JP2003098738A - 画像形成方法及び静電荷像現像用トナー - Google Patents

画像形成方法及び静電荷像現像用トナー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本のローラの間を通過させることによりト
ナー像の加熱定着を行う加熱ローラ定着方式の画像形成
方法であって、定着前後のトナー像の体積及び面積が大
きく変化せず、定着性に優れた画像形成方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の画像形成方法は、トナー成分と
して少なくとも樹脂及びワックスから成るトナー像を担
持した支持体を、2本のローラの間を通過させることに
よってトナー像の加熱定着を行う加熱ローラ定着装置に
おいて、ローラ通過前後で、下記式で表される、トナー
像の体積変化率Vtが30%以下であり、かつ面積変化
率Stが20%以下であることを特徴とする。加熱ロー
ラとしては、弾性を有するローラが好ましい。 Vt={(ローラ通過前のトナー体積)−(ローラ通過
後のトナー体積)}/ローラ通過前のトナー体積×10
0 St={(ローラ通過後のトナー面積)−(ローラ通過
前のトナー面積)}/ローラ通過前のトナー面積×10

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真等におけ
る画像形成方法及びそれに用いられるトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭49−23910号公
報、及び特公昭43−24748号公報等に各種の方法
が記載されているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次い
で該潜像を乾式トナーを用いて現像し、紙等にトナー像
を転写したのち、加熱、加圧等により定着し、コピーを
得るものである。
【0003】電気的潜像を現像する方式には大別して、
絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散させ
た現像剤を用いる液体現像方式とカスケード法、磁気ブ
ラシ法、パウダークラウド法等のように天然又は合成樹
脂にカーボンブラック等の着色剤を分散したトナーを用
いる乾式現像方式があり、乾式現像方式には一成分現像
方式とキャリアを用いる二成分現像方式がある。
【0004】トナー像を転写紙上に加熱定着する方法と
しては、大別して接触定着法と非接触定着法があり、前
者は加熱ローラー定着、ベルト定着、後者はフラッシュ
定着、オーブン(雰囲気)定着があげられる。中でも加
熱ローラー定着方式はトナー像と加熱ローラーが直接接
触するため、極めて熱効率のよい定着方式であり、装置
も小型化できるため、広く一般に用いられている。
【0005】しかしながら、加熱ローラ定着方式はトナ
ー像及び転写紙が直接接触するため、転写紙に非常に多
くの熱エネルギーを奪われる。このため使用するモード
や転写紙の種類、環境等によりローラ表面の温度が大き
く変動するという欠点を有している。ローラ表面温度が
充分に高い場合は定着性には特に問題はないが、トナー
中の樹脂の溶融粘度が低下して、ローラ通過後にトナー
像が転写紙上に大きく広がる現象が発生する。このた
め、細線等の再現性が劣化し、画像品質を損なってしま
う。また、逆にローラ表面温度が低い場合には、トナー
中の樹脂の溶融粘度が高いため、ローラ通過後にトナー
像が転写紙上に大きく広がる現象は発生しにくくなる。
しかしながら、この場合は定着性が悪化する。
【0006】この問題を解決する技術として、従来いく
つかの提案がなされている。例えば、特許第27434
76号公報には、ポリエステル樹脂と極性基を有するワ
ックスから成る芯粒子を樹脂被覆し、ポリエステル樹脂
とワックスの溶融粘度を規定したロール定着用トナー、
特開平3−122661号公報、特開平4−85550
号公報及び特公平8−16804号公報には、特定のポ
リエステル樹脂と離型剤から成り、ポリエステル樹脂の
80〜120℃における溶融粘度と溶融粘度と温度のグ
ラフの傾きと特定の離型剤の溶融粘度を規定したフィル
ム定着用トナー、特公平8−12459号公報には、特
定のポリエステル樹脂と離型剤から成り、ポリエステル
樹脂の80〜120℃における溶融粘度と溶融粘度と温
度のグラフの傾きと特定の離型剤の溶融粘度を規定した
フィルム定着用カプセルトナー、特公平7−82250
号公報には、特定のポリエステル樹脂と有機金属化合
物、離型剤を含有し、ポリエステル樹脂の120〜15
0℃における溶融粘度と溶融粘度と温度のグラフの傾き
と特定の離型剤の溶融粘度を規定したフィルム定着用ト
ナー、特公平7−72809号公報には、110〜13
0℃で測定された溶融粘度と温度の関係式を規定したス
チレン−アクリル樹脂から成るトナー、特開平10−2
46989号公報には、特定の荷電制御剤を含有し、平
均粘度勾配を規定したトナーが提案されている。しかし
ながら、これらの従来技術は定着特性の改良に対しては
効果があるものの、トナー像の体積変化や面積変化等の
画像品質の改善に対しては考慮されていない。
【0007】また、特開平6−230602号公報で
は、定着前と定着後のトナー像の高さの比率を特定の範
囲に制御する磁性トナーが考案されている。しかしなが
ら、特開平6−230602号公報はトナー像の高さの
変化量を規定したものではあるが、両面コピー時の不具
合とオフセット防止が目的であり、画像品質に関連する
記載はされていない。
【0008】また、近年ますます高画質化が進み、トナ
ー粒径は小さくなる傾向にある。トナー粒径が小さい場
合、定着ローラー間で加圧しても、トナー粒子に圧力が
加わり難いため、定着性が悪くなることが知られてい
る。特に面圧を低くした定着装置の場合、この傾向が顕
著となる。また、さらに転写紙として薄紙を使用した場
