JP2003097582A - センサ付軸受装置 - Google Patents

センサ付軸受装置

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JP2003097582A
JP2003097582A JP2001298353A JP2001298353A JP2003097582A JP 2003097582 A JP2003097582 A JP 2003097582A JP 2001298353 A JP2001298353 A JP 2001298353A JP 2001298353 A JP2001298353 A JP 2001298353A JP 2003097582 A JP2003097582 A JP 2003097582A
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bearing
sensor
magnet
conductor
bearing device
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Takeshi Takizawa
岳史 滝澤
Shigeru Endo
茂 遠藤
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NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/004Electro-dynamic machines, e.g. motors, generators, actuators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、外部からの電力の供給を必要としな
いとともに、回転速度の検出精度がよい回転速度センサ
を備えるセンサ付軸受装置を提供する。 【解決手段】センサ付軸受装置1は、軸Sを支持する内
輪(第1の軌道輪)3に嵌合する第1のシールド7に取
付けられ、N極とS極が等間隔で交互に着磁された環状
の磁石10、及びハウジングAに固定された外輪(第2
の軌道輪)4に嵌合する第2のシールド9に取付けら
れ、蛇行しながら磁石10に沿って環状に形成された導
体11を有する発電機18を備える。軸Sが回転するこ
とで発電機18の磁石10と導体11が相対的に回転し
て起電力を発生する。また、発生した起電力の出力変動
を基に、軸受の回転速度を外輪4に設けたセンサ13で
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両や産業機械な
どの回転する軸受に用いられ、この軸受の状態を検出す
るセンサを備えたセンサ付軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用機械や工作機械、及び車両などの
回転する軸は、その回転速度を制御するために回転速度
を検出するセンサとしてエンコーダを軸に取付けて回転
速度を検出する場合がある。また、軸受及びその軸受が
取付けられた装置の運転状態を監視するためにその軸受
の振動や温度を検出するセンサを取付ける場合がある。
【0003】回転速度を検出するエンコーダ、及び振動
や温度を検出するセンサは、別途設けられた電源から電
力が供給される。また、回転速度、振動、温度などの検
出された信号は、有線で出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このとき、回転速度を
検出するエンコーダや、振動及び温度を検出するセンサ
に別途設けた電源から電力を供給する配線が必要となる
が、これらの配線は、軸受及びその周辺のメンテナンス
や組替えの度に取外す必要が生じる場合がある。また、
回転する側に設けたセンサに電力を供給する場合、複雑
な機構を要する。
【0005】そのため、電源を軸受に組み込むとが好ま
しい。その一例として特開平6−2009292開示さ
れているような発電機を設けた軸受がある。この発電機
は、軸受の半径方向の内側から外側に向かって複数の山
部が延びる櫛形の鉄心と、この鉄心の谷部に巻かれたコ
