JP2003100407A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JP2003100407A JP2003100407A JP2001294895A JP2001294895A JP2003100407A JP 2003100407 A JP2003100407 A JP 2003100407A JP 2001294895 A JP2001294895 A JP 2001294895A JP 2001294895 A JP2001294895 A JP 2001294895A JP 2003100407 A JP2003100407 A JP 2003100407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- pin
- socket
- terminal
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Connecting Device With Holders (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接触不良をなくし、接触子のみの交換が容易
なICソケットを得る。 【解決手段】 外部ソケットピン106が埋設され被試
験物ピン108を受け入れる凹部101aを有するベー
ス部101と、ベース部101に載置されるものであっ
て被試験物ピン108を通過させるピン案内穴103と
コンタクト支持穴104とを有するスライド部102
と、スライド部102をスライドさせるスライド機構1
10と、一端が外部ソケットピン106に挿入され他端
がコンタクト支持穴104に挿入されたワイヤーコンタ
クト105とを含んで構成される。
なICソケットを得る。 【解決手段】 外部ソケットピン106が埋設され被試
験物ピン108を受け入れる凹部101aを有するベー
ス部101と、ベース部101に載置されるものであっ
て被試験物ピン108を通過させるピン案内穴103と
コンタクト支持穴104とを有するスライド部102
と、スライド部102をスライドさせるスライド機構1
10と、一端が外部ソケットピン106に挿入され他端
がコンタクト支持穴104に挿入されたワイヤーコンタ
クト105とを含んで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICソケット、特
に、ピングリッドアレイ型パッケージICの電気的特性
検査に使用するICソケットに関する。
に、ピングリッドアレイ型パッケージICの電気的特性
検査に使用するICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICソケットについて図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0003】図4(a),(b)は従来の一例を示す断
面図である。(例えば、特開平06−223937号公
報参照)。図4(a),(b)に示すICソケットは、
接触解除位置へ横動された移動板の遊動を阻止して常に
無負荷挿抜位置を確保し、端子挿入時コンタクトとの衝
突を防止して端子やコンタクトを変形させる不具合を解
消し、移動板が適正に接触解除位置へ移動されているか
否かを確認する操作を不要とするものであり、電気部品
5を搭載した移動板2をソケット本体1の上面に沿い横
動させることにより接触と接触解除(無負荷挿抜位置へ
の移動)を行なうようにした電気部品用ソケットにおい
て、ソケット本体1と移動板2間に同移動板2を常に無
負荷挿抜位置へ付勢するコイルスプリング16を介装
し、コイルスプング16の弾力を端子6に対するコンタ
クト3の接触摩擦抵抗の総和より非常に小さくしコンタ
クト3間に強制介入された端子6を脱出させない値に設
定している。
面図である。(例えば、特開平06−223937号公
報参照)。図4(a),(b)に示すICソケットは、
接触解除位置へ横動された移動板の遊動を阻止して常に
無負荷挿抜位置を確保し、端子挿入時コンタクトとの衝
突を防止して端子やコンタクトを変形させる不具合を解
消し、移動板が適正に接触解除位置へ移動されているか
否かを確認する操作を不要とするものであり、電気部品
5を搭載した移動板2をソケット本体1の上面に沿い横
