JP2003098691A - レジスト除去用組成物及びこれを利用したレジスト除去方法 - Google Patents

レジスト除去用組成物及びこれを利用したレジスト除去方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストだけでなくポリマーのようなエッチ
ング副産物の除去力に優れ、下部膜を損傷させず、脱イ
オン水リンス後に残査及び残留物が残らないように適当
な粘度を有する組成物を提供する。 【解決手段】 アルコキシN−ヒドロキシアルキルアル
カンアミドと、膨潤剤とを含み、必要に応じて双極子モ
ーメントが3以上の極性物質、損傷防止剤及びアルカノ
ールアミンからなる群より選択される一以上の化合物を
さらに含むことを特徴とするレジスト除去用組成物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレジスト及びエッチ
ング副産物除去用組成物及びこれを利用したレジストま
たはエッチング副産物除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を製造するための多様な工
程、例えば乾式エッチング工程またはイオン注入工程な
どを実施した後には、マスクとして使われたレジストパ
ターンを除去しなければならない。また、レジストパタ
ーンがミスアラインされた場合にも新しいレジストパタ
ーンを形成するためにこれを除去しなければならない。
【0003】レジスト除去工程の主要問題は、下部膜を
損傷させずにできるだけ速くレジスト及びエッチング副
産物などを基板表面から完全に除去できるかどうか、で
ある。一般に、レジスト除去工程は、アッシング工程の
ような乾式ストリッピング工程と、有機除去剤を使用す
る湿式ストリッピング工程との組合わせで進行される。
湿式ストリッピング工程は、乾式ストリッピング工程の
アッシング工程時に完全に除去されず残存するレジスト
や、エッチング副産物のような不純物を集積回路基板の
表面から除去することである。ここでエッチング副産物
とは、例えばタングステン、アルミニウム、銅、チタン
またはチタン窒化物で構成された断層もしくは多層配線
パターンなど様々なパターンを形成するためのエッチン
グ工程、これらの配線パターンを露出させるコンタクト
ホールもしくはビアホールを形成するためのエッチング
工程、または、アッシング工程時に生じる物質をいう。
【0004】除去されねばならない主要なエッチング副
産物としては、プラズマエッチングまたは反応性イオン
エッチング(RIE)工程時にレジストパターンを構成
する炭素、水素、酸素などの成分と配線物質とがプラズ
マと反応して形成された有機ポリマー、エッチング工程
またはアッシング工程時に配線物質がレジストパターン
とコンタクトホールまたはビアホールとの側壁にバック
スパッタリングされて形成された有機金属性ポリマー、
および、配線パターン下部の絶縁膜がオーバーエッチン
グされつつバックスパッタリングされて形成された絶縁
物または金属性酸化物、などがある。
【0005】このようなレジストまたはエッチング副産
物を除去するための組成物(以下、除去用組成物とい
う)が、米国特許番号第6,242,400号及び6,
221,818号に開示されている。これらに開示され
ている除去用組成物は、主要構成成分としてヒドロキシ
ルアミン(NH2OH)やモノエタノールアミンのよう
な塩基性アミン還元剤、極性溶媒、及び、カテコールの
ような有機酸を含むものである。
【0006】しかしながら、従来の除去用組成物を構成
する塩基性アミン還元剤は、還元力が比較的弱いため
に、配線またはコンタクトホール形成時に生成されるエ
ッチング副産物(金属酸化物または有機金属性ポリマ
ー)を完全に除去できない。そこで、アッシング工程前
の前処理段階として、基板を硝酸溶液で処理する段階が
必要となる。
【0007】加えて、従来の除去用組成物は主に有機成
分より構成されており、粘度が高いため、脱イオン水だ
けで基板をリンスしても組成物を完全に除去することが
できない問題がある。このような場合、基板に残存した
除去用組成物は、有機性汚染として作用する傾向があ
る。
【0008】また従来の除去用組成物は、除去用組成物
に晒される下部膜、特に配線膜を腐食させやすく、配線
パターンのプロファイルを変形(例:アンダーカット形
成)させる可能性がある。したがって、イソプロピルア
ルコール(以下、IPAとも称する)のようなアルコー
ル系リンス剤を使用するリンス工程を追加で実施しなけ
ればならない。
【0009】したがって、エッチング副産物であるポリ
マーの除去力を強化するために、アッシング前処理段階
として硝酸処理段階を実施したり、配線膜腐食を防止す
るために脱イオン水のリンス工程前にIPAリンス工程
をさらに実施したりする必要がある。そのために、レジ
スト除去工程が複雑になり、工程時間が長くなり、生産
性が低下する問題がある。また、前処理物質(硝酸)及
び後処理物質(IPA)を使用しなければならないため
に、生産コストが増大する。さらに前処理及び後処理を
実施するための槽(バス)をそれぞれ必要とするので、
レジスト除去装置が大型化してしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レジ
ストだけでなく、上述した有機ポリマー、有機金属性ポ
リマー及び金属酸化物のようなエッチング副産物の除去
能力に優れ、下部膜に損傷を与えないだけでなく、リン
ス後に残査及び残留物が残らない特性を有する除去用組