合は通常の面圧のため特に画像品質を悪化させることは
ないが、逆に厚紙を用いた場合には、面圧を高くした場
合と同様にトナーが押しつぶされ、トナー像の定着後の
体積及び面積が変化し画像品質が悪化する。この現象は
デジタル現像の場合に特に顕著であり、独立したドット
の再現性(これを粒状度と称する)が大きく影響を受け
る。特にハーフトーンの濃度は一様であるべきだが、ミ
クロな濃度むらが生じていると、肉眼で見たときにざら
ついた印象を与えるという問題も生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2本のロー
ラの間を通過させる事によってトナー像の加熱定着を行
う加熱ローラ定着装置において、ローラ表面温度が低温
から高温まで広範囲に変化しても、トナー像の定着後の
体積及び面積が変化せず、安定した画像品質及び定着性
に優れた画像形成方法及び静電荷像現像用トナーを提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、加熱ローラ定着装置に入る前後のトナー像の体積
変化率及び面積変化率に着目し、これらを制御すること
で上記の目的を達成できることを見出した。すなわち、
本発明は以下の(1)〜(13)からなる。
【0011】(1) トナー成分として少なくとも樹脂
及びワックスから成るトナーによる像を担持した支持体
を、2本のローラの間を通過させることによってトナー
像の加熱定着を行う加熱ローラ定着装置において、ロー
ラ通過前後で、下記式で表される、トナー像の体積変化
率Vtが30%以下でありかつ面積変化率Stが20%
以下であることを特徴とする画像形成方法。 Vt={(ローラ通過前のトナー体積)−(ローラ通過
後のトナー体積)}/ローラ通過前のトナー体積×10
0 St={(ローラ通過後のトナー面積)−(ローラ通過
前のトナー面積)}/ローラ通過前のトナー面積×10
【0012】(2) 上記トナーの100℃に於ける溶
融粘度をη100、120℃に於ける溶融粘度をη12
0としたときη100とη120が下記の式を満たすこ
とを特徴とする(1)に記載の画像形成方法。 η100/η120=6〜10
【0013】(3) 上記η100が1×10〜4×
10Pa・s、上記η120が1×10〜5×10
Pa・sであること特徴とする(2)に記載の画像形
成方法。
【0014】(4) 上記樹脂が、THF不溶分を10
〜80%含有することを特徴とする(1)〜(3)のい
ずれか一項に記載の画像形成方法。
【0015】(5) 上記樹脂として酸価10〜100
mgKOH/mgのポリエステル樹脂を50重量%以上
含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一
項に記載の画像形成方法。
【0016】(6) 上記樹脂として酸価10〜100
mgKOH/mgのポリエステル樹脂と非相溶の樹脂を
50重量%以下含有することを特徴とする(5)に記載
の画像形成方法。
【0017】(7) 上記トナー成分として磁性体微粒
子を含有することを特徴とする請求項(1)〜(6)の
いずれか一項に記載の画像形成方法。
【0018】(8) 上記トナー成分として無機微粉末
を内添することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか
一項に記載の画像形成方法。
【0019】(9) 上記トナー成分の極性制御剤とし
て有機ジルコニウム化合物を含有することを特徴とする
(1)〜(8)のいずれか一項に記載の画像形成方法。
【0020】(10) 上記トナーの外部添加剤として
無機微粉末を1.0重量%以上外添することを特徴とす
る(1)〜(9)のいずれか一項に記載の画像形成方
法。
【0021】(11) 上記トナーとして重量平均粒径
4〜10μmのトナーを用いることを特徴とする(1)
〜(10)のいずれか一項に記載の画像形成方法。
【0022】本発明の別の態様によれば、下記(12)
及び(13)が提供される。(12) トナー像を担持
した支持体を、2本のローラの間を通過させることによ
ってトナー像の加熱定着を行う加熱ローラ定着装置を用
いる画像形成方法に用いられるトナーであって、該トナ
ーがトナー成分として少なくとも樹脂及びワックスから
成り、ローラ通過前後で、下記式で表される、トナー像
の体積変化率Vtが30%以下でありかつ面積変化率S
tが20%以下であることを特徴とする静電荷像現像用
トナー。 Vt={(ローラ通過前のトナー体積)−(ローラ通過
後のトナー体積)}/ローラ通過前のトナー体積×10
0 St={(ローラ通過後のトナー面積)−(ローラ通過
前のトナー面積)}/ローラ通過前のトナー面積×10
【0023】(13)(12)に記載の静電荷像現像用
トナーが充填されたことを特徴とするトナーカートリッ
ジ。
【0024】本発明において、Vtが30%を上回る場
合には、定着後の体積減少が大きいため、特にハーフト
ーン部等のトナー付着量が少ない部分では、満足する画
像濃度を得ることができなくなる。一方、Stが20%
を上回る場合には、定着後の面積増加が大きいため、特
にベタ部、ライン部等のトナー付着量が多い部分では、
トナーが押しつぶされ画像品質を悪化させてしまう。
【0025】トナー体積及びトナー面積の測定は超深度
形状測定顕微鏡(例えば、キーエンス社製:VK−85
00型)を用いる。トナー面積は、定着前後のドット部
(直径2.0mmの円形 トナー付着量1.2±0.0
5mg/cm)の面積を測定する。トナー体積は、定
着前後のトナー像(ドット)の高さを測定し、先に測定
しておいた面積を用いて計算して求める。
【0026】本発明の画像形成方法では、加熱ローラ定
着装置のローラに、弾性を有するローラを使用すること
もできる。弾性を有するローラを用いると、ローラの持
つ弾性により、トナーに加わる定着時の圧が適度に調製
