JP2003097708A - 樹脂製フレキシブルブーツ - Google Patents

樹脂製フレキシブルブーツ

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JP2003097708A
JP2003097708A JP2001290762A JP2001290762A JP2003097708A JP 2003097708 A JP2003097708 A JP 2003097708A JP 2001290762 A JP2001290762 A JP 2001290762A JP 2001290762 A JP2001290762 A JP 2001290762A JP 2003097708 A JP2003097708 A JP 2003097708A
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Akio Iwata
明生 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニーリング工程を省略する。 【解決手段】 成形時のブーツ長を、作動範囲内で中立
状態にある相手部材8の装着部9,9間の軸方向寸法と
同一とする。また、蛇腹部4の山部5と谷部6とを結ぶ
斜面7のうちブーツ両端付近を除く斜面7の少なくとも
一部を断面円弧状に湾曲して外側に張り出させ、更に、
相手部材8が往復動した時の当該ブーツ1の最大伸長時
の寸法を、自由状態におけるブーツ全長の1.3倍〜
1.5倍とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製フレキシブ
ルブーツに関する。さらに詳述すると、本発明は自動車
のステアリング装置等に使用される往復動用の樹脂製フ
レキシブルブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングブーツのような往復
動用の樹脂製フレキシブルブーツは、一般に、最伸長時
の展開長を確保するため、自由状態におけるブーツ全長
が相手部材の最大ストロークに合わせてかなり長めに設
定される。
【0003】ところが、樹脂製フレキシブルブーツを相
手部材に装着する際には相手部材の中立状態付近(例え
ばステアリングのような左右一対の連動機構でいえば、
左右とも傾きのない直進状態)で組み込むことが便宜な
ので、樹脂製フレキシブルブーツを圧縮状態にしなけれ
ばならず、装着作業が面倒で工数がかかるという問題が
ある。また条件によっては樹脂製フレキシブルブーツが
曲がって蛇行してしまい、相手部材や周辺部材と接触し
最悪の場合には破損する危険性がある。
【0004】そこで、このような問題を解決するため、
一旦長めに成形した樹脂製フレキシブルブーツに熱を加
えて圧縮し、所定寸法(例えば相手部材の中立状態時に
合わせた寸法)まで縮める所謂アニーリングと呼ばれる
後処理工程がさらに加えられる場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アニー
リング工程を加えればその分工数が増加しコスト高にな
るという問題がある。また、アニーリング工程におい
て、圧縮部位がブーツぜい弱部に偏り曲がり等の変形を
生じさせたり、寸法のばらつきを生じさせたりして歩留
まりを下げる問題もある。
【0006】そこで、本発明は、アニーリング工程の省
略を可能とした樹脂製フレキシブルブーツを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、相手部材の装着部へ取り付
けられる取付部をブーツ両端に備えるとともにこれら両
取付部の間に蛇腹部が設けられた往復動用の樹脂製フレ
キシブルブーツにおいて、成形時のブーツ長が、作動範
囲内で中立状態にある相手部材の装着部間の軸方向寸法
と同一であることを特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、成形時のブーツ長が相
手部材の装着部間寸法と同じとなることから、改めてア
ニーリング処理を施さないでもブーツをほぼそのままの
状態で相手部材に装着することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、相手部材の装着部
へ取り付けられる取付部をブーツ両端に備えるとともに
これら両取付部の間に蛇腹部が設けられた往復動用の樹
脂製フレキシブルブーツにおいて、蛇腹部の山部と谷部
とを結ぶ斜面のうちブーツ両端付近を除く斜面の少なく
とも一部が軸平面断面形状が円弧状に湾曲して外側に張
り出し、更に、相手部材が往復動した時の当該ブーツの