成物を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、前記除去用組成物を
使用してレジストまたはエッチング副産物を除去する方
法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、レジスト
除去用組成物に、アルコキシN−ヒドロキシアルキルア
ルカンアミドおよび膨潤剤を含ませることによって、レ
ジスト及びポリマー副産物の剥離及び溶解に非常に効果
的に作用することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0013】すなわち本発明は以下のように構成され
る。 (1) アルコキシN−ヒドロキシアルキルアルカンア
ミドと、膨潤剤とを含むことを特徴とするレジスト除去
用組成物。 (2) 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキルアルカ
ンアミドは下記化学式(1):
【0014】
【化3】
【0015】(式中、R1は水素原子、炭素数1〜5の
炭化水素基であり、R2、R3及びR4はそれぞれ独立し
て炭素数1〜5の炭化水素基である。)で示される、
(1)に記載の組成物。 (3) 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキルアルカ
ンアミドの含量が、組成物全質量を基準として10〜7
0質量%である、(1)または(2)に記載の組成物。 (4) 前記膨潤剤はヒドロキシルアミン塩である、
(1)〜(3)のいずれか一つに記載の組成物。 (5) 前記ヒドロキシルアミン塩はヒドロキシルアミ
ン硫酸塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ヒドロキシルア
ミン硝酸塩、ヒドロキシルアミン燐酸塩、ヒドロキシル
アミンシュウ酸塩、ヒドロキシルアミンクエン酸塩また
はこれらの混合物である、(4)に記載の組成物。 (6) 前記ヒドロキシルアミン塩はヒドロキシルアミ
ン硫酸塩である、(5)に記載の組成物。 (7) 前記膨潤剤の含量が、組成物全質量を基準とし
て0.01〜30質量%である、(1)〜(6)のいず
れか一つに記載の組成物。 (8) 双極子モーメントが3以上の極性物質をさらに
含む、(1)〜(7)のいずれか一つに記載の組成物。 (9) 前記極性物質は水、メタノールまたはジメチル
スルホキシドである、(8)に記載の組成物。 (10) 前記極性物質の含量が、組成物全質量を基準
として0.01〜60質量%である、(8)または
(9)に記載の組成物。 (11) 損傷防止剤をさらに含む、(1)〜(10)
のいずれか一つに記載の組成物。 (12) 前記損傷防止剤は、ベンゾトリアゾール、カ
テコール、没食子酸、または、酢酸、クエン酸、乳酸及
びコハク酸からなる群より選択される脂肪族カルボン酸
である、(11)に記載の組成物。 (13) 前記損傷防止剤はベンゾトリアゾールであ
る、(12)に記載の組成物。 (14) 前記損傷防止剤の含量が、組成物全質量を基
準として0.01〜30質量%である、(11)〜(1
3)のいずれか一つに記載の組成物。 (15) 下記化学式(2):
【0016】
【化4】
【0017】(式中、R5は水素原子または炭素数1〜
5の炭化水素基であり、R6は炭素数1〜5の炭化水素
基である。)で示されるアルカノールアミンをさらに含
む、(1)〜(14)のいずれか一つに記載の組成物。 (16) 前記アルカノールアミンの含量が、組成物全
質量を基準として0.01〜30質量%である、(1
5)に記載の組成物。 (17) 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキルアル
カンアミド10〜70質量%と、前記膨潤剤としてヒド
ロキシルアミン塩0.01〜30質量%と、双極子モー
メントが3以上の極性物質0.01〜60質量%と、を
含む、(1)に記載の組成物。 (18) 0.01〜30質量%の損傷防止剤をさらに
含む、(17)に記載の組成物。 (19) 0.01〜30質量%のアルカノールアミン
をさらに含む、(17)に記載の組成物。 (20) フォトレジスト、有機ポリマーまたは有機金
属性ポリマーを除去することを特徴とする、(1)〜
(19)のいずれか一つに記載の組成物。 (21) レジスト膜が形成されている基板を提供する
段階と、前記基板を(1)〜(20)のいずれか一つに
記載のレジスト除去用組成物と接触させて前記基板から
前記レジスト膜を除去する段階と、を含むことを特徴と
するレジスト除去方法。
【0018】本発明のレジスト除去用組成物は、レジス
ト除去力に優れるだけでなく上述した有機ポリマー、有
機金属性ポリマー及び金属酸化物のようなエッチング副
産物を効果的に除去できる。また、除去用組成物に露出
される下部膜を損傷させることがなく、かつ脱イオン水
でリンスするのに適当な粘度を有しているため、残査及
び有機性残膜などが残留しない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレジストまた
はエッチング副産物除去用組成物(以下、単に除去用組
成物ともいう)及びこれを利用したレジストまたはエッ
チング副産物除去方法について詳細に説明する。なお本
明細書で使用する「質量%」は、各構成要素の比重を1
と仮定して計算した値である。
【0020】以下、本発明において用いられる「レジス
ト」という用語は、フォトレジストだけではなく、エッ
チング副産物及びその他の高分子物質を含むものとす