され、その体積及び面積の変化量が少なくなる。そのた
め、弾性を有するローラの場合は、ややつぶれやすいト
ナーを用いたとしても、Vt及びStをそれぞれ30%
及び20%以下とできる。したがって本発明において
は、2本のローラの1本または2本を、弾性ローラとし
た方がより好ましい。
【0027】また、本発明に用いるトナーは、100℃
に於ける溶融粘度をη100、120℃に於ける溶融粘
度をη120としたとき、η100とη120が下記の
式を満たすことが好ましい。 η100/η120=6〜10 η100/η120が6未満の場合には、Vt及びSt
が大きくなる傾向を示し、好ましくない。また逆に、η
100/η120が10を超える場合には、定着性が悪
化する傾向を示すため好ましくない。
【0028】また本発明に用いるトナーは、上記のη1
00が1×10〜4×10Pa・s、上記η120
が1×10〜5×10Pa・sであることが好まし
い。η100が1×10Pa・sを下回る場合には、
Vt及びStが大きくなる傾向を示し、好ましくない。
また逆に溶融粘度η100が4×10Pa・sを上回
る場合には、定着性が悪化する傾向を示すため好ましく
ない。
【0029】本発明におけるトナーの溶融粘度は、例え
ば、フローテスターCFT−500C(島津製作所製)
で測定できる。この場合、測定条件は、押出圧力:1.
9612MPa、昇温速度:6℃/min、ダイ径:
1.0mm、ダイ長さ:1.0mmにて測定する。な
お、溶融粘度ηは下記の式により求める。 溶融粘度η=τ/γ=πDP/128LQ ただし、P:押出圧力(Pa) Q=X/10×A/
t D:ダイ径(mm) L:ダイ長さ(mm) t:計測時間(s) X:計測時間tに対するピストンの移動量(mm) A:ピストンの断面積(mm
【0030】また、本発明に用いるトナーは、樹脂中に
THF不溶分を10〜80%含有することが好ましい。
THF不溶分が10%未満の場合には、Vt及びStが
大きくなる傾向を示し、好ましくない。また逆にTHF
不溶分が80%を超える場合には、定着性が悪化する傾
向を示すため好ましくない。
【0031】また、本発明に用いるトナーは、樹脂とし
て酸価10〜100mgKOH/mgのポリエスエル樹
脂を50重量%以上含有することが好ましい。ポリエス
テル樹脂は一般的に他の樹脂に比べ、耐熱保存性を維持
したまま低温定着が可能であるため本発明には適した結
着樹脂である。酸価が10mgKOH/mg未満の場合
には、トナーの帯電性が不安定となることや、その他の
材料との親和性が悪くなり、分散性が劣るため好ましく
ない。一方で、酸価が100mgKOH/mgを上回る
場合には、帯電量の環境依存性が大きくなって好ましく
ない。
【0032】本発明に用いるポリエステル樹脂は、アル
コールとカルボン酸との縮重合によって得られる。使用
されるアルコールとしては、例えばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール等のグリコール類、1、4−ビス
(ヒドロキシメタ)シクロヘキサン、及びビスフェノー
ルA等のエーテル化ビスフェノール類、その他二価のア
ルコール単量体、三価以上の多価アルコール単量体を挙
げることができる。また、カルボン酸としては、例えば
マレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、コハク酸、マロン酸等の二価の有機酸単量
体、1、2、4−ベンゼントリカルボン酸、1、2、5
−ベンゼントリカルボン酸、1、2、4−シクロヘキサ
ントリカルボン酸、1、2、4−ナフタレントリカルボ
ン酸、1、2、5−ヘキサントリカルボン酸、1、3−
ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロパン、
1、2、7、8−オクタンテトラカルボン酸等の三価以
上の多価カルボン酸単量体を挙げることができる。ポリ
エステル樹脂のTgは58〜75℃が好ましい。
【0033】また、本発明に用いるトナーは、樹脂とし
て酸価10〜100mgKOH/mgのポリエスエル樹
脂と非相溶の樹脂を50重量%以下含有することが好ま
しい。非相溶になる樹脂はポリエステル樹脂と特性の異
なるものを用いることが好ましい。お互いのTg、分子
量、酸価等を選択することにより、ポリエステル樹脂と
非相溶となり、フィラー効果が出現すると共に、お互い
に異なる特性が発揮され、Vt及びStの改善、定着性
の確保等が可能となる。非相溶とならない場合は、お互
いの樹脂の平均特性を示すため、Vt及びSt、定着性
の改善効果は少なくなる。
【0034】本発明の画像形成方法に用いるトナーに
は、ポリエステル樹脂以外の樹脂も使用することができ
る。本発明に用いられる他の樹脂としては、従来公知の
樹脂が使用される。例えば、スチレン、ポリ−α−スチ
ルスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチ
レン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重
合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸
ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチ
レン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタク
リル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリ
ル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ア
クリル酸エステル共重合体、スチレン−ブチルアクリレ
ート共重合体、スチレン−n−ブチルメタクリレート共
重合体、スチレン−2エチルヘキシルアクリレート−n
