JP2020162659A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】縫製不良の発生回数を種別毎に計数して作業者に報知できるミシンを提供する。【解決手段】ミシンのCPUは、縫製を開始したことに応じ、上糸の張力を取得する。ミシンのCPUは、取得した張力に基づき、縫製不良を検出する。縫製不良は、糸切れ、目飛び、糸締り不良を少なくとも含む。ミシンのCPUは、糸切れ、目飛び、糸締り不良を少なくとも含む縫製不良を検出した回数を計数する。より具体的には、ミシンのCPUは、糸切れを検出した回数である第一回数、目飛びを検出した回数である第二回数、及び、糸締り不良を検出した回数である第三回数を計数する。ミシンのCPUは、計数した第一回数、第二回数、第三回数を表示部に表示して作業者に報知する(S53、S67、S72)。【選択図】図9

Description

本発明は、ミシンに関する。
特許文献1に記載のミシンは、ミシンベッド、ミシン制御装置、糸切れ検出装置を備える。糸切れ検出装置は、ミシンベッドが出力する信号を受けて糸切れの発生の有無を判別し、判別結果をミシン制御装置に出力する。ミシン制御装置は、糸切れ検出装置が出力した判別結果に基づき、糸切れの発生回数(糸切れ回数)を計数する。ミシン制御装置は、計数した糸切れ回数を表示部に表示する。
特開平10−33866号公報
ミシンにおいて発生し得る縫製不良の種別として、糸切れの他にも、目飛び、糸締り不良等がある。しかし、上記ミシンは、糸切れ回数以外の種別の縫製不良の発生回数を報知しないので、作業者は、縫製不良の発生回数を種別毎に把握できない。故に、作業者は、縫製不良の種別に応じた適切な対処を行うことができない場合があるという問題点がある。
本発明の目的は、縫製不良の発生回数を種別毎に計数して作業者に報知できるミシンの提供である。
本発明に係るミシンは、上糸の張力を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記張力に基づき、糸切れ、目飛び、糸締り不良を少なくとも含む縫製不良を検出する検出部と、前記検出部が前記縫製不良を検出した回数を計数する第一計数部であって、前記検出部が前記糸切れを検出した回数である第一回数、前記検出部が前記目飛びを検出した回数である第二回数、及び、前記検出部が前記糸締り不良を検出した回数である第三回数を計数する前記第一計数部と、前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数を報知する第一報知部とを備えたことを特徴とする。
該ミシンは、縫製不良の発生回数を、縫製不良の種類である糸切れ、目飛び、糸締り不良毎に計数し、作業者に報知できる。故に、作業者は、ミシンが報知した縫製不良の種類に応じ、ミシンに適切な対処を行うことができる。
本発明において、前記第一計数部は、所定期間内に前記検出部が前記縫製不良を検出した回数を計数してもよい。該時、作業者は、所定期間内における縫製不良の発生回数を、縫製不良の種別毎に把握できる。
本発明において、前記上糸及び下糸を切断する切断機構を備え、前記所定期間は、前記切断機構により前記上糸及び前記下糸を切断した時から、次に前記切断機構により前記上糸及び前記下糸を切断する迄の第一期間、作業者が入力部を介して設定した第二期間、作業者が前記入力部を介して前記回数を初期化した時から、次に作業者が前記回数を初期化する迄の第三期間の何れかであってもよい。該時、作業者は、様々な期間内における縫製不良の発生回数を、縫製不良の種別毎に把握できる。
本発明において、前記第一計数部による前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の夫々の計数の有効又は無効を設定する第一設定部を備え、前記第一計数部は、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数のうち、前記第一設定部により有効と設定した回数を計数し、前記第一報知部は、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数のうち、前記第一設定部により有効と設定した回数を報知してもよい。該時、作業者は、所望する種類の縫製不良が発生した発生回数を、効率的に把握できる。
本発明において、前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数が、夫々に対応する対応閾値以上か判定する判定部と、前記判定部により、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の少なくとも何れかが、前記対応閾値以上と判定した時、縫製動作を停止する停止部と、前記停止部が前記縫製動作を停止した時、前記判定部により前記対応閾値以上と判定した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の少なくとも何れかに対応する前記縫製不良を報知する第二報知部とを備えてもよい。該時、ミシンは、縫製動作を停止することにより、縫製不良の発生による品質低下への影響を抑制できる。又、縫製不良の発生回数をミシンが報知することにより、作業者は、縫製動作が停止した要因となる縫製不良の種別を把握できる。
本発明において、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数夫々に対応する前記対応閾値を設定する第二設定部を更に備え、前記判定部は、前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数が、前記第二設定部により設定した、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数夫々に対応する前記対応閾値以上か判定してもよい。該時、作業者は、ミシンが縫製動作を停止する条件を、対応閾値の設定により調整できる。
本発明において、縫製動作開始からの針数を計数する第二計数部を更に備え、前記第一報知部は、前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数と、前記第二計数部により計数した前記針数とを対応付けて報知してもよい。該時、作業者は、縫製不良の発生回数を、縫製不良の種別毎に、針数に対応付けて把握できる。
ミシン1の全体斜視図。 縫製装置100の全体斜視図。 頭部5の部分拡大図。 パネル部220の部分拡大図。 ミシン1の電気ブロック図。 縫製処理の流れ図。 縫製処理の流れ図であって、図6の続き。 縫製処理の流れ図であって、図7の続き。 縫製処理の流れ図であって、図8の続き。 縫製不良時処理の流れ図。 糸切れ時処理の流れ図。 目飛び時処理の流れ図。 糸締り不良時処理の流れ図。
