JP2003099225A - プリンタへの印刷データの送信方法 - Google Patents

プリンタへの印刷データの送信方法

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JP2003099225A
JP2003099225A JP2001289231A JP2001289231A JP2003099225A JP 2003099225 A JP2003099225 A JP 2003099225A JP 2001289231 A JP2001289231 A JP 2001289231A JP 2001289231 A JP2001289231 A JP 2001289231A JP 2003099225 A JP2003099225 A JP 2003099225A
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Masakazu Takahara
正和 高原
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに複数のプリンタを接続し、ホ
ストからプリンタに印刷データを送って印刷するように
したシステムにおいては、印刷データを送信したプリン
タが排紙不可の場合は他の排紙可能なプリンタに印刷デ
ータを転送して印刷するようにしているが、この場合転
送したプリンタが排紙待ちをしている場合、他に排紙可
能なプリンタが現れてもそのまま排紙待ちしていて、排
紙までに多大な時間がかかることがあった。 【解決手段】 ネットワークに接続されているプリンタ
の稼働状況を監視部で監視し、排紙可能なプリンタが現
れた場合はそのプリンタに印刷データを転送するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパソコンな
どのホストと複数のプリンタとをネットワークで接続し
たシステムにおけるホストからのプリンタへの印刷デー
タの送信方法に関し、特に、印刷データを送信したプリ
ンタが排紙不可で、他のプリンタが排紙可だが印刷デー
タの集中で印刷待ちをせねばならない場合、他のプリン
タの状況を監視して最も早く印刷ができるプリンタに印
刷データを転送できるようにしたプリンタへの印刷デー
タの送信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークが気軽に用いられる
環境が整い、複数のパソコンなどのホストと複数のプリ
ンタをネットワークに接続し、それぞれのホストからプ
リンタを指定して印刷できるようにしたシステムが構築
されるようになってきた。
【0003】しかしながらこのようなシステムにおいて
は、プリンタのトレイに排紙された印刷物をユーザが取
り除かないでいるとトレイが満杯になって排紙が不可能
になり、そのプリンタによる印刷ができなくなることが
ある。そのためこのようなことが複数のプリンタに及ぶ
と、例えば排紙可能なプリンタが1台だけになってその
プリンタに印刷指令が集中し、印刷完了までに多大な時
間がかかるという事態が生じることがある。しかもこう
いった場合、印刷待ちをしている間に他のプリンタのト
レイに排紙された印刷物が取り除かれ、そのプリンタが
排紙可能になったとしても、印刷データが既にプリンタ
に転送されている場合はそのまま延々と排紙待ちが続く
ということもあった。そのため、排紙可能なプリンタが
出現した場合に、そのプリンタで印刷ができるようなシ
ステムが望まれている。
【0004】なお以下の説明では、プリンタが「排紙
可」と言った場合は特に「排紙可だが印刷待ち」といっ
た条件を付けない限り印刷データを送ることによって即
印刷、排紙が可能な場合を示し、「排紙待ち」と言った
場合は、既にそのプリンタに印刷データがいくつか送ら
れていて排紙(印刷)待ちをせねばならない場合を、そ
して「排紙不可」と言った場合は、上記したようにプリ
ンタのトレイに排紙された印刷物をユーザが取り除かな
いためにトレイが満杯になり、排紙が不可能な場合や印
刷機が用紙ジャムを起こして印刷不可能な場合を指す。
【0005】こういったことを解決するため特開平11
−301922号公報には、複数の出力ビンを持つ一台
のネットワークプリンタと複数のホストとをネットワー
クで接続したシステムにおいて、ネットワークプリンタ
の特定ビンが満杯の場合はそのビンへの出力が不可とな
り、それにも関わらずそのビンへの出力指令がなされた
場合は印刷(排紙)ができない事態が生じ、また、自動
的に他のビンへ出力するように設定されている場合は、
どのビンに出力されたかユーザがわからなくなるという
不便があるため、ホストから排紙先を指定した印刷指令
