JP2003100425A - パイプヒータ - Google Patents
パイプヒータInfo
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- JP2003100425A JP2003100425A JP2001287153A JP2001287153A JP2003100425A JP 2003100425 A JP2003100425 A JP 2003100425A JP 2001287153 A JP2001287153 A JP 2001287153A JP 2001287153 A JP2001287153 A JP 2001287153A JP 2003100425 A JP2003100425 A JP 2003100425A
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- Japan
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- outer sleeve
- elastic arm
- pipe heater
- resistance element
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
してワット密度効率を高め、組付工程を削減することを
可能にする。 【解決手段】 位置決め保持部材15における外装スリ
ーブ11に挿入され、内壁に当接して位置決め固定され
る一対の弾性腕部16と、抵抗素子12とリード線13
との接合部分を受ける受け部17とを一体形成し、この
部位における構成を簡潔にして、電気的な接続を確実に
し、ワット密度効を向上させ、発熱効率および機械的耐
久性の面からの信頼性を向上させる。
Description
の給水管の凍結防止などに用いられる加熱源に適用され
るパイプヒータに関する。
て、本件出願人が出願した特開平11−273845号
公報に記載の発明がある。このパイプヒータの基本構成
は、図6の要部を断面した一部断面図、および図7の要
部の分解斜視図に示すように、耐熱性無機質からなる外
装スリーブ1の内部にコイル状の抵抗素子2を挿入し、
この抵抗素子2の両端を、外装スリーブ1の両端部から
それぞれ延出するリード線3の端部に接合し、抵抗素子
2を埋めるように外装スリーブ1内部に粉末状充填材4
を充填してなる構成になっている。
に記載の発明では、抵抗素子2とリード線3とを中継端
子5を介して接合し、この中継端子5を弾性を有する位
置決め部材6に係合させた状態で、位置決め部材6を外
装スリーブ1の内壁に圧接することによって固定する構
成にしている。
1−273845号公報に記載の発明では、この発明よ
り以前の技術に比べて部品点数を減少させることがで
き、接着剤を使用しなくてもよいなどの効果があるが、
中継端子5と位置決め部材6とが別部材にて形成され、
両者が機械的に係合されて電気的に接続される構造であ
るために、その係合部分(パイプヒータの両側2箇所)
の存在によってワット密度効率(W/cm2)が低くな
り、電力損が生じるという課題がある。
し、構造を簡潔にし、構造上の係合部分を少なくしてワ
ット密度効率を高め、組付作業が行いやすく組付工程を
削減することを可能にしたパイプヒータを提供すること
にある。
め、請求項1に記載の発明は、耐熱性部材からなる外装
スリーブと、前記外装スリーブの内部に挿入されるコイ
ル状の抵抗素子と、前記外装スリーブの内部で一端部が
前記抵抗素子の両端にそれぞれ接合され、該外装スリー
ブの両端からそれぞれ延出するように設けられる耐熱性
リード線と、前記抵抗素子を埋めるように前記外装スリ
ーブの内部に充填される粉末状充填材とからなるパイプ
ヒータにおいて、前記外装スリーブの内壁面にそれぞれ
が圧接する相対向する一対の弾性腕部と、前記一対の弾
性腕部より小さく、前記抵抗素子と前記耐熱性リード線
との接合部分を受ける受け部とが一体に連結されてなる
位置決め保持部材と、前記位置決め保持部材の前記受け
部における前記抵抗素子と前記耐熱性リード線との接合
部分に挿入されて、該接合部分を前記受け部と共にカシ
メ固定するためのカシメ用スリーブとを備え、前記外装
スリーブ内部に固定された前記位置決め保持部材と外装
スリーブの開口端部間に封止材を充填したことを特徴と
し、この構成によって、位置決め保持部材に、外装スリ
ーブに圧接固定される部分である弾性腕部と、抵抗素子
と耐熱性リード線との接合部分を受ける受け部とが一体
であるため、従来よりも、この部分におけるワット密度
効率を上げることができ、しかも、従来よりも部品点数
が少なくなるため、構造が簡素化され、組付作業が容易
で、組付工程を削減することができる。
パイプヒータにおいて、外装スリーブは石英管などの耐
熱性無機物からなることを特徴とする。
パイプヒータにおいて、一対の弾性腕部を略U字状形状
にて形成し、また受け部を前記弾性腕部よりも小型の略
U字状形状にて形成したことを特徴とし、この構成によ
って、簡単な構成によって、外装スリーブに圧接固定さ
れる部分と、抵抗素子と耐熱性リード線との接合部分を
受ける部分とを設置することが可能になる。
パイプヒータにおいて、略U字状形状の弾性腕部におけ
る幅方向のそれぞれのエッジ部が外装スリーブの内壁面
に圧接するように構成したことを特徴とし、この構成に
よって、弾性腕部における弾接効率の最も高い部位にお
いて外装スリーブとの弾接圧接が行われることになる。
4記載のパイプヒータにおいて、略U字状形状の弾性腕
部における両自由端の広がり寸法を外装スリーブの内径
より大きく設定したことを特徴とし、この構成によっ
て、弾性腕部と外装スリーブとの弾接圧接が確実に行わ
れる。
ついて図面を参照しながら説明する。
パイプヒータの組み付け前の状態を示す断面図、図2は
図1のパイプヒータの組み付け後の状態を示す断面図で
あり、11はセラミックスリーブあるいは石英管などか
らなる中空状の外装スリーブ、12は外装スリーブ11
内に挿入されたコイル状の抵抗素子、13は抵抗素子1
2の両端部に接合する一対の耐熱性を有するリード線で
ある。
部)において、抵抗素子12とリード線13との接合部
分にカシメ用スリーブ14が嵌挿されてカシメ固定され
ている。また他端側(図における右端部)において、抵
抗素子12とリード線13との接合部分が位置決め保持
部材(後述する)15の一部に載置された状態で、この
部分にカシメ用スリーブ14が嵌挿されてカシメ固定さ
れており、この組み付け状態の抵抗素子12とリード線
13との組付体が外装スリーブ11内に挿入されてい
る。
4は前記位置決め保持部材の側面図であり、位置決め保
持部材15は、りん青銅などの金属板から形成され、上
方が広がった状態の全体として略U字状形状をなす相対
向する一対の弾性腕部16と、弾性腕部16よりも小型
の略U字状形状をなす受け部17と、弾性腕部16と受
け部17とを連結する連結片部18とからなり、図1に
示すように、一対の弾性腕部16における両自由端16
aの広がり寸法Aを外装スリーブ11の内径Bより大き
く設定している。
抵抗素子12とリード線13とが重ね合わされてセット
され、さらに受け部17と抵抗素子12とリード線13
とに被さるようにカシメ用スリーブ14が嵌挿されて、
受け部17と抵抗素子12とリード線13とが共にカシ
メ装置によりカシメ固定される。
よれば、外装スリーブ11に位置決め固定される部分
(弾性腕部16)と、抵抗素子12とリード線13との
接合部分の受ける部分(受け部17)とが一体になるた
め、構造が簡素化され、しかも、従来例のような機械的
な係合箇所が少なくなって電気的な接続が確実に行われ
ることになり、ワット密度効を向上させることができる
など、熱効率および機械的耐久性の面から信頼性が増
す。
る抵抗素子12とリード線13との組付体を外装スリー
ブ11内に挿入し、一端側において、リード線13に連
結片部18を嵌着して、外装スリーブ11の左端開口に
嵌着して封止し、一方、他端側では、弾性腕部16の自
由端16aを内側に撓めながら外装スリーブ11内に挿
入していき、あらかじめ設定されている挿入位置にまで
挿入する。所定の挿入位置で止めると、弾性腕部16の
自由端16aにおける幅方向のそれぞれのエッジ部が、
外装スリーブ11の内壁面に圧接した状態で固定される
ことになる。
からジルコンサンド粉末などの粉末状充填材19を規定
量流し込み、その後、外装スリーブ11の内部の弾性腕
部16の端部と、外装スリーブ11の開口端部間に封止
材20を充填し、硬化させて、パイプヒータを完成させ
る。
の一端側(図における右側)のみに、位置決め保持部材
15を設置するようにしたが、両端において位置決め保
持部材15を設置する構成であってもよい。
位置決め保持部材に、外装スリーブに圧接固定される部
分である弾性腕部と、抵抗素子と耐熱性リード線との接
合部分を受ける受け部とを一体にしたことにより、従来
よりも、この部分におけるワット密度効率を上げること
ができ、さらに、部品点数が少なくなるため、構造が簡
素化され、組付作業が容易になり、かつ組付工程を削減
することができなど、パイプヒータとしての信頼性の確
保を実現できる。
タの組み付け前の状態を示す断面図
を示す断面図
持部材の正面図
持部材の側面図
線との接合部分を示す拡大図
断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 耐熱性部材からなる外装スリーブと、 前記外装スリーブの内部に挿入されるコイル状の抵抗素