−ブチルメタクリレート共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレン又はスチレン置換体を含む単重合体又は共重
合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル
樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラート樹
脂等が挙げられる。これらの樹脂はポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂と併用してもよいが、単独使用も可能であ
る。また、二種類以上併用してもよい。
【0035】以上の樹脂は単独使用も可能であるが二種
類以上併用してもよい。また、これら樹脂の製造方法も
特に限定されるものではなく、塊状重合、溶液重合、乳
化重合、懸濁重合いずれも使用できる。
【0036】また、本発明に用いるトナーは、トナー成
分として磁性体微粒子を含有することが好ましい。磁性
体微粒子としては酸化鉄、マグネタイト、フェライト等
の磁性微粉末を添加することができる。磁性体微粒子添
加によるフィラー効果によりVt及びStが小さくなる
傾向を示し好ましい。磁性体微粒子の添加量は5〜60
重量%、好ましくは10〜40重量%である。
【0037】また本発明の画像形成方法においては、ト
ナー成分として無機微粉末を含有する、すなわちトナー
に無機微粉末が内添されることが好ましい。無機微粉末
としては、シリカ、酸化アルミニウム類、酸化チタン類
を例示することができる。粒径としては、平均一次粒径
が0.001〜1μm、好ましくは0.005〜0.1
μmの範囲ものから適宜選択できる。無機微粉末も磁性
体微粒子添加と同様に、これによるフィラー効果により
Vt及びStが小さくなる傾向を示し好ましい。添加量
は通常0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重量
%の割合で使用される。
【0038】また、本発明の画像形成方法に用いるトナ
ーにおいては、極性を制御するために、極性制御剤を配
合することが可能である。極性制御剤としては、特に有
機ジルコニウム化合物を含有することが好ましい。荷電
制御剤として芳香族オキシカルボン酸又はその塩と、ジ
ルコニウム又はオキシジルコニウムを含む化合物から得
られるジルコニウム化合物は、樹脂の反応性が高い部分
と反応し軽度の架橋構造を作ることでVt及びStが小
さくなる傾向を示し好ましい。この極性制御剤の使用量
は、トナー樹脂成分に対し、0.1〜10重量部、好ま
しくは0.5〜5重量部である。
【0039】上記の有機ジルコニウム化合物は、特に下
記の構造式で表されるものが好ましく用いられる。
【化1】
【0040】上記式中、R1は4級炭素、メチン、メチ
レンであり、N、S、O、Pのヘテロ原子を含んでもよ
く、Yは飽和結合又は不飽和結合で結ばれた環状構造を
表す。R2及びR3は相互に独立してアルキル基、アル
ケニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリー
ル基又はアリールオキシ基又はアラルキル基又はアラル
キルオキシ基、ハロゲン基、水素、水酸基、置換基を有
してもよいアミノ基、カルボキシル基、カルボニル基、
ニトロ基、ニトロソ基、スルホニル基、シアノ基を表
し、R4は水素又はアルキル基を表す。lは0又は3〜
12の整数、mは1〜20の整数、nは0〜20の整
数、oは0〜4の整数、pは0〜4の整数、qは0〜3
の整数,rは1〜20の整数,sは0〜20の整数を表
す。
【0041】上記の有機ジルコニウム化合物以外の極性
制御剤としては、例えばニグロシン系染料、四級アンモ
ニウム塩、アミノ基含有のポリマー、含金属アゾ染料、
サリチル酸の錯化合物、フェノール化合物等が挙げられ
る。
【0042】また、本発明に用いるトナーは、外部添加
剤として無機微粉末を1.0重量%以上含有する、すな
わち無機微粉末が外添されることが好ましい。無機微粉
末の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チ
タン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、
酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ
土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アン
チモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バ
リウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、
窒化ケイ素等を挙げることができる。
【0043】上記の無機微粉末の一次粒子径は、5nm
〜2μmであることが好ましく、特に5nm〜500n
mであることが好ましい。また、BET法による比表面
積は、20〜500m/gであることが好ましい。こ
の無機微粉末の使用割合は、トナーの1.0重量%以上
であることが好ましい。1.0重量%を下回る場合に
は、Vt及びStが大きくなる傾向を示し、好ましくな
い。
【0044】トナーに外添される無機微粉末は、表面処
理を行って疎水性を上げ、高湿度下においても流動特性
や帯電特性の悪化を防止することができる。例えばシラ
ンカップリング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有
するシランカップリング剤、有機チタネート系カップリ
ング剤、アルミニウム系のカップリング剤等が好ましい
表面処理剤として挙げられる。
【0045】また本発明においては、重量平均粒径が4
〜10μmのトナーを用いることが好ましい。トナーの
重量平均粒径が4μmを下回る場合には、Vt及びSt