が来たときはその排紙先の状態を検知し、排紙不可の場
合は排紙先を変更すると共にホストに排紙先を変更した
旨の通知をするようにしたシステムが示されている。
【0006】また特開2000−267832公報に
は、複数のプリンタを接続したネットワーク環境におい
て、各プリンタに印刷データを記憶する記憶装置と、既
に印刷データが到着していて排紙待ちの状態である場合
に他のプリンタに印刷可能かどうかを問い合わせる機
能、及び排紙可能なプリンタがあった場合はそのプリン
タへ印刷データを転送する機能を持たせ、ホストからの
印刷指示に対して排紙可能なときはそのまま出力し、排
紙不可か排紙待ちの時は他の排紙可能なプリンタにデー
タを転送すると共に転送したことをホストに通知するよ
うにしたシステムが示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−301922号報に示されたシステムは、前記し
た複数のプリンタを接続したシステムとは異なってネッ
トワークに接続されているのは複数の出力ビンを持つ一
台のネットワークプリンタであり、単に出力ビンをどれ
にするかの選択の制御が示されているだけである。従っ
て印刷順序そのものは変わらないから、ビンの変更によ
って排紙待ち時間そのものが変化するわけではなく、前
記したような複数のプリンタをネットワークに接続し、
排紙待ち時間を少なくするような場合の制御については
何も言及されていない。
【0008】また特開2000−267832公報に示
されたシステムでは、特定のプリンタに印刷データが送
られても、そのプリンタで排紙ができない場合はネット
ワーク上の他のプリンタに印刷データを転送できるよう
にしているが、前記したように複数のプリンタの排紙ト
レイが満杯で排紙可能なプリンタが1台のみというよう
な場合にはそのプリンタに印刷データが転送され、例え
他のプリンタが排紙可能になってもそのまま排紙待ちが
行われ、待ち時間を少なくするようなことはできない。
【0009】そのため本発明においては、複数のパソコ
ンなどのホストと複数のプリンタとを接続したネットワ
ークにおいて、ホストからの印刷データを送信したプリ
ンタが排紙不可で他のプリンタも排紙可だが排紙待ちが
必要な場合、なるべく待ち時間が少なくなるよう制御す
るプリンタへの印刷データの送信方法を提供することが
課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため本発明において
は、請求項1に記載したように、複数のパソコンなどの
ホストと複数のプリンタとをネットワークに接続したシ
ステムにおけるホストからの印刷データを印刷可能なプ
リンタに送信するための送信方法であって、前記プリン
タのそれぞれは印刷データの記憶手段と、ネットワーク
を介して他のプリンタの稼働状況を監視する監視手段
と、該監視手段の監視結果で前記印刷データを他のプリ
ンタに転送し、該転送結果をホストに通知する制御を行
う制御手段と、前記記憶手段に記憶された印刷データを
印刷する印刷手段とを有し、前記印刷データを送信され
て前記記憶手段に記憶したプリンタが排紙不可か排紙待
ちの場合、前記監視手段で他のプリンタの状況を監視
し、排紙可のプリンタがある場合は該排紙可のプリンタ
に印刷データを転送して印刷させると共に転送結果をホ
ストに通知し、前記プリンタが排紙不可で、排紙待ちの
他のプリンタが有る場合、該排紙待ちの他のプリンタに
印刷データを転送して転送結果をホストに通知すると共
に、該排紙待ちの他のプリンタの監視手段でさらに他の
プリンタの状況を監視し、排紙可の他のプリンタがある
場合は該排紙可の他のプリンタに印刷データを転送して
排紙させると共に転送結果をホストに通知し、排紙可の
プリンタを探索して印刷データ送信を行うことを特徴と
する。
【0011】このようにすることにより、印刷データを
送信されたプリンタが排紙不可か排紙待ちの場合、自動
的に排紙可能なプリンタ、または印刷データを送信され
たプリンタが排紙不可の場合は排紙可能なプリンタか排
紙待ちをしているプリンタに印刷データが転送され、か
つ、転送先のプリンタが排紙待ちの場合はさらに排紙可
能なプリンタに印刷データが転送されるから、このよう
な場合でも排紙待ちを最小にすることができる。
【0012】そして請求項2に記載した発明は、前記複
数のプリンタのそれぞれは、持ち運び可能で他の通電中
プリンタに装着可能な記憶デバイスを有する格納手段を
持ち、前記印刷データを記憶手段に記憶したプリンタが
排紙不可で、前記監視手段で他のプリンタの状況を監視
した結果、排紙不可か排紙待ちのプリンタのみしかない
場合、前記格納手段に前記記憶手段に記憶された印刷デ