本発明の一実施形態であるミシン1を説明する。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図1から図3を参照し、ミシン1の構造を説明する。ミシン1は、作業台9及び縫製装置100を備える。作業台9は上面に開口9Aを設ける。作業台9は右前部にパネル部220を備える。パネル部220の詳細は後述する。縫製装置100はベッド部2を備える。ベッド部2は開口9Aに装着し、左右方向に延びる。
図2に示す如く、縫製装置100は、更に脚柱部3、アーム部4を備える。ベッド部2は上面に針板7を装着する。作業者はベッド部2と針板7に布を載置する。針板7は針穴8と送り歯穴14を備える。針穴8は平面視円形状である。送り歯穴14は前後方向に長辺を有し、針穴8の左方、後方、右方、前方の夫々にある。脚柱部3はベッド部2右端から上方に延びる。アーム部4は脚柱部3上端から左方に延び、ベッド部2上面と対向する。アーム部4は前面左右方向略中央部に第一入力部24と第一表示部25を備える。第一入力部24は上下方向に並ぶ三つのボタンである。作業者は、第一表示部25を見ながら第一入力部24を操作して各種指示を入力する。アーム部4は、上面左側に上方に突出する糸立棒20を備える。糸立棒20は、糸駒から繰り出した上糸6を挿通する。
アーム部4は内部に上軸15と主モータ27(図5参照)を備える。上軸15は左右方向に延び、上軸プーリ(図示略)を介して主モータ27の出力軸に連結する。上軸プーリは上軸15右端部に固定する。アーム部4は左端部に頭部5を備える。頭部5はアーム部4から下方に突出し、針板7に上方から対向する。頭部5は針棒11を上下動可能に支持する。針棒11下端部は頭部5から下方に突出する。針棒11は上下動機構(図示略)を介して上軸15に連結する。針棒11は、上軸15の回動に伴って、上下動機構を介して上下動する。針棒11は下端に縫針10を装着する。縫針10は目孔に挿通した上糸6(図3参照)を保持する。縫針10は針棒11と共に上下動する。縫針10は針穴8を通過可能であり、縫針10の可動範囲下端は下死点である。
ベッド部2は内部に釜、糸切機構17(図5参照)、布送り機構を備える。釜は、針板7下方に設け、下糸を巻いたボビンを収容する。釜は剣先を備える。釜は主モータ27の動力を得て回動し、縫針10の目孔に挿通する上糸6を剣先で捕捉して、下糸と絡める。糸切機構17は、固定刃、可動刃、糸切ソレノイド17A(図5参照)を備える。可動刃は糸切ソレノイド17Aに連結する。糸切ソレノイド17Aが駆動することで、可動刃は固定刃に対して移動し、糸切機構17は可動刃と固定刃の協働で上糸6と下糸を切断する。
布送り機構は上下送り軸、送り台、送り歯13、水平送り軸、送りモータ123(図5参照)を備える。上下送り軸はベッド部2内部で左右方向に延び、ベルトを介して上軸プーリと連結する。送り台は揺動可能に設け、上下送り軸と連結する。上下送り軸が主モータ27の駆動力で回転すると、送り台は上下方向に移動する。送り歯13は送り台にて支持する。水平送り軸は、上下送り軸よりも前方で左右方向に延び、送りモータ123と送り台を連結する。水平送り軸が送りモータ123の駆動力で回転すると、送り台は前後方向に移動する。送り台が主モータ27と送りモータ123の駆動に伴い揺動することで、送り歯13は送り歯穴14にて出没する。送り歯13は送り歯穴14から上方に出た状態で前後方向に移動することで、布を送る。
図3に示す如く、頭部5は、糸駒から縫針10へと至る上糸6の供給経路の上流側から順に、副糸調子器26、主糸調子器60、糸案内21、糸張力検出機構130、天秤23、ガイドフック29を備える。頭部5は、更に頭部アンプ200、及び突出部210を備える。
副糸調子器26は頭部5前面の右上部に設ける。主糸調子器60は、副糸調子器26下方で、且つ頭部5前面に設ける。副糸調子器26と主糸調子器60は夫々、上糸6に張力を付与する。副糸調子器26は、糸切機構17による上糸6と下糸の切断時に必要な張力を上糸6に付与する。主糸調子器60は、縫製装置100の縫製に伴って上糸6に作用する張力を適正化する。糸案内21は主糸調子器60の左方に設ける。糸案内21は、主糸調子器60を経由した上糸6を、糸張力検出機構130と天秤23に向けて折り返して案内する。糸張力検出機構130は、頭部5前面から後方に凹む凹部5Aに螺子90で固定する。糸張力検出機構130は副糸調子器26と主糸調子器60の間にある。糸張力検出機構130は、磁気センサ105(図5参照)を備える。糸張力検出機構130は、磁気センサ105の出力電圧に基づき上糸6に作用する張力である上糸張力を検出可能である。天秤23は副糸調子器26左方に設ける。天秤23は上糸6を挿通する挿通孔23Aを有する。天秤23は主モータ27の駆動に伴って上下動する。ガイドフック29は、糸張力検出機構130左方に設ける。ガイドフック29は、天秤23の挿通孔23Aを通った上糸6を針棒11に向けて案内する。
頭部アンプ200は、頭部5後部の上面に設ける。頭部アンプ200は、前面の上部に右方から順に糸切れLED200A、目飛びLED200B、及び糸締りLED200Cを設ける。糸切れLED200A、目飛びLED200B、及び糸締りLED200Cは、点灯、点滅等の態様で発光可能である。糸切れLED200Aは糸切れが発生した時発光する。目飛びLED200Bは目飛びが発生した時発光する。糸締りLED200Cは糸締り不良が発生した時発光する。糸切れ、目飛び、糸締り不良は縫製不良の一種である。縫製不良の詳細は後述する。
突出部210は針棒11の近傍、且つ、糸案内21の下方に設ける。突出部210は、頭部5の下端部から前方に突出し、下方に曲折して更に延びる。突出部210の下部に針棒LED210Aを設ける。針棒LED210Aは、点灯、点滅等の態様で発光可能である。針棒LED210Aは糸締り不良が発生した時点灯し、縫製動作を停止した後、消灯する。針棒LED210Aは糸締り不良が発生した時、糸締り不良が発生した回数だけ点滅してもよい。
図4に示す如く、パネル部220は、第二表示部221、第二入力部222、及びスピーカ223(図5参照)を備える。第二表示部221はLCDであり、数字、メッセージ等を表示する。第二入力部222は、第二表示部221の左方と下方に設ける。作業者は、第二表示部221を見ながら第二入力部222を操作して各種指示を入力する。以下、第一入力部24(図2参照)と第二入力部222を総称する時、入力部と称す。
