブロック共重合体、エチレンの単独重合体、エチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体、エチレンと(メタ)
アクリル酸との共重合体、エチレンと(メタ)アクリル
酸エステルとの共重合体、エチレンと酢酸ビニルとの共
重合体、ブテンの単独重合体、イソプレンの単独重合
体、ブタジエン等のジエン類の単独重合体及び共重合
体、脂環式炭化水素系樹脂等が挙げられる。なかでもプ
ロピレンの単独重合体、プロピレンと炭素数3以外のα
−オレフィンとの共重合体、エチレンの単独重合体、エ
チレンと炭素数3以上のα−オレフィン、アクリル酸エ
ステル、酢酸ビニルとの共重合体等が好適に用いられ
る。市販品として入手できるノルボルネン系樹脂の重合
体としては、例えば、アートン(JSR社製)、ゼオノ
ア(日本ゼオン社製)等が好適に用いられる。これらは
単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0012】上記熱可塑性樹脂の分子量及び分子量分布
は特に限定されないが、重量平均分子量が5000〜5
00万であることが好ましく、2万〜30万であること
がより好ましい。また、重量平均分子量/数平均分子量
で表される分子量分布は1.1〜80であることが好ま
しく、1.5〜40であることがより好ましい。
【0013】上記熱可塑性樹脂には所望の物性を得るた
めに適宜添加剤が添加されてもよい。上記添加剤として
は特に限定されず、例えば、酸化防止剤、耐光剤、滑
剤、帯電防止剤等が挙げられる。また、上記熱可塑性樹
脂に、物性を均一化する補助として結晶核剤となりうる
ものを少量添加して、結晶を微細化してもよい。
【0014】本発明の耐候性樹脂組成物は、層状珪酸塩
を含有する。本明細書において、層状珪酸塩とは、層状
結晶の層間に交換性陽イオンを有する珪酸塩鉱物を意味
する。上記層状珪酸塩としては特に限定されず、例え
ば、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、バ
イデライト、スティブンサイト、ノントロナイト等のス
メクタイト系粘土鉱物、バーミキュライト、ハロイサイ
ト、膨潤性マイカ等が挙げられる。なかでも、複合材料
の機械強度の点から下記式(1)で定義される形状異方
性効果が大きいモンモリロナイト、膨潤性マイカが好ま
しい。 形状異方性効果=層状結晶表面の面積/層状結晶側面の面積 (1) 上記層状珪酸塩は天然物又は合成物のいずれであっても
よい。これらの層状珪酸塩は単独で用いられてもよく、
2種以上が併用されてもよい。なお、式中の層状結晶表
面及び層状結晶側面を図1に示した。
【0015】上記層状珪酸塩の層状結晶の層間に存在す
る交換性陽イオンとは、層状結晶表面上のナトリウムや
カルシウム等のイオンであり、これらのイオンは、カチ
オン性物質とイオン交換性を有するため、カチオン性を
有する種々の物質を上記層状珪酸塩の層状結晶の層間に
挿入することができる。
【0016】上記層状珪酸塩の陽イオン交換容量として
は特に限定されないが、50〜200ミリ等量/100
gであることが好ましい。50ミリ等量/100g未満
であると、イオン交換により層状結晶の層間にインター
カレートされるカチオン性物質の量が少ないために層間
が充分に非極性化されないことがあり、200ミリ等量
/100gを超えると、層状結晶の層間の結合力が強固
となり、結晶薄片が剥離しにくくなることがある。
【0017】上記層状珪酸塩は、層状結晶の層間を予め
カチオン性界面活性剤で陽イオン交換し疎水化しておく
ことによって、層状珪酸塩とポリオレフィン系樹脂との
親和性を高め、ポリオレフィン系樹脂中に均一に微分散
させることができる。
【0018】上記カチオン性界面活性剤としては特に限
定されず、例えば、4級アンモニウム塩、4級ホスホニ
ウム塩等が挙げられる。なかでも炭素数が6以上である
アルキル鎖を有する4級アンモニウム塩、すなわちアル
キルアンモニウム塩は、層状珪酸塩の層状結晶の層間を
充分に非極性化し得るので好適に用いられる。上記4級
アンモニウム塩としては、例えば、ラウリルトリメチル
アンモニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウム
塩、トリオクチルアンモニウム塩、ジステアリルジメチ
ルアンモニウム塩、ジ硬化牛脂ジメチルアンモニウム
塩、ジステアリルジベンジルアンモニウム塩、ジポリオ
キシエチレンアルキルメチルアンモニウム塩、ポリオキ
シプロピレンメチルジエチルアンモニウム塩等が挙げら
れる。上記4級ホスホニウム塩としては、例えば、ドデ
シルトリフェニルホスホニウム塩(DTPB)、メチル
トリフェニルホスホニウム塩、ラウリルトリメチルホス
ホニウム塩、ステアリルトリメチルホスホニウム塩、ト
リオクチルホスホニウム塩、ジステアリルジメチルホス
ホニウム塩、ジステアリルジベンジルホスホニウム塩等
が挙げられる。