動させることにより接触と接触解除(無負荷挿抜位置へ
の移動)を行なうようにした電気部品用ソケットにおい
て、ソケット本体1と移動板2間に同移動板2を常に無
負荷挿抜位置へ付勢するコイルスプリング16を介装
し、コイルスプング16の弾力を端子6に対するコンタ
クト3の接触摩擦抵抗の総和より非常に小さくしコンタ
クト3間に強制介入された端子6を脱出させない値に設
定している。
【0004】図において、1は配線基板等に実装される
電気部品用ソケット本体であり、電気部品5の端子6と
の接触に供すべく配置されたコンタクト3を有する。該
ソケット本体1にはその上面に沿い横動する移動板2を
備える。
電気部品用ソケット本体であり、電気部品5の端子6と
の接触に供すべく配置されたコンタクト3を有する。該
ソケット本体1にはその上面に沿い横動する移動板2を
備える。
【0005】絶縁体から成る略方形のソケット本体1の
上面に移動板2を重ね、該移動板2に電気部品5の端子
6を挿通する多数の孔9を格子上に配列し、該移動板2
の上面にIC等の電気部品5を搭載しつつその端子6を
上記端子挿通孔9に挿通し、更に上記コンタクト3の外
側部に端子無負荷挿入スペ−ス4を設け、図4(a)に
示すように、上記端子6先端を上記端子挿通孔9を通し
て上記端子無負荷挿入スペ−ス4へ無負荷挿入或は無負
荷抜去するようにする。
上面に移動板2を重ね、該移動板2に電気部品5の端子
6を挿通する多数の孔9を格子上に配列し、該移動板2
の上面にIC等の電気部品5を搭載しつつその端子6を
上記端子挿通孔9に挿通し、更に上記コンタクト3の外
側部に端子無負荷挿入スペ−ス4を設け、図4(a)に
示すように、上記端子6先端を上記端子挿通孔9を通し
て上記端子無負荷挿入スペ−ス4へ無負荷挿入或は無負
荷抜去するようにする。
【0006】斯くして図4(b)に示すように、上記無
負荷挿抜位置(接触解除位置)から移動板2を一方向へ
横動することにより、上記端子挿通孔9に捕捉された端
子6を接触解除位置から接触位置に移動し、移動板2を
他方向へ横動することにより同端子6を接触位置から接
触解除位置へ移動する構成としている。
負荷挿抜位置(接触解除位置)から移動板2を一方向へ
横動することにより、上記端子挿通孔9に捕捉された端
子6を接触解除位置から接触位置に移動し、移動板2を
他方向へ横動することにより同端子6を接触位置から接
触解除位置へ移動する構成としている。
【0007】上記端子6が接触解除位置から接触位置に
移動する際に、端子6は常閉状態にあるコンタクト3間
に弾性に抗して強制介入し接圧を得、逆に接触位置から
接触解除位置へ移動することによって端子6はコンタク
ト3から離脱し上記無負荷挿入スペ−ス10内へ持ち来
される構造となっている。
移動する際に、端子6は常閉状態にあるコンタクト3間
に弾性に抗して強制介入し接圧を得、逆に接触位置から
接触解除位置へ移動することによって端子6はコンタク
ト3から離脱し上記無負荷挿入スペ−ス10内へ持ち来
される構造となっている。
【0008】図5においては上記移動板2の一方向への
横動操作を行なう手段として、接触用操作レバ−10を
備え、同他方向への横動操作を行なう手段として接触解
除用操作レバ−11を備える。該接触用操作レバ−10
の一端を上記ソケット本体1の一端側側面に支軸7にて
回動可に取付けると共に、同操作レバ−10一端を上記
移動板2の一端側側面に伝達軸8にて枢結する。該伝達
軸8は上記接触用操作レバ−10が上記支軸7を支点と
して回動した時に上記移動板2に一方向への横動力を与
える如く配置する。
横動操作を行なう手段として、接触用操作レバ−10を
備え、同他方向への横動操作を行なう手段として接触解
除用操作レバ−11を備える。該接触用操作レバ−10
の一端を上記ソケット本体1の一端側側面に支軸7にて
回動可に取付けると共に、同操作レバ−10一端を上記
移動板2の一端側側面に伝達軸8にて枢結する。該伝達
軸8は上記接触用操作レバ−10が上記支軸7を支点と
して回動した時に上記移動板2に一方向への横動力を与
える如く配置する。
【0009】更に上記接触解除用操作レバ−11の一端
を、上記ソケット本体1の他端側側面に支軸12にて回
動可に取付けると共に、同操作レバ−11一端を、上記
移動板2の他端側側面に伝達軸13にて枢結する。該伝
達軸13は上記接触解除用操作レバ−11が上記支軸1