に問題はないが、定着ローラ間で加圧してもトナー粒子
に圧が加わり難いため、トナー像を均一に定着すること
が難しくなる。特に面圧を低くした定着装置の場合に
は、この傾向が顕著となるため好ましくない。逆に重量
平均粒径が10μmを上回る場合には、定着性に特に問
題はないが、形成した画像の解像力が劣るため好ましく
ない。なお、トナー粒径の測定はCoulter MU
LTISIZERIIe等を使用できる。このときのア
パーチャー径は100μmである。
【0046】本発明では、トナー像定着時の離型性を向
上させるためワックス成分も使用可能である。例えば、
ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワックス等のよ
うなポリオレフィンワックスや、キャンデリラワック
ス、ライスワックス、カルナウバワックス等の天然ワッ
クスが使用可能である。ワックス成分の添加量は0.5
〜10重量部が好ましい。
【0047】本発明に使用される着色剤としては、従来
トナー用着色剤として使用されてきた顔料及び染料の全
てが適用される。具体的には、カーボンブラック、ラン
プブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリンブ
ルー、カルコオイルブルー、オイルブラック、アゾオイ
ルブラック等特に限定されない。着色剤の使用量は1〜
10重量部、好ましくは3〜7重量部である。
【0048】本発明に用いるトナーの製造方法は、従来
公知の方法でよく、結着樹脂、着色剤、ワックス成分、
その他場合によつては荷電制御剤等をミキサー等を用い
て混合し、熱ロール、エクストルーダー等の混練機を用
い混練した後、冷却固化し、これをジェットミル等の粉
砕機で粉砕し、その後分級し得られる。
【0049】また、本発明のトナーを二成分系乾式トナ
ーとして使用する場合に混合して使用するキャリアとし
ては、例えば、ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、ジ
ルコン、シリカ等を主成分とする、粒径30〜1000
μm程度の粉末、又は、該粉末を芯材としてスチレン−
アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリフッ化ビニリデン系樹脂等をコーティングしたもの
から適宜選択して使用可能である。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態として、特に
画像形成装置に備わる定着装置を図面を参照して説明す
る。図1及び2は熱ローラ定着方式を用いる定着装置で
あり、図1はハードローラ、図2は弾性ローラを使用し
ている。本発明ではどちらのローラも使用可能である
が、図2により詳しく説明する。
【0051】図2に示す定着装置の基本構成としては、
ハロゲンランプ等の加熱手段24(以下「ヒータ」とい
う。)を有する定着ローラ21と、芯金26上に発泡シ
リコーンゴム等の弾性層27を有し、定着ローラ21に
圧接される加圧ローラ25とを備えている。加圧ローラ
25の弾性層27上にはPFAチューブ等からなる離型
層28が設けられている。定着ローラ21は、芯金30
の上にシリコーンゴム等の弾性層22を設け、更にトナ
ーの粘性による付着を防止する目的で、フッ素樹脂等の
離型性の良い樹脂表層23が形成されている。弾性層2
2の層厚は画像品質と定着時の熱伝達効率を考慮して通
常は100〜500μm程度の厚さが好ましい。また樹
脂表層23は、加圧ローラ25と同様にPFAチューブ
等で構成され、その厚みは機械的劣化を考慮して10〜
50μm程度の厚みが好ましい。定着ローラ21の外周
面には、温度検知手段29が設けられ、定着ローラ21
の表面温度を検知することで、その温度をほぼ一定に保
つようにヒータ24を制御している。
【0052】加圧ローラ25は、外径30mm、肉厚6
mmで表面に導電性のPFAチューブが被覆されてお
り、軸上のゴム硬度は42HS(アスカC)で構成され
ている。また、定着ローラ21はアルミの芯金から構成
されており、肉厚は0.4mmである。本構成に於いて
ニップNを得るためにローラの両端に片側88Nの圧力
がかけられておりその時の面圧は9.3N/cmにな
っている。
【0053】このような構成の定着器において、定着ロ
ーラ21と加圧ローラ25とが、所定の加圧力で圧接さ
れて定着ニップ部Nを構成し、駆動手段(図示せず)に
より駆動を受けてそれぞれ矢印R21方向、矢印R25
方向に回転することによって、上述の定着ニップ部Nに
て転写材Pを挟持搬送する。この際、定着ローラ21は
ヒータ24によって所定の温度に制御されており、転写
材P上のトナー像Tは、両ローラ間を通過するときに、
圧力を受けながら熱溶融し、ローラ対を出て冷却される
ことによって永久像として転写材Pに定着される。
【0054】以下、実施例及び比較例によって本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれにより限定されな
い。
【0055】 実施例1 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 55重量部 (重量平均分子量 320000) スチレン−n−ブチルメタクリレート共重合体 30重量部 (重量平均分子量 35000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて50℃で低
温混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径11μmのトナ
ー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シリ
カ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)0.