最大伸長時の寸法が、自由状態におけるブーツ全長の
1.3倍〜1.5倍とされているものである。
【0010】この樹脂製フレキシブルブーツでは、蛇腹
部の山部と谷部の角度が開いてブーツ長が伸長すること
に加え、円弧状に湾曲、突出した斜面が引っ張られて平
らとなるように伸びるのでブーツのストロークを得やす
い。このため、自由状態におけるブーツ全長(以下、装
着前における荷重0の状態(成形時のままである場合を
含む)のブーツ全長を「ブーツ自然長」という)を短く
してもブーツの軸方向展開長を確保しやすい。したがっ
て、改めてアニーリング工程を加えなくても、自由状態
時のブーツ全長を短く成形することで、ブーツ装着時の
圧縮動作をなくすかあるいは圧縮量を少なくし、装着作
業に要する手間を減らすことができる。
【0011】また、ブーツ最大伸長時寸法をブーツ自然
長の1.3倍より小さくすると、相対的にブーツ自然長
を長くせざるを得ず、相手部材にブーツを装着する際に
ブーツの圧縮量が多くなり作業工数の増加、ブーツ蛇行
を招くおそれがある。一方、ブーツ最大伸長時寸法をブ
ーツ自然長の1.5倍より大きくすると、相手部材の最
大ストローク時にブーツにかかる伸長応力が高くなり過
ぎてブーツの耐久性が悪くなるおそれがある。そこで、
請求項2にかかる樹脂製フレキシブルブーツは、ブーツ
最大伸長時寸法をブーツ自然長の1.3倍〜1.5倍と
いう適正範囲としたことにより、ブーツ装着時のブーツ
圧縮量が大きくなり過ぎたりあるいは相手部材の最大ス
トローク時にブーツにかかる伸長応力が高くなり過ぎた
りするなどの問題が生じないようにしている。しかも、
ブーツ自然長をこのような適正範囲に特定したことによ
り極端な伸縮をしなくなり、ブーツ伸縮時の応力集中が
緩和されるようにもなる。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
樹脂製フレキシブルブーツにおいて、円弧状に湾曲した
斜面のうち、最大径の山部を形成する斜面の曲率半径が
該斜面の山谷間距離の1.2倍〜3倍とされている。斜
面の曲率半径が山谷間距離の1.2倍より小さいと斜面
の湾曲が大きくなり過ぎ、蛇腹圧縮時に斜面同士が強く
干渉してしまい圧縮代が大きく取れなくなり、山谷間距
離の3倍より大きいと展開長が確保できずブーツを圧縮
して装着する等しなければならないが、本発明による
と、このような不具合なく蛇腹部の展開長を十分に確保
できる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2または3
に記載の樹脂製フレキシブルブーツにおいて、円弧状に
湾曲した斜面で形成される谷部のうち少なくとも8割の
当該谷部の開き角が15度以下とされているものであ
る。谷部の開き角を15度より大きくすると展開長を得
難くなるし、異音発生の要因となる場合もある。しか
し、本発明によると、谷部の開き角を狭くしたので僅か
の開きでも大きな展開長が得られやすくなるとともに、
山部に比べて谷部の軸方向の強度が構造的に幾分か弱く
なるので伸縮が常に谷部から滑らかに開始され、斜面の
急激な変形による応力集中およびそれに伴う異音の発生
を防止できる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項2から4の
いずれかに記載の樹脂製フレキシブルブーツにおいて、
成形時のブーツ長が、作動範囲内の中立状態の相手部材
の装着部間の軸方向寸法と同一であることを特徴とする
ものである。この場合、成形時のブーツ長が相手部材の
装着部間寸法とほぼ同じとなることから、ブーツをほぼ
そのままの状態で相手部材に装着することができる。さ
らに、斜面が平らとなるように伸長するなどの作用によ
りブーツの展開長が得られやすい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1〜図2に、本発明の一実施形態を示
す。本発明にかかる樹脂製フレキシブルブーツ1(以
下、発明の実施形態の説明中において単に「ブーツ1」
という)は、主にブロー成形あるいはインジェクション
ブロー成形によりブーツ形状に成形されてなるもので、
両端に相手部材8の装着部9へ取り付けられる取付部
2,3を備えるとともに、両取付部2,3の間に蛇腹部
4を備えている。図1に示すように、取付部2は小径の
装着部9へ取り付けられ(以下「小径取付部2」とい
う)、取付部3は大径の装着部9へ取り付けられる(以
下「大径取付部3」という)。大径取付部3の内周側リ
ップ面には環状の内径リブ10が設けられている。ブー
ツ1は例えば自動車のステアリング装置などの相手部材
用ブーツとして適用される。
【0017】このブーツ1は、変形可能範囲内での最大