第二表示部221は、右方から順に第一画面221A、第二画面221B、第三画面221C、及び第四画面221Dを備える。第一画面221Aは、主に糸切れが発生した回数を表示する。第二画面221Bは、主に目飛びが発生した回数を表示する。第三画面221Cは、主に糸締り不良が発生した回数を表示する。第四画面221Dは、主に糸締り不良を検出する時の検出基準を示す段階的な検出レベルを表示する。第二表示部221は他に、ミシン1が縫製動作を開始してから夫々の縫製不良が発生するまでに縫針10が針落ちした回数を、針数として表示可能である。
第一表示部25、第二表示部221、頭部アンプ200、及び突出部210は、縫製不良が発生した時報知を行う。以下、第一表示部25、第二表示部221、頭部アンプ200、及び突出部210を総称する時、報知部と称す。
図5を参照し、ミシン1の電気的構成を説明する。ミシン1の制御装置30はCPU91を備える。CPU91はミシン1の動作を制御する。CPU91はROM92、RAM93、記憶装置94、I/Oインターフェース(以下、I/Oと称す)45と接続する。ROM92は後述の縫製処理(図6参照)等、各種処理を実行する為のプログラム等を記憶する。RAM93は、各種値を一時的に記憶する。記憶装置94は不揮発性である。
I/O45は駆動回路81〜83に接続する。駆動回路81は主モータ27に接続する。駆動回路82は送りモータ123に接続する。駆動回路83は糸調子モータ16に接続する。主モータ27、送りモータ123、糸調子モータ16は、夫々、エンコーダ27A、123A、16Aを備える。エンコーダ27Aは、主モータ27の出力軸の回動位置を検出する。即ち、エンコーダ27Aの検出結果は上軸15の回転角位相である上軸位相を示す。エンコーダ123Aは、送りモータ123の出力軸の回動位置を検出する。エンコーダ16Aは、糸調子モータ16の出力軸の回動位置を検出する。CPU91は、エンコーダ27A、123A、16Aの検出結果を取得し、駆動回路81〜83に制御信号を送信する。故にCPU91は、主モータ27、送りモータ123、糸調子モータ16を駆動制御する。以下、主モータ27、送りモータ123、糸調子モータ16を総称する時、駆動モータと称す。
I/O45は駆動回路84〜88、第一入力部24、第二入力部222、ペダル38、磁気センサ105に接続する。駆動回路84は糸切ソレノイド17Aに接続する。駆動回路85は第一表示部25に接続する。駆動回路86は頭部アンプ200に接続する。駆動回路87は針棒LED210Aに接続する。駆動回路88は第二表示部221とスピーカ223に接続する。CPU91は、駆動回路84〜88に制御信号を送信することで、糸切ソレノイド17A、第一表示部25、頭部アンプ200、針棒LED210A、第二表示部221、及びスピーカ223を制御する。第一入力部24及び第二入力部222は、作業者による入力結果をCPU91に出力する。ペダル38は、作業者によるペダル38の操作方向と操作量を夫々CPU91に出力する。磁気センサ105は、上糸張力を示す出力電圧をCPU91に出力する。
ミシン1の縫製不良を説明する。縫製不良は縫製動作中に正常な縫目が形成できなかったことを示す。縫製不良は、糸切れ、目飛び、糸締り不良を含む。糸切れは、縫製中に上糸6が切れる不良であり、布に縫目が形成できない不良である。目飛びは、縫製中における釜による上糸6の捕捉の失敗であり、布に正常な縫目が形成できない不良である。糸締り不良は、天秤23が上糸6を引き上げた時に布に縫目を形成する上糸6と下糸のバランス不良である。例えば、上糸6が下糸に強固に絡まり過ぎると、縫目近くの布は縮む。ミシン1は、糸切れ、目飛び、糸締り不良の夫々に対応する検出基準を記憶装置94に記憶する。故にミシン1は、縫製不良の種類を識別可能である。
図2、図3を参照し、ミシン1の動作概要を説明する。作業者は、針板7に布を載置する。駆動モータが駆動することで、上軸15は、針棒11と天秤23を上下動し、釜は回動する。縫針10が、布に刺さって下死点まで下降後に上昇する時、釜は、縫針10の目孔が保持する環状の上糸6を剣先で捕捉して下糸と絡める。縫針10は上昇し、布から上方へ抜ける。該時、送りモータ123と主モータ27の駆動により、送り歯13が送り歯穴14から上方に突出して後方に揺動する。故に布は後方に移動する。天秤23は、釜が下糸と絡めた上糸6を引き上げることで、布に縫目を形成する。上軸15、縫針10、釜、天秤23、布送り機構が上記動作を繰り返すことで、布を縫製する。
図6〜図13を参照し、縫製処理を説明する。CPU91は、糸切れ、目飛び、糸締り不良の検出回数を、後述する三つの期間(第一期間、第二期間、第三期間)内で夫々計数する。CPU91は、記憶装置94に記憶した検出回数J(1)、J(2)、J(3)、K(1)、K(2)、K(3)、L(1)、L(2)、L(3)を用い、期間毎の検出回数を計数する。検出回数J(1)、J(2)、J(3)は夫々、糸切れの検出回数に対応する。検出回数K(1)、K(2)、K(3)は夫々、目飛びの検出回数に対応する。検出回数L(1)、L(2)、L(3)は夫々、糸締り不良の検出回数に対応する。検出回数J(1)、K(1)、K(1)は夫々、第一期間内に検出した縫製不良の検出回数に対応する。検出回数J(2)、K(2)、K(2)は夫々、第二期間内に検出した縫製不良の検出回数に対応する。検出回数J(3)、K(3)、K(3)は夫々、第三期間内に検出した縫製不良の検出回数に対応する。以下、検出回数J(1)、J(2)、J(3)を区別しない時、検出回数Jと総称する。検出回数K(1)、K(2)、K(3)を区別しない時、検出回数Kと総称する。検出回数L(1)、L(2)、L(3)を区別しない時、検出回数Lと総称する。CPU91は縫製処理を実行する時、上記の検出回数J、K、Lを、縫製不良を検出した回数の計数結果として報知する。
作業者がミシン1の電源をオンすると、CPU91はROM92からプログラムを読み出して縫製処理を開始する。CPU91は、記憶装置94に記憶した各フラグに0を設定する。以下、各フラグに0を設定することを「フラグをOFFする」と称し、各フラグに1を設定することを「フラグをONする」と称す。
図6に示す如く、CPU91は初期化処理を実行する(S1)。初期化処理において、CPU91は、RAM93に記憶した変数Nに0を設定する。変数Nは、針棒11が上下動して縫針10が針落ちした回数を、針数として計数する為のカウンタである。