3重量部を混合し、本発明に用いるトナーを得た。得ら
れたトナーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子
にシリコーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度
4.0重量部の現像剤を調製した。
【0056】上記のように製造したトナー又はそれを用
いて得られた画像について、以下のような評価を行っ
た。評価結果は、下記の表1に示した。 ◎定着性の評価方法 図1に示される構成の定着器(面圧:1.0×105
a・s)をimagio MF6550(株式会社リコ
ー製)に装着し、ヒータ温度を振ってコピーを行い定着
画像を得た。定着後の画像にメンディングテープ(3M
社製)を貼り、一定の圧力を掛けた後、ゆっくり引き剥
がす。その前後の画像濃度をマクベス濃度計により測定
し、次式にて定着率を算出する。定着ローラの温度を段
階的に下げて、下記式で示す定着率が80%以下となる
ときの温度を定着温度とする。 定着率(%)=テープ付着画像濃度/画像濃度×100
【0057】◎粒状度の評価 まず、imagio MF6550にて、プリントした
サンプルを得る。次にプリント画像のドットで作られた
グレースケール(ハーフトーン部)を、大日本スクリー
ン社のGenaScan5000スキャナで1000d
piにて読み込み、画像データを得る。画像データか
ら、濃度分布に変換し、下記式3にて粒状度を評価す
る。なお、ここでは図1に示される構成の定着器(面
圧:1.0×105Pa・s)を用いて、上記の定着温
度+10℃にて定着した。
【0058】粒状度(granularity)は、画像品質のざ
らつきに反映される物理的評価値として一般に用いられ
る。粒状度は画像のなめらかさの主観評価と高い相関が
あり、粒状度の値が小さいほど滑らかな高画質となり、
逆に大きいとざらついたプアな画像品質となる。まず、
ノイズは濃度変動の周波数特性であるウィナースペクト
ラム(Wiener Spectrum)によって測定できる。平均値
が0である濃度変動成分をg(x)、空間周波数をuと
すると、ウィナースペクトラムWS(u)は、式1を用
いて式2のように表される。 F(u)=∫g(x)exp(−2πiux)dx 式1 WS(u)=F(u) 式2 粒状度(GS)は、WSと視覚の周波数特性(Visual T
ransfer Function:VTF)の積を積分した値で、以下
の式で表される。 GS=exp(−1.8<D>)∫WS(u)1/2VTF(u)du 式3 Exp(−1.8<D>)は濃度と人の知覚する明るさ
の差を補正するための係数である。<D>は濃度の平均
値を表す。
【0059】 比較例1 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 153000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を120℃にした以外は実施例
1と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例1
と同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は
最後に表1による一覧で示す。
【0060】 比較例2 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 325000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を150℃にした以外は実施例
1と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例1
と同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は
最後に表1による一覧で示す。
【0061】 比較例3 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 121000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を90℃にした以外は実施例1
と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例1と
同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最
後に表1による一覧で示す。
【0062】 実施例2 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 75重量部 (重量平均分子量 253000) スチレン−nブチルメタクリレート共重合体 10重量部 (重量平均分子量 23000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて40℃で低
温混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmの
トナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、
シリカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
0.4重量部を混合し、トナーを得た。本トナーと、平
均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコーン樹脂
コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量部の現像
剤を調製した。その後、図2の定着器を用いた以外は、
実施例1と同様にして定着性及び粒状度の評価を行っ
た。評価結果は最後に表1による一覧で示す。
【0063】 比較例4 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 153000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を80℃にした以外は実施例2
と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例2と
同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最
後に表1による一覧で示す。
【0064】 比較例5 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 216000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を110℃にした以外は実施例
2と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例2
と同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は
最後に表1による一覧で示す。
【0065】 比較例6 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 (重量平均分子量 105000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン 3重量部 上記処方にて、混練温度を60℃にした以外は実施例2
と同様にして、トナーを作製した。その後、実施例2と
同様に定着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最
後に表1による一覧で示す。
【0066】 実施例3 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 50重量部 (重量平均分子量 350000) スチレン−n−ブチルメタクリレート共重合体 33重量部 (重量平均分子量 39000) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を加熱2本ロールを用いて110℃で低温混
練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのトナ
ー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シリ
カ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)0.
