JP2003103080A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2003103080A
JP2003103080A JP2001301108A JP2001301108A JP2003103080A JP 2003103080 A JP2003103080 A JP 2003103080A JP 2001301108 A JP2001301108 A JP 2001301108A JP 2001301108 A JP2001301108 A JP 2001301108A JP 2003103080 A JP2003103080 A JP 2003103080A
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thread
needle
cutting
sewing machine
sewing
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JP2001301108A
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Masaki Shimizu
正樹 清水
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸切断装置における糸切断ミスを確実に検出
して糸切断ミスに起因する不具合を防止でき、しかもそ
のための構成を簡単で安価に済ませる。 【解決手段】 多頭型刺繍ミシンは、針棒の自動切替え
機能を有し、また、糸調子器部分に上糸の消費に基づい
て糸切れを検出するための糸切れセンサ、及び、上糸及
び下糸を自動で切断するための糸切断装置を備える。さ
らに、縫針に繋がっている上糸を針板上に引上げる糸払
い装置を備える。制御装置は、糸切断装置による糸切断
動作(S1,S3)後の、糸払い装置のワイパの戻り時
(S4)、糸抜き動作時(S6)、針棒切替え動作時
(S9)、糸切断後の刺繍枠の移動時(S11)、に夫
々糸切れセンサの出力を監視し、上糸の消費があったと
きに、糸切断ミスがあったと判断する(S5,S7,S
10,S12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上糸及び下糸を自
動で切断する糸切断装置を備えるミシンに関するもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば工業用の
刺繍ミシンは、ミシンベッドの上方にミシン頭部を備え
ると共に、ミシンベッド上に加工布を保持する刺繍枠を
備えて構成される。前記刺繍枠は、水平移動機構により
X,Y方向に自在に移動されるようになっている。ま
た、前記ミシン頭部には、例えば夫々異なる色の刺繍糸
がセットされる複数本の針棒が設けられ、そのうち1本
の針棒が選択的に駆動されるようになっており、針棒
(刺繍糸)を自動で切替える機構も設けられている。さ
らに、前記ミシンベッドの針板の下面側には、固定刃と
移動刃とを有し、上糸(刺繍糸)及び下糸を自動で切断
する糸切断装置が設けられている。
【0003】そして、刺繍ミシンの制御装置は、一針毎
の針落ち位置(加工布のX,Y方向移動量)を指示する
刺繍データに基づいて、刺繍枠を水平方向に移動させつ
つ針棒を上下駆動し、さらに、自動で刺繍糸の色替えを
行うことにより、刺繍形成作業を実行させるようになっ
ている。このとき、刺繍糸の色替え(針棒の切替え)が
行われる際や、1回の刺繍形成作業の完了時等には、糸
切断装置による糸切断動作を実行させるようになってい
る。尚、この種のミシンでは、上糸(刺繍糸)の糸切れ
の発生を検出するための糸切れセンサを各針棒毎に設
け、糸切れが検出されたときに、その報知を行うと共に
ミシンを停止させるようにしている。
【0004】しかして、上記した糸切断装置により糸切
断動作を行うにあたっては、例えば糸の材質やテンショ
ン等の影響で糸が飛び跳ねるようになって移動刃でうま
く引っ掛けられなかった場合等、確率的には極く僅かで
はあるものの、糸切断ミスが発生する虞がある。もし、
このような糸切断ミスが発生すると、本来切られている
べき糸が残ってしまい、次の縫出し時に縫針を引っ張っ
て針折れの原因となったり、次の針棒による縫製に移っ
ても加工布に糸が繋がったまま縫込まれて刺繍の失敗を
招いてしまうことになる。
【0005】しかしながら、従来のミシンでは、このよ