2を支点として回動した時に上記移動板2に他方向への
横動力を与える如く配置する。
を、上記ソケット本体1の他端側側面に支軸12にて回
動可に取付けると共に、同操作レバ−11一端を、上記
移動板2の他端側側面に伝達軸13にて枢結する。該伝
達軸13は上記接触解除用操作レバ−11が上記支軸1
2を支点として回動した時に上記移動板2に他方向への
横動力を与える如く配置する。
【0010】以上のように構成された電気部品用ソケッ
トに図4(a),(b)に示すように、ソケット本体1
と移動板2間にコイルスプリング16を介装し、移動板
2を常に接触解除方向に付勢する如く配置する。図4
(a)に示すように、該コイルスプリング16は端子6
の接触解除時に同端子6を無負荷挿入スペ−ス4内に位
置確保し、同位置において端子6の無負荷挿抜に供す
る。
トに図4(a),(b)に示すように、ソケット本体1
と移動板2間にコイルスプリング16を介装し、移動板
2を常に接触解除方向に付勢する如く配置する。図4
(a)に示すように、該コイルスプリング16は端子6
の接触解除時に同端子6を無負荷挿入スペ−ス4内に位
置確保し、同位置において端子6の無負荷挿抜に供す
る。
【0011】即ち図4(a)に示すように、コイルスプ
リング16はその弾持力で移動板2を一方向(図中右方
向)に付勢しており、上記操作レバ−に回動力が加えら
れておらず、更に電気部品5の端子6がソケット本体1
のコンタクト3に介入していない時(接触解除時)に
は、上記コイルスプリング16によって常に無負荷挿入
スペ−ス4内に上記端子6の位置が確保されている。こ
の状態において電気部品5の端子6を無負荷にて移動板
2の端子挿通孔9を介してソケット本体1の無負荷挿入
スペ−ス4内に挿入或は抜去する。
リング16はその弾持力で移動板2を一方向(図中右方
向)に付勢しており、上記操作レバ−に回動力が加えら
れておらず、更に電気部品5の端子6がソケット本体1
のコンタクト3に介入していない時(接触解除時)に
は、上記コイルスプリング16によって常に無負荷挿入
スペ−ス4内に上記端子6の位置が確保されている。こ
の状態において電気部品5の端子6を無負荷にて移動板
2の端子挿通孔9を介してソケット本体1の無負荷挿入
スペ−ス4内に挿入或は抜去する。
【0012】次に図4(b)に示すように、前記操作レ
バ−によって移動板2をコイルスプリング16に抗して
他方向(図中左方向)へ移動させると電気部品5の端子
6はソケット本体1の常閉コンタクト3に強制介入され
接触を図る。コイルスプリング16の弾力は端子6を挟
持するコンタクト3の接触摩擦抵抗の総和より非常に小
さくし、コンタクト3から端子6を押し出さない値に設
定する。又は図示しないがコイルスプリング16の弾力
を上記のように設定し移動板2又は操作レバ−にロック
装置を設けても良い。
バ−によって移動板2をコイルスプリング16に抗して
他方向(図中左方向)へ移動させると電気部品5の端子
6はソケット本体1の常閉コンタクト3に強制介入され
接触を図る。コイルスプリング16の弾力は端子6を挟
持するコンタクト3の接触摩擦抵抗の総和より非常に小
さくし、コンタクト3から端子6を押し出さない値に設
定する。又は図示しないがコイルスプリング16の弾力
を上記のように設定し移動板2又は操作レバ−にロック
装置を設けても良い。
【0013】次に端子6とコンタクト3との接触解除を
行なうには前記操作レバ−を回動させて移動板2を図4
(a)に示すように、図4(b)の状態から右方向に横
動させれば良い。このコイルスプリング16の弾持力に
よって、前記のように端子6の無負荷挿抜位置の確保が
図られ、この状態で特に確認作業を必要とせずに電気部
品5の無負荷挿抜を行なうことができる。
行なうには前記操作レバ−を回動させて移動板2を図4
(a)に示すように、図4(b)の状態から右方向に横
動させれば良い。このコイルスプリング16の弾持力に
よって、前記のように端子6の無負荷挿抜位置の確保が
図られ、この状態で特に確認作業を必要とせずに電気部
品5の無負荷挿抜を行なうことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICソ
ケットは、ピングリッドアレイ型パッケージICではピ
ンピッチの微細化が進み、電気的特性検査に使用するI
Cソケットも小型微細化されている。これに伴い被試験