イルと、鉄心の谷部と対峙する位置に設けられた複数の
磁石と、鉄心と磁石の間を軸受と同じ回転速度で回転
し、鉄心の山部と同じ間隔の切込みを有したリングとを
備えている。そして、鉄心と磁石の間をリングが回転す
ることで、磁石からの磁力線がリングに誘導されて鉄心
の山部を励磁し、回転数の検出や発電をする仕組みであ
る。
【0006】しかしながら、特開平6−200929に
よる発電機は、鉄心が円周方向の一部にしか設けられて
いないので、起電力が小さい。また、電磁誘導によって
発電される電力は、磁束密度に起因する。したがって、
リングの切込みの精度、磁石を配置する精度、磁石の磁
力のばらつき、リングの偏心に起因する鉄心とリングの
ギャップの変動及びリングと磁石のギャップの変動など
によって、回転速度の検出制度が低下するとともに、発
電された電力の出力が不安定である。
【0007】そこで、本発明は、外部からの電力の供給
を必要としないとともに、回転速度の検出精度がよい回
転速度センサを備えるセンサ付軸受装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のセンサ付軸受装
置は、転動体を介して相対的に回転する一対の軌道輪を
有する軸受の一方の軌道輪に取付けた環状の磁石と他方
の軌道輪に取付けた環状の導体とが、相対的に回転する
ことで電力を生じる発電器を備え、この発電機の電力の
出力変動を基に軸受の回転速度をセンサで検出するよう
にした。
【0009】または、転動体を介して相対的に回転する
一対の軌道輪を有する軸受と、この軸受の第1の軌道輪
に支持されて軸受の周方向に沿ってN極とS極が交互に
配置された環状の磁石、及び軸受の第2の軌道輪に取付
けられて磁石と相対的に回転することで起電力を発生す
る環状の導体を有する発電機と、この発電機によって発
生した起電力の出力変動を基に第1の軌道輪と第2の軌
道輪の相対的な回転速度を検出するセンサとを具備した
センサ付軸受装置とする。
【0010】起電力の出力の安定性を向上させるため
に、磁石は、周方向に沿って等間隔でN極とS極が交互
に着磁された環状に形成する。また、導体は、蛇行しな
がら磁石に沿って延びる環状に形成する。具体的には、
軸受の半径方向に蛇行しながら磁石に沿って延びる環状
に形成するか、軸受の回転軸線を中心とする円筒面を軸
受の軸方向に蛇行しながら磁石に沿って延びる環状に形
成する。そして、磁石の磁力線をより多く横切れるよう
に矩形状に蛇行する。
【0011】また、既存設備にも簡単に装着できるよう
にするために、磁石を第1の軌道輪に設けた第1のシー
ルドに取付け、導体を第2の軌道輪に設けた第2のシー
ルドに取付ける。このとき、磁場が軸受に影響を与えな
いようにするために、第1のシールドは磁性体とする。
また、第2のシールドは、磁石と相対的に回転すること
で、内部に渦電流が発生して発熱しないように非磁性体
とする。
【0012】そして、導体が外部磁場の影響を受けない
ようにするために、第2のシールドを挟んで第1のシー
ルドと反対側の位置に磁性体で形成された第3のシール
ドを設ける。
【0013】また、軸受の運転状態を検出するために、
センサに振動と温度の少なくとも一方を検出する検出部
を備える。
【0014】また、センサ付軸受装置から外部に出され
る配線をなくすために、センサの検出信号を無線で出力
する送信部をセンサに備える。
【0015】また、磁石と導体とが相対的に回転するこ
とで発生する起電力が不足する場合にも安定して検出す
ることができるように、発生した起電力の余剰時に充電
し、起電力の不足時に放電する二次電池を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態のセンサ
付軸受装置1について、図1から図3を参照して説明す
る。図1に示すようにセンサ付軸受装置1は、複数の転
動体である玉2と、この玉2を介して相対的に回転する
一対の軌道輪として第1の軌道輪である内輪3と第2の
軌道輪である外輪4を備えている。玉2は、保持器5で
周方向Qに等間隔で配置されている(図2)。内輪3の
外周面3aの中央部には、玉2が転接する内輪軌道3b