うな糸切断装置の糸切断ミスの発生について特に考慮さ
れることはなく、糸切断ミスを検出するための機構を設
けるといったことは行われていなかった。この場合、例
えば、糸切断装置部分に、糸切断直前に正規の切断位置
に正しく糸が導かれているかどうかを検出する専用のセ
ンサを設けることにより、糸切断ミスを防止するといっ
た構成も考えられるが、これでは構造が複雑となると共
に、部品点数が増えて高価となってしまうことが予測さ
れる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、糸切断装置における糸切断ミスを確実
に検出して糸切断ミスに起因する不具合を防止でき、し
かもそのための構成を簡単で安価に済ませることができ
るミシンを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ミシンに通
常設けられる糸切れセンサは、上糸の糸切れの発生を検
出するために設けられるものであるが、見方を変えれ
ば、その糸切れセンサの出力により上糸が消費される
(上糸供給源から縫針側に繰出される)ことを検出でき
ることに着目し、従来では顧みられることのなかった糸
切断装置の糸切断ミスの発生を、専用のセンサ等を付加
することなく、その糸切れセンサの出力を利用して検出
することができることを確認し、本発明を成し遂げたの
である。
【0008】即ち、本発明のミシンは、上糸及び下糸を
自動で切断する糸切断装置と、上糸の縫針に対する供給
異常を検出するための糸切れセンサとを備えるものにあ
って、糸切断装置による糸切断動作後の所定の検知タイ
ミングにおいて、糸切れセンサの出力に基づいて糸切断
ミスの有無を判断する糸切断ミス判断手段を設けたとこ
ろに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0009】これによれば、糸切断装置により糸切断が
正しく行われていた場合と、糸切断ミスが発生して縫針
に繋がっている上糸が未だに下糸側と絡み合っている場
合とで、その後の所定のタイミングにおける糸切れセン
サの出力が異なってくるので、糸切断ミス判断手段によ
り、その糸切れセンサの出力に基づいて糸切断ミスの有
無を判断することが可能となる。また、糸切断ミスがあ
ったと判断された場合には、縫製動作を一時停止してオ
ペレータに報知を行ったり、再度自動で糸切断動作を実
行する等の適切な対処をとることができる。
【0010】従って、糸切断装置における糸切断ミスを
確実に検出することができ、ひいては糸切断ミスに起因
する不具合を防止できる。また、ミシンに通常設けられ
る糸切れセンサを利用するので、別途の専用のセンサを
設けるといった必要がなくなり、簡単で安価な構成で済
ませることができるものである。尚、ここでいう所定の
検知タイミングとは、糸切断が正しくなされていた場合
には、縫針側に上糸が供給されず(繰出されることがな
く)、糸切断ミスがあった場合にのみ上糸が繰出されて
しまうタイミングである。
【0011】より具体的には、上記所定の検知タイミン
グとしては、以下のいくつかのタイミングがある。即
ち、まず、糸切断装置による切断後に、縫針に繋がって
いる上糸を針板上に引上げる糸払い装置を備えるものに
あっては、糸切断ミスが発生して上糸が未だに下糸側と
絡み合っている場合には、その糸払い動作により上糸が
引っ張られてその分繰出されてしまうことになるので、
検知タイミングを、糸払い装置による糸払い動作時とす
ることにより、糸切断ミスの有無を判断することができ
る(請求項2の発明)。
【0012】また、糸切断装置による切断後に、針板に
対して加工布を相対的に移動させることにより、加工布
に繋がっている上糸を針穴から抜取る糸抜き動作が行わ
れるものにあっては、糸切断ミスが発生して上糸が未だ
に下糸側(加工布)と絡み合っている場合には、その糸
抜き動作により上糸が引っ張られてその分繰出されてし
まうことになるので、検知タイミングを、糸抜き動作時
とすることにより、糸切断ミスの有無を判断することが
できる(請求項3の発明)。
【0013】さらに、複数本の針棒を切替可能に備え、
糸切断装置による切断後に次の針棒への切替え動作が行
われるものにあっては、糸切断ミスが発生して切替え前
の針棒の上糸が未だに下糸側(加工布)と絡み合ってい
る場合には、針棒の切替え動作時にその針棒の移動に伴
って上糸が引っ張られてその分繰出されてしまうことに