物ピンとの導通を得るための接触子も小型化し、接触面
積が小さくなることから接触不良を起こしやすい問題が
あった。
ケットは、ピングリッドアレイ型パッケージICではピ
ンピッチの微細化が進み、電気的特性検査に使用するI
Cソケットも小型微細化されている。これに伴い被試験
物ピンとの導通を得るための接触子も小型化し、接触面
積が小さくなることから接触不良を起こしやすい問題が
あった。
【0015】特に従来から使用されている羽状のピンを
整形したコンタクトピンを使用した方法では被試験物ピ
ンと点接触であるため接触面状態の影響を回避できない
問題がある。
整形したコンタクトピンを使用した方法では被試験物ピ
ンと点接触であるため接触面状態の影響を回避できない
問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明のICソケッ
トは、外部ソケットピン(106)が埋設され被試験物
ピン(108)を受け入れる凹部(101a)を有する
ベース部(101)と、ベース部(101)に載置され
るものであって被試験物ピン(108)を通過させるピ
ン案内穴(103)とコンタクト支持穴(104)とを
有するスライド部(102)と、スライド部(102)
をスライドさせるスライド機構(110)と、一端が外
部ソケットピン(106)に挿入され他端がコンタクト
支持穴(104)に挿入されたワイヤーコンタクト(1
05)とを含んで構成される。
トは、外部ソケットピン(106)が埋設され被試験物
ピン(108)を受け入れる凹部(101a)を有する
ベース部(101)と、ベース部(101)に載置され
るものであって被試験物ピン(108)を通過させるピ
ン案内穴(103)とコンタクト支持穴(104)とを
有するスライド部(102)と、スライド部(102)
をスライドさせるスライド機構(110)と、一端が外
部ソケットピン(106)に挿入され他端がコンタクト
支持穴(104)に挿入されたワイヤーコンタクト(1
05)とを含んで構成される。
【0017】第2の発明のICソケットは、第1の発明
において、ワイヤーコンタクト(105)がバネ性を有
する。
において、ワイヤーコンタクト(105)がバネ性を有
する。
【0018】第3の発明のICソケットは、第1の発明
において、ワイヤーコンタクト(105)の全面に金メ
ッキを施す。
において、ワイヤーコンタクト(105)の全面に金メ
ッキを施す。
【0019】第4の発明のICソケットは、第1の発明
において、ワイヤーコンタクト(105)がループ化さ
れている。
において、ワイヤーコンタクト(105)がループ化さ
れている。
【0020】第5の発明のICソケットは、第4の発明
において、前記ループの形状が略三角形である。
において、前記ループの形状が略三角形である。
【0021】第6の発明のICソケットは、第4の発明
において、前記ループの形状が円形である。
において、前記ループの形状が円形である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0023】図1および図2は本発明の一実施形態を示
す模式側面図および拡大断面図である。図1および図2
に示すICソケットは、外部ソケットピン106が埋設
され被試験物ピン108を受け入れる凹部101aを有
するベース部101と、ベース部101に載置されるも
のであって被試験物ピン108を通過させるピン案内穴
103とコンタクト支持穴104とを有するスライド部
102と、スライド部102をスライドさせるスライド
機構110と、一端が外部ソケットピン106に挿入さ
れ他端がコンタクト支持穴104に挿入されたワイヤー
コンタクト105とを含んで構成される。
す模式側面図および拡大断面図である。図1および図2
に示すICソケットは、外部ソケットピン106が埋設
され被試験物ピン108を受け入れる凹部101aを有
するベース部101と、ベース部101に載置されるも
のであって被試験物ピン108を通過させるピン案内穴
103とコンタクト支持穴104とを有するスライド部
102と、スライド部102をスライドさせるスライド
機構110と、一端が外部ソケットピン106に挿入さ
れ他端がコンタクト支持穴104に挿入されたワイヤー
コンタクト105とを含んで構成される。
【0024】図3(a)〜(c)は、ワイヤーコンタク