が凹設されている。また、外輪4の内周面4aの中央部
には、玉2が転接する外輪軌道4bが凹設されている。
そして、外輪4がハウジングAに固定され、内輪3が回
転する軸Sを支持する。
【0017】内輪3の外周面3aの幅方向(軸Sの軸線
に沿う方向P)の端部3cの一方に全周にわたって形成
された第1の溝6には、第1のシールド7が嵌合してい
る。第1のシールド7は、内輪3の周方向Q及び半径方
向に延びる環状に形成されている。また、外輪4の内周
面4aの幅方向両端部4cに形成された第2の溝8に
は、第2のシールド9がそれぞれ嵌合している。第2の
シールド9は、軸Sの軸線に沿う方向Pに第1のシール
ド7と重なり合うように、外輪4の周方向Q及び半径方
向に延びる環状に形成されている。
【0018】第1のシールド7の軸Sの軸線に対して垂
直な外側面(玉2に面する面と反対の面)7aには、こ
の外側面7aに沿う方向に伸びる環状の磁石10が取付
けられている。磁石10は、内輪3の周方向Qに沿って
N極10nとS極10sとが交互に等間隔で磁化されて
いる。なお、磁石10は、周方向Qに沿ってN極とS極
を交互に着磁した永久磁石であれば、例えばフェライト
粉末を混入したゴム磁石やプラスティック磁石を環状に
成形したものや、希土類磁石、あるいはフェライト磁石
などいずれでもよい。また、第1のシールド7には、磁
性体を用いて磁石10と磁気回路を形成し、磁力線をさ
えぎるようにすると、センサ付軸受装置1への磁気的な
影響を少なくすることができるのでよい。
【0019】磁石10に対峙する第2のシールドの内側
面9aには、導体11が磁石10から軸Sの軸線に沿う
方向Pに一定の距離を隔てて取付けられている。この導
体11は、磁石10の磁極の間隔と同じ間隔で半径方向
へ矩形状に蛇行しながら磁石10に沿う周方向Qへ環状
に延びている。
【0020】導体11が取付けられた第2のシールド9
に対応する側の外輪4の外周縁部4cの一部には、凹部
12が設けられている。軸Sの軸線に垂直な凹部12の
平坦面12aには、センサ13が取付けられている。な
お、センサ13は、例えばフレキシブル基板上に実装
し、凹部12の円筒面12bに沿わせて取付けてもよ
い。また、凹部12を樹脂などでモールドしてもよい。
【0021】図3に示すようにセンサ13は、振動や温
度などを検出する検出部14と、電波Rを出力する送信
部15と、検出部14で検出された情報に基いて送信部
15を制御する制御部16を備えている。また、制御部
16は、導体11の両端部11a、およびセンサ13と
ともに凹部12に収容された二次電池17が接続されて
おり、電源回路(図示せず)を備えている。
【0022】なお、振動を検出する検出部の具体的な例
には、圧電素子やストレインゲージなどからなる加速度
センサを備えた振動センサなどがある。また、温度を検
出する検出部の具体的な例には、サーミスタ、測温抵抗
体、熱電対などを備えた温度センサや、回路とともに集
積化したIC温度センサなどがある。
【0023】次に、以上のように構成されたセンサ付軸
受装置1の動作について説明する。外輪4がハウジング
Aに固定され、内輪3が軸Sとともに回転することで、
内輪3と外輪4が相対的に回転すると、図4に示すよう
に内輪3とともに磁石10が導体11に対して回転す
る。導線11は、磁石10の磁極と同じ間隔で矩形状に
蛇行しており、矩形状に折返した部分11bのそれぞれ
を巻き方向が交互に逆転した半周分のコイルとみなすこ
とができる。したがって、磁石10が回転すると、磁石
10の周りに形成されている磁場Hが磁石10とともに
移動し、導体11が蛇行する面を横切る磁場Hの向きが
導体11に対して交番的に変化することとなる。
【0024】そのため、導体11の内部には、それぞれ
の矩形状に折返した部分11bが囲う内側を通過する磁
場Hを打ち消す方向、具体的には、図4に示す瞬間では
矢印W方向に電流が流れるように起電力が発生する。磁
場Hは、導体11に対して交番的に変化するので、導体
11に発生する起電力も交番的に変化する。したがっ
て、導体11の両端部11aの間には交流の起電力が発