なり、あるいは、糸切断後の針棒に対する加工布の次の
縫製動作開始位置への相対的な移動時に、針棒の上糸が
引っ張られてその分繰出されてしまうことになるので、
検知タイミングを、針棒切替え動作時とする(請求項4
の発明)、あるいは、糸切断後の縫製動作開始位置への
移動時とする(請求項5の発明)ことができる。
【0014】上記のいずれの検知タイミングであって
も、糸切断動作後に次の縫製作業を開始してしまう前
に、速やか且つ確実に糸切断ミスの有無を判断でき、糸
切断ミスがあった場合でも速やかに対処することができ
て、針折れや上糸の縫込みによる縫製の失敗などを効果
的に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を多頭形刺繍ミシン
に適用した一実施形態について、図面を参照しながら説
明する。まず、図3は、本実施形態に係るミシンたる多
頭形刺繍ミシン1の外観構成を概略的に示している。こ
の多頭形刺繍ミシン1は、横方向(X軸方向)に長いミ
シンテーブル2を備え、そのミシンテーブル2の上方
に、複数個この場合3個のミシン頭部3を横に並んで備
えている。また、ミシンテーブル2には、前記各ミシン
頭部3に対応してミシンベッド4が設けられると共に、
加工布W(図6にのみ図示)を保持すると共に、水平方
向(X軸及びY軸方向)に自在に移動させる移動枠5が
設けられる。
【0016】前記各ミシン頭部3は、そのミシンテーブ
ル2上の後部側に立設された支持フレーム6の前面に、
前方に延びて設けられている。この各ミシン頭部3に
は、図4等にも示すように、針棒ケース7が横方向に移
動可能に設けられており、図6に示すように、各針棒ケ
ース7内には、複数本この場合9本の針棒8が上下動可
能に設けられている。各針棒8の下端部には、縫針9が
取付けられており、また、各針棒8部分には該針棒8の
上下動に同期して駆動される布押え10が設けられてい
る。
【0017】これに対し、図3,図4に示すように、前
記支持フレーム6上には、各ミシン頭部3に対応して糸
駒スタンド11が設けられ、その糸駒スタンド11に、
上糸(刺繍糸)12の供給源となるこの場合9個の糸駒
13がセットされている。この場合、9個の糸駒13は
夫々異なる色(種類)の上糸12を供給するようになっ
ている。
【0018】そして、各糸駒13から引出された上糸1
2は、夫々所定の上糸経路を通って各縫針9に供給され
るようになっており、その上糸経路は、図4に示すよう
に、前記針棒ケース7の前面部に各針棒8に対応して設
けられた張力付与器14、糸調子器15、天びん16、
糸案内板17(図6参照)等を含んで構成されている。
本実施形態では、前記糸調子器15部分に、上糸12の
縫針9に対する供給異常を検出するための糸切れセンサ
18(図2,図5参照)が設けられるようになってい
る。
【0019】図5は、前記糸調子器15の構成を示して
いる。この糸調子器15は、前記針棒ケース7の前壁部
に固着される取付部材19、この取付部材19に固定さ
れる軸部材20、この軸部材20に装着される糸取りば
ね21、前記軸部材20に回転自在に嵌挿されるロータ
リ皿22、軸部材20の先端のねじ部20aに螺合され
る調節つまみ(ダイヤル)23、前記ロータリ皿22の
図で左側面に圧接して回転抵抗を付与する糸調子皿2
4、この糸調子皿24と前記調節つまみ23との間に設
けられ糸調子皿24を図で右方に押圧するコイルばね2
5等から構成されている。
【0020】これにて、前記上糸12は、前記ロータリ
皿22の外周の断面V字状をなす溝部22aに1周分巻
付けられ、さらに糸取りばね19に引掛けられた上で天
びん16側に供給されるようになっている。このとき、
上糸12が縫針9側に供給されることに伴って、ロータ
リ皿22がスリップなく回転するようになっている。ま
た、ロータリ皿22には、糸調子皿24の押圧力によっ
て回転抵抗が与えられるのであるが、このとき、調節つ
まみ23が回転操作されることにより、コイルばね25
による糸調子皿24の押圧力が調整され、もって上糸1
2の張力が調整されるようになっている。
【0021】そして、前記糸切れセンサ18は、前記ロ
ータリ皿22の図で右側面に取付けられる永久磁石部材
26と、それに対向して前記取付部材19に取付けられ
たホール素子27とから構成される。詳しく図示はしな
いが、前記永久磁石部材26はリング状をなし、周方向
に交互にN極,S極が配置されている。これにて、上糸