伸長時寸法がブーツ自然長に対し一定の範囲内となるよ
うに成形されている。例えば、ブーツ自然長に対する最
大伸長時寸法の倍率を小さくすると相対的にブーツ自然
長が長くなりブーツ装着時のブーツ圧縮量が大きくなっ
てしまうし、倍率が逆に大きすぎると相手部材8の最大
ストローク時にブーツ1にかかる引っ張り等の応力が大
きくなってブーツ1の耐久性が悪化するおそれがある
が、本実施形態では、倍率を好適な範囲内、具体的には
ブーツ自然長の1.3倍〜1.5倍となるようにし、ブ
ーツ1を相手部材8に装着する際、ブーツ1を圧縮させ
る必要をなくすかまたはあっても圧縮量を小さくし、ブ
ーツ1をより簡単に装着できるようにしている。
【0018】蛇腹部4は、軸方向に連続する山部5と谷
部6およびこれら山部5と谷部6を結ぶ斜面7により構
成され、ブーツ1の軸方向への伸縮を容易としている。
本実施形態の場合、図1中で軸線に平行な1点鎖線で示
すように、ブーツ両端付近を除き山部径Dあるいは谷
部径Dの大きさを等しくし、同径で同形状の蛇腹が連
続するようにしている。
【0019】また、蛇腹部4の山部5と谷部6を結ぶ斜
面7は、ブーツ両端付近のものを除き、この斜面7と直
交する方向外側に張り出すように湾曲した曲面に成形さ
れている。この場合のブーツ1は、斜面7が湾曲してい
ない場合に比べ軸方向展開長を得やすいことから相手部
材8の往復動等の動作に追従しやすい。このような効果
を得るのに湾曲形状は特に限定されるものではないが、
本実施形態では図2に示すように山部5から一方の谷部
6に至る縦断面を円弧形状としている。また、このよう
に円弧形状とする場合、圧縮時の斜面7どうしの干渉を
防いで圧縮代を確保する観点から、最大径の山部5を形
成する斜面7の曲率半径rを少なくとも該斜面7の山谷
間距離の1.2倍とすることが好ましい。ただし、蛇腹
部4の十分な展開長を確保するためには、この曲率半径
rを多くとも山谷間距離の3倍に抑えることが望まし
い。なお、ここでいう山谷間距離とは斜面7における蛇
腹深さであり、式で示すと(D−D)/2である。
本実施形態の場合、ブーツ両端付近を除き等しい径の蛇
腹が連続することから、これら蛇腹の山部5のうちいず
れを最大径の山部とみなしても構わない。
【0020】さらに、隣り合う斜面7と斜面7とに挟ま
れた谷部6の開き角θは15度以下であることが好まし
い。こうした場合、ブーツ1の展開長が得やすくなる
上、山部5に比べ谷部6の軸方向の強度が構造的に幾分
か弱くなるので伸縮が常に谷部6から滑らかに開始さ
れ、斜面7の急激な変形による応力集中およびそれに伴
う異音の発生を防止できる。この開き角θは、円弧状に
湾曲した斜面7で形成される谷部6のうち少なくとも8
割に適用することが好ましく、小径取付部2の直近以外
の谷部6の全てについて開き角θを15度以下とするこ
とがさらに好ましい。なお、本明細書では「谷部6の開
き角θ」と表現しているが、ここでいう開き角θとは、
例えば本実施形態のようにブーツ断面が連続する曲線で
あるような場合は曲線の変曲点(凸から凹に変わる点)
における接線が形成する角度のことである(図2)。
【0021】加えて、本実施形態のブーツ1は、成形時
のブーツ長が、作動範囲内での中立状態にある相手部材
8の装着部9,9間の軸方向寸法と同一となるように成
形される。この場合、中立状態における相手部材8に対
しブーツ1を自然長のまま装着することができ、伸縮さ
せる動作が不要なので装着作業が非常に簡便となる。こ
こでいう同一とは厳密な意味での同一である場合に限ら
ず、略同一である場合も含む。また、行動範囲内での中
立状態とは、例えばステアリング装置の場合でいえば、
車輌直進状態を指し、左右の装置がともに最伸長長さと
最圧縮長さの真中にある状態である。
【0022】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態では山部5から谷部6に至る
縦断面を円弧形状としたが、このように厳密な意味での
円弧形状とすることはブーツ伸長時の展開長をかせぐた
めの好適な一例に過ぎず、この他、本明細書にいう円弧
形状にはこれに近似した湾曲形状であって展開長をかせ
ぐのに適したあらゆる形状(例えば楕円や長円の一部形
状など)が含まれる。
【0023】また、本実施形態では、ブーツ両端付近を
除く全ての斜面7を円弧形状に湾曲させるようにした
が、これには限らず、少なくとも一部(例えば、ブーツ
両端付近を除く全ての斜面7のうちの数個の斜面7)を
湾曲させるようにして軸方向展開長を得やすくしてもよ
い。さらには、1つの斜面7において山部5から谷部6
に至るまでを円弧状とする他、1つの斜面7のうちの一
部(山部5から谷部6に至るまでの一部分)を円弧状な