CPU91は、非報知設定信号を受信したか否かを判断する(S2)。三つの種類の縫製不良の内、検出した回数の計数を無効とする縫製不良を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は非報知設定信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から非報知設定信号を受信しないと判断した時(S2:NO)、処理をS21(図7参照)に移行する。
CPU91は、入力部から非報知設定信号を受信したと判断した時(S2:YES)、糸切れ非報知信号を受信したか否かを判断する(S3)。糸切れを検出した回数の計数を無効とする為に作業者が入力部を操作した時、入力部は糸切れ非報知信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から糸切れ非報知信号を受信しないと判断した時(S3:NO)、処理をS5に移行する。CPU91は、入力部から糸切れ非報知信号を受信したと判断した時(S3:YES)、糸切れ非報知フラグをONする(S4)。CPU91は処理をS5に移行する。
CPU91は、目飛び非報知信号を受信したか否かを判断する(S5)。目飛びを検出した回数の計数を無効とする為に作業者が入力部を操作した時、入力部は目飛び非報知信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から目飛び非報知信号を受信しないと判断した時(S5:NO)、処理をS7に移行する。CPU91は、入力部から目飛び非報知信号を受信したと判断した時(S5:YES)、目飛び非報知フラグをONする(S6)。CPU91は処理をS7に移行する。
CPU91は、糸締り不良非報知信号を受信したか否かを判断する(S7)。糸締り不良を検出した回数の計数を無効とする為に作業者が入力部を操作した時、入力部は糸締り不良報知信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から糸締り不良非報知信号を受信しないと判断した時(S7:NO)、処理をS21(図7参照)に移行する。CPU91は、入力部から糸締り不良非報知信号を受信したと判断した時(S7:YES)、糸締り非報知フラグをONする(S8)。CPU91は処理をS21(図7参照)に移行する。
図7に示す如く、CPU91は、対応閾値信号を受信したか否かを判断する(S21)。対応閾値は、糸切れ、目飛び、糸締り不良の夫々に対応する糸切れ閾値、目飛び閾値、糸締り閾値を含む。CPU91は、後述の処理で対応閾値と検出回数J,K,Lとを縫製不良の種類毎に比較し、検出回数J,K,Lが対応閾値以上の時に縫製動作を終了する(図11〜図13参照)。対応閾値を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は対応閾値信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から対応閾値信号を受信しないと判断した時(S21:NO)、処理をS41(図8参照)に移行する。
CPU91は、入力部から対応閾値信号を受信したと判断した時(S21:YES)、糸切れ閾値信号を受信したか否かを判断する(S22)。糸切れ閾値を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は糸切れ閾値信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から糸切れ閾値信号を受信しないと判断した時(S22:NO)、処理をS24に移行する。CPU91は、入力部から糸切れ閾値信号を受信したと判断した時(S22:YES)、作業者による入力部の操作結果に応じて糸切れ閾値を設定する(S23)。CPU91は処理をS24に移行する。
CPU91は、目飛び閾値信号を受信したか否かを判断する(S24)。目飛び閾値を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は目飛び閾値信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から目飛び閾値信号を受信しないと判断した時(S24:NO)、処理をS26に移行する。CPU91は、入力部から目飛び閾値信号を受信したと判断した時(S24:YES)、作業者による入力部の操作結果に応じて目飛び閾値を設定する(S25)。CPU91は処理をS26に移行する。
CPU91は、糸締り閾値信号を受信したか否かを判断する(S26)。糸締り閾値を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は糸締り閾値信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から糸締り閾値信号を受信しないと判断した時(S26:NO)、処理をS41(図8参照)に移行する。CPU91は、入力部から糸締り閾値信号を受信したと判断した時(S26:YES)、作業者による入力部の操作結果に応じて糸締り閾値を設定する(S27)。CPU91は処理をS41(図8参照)に移行する。
図8に示す如く、CPU91は、ミシン1の縫製動作を開始するか否かをペダル38の検出結果に基づき判断する(S41)。作業者がペダル38を踏み込んでいない時、ペダル38はOFF信号を出力する。CPU91は、ペダル38からOFF信号を受信した時、縫製動作を開始しないと判断し(S41:NO)、待機する。
作業者は、針板7に布を載置する。布の載置後、作業者がペダル38を踏み込んだ時、ペダル38はON信号を出力する。CPU91は、ペダル38からON信号を受信した時、縫製動作を開始すると判断する(S41:YES)。CPU91は、エンコーダ27A(図5参照)の検出結果に基づいて変数Nを更新する処理を開始する(S42)。具体的には、CPU91は、エンコーダ27Aの検出結果に基づき、上軸15の上軸位相を特定する。CPU91は、特定した上軸移送に基づき、針棒11が一回上下動する毎に変数Nに1加算する(S42)。CPU91は、縫製動作が終了する迄、変数Nの更新を継続する(S63、図9参照)。CPU91は、駆動モータの駆動を開始し(S43)、縫製動作を開始する。
CPU91は、張力取得処理を実行する(S44)。張力取得処理では、CPU91は磁気センサ105の検出結果に基づき上糸張力を取得する。CPU91は、取得した上糸張力から、糸切れ、目飛び、糸締り不良の何れかの縫製不良が発生したか否かを判断する(S45)。又、CPU91は、縫製不良が発生した時、発生した縫製不良の種類を判断する(S45)。CPU91は、縫製不良が発生しないと判断した時(S46:NO)、処理をS48に移行する。