ータを記憶させ、他の通電中プリンタに装着して排紙さ
せると共に他のプリンタで印刷したことをホストに通知
することを特徴とする。
【0013】このように、持ち運び可能で他の通電中プ
リンタに装着可能な記憶デバイスを有する格納手段をプ
リンタに設けることで、ネットワークに接続されている
プリンタ全てがすぐに排紙できる状態ではなく、ネット
ワークに接続されていないプリンタがある場合、そのプ
リンタによる出力が可能になるから排紙待ちをする必要
が無くなり、時間の大幅な節約が可能となる。
【0014】そして請求項3に記載した発明は、前記印
刷データを記憶手段に記憶したプリンタが排紙不可で、
前記監視手段で他のプリンタの状況を監視した結果、排
紙不可か排紙待ちのプリンタのみしかない場合、前記制
御手段に予め指定された方法により、印刷データを排紙
待ちのプリンタに転送するか前記格納手段に記憶させる
かの選択制御を行わせ、該選択結果を前記ホストに通知
することを特徴とする。
【0015】このようにすることにより、排紙待ちに余
裕がある場合は排紙可能なプリンタが検知されるまで待
てば良く、余裕のない場合はネットワークに接続されて
いない他のプリンタで排紙することができ、排紙に対す
る選択範囲が広がると共に余裕のある場合でも迅速に印
刷結果を得ることができる。
【0016】そして格納手段は、請求項4及び5に記載
したように、前記格納手段の記憶デバイスがマイクロド
ライブであるか、または、前記格納手段の記憶デバイス
がメモリーカードであることが好ましい。すなわち格納
手段をこのようなマイクロドライブやメモリーカードで
構成することにより、小型の格納手段で場所をとらずに
前記したような効果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0018】図1は本発明の実施の形態に係わる複数の
プリンタをネットワークで接続した構成を示したブロッ
ク図、図2は本発明のプリンタの構成概略ブロック図、
図3と図4は本発明のプリンタへの印刷データの送信方
法のフロー図である。
【0019】図中1はパソコンなどのホスト、2乃至6
はプリンタ、7はネットワーク、10はプリンタとネッ
トワーク7のインターフェイス、11はプリンタ全体の
制御を行うと共に必要に応じて前記印刷データを他のプ
リンタや格納装置15に転送し、該転送結果をホストに
通知する制御を行うプリンタ制御部、12はネットワー
ク7を介して送られてきた印刷データの記憶部、13は
印刷部、14はネットワーク7における他のプリンタの
稼働状況を監視する監視部、15はマイクロドライブと
よばれるコンパクトフラッシュ(登録商標)と同サイズ
の超小型ハードディスクドライブやメモリーカードなど
の記憶デバイスで構成された格納装置である。
【0020】本発明は、図1に示したように、複数のパ
ソコンなどのホスト1と複数のプリンタ2乃至6をネッ
トワーク7に接続し、かつ、各プリンタ2乃至6を、図
2に示したようにネットワーク7とプリンタとのインタ
ーフェイス10、プリンタ全体の制御を行うと共に必要
に応じて前記印刷データを他のプリンタや格納装置15
に転送し、該転送結果をホストに通知する制御を行うプ
リンタ制御部11、ホストから送られた印刷データ記憶
部12、印刷部13、ネットワーク7に接続した他のプ
リンタの稼働状況を監視する監視部14、マイクロドラ
イブとよばれるコンパクトフラッシュと同サイズの超小
型ハードディスクドライブやメモリーカードなどの記憶
デバイスで構成された格納装置15などで構成する。
【0021】以下本発明における第1の実施形態につい
て、図3のフロー図に基づいて説明する。先ずステップ
S1で、図1に示したホスト1が例えばネットワーク7
に接続されたプリンタ2を指定し、かつ、このプリンタ
2が排紙不可の場合は他の排紙可のプリンタにデータを
転送するよう指定して印刷データを送ると、その印刷デ
ータはプリンタ2における図2に示したインターフェイ
ス10を経由し、印刷データ記憶部12に記憶される。
そして次のステップS2で、このプリンタ2が排紙可能
かどうかをプリンタ制御部11がチェックし、排紙可能
な場合はプリンタ制御部11の制御の元に印刷部13で
印刷を行ってステップS9で排紙し、ステップS7でプ
リンタ制御部11によってプリンタ2で排紙したことを
ホスト1に通知して終了する。
【0022】一方このプリンタ2において、例えば前記
したようにトレイに排紙された印刷物をユーザが取り除
いていない場合や、用紙のジャムのために排紙不可とな
るような事態が生じていた場合、処理がステップS3に
進み、監視部14によってネットワーク7に接続された
他のプリンタ3乃至6の稼働状況が監視される。そし