生する。すなわち、磁石10と導体11は、相対的に回
転することで起電力を生じる発電機18である。
【0025】このとき、磁石10と導体11は、環状に
設けられて相対的に回転するので、それぞれの真円度、
相対的距離、磁極の間隔及び蛇行の間隔などに多少寸法
的なばらつきがあっても、両端部11aの間に生じる起
電力の変動が少なく、安定した電力を発生することがで
きる。
【0026】なお、導体11は、半径方向に蛇行してい
ることで、磁石10と相対的に回転することで起電力を
生じるが、本実施形態のように磁極の間隔と同じ間隔で
蛇行することで、導体11内に生じる起電力の位相をそ
ろえることができるので、より安定した出力を得ること
ができる。また、本実施形態のように導体11が矩形状
に折返して蛇行することで、磁石10が形成する磁場H
をより広い面積で横切るので、より大きな起電力を得る
ことができる。
【0027】なお、導体11は、プリント基板やフレキ
シブル基板にエッチングで形成してもよい。また、一層
だけでなく、多層に重ね合わせてもよい。そして、磁石
の磁極が変わる間隔と同じ間隔毎の矩形状に折返して蛇
行しながら第2のシールドに沿って導線を複数回巻いた
コイル、あるいは、導線を磁石10の磁極が変わる間隔
と同じ間隔毎で巻き方向を逆転させたソレノイドを磁石
10の外面に沿って周方向Qに並べて配置したコイルと
すると、発生する起電力が大きくなる。さらに、各矩形
状に導線を折返した内側、あるいは、ソレノイドの中心
に鉄心などの強磁性体を配置するとさらに大きい起電力
を得ることができる。
【0028】このとき、導体11が取付けられた第2の
シールド9は、磁石10が相対的に回転すると、磁石1
0の磁極毎に方向が反転する磁場が環状に形成された第
2のシールドを連続的に通過することで、内部に渦電流
が発生して発熱する場合があるので、非磁性体であるプ
ラスティックや樹脂などで形成することが好ましい。
【0029】また、磁石10が導体11に対して相対的
に回転することで導体11の両端部11aの間に発生し
た交流の起電力の周波数は、回転数に比例する。そこ
で、この起電力の周波数を制御部16で検出し、その周
波数の出力変動を基に軸受の回転数を求めることで、軸
Sの回転数を検出することができる。
【0030】このとき、磁石10と導体11は、環状に
設けられて相対的に回転するので、それぞれの真円度、
相対的距離、磁極の間隔及び蛇行の間隔などに多少寸法
的なばらつきがあっても、導体11の両端部11aの間
に生じる起電力の変動が少ない。したがって、この起電
力を基に計測される回転速度の検出精度の変動も少な
い。
【0031】発生した交流の起電力は、制御部16に備
える整流回路で整流し、センサ13の電力として利用す
る。そして、センサ13の検出部14で検出された振動
や温度の情報は、導体11に発生した起電力の周波数情
報とともに制御部16で信号処理、または比較判断処理
などを行った後、送信部15から電波Rで送信する。し
たがって、この電波Rをセンサ付軸受装置1と離隔した
場所に別途設けた受信装置で受信することで、センサ付
軸受装置1の運転状態の情報を得ることができる。ま
た、無線で検出情報を出力するので、センサ付軸受装置
1が取付けられた軸S及びその周辺の分解組立の度に、
配線を着脱する煩わしさがない。
【0032】また、センサ13とともに凹部12に収容
された二次電池17は、磁石10と導体11が相対的に
回転することで発電された電力を制御部16の電源回路
に制御されて充電する。そして、センサ付軸受装置1の
回転速度が低下し、センサ13が消費する電力に対して
磁石10と導体11が相対的に回転することで発電する
電力が不足する場合に、二次電池17から放電すること
で電力の不足分を補う。したがって、センサ付軸受装置
1は、磁石10と導体11の相対的な回転によって十分
な電力が得られない場合でも、確実に検出情報を得るこ
とができる。
【0033】また、第2のシールド9を挟んで第1のシ
ールド7と反対側の位置に、磁性体で形成された第3の
シールド(図示せず)をバックヨークとして設けると、
回転速度が遅く、起電力が小さい場合などにおいても、