CPU91は、何れかの縫製不良が発生したと判断した時(S46:YES)、縫製不良時処理(図10参照)を実行する(S47)。図10に示す如く、CPU91は、糸切れの発生に応じた処理を実行する為、糸切れ時処理(図11参照)を実行する(S101)。
図11に示す如く、CPU91は、S45(図8参照)で特定した縫製不良が糸切れを含むか否かを判断する(S111)。CPU91は、特定した縫製不良が糸切れを含まないと判断した時(S111:NO)、糸切れ時処理を終了し、縫製不良時処理(図10)に戻る。CPU91は、特定した縫製不良が糸切れを含むと判断した時(S111:YES)、糸切れ非報知フラグがONであるか否かを判断する(S112)。CPU91は、糸切れ非報知フラグがONであると判断した時(S112:YES)、糸切れ時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
CPU91は、糸切れ非報知フラグがOFFであると判断した時(S112:NO)、糸切れを検出した回数に対応する検出回数Jに1を加算する(S113)。CPU91は、更新した検出回数Jが、S23(図7参照)により設定した糸切れ閾値以上か判断する(S114)。CPU91は、検出回数Jが糸切れ閾値未満の時(S114:NO)、糸切れ時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。CPU91は、検出回数Jが糸切れ閾値以上の時(S114:YES)、駆動モータの駆動を停止する(S115)。ミシン1は縫製動作を中止する。CPU91は、報知部を介して糸切れが発生したことを報知する(S116)。具体的には、CPU91は、第一表示部25にメッセージを表示し、糸切れLED200Aを点灯し、スピーカ223からブザー音を発する。CPU91は、糸切れ時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
図10に示す如く、CPU91は、糸切れ時処理(S101)の終了後、S115(図11参照)により縫製動作を中止したか判断する(S102)。CPU91は、縫製動作を終了したと判断した時(S102:YES)、停止フラグをONに設定する(S108)。CPU91は、縫製不良時処理を終了し、縫製処理(図8参照)に戻る。CPU91は、縫製動作を終了していないと判断した時(S102:NO)、目飛びの発生に応じた処理を実行する為、目飛び時処理(図12参照)を実行する(S103)。
図12に示す如く、CPU91は、S45(図8参照)で特定した縫製不良が目飛びを含むか否かを判断する(S121)。CPU91は、特定した縫製不良が目飛びを含まないと判断した時(S121:NO)、目飛び時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。CPU91は、特定した縫製不良が目飛びを含むと判断した時(S121:YES)、目飛び非報知フラグがONであるか否かを判断する(S122)。CPU91は、目飛び非報知フラグがONであると判断した時(S122:YES)、目飛び時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
CPU91は、目飛び非報知フラグがOFFであると判断した時(S122:NO)、目飛びを検出した回数に対応する検出回数Kに1を加算する(S123)。CPU91は、更新した検出回数Kが、S25(図7参照)により設定した目飛び閾値以上か判断する(S124)。CPU91は、検出回数Kが目飛び閾値未満の時(S114:NO)、目飛び時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。CPU91は、検出回数Kが目飛び閾値以上の時(S124:YES)、駆動モータの駆動を停止する(S125)。ミシン1は縫製動作を中止する。CPU91は、報知部を介して目飛びが発生したことを報知する(S126)。具体的には、CPU91は、第一表示部25にメッセージを表示し、目飛びLED200Bを点灯し、スピーカ223からブザー音を発する。CPU91は、目飛び時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
図10に示す如く、CPU91は、目飛び時処理(S103)の終了後、S125(図12参照)により縫製動作を中止したか判断する(S104)。CPU91は、縫製動作を終了したと判断した時(S104:YES)、停止フラグをONに設定する(S108)。CPU91は、縫製不良時処理を終了し、縫製処理(図8参照)に戻る。CPU91は、縫製動作を終了していないと判断した時(S104:NO)、糸締り不良の発生に応じた処理を実行する為、糸締り不良時処理(図13参照)を実行する(S105)。
図13に示す如く、CPU91は、S45(図8参照)で特定した縫製不良が糸締り不良を含むか否かを判断する(S131)。CPU91は、特定した縫製不良が糸締り不良を含まないと判断した時(S131:NO)、糸締り不良時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。CPU91は、特定した縫製不良が糸締り不良を含むと判断した時(S131:YES)、糸締り非報知フラグがONであるか否かを判断する(S132)。CPU91は、糸締り非報知フラグがONであると判断した時(S132:YES)、糸締り時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
CPU91は、糸締り非報知フラグがOFFであると判断した時(S132:NO)、糸締り不良を検出した回数に対応する検出回数Lに1を加算する(S133)。CPU91は、更新した検出回数Lが、S27(図7参照)により設定した糸締り閾値以上か判定する(S134)。CPU91は、検出回数Lが糸締り閾値未満の時(S134:NO)、糸締り不良時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。CPU91は、検出回数Lが糸締り閾値以上の時(S134:YES)、駆動モータの駆動を停止する(S135)。ミシン1は縫製動作を中止する。CPU91は、報知部を介して糸締り不良が発生したことを報知する(S136)。具体的には、CPU91は、第一表示部25にメッセージを表示し、糸締りLED200Cを点灯し、針棒LED210Aを点灯し、スピーカ223からブザー音を発する。CPU91は、糸締り不良時処理を終了し、縫製不良時処理(図10参照)に戻る。