【0019】本発明の耐候性樹脂組成物中において、上
記層状珪酸塩は図2に示したように、層状結晶の少なく
とも一部の単層同士が単層表面の中心をずらせて重なり
あって、見掛け上、厚さ5〜50nm、長さ500nm
以上の平板状(以下、トランプ状ともいう)となって分
散している。このように樹脂に層状珪酸塩をトランプ状
に分散させた耐候性樹脂組成物は、図3に示したように
層状結晶の単層が剥離した状態で分散している場合に比
べて、分散した層状珪酸塩の形状から得られる特徴とし
て、紫外線の遮蔽とブリード抑制の効果が認められる。
これは、分散した層状珪酸塩が樹脂フィルムに平行に配
列することにより、紫外線を遮断し、また添加した光安
定剤や紫外線吸収剤がブリードする際のパスが長くなる
ためと考えられる。本発明の耐候性樹脂組成物中におけ
る、光安定剤や紫外線吸収剤等の添加剤の移動性は下記
式(2)で求めることができる。 Pn=Pp×φp/(1+(L/2t)×φc) (2) 式中、Pnは本発明の耐候性樹脂組成物中での添加剤の
移動性(g/m2/day)を表し、Ppは樹脂中での
添加剤の移動性(g/m2/day)を表し、φpは樹
脂の体積分率(%)を表し、φcは層状珪酸塩の体積分
率(%)を表し、Lは層状珪酸塩の層状結晶単層の平均
長さ(m)を表し、tは層状珪酸塩の層状結晶単層の平
均厚さ(m)を表す。
【0020】近年、層状珪酸塩を分子レベル、すなわ
ち、単層レベルに層剥離させた状態に分散させる方法が
開発されているが、上記式(2)で示されるように、層
状珪酸塩の層状結晶単層の平均長さLは層状珪酸塩の種
類によって異なるものの、単層の平均厚さtはほぼ一定
であるため、汎用的に使用できる層状珪酸塩を単純に分
散させただけでは充分な紫外線遮蔽効果、ブリード抑制
効果は得られない。しかしながら、本発明の耐候性樹脂
組成物では、上述のように樹脂に層状珪酸塩をトランプ
状として分散させることにより、単層の平均厚さtはほ
ぼ一定のまま、見掛け上単層の平均長さLを増大させる
ことが可能となり、擬似的にアスペクト比の大きなフィ
ラーを添加したことと同じ効果を発揮できる。
【0021】より少量の添加で効果を発揮するには、層
状珪酸塩は厚さ5〜30nm、長さ500nm〜5μm
のトランプ状として分散していることが好ましく、より
好ましくは厚さ5〜15nm、長さ500nm〜2μm
である。
【0022】上記層状珪酸塩の配合量は、樹脂100重
量部に対して0.1〜20重量部である。0.1重量部
未満であると、充分なバリア性が得られず、20重量部
を超えると、樹脂組成物の密度が高くなり実用性が失わ
れる。好ましくは0.5〜15重量部である。
【0023】上記樹脂中に層状珪酸塩を分散させる方法
としては特に限定されず、例えば、樹脂と層状珪酸塩を
カチオン性界面活性剤で変性させたものとを溶融混練す
る方法や、更に分散剤を添加する方法等が挙げられる。
これらの分散方法を用いることにより、より均一かつ微
細に層状珪酸塩を分散することができる。上記樹脂がポ
リプロピレン等の極性の低い樹脂の場合には、扱いやす
く、層状珪酸塩の配向も制御し易いことから分散剤を用
いる方法が好ましい。上記分散剤としては極性基を有す
るものが好ましく、例えば、エチレンと(メタ)アクリ
ル酸との共重合体、エチレンと(メタ)アクリル酸エス
テルとの共重合体、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体
等が挙げられる。上記分散剤の配合量は、樹脂全体の1
〜20重量%が好ましい。1重量%未満であると、層状
珪酸塩の分散、配向性が充分でないことがあり、20重
量%を超えると、物性の低下が生じることがある。
【0024】上記樹脂と層状珪酸塩とを溶融混練する方
法としては特に限定されず、例えば、押出機、二本ロー
ル、バンバリーミキサー等で溶融混練する方法、樹脂と
層状珪酸塩との両者が溶解する有機溶媒中で混合等する
方法等が挙げられる。
【0025】本発明の耐候性樹脂組成物は、ヒンダード
アミン系光安定剤及び/又は紫外線吸収剤を含有する。
上記ヒンダードアミン系光安定剤としては特に限定され
ず、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート、コハク酸ジメチル−1−
(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、テトラキス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−
1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニルベンゾエ
ート、ビス−(1,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジニル)−2−n−ブチルマロネート、ビス(N−
メチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ニル)セバケート、1,1’−(1,2−エタンジイ
ル)ビス(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノ
ン)、(ミックスト2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル/トリデシル)−1,2,3,4−ブタン
テトラカルボキシレート、(ミックスト1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル/トリデシル)
−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ミ
ックスト{2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル/β,β,β’,β’−テトラメチル−3−9−[2,
4,8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカ
ン]ジエチル}−1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
キシレート、ミックスト{1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジル/β,β,β’,β’-テトラメチ
ル−3−9−[2,4,8,10−テトラオキサスピロ
(5,5)ウンデカン]ジエチル}−1,2,3,4−
ブタンテトラカルボキシレート、N,N’−ビス(3−
アミノプロピル)エチレンジアミン−2−4−ビス[N
−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)アミノ]−6−クロロ−1,3,5−
トリアジン縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミ
ンと1,2−ジブロモエタンとの縮合物、[N−(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−2−メ
チル−2−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)イミノ]プロピオンアミド、ポリ{[6−
[(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ]−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]
ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)イミノ]}等が挙げられる。これらのヒ
ンダードアミン系光安定剤は、単独で用いてもよいし、
2種以上を併用してもよい。
【0026】上記紫外線吸収剤としては、例えば、一般
に使用されているベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系、サリチル酸エステル系、シアノアクリレート系の
紫外線吸収剤等を用いることができる。上記ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベン
ゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2,2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
−5−スルホベンゾフェノン等が挙げられる。上記ベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、例えば、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等が挙げ
られる。上記サリチル酸エステル系紫外線吸収剤として
は、例えば、フェニルサリシレート、p−tert−ブ
チルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリ
シレート等が挙げられる。上記シアノアクリレート系紫
外線吸収剤としては、例えば、2−エチルヘキシル−2
−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル
−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等が
挙げられる。
【0027】上記ヒンダードアミン系光安定剤及び/又
は紫外線吸収剤は、予め層状珪酸塩の層状結晶の層間に
挿入して用いることで、より耐候性の効果を発揮する。
ヒンダードアミン系光安定剤及び紫外線吸収剤を層状結
晶の層間に挿入した層状珪酸塩を用いると、樹脂中に光
安定剤や紫外線吸収剤が均一に分散する。更に、層状珪
酸塩によってブリードが抑制されることにより、少量の
配合量でも効果が得られる。上記ヒンダードアミン系光