いしそれに近似した形状として軸方向展開長を得やすく
してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の樹脂製フレキシブルブーツによると、成形時の
ブーツ長を作動範囲内で中立状態にある相手部材の装着
部間の軸方向寸法と同一としたことから、圧縮させずに
ほぼそのままの状態で相手部材に装着することができ
る。
【0025】また、請求項2記載の樹脂製フレキシブル
ブーツによると、ブーツのストロークを得やすいので、
ブーツ自然長を短くしてもブーツの軸方向展開長を十分
に確保できる。したがって、自由状態時のブーツ全長を
短く成形することによりブーツ装着時の圧縮動作をなく
すかあるいは圧縮量を少なくし、アニーリング工程を省
略することができる。
【0026】さらには、ブーツの最大伸長時寸法をブー
ツ自然長の1.3倍〜1.5倍という適正範囲としたこ
とにより、ブーツ装着時のブーツ圧縮量あるいは相手部
材の最大ストローク時にブーツにかかる伸長応力を適正
化するとともに、ブーツ伸縮時の応力集中を緩和するこ
とができる。
【0027】また請求項3記載の樹脂製フレキシブルブ
ーツによると、円弧状に湾曲した斜面のうち、最大径の
山部を形成する斜面の曲率半径を該斜面の山谷間距離の
1.2倍〜3倍としたことから、圧縮時の斜面どうしの
干渉を防ぎ、蛇腹部の十分な展開長を確保することがで
きる。
【0028】さらに、請求項4記載の樹脂製フレキシブ
ルブーツによると、円弧状に湾曲した斜面で形成される
谷部のうち少なくとも8割の当該谷部の開き角を15度
以下としたことから、僅かの開きでも大きな展開長を得
やすい。また、山部に比べて谷部の軸方向の強度が構造
的に幾分か弱くなるので伸縮が常に谷部から滑らかに開
始され、斜面の急激な変形による応力集中およびそれに
伴う異音の発生を防止できる。
【0029】また、請求項5記載の樹脂製フレキシブル
ブーツによると、成形時のブーツ長を作動範囲内の中立
状態の相手部材の装着部間の軸方向寸法と同一としたこ
とから、ほぼそのままの状態で相手部材に装着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す樹脂製フレキシブル
ブーツの縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ブーツ(樹脂製フレキシブルブーツ) 2 小径取付部(取付部) 3 大径取付部(取付部) 4 蛇腹部 5 山部 6 谷部 7 斜面 8 相手部材 9 装着部 r 曲率半径 θ 谷部の開き角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手部材の装着部へ取り付けられる取付
    部をブーツ両端に備えるとともにこれら両取付部の間に
    蛇腹部が設けられた往復動用の樹脂製フレキシブルブー
    ツにおいて、成形時のブーツ長が、作動範囲内で中立状
    態にある前記相手部材の装着部間の軸方向寸法と同一で
    あることを特徴とする樹脂製フレキシブルブーツ。
  2. 【請求項2】 相手部材の装着部へ取り付けられる取付
    部をブーツ両端に備えるとともにこれら両取付部の間に
    蛇腹部が設けられた往復動用の樹脂製フレキシブルブー
    ツにおいて、前記蛇腹部の山部と谷部とを結ぶ斜面のう
    ちブーツ両端付近を除く斜面の少なくとも一部が軸平面
    断面形状が円弧状に湾曲して外側に張り出し、更に、前
    記相手部材が往復動した時の当該ブーツの最大伸長時の
    寸法が、自由状態におけるブーツ全長の1.3倍〜1.
    5倍とされていることを特徴とする樹脂製フレキシブル
    ブーツ。
  3. 【請求項3】 前記円弧状に湾曲した斜面のうち、最大
    径の山部を形成する斜面の曲率半径が該斜面の山谷間距
    離の1.2倍〜3倍とされていることを特徴とする請求
    項2記載の樹脂製フレキシブルブーツ。
  4. 【請求項4】 前記円弧状に湾曲した斜面で形成される
    前記谷部のうち少なくとも8割の当該谷部の開き角が1
    5度以下とされていることを特徴とする請求項2または
    3に記載の樹脂製フレキシブルブーツ。
  5. 【請求項5】 成形時のブーツ長が、作動範囲内の中立
    状態の相手部材の装着部間の軸方向寸法と同一であるこ
    とを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の樹脂
    製フレキシブルブーツ。
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