図10に示す如く、CPU91は、糸締り不良時処理(S105)の終了後、S135(図13参照)により縫製動作を中止したか判断する(S106)。CPU91は、縫製動作を終了したと判断した時(S106:YES)、停止フラグをONに設定する(S108)。CPU91は、縫製不良時処理を終了し、縫製処理(図8参照)に戻る。CPU91は、縫製動作を中止していないと判断した時(S106:NO)、停止フラグをOFFに設定する(S107)。CPU91は縫製不良時処理を終了し、縫製処理(図8参照)に戻る。図8に示す如く、CPU91は、縫製不良時処理(S47)の終了後、処理をS48に移行する。
CPU91は、停止フラグがONであるか判断する(S48)。CPU91は、停止フラグがONであると判定した時(S48:YES)、処理をS63(図9参照)に移行する。CPU91は、停止フラグがOFFであると判断した時(S48:NO)、縫製を終了するか否かを、ペダル38の検出結果に基づき判断する(S49)。作業者がペダル38を継続して踏み込む時、ペダル38はON信号を継続して出力する。ペダル38からON信号を受信した時、CPU91は、縫製動作を終了しないと判断する(S49:NO)。該時、CPU91は処理をS44に移行し、張力取得処理(S44)を実行する。作業者がペダル38を放した時、ペダル38はOFF信号を出力する。ペダル38からOFF信号を受信した時、CPU91は縫製動作を終了したと判断する(S49:YES)。CPU91は、処理をS51(図9参照)に移行する。
図9に示す如く、CPU91は、糸切り信号を受信したか否かを判断する(S51)。糸切りの実行を指示する為に作業者がペダル38を操作した時、ペダル38は糸切り信号をCPU91に出力する。CPU91は、ペダル38から糸切り信号を受信しないと判断した時(S51:NO)、処理をS62に移行する。CPU91は、ペダル38から糸切り信号を受信したと判断した時(S51:YES)、糸切機構17の糸切ソレノイド17Aを制御することで、糸切りを実行する(S52)。
CPU91は、糸切れ非報知フラグがOFFの時、糸切れの検出回数J(1)を第一画面221Aに表示する(S53)。CPU91は、目飛び非報知フラグがOFFの時、目飛びの検出回数K(1)を第二画面221Bに表示する(S53)。CPU91は、糸締り非報知フラグがOFFの時、糸締り不良の検出回数L(1)を第三画面221Cに表示する(S53)。尚、糸切れ非報知フラグがONの時、CPU91は、糸切れの検出回数J(1)を第一画面221Aに表示しない。目飛び非報知フラグがONの時、CPU91は、目飛びの検出回数K(1)を第二画面221Bに表示しない。糸締り非報知フラグがONの時、CPU91は、糸締り不良の検出回数L(1)を第三画面221Cに表示しない。
更に、CPU91は、該状態で第二入力部222に対する操作を受け付けた時、表示した検出回数J(1)、K(1)、L(1)の代わりに、変数Nを針数として第二表示部221に表示する(S53)。即ち、CPU91は、糸切れの検出回数J(1)、目飛びの検出回数K(1)、糸締り不良の検出回数L(1)と針数とを対応付けて作業者に報知する。
CPU91は、検出回数J(1)、K(1)、L(1)を0に設定して初期化し(S54)、処理をS62に移行する。故に、S53により表示した糸切れ、目飛び、糸締り不良の夫々の検出回数J(1)、K(1)、L(1)は、糸切機構17により上糸6及び下糸を切断した時から、次に糸切機構17により上糸6及び下糸を切断する迄の第一期間に検出した縫製不良の検出回数に対応する。
CPU91は、駆動モータの駆動を停止する(S62)。CPU91は、S42で開始した変数Nの更新処理を停止する(S63)。CPU91は、ミシン1の電源をOFFにする操作があるか否かを判断する(S65)。CPU91は、作業者がミシン1の電源をOFFにする操作をしない時(S65:NO)、初期化信号を受信したか否かを判断する(S66)。糸切れ、目飛び、糸締り不良の少なくとも何れかを指定して検出回数を初期化する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は初期化信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から初期化信号を受信しないと判断した時(S66:NO)、処理をS69に移行する。
CPU91は、入力部から初期化信号を受信したと判断した時(S66:YES)、処理をS67に移行する。CPU91は、糸切れの検出回数J(3)を初期化する為の初期化信号を受信し、且つ、糸切れ非報知フラグがOFFの時、糸切れの検出回数J(3)を第一画面221Aに表示する(S67)。CPU91は、目飛びの検出回数K(3)を初期化する為の初期化信号を受信し、且つ、目飛び非報知フラグがOFFの時、目飛びの検出回数K(3)を第二画面221Bに表示する(S67)。CPU91は、糸締り不良の検出回数L(3)を初期化する為の初期化信号を受信し、且つ、糸締り非報知フラグがOFFの時、糸締り不良の検出回数L(3)を第三画面221Cに表示する(S67)。尚、糸切れ非報知フラグがONの時、CPU91は、糸切れの検出回数J(3)を第一画面221Aに表示しない。目飛び非報知フラグがONの時、CPU91は、目飛びの検出回数K(3)を第二画面221Bに表示しない。糸締り非報知フラグがONの時、CPU91は、糸締り不良の検出回数L(3)を第三画面221Cに表示しない。
更に、CPU91は、該状態で第二入力部222に対する操作を受け付けた時、表示した検出回数J(3)、K(3)、L(3)の代わりに、変数Nを針数として第二表示部221に表示する(S67)。
CPU91は、初期化信号が指定した検出回数J(3)、K(3)、L(3)の少なくとも何れかを0に設定して初期化し(S68)、処理をS69に移行する。故に、S67により表示した糸切れ、目飛び、糸締り不良の少なくとも何れかに対応する検出回数J(3)、K(3)、L(3)は、作業者が入力部を介して検出回数を初期化した時から、次に作業者が検出回数を初期化する迄の第三期間に検出した縫製不良の回数に対応する。
CPU91は、入力部から第二期間信号を受信したか否かを判断する(S69)。第二期間は、検出回数J(2)、K(2)、L(2)を計数する期間に対応する。第二期間の具体例として、n(nは整数)回の縫製動作の期間等がある。第二期間を設定する為に作業者が入力部を操作した時、入力部は第二期間信号をCPU91に出力する。CPU91は、入力部から第二期間信号を受信しないと判断した時(S69:NO)、処理をS71に移行する。CP91は、入力部から第二期間信号を受信したと判断した時(S69:YES)、作業者による入力部の操作結果に応じて第二期間を設定する(S70)。CPU91は処理をS71に移行する。