て、他の3乃至6のいずれかのプリンタが即排紙可の状
態の場合は、ステップS4でプリンタ制御部11が印刷
データ記憶部12に記憶されている印刷データをインタ
ーフェイス10からネットワーク7を介してこの排紙可
のプリンタに送り、この排紙可のプリンタは、前記と同
様ステップS9で印刷、排紙を実施し、ステップS7で
この排紙可のプリンタの制御部11がこのプリンタによ
って排紙されたことをホスト1に通知して終了する。
【0023】また一方排紙不可のプリンタ2だけでな
く、例えば3乃至5のプリンタもトレイに排紙された印
刷物をユーザが取り除いていない場合やジャムのために
排紙不可となっており、6のプリンタのみが排紙可のた
め印刷指令が集中して排紙待ちが必要という場合もあ
る。このような場合、ステップS4でそれが検出される
と処理がステップS5に進み、プリンタ制御部11が印
刷データ記憶部12に記憶されている印刷データをイン
ターフェイス10からネットワーク7を介してこの排紙
可のプリンタ6に送ると共に、排紙可の他のプリンタが
無いかが監視部14で監視される。そして無い場合はス
テップS8で排紙の順番待ちの状態が継続されると共
に、処理がステップS3に戻り、以上のことが繰り返さ
れる。
【0024】そして今まで排紙不可だった3乃至5のプ
リンタのうち、例えば5のプリンタのトレイに排紙され
た印刷物が取り除かれ、その時点でこのプリンタ5が排
紙可になると、それがステップS5で監視部14により
検出される。そのためステップS6で、排紙待ちをして
いるプリンタ6のプリンタ制御部11が、印刷データ記
憶部12に記憶されている印刷データをインターフェイ
ス10からネットワーク7を介してこの排紙可になった
プリンタ5に送り、このプリンタ5によって印刷と排紙
がなされる。そしてステップS7で、このプリンタ5に
より排紙が行われたことが制御部11によりホスト1に
通知され、処理が終わる。
【0025】このようにすることにより常に排紙可のプ
リンタが監視され、それによって排紙待ちをしているプ
リンタに印刷データが転送されてもさらに排紙可のプリ
ンタにデータが転送されるから、排紙待ちの時間を最小
にすることができる。
【0026】次に、図4のフロー図に従って本発明の第
2の実施形態について説明する。図3に示した第1の実
施例では、ステップS5で排紙可のプリンタが検出でき
ない場合、プリンタ6が排紙可能になるまで待つ必要が
ある。しかし印刷を急いでいる場合、このような排紙待
ちは煩わしいことである。そのためこの第2の実施形態
においては、必要に応じて図1に15で示したマイクロ
ドライブとよばれるコンパクトフラッシュと同サイズの
超小型ハードディスクドライブやメモリーカードなどの
記憶デバイスで構成された格納装置に印刷データを記憶
し、その格納装置をネットワーク7に接続されていない
他の通電中のプリンタに装着し、それによって印刷を行
えるようにした。
【0027】先ず図4におけるステップS11で、図1
に示したホスト1が例えばネットワーク7に接続された
プリンタ2を指定し、かつ、このプリンタ2が排紙不可
の場合は他の排紙可のプリンタにデータを転送すると共
に他に排紙可のプリンタがない場合、印刷データを格納
装置15に転送するように指定して印刷データを送る。
そのため印刷データはホスト1からネットワーク7を介
し、プリンタ2における図2に示したインターフェイス
10を経由して印刷データ記憶部12に記憶される。そ
して次のステップS12でこのプリンタ2が排紙可能か
どうかがプリンタ制御部11でチェックされ、排紙可能
な場合はプリンタ制御部11の制御の元に印刷部13で
印刷を行い、ステップS18で排紙すると共にステップ
S19でプリンタ制御部11によってプリンタ2で排紙
したことをホスト1に通知して終了する。
【0028】一方このプリンタ2において、例えば前記
したようにトレイに排紙された印刷物をユーザが取り除
いていない場合や、用紙のジャムのために排紙不可とな
るような事態が生じていた場合、処理がステップS13
に進み、監視部14によってネットワーク7に接続され
た他のプリンタ3乃至6の稼働状況が監視される。そし
て、他のプリンタ3乃至6のうちのいずれかが排紙待ち
のない状態の場合は、ステップS14でプリンタ制御部
11が印刷データ記憶部12に記憶されている印刷デー
タをインターフェイス10からネットワーク7を介して
この排紙可のプリンタに送り、この排紙可のプリンタ
は、前記と同様ステップS18で印刷、排紙を実施し、
ステップS19でこの排紙可のプリンタの制御部11が
このプリンタによって排紙されたことをホスト1に通知
して終了する。
【0029】また一方、排紙不可のプリンタ2だけでな