ト105の詳細を示す斜視図および上面図である。ワイ
ヤーコンタクト105はバネ性を有し、被試験物ピン1
08を囲む略3角形のループを形成し、被試験物ピン1
08との接触抵抗を低下させるため、例えば全体が金メ
ッキされている。
ト105の詳細を示す斜視図および上面図である。ワイ
ヤーコンタクト105はバネ性を有し、被試験物ピン1
08を囲む略3角形のループを形成し、被試験物ピン1
08との接触抵抗を低下させるため、例えば全体が金メ
ッキされている。
【0025】次に動作について説明する。
【0026】まず、被試験物107の被試験物ピン10
8を、スライド部102のピン案内穴103から挿入し
ワイヤーコンタクト105の中を通す。このときワイヤ
ーコンタクト105は図3(b)ように内側が開いた状
態であるため、被試験物ピン108には接しないため被
試験物107は抵抗無くソケットにセットできる。次に
スライド機構110を操作することによりスライド部1
02がスライドし、コンタクト支持穴104と外部ソケ
ットピン106によって支持されたワイヤーコンタクト
105は図3(c)ように被試験物ピン108を締め付
けるように変形して接触する。これにより外部ソケット
ピン106と被試験物ピン108の電気的接続を得るこ
とができる。このとき被試験物ピン108はワイヤーコ
ンタクト105により保持され被試験物107はICソ
ケットから脱落することはない。
8を、スライド部102のピン案内穴103から挿入し
ワイヤーコンタクト105の中を通す。このときワイヤ
ーコンタクト105は図3(b)ように内側が開いた状
態であるため、被試験物ピン108には接しないため被
試験物107は抵抗無くソケットにセットできる。次に
スライド機構110を操作することによりスライド部1
02がスライドし、コンタクト支持穴104と外部ソケ
ットピン106によって支持されたワイヤーコンタクト
105は図3(c)ように被試験物ピン108を締め付
けるように変形して接触する。これにより外部ソケット
ピン106と被試験物ピン108の電気的接続を得るこ
とができる。このとき被試験物ピン108はワイヤーコ
ンタクト105により保持され被試験物107はICソ
ケットから脱落することはない。
【0027】被試験物107を取り外す場合は、スライ
ド機構110を戻すことによりスライド部102も元の
状態に戻り、ワイヤーコンタクト105の変形が解除さ
れることで被試験物ピン108との接触が無くなり
被試験物107は容易にICソケットから取り外す事が
できる。ワイヤーコンタクト105が劣化や変形等によ
り交換が必要な際にはスライド102をベース−101
より取り外すことでワイヤーコンタクト105を取り出
し交換することが可能である。
ド機構110を戻すことによりスライド部102も元の
状態に戻り、ワイヤーコンタクト105の変形が解除さ
れることで被試験物ピン108との接触が無くなり
被試験物107は容易にICソケットから取り外す事が
できる。ワイヤーコンタクト105が劣化や変形等によ
り交換が必要な際にはスライド102をベース−101
より取り外すことでワイヤーコンタクト105を取り出
し交換することが可能である。
【0028】本発明は、ワイヤーコンタクト105が被
試験物ピン108を締め付けることにより被試験物ピン
108の1周全面での接触をするため、接触面積が増加
し従来のコンタクトピンを使用した点接触に比較しオー
プンや接触抵抗増大等による接触不良の発生を防ぐこと
ができる。
試験物ピン108を締め付けることにより被試験物ピン
108の1周全面での接触をするため、接触面積が増加
し従来のコンタクトピンを使用した点接触に比較しオー
プンや接触抵抗増大等による接触不良の発生を防ぐこと
ができる。
【0029】また、ワイヤーコンタクト105をループ
形状にすることで、被試験物ピン108の径や曲がり等
のバラツキに対応可能であり接触効果を高めることがで
きる。
形状にすることで、被試験物ピン108の径や曲がり等
のバラツキに対応可能であり接触効果を高めることがで
きる。
【0030】また劣化しやすい接触部分だけを交換でき
ることからソケット寿命を長くすることができる。
ることからソケット寿命を長くすることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のICソケットは、被試験物との