る。本発明において「エッチング副産物」とは、上述し
たように、プラズマエッチングまたは反応性イオンエッ
チング(RIE)工程時にレジストパターンを構成する
炭素、水素、酸素などの成分と配線物質とがプラズマと
反応して形成された有機ポリマー、エッチング工程また
はアッシング工程時に配線物質がレジストパターンとコ
ンタクトホールまたはビアホールとの側壁にバックスパ
ッタリングされて形成された有機金属性ポリマー、およ
び、配線パターン下部の絶縁膜がオーバーエッチングさ
れつつバックスパッタリングされて形成された絶縁物ま
たは金属性酸化物、などを含むものである。また、本発
明において「他の高分子」とは、半導体素子または平板
ディスプレー素子製造時に適用されるフォトレジスト以
外の有機高分子物質、例えばポリイミド物質などを含む
ものである。さらに本発明において「レジスト除去用組
成物」とは、フォトレジストだけではなく、前記エッチ
ング副産物及びその他の高分子物質を除去するための組
成物のことをいう。
【0021】本発明のレジスト除去用組成物は、アルコ
キシN−ヒドロキシアルキルアルカンアミドと、膨潤剤
とを含むことを特徴とする。
【0022】本発明においてアルコキシN−ヒドロキシ
アルキルアルカンアミドは、好ましくは、下記化学式
(1)で示される構造を有するアルコキシN−ヒドロキ
シアルキルアルカンアミドである。
【0023】
【化5】
【0024】式中、R1は水素原子または炭素数1〜5
のアルキル基であり、R2及びR3はそれぞれ独立して炭
素数1〜5のアルキレン基であり、R4は炭素数1〜5
のアルキル基である。
【0025】R1及びR4における前記炭素数1〜5のア
ルキル基としては、直鎖状、分岐状または環状のアルキ
ル基を含み、具体的には、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−
ブチル基、シクロブチル基、n−ペンチル基、イソペン
チル基、シクロペンチル基などが挙げられ、好ましく
は、メチル基である。
【0026】R2およびR3における前記炭素数1〜5の
アルキレン基として具体的には、メチレン基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基が挙げら
れ、好ましくはエチレン基である。
【0027】このようなアルコキシN−ヒドロキシアル
キルアルカンアミドとして具体的には、R1は水素原子
であり、R2およびR3はエチレン基であり、R4はメチ
ル基である化合物が、レジスト及びポリマー副産物の剥
離及び溶解に非常に効果的に作用し得るため好ましい。
【0028】以上説明したようなアルコキシN−ヒドロ
キシアルキルアルカンアミドを含む本発明のレジスト除
去用組成物は、次のようなメカニズムによりレジストお
よびエッチング副産物などを効果的に除去するものと考
えられる。
【0029】まず、前記アルコキシN−ヒドロキシアル
キルアルカンアミドは、水酸基(−OH)、アルコキシ
ル基(−OR4)及びカルボニル基を含むものであり、
これらの基が、レジスト及びポリマー副産物の剥離及び
溶解に非常に効果的に作用していると考えられる。
【0030】さらに前記アルコキシN−ヒドロキシアル
キルアルカンアミドは、下記反応式1のように有機金属
性ポリマーなどと反応して基板表面から有機金属性ポリ
マーなどを容易に除去する。
【0031】
【化6】
【0032】反応式1中、Mpは有機金属性ポリマーを
示す。
【0033】本発明の除去用組成物において、前記アル
コキシN−ヒドロキシアルキルアルカンアミドの含量
は、組成物全質量を基準として好ましくは10〜70質
量%、より好ましくは35〜50質量%である。前記ア
ルコキシN−ヒドロキシアルキルアルカンアミドの含量
が10質量%未満の場合、添加効果が低くなる恐れがあ
り、一方で70質量%を超過する場合、添加量に見合っ
た効果が得られない恐れがある。
【0034】本発明の除去用組成物において前記膨潤剤
とは、膨潤作用及び還元作用を有する物質であればよい
が、好ましくはヒドロキシルアミン塩である。当該ヒド
ロキシルアミン塩としては、ヒドロキシルアミン硫酸
塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ヒドロキシルアミン硝
酸塩、ヒドロキシルアミン燐酸塩、ヒドロキシルアミン
シュウ酸塩、ヒドロキシルアミンクエン酸塩またはこれ
らの混合物が挙げられ、これらはいずれも優れた膨潤作
用及び還元作用を有するため好ましい。なかでも特に、
ヒドロキシルアミン硫酸塩がより優れた膨潤作用及び還
元作用を有するため好ましい。また、炭素数1〜5のア
ルキル基が置換されたヒドロキシルアミン塩、例えばN
−メチルヒドロキシルアミン、N−エチルヒドロキシル
アミン、N−プロピルヒドロキシルアミン、N−ブチル
ヒドロキシルアミン、N−ペンチルヒドロキシルアミン
などの硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、燐酸塩、シュウ酸塩ま
たはクエン酸塩なども使用可能である。
【0035】本発明において上述したようなヒドロキシ
ルアミン塩は、膨潤作用及び還元作用によりポリマー副
産物の除去力を向上させる作用がある。一方、ヒドロキ
シルアミン塩溶液は、レジスト除去用組成物の粘度を、
脱イオン水で除去し易い粘度にすることができる。脱イ
オン水で除去容易な粘度とは、具体的には20cp以下
であることが好ましい。
【0036】本発明の除去用組成物において、前記膨潤
剤の含量は、組成物全質量を基準として好ましくは0.