く、例えば3乃至5のプリンタもトレイに排紙された印
刷物をユーザが取り除いていない場合やジャムのために
排紙不可となっており、6のプリンタのみが排紙可のた
め印刷指令が集中して排紙待ちが必要という場合もあ
る。このような場合、ステップS14でそれが検出され
ると処理がステップS15に進み、プリンタ制御部11
が印刷データ記憶部12に記憶されている印刷データを
格納装置15に送ると共に、ステップS16でこのプリ
ンタ2の格納装置15に印刷データを格納したことをホ
スト1に通知する。
【0030】そのためホスト1のユーザは、このプリン
タ2では排紙待ちがあり、かつ、このプリンタ2の格納
装置に印刷データが記憶されたことが分かるから、ステ
ップS17でこのプリンタ2の格納装置をプリンタ2か
ら取り外し、ネットワーク7に接続されていない通電中
のプリンタにこの格納装置15を取り付け、それによっ
て印刷、排紙を行う。
【0031】このようにすることにより、ユーザは全く
排紙待ちをすることなく印刷が可能となり、排紙待ちの
時間を最小にすることができる。
【0032】なお、以上説明してきた第1の実施形態で
は排紙可のプリンタが検出されるまで排紙待ちをし、第
2の実施形態では排紙待ちすることなくネットワークに
接続されていない通電中プリンタで印刷を実行するわけ
であるが、この両者を組み合わせ、排紙待ちに余裕があ
る場合は排紙可能なプリンタが検知されるまで待ち、す
ぐにも印刷出力が欲しい場合は印刷データを格納装置1
5に格納して他のプリンタで印刷するようにすることも
可能である。
【0033】すなわち、前記した図3のフロー図におけ
るステップS1、または図4のフロー図におけるステッ
プS11でホスト1から印刷データを送信する際、例え
ば一定の時間以上排紙待ちをせねばならない場合は印刷
データを格納装置15に格納し、それ以外は排紙可能な
プリンタを探索してそのプリンタに印刷データ記憶部1
2から印刷データを転送して印刷を実行するよう指定す
る。すると、印刷データを送信したプリンタが排紙可能
な場合は図3におけるステップS2、または図4におけ
るステップS12で印刷が実行され、また、印刷データ
を送信したプリンタが排紙不可の場合は図3のステップ
S3、または図4のステップS13で排紙可能なプリン
タを監視部14で探索し、有った場合は図3のステップ
S4、または図4のステップS14で印刷を実行する。
【0034】しかしこの図3のステップS4、または図
4のステップS14で、排紙可能なプリンタが1台しか
なく、しかもそのプリンタが排紙待ちをしている場合、
前記した一定時間より前にこのプリンタが排紙可能にな
るか、または他のプリンタが排紙可能になった場合は、
図3のステップS5、ステップS6に進んでそのプリン
タ、または他の排紙可能になったプリンタで印刷を実行
し、その一定時間内に排紙可能なプリンタが現れない場
合は図4のステップS15に進んで印刷データ記憶部1
2に記憶されている印刷データを格納装置15に送り、
他のプリンタで印刷を実行する。
【0035】このようにすることで、排紙待ちに余裕が
ある場合は排紙可能なプリンタが検知されるまで待ち、
すぐにも印刷出力が欲しい場合は印刷データを格納装置
15に格納して他のプリンタで印刷するということが実
施でき、より融通性に富んだ印刷データの送信方法とな
り得る。
【0036】なお以上の説明では、格納装置を構成する
記憶デバイスとして、マイクロドライブ、またはメモリ
ーカードと説明してきたが、これはフロッピー(登録商
標)ディスクやMOなどでも良いことはもちろんであ
る。
【0037】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1に記載した本発
明によれば、印刷データを送信されたプリンタが排紙不
可か排紙待ちの場合、自動的に排紙可能なプリンタ、ま
たは印刷データを送信されたプリンタが排紙不可の場合
は排紙可能なプリンタか排紙待ちをしているプリンタに
印刷データが転送され、かつ、転送先のプリンタが排紙
待ちの場合はさらに排紙可能なプリンタに印刷データが
転送されるから、このような場合でも排紙待ちを最小に
することができる。
【0038】そして請求項2に記載した本発明によれ
ば、持ち運び可能で他の通電中プリンタに装着可能な記
憶デバイスを有する格納手段をプリンタに設けること
で、ネットワークに接続されているプリンタ全てがすぐ
に排紙できる状態ではなく、ネットワークに接続されて
いないプリンタがある場合、そのプリンタによる出力が
可能になるから排紙待ちをする必要が無くなり、時間の
大幅な節約が可能となる。
【0039】また請求項3に記載した本発明によれば、
排紙待ちに余裕がある場合は排紙可能なプリンタが検知