4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナー
と、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコー
ン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量部
の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様にして定
着性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1
による一覧で示す。
【0067】 実施例4 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 53重量部 (重量平均分子量 280000) スチレン−2エチルヘキシルアクリレート−nブチルメタクリレート共重合体 (重量平均分子量 31000) 30重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を加熱2本ロールを用いて100℃で低温混
練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのトナ
ー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シリ
カ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)0.
4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナー
と、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコー
ン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量部
の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着性
及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1によ
る一覧で示す。
【0068】 実施例5 (トナー処方) ポリエステル樹脂 68重量部 (重量平均分子量182000 THF不溶分20% 酸価3mgKOH/mg) ポリエステル樹脂 15重量部 (重量平均分子量 53000 THF不溶分0% 酸価5mgKOH/mg) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 ライスワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて60℃で低
温混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmの
トナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、
シリカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
0.4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコ
ーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量
部の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着
性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1に
よる一覧で示す。
【0069】 実施例6 (トナー処方) ポリエステル樹脂 60重量部 (重量平均分子量 75000 THF不溶分40%) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 20重量部 (重量平均分子量 71000 THF不溶分25%) シリカ微粉末(クラリアントジャパン:R−972) 3重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて100℃で
混練し、粉砕、分級し重量平均粒径10.5μmとした
後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ微粉末(R−97
2:クラリアントジャパン製)0.4重量部を混合し、
本発明のトナーを得た。本トナーと、平均粒径80μm
の球形フェライト粒子にシリコーン樹脂コートしたキャ
リアで、トナー濃度4.0重量部の現像剤を調製した。
その後、実施例2と同様に定着性及び粒状度の評価を行
った。評価結果は最後に表1による一覧で示す。
【0070】 実施例7 (トナー処方) ポリエステル樹脂 60重量部 (重量平均分子量 142000 THF不溶分10%) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 20重量部 (重量平均分子量 45000 THF不溶分15%) シリカ微粉末(クラリアントジャパン:R−972) 3重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて90℃で混
練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのトナ
ー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シリ
カ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)0.
4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナー
と、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコー
ン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量部
の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着性
及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1によ
る一覧で示す。
【0071】 実施例8 (トナー処方) ポリエステル樹脂 68重量部 (重量平均分子量182000 THF不溶分5% 酸価35mgKOH/mg) ポリエステル樹脂 15重量部 (重量平均分子量 53000 THF不溶分0% 酸価5mgKOH/mg) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 ライスワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて60℃で低
温混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmの
トナー母体粒子とした後ヘンシェルミキサーを用い、シ
リカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
0.4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコ
ーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量
部の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着
性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1に
よる一覧で示す。
【0072】 実施例9 (トナー処方) ポリエステル樹脂 63重量部 (重量平均分子量 182000 THF不溶分20%) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 20重量部 (重量平均分子量 71000 THF不溶分25%) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて120℃で
混練し、粉砕、分級し重量平均粒径10.5μmとした
後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ微粉末(R−97
2:クラリアントジャパン製)0.4重量部を混合し、
本発明のトナーを得た。本トナーと、平均粒径80μm
の球形フェライト粒子にシリコーン樹脂コートしたキャ
リアで、トナー濃度4.0重量部の現像剤を調製した。
その後、実施例2と同様に定着性及び粒状度の評価を行
った。評価結果は最後に表1による一覧で示す。
【0073】 実施例10 (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 45重量部 (重量平均分子量 280000) スチレン−2エチルヘキシルアクリレート−n− ブチルメタクリレート共重合体(重量平均分子量 31000)15重量部 磁性体(戸田工業:EPT−1000) 30重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 5重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 3重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて130℃で
混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのト
ナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シ
リカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
0.4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコ
ーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量
部の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着
性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1に
よる一覧で示す。
【0074】 実施例11 (トナー処方) ポリエステル樹脂 60重量部 (重量平均分子量 88000 THF不溶分55%) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 20重量部 (重量平均分子量 59000 THF不溶分45%) シリカ微粉末(クラリアントジャパン:R−972) 3重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて120℃で
混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのト
ナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シ
リカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
0.4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコ
ーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量
部の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着
性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1に
よる一覧で示す。
【0075】 実施例12 (トナー処方) ポリエステル樹脂 83重量部 (重量平均分子量182000 THF不溶分30% 酸価55mgKOH/mg) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(有機ジルコニウム化合物) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて130℃で
混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのト
ナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シ
リカ微粉末(R−972:クラリントジャパン製)0.