12が供給(消費)されてロータリ皿22(永久磁石部
材26)が回転しているときには、磁極の変化に応じて
ホール素子27の出力が変化するのに対し、糸切れが発
生して上糸12の供給(消費)が停止すると、ロータリ
皿22(永久磁石部材26)の回転が停止し、ホール素
子27の出力変化がなくなり、もって、糸切れが検出さ
れるようになっている。
【0022】また、本実施形態では、図6に示すよう
に、各ミシン頭部3には、後述する糸切断装置による上
糸12の切断後に、縫針9の目孔9aに繋がっている上
糸12を針板28上に引上げる(加工布Wから引抜く)
ための糸払い装置29が設けられている。この糸払い装
置29は、先端部に鉤部30aを有するワイパ30を、
図示の突出位置と、そこから斜め上方に引上げられた引
込位置との間を、ワイパ駆動機構31(図2にのみ図
示)により矢印A方向に移動させるように構成されてい
ると共に、上糸保持具32を有して構成されている。こ
れにて、後の作用説明でも述べるように、針棒8(及び
布押え10)の停止(上昇)位置で、ワイパ30の駆動
により、切断後の上糸12を鉤部30aにより引掛けて
上方に引上げ、上糸保持具32に保持させるようになっ
ている。
【0023】一方、前記ミシンテーブル2には、図示し
ない主軸を可変速で回転駆動するミシンモータ33(図
2にのみ図示)が設けられている。図示はしないが、各
ミシン頭部3には、前記主軸の回転を前記針棒8の上下
動に変換する伝達機構が設けられている。この場合、前
記主軸の駆動力は、前記針棒ケース7の9本の針棒8の
うち1本にのみ選択的に伝達されるようになっており、
針棒変更モータ34(図2にのみ図示)によって針棒ケ
ース7がミシン頭部3に対して横方向に移動されること
により、駆動する針棒8の切替えが行われるようになっ
ている。
【0024】これにより、上糸12の種類(色)の切替
えが自動的に行われ、多色の刺繍を形成することができ
るようになっている。尚、図2に示すパルス発生器35
により前記主軸の回転位相が検出されるようになってお
り、また、主軸原点センサ36により主軸の原点位置が
検出されるようになっている。
【0025】また、前記ミシンテーブル2に設けられた
ミシンベッド4は、その上面に針板28(図6参照)を
有すると共に、図7に示すように、内部に前記縫針9と
の協働により加工布Wに縫目(刺繍のステッチ)を形成
するための全回転釜(垂直釜)37が設けられている。
詳しい図示及び説明は省略するが、この全回転釜37
は、その内釜に下糸38(図6参照)を供給するボビン
ケースを有し、前記主軸の回転により針棒8と同期して
外釜が回転することにより、上糸12と下糸38とを絡
ませて縫目を形成するようになっている。
【0026】そして、このミシンベッド4内には、図6
にも示すように、針板28の下面側に位置して、前記上
糸12及び下糸38を自動で切断する糸切断装置39が
設けられている。この糸切断装置39は、固定刃40
と、この固定刃40に対して開いた前方位置と、固定刃
40の下面側に重なるように位置する切断位置との間を
矢印B方向に移動(回動)可能な移動刃41とを備え、
前記移動刃41は、糸切断用モータ42(図2参照)の
駆動により作動レバー43を介して動作されるようにな
っている。
【0027】これにて、針棒8(及び布押え10)の停
止(上昇)位置で、移動刃41が前方位置から切断位置
に移動されると、該移動刃41が、針板28の針穴28
aの下方で上糸12及び下糸38を引掛けて固定刃40
部分まで引込み、それら上糸12及び下糸38を固定刃
40との間で同時に切断するようになっている。
【0028】さらに、図3に示すように、前記ミシンテ
ーブル2上に設けられる移動枠5は、ミシンテーブル2
上をほぼ一杯に横方向に延びる矩形枠状をなし、その内
側には、各ミシン頭部3に対応して3個の刺繍枠44が
着脱可能に取付けられるようになっている。前記各刺繍
枠44は、例えば矩形状の枠部内に前記加工布Wを張り
渡し状態に保持するようになっており、前記移動枠5の
長辺部間に掛渡されるように支持されるようになってい
る。
【0029】前記移動枠5は、移動機構により、装置固
有のX−Y座標系に基づいて、X軸方向(横方向)及び
Y軸方向(前後方向)の任意の位置に移動されるように
なっている。詳しく図示はしないが、この移動機構は、
ステッピングモータからなるX軸駆動モータ45(図2