01〜30質量%、より好ましくは6〜13質量%であ
る。前記膨潤剤の含量が0.01質量%未満の場合、添
加効果が低くなる恐れがあり、一方で30質量%を超過
する場合、添加量に見合った効果が得られない恐れがあ
る。
【0037】本発明の除去用組成物は、必要に応じて、
双極子モーメントが3以上の極性物質、損傷防止剤、お
よび、アルカノールアミンからなる群より選択される一
以上の化合物をさらに含むことができる。以下、それぞ
れについて説明する。
【0038】前記双極子モーメントが3以上の極性物質
は、交差結合されたポリマー及びレジストに対して高い
溶解度を示す。すなわち、本発明の除去用組成物にこの
ような極性物質をさらに添加することによって、レジス
トパターンの側壁及び露出された下部膜表面に強く結合
しているポリマーを効果的に除去でき、レジストも容易
に除去できる。
【0039】前記双極子モーメントが3以上の極性物質
として具体的には、水、メタノールまたはジメチルスル
ホキシドが挙げられ、いずれも本発明において好ましく
使用でき、より好ましくは水である。
【0040】前記双極子モーメントが3以上の極性物質
の含量は、組成物全質量を基準として好ましくは0.0
1〜60質量%、より好ましくは25〜45質量%であ
る。前記極性物質の含量が0.01質量%未満の場合、
添加効果が低くなる恐れがあり、一方で60質量%を超
過する場合、添加量に見合った効果が得られない恐れが
ある。
【0041】前記損傷防止剤は、集積回路基板の表面に
露出している配線膜の腐食または損傷を防止する作用を
有する。その作用を説明すると、集積回路基板の表面に
露出している配線パターンの表面の大部分には、金属性
酸化膜が形成されることが多い。これら金属性酸化膜が
還元剤と反応して金属イオンに転換すると、損傷防止剤
がこの金属イオンとキレート反応を起こしてキレート化
合物を形成する。その結果、露出している金属配線パタ
ーンの表面が安定したキレート化合物で覆われた状態に
なるので、配線パターンの腐食または損傷を効果的に防
止することができる。さらに前記損傷防止剤は、上記腐
食または損傷防止効果に加えて、有機金属性ポリマーに
対する溶解剤としても機能するため、本発明において好
ましく使用される。
【0042】前記損傷防止剤としては、芳香族化合物や
脂肪族カルボン酸化合物が適している。具体的には、芳
香族化合物として、ベンゾトリアゾール、カテコールま
たは没食子酸が好ましく、脂肪族カルボン酸化合物とし
て、酢酸、クエン酸、乳酸またはコハク酸が好ましい。
このうちベンゾトリアゾールが損傷防止剤として最も好
ましい。
【0043】前記損傷防止剤の含量は、組成物全質量を
基準として好ましくは0.01〜30質量%、より好ま
しくは1〜15質量%である。前記損傷防止剤の含量が
0.01質量%未満の場合、添加効果が低くなる恐れが
あり、一方で30質量%を超過する場合、添加量に見合
った効果が得られない恐れがある。
【0044】また、前記アルカノールアミンを本発明の
除去用組成物にさらに添加することによって、上述した
ような有機ポリマーまたは有機金属性ポリマーの除去力
を効果的に向上させることができる。
【0045】前記アルカノールアミンとしては、下記化
学式2で示される炭素数1〜10のモノアルカノールア
ミンが最も適している。
【0046】
【化7】
【0047】式中、R5は水素原子または炭素数1〜5
の炭化水素基であり、R6は炭素数1〜5の二価の炭化
水素基である。R5における前記炭素数1〜5の炭化水
素基としては、前記化学式1のR1およびR4の説明にお
いて列挙した炭化水素基と同様であるので記載を省略す
る。R5として好ましくは、水素原子である。なお、上
記アルカノールアミンだけでなく、モノアルカノールア
ミン、ジアルカノールアミンまたはトリアルカノールア
ミンも使用可能である。
【0048】R6における二価の炭素数1〜5の炭化水
素としては、前記化学式1のR2およびR3の説明におい
て列挙した二価の炭化水素基と同様であるので記載を省
略する。R6として好ましくはエチレン基である。
【0049】化学式(2)で示されるアルカノールアミ
ンとして具体的には、R5が水素原子であり、R6がエチ
レン基であるモノエタノールアミンであり、本発明にお
いて好ましく用いられる。
【0050】前記アルカノールアミンの含量は、組成物
全質量を基準として好ましくは0.01〜30質量%、
より好ましくは1〜10質量%である。前記アルカノー
ルアミンの含量が0.01質量%未満の場合、添加効果
が低くなる恐れがあり、一方で30質量%を超過する場
合、添加量に見合った効果が得られない恐れがある。
【0051】本発明のレジスト除去用組成物は、レジス
ト除去力に優れるだけでなく、上述した有機ポリマー、
有機金属性ポリマー及び金属酸化物のようなエッチング
副産物を効果的に除去できる。また、除去用組成物に露
出される下部膜を損傷させることがなく、かつ脱イオン
水でリンスするのに適当な粘度を有しているため、残査
及び有機性残膜などが残留しない。
【0052】下記表1に、本発明のレジスト除去用組成
物の各成分の組み合わせおよび質量比を規定した、好ま
しい実施形態1〜8を示す。
【0053】
【表1】
【0054】上記実施形態1〜8のレジスト除去用組成
物は、上記のように成分を組み合わせることによって、
レジストに加えて、上述した有機ポリマー、有機金属性
ポリマー及び金属酸化物のようなエッチング副産物を効