外部からの磁場の影響を軽減することができるので、よ
り正確に回転速度を検出することができる。なお、この
場合、第3のシールドは、第3のシールドの内部に渦電
流が発生して発熱することを防止するために、磁石10
が支持されている内輪とともに回転するように設けるこ
とが好ましい。
【0034】次に、本発明の第2の実施形態のセンサ付
軸受装置21について、図5及び図6を参照して説明す
る。なお、第1の実施形態と同じ構成については同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0035】図5に示すセンサ付軸受装置21の磁石1
0は、センサ付軸受装置21の周方向Qに沿う環状に形
成されており、外周面10aで第1のシールド7に支持
されている。また、図6に示すように導体22は、磁石
10の磁極の間隔と同じ間隔で、内輪3の回転軸を中心
とする円筒面に沿って矩形状に蛇行しながら、センサ付
軸受装置21の周方向Qに、具体的には、磁石10の内
周面10bと一定の隙間を隔てて環状に延びている。な
お、第2の実施形態において、導体23は、磁石22の
内径側に配置されているが、外径側であってもよい。
【0036】図5のように単列深溝玉軸受形のセンサ付
軸受装置21においては、精度のよい同心度で磁石22
と導体23を組立てることができるので、磁石22と導
体23を半径方向に配置した円筒面対向にすると、磁石
22と導体23が相対的に回転することで得られる起電
力の出力は、変動が少なくなる。
【0037】なお、スラスト玉軸受形のセンサ付軸受装
置においては、第1の実施形態で示したような回転軸に
沿う方向に磁石10と導体11を配置した回転面対向の
ほうが、起電力の出力の変動が少なくなる。
【0038】なお、第1及び第2の実施形態において、
センサ付軸受装置1、21の磁石10,22が取付けら
れた第1のシールド7を軸Sとともに回転する内輪3に
嵌合し、導体11,23が取付けられた第2のシールド
9をハウジングAに固定される外輪4に嵌合したが、電
力を必要とするセンサ13が、内輪3に取付けられる場
合は、磁石10,22を外輪4に固定されるように設
け、導体11,23を内輪3とともに回転するように設
ければよい。
【0039】このように、センサ付軸受装置1は、セン
サ13が取付けられている軌道輪に導体11,23を固
定し、この導体11,23と相対的に回転するように磁
石10,22を配置することで、導体11の両端部11
aの間に起電力を発生してセンサ13に電力を供給する
とともに、センサ13の検出情報を電波Rで出力する。
すなわち、センサを動作させるための電源ケーブルや、
センサが検出した検出情報を送信するための通信ケーブ
ルなど、センサ付軸受装置1から外部に接続される配線
がないので、センサ付軸受装置1及びその周辺の分解組
立において配線の着脱による煩わしさがない。したがっ
て、センサ付軸受装置1周りの分解組立作業の工程、及
び配線の取替えなどに掛かる費用などを軽減することが
できる。
【0040】なお、第1及び第2の実施形態で示したセ
ンサ付軸受装置1,21を工作機械の主軸などのスピン
ドルに適用すると、機械を組替える際に電源を接続しな
おす必要のない回転速度センサを備えたスピンドルユニ
ットとなる。
【0041】また、第1及び第2の実施形態のセンサ付
軸受装置1,21は、センサ13がセンサ付軸受装置
1,12の両側面間及び外周と内周で囲まれる範囲から
突出していないので、取付けのための特別な加工をしな
くても既存の軸受と容易に交換することができる。
【0042】また、第1及び第2の実施形態のセンサ付
軸受装置1,21が発生する交流起電力の周波数は、こ
のセンサ付軸受装置1,21を取付けた軸の回転速度に
比例するとともに、交流起電力の振幅も回転速度に比例
する。したがって、このセンサ付軸受装置1,21を回
転速度制御を行う電動機に組込むことにより、回転速度
検出のために電動機とともに別途設置していた周波数発
電機(FG)やタコジェネレータを省くことが可能とな
り、電動機の低コスト化や小型化を図ることができる。
【0043】このセンサ付軸受装置1,21は、磁石1