されるまで待てば良く、余裕のない場合はネットワーク
に接続されていない他のプリンタで排紙することがで
き、排紙に対する選択範囲が広がると共に余裕のある場
合でも迅速に印刷結果を得ることができる。
【0040】そして請求項4及び5に記載した本発明に
よれば、格納手段をマイクロドライブやメモリーカード
で構成することにより、小型の格納手段で場所をとらず
に前記したような効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる複数のプリンタ
をネットワークで接続した構成を示したブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態に係わるプリンタの構成
概略ブロック図である。
【図3】 本発明のプリンタへの印刷データの送信方法
の第1実施形態のフロー図である。
【図4】 本発明のプリンタへの印刷データの送信方法
の第2実施形態のフロー図である。
【符号の説明】
1 ホスト 2〜6 プリンタ 7 ネットワーク 10 インターフェイス 11 プリンタ制御部 12 印刷データ記憶部 13 印刷部 14 監視部 15 格納装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパソコンなどのホストと複数のプ
    リンタとをネットワークに接続したシステムにおけるホ
    ストからの印刷データを印刷可能なプリンタに送信する
    ための送信方法であって、 前記プリンタのそれぞれは印刷データの記憶手段と、ネ
    ットワークを介して他のプリンタの稼働状況を監視する
    監視手段と、該監視手段の監視結果で前記印刷データを
    他のプリンタに転送し、該転送結果をホストに通知する
    制御を行う制御手段と、前記記憶手段に記憶された印刷
    データを印刷する印刷手段とを有し、 前記印刷データを送信されて前記記憶手段に記憶したプ
    リンタが排紙不可か排紙待ちの場合、前記監視手段で他
    のプリンタの状況を監視し、排紙可のプリンタがある場
    合は該排紙可のプリンタに印刷データを転送して印刷さ
    せると共に転送結果をホストに通知し、前記プリンタが
    排紙不可で、排紙待ちの他のプリンタが有る場合、該排
    紙待ちの他のプリンタに印刷データを転送して転送結果
    をホストに通知すると共に、該排紙待ちの他のプリンタ
    の監視手段でさらに他のプリンタの状況を監視し、排紙
    可の他のプリンタがある場合は該排紙可の他のプリンタ
    に印刷データを転送して印刷させると共に転送結果をホ
    ストに通知し、排紙可のプリンタを探索して印刷データ
    送信を行うことを特徴とするプリンタへの印刷データの
    送信方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のプリンタのそれぞれは、持ち
    運び可能で他の通電中プリンタに装着可能な記憶デバイ
    スを有する格納手段を持ち、前記印刷データを記憶手段
    に記憶したプリンタが排紙不可で、前記監視手段で他の
    プリンタの状況を監視した結果、排紙不可か排紙待ちの
    プリンタのみしかない場合、前記格納手段に前記記憶手
    段に記憶された印刷データを記憶させ、他の通電中プリ
    ンタに装着して排紙させると共に他のプリンタで印刷し
    たことをホストに通知することを特徴とする請求項1に
    記載したプリンタへの印刷データの送信方法。
  3. 【請求項3】 前記印刷データを記憶手段に記憶したプ
    リンタが排紙不可で、前記監視手段で他のプリンタの状
    況を監視した結果、排紙不可か排紙待ちのプリンタのみ
    しかない場合、前記制御手段に予め指定された方法によ
    り、印刷データを排紙待ちのプリンタに転送するか前記
    格納手段に記憶させるかの選択制御を行わせ、該選択結
    果を前記ホストに通知することを特徴とする請求項2に
    記載したプリンタへの印刷データの送信方法。
  4. 【請求項4】 前記格納手段の記憶デバイスがマイクロ
    ドライブ(登録商標)であることを特徴とする請求項2
    または3に記載したプリンタへの印刷データの送信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記格納手段の記憶デバイスがメモリー
    カードであることを特徴とする請求項2または3に記載
    したプリンタへの印刷データの送信方法。
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