電気的接触を得られるよう曲げたワイヤー接触子を用い
ることにより、安定した導通が得られるので、接触不良
を無くし、また接触子のみの交換が容易にできるから、
ソケット寿命を長くできるという効果がある。
電気的接触を得られるよう曲げたワイヤー接触子を用い
ることにより、安定した導通が得られるので、接触不良
を無くし、また接触子のみの交換が容易にできるから、
ソケット寿命を長くできるという効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す模式側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す拡大断面図である。
【図3】(a)〜(c)はワイヤーコンタクト105の
詳細を示す斜視図および上面図である。
詳細を示す斜視図および上面図である。
【図4】(a),(b)は従来の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】図4の動作を説明するための斜視図である。
101 ベース部
102 スライド部
103 ピン案内穴
104 コンタクト支持穴
105 ワイヤーコンタクト
106 外部ソケットピン
108 被試験物ピン
110 スライド機構
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// H01R 107:00 H01R 23/00 K
Fターム(参考) 2G003 AG02 AG12 AH07
2G011 AA00 AC14 AE02 AF02
5E023 AA04 AA16 AA22 BB01 BB17
BB22 CC22 DD03 DD09 DD14
DD25 EE05 EE34 GG02 HH08
HH17
5E024 CA15 CB04
Claims (6)
- 【請求項1】 外部ソケットピン(106)が埋設され
被試験物ピン(108)を受け入れる凹部(101a)
を有するベース部(101)と、ベース部(101)に
載置されるものであって被試験物ピン(108)を通過
させるピン案内穴(103)とコンタクト支持穴(10
4)とを有するスライド部(102)と、スライド部
(102)をスライドさせるスライド機構(110)
と、一端が外部ソケットピン(106)に挿入され他端
がコンタクト支持穴(104)に挿入されたワイヤーコ
ンタクト(105)とを含むことを特徴とするICソケ
ット。 - 【請求項2】 ワイヤーコンタクト(105)がバネ性
を有する請求項1記載のICソケット。 - 【請求項3】 ワイヤーコンタクト(105)の全面に
金メッキを施した請求項1記載のICソケット。 - 【請求項4】 ワイヤーコンタクト(105)がループ
化されている請求項1記載のICソケット。 - 【請求項5】 前記ループの形状が略三角形である請求
項4記載のICソケット。 - 【請求項6】 前記ループの形状が円形である請求項4
記載のICソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294895A JP2003100407A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294895A JP2003100407A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | Icソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003100407A true JP2003100407A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19116412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001294895A Withdrawn JP2003100407A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003100407A (ja) |
-
2001
- 2001-09-26 JP JP2001294895A patent/JP2003100407A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |