JP2003102592A - 快眠制御装置 - Google Patents

快眠制御装置

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JP2003102592A
JP2003102592A JP2001335694A JP2001335694A JP2003102592A JP 2003102592 A JP2003102592 A JP 2003102592A JP 2001335694 A JP2001335694 A JP 2001335694A JP 2001335694 A JP2001335694 A JP 2001335694A JP 2003102592 A JP2003102592 A JP 2003102592A
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JP
Japan
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heater
temperature
bed
control device
predetermined time
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001335694A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Iizuka
晴彦 飯塚
Toru Mizuya
亨 水矢
Iko Miyazawa
以鋼 宮澤
Masayuki Onoe
正行 尾上
Noriko Yanase
度子 梁瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PANATEKKU KK
Kanagawa Prefecture
Original Assignee
PANATEKKU KK
Kanagawa Prefecture
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Publication date
Application filed by PANATEKKU KK, Kanagawa Prefecture filed Critical PANATEKKU KK
Priority to JP2001335694A priority Critical patent/JP2003102592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電気毛布や電気敷布などで生じる入
床時に心地よい温度に設定すると、入眠後は暑すぎ、睡
眠が浅くなるという問題点を解決することのできる、寝
具の快眠温度制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 熱容量の大きい体圧分散手段を用いた寝具
と組み合わせて使用するヒータおよび入床センサと前記
ヒータを入床前から通電し予め定めた温度に制御し、入
床時に通電を止める温度制御装置とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、快眠効果をもたらすた
めの、水マットレスに用いる電気ヒータ等の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の寝具の暖房技術では、面状ヒータ
を一定温度に制御するものがある。また使用者の好みに
応じて設定温度を変える温度設定器を備えるものが多く
市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら従来の
ように一定温度に制御する方法では、入床時に心地よい
温度に設定すると、入眠後は暑すぎ、睡眠が浅くなると
言う問題点があった。また入眠時に丁度よい温度に設定
すると、入床時は寒すぎるという問題点があった。ま
た、睡眠時のほとんどの時間にわたってヒータに通電す
るため、エネルギー消費の点からも課題があった。
【0004】本発明は、従来の水マットレスの温度制御
を改善し、快眠が得られる温度制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明では、一部に水
の総量が20リットル以下の水袋を備えたマットレスと
前記水袋に接して置かれたヒータと前記ヒータを制御す
るヒータ制御装置および入床前の予め定めた時刻を設定
できるタイマーと入床時検知手段とを備え、前記予め定
めた時刻には前記ヒータへ通電し、寝床内快適温度より
高い温度に制御し、入床時検知手段からの信号により前
記ヒータへの電流を遮断することによって従来の水マッ
トレスの温度制御装置の上記問題点を解決するものであ
る。
【0006】
【作用】 請求項1の構成により、エネルギー消費が少
なくしかも入床時の寒すぎや入眠時の暑すぎがない快適
な睡眠を得ることができる。また入床後は電流は遮断さ
れるため、安全性は非常に高い。請求項2の構成によ
り、入床時にスイッチを操作する煩わしさがなく、また
スイッチの押し忘れによる入眠時の暑すぎを防止するこ
とができる。さらにスイッチが不要になるため装置を簡
単な構成にすることができる。請求項3の構成により、
起床時に快適な目覚めをもたらすことができる。請求項
4の構成により、エネルギー消費が少ない快眠マットレ
スを実現できる。
【0007】
【実施例】 以下に実施例を説明する。図1は従来例を
示す。体全体を支える多数の水袋1は防水ライナー2を
介してウレタンフォームでできたケース3の中に納めら
れている。防水ライナー2とケースの間にヒータ4が備
えられており、ヒータは温度調節器5につながれ、使用
者が温度調節器の設定温度をセットすることにより温度
目標値が与えられる。通常常時温度制御されている。ほ
ぼ全身を水袋で支えるため、水の量は40リットルを越
えている。このため水の温度を一定に保つためには多く
のエネルギーを消費する他、寝床内温度はヒータへの電
流を遮断しても低下は非常に遅く、入床時に最適の温度
にすると、入床後長時間は高い温度が保たれるため、暑
すぎによる睡眠障害が発生する。このため通常は入床時
にはやや寒いが睡眠時には適した温度に制御されてい
る。
【0008】図2は本特許の第1の実施例の構成図を示
す。マットレスは、頭付近を支える部分6と脚付近支え
る部分7はウレタンフォームを用い、特に体圧が多くか
かる胸〜臀部にかけて、厚さの薄い水袋8が設置されて
いる。足先にさらに小さな水袋を設置してもよい。軽量
化のため水袋内の水は厚さが3cm以下になるように入
れられている。ヒータ4は防水ライナー2とウレタンフ
ォームの間に設けられている。ヒータ4への通電はヒー
タ制御装置5により入床前から行なわれる。水袋8内の
水は温められ、寝床内の温度を通常快眠条件といわれて
いる33℃よりも高い温度に上昇させる。温度センサー
はヒータに取付けられている。使用者が入床する時は、
スイッチを押す。これによりヒータ制御装置5はヒータ
4への通電を停止する。しかし水袋8内の水の温度は徐
々に低下し、寝床内の温度もこれにより急には低下せ
ず、徐々に低下する。この後は、水袋と人体から供給さ
れる熱と寝具からの放熱が釣り合い、快適温度に保たれ
る。ヒータ4はPTC特性を持ち、最高温度でも、寝床
内温度は35℃を越えないように特性を決められてい
る。
【0009】図3は本発明の別の実施例である温度セン
サー9が水袋8とウレタンカバー10の間に設置され、
ヒータ温度を制御する。これにより、図2の実施例より
もより正確に寝床内温度を制御することができる。
【0010】図4は寝床内に温度センサーを設けた別の
実施例である。寝床内温度センサー11はウレタンカバ
ー10内に埋め込まれて設置されている。寝床内温度セ
ンサー11により、ヒータ温度の制御を行なう。入床前
予め定めた時間、たとえば1時間前にヒータ4へ通電し
寝床内温度を34℃近辺に制御する。使用者が入眠する
と寝床内温度は急激に上昇する。この変化を検出し、ヒ
ータ制御装置5はヒータ4への通電を停止する。
【0011】図5は第1の実施例におけるヒータ制御装
置のブロック図である。ヒータ制御装置5は始動スイッ
チ12からの信号を受けて、スイッチ回路14がONと
なる。スイッチ回路14はヒータ温度制御器17を作動
させ、ヒータ4に電流を流し、温度制御を始める。入床
時にスイッチ13が押されると、スイッチ回路14はO
FFとなり、ヒータ温度制御器17をOFFとするた
め、ヒータ4への電流は遮断される。タイマー15は入
床スイッチ13が押された後予め定めた第1の時間後に
スイッチ回路14に信号を送り再びスイッチ回路14を
ONとする。したがってヒータ温度制御回路17は再び
ヒータ4へ電流を送り、温度制御を始める。タイマー1
6はタイマー15がスイッチ回路14を再作動させた
後、予め定めた第2の時間後に、スイッチ回路14に信
号を送り、スイッチ回路14をOFFとする。この時点
でヒータ4の制御は終了する。これにより、覚醒時の予
め定めた時間前から再び加熱させ寝床内の温度を上昇さ
せるため、自然な覚醒に導くことができる。
【0012】図6は起床時前のヒータによる通電による
エネルギ消費を少なくするために、専用ヒータ18を追
加して設けた例を示す。専用ヒータ18は、水袋8の上
に設けているウレタンフォームカバー10の上に設けて
いる。専用ヒータ18は通常の電気敷布のように十分柔
軟性のある構造になっているが、水マットレスの特長で
ある体圧分散性能への影響を少なくするため、通常体圧
が小さい値を示す大腿部から足先に相当する位置に設け
ている。専用ヒータ18は加熱されると、寝床内に熱を
供給する。水袋8内の水へはウレタンフォームカバーが
あるため熱は伝わり難くしたがって、小さな熱量を発す
るだけで寝床内温度は上昇する。以上は水袋を用いた例
を示したが、同様の快眠制御を行うためには水と同等の
熱容量を持った、体圧分散素材たとえば特殊ゴム(商品
名エクスジェル)などを用いてもよい。また、設定温度
は、各自の好みにも対応できるように数℃の範囲で使用
者が変えられるようにするとより良いことはいうまでも
ない。
【0013】
【発明の効果】本発明の、一部に水の総量が20リット
ル以下の水袋もしくは同等の熱容量を持つ体圧分散手段
を備えたマットレスと前記水袋もしくは前記体圧分散手
段に接して置かれたヒータと前記ヒータを制御するヒー
タ制御装置および入床前の予め定めた時刻を設定できる
タイマーと入床時検知手段とを備え、前記予め定めた時
刻には前記ヒータへ通電し、寝床内快適温度より高い温
度に制御し、入床時検知手段からの信号により前記ヒー
タへの電流を遮断することによって快眠が得られ、安全
でエネルギー消費の少ない温度制御装置を提供すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例
【図2】本発明の第1の実施例
【図3】本発明の第2の実施例
【図4】本発明の第3の実施例
【図5】本発明の第1の実施例のヒータ制御装置のブロ
ック図
【図6】本発明の第4の実施例
【符号の説明】
1 水袋 2 防水ライナー 3 ケース 4 ヒータ 5 ヒータ制御装置 6 頭付近を支える部分 7 脚付近支える部分 8 水袋 9 温度センサー 10 ウレタンカバー 11 寝床内温度センサー 12 始動スイッチ 13 入床スイッチ 14 スイッチ回路 15 タイマー 16 タイマー 17 ヒータ温度制御器 18 専用ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 晴彦 神奈川県横須賀市ハイランド1丁目22番5 号 (72)発明者 水矢 亨 神奈川県海老名市下今泉705−1 神奈川 県産業技術総合研究所内 (72)発明者 宮澤 以鋼 神奈川県海老名市下今泉705−1 神奈川 県産業技術総合研究所内 (72)発明者 尾上 正行 神奈川県海老名市下今泉705−1 神奈川 県産業技術総合研究所内 (72)発明者 梁瀬 度子 奈良県藤ノ木台3丁目20番24号 Fターム(参考) 3B096 AC14 AD08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に水の総量が20リットル以下の水
    袋もしくは同等の熱容量を持つ体圧分散手段を備えたマ
    ットレスと前記水袋もしくは前記体圧分散手段に接して
    置かれたヒータと前記ヒータを制御するヒータ制御装置
    および入床前の予め定めた時刻を設定できるタイマーと
    入床時検知手段とを備え、前記予め定めた時刻には前記
    ヒータへ通電し、寝床内快適温度より高い予め定めた温
    度に制御し、入床時検知手段からの信号により前記ヒー
    タへの電流を遮断することを特徴とする快眠制御装置。
  2. 【請求項2】 寝床内温度を検知する手段を設け、前記
    寝床内温度検知手段からの信号により寝床内温度が急変
    化したことにより入床時を判断することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項の快眠制御装置。
  3. 【請求項3】 起床前の予め定めた時刻を設定できる前
    記タイマーを備え、前記ヒータ制御装置は前記起床前の
    予め定めた時刻に前記ヒータへの通電を再開することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項の快眠制御装置。
  4. 【請求項4】 前記水袋もしくは体圧分散手段の上に設
    けたシートの上面に接して設けた第2のヒータを設け、
    前記ヒータ制御装置は前記起床前の予め定めた時刻に前
    記第2のヒータへの通電を再開することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項の快眠制御装置。
JP2001335694A 2001-09-27 2001-09-27 快眠制御装置 Pending JP2003102592A (ja)

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ID=19150643

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106155132A (zh) * 2015-04-22 2016-11-23 扬中市宏彬冷暖设备有限公司 一种水暖毯主机控制电路
JP3212057U (ja) * 2017-06-08 2017-08-17 健一 西峰 マット

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