JP2003102760A - 貼付材及びその製造方法 - Google Patents

貼付材及びその製造方法

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JP2003102760A JP2001301693A JP2001301693A JP2003102760A JP 2003102760 A JP2003102760 A JP 2003102760A JP 2001301693 A JP2001301693 A JP 2001301693A JP 2001301693 A JP2001301693 A JP 2001301693A JP 2003102760 A JP2003102760 A JP 2003102760A
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Koji Kobayashi
晃二 小林
Seitaro Yoshida
清太郎 吉田
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Toko Yakuhin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形態保持性に優れて使いやすく、特に冷却シ
ート材に適した貼付材を提供することである。 【解決手段】 内面が離型性で略皿形状の容器18と、
容器18に収容されたゲル状粘着体14と、容器18を
蓋するようにしてゲル状粘着体14と重ね合わされた支
持体16とからなる貼付材10とされることである。そ
して特に、容器18の鍔状部分17の幅w1が10mm
以下とされることであり、ゲル状粘着体14の厚さが1
mm以上6mm以下とされることであり、ゲル状粘着体
14の水分が50%以上80%以下とされることであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保形性に優れ、製
造時や保管・運搬時での取り扱いが容易であり、特に長
時間用の冷却シート材などに適した貼付材に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、図6(a)に示
されるような、貼付材50の代表的な構成では、薬効成
分や美容成分を含むゲル状粘着体54と、ゲル状粘着体
54を支持する支持体57と、ゲル状粘着体54の表面
を保護する離型性のライナー58とが重ね合わされてい
た。そして、ライナー58を剥がし、同図(b)に示さ
れるような、ゲル状粘着体54と支持体57との2層か
らなる貼付材本体52として使用される。貼付材50を
製造する場合には、通常、支持体57上にゲル組成物5
5を塗布してからライナー58を重ね、所定の大きさへ
の切り出しなどの後、ゲル組成物55の架橋を進めてゲ
ル状粘着体54としていた。
【0003】ところが、架橋度の低いゲル組成物55は
粘度が低くくて流れ易いため、貼付材50の端部から漏
れ出して周囲を汚したり、あるいは、貼付材50自体が
汚れたりすることが多かった。このため、製造に際して
は細心の注意が必要であり、製品の構成でも必要悪的な
制約を受けていた。すなわち、端部からの漏れ出しを防
ぐためには、ゲル組成物55の幅より広幅の支持体57
とライナー58を用いてゲル状粘着体54を包み込まな
ければならず、使用時には、ゲル状粘着体54の回りに
支持体57がwの幅ではみ出していた。このはみ出し部
にはゲル状粘着体54がわずかに付着している場合もあ
るが、基本的には粘着性に欠けるため、使用時に肌から
遊離していて引っ掛かりやすく、貼付材50が使用時に
剥がれることの一因になっていた。
【0004】また、十分にゲル化されたゲル状粘着体5
4であっても、ゲル状粘着体54には水やアルコールや
各種薬効成分などの液状物が多量に含まれているため、
わずかな力を受けても容易に変形する。このため、製品
の梱包では、外力に対して十分考慮された形態とされて
いるが、それでも、ゲル状粘着体54が漏れ出して貼付
材50どうしが癒着する、いわゆる、ブッキングという
トラブルが生じたりしていた。製造時あるいは保管時な
どに生じるこれらの問題は、水などの液状成分を多量に
含む冷却シート材において特に顕著であった。
【0005】これに対し、特開平11−221117で
は、中央部に凹部が形成されたライナーの使用を提案し
ている。すなわち、図7(a)に示されるように、成形
されたライナー59の凹部67にまずゲル組成物55を
注入し、次いで、支持体56をゲル組成物55に重ねて
凹部67に入れ、さらにその上にカバーシート62を被
せてライナー59の端部に接着し、凹部67を密閉する
のである。ゲル組成物55をゲル化してはじめてゲル状
粘着体54となるのであるが、使用する時には、カバー
シート62を剥がし、同図(b)に示されるように、ゲ
ル状粘着体54と支持体56との重合体からなる貼付材
本体53を取り出す。
【0006】本提案によれば、ゲル組成物55やゲル状
粘着体54は、比較的固いライナー59によって保護さ
れるので、多少の外力を受けても外へ漏れ出したりしな
いで、その形態が安定に維持されるようになる。しかし
ながら、ゲル組成物55を凹部67に注入し、さらに、
支持体56も位置を合わせて正確に凹部67内に入れ、
カバーシート62をその上に重ねて接着する工程は、か
なりの精度を必要とし、かつ大変面倒であった。また、
使用時には、接着されたカバーシート62を剥がして、
凹部67内にすっぽり収められた貼付材本体53を取り
出さなければならないが、カバーシート62や支持体5
6の端を摘むのが難しくて取り出しにくいなどの問題が
あった。
【0007】図8は、本提案の別の実施態様を示してい
る。カバーシート62と支持体56との間に粘着シート
66が新たに設けられており、使用形態としての貼付材
本体65は、ゲル状粘着体54、支持体56、粘着シー
ト66、カバーシート62とで構成される。本実施態様
によれば、カバーシート62を剥がすことによって貼付
材本体65をライナー59から一体的に取り出せるので
大変便利ある。ところが、製造工程がさらに複雑になる
ことや、粘着シート66とカバーシート62とも重なっ
て用いられるので、貼付材本体65が固くなってしま
い、肌の曲面に沿いにくくなるなどの問題が新たに生じ
た。
【0008】そこで本発明者等は、上述した従来技術の
問題点に鑑み、形状保持性に優れ、使いやすく、製造が
容易な貼付材を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本
発明に至ったのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる貼付材の
要旨とするところは、内面が離型性で略皿形状の容器
と、この容器に収容されたゲル状粘着体と、容器を蓋す
るようにしてゲル状粘着体と重ね合わされた支持体とで
構成されたことにある。
【0010】そして特に、容器の鍔状部分の幅が、四囲
を平均して10mm以下とされたことにある。
【0011】また特に、容器の鍔状部分と支持体の端部
とが、ゲル状粘着体の薄層を介して粘着されたことにあ
る。
【0012】さらに、このような貼付材において、ゲル
状粘着体の厚さが、1mm以上6mm以下とされたこと
にある。
【0013】さらにまた、このような貼付材において、
ゲル状粘着体の水分が、50%以上80%以下とされた
ことにある。
【0014】また、本発明に係わる貼付材の製造方法の
要旨とするところは、内面が離型性で略皿形状の容器に
ゲル組成物を注入し、この容器を蓋するように支持体を
被せてゲル組成物と重ね合せた後、ゲル組成物の架橋を
進めてゲル状粘着体とすることにある。
【0015】また、本発明に係わる貼付材の製造方法の
別の要旨とするところは、支持体にゲル組成物を一定厚
さで塗布し、略皿形状の多数の窪みが配設された成形シ
ートを、このゲル組成物面に圧接させることによって各
窪みにゲル組成物を充填させ、次いで、各窪みの周辺を
切断して個々の窪み毎に分離し、ゲル組成物の架橋を進
めてゲル状粘着体とすることにある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明でいう貼付材とは、薬効成
分を膏体に含む貼付剤の他、化粧成分、美容成分、清涼
成分などをゲル状粘着体に含む冷却シート材やフェイス
マスクなどを意味する。また、ゲル組成物とは、架橋が
進められることによってゲル状粘着体が形成される組成
物を意味する。
【0017】次に、本発明に係わる貼付材及びその製造
法の実施態様について、図面に基づいて詳しく説明す
る。
【0018】図1は、本発明に係わる貼付材の一例を示
し、貼付材10は、中央部に窪み19を有する略皿形状
の容器18と、この窪み19に収容されたゲル状粘着体
14と、窪み19を蓋するようにしてゲル状粘着体14
と重ね合わされた支持体16とから構成されている。そ
して使用時には、支持体16の端を摘まみ、支持体16
とゲル状粘着体14とが一体となった貼付材本体12を
容器18から取り出して用いる。
【0019】本例の貼付材10は、ゲル状粘着体14が
容器18によって保護されているため、多少の外力を受
けてもその形状が維持されるので、製造時、あるいは、
保管時や運搬時に形が崩れたり、ゲル状粘着体14が漏
れ出して周囲を汚したりしなくなる。また、支持体16
の端を摘んで容器18から剥がすだけで、簡単に貼付材
本体12を取り出して利用できる。そして、ゲル状粘着
体14と支持体16と容器18とだけから単純に構成さ
れるので、製造工程が短縮され材料コストも低減され
る。
【0020】ゲル状粘着体14は、ポリアクリル酸やポ
リアクリル酸ナトリウムなどの親水性基剤、水、アルコ
ール、各種薬効成分や美容成分等々からなるが、これら
の種類や量は用途に応じて適切に選定される。例えば、
鎮痛・消炎用途ではインドメタシン、ケトプロフェン、
フルルビプロフェン、フェルビナク、ジクロフェナクナ
トリウム、イブプロフェン、ピロキシカム、l-メントー
ル、dl-カンフル、サリチル酸メチルなどが、特に温熱
用にはトウガラシエキス、カプサイシン、ノニル酸ワニ
リルアミドなどが用いられる。また、フェイスマスクな
どの美容や化粧用途ではプラセンタエキス、ヒアルロン
酸、カンゾウフラボノイド、酢酸トコフェロール、アス
コルビン酸、トルマリンなどが用いられる。なお、冷却
シート材の配合例では、水、湿潤剤としてグリセリン
等、水溶性増粘剤としてポリアクリル酸、ポリアクリル
酸ナトリウム等、架橋剤としてアルミニウム金属塩等が
用いられる。その他必要に応じて安定化剤、着香剤、防
腐剤等を加えることもできる。
【0021】本発明の特に有効な実施態様は冷却シート
材に適用される。主に前頭部などに乗せて用いられる冷
却シート材の主成分は水であり、水の気化熱を身体から
奪うことにより体温を下げようとするものである。した
がって、冷却能力を高めようとすれば、水分率を高める
かゲル状粘着体14を厚くして含水量を増やすことにな
る。ところが、水分の多いゲル状粘着体14や厚いゲル
状粘着体14は、必然的に変形したり流動したりしやす
く、端部からの漏れ出しによるブッキングが生じたり、
変形して厚みが不均一になるなどのトラブルが生じやす
い。
【0022】本発明の貼付材10によれば、容器18に
設けた窪み19によってゲル状粘着体14が保護される
ため、変形や流動が阻止される。このため、従来困難で
あった厚さdが1mm以上、特に、非常に困難であった
厚さdが2mm以上のゲル状粘着体14や、水分率が5
0%以上、特に、水分率が70%以上のゲル状粘着体14
の貼付材10の製造が可能になり、冷却能力が格別向上
した冷却シート材が実用できるようになる。6mmより
厚かったり、水分率が80%より大きなゲル状粘着体1
4を備えた貼付材10は製造しにくく、使用時に型崩れ
してゲル状粘着体14がだれやすい。
【0023】支持体16の材質は通常貼付剤に用いられ
るものでよく、特に限定されない。不織布、編織物、プ
ラスチックフィルム、プラスチック発泡シート等々を単
独又は複合して用いることができる。ゲル状粘着体14
が含浸しやすい、不織布や編織物がゲル状粘着体14側
と接するように構成されるのが好ましい。
【0024】内面が離型性の容器18には、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニルな
どの汎用プラスチックを用いることができるが、これら
の例示に限定されず、窪み19を設ける加工が可能で、
その形状が安定に維持される材料であればよい。窪み1
9は、真空成形やプレス成形等々によって成形される。
離型性の付与は、シリコンなどの離型剤を塗布すること
で主に行われるが、窪み19の底面に凹凸を設けること
によってさらに離型性を高めることができる。
【0025】本発明によれば、容器18の窪み19によ
ってゲル状粘着体14が保護されるため、ゲル状粘着体
14の回りにはみ出す支持体16の幅wを、従来より大
幅に減少させることができる。すなわち、窪み19を囲
う容器18の鍔状部分17の幅w1を狭くすることによ
って、支持体16のはみ出し幅wを任意の狭さに調整で
きるようになる。図2に示される貼付材10は,w1を
ほぼ0とした例であって、支持体16がゲル状粘着体1
4から実質的にはみ出していない貼付材本体12が得ら
れる。
【0026】貼付材本体12を使用している状態では、
ゲル状粘着体14からはみ出す支持体16の端部は全く
無駄である。支持体16の材料コストが嵩むし、はみ出
し部分に引っ掛って使用中の貼付材本体12が剥がれた
りする。したがって、はみ出し幅wはできるだけ小さい
ことが好ましい。このため、窪み19を囲む鍔状部分1
7の幅w1の平均値は、好ましくは10mm以下、特に
好ましくは3mm以下とされる。
【0027】鍔状部分17と、その上に被さる支持体1
6の端部とが密着していないと、支持体16の端部を引
っ掛けて、支持体16やゲル状粘着体14を容器18か
ら剥がすトラブルが生じやすい。したがって、鍔状部分
17と支持体16とが密着していることが好ましいが、
両者を接着したり溶着したりすることは、製造工程を複
雑にしてコストの上昇を招く。本発明の特に好ましい実
施態様では、鍔状部分17と支持体16の端部とが、ゲ
ル状粘着体14の薄層を介して粘着される。図3はその
一例を示しているが、窪み19に充填されたゲル状粘着
体14の端部は、周囲に薄層23となって伸び、鍔状部
分17と支持体16の端部21との間に入り込んで両者
を粘着している。ゲル状粘着体14のこの薄層23部分
は、貼付材本体12の支持体端部21に付着して残るの
で、使用時に、支持体端部21が肌に粘着して密着する
効果も得られる。
【0028】本発明の貼付材10は種々の手段で製造さ
れるが、次ぎに説明する二つの方法で製造されるのが特
に好ましい。第一の製造方法では、図4で説明されるよ
うに、まず、略皿形状の容器18に設けられた窪み19
にゲル組成物15を注入し、次いで、窪み19を蓋する
ようにして支持体16をゲル組成物15に重ね合せ、そ
の後、ゲル組成物15の架橋を進めてゲル状粘着体14
とする。本製造方法では、支持体16とゲル状粘着体1
4とを確実に一体化させることが重要であり、支持体1
6とゲル状粘着体14とを十分に接触させることや、不
織布や網織物などの、含浸性に優れた繊維素材からなる
支持体16を用いることに留意しなければならない。
【0029】図5は、第二の製造方法を説明している。
本製造方法では、まず、支持体16にゲル組成物15が
一定厚さで塗布される。そして、多数の窪み19が配設
された成形シート25を、このゲル組成物15面に押し
付け、窪み19の縁部分29をゲル組成物15層に進入
させることにより、各窪み19にゲル組成物15を充填
させる。次いで、各窪み19の周辺を切断し(切断線2
7)て個々の窪み19部分を切り離し 、ゲル組成物1
5の架橋を進めてゲル状粘着体14とし、図3に示され
るのと同様の貼付材10を得ることができる。本製造方
法は、従来の貼付材製造装置を多少改造するだけで実施
することができ、連続的に多量の貼付材を製造すること
ができる。
【0030】以上、本発明に係わる貼付材及びその製造
方法について詳細に説明してきたが、本発明は上述の引
用・例示に限定されず、貼付材の種類や形状、ゲル状粘
着体の成分、支持体や容器の材質や構成、窪みの成形方
法、ゲル組成物の注入方法や塗布方法などにつき、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種
々なる改良、修正、変化を加えた態様で実施し得るもの
である。
【0031】
【発明の効果】本発明に係わる貼付材によれば、ゲル状
粘着体が容器に設けられた窪みに収容されて保護される
ため、変形したり、端部から漏れ出したりしなくなる。
また、ゲル状粘着体と支持体と容器とで単純に構成され
るため、製造が容易であり、容器を剥がすだけで簡単に
使用できる。
【0032】そして特に、容器の窪みを囲む鍔状部分の
幅が10mm以下とされれば、支持体のはみ出しが格別
に少ない貼付材本体が得られるため、肌への密着性が増
し、支持体量の無駄が省ける。
【0033】また特に、容器の鍔状部分と支持体の端部
とが、ゲル状粘着体の薄層を介して粘着されれば、支持
体の端部が引っ掛って生じるトラブルが減少し、使用時
の肌への密着性が向上する。
【0034】また特に、ゲル状粘着体の厚さが1mm以
上6mm以下とされたり、ゲル状粘着体の水分が50%
以上80%以下とされたりすれば、冷却能力が格別に優
れた冷却シート材を製作できるようになる。
【0035】また、本発明に係わる貼付材の製造方法に
よれば、容器の窪みにゲル組成物を注入して支持体を被
せるだけなので、小型の装置でも、カップ型の貼付材を
確実に製造できる。
【0036】また、本発明に係わる貼付材の別の製造方
法によれば、支持体に塗布されたゲル組成物面に、多数
の窪みが配設された成形シートを押し付けてゲル組成物
を窪みに充填し、個々の窪み部分を切断分離して製造す
るので、従来からある通常の貼付材製造装置を多少改造