果的に除去できる。また好ましくは上記表1に記載の質
量範囲(より好ましくはカッコ内に記載の範囲)で各成
分を混合することによって、除去用組成物に露出される
下部膜、例えば配線に対する損傷を最小化することがで
き、かつ脱イオン水でリンスするのに適当な粘度にする
ことができる。
【0055】上述した実施形態のなかでも、より好まし
くは膨潤剤としてヒドロキシルアミン塩を用いた場合の
実施形態2のレジスト除去用組成物であり、さらにより
好ましくは膨潤剤としてヒドロキシルアミン塩を用いた
場合の実施形態5のレジスト除去用組成物であり、最も
好ましくは膨潤剤としてヒドロキシルアミン塩を用いた
場合の実施形態8のレジスト除去組成物であり、レジス
ト及びポリマー除去力が最も優れ、レジスト下部膜とし
て金属膜がある場合に金属膜を損傷させず、脱イオン水
で完全に除去することができ、残査及び有機性残膜を残
さない、という長所がある。
【0056】損傷防止剤を含まない実施形態1、2、4
および6は、配線膜など、除去用組成物により損傷しう
る物質が除去用組成物に晒されない場合には他の損傷防
止剤を含む除去用組成物と同じ効果を示す。また、双極
子モーメントが3以上の極性物質を含まない実施形態
1、3、4および7は、除去されねばならないポリマー
の量が極少量である場合、またはポリマー除去の前処理
工程を実施した場合には他の組成物と同じ効果を示しう
る。同じく、除去されねばならないポリマーの量が極少
量である場合、アルカノールアミンを含まない実施形態
1、2、3および5も他の実施形態と同様の効果を示し
うる。したがって、本発明の除去用組成物は、除去され
るレジストやポリマー等の種類、量に応じて、適切な組
成を選択することが好ましい。
【0057】上述したように本発明のレジスト除去用組
成物は、レジスト除去力が優秀なだけでなく、上述した
有機ポリマー、有機金属性ポリマー及び金属酸化物のよ
うなエッチング副産物を容易に除去できる。これに加え
て本発明の除去用組成物は、レジスト除去用組成物に露
出される下部膜、例えば配線膜を損傷させず、かつ、脱
イオン水で完全に除去されて基板に残留しない。その
上、本発明の除去用組成物は、既存の除去用組成物を構
成する物質に比べて、コストの低い化合物で構成されて
いるため、経済面での長所がある。
【0058】一方、本発明の除去用組成物は、ポリマー
除去力に優れるため、半導体素子または平板ディスプレ
ー素子製造時に適用されるフォトレジスト以外の有機高
分子物質、例えばポリイミド物質を除去するための工程
にも有用に適用できる。
【0059】レジスト除去方法 本発明のレジスト除去用組成物を使用してレジストを除
去する段階を、図1を参照して説明する。図1は、本発
明のレジスト除去用組成物を用いてレジストまたはエッ
チング副産物を除去する方法を示すフローチャートであ
る。
【0060】まず写真工程を通じてレジストパターンを
形成する。次いで、該レジストパターンをマスクとして
使用して半導体素子を完成するための様々な工程、例え
ば、エッチング(乾式または湿式)工程またはイオン注
入工程などを実施する。
【0061】次いでレジストパターンが形成された基板
に対して乾式ストリッピング工程としてアッシング工程
を実施する(100)。次に本発明のレジスト除去用組
成物と接触させてレジスト、ポリマー及び有機金属性ポ
リマーを除去する湿式ストリッピング工程を実施する
(110)。レジスト除去用組成物と接触させる方法
は、レジスト除去用組成物をバスに仕込んだ後、ここに
基板を浸漬して接触させる方法や、レジスト除去用組成
物を基板上にスプレーして接触させる方法が挙げられる
がこれらに限定されない。好ましくは、浸漬して接触さ
せる方法する方法である。
【0062】本発明のレジスト除去用組成物を使用する
場合、レジスト除去段階は70℃以下の低温で実施する
ことが好ましく、より好ましくは常温〜70℃、さらに
より好ましくは45〜70℃の温度である。接触時間は
特には限定されないが、10〜30分が適当である。
【0063】本発明のレジスト除去用組成物により除去
されうるレジストは、既存のi−ライン(365nm)
用レジスト及びKrFエキシマレーザー(248nm)
用レジストだけでなく、ArFエキシマレーザー(19
3nm)用レジストまたはF 2エキシマレーザー(15
7nm)のように短波長露光源用レジストにも適用可能
である。
【0064】レジスト除去が完了した後、基板表面に残
留するレジスト除去用組成物及び溶解したレジストをリ
ンスする段階を実施する(120)。当該リンスは、特
には限定されないが、好ましくは脱イオン水を使用して
実施し、必要に応じて2段階で実施する。最後に基板を
スピンドライ法またはイソプロピルアルコールを使用す
る乾燥法で乾燥させて基板表面に残っている脱イオン水
を除去する(130)。
【0065】乾燥段階130まで完了した基板は次の工
程へ移送される。後続工程で再びレジストを使用する場
合には、目的とする工程が完了した後、再び図1の工程
を経て使われたレジストを除去する。このように単位工
程とレジスト除去工程とを繰り返し行うことによって、
半導体素子を完成する。
【0066】以上説明したように、本発明のレジスト除
去用組成物はレジスト除去力だけでなく上述した有機ポ
リマー、有機金属性ポリマー及び金属酸化物の除去力が
優秀である。したがって本発明の除去用組成物を、従来
の有機ストリッパーで十分に除去されない副産物が生成
し得る工程に適用することによって、レジスト除去前処