にのみ図示)を駆動源として移動枠5をX軸方向に自在
に移動させると共に、やはりステッピングモータからな
るY軸駆動モータ46(図2にのみ図示)を駆動源とし
て移動枠5をY軸方向に自在に移動させるようになって
いる。これにて、3個の刺繍枠44(加工布W)が移動
機構により一体的に移動されるようになっている。
【0030】以上の各機構は、図2に示す制御装置47
により制御されるようになっている。この制御装置47
は、CPU48,ROM49,RAM50等からなるマ
イクロコンピュータを主体として構成され、このとき、
ROM49には制御プログラム等が記憶され、RAM5
0には例えば外部から入力された刺繍データ等が記憶さ
れるようになっている。前記刺繍データは、一針毎の針
落ち位置(一針毎の移動枠5のX軸,Y軸方向移動量)
を指示するステッチデータや、糸替え(針棒8の切替
え)を指示する糸替えデータ等を含んで構成されてい
る。
【0031】この制御装置47には、前記パルス発生器
35及び主軸原点センサ36からの信号が入力されるよ
うになっていると共に、各ミシン頭部3の各糸切れセン
サ18の検出信号が入力されるようになっている。ま
た、この制御装置47は、駆動回路51,52,53,
54,55を介して、前記ミシンモータ33,針棒変更
モータ34,X軸駆動モータ45,Y軸駆動モータ4
6,糸切断用モータ42を夫々制御するようになってい
ると共に、前記各ミシン頭部3のワイパ駆動機構31を
制御するようになっている。さらに、この制御装置47
には、図3にも示すように、ディスプレイ56を有する
操作パネル57が接続されている。
【0032】これにて、制御装置47は、ROM49に
記憶された制御プログラムや、RAM50に記憶された
刺繍データ等に基づいて、ミシンモータ33,針棒変更
モータ34,X軸駆動モータ45,Y軸駆動モータ4
6,糸切断用モータ42、ワイパ駆動機構31を制御
し、各刺繍枠44に保持された加工布Wに対する刺繍形
成動作を同時に実行するようになっている。このとき、
実行している刺繍データに糸替えデータが現れた場合に
は、糸切断装置39による糸切断動作を実行すると共
に、駆動すべき針棒8を切替える針棒切替え動作(針棒
変更モータ34による針棒ケース7の移動)を実行する
ようになっている。刺繍形成動作の終了時にも、糸切断
動作が実行されるようになっている。
【0033】また、本実施形態では、制御装置47は、
前記糸切断装置39による糸切断動作後に(実際には糸
切断動作中から)、前記糸払い装置29による糸払い動
作を実行するようになっている。さらに、本実施形態で
は、制御装置47は、前記糸切断装置39による糸切断
動作後に、針板28に対して加工布W(刺繍枠44)を
相対的に移動させることにより、該加工布Wに繋がって
いる上糸12を針穴28aから抜取る糸抜き動作を実行
するようになっている。この場合、この糸抜き動作は、
図8に示すように、縫針9が加工布Wに対して相対的に
P1,P2,P3の三角形の軌跡を描いて元の位置に戻
るように、刺繍枠44を移動させることにより行われ
る。
【0034】そして、制御装置47は、縫製動作中に前
記糸切れセンサ18によりいずれかのミシン頭部3にお
いて糸切れが発生したことを検出すると、全てのミシン
頭部3の駆動及び移動枠5の駆動を停止するようになっ
ていると共に、アラームの鳴動及びディスプレイ56の
表示により、その旨をオペレータに報知するようになっ
ている。オペレータが、糸切れ修復作業を行った後、操
作パネル57にて再スタートの操作を行うことにより、
糸切れ発生時からの刺繍形成動作が再開されるようにな
っている。
【0035】さて、後の作用説明でも述べるように、前
記制御装置47は、そのソフトウエア構成(プログラム
の実行)により、糸切断装置39による糸切断動作があ
ったときに、その糸切断動作後の所定の検知タイミング
(糸切断が正しくなされていた場合には、縫針9側に上
糸12が供給されず、糸切断ミスがあった場合にのみ上
糸12が繰出されてしまうタイミング)において、前記
糸切れセンサ18の出力に基づいて糸切断ミスの有無を
判断するようになっている。従って、制御装置47が糸
切断ミス判断手段として機能するようになっている。
【0036】より具体的には、本実施形態では、前記糸
払い装置29による糸払い動作時、前記糸抜き動作の実
行時、針棒切替え動作時、糸切断後の次の縫製動作開始
位置への移動枠5の移動時において、糸切れセンサ18