安定剤及び紫外線吸収剤を層状珪酸塩の層状結晶の層間
に挿入する方法としては特に限定されないが、ヒンダー
ドアミン系光安定剤及び紫外線吸収剤をカチオン化し、
層状結晶の層間に存在する交換性陽イオンとイオン交換
することにより挿入する方法が好ましい。上記ヒンダー
ドアミン系光安定剤及び/又は紫外線吸収剤を層状珪酸
塩の層状結晶の層間に挿入する挿入量は1〜200ミリ
等量/100gであることが好ましい。
【0028】本発明の耐候性樹脂組成物の製造方法とし
ては特に限定されず、例えば、樹脂及び層状珪酸塩、並
びに、光安定剤及び/又は紫外線吸収剤の所定量を直接
配合して混合する方法、樹脂に所定配合量以上の層状珪
酸塩を配合、又は、所定配合量以上の層状珪酸塩、並び
に、光安定剤及び/又は紫外線吸収剤を配合し混合して
マスターバッチを調製し、調製されたマスターバッチに
所定配合量となるように、樹脂等を加えて希釈する、い
わゆるマスターバッチ法等が挙げられる。
【0029】本発明の耐候性樹脂組成物は、透明性、力
学物性に優れ、添加剤のブリードアウトがなく、また耐
候性に優れているので、耐候性が要求される農業用、建
材用、包装用に好適である。
【0030】本発明の耐候性樹脂組成物は、Tダイ法、
インフレーション法等の押出成形;ブロー成形、カレン
ダー成形、射出成形等の成形方法によりフィルムに成形
することができる。本発明の耐候性樹脂組成物からなる
フィルムもまた、本発明の1つである。なお、本明細書
において、フィルムにはシートも含まれるものとする。
【0031】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0032】(実施例1)日本製鋼所社製小型押出機T
EX30中に、ポリプロピレン樹脂(日本ポリケム社
製、EA9)84.6重量部、エチレン−酢酸ビニル共
重合体(三井デュポン社製、エバフレックスEVA E
V360)7.7重量部、ジステアリルジメチル4級ア
ンモニウム塩で有機化処理した膨潤性フッ素雲母(コー
プケミカル社製、ソマシフMAE−100)7.7重量
部、ヒンダードアミン系光安定剤(チバスペシャリティ
ーケミカルズ社製、チヌビン770DF)0.1重量部
をフィードし、設定温度200℃にて溶融混練し、押し
出されたストランドをペレタイザーにてペレット化し
た。得られたペレットを200℃に加熱した熱プレスに
より厚さ1mmまたは100μmの板状物に成形し、評
価用サンプルを得た。
【0033】(実施例2)ヒンダードアミン系光安定剤
(チバスペシャリティーケミカルズ社製、チヌビン77
0DF)を予めジステアリルジメチル4級アンモニウム
塩で有機化処理した膨潤性フッ素雲母(コープケミカル
社製、ソマシフMAE−100)の層状結晶の層間に挿
入して用いた以外は実施例1と同様にして評価用サンプ
ルを作製した。
【0034】(実施例3)ジステアリルジメチル4級ア
ンモニウム塩で有機化処理した膨潤性フッ素雲母7.7
重量部の代わりにジステアリルジメチル4級アンモニウ
ム塩で有機化処理したモンモリロナイト(豊順鉱業社
製、ニューエスベンD)7.7重量部を用い、及び、ヒ
ンダードアミン系光安定剤(チバスペシャリティーケミ
カルズ社製、チヌビン770DF)0.1重量部の代わ
りにベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバスペシャ
リティーケミカルズ社製、チヌビン326)0.1重量
部を用いた以外は実施例1と同様にして評価用サンプル
を作製した。
【0035】(比較例1)日本製鋼所社製小型押出機T
EX30中に、ポリプロピレン樹脂(日本ポリケム社
製、EA9)100重量部、ヒンダードアミン系光安定
剤(チバスペシャリティーケミカルズ社製、チヌビン7
70DF)0.1重量部をフィードし、設定温度200
℃にて溶融混練し、押し出されたストランドをペレタイ
ザーにてペレット化した。得られたペレットを200℃
に加熱した熱プレスにより厚さ1mm又は厚さ100μ
mの板状に成形し評価用サンプルを得た。
【0036】(比較例2)日本製鋼所社製小型押出機T
EX30中に、ポリプロピレン樹脂(日本ポリケム社
製、EA9)87.3重量部、無水マレイン酸変性プロ
ピレンオリゴマー(三洋化成製、ユーメックス100
1)7.7重量部、タルク(日本タルク社製、ミクロエ
ースP−6)5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤
(チバスペシャリティーケミカルズ社製、チヌビン77
0DF)0.1重量部をフィードし、設定温度200℃
にて溶融混練し、押し出されたストランドをペレタイザ
ーにてペレット化した。得られたペレットを200℃に
加熱した熱プレスにより厚さ1mm又は厚さ100μm
の板状に成形し評価用サンプルを得た。
【0037】(比較例3)ヒンダードアミン系光安定剤
0.1重量部の代わりにベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤(チバスペシャリティーケミカルズ社製、チヌビン
