JP2003097815A - 浴室の暖房散湯装置 - Google Patents

浴室の暖房散湯装置

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JP2003097815A
JP2003097815A JP2001291729A JP2001291729A JP2003097815A JP 2003097815 A JP2003097815 A JP 2003097815A JP 2001291729 A JP2001291729 A JP 2001291729A JP 2001291729 A JP2001291729 A JP 2001291729A JP 2003097815 A JP2003097815 A JP 2003097815A
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JP
Japan
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hot water
heat exchanger
bathroom
nozzle
heating
Prior art date
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Withdrawn
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JP2001291729A
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Giichi Hata
義一 秦
Minoru Hibino
稔 日比野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチームサウナ効果を奏するとともに利用者
が火傷を生じる心配のない浴室の散湯装置を提供する。 【解決手段】 放熱用の熱交換器11を介在させた給湯
経路部8と、給湯経路部8から送り込まれる給湯水19
を洗い場床面4上に向けて散湯する散湯ノズル9とを備
え、散湯ノズル9の前方に設置されて該散湯ノズル9か
ら散湯される給湯水19を受けて駆動される水車15
と、熱交換器11近傍に設置されて浴室10内の空気を
循環させるファン17とを、共に回転軸14上に備える
ことで暖房散湯装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が入室する
前に浴室内を暖めておく為の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、冬場等の浴室が冷え込む環境
にあっても利用者の快適な入室を可能とすることを目的
として、入室前に予め浴室内を暖めておく為の種々の装
置が提案されている。例えば特開平6−117655号
公報に記載のものは、散水用のノズルが複数配設された
暖房用散水管を給湯装置と接続させて浴室内に備え、ス
イッチ操作或いはセンサ検知に応じて給湯器から暖房用
散水管に湯を送り込み、ノズルから噴出される湯によっ
て床面を暖めておくものである。この装置によれば、給
湯装置から供給される湯を利用した簡単な構造により予
め浴室の床面を暖めておくことが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置を
用いて、短時間で浴室内温度を上昇させるとともに加湿
を行って所謂スチームサウナ効果を得ようとする場合に
は、ノズルから噴出される湯の温度を60度程度の高温
に設定する必要がある。しかし、このような高温に設定
した場合には噴出された高温の湯に利用者の足が直接接
触すると火傷を生じる恐れがあり、この為に上記スチー
ムサウナ効果を得ることは困難であった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、スチームサウナ効果を奏するとともに利用者が火
傷を生じる危険性のない浴室の散湯装置を提供すること
を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明を、放熱用の熱交換器を介在させた給湯経路部
と、給湯経路部から送り込まれる給湯水を洗い場床面上
に向けて散湯する散湯ノズルと、散湯ノズルの前方に設
置されて該散湯ノズルから散湯される給湯水を受けて駆
動される水車と、熱交換器近傍に設置されて浴室内の空
気を循環させるファンと、水車の駆動力をファンの駆動
力として伝達する駆動伝達手段を備えたことを特徴とし
た浴室の暖房散湯装置とする。
【0006】このようにすることで、例えば60度程度
の高温の給湯水が給湯経路部に送り込まれた場合、熱交
換器を通過することで給湯水の温度を50度程度の散湯
に適した温度に低下させ、熱交換器周辺の空気を効率的
に昇温させ、散湯ノズルから吐出される給湯水が水車に
当たった後に洗い場床面に散湯されるとともにその一部
は空気中に粒状に散布され、更に、散湯される給湯水を
受けて駆動される水車と連動して駆動されるファンによ
り熱交換器周辺の暖められて加湿された空気が浴室内を
循環させられるので、散湯を行うと同時に短時間で浴室
内の昇温及び加湿を行って所謂スチームサウナ効果を得
ることができ、加えて、給湯水に触れて使用者が火傷を
負う危険性がない。
【0007】また、駆動伝達手段として、水車とファン
を同一の軸上に配することも好ましく、このようにする
ことで、簡単な構造でファンを駆動することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。図1〜図4には、本発明
の実施の形態における一例を示している。浴室10内の
浴槽2と隣接する洗い場3には、浴室壁面5から突設し
た天板6aと該天板6aの前端に取り付けた幕前板6b
とで断面逆L字状のカウンター6を形成しており、浴室
10の外部に備えられた給湯装置7に一端を接続させた
給湯管路部8の他端は、このカウンター6内の下側にて
洗い場床面4近傍に位置するとともに散湯ノズル9を接
続させている。上記給湯経路部8にはカウンター6内で
あり散湯ノズル9の僅か上流側である位置にて、浴室壁
面5に固定される放熱用の熱交換器11を介在させてお
り、この熱交換器11よりも更に上流には電磁弁12を
備えている。上記熱交換器11は複数配設した板状のフ