理段階を省略することができる。また本発明の除去用組
成物を適用することによって、レジスト下部膜の損傷を
防止し、残査及び有機性残膜を残さないので、レジスト
除去後処理段階も省略することができる。したがって、
従来の除去工程に比べて非常に単純化した工程でレジス
トを完全に除去でき、さらに、レジスト除去装置におい
て、レジスト除去前処理段階及び後処理段階に必要なバ
ス等が必要ないためにレジスト除去装置を単純化するこ
とができる。さらに前処理及び後処理段階に使われる物
質(例:硝酸及びIPA)が必要ないので、半導体素子
の生産性を顕著に向上させうる。
【0067】本発明に係るより詳細な内容は、以下の具
体的な実施例を通じて説明され、ここに記載されない内
容は当業者であれば十分に技術的に類推できるものであ
るので記載を省略する。
【0068】
【実施例】本発明は以下に開示される実施例に限定され
るのではなく、相異なる多様な形で具現され得るもので
ある。従って以下の実施例は本発明の開示を完全にし、
当業者に発明の範囲を知らせるために提供されるもので
ある。一方、本明細書で使用されている単位「質量%」
は、各構成要素の比重を1と仮定して計算した値であ
る。
【0069】<実施例1>実施例1において、本発明の
相異なる組成のレジスト除去用組成物のポリマー除去力
を試験した。まず、本発明の除去用組成物を処理するた
めのウェーハを次のようにして用意した。まず、基板を
準備した。該基板上に、各々BPSG(Borophosphosil
icate glass)膜を5000Åの厚さに形成した。次
に、得られたBPSG膜上に、チタン膜とチタン窒化膜
とを各々200Åの厚さに形成した後、これらの膜をア
ニーリングした。さらに該基板上にアルミニウム膜を6
000Åの厚さに蒸着した後、該基板をフローさせた。
得られたアルミニウム膜上に、キャッピング層としてチ
タン窒化膜をさらに形成した後、層間絶縁膜を1000
0Åの厚さに形成した。次に、得られた層間絶縁膜上に
ArF用レジスト組成物を約0.3μmの厚さにコーテ
ィングした。その後、得られた基板を130℃の温度で
90秒間ソフトベーキングし、ArFエキシマレーザー
ステッパー(ISI社製;NA=0.6、σ=0.7)
を用いて露光した後、120℃の温度で90秒間露光し
てからベーキングを実施した後、2.38質量%テトラ
メチルアンモニア(TMAH)溶液を用いて約60秒間
現像し、ビアホールを定義するレジストパターンを形成
した。得られたレジストパターンをマスクとして使用し
て緩衝化された酸化膜エッチング液で層間絶縁膜をエッ
チングし、大きさが400〜500μmのビアホールを
形成し、試験用ウェーハを得た。得られた各ウェーハに
対してアッシング工程を実施し、該ウェーハを表2に示
されるようなそれぞれ異なる組成物が仕込まれている複
数の槽に浸漬した。なお、バスの温度は60℃に維持さ
れた。20分間浸漬した後、ウェーハを脱イオン水で5
分間リンス及び乾燥させた後、走査電子顕微鏡(以下、
SEM)で結果物のレジストおよびポリマー除去程度を
確認した。結果を下記表2に示す。なお表2中、「HA
S」はヒドロキシルアミン硫酸塩、「MHPA」はメト
キシN−ヒドロキシエチルプロパンアミド、「BTA」
はベンゾトリアゾール、「MEA」はモノエタノールア
ミンの略称である。
【0070】
【表2】
【0071】表2に記載の観察結果は、各ウェーハをS
EMで観察した結果であって、残留するポリマー及びレ
ジストの相対的な量により評価したものである。表2
中、良好な状態(○)とは従来の有機ストリッパー(以
下Aストリッパー)を使用する場合とほぼ類似した状態
であり、より良好な状態(◎)とは従来のAストリッパ
ーを使用する場合より改善された状態であり、最も良好
な状態(()とは従来のAストリッパーを使用する場合
より顕著に改善された状態である。
【0072】表2に記載されたように、本発明の除去用
組成物のレジスト及びポリマー除去力は、従来のAスト
リッパーのレジスト及びポリマー除去力と同等かあるい
はさらに優秀なことが分かった。
【0073】<実施例2>実施例2において、本発明の
レジスト除去用組成物の配線膜に対する損傷有無を試験
した。実施例2では、実施例1と同じ方法でビアホール
が形成された試験用ウェーハを用意し、下記表3に記載
の相異なる除去用組成物で処理した後、アンダーカット
のような配線膜の損傷有無を観察した。
【0074】
【表3】
【0075】表3から分かるように、本発明の除去用組
成物の多くが、配線膜に対するアンダーカットを全く生
じさせなかった。また微細なアンダーカットが生じたも
のもあるが、従来のAストリッパーを使用する場合に比
べればその程度が非常に少なかった。一方、組成物にM
EAとBTAとが同時に含まれることがアンダーカット
発生防止に効果的であることが分かった。
【0076】<実施例3>実施例3において、本発明の
レジスト除去用組成物と、従来のAストリッパー及び他
の従来の有機ストリッパー(以下、Bストリッパー)と
の、性能を比較した。
【0077】実施例1と同じ方法で大きさが400〜5
00μmのビアホールが形成されたウェーハを用意し
た。該ウェーハにアッシング工程を実施し、その直後の
ビアホールの上面をSEMで撮影した。そのSEM写真
を図2に示す。図2からわかるように、ビアホール上面
には多量のポリマーが残留していた。
【0078】続いて、アッシング工程後のウェーハを、