により上糸12の繰出しが検出されたとき(ホール素子
27の出力変化があったとき)に、糸切断ミスが有った
と判断するようになっている。そして、制御装置47
は、糸切断ミスが発生したと判断したときには、ミシン
1の駆動を停止すると共に、アラームの鳴動及びディス
プレイ56の表示によりその旨を報知するようになって
いる。
【0037】次に、上記構成の作用について、図1も参
照して述べる。図1のフローチャートは、制御装置47
が実行する、糸切断装置39による糸切断動作に伴う、
糸切断ミスの有無の判断に関する処理手順を示してい
る。今、上述のように、制御装置47は、実行している
刺繍データに糸替えデータが現れた場合に、針棒8の駆
動及び移動枠5の移動を停止し、糸切断装置39による
糸切断動作を実行し、その後に、駆動すべき針棒8を切
替える針棒切替え動作を実行する。また、刺繍形成動作
の終了時にも、糸切断動作を実行する。
【0038】この糸切断装置39による糸切断動作は、
主軸の所定角度(針棒8の上昇停止位置)で、移動刃4
1を前方位置に移動させ(ステップS1)、その後切断
位置に戻す(ステップS3)ことにより行われるのであ
るが、その動作に合わせて、糸払い装置29のワイパ3
0が突出位置に移動され(ステップS2)、移動刃41
を切断位置に戻して(S3)上糸12及び下糸38が切
断された後、ワイパ30が引込位置に戻される(ステッ
プS4)。これにて、切断後の上糸12がワイパ30の
鉤部30aにより針板28の上方に引上げられ、上糸保
持具32に保持されるようになる。
【0039】そして、次のステップS5にて、ワイパ3
0が引込位置に戻された際に、前記糸切れセンサ18の
信号出力が監視されて、上糸12が消費されたかどうか
が判断される。ここで、糸切断装置39により糸切断が
正しく行われていた場合には、縫針9に繋がっている上
糸12のうち目孔9aから切断端部までの部位が、ワイ
パ30によって引上げられるだけであるから、上糸12
が消費される(縫針9側に供給(繰出)される)ことは
ない。これに対し、糸切断ミスが発生して縫針9に繋が
っている上糸12が未だに下糸28側と絡み合っている
場合には、その糸払い動作により上糸12が引っ張られ
てその分消費されてしまうことになる。従って、このス
テップS5により、糸切断ミスが発生したかどうかが判
断できるのである。
【0040】上糸12が消費された場合には(ステップ
S5にてYes)、糸切断ミスが発生したと判断され、
後述するステップS13に進む。上糸12の消費がなか
った場合には(ステップS5にてNo)、次のステップ
S6にて、針板39に対して加工布Wを相対的に三角形
状をなすように移動させる糸抜き動作が実行される。そ
して、ステップS7では、その糸抜き動作時における糸
切れセンサ18の信号出力により、上糸12が消費され
たかどうかが判断される。
【0041】ここでも、糸切断装置39により糸切断が
正しく行われていた場合には、加工布Wが移動されて
も、縫針9に繋がっている上糸12の目孔9aから切断
端部までの部位が加工布Wから相対的に抵抗なく引出さ
れるだけ(あるいは既に上糸12が加工布Wから引出さ
れている場合には縫針9に繋がっている上糸12に何ら
作用を及ぼさない)なので、上糸12が消費されること
はなく、これに対し、糸切断ミスが発生して縫針9に繋
がっている上糸12が未だに下糸28側と絡み合ってい
る場合には、その糸抜き動作により上糸12が引っ張ら
れてその分消費されてしまうことになる。従って、この
ステップS7によっても、糸切断ミスが発生したかどう
かが判断できるのである。
【0042】上糸12が消費された場合には(ステップ
S7にてYes)、やはり糸切断ミスが発生したと判断
され、後述するステップS13に進む。上糸12の消費
がなかった場合には(ステップS7にてNo)、次のス
テップS8にて、糸替えが必要かどうかが判断される。
糸替えが必要な場合(ステップS8にてYes)には、
針棒切替え動作が実行される(ステップS9)。そし
て、ステップS10では、その針棒切替え動作時におけ
る糸切れセンサ18の信号出力により、上糸12が消費
されたかどうかが判断される。
【0043】ここで、針棒切替え動作は、針棒ケース7
(全ての針棒8)を横方向に移動することにより行われ
るのであるが、糸切断装置39により糸切断が正しく行
われていた場合には、直前まで駆動されていた針棒8が