CPU91は、S70で設定した第二期間が経過したか判断する(S71)。CPU91は、第二期間が経過していないと判断した時(S71:NO)、処理をS1(図6参照)に戻す。CPU91は、第二期間が経過したと判断した時(S71:YES)、処理をS72に移行する。CPU91は、糸切れ非報知フラグがOFFの時、糸切れの検出回数J(2)を第一画面221Aに表示する(S72)。CPU91は、目飛び非報知フラグがOFFの時、目飛びの検出回数K(2)を第二画面221Bに表示する(S72)。CPU91は、糸締り非報知フラグがOFFの時、糸締り不良の検出回数L(2)を第三画面221Cに表示する(S72)。尚、糸切れ非報知フラグがONの時、CPU91は、糸切れの検出回数J(2)を第一画面221Aに表示しない。目飛び非報知フラグがONの時、CPU91は、目飛びの検出回数K(2)を第二画面221Bに表示しない。糸締り非報知フラグがONの時、CPU91は、糸締り不良の検出回数L(2)を第三画面221Cに表示しない。
更に、CPU91は、該状態で第二入力部222に対する操作を受け付けた時、表示した検出回数J(2)、K(2)、L(2)の代わりに、変数Nを針数として第二表示部221に表示する(S72)。即ち、CPU91は、糸切れの検出回数J(2)、目飛びの検出回数K(2)、糸締り不良の検出回数L(2)と針数とを対応付けて作業者に報知する。
CPU91は、検出回数J(2)、K(2)、L(2)を0に設定して初期化し(S73)、処理をS1(図6参照)に移行する。故に、S72により表示した糸切れ、目飛び、糸締り不良の夫々の検出回数は、作業者が入力部を介して設定した第二期間に検出した縫製不良の検出回数に対応する。
CPU91は、作業者がミシン1の電源をOFFにする操作をした時(S65:YES)、縫製処理を終了する。
以上の如く、ミシン1は、縫製不良を検出した検出回数を、縫製不良の種類である糸切れ、目飛び、糸締り不良毎に計数し、作業者に報知できる。故に、作業者は、ミシン1が報知した縫製不良の種類に応じ、ミシン1に適切な対処を行うことができる。
ミシン1は、所定期間(第一期間、第二期間、第三期間)内に縫製不良を検出した時の検出回数を、作業者に報知する。故に、作業者は、所定期間内における縫製不良の発生回数を、縫製不良の種別毎に把握できる。
CPU91は、糸切機構17により上糸6及び下糸を切断した時から、次に糸切機構17により上糸6及び下糸を切断する迄の第一期間、作業者が入力部を介して設定した第二期間、作業者が入力部を介して検出回数を初期化した時から、次に作業者が検出回数を初期化する迄の第三期間の何れかの期間に計数した検出回数を、作業者に報知する。故に、作業者は、様々な期間内における縫製不良の発生回数を、縫製不良の種類毎に把握できる。
CPU91は、作業者による入力部の操作に応じ、糸切れ非報知フラグ、目飛び非報知フラグ、糸締り非報知フラグをONする(S4、S6、S8)。CPU91は、非報知フラグがOFFである時、対応する検出回数J,K,Lを更新する(S113、S123、S133)。故に、作業者は、所望する種類の縫製不良が発生した発生回数を、効率的に把握できる。
CPU91は、縫製不良の検出回数が対応閾値以上の時、縫製動作を停止する(S115、S125、S135)。該時、ミシン1は、縫製不良が発生したまま縫製を継続することを抑制できるので、縫製不良の発生による品質低下への影響を抑制できる。CPU91は、縫製不良を停止した時、対応する縫製不良の種類を報知する(S116、S126、S136)。故に、作業者は、縫製動作が停止した要因となる縫製不良の種類を把握できる。
CPU91は、検出回数J,K,Lの夫々に対応する対応閾値を、作業者による入力部の入力操作に応じて設定可能である(S23、S25、S27)。故に、作業者は、縫製不良の検出回数に応じてミシン1が縫製動作を停止する条件を、対応閾値の設定により、縫製不良の種類毎に調整できる。
CPU91は、検出回数J、K、Lを第二表示部221に表示した状態で第二入力部222に対する操作を受け付けた時、縫製開始からの針数を示す変数Nを表示する。該時、作業者は、縫製不良の発生回数を、縫製不良の種別毎に、針数に対応付けて把握できる。
本発明は上記実施形態に限らない。ミシン1が上糸6の張力に基づいて縫製不良(糸切れ、目飛び、糸締り不良)を検出する方法は、特定の方法に限らず、周知の様々な方法が適用可能であることはいうまでもない。CPU91は、取得した上糸6の張力に基づき、糸切れ、目飛び、糸締り不良以外の種類の縫製不良を検出してもよい。ミシン1は、第二表示部221に検出回数を表示する以外の方法で、検出回数を作業者に報知してもよい。例えば、ミシン1は、第一表示部25に検出回数を表示してもよい。又、例えばミシン1は、頭部アンプ200の糸切れLED200A、目飛びLED200B、及び糸締りLED200Cを、夫々、フラッシュ点滅してもよいし、検出回数に応じて色を変更してもよいし、検出回数だけ点滅してもよい。
CPU91が検出回数を計数する期間は、第一期間、第二期間、第三期間に限らない。例えばCPU91は、縫製動作を開始してから終了する迄の期間に検出した縫製不良の検出回数を、縫製不良の種類(糸切れ、目飛び、糸締り不良)毎に計数してもよい。例えばCPU91は、ミシン1の電源をオンしてからオフする迄の期間に検出した縫製不良の検出回数を、縫製不良の種類(糸切れ、目飛び、糸締り不良)毎に計数してもよい。
CPU91は、縫製処理の開始時、非報知フラグに1を設定し、ONしてもよい。作業者は、縫製不良の検出回数の計数を有効とする為に入力部を操作してもよい。該時、CPU91は、入力部から受信した信号に基づき、非報知フラグをOFFしてもよい。即ち、CPU91は、検出した回数の計数を有効とする縫製不良の種類を設定してもよい。CPU91は、非報知フラグがONの時、第二表示部221に対する検出回数の表示を禁止すればよく、縫製不良を検出した回数を計数してもよい。
縫製不良の検出回数が対応閾値以上の時の報知態様は、上記実施例に限らない。CPU91は、縫製不良の検出回数が対応閾値以上の時、縫製動作を停止せず、対応する縫製不良の種類を報知してもよい。CPU91は、縫製不良の検出回数が対応閾値以上の時、縫製動作を停止し、対応する縫製不良の種類を報知しなくてもよい。ミシン1は、対応閾値を記憶装置94に予め記憶してもよい。該時、作業者による対応閾値の設定が不可能でもよい。