子と、 前記外装スリーブの内部で一端部が前記抵抗素子の両端
にそれぞれ接合され、該外装スリーブの両端からそれぞ
れ延出するように設けられる耐熱性リード線と、 前記抵抗素子を埋めるように前記外装スリーブの内部に
充填される粉末状充填材とからなるパイプヒータにおい
て、 前記外装スリーブの内壁面にそれぞれが圧接する相対向
する一対の弾性腕部と、前記一対の弾性腕部より小さ
く、前記抵抗素子と前記耐熱性リード線との接合部分を
受ける受け部とが一体に連結されてなる位置決め保持部
材と、 前記位置決め部材の前記受け部における前記抵抗素子と
前記耐熱性リード線との接合部分に挿入されて、該接合
部分を前記受け部と共にカシメ固定するためのカシメ用
スリーブとを備え、 前記外装スリーブ内部に固定された前記位置決め部材と
前記外装スリーブの開口端部間に封止材を充填したこと
を特徴とするパイプヒータ。 - 【請求項2】 前記外装スリーブは石英管などの耐熱性
無機物からなることを特徴とする請求項1記載のパイプ
ヒータ。 - 【請求項3】 前記一対の弾性腕部を略U字状形状にて
形成し、また受け部を前記弾性腕部より小型の略U字状
形状にて形成したことを特徴とする請求項1記載のパイ
プヒータ。 - 【請求項4】 前記略U字状形状の弾性腕部における幅
方向のそれぞれのエッジ部が前記外装スリーブの内壁面
に圧接するように構成したことを特徴とする請求項3記
載のパイプヒータ。 - 【請求項5】 前記略U字状形状の弾性腕部における両
自由端の広がり寸法を前記外装スリーブの内径より大き
く設定したことを特徴とする請求項3または4記載のパ
イプヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001287153A JP2003100425A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | パイプヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001287153A JP2003100425A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | パイプヒータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003100425A true JP2003100425A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19110012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001287153A Pending JP2003100425A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | パイプヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003100425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111190004A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-22 | 上海泰辉生物科技有限公司 | 免疫层析试纸条即时检测系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677194U (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-28 | 株式会社クラベ | 管状ヒータユニット |
JPH08111280A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-30 | Gou Shoji Kk | 管状ヒータ用端子及び管状ヒータの製造方法 |
JPH11273845A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Micron Denki Kk | パイプヒータ |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001287153A patent/JP2003100425A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111190004A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-22 | 上海泰辉生物科技有限公司 | 免疫层析试纸条即时检测系统 |
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