横方向に移動されても、該当する針棒8の縫針9に繋が
っている上糸12に何ら作用を及ぼさないので、上糸1
2が消費されることはなく、これに対し、糸切断ミスが
発生して縫針9に繋がっている上糸12が未だに下糸2
8側と絡み合っていた場合には、その針棒8の移動に伴
って上糸12が引っ張られてその分繰出されてしまうこ
とになる。従って、このステップS10によっても、糸
切断ミスが発生したかどうかが判断できるのである。
【0044】上糸12が消費された場合には(ステップ
S10にてYes)、やはり糸切断ミスが発生したと判
断され、後述するステップS13に進む。上糸12の消
費がなかった場合には(ステップS10にてNo)、及
び、前記ステップS8にて糸替えの必要がなかった場合
(ステップS8にてNo)には、次のステップS11に
て、移動枠5(刺繍枠44)が、次の縫製動作開始位置
に移動される。そして、ステップS12では、その移動
枠5の移動時における糸切れセンサ18の信号出力によ
り、上糸12が消費されたかどうかが判断される。
【0045】ここでも、同様に、糸切断装置39により
糸切断が正しく行われていた場合には、上糸12が消費
されることはなく、糸切断ミスが発生して縫針9に繋が
っている上糸12が未だに下糸28側と絡み合っていた
場合には、刺繍枠44(加工布W)の移動により上糸1
2が引っ張られてその分消費されてしまうことになる。
従って、このステップS12によっても、糸切断ミスが
発生したかどうかが判断できるのである。
【0046】上糸12の消費がなかった場合には(ステ
ップS12にてNo)、そのまま次の縫製動作が開始さ
れる。これに対し、上糸12が消費された場合には(ス
テップS12にてYes)、やはり糸切断ミスが発生し
たと判断され、次のステップS13にて、ミシン1の動
作が一時停止されると共に、ステップS14にて、糸切
断ミスが発生した旨が、アラームの鳴動及びディスプレ
イ56の表示によりオペレータに報知される。オペレー
タは、その報知により、例えば手動で上糸12及び下糸
38を切断するなどの適切な処置を行うことができ、そ
の後、操作パネル57にて再スタートの操作を行うこと
により、縫製動作が再開されるようになっている。
【0047】このように本実施形態によれば、上糸12
の糸切れの発生を検出するために元々設けられている糸
切れセンサ18の出力を利用して、糸切断装置39の糸
切断ミスの発生の有無を判断できるようになった。従っ
て、従来では顧みられることのなかった糸切断装置39
における糸切断ミスを確実に検出することができ、糸切
断ミスに起因する針折れや上糸の縫込みによる縫製の失
敗などの不具合を未然に防止することができる。しか
も、通常設けられる糸切れセンサ18を利用するので、
別途の専用のセンサを設けるといった必要がなくなり、
簡単で安価な構成で済ませることができるものである。
【0048】尚、上記実施形態においては、糸払い装置
29による糸払い動作時、糸抜き動作時、針棒切替え動
作時、糸切断後の次の縫製動作開始位置への移動枠5の
移動時、という4つのタイミング全てで糸切断ミスの有
無の判断を行うように構成したが、所定の検知タイミン
グとしては、それらのうちいずれか1つあるいは2つ,
3つの組合せであっても良く、いずれにおいても所期の
目的を達成することができる。
【0049】また、本発明は上記4つのタイミングに限
定されることなく、糸切断に糸切断ミスがあった場合に
のみ上糸が繰出されてしまうタイミングであれば良い。
そして、上記実施形態では、糸切断ミスがあったと判断
された場合には、縫製動作を一時停止してオペレータに
報知を行うようにしたが、これに代えて、再度自動で糸
切断動作を実行するように構成することもできる。さら
に、上記実施形態では、上糸12の消費の有無に基づい
て糸切断ミスの判断を行うようにしたが、規定値以上の
上糸の消費量があったときに、糸切断ミスと判断するよ
うに構成しても良い。
【0050】その他、糸切れセンサとしては、ロータリ
皿22の回転を永久磁石部材26及びホール素子27に
より検出するものに限らず、糸取りばねの変位量を検出
するものや、光センサを用いるものなど各種のものを採
用することができる。また、糸切断装置や糸払い装置等
の構成としても様々の変形が可能であり、さらには、本
発明は、多頭形刺繍ミシンに限らず、糸切断装置及び糸
切れセンサを備えるミシン全般に適用できる等、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ
る。
【0051】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
のミシンによれば、上糸及び下糸を自動で切断する糸切
断装置と、上糸の縫針に対する供給異常を検出するため
の糸切れセンサとを備えるものにあって、糸切断装置に
よる糸切断動作後の所定の検知タイミング(糸切断が正
しくなされていた場合には、縫針側に上糸が供給され
ず、糸切断ミスがあった場合にのみ上糸が繰出されてし
まうタイミング)において、糸切れセンサの出力に基づ
いて糸切断ミスの有無を判断する糸切断ミス判断手段を
設けたので、糸切断装置における糸切断ミスを確実に検
出して糸切断ミスに起因する不具合を防止でき、しかも
そのための構成を簡単で安価に済ませることができると
いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、糸切断ミス
の有無の判断に関する処理手順を示すフローチャート
【図2】多頭形刺繍ミシンの電気的構成を概略的に示す
ブロック図
【図3】多頭形刺繍ミシンの外観を示す斜視図
【図4】1個のミシン頭部部分を示す斜視図
【図5】糸調子器部分の縦断側面図
【図6】糸払い装置部分の縦断側面図
【図7】ミシンベッドの先端部を針板を除いて示す平面
【図8】糸抜き動作時の刺繍枠の移動軌跡を示す図
【符号の説明】
図面中、1は多頭形刺繍ミシン(ミシン)、3はミシン
頭部、4はミシンベッド、5は移動枠、7は針棒ケー
ス、8は針棒、9は縫針、9aは目孔、12は上糸、1
3は糸駒、15は糸調子器、18は糸切れセンサ、22
はロータリ皿、26は永久磁石部材、27はホール素
子、28は針板、28aは目孔、29は糸払い装置、3
0はワイパ、33はミシンモータ、34は針棒変更モー
タ、38は下糸、39は糸切断装置、40は固定刃、4
1は移動刃、42は糸切断モータ、44は刺繍枠、47
は制御装置(糸切断ミス判断手段)、Wは加工布を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA15 AA18 AA21 CA05 CB04 CE01 CE09 CE23 FH02 FH03 FH06 FH09 FH14 FH17 GD11 GD25 GG04 GG07 LA52 LA53 LA55 LA68 LA89 LA91 LB01 NA48 NA49 NA51 NA71 NA80 NB18 NC03 QA06 QA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上糸及び下糸を自動で切断する糸切断装
    置と、 前記上糸の縫針に対する供給異常を検出するための糸切
    れセンサとを備えるミシンであって、 前記糸切断装置による糸切断動作後の所定の検知タイミ
    ングにおいて、前記糸切れセンサの出力に基づいて糸切
    断ミスの有無を判断する糸切断ミス判断手段を設けたこ
    とを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 糸切断装置による切断後に、縫針に繋が
    っている上糸を針板上に引上げる糸払い装置を備えるも
    のであって、 前記検知タイミングは、前記糸払い装置による糸払い動
    作時であることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 糸切断装置による切断後に、針板に対し
    て加工布を相対的に移動させることにより、該加工布に
    繋がっている上糸を針穴から抜取る糸抜き動作が行われ
    るものであって、 前記検知タイミングは、糸抜き動作時であることを特徴
    とする請求項1記載のミシン。
  4. 【請求項4】 複数本の針棒を切替可能に備え、糸切断
    装置による切断後に次の針棒への切替え動作が行われる
    ものであって、 前記検知タイミングは、針棒切替え動作時であることを
    特徴とする請求項1記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記検知タイミングは、糸切断後の縫製
    動作開始位置への移動時であることを特徴とする請求項
    1記載のミシン。
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