CPU91は、検出回数J、K、Lを第二表示部221に表示すると同時に、別の表示部(例えば、第一表示部25、又は、パネル部220に設けた別の表示部)に、縫製開始からの針数を示す変数Nを表示してもよい。又、例えばCP91は、検出回数J、K、Lと変数Nとを、第二表示部221に交互に表示してもよい。CPU91は、変数Nを、第一期間〜第三期間毎に計数してもよい。CPU91は、検出回数J、K、Lを計数した期間に対応する変数Nを、検出回数J、K、Lに対応付けて第二表示部221に表示してもよい。
糸切れ時処理(図11参照)では、CPU91は、縫製不良が糸切れを含むと判断した時(S111:YES)、検出回数Jが、糸切れ閾値以上か判断する(S114)が、縫製不良が糸切れの時は、毎回縫製動作を中止してもよい。
S44の処理を行うCPU91は、本発明の「取得部」の一例である。S45の処理を行うCPU91は、本発明の「検出部」の一例である。S113、S123、S133の処理を行うCPU91は、本発明の「第一計数部」の一例である。検出回数Jは、本発明の「第一計数」の一例である。検出回数Kは、本発明の「第二計数」の一例である。検出回数Lは、本発明の「第三計数」の一例である。S53、S67、S72の処理を行うCPU91は、本発明の「第一報知部」の一例である。S4、S6、S8の処理を行うCPU91は、本発明の「第一設定部」の一例である。S112、S122、S132の処理を行うCPU91は、本発明の「判定部」の一例である。S115、S125、S135の処理を行うCPU91は、本発明の「停止部」の一例である。S116、S126、S136の処理を行うCPU91は、本発明の「第二報知部」の一例である。S23、S25、S27の処理を行うCPU91は、本発明の「第二設定部」の一例である。
1 :ミシン
6 :上糸
17 :糸切機構
25 :第一表示部
91 :CPU
130 :糸張力検出機構
200A :糸切れLED
200B :目飛びLED
200C :糸締りLED
221 :第二表示部

Claims (7)

  1. 上糸の張力を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記張力に基づき、糸切れ、目飛び、糸締り不良を少なくとも含む縫製不良を検出する検出部と、
    前記検出部が前記縫製不良を検出した回数を計数する第一計数部であって、
    前記検出部が前記糸切れを検出した回数である第一回数、
    前記検出部が前記目飛びを検出した回数である第二回数、及び、
    前記検出部が前記糸締り不良を検出した回数である第三回数
    を計数する前記第一計数部と、
    前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数を報知する第一報知部と
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 前記第一計数部は、
    所定期間内に前記検出部が前記縫製不良を検出した回数を計数することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記上糸及び下糸を切断する切断機構を備え、
    前記所定期間は、
    前記切断機構により前記上糸及び前記下糸を切断した時から、次に前記切断機構により前記上糸及び前記下糸を切断する迄の第一期間、
    作業者が入力部を介して設定した第二期間、
    作業者が前記入力部を介して前記回数を初期化した時から、次に作業者が前記回数を初期化する迄の第三期間
    の何れかであることを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 前記第一計数部による前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の夫々の計数の有効又は無効を設定する第一設定部を備え、
    前記第一計数部は、
    前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数のうち、前記第一設定部により有効と設定した回数を計数し、
    前記第一報知部は、
    前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数のうち、前記第一設定部により有効と設定した回数を報知することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のミシン。
  5. 前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数が、夫々に対応する対応閾値以上か判定する判定部と、
    前記判定部により、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の少なくとも何れかが、前記対応閾値以上と判定した時、縫製動作を停止する停止部と、
    前記停止部が前記縫製動作を停止した時、前記判定部により前記対応閾値以上と判定した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数の少なくとも何れかに対応する前記縫製不良を報知する第二報知部と
    を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のミシン。
  6. 前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数夫々に対応する前記対応閾値を設定する第二設定部を更に備え、
    前記判定部は、
    前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数が、前記第二設定部により設定した、前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数夫々に対応する前記対応閾値以上か判定することを特徴とする請求項5に記載のミシン。
  7. 縫製動作開始からの針数を計数する第二計数部を更に備え、
    前記第一報知部は、
    前記第一計数部により計数した前記第一回数、前記第二回数、前記第三回数と、前記第二計数部により計数した前記針数とを対応付けて報知することを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のミシン。
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