するだけで実施することができ、多量のカップ型貼付材
を効率よく製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる貼付材の一例を示す断面図であ
り、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体であ
る。
【図2】本発明に係わる貼付材の他の一例を示す断面図
であり、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体
である。
【図3】本発明に係わる貼付材の他の一例を示す断面図
であり、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体
である。
【図4】本発明に係わる貼付材の製造方法の一例を説明
する断面図である。
【図5】本発明に係わる貼付材の製造方法の他の一例を
説明する断面図である。
【図6】従来例に係わる貼付材の一例を示す断面図であ
り、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体であ
る。
【図7】従来例に係わる貼付材の他の一例を示す断面図
であり、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体
である。
【図8】従来例に係わる貼付材の他の一例を示す断面図
であり、同図(a)は貼付材、同図(b)は貼付材本体
である。
【符号の説明】
10、50、51、64:貼付材 12、52、53、65:貼付材本体 14、54:ゲル状粘着体 15、55:ゲル組成物 16、56、57:支持体 17:容器の鍔状部分 18、58、59:容器 19:窪み 21:支持体の端部 23:ゲル状粘着体の薄層 25:成形シート 27:切断線 29:窪みの縁部分 58、59:ライナー 62:カバーシート 66:粘着シート 67:凹部 w:支持体のはみ出し幅 w1:容器の鍔状部分の幅 d:ゲル状粘着体の厚さ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/70 405 A61K 9/70 405 A61L 15/58 A61L 15/06 Fターム(参考) 4C076 AA72 BB31 FF68 GG11 4C081 AA03 AA09 AA12 BB08 BC02 DA12 DC06 EA03 4C099 AA05 CA04 CA05 GA01 HA04 LA03 LA06 TA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面が離型性で略皿形状の容器と、この
    容器に収容されたゲル状粘着体と、容器を蓋するように
    してゲル状粘着体と重ね合わされた支持体とからなる貼
    付材。
  2. 【請求項2】 前記容器の鍔状部分の幅が、四囲を平均
    して10mm以下とされた、請求項1に記載の貼付材。
  3. 【請求項3】 前記容器の鍔状部分と支持体の端部と
    が、ゲル状粘着体の薄層を介して粘着された、請求項1
    又は請求項2に記載の貼付材。
  4. 【請求項4】 前記ゲル状粘着体の厚さが、1mm以上
    6mm以下とされた、請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の貼付材。
  5. 【請求項5】 前記ゲル状粘着体の水分が、50%以上
    80%以下とされた、請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の貼付材。
  6. 【請求項6】 内面が離型性で略皿形状の容器にゲル組
    成物を注入し、該容器を蓋するように支持体を被せてこ
    のゲル組成物と重ね合わせた後、ゲル組成物の架橋を進
    めてゲル状粘着体とすることを特徴とする、貼付材の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 支持体にゲル組成物を一定厚さで塗布
    し、略皿形状の多数の窪みが配設された成形シートを、
    このゲル組成物面に圧接させることによって各窪みにゲ
    ル組成物を充填させ、次いで、各窪みの周辺を切断して
    個々の窪み毎に分離し、ゲル組成物の架橋を進めてゲル
    状粘着体とすることを特徴とする、貼付材の製造方法。
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