ィン13とそれら複数のフィン13を貫通する管14に
より構成されるラジエータ型のものである。また、幕前
板6bは、洗い場床面4との間に隙間を隔てるよう形成
されるとともに、その上端部であり熱交換器11近傍で
ある位置には通気孔18を設けている。
【0009】熱交換器11の下面には断面コ字状の支持
部材20を固定しており、この支持部材20の上片20
aと下片20bとに軸支されて回転軸14が略垂直に設
置されている。散湯ノズル9は洗い場3の中央側に向け
て開口しており、その開口方向における僅か前方には、
上記回転軸14に配された水車15が位置している。図
3に示すように、上記水車15は放射状に複数の羽根1
6を備えて回転軸14と一体に回転するものであり、散
湯ノズル9の正面に羽根16が位置するように回転軸1
4の位置を散湯ノズル9の正面からずらして備えてい
る。但し、ここでの正面とは散湯ノズル9の開口方向を
基準としている。また、回転軸14の水車15よりも上
側であり熱交換器11近傍となる位置にはファン17を
配しており、このファン17も水車15と同様に回転軸
14と一体に回転するようになっている。
【0010】これら熱交換器11や散湯ノズル9、水車
15、ファン17等はカウンター6と浴室壁面5とで囲
まれる空間内つまりカウンター6内に収納されているの
で、浴室10全体の美観を損ねることはない。
【0011】上記構成により、例えば浴室10に入室し
ようとする利用者をセンサ(図示せず)が検知するか、
利用者が浴室10への入室前にスイッチ類(図示せず)
を操作するかした時点で電磁弁12を開くように制御す
れば、給湯装置7から送り込まれる給湯水19が熱交換
器11を介してカウンター6内の空気を昇温させるとと
もに給湯水19自身の温度を低下させる。ここで、給湯
水の温度は熱交換器11に送り込まれる時点で60度位
とし、通過後に50度位になることが好ましい。
【0012】熱交換器11を経て散湯ノズル9から吐出
される給湯水19は、水車15の羽根16に当って該水
車15を回転軸14と一体に回転駆動するとともに洗い
場床面4上に散湯される。このとき羽根16に当たった
給湯水19の一部はスチーム加湿に適した細かい粒状と
なって空気中に散布される。水車15の駆動力は回転軸
14を介して伝達され、ファン17を駆動させる。ファ
ン17の駆動により、幕前板6bの通気孔18からカウ
ンター6内に流入するとともに幕前板6bと洗い場床面
4との隙間からカウンター6外部に流出するといった空
気の流れが生じ、熱交換器11周辺の空気が循環するこ
とで浴室10内の空気全体が暖められ加湿される。
【0013】このように、本例の暖房散湯装置1は、電
磁弁12の開閉を行うだけで洗い場床面4への散湯と同
時に暖められ加湿された空気を浴室10全体に循環させ
ることができ、これにより短時間で浴室温度を上昇させ
るとともに加湿を行って所謂スチームサウナ効果を得る
ことができるものである。
【0014】また、カウンター6に蛇口(図示せず)を
備える場合には、給湯管路部8の電磁弁12より上流に
て分岐させ、分岐した一端と接続させて蛇口を備えると
良い。
【0015】
【発明の効果】上記のように請求項1に記載の発明にあ
っては、例えば60度程度の高温の給湯水が給湯経路部
に送り込まれた場合、熱交換器を通過することで給湯水
の温度を50度程度の散湯に適した温度に低下させ、熱
交換器周辺の空気を効率的に昇温させ、散湯ノズルから
吐出される給湯水が水車に当たった後に洗い場床面に散
湯されるとともにその一部は空気中に粒状に散布され、
更に、散湯される給湯水を受けて駆動される水車と連動
して駆動されるファンにより熱交換器周辺の暖められて
加湿された空気が浴室内を循環させられるので、散湯を
行うと同時に短時間で浴室内の昇温及び加湿を行って所
謂スチームサウナ効果を得ることができ、加えて、給湯
水に触れて使用者が火傷を負うことがないという効果が
ある。
【0016】また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単な構造でフ
ァンを駆動することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の暖房散湯装
置を示す概略断面図である。
【図2】同上の暖房散湯装置を示す説明図である。
【図3】同上の水車と散湯ノズルを示す説明図である。
【図4】同上の暖房散湯装置の設置した浴室を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 暖房散湯装置 7 給湯装置 8 給湯管路部 9 散湯ノズル 11 熱交換器 14 回転軸 15 水車 17 ファン 19 給湯水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱用の熱交換器を介在させた給湯経路
    部と、給湯経路部から送り込まれる給湯水を洗い場床面
    上に向けて散湯する散湯ノズルと、散湯ノズルの前方に
    設置されて該散湯ノズルから散湯される給湯水を受けて
    駆動される水車と、熱交換器近傍に設置されて浴室内の
    空気を循環させるファンと、水車の駆動力をファンの駆
    動力として伝達する駆動伝達手段を備えたことを特徴と
    する浴室の暖房散湯装置。
  2. 【請求項2】 駆動伝達手段として、水車とファンを同
    一の軸上に配したことを特徴とする請求項1に記載の浴
    室の暖房散湯装置。
JP2001291729A 2001-09-25 2001-09-25 浴室の暖房散湯装置 Withdrawn JP2003097815A (ja)

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ID=19113825

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101003251B1 (ko) * 2005-08-04 2010-12-21 아이-테크 에이비 생물부착 생물체를 예방하는 물질의 조합의 용도

Cited By (1)

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Effective date: 20081202