4重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナー
と、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコー
ン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量部
の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着性
及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1によ
る一覧で示す。
【0076】 実施例13 (トナー処方) ポリエステル樹脂 83重量部 (重量平均分子量182000 THF不溶分30% 酸価55mgKOH/mg) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(有機ジルコニウム化合物) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて130℃で
混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径10.5μmのト
ナー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シ
リカ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)
1.5重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーと、平均粒径80μmの球形フェライト粒子にシリコ
ーン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度4.0重量
部の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着
性及び粒状度の評価を行った。評価結果は最後に表1に
よる一覧で示す。
【0077】 実施例14 (トナー処方) ポリエステル樹脂 63重量部 (重量平均分子量 182000 THF不溶分20%) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 20重量部 (重量平均分子量 71000 THF不溶分25%) カーボンブラック(三菱化成 #44) 10重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス 5重量部 以上の処方を2軸エクストルーダーを用いて120℃で
混練し、粉砕、分級し、重量平均粒径6.5μmのトナ
ー母体粒子とした後、ヘンシェルミキサーを用い、シリ
カ微粉末(R−972:クラリアントジャパン製)1.
5重量部を混合し、本発明のトナーを得た。本トナー
と、平均粒径50μmの球形フェライト粒子にシリコー
ン樹脂コートしたキャリアで、トナー濃度5.0重量部
の現像剤を調製した。その後、実施例2と同様に定着性
及び粒状度の評価を行った。評価結果は下記の表1によ
る一覧で示す。
【0078】
【表1】
【0079】
【発明の効果】本発明の画像形成方法によれば、トナー
像を加熱ローラ定着する際に、ローラの表面温度が変化
しても定着前後のトナー像の体積及び面積の変化が抑制
され、また、本発明の画像形成方法はトナー像の定着性
に優れる。そのために、常に安定した画像品質の画像を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成方法に用いる定着装置の一
例の概略断面図である。
【図2】 本発明の画像形成方法に用いる定着装置の別
の例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 金属シリンダー(定着ローラ) 4 オフセット防止層(定着ローラ) 5 加熱ランプ(定着ローラ) 6 金属シリンダー(加圧ローラ) 7 オフセット防止層(加圧ローラ) 8 加熱ランプ(加圧ローラ) 21 定着ローラ 22、27 弾性層 23 樹脂表層 24 加熱手段 25 加圧ローラ 26、30 芯金 28 離型層 29 温度検知手段 T トナー像 S 支持体(転写紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧ヶ谷 敏明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 古市 泰 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 裕 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 葛西 正 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA02 AA06 AA08 CA08 CB13 DA01 EA03 EA05 EA10 FB02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー成分として少なくとも樹脂及びワ
    ックスから成るトナーによる像を担持した支持体を、2
    本のローラの間を通過させることによって該トナー像の
    加熱定着を行う加熱ローラ定着装置において、ローラ通
    過前後で、下記式で表される、トナー像の体積変化率V
    tが30%以下でありかつ面積変化率Stが20%以下
    であることを特徴とする画像形成方法。 Vt={(ローラ通過前のトナー体積)−(ローラ通過
    後のトナー体積)}/ローラ通過前のトナー体積×10
    0 St={(ローラ通過後のトナー面積)−(ローラ通過
    前のトナー面積)}/ローラ通過前のトナー面積×10
  2. 【請求項2】 上記トナーの100℃に於ける溶融粘度
    をη100、120℃に於ける溶融粘度をη120とし
    たときη100とη120が下記の式を満たすことを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成方法。 η100/η120=6〜10
  3. 【請求項3】 上記η100が1×10〜4×10
    Pa・s、上記η120が1×10〜5×10Pa
    ・sであること特徴とする請求項2に記載の画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 上記樹脂が、THF不溶分を10〜80
    %含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 上記樹脂として酸価10〜100mgK
    OH/mgのポリエステル樹脂を50重量%以上含有す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 上記樹脂として酸価10〜100mgK
    OH/mgのポリエステル樹脂と非相溶の樹脂を50重
    量%以下含有することを特徴とする請求項5に記載の画
    像形成方法。
  7. 【請求項7】 上記トナー成分として磁性体微粒子を含
    有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に
    記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 上記トナー成分として無機微粉末を内添
    することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記
    載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 上記トナー成分の極性制御剤として有機
    ジルコニウム化合物を含有することを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 上記トナーの外部添加剤として無機微
    粉末を1.0重量%以上外添することを特徴とする請求
    項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 上記トナーとして重量平均粒径4〜1
    0μmのトナーを用いることを特徴とする請求項1〜1
    0のいずれか一項に記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 トナー像を担持した支持体を、2本の
    ローラの間を通過させることによってトナー像の加熱定
    着を行う加熱ローラ定着装置を用いる画像形成方法に用
    いられるトナーであって、該トナーがトナー成分として
    少なくとも樹脂及びワックスから成り、ローラ通過前後
    で、下記式で表される、トナー像の体積変化率Vtが3
    0%以下でありかつ面積変化率Stが20%以下である
    ことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 Vt={(ローラ通過前のトナー体積)−(ローラ通過
    後のトナー体積)}/ローラ通過前のトナー体積×10
    0 St={(ローラ通過後のトナー面積)−(ローラ通過
    前のトナー面積)}/ローラ通過前のトナー面積×10
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の静電荷像現像用ト
    ナーが充填されたことを特徴とするトナーカートリッ
    ジ。
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