326)0.1重量部をフィードした以外は比較例2と
同様にして評価用サンプルを得た。
【0038】<評価>実施例1〜3及び比較例1〜3で
作製した評価用サンプルを以下の方法により評価した。
結果を表1に示した。
【0039】(1)層状珪酸塩の剥離状態 評価用サンプルをダイヤモンドカッターにて切り出し、
透過型電子顕微鏡(日本電子社製、JEM−1200E
X II)を用いて写真を撮影し、組成物中の層状珪酸塩
の剥離状態を観察した。
【0040】(2)分子量の測定 分子量の測定にはゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィー(GPC)により解析を行った。GPCの溶媒とし
ては、o−ジクロロベンゼンを用いた。
【0041】(3)UV促進劣化試験 メタルハライドランプ式試験機(岩崎電気社製、アイス
ーパーUVテスター)にてサンプルを100時間暴露し
た後分子量の測定を行った。
【0042】
【表1】
【0043】表1より、実施例1〜3で作製した評価用
サンプルでは、樹脂中に層状珪酸塩がトランプ状に分散
しているため、紫外線の遮蔽効果が高く紫外線の照射に
よる分子量低下が少なかった。一方、比較例1、2で作
製した評価用サンプルでは、分散剤を用いなかったこと
から、層状珪酸塩は充分に分散できず、数μmの凝集体
として分散しているため、紫外線の遮蔽効果が低く、紫
外線の照射により分子量が大きく低下した。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、成形性、ブリード抑制
に優れ、長期間にわたって優れた耐候性を有する耐候性
樹脂組成物及びそれを用いたフィルムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】層状珪酸塩の結晶を表す模式図である。
【図2】層状珪酸塩がトランプ状となって分散した状態
を表す模式図である。
【図3】層状珪酸塩が層状結晶の単層が剥離した状態で
分散した状態を表す模式図である。
【符号の説明】
1 層状珪酸塩表面 2 層状珪酸塩側面 3 見掛け上の厚さ 4 見掛け上の長さ 5 厚さ 6 長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/3435 C08K 5/3435 Fターム(参考) 4F071 AA14 AA15 AA20 AA21 AB26 AC07 AC10 AC12 AF57 BA01 BB04 BB05 BB06 BB09 BC01 4J002 AC031 BB041 BB111 BB161 BK001 BL001 DJ006 EE038 EH128 EU078 EU178 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂100重量部、層状珪酸塩0.1〜
    20重量部、並びに、ヒンダードアミン系光安定剤及び
    /又は紫外線吸収剤0.01〜5重量部を含有する耐候
    性樹脂組成物であって、前記層状珪酸塩は、層状結晶の
    少なくとも一部の単層同士が単層表面の中心をずらせて
    重なりあって、見掛け上、厚さ5〜50nm、長さ50
    0nm以上の平板状となって分散していることを特徴と
    する耐候性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 予め層状珪酸塩の層状結晶の層間にヒン
    ダードアミン系光安定剤及び/又は紫外線吸収剤を挿入
    してなることを特徴とする請求項1記載の耐候性樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 樹脂は、ポリオレフィン系樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の耐候性樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 層状珪酸塩は、モンモリロナイト及び/
    又は膨潤性マイカであることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の耐候性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 層状珪酸塩は、炭素数6以上のアルキル
    アンモニウムイオンを含有することを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の耐候性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の耐候
    性樹脂組成物からなることを特徴とするフィルム。
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