本発明の除去用組成物に65℃で20分間浸漬した後、
脱イオン水でリンス及び乾燥させた。その後、ビアホー
ルの上面及び断面をSEMで撮影した。そのSEM写真
を図3A(ビアホール上面)およびB(ビアホール断
面)に示す。
【0079】一方、アッシング工程後のウェーハを、A
ストリッパーおよびBストリッパー各々に65℃で20
分間浸漬した後、脱イオン水でリンス及び乾燥させた。
Aストリッパーで処理したビアホールの上面及び断面を
SEMで撮影した。そのSEM写真を図4A(ビアホー
ル上面)およびB(ビアホール断面)に示す。同様に、
Bストリッパーで処理したビアホールの断面をSEMで
撮影した。そのSEM写真を図5に示す。
【0080】図3AおよびBによれば、本発明の除去用
組成物を使用することによってポリマーが完全に除去さ
れ、アルミニウム配線膜にアンダーカットが全く生じな
いことが分かった。一方、図4AおよびBによれば、A
ストリッパーを使用すると、ポリマーが残存してアンダ
ーカットが多量に生じることが分かり、図5によれば、
Bストリッパーを使用すると、ポリマーが残存してアン
ダーカットが多量に生じることが分かった。
【0081】<実施例4>実施例4において、本発明の
レジスト除去用組成物の金属膜に対する影響を試験し
た。金属ベアウェーハ上にチタン膜及びチタン窒化膜を
各々200Åの厚さに形成したもの、および、金属ベア
ウェーハ上にタングステン膜を2000Åの厚さに形成
したものの二種類の試料を用意した。表2に記載の組成
物5と同じ含量で構成成分を含むが、BTAの代わりに
カテコールを含む組成物5’を用意した。当該組成物
5’およびAストリッパーに、上記2種類の試料をそれ
ぞれ65℃で20分間浸漬した後、各膜質のエッチング
程度を測定した。その結果、本発明に係る組成物5’を
使用した場合、チタン膜及びチタン窒化膜が1.12
Å、タングステン膜が18.61Å程度エッチングされ
た。その一方、Aストリッパーを使用した場合、チタン
膜及びチタン窒化膜が11.82Å、タングステン膜が
27.44Å程度エッチングされていた。したがって本
発明のレジスト除去用組成物は、金属膜の損傷を顕著に
改善できることが分かる。
【0082】
【発明の効果】本発明のレジスト除去用組成物はレジス
ト除去力が優秀なだけでなく、上述したような有機ポリ
マー、有機金属性ポリマーまたは金属酸化物のようなエ
ッチング副産物を効果的に除去できる。また、本発明の
レジスト除去用組成物に露出される下部膜を損傷させな
い。したがって本発明のレジスト除去用組成物を使用す
る場合にはポリマーなどの残留物を除去するためのレジ
スト除去の前処理段階及び下部膜の損傷を防止するため
の後処理段階が要らない。したがって、レジスト除去工
程を単純化して処理時間を短縮できる。そして、本発明
に係る組成物を使用するためのレジスト除去装置も単純
化及び軽量化できる。そして、本発明のレジスト除去用
組成物は脱イオン水リンスに適した粘度を有するのでレ
ジスト除去後に脱イオン水できれいにリンスできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレジスト除去用組成物を用いてレジ
ストまたはエッチング副産物を除去する方法を示すフロ
ーチャートである。
【図2】 ビアホールを形成するための写真エッチング
工程を実施したウェーハに、アッシング工程を実施した
直後の、ビアホールの上面のSEM写真である。
【図3】 Aは、本発明のレジスト除去用組成物で処理
してレジスト及びポリマーを除去した後のビアホール上
面のSEM写真であり、Bはその断面のSEM写真であ
る。
【図4】 Aは、従来のレジスト除去用組成物で処理し
てレジスト及びポリマーを除去した後のビアホール上面
のSEM写真であり、Bはその断面のSEM写真であ
る。
【図5】 従来のレジスト除去用組成物で処理してレジ
スト及びポリマーを除去した後のビアホール断面のSE
M写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/60 C11D 7/60 H01L 21/027 H01L 21/30 572B 21/3065 21/302 104H (72)発明者 全 相 文 大韓民国京畿道城南市盆唐区九美洞211番 地 大林アパート110棟2502号 (72)発明者 黄 震 虎 大韓民国京畿道水原市八達区靈通洞1044− 1番地 (72)発明者 孫 一 現 大韓民国京畿道龍仁市器興邑農書里7−1 番地 (72)発明者 朴 相 五 大韓民国京畿道城南市盆唐区野塔洞147番 地 木蓮マウル鮮京アパート604棟606号 (72)発明者 田 弼 権 大韓民国ソウル特別市瑞草区瑞草1洞1436 −1番地 現代アパート20棟106号 Fターム(参考) 2H096 AA25 LA03 4H003 BA12 DA15 DB03 EB03 EB04 EB07 EB08 EB14 EB17 EB20 EB21 ED02 ED28 ED31 FA04 5F004 AA09 BD01 FA08 5F046 MA02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコキシN−ヒドロキシアルキルアル
    カンアミドと、膨潤剤とを含むことを特徴とするレジス
    ト除去用組成物。
  2. 【請求項2】 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキル
    アルカンアミドは下記化学式(1): 【化1】 (式中、R1は水素原子または炭素数1〜5のアルキル
    基であり、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜5
    のアルキレン基であり、R4は炭素数1〜5のアルキル
    基である。)で示される、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキル
    アルカンアミドの含量が、組成物全質量を基準として1
    0〜70質量%である、請求項1または2に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記膨潤剤はヒドロキシルアミン塩であ
    る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記ヒドロキシルアミン塩はヒドロキシ
    ルアミン硫酸塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ヒドロキ
    シルアミン硝酸塩、ヒドロキシルアミン燐酸塩、ヒドロ
    キシルアミンシュウ酸塩、ヒドロキシルアミンクエン酸
    塩またはこれらの混合物である、請求項4に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記ヒドロキシルアミン塩はヒドロキシ
    ルアミン硫酸塩である、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記膨潤剤の含量が、組成物全質量を基
    準として0.01〜30質量%である、請求項1〜6の
    いずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 双極子モーメントが3以上の極性物質を
    さらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】 前記極性物質は水、メタノールまたはジ
    メチルスルホキシドである、請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記極性物質の含量が、組成物全質量
    を基準として0.01〜60質量%である、請求項8ま
    たは9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 損傷防止剤をさらに含む、請求項1〜
    10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記損傷防止剤は、ベンゾトリアゾー
    ル、カテコール、没食子酸、または、酢酸、クエン酸、
    乳酸及びコハク酸からなる群より選択される脂肪族カル
    ボン酸である、請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記損傷防止剤はベンゾトリアゾール
    である、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記損傷防止剤の含量が、組成物全質
    量を基準として0.01〜30質量%である、請求項1
    1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 下記化学式(2): 【化2】 (式中、R5は水素原子または炭素数1〜5の炭化水素
    基であり、R6は炭素数1〜5の炭化水素基である。)
    で示されるアルカノールアミンをさらに含む、請求項1
    〜14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 前記アルカノールアミンの含量が、組
    成物全質量を基準として0.01〜30質量%である、
    請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記アルコキシN−ヒドロキシアルキ
    ルアルカンアミド10〜70質量%と、 前記膨潤剤としてヒドロキシルアミン塩0.01〜30
    質量%と、 双極子モーメントが3以上の極性物質0.01〜60質
    量%と、を含む、請求項1に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 損傷防止剤0.01〜30質量%をさ
    らに含む、請求項17に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 アルカノールアミン0.01〜30質
    量%をさらに含む、請求項17に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 フォトレジスト、有機ポリマーまたは
    有機金属性ポリマーを除去することを特徴とする、請求
    項1〜19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 レジスト膜が形成されている基板を提
    供する段階と、 前記基板を請求項1〜20のいずれか一項に記載のレジ
    スト除去用組成物と接触させて前記基板から前記レジス
    ト膜を除去する段階と、を含むことを特徴とするレジス
    ト除去方法。
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