0と導体11とが全周にわたり配置されているので、各
位相毎に発生する交流起電力が平均化される。したがっ
て、磁極10の着磁ピッチ(N極とS極が着磁する間
隔)や着磁強度、導体11のピッチ(導体が蛇行する間
隔)斑、磁石10と導体11の芯ずれなど、交流起電力
の誤差要因が存在しても軸受の回転速度に対する交流起
電力の周波数誤差が非常に小さい。
【0044】そこで、このセンサ付軸受装置1,21を
例えば電動機などの回転する軸に設け、このセンサ付軸
受装置1,21に発生する交流起電力の周波数と、水晶
振動子などにより作られる基準周波数とをPLL(Phas
e Locked loop)回路に入力し、その位相差に基いて電
動機の回転速度制御を行うことにより、回転速度の斑が
非常に小さく、かつ低コストで小型の電動機を構成する
ことが可能である。
【0045】なお、センサ付軸受装置に例えば防塵・防
水用のシールを備える場合、このシールの外側に発電機
としての第1及び第2のシールド、あるいは、第1から
第3のシールドを配置してもよい。また、センサ付軸受
装置が取付けられた軸の0回転近傍を検出する場合、別
途、ホール素子(IC)やMR素子などのアクティブ型
の回転センサを併設しておくとよい。回転数を計測しな
い場合においても、それぞれ環状に設けた磁石と導体と
で構成される発電機は、発生した交流起電力の周波数や
振幅が安定しているので、安定した質のよい電力を供給
する電源として利用してもよい。
【0046】各実施形態で示したセンサ13の取付け位
置は、外輪4の一部に設けた凹部12のみに限定され
ず、内輪3の一部に凹部を設けてそこにセンサを収容し
てもよいし、外輪または内輪の側面に取付けてもよい。
【0047】上述のように、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形が実施可能である。
【0048】
【発明の効果】転動体を介して相対的に回転する一対の
軌道輪を有する軸受に、この軸受の第1の軌道輪に支持
されて軸受の周方向にそってN極とS極が交互に配置さ
れた環状の磁石と、この軸受の第2の軌道輪に支持され
て磁石と相対的に回転することで起電力を発生する環状
の導体とを具備する発電機と、この発電記によって発生
した起電力の出力変動を基に第1の軌道輪と第2の軌道
輪の相対的な回転速度を検出するセンサを備えた本発明
のセンサ付軸受装置によれば、磁石と導体が、発電機と
して機能するとともに、この軸受の回転速度を検出する
センサとして機能する。したがって、センサを動作させ
るための外部からの電力の供給を必要としないととも
に、軸受の回転速度を検出するとこができる。
【0049】また、磁石が軸受の周方向に沿ってN極と
S極が交互に、より好ましくは等間隔で着磁した環状に
形成され、導体がこの磁石の磁力線を横切る方向、具体
的には、軸受の半径方向、または軸受の回転軸を中心と
する円筒面を軸受の軸方向に蛇行しながら磁石に沿って
延びる環状に形成された発電機は、磁石と導体が環状に
形成されているので、磁石と導体が相対的に回転すれ
ば、互いの回転位置に関係なく常に起電力を生じる。そ
のため、磁石と導体の真円度、同心度、相対的距離、磁
極の間隔及び蛇行の間隔などに寸法的なばらつきがあっ
ても、導体の両端間に生じる起電力の変動が少ない。す
なわち、磁石と導体の相対的な回転によって生じる起電
力の出力が安定するとともに、この起電力を基に計測さ
れる回転速度を精度よく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のセンサ付軸受装置を
示す断面図。
【図2】図1中のF2−F2に沿ってセンサ付軸受装置
の一部を切りかいてその断面を示す側面図。
【図3】図1のセンサ付軸受装置のブロック図。
【図4】図1のセンサ付軸受装置の磁石と導体の一部を
示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施形態のセンサ付軸受装置を
示す断面図。
【図6】図5のセンサ付軸受装置の磁石と導体の一部を
示す斜視図。
【符号の説明】
1,21…センサ付軸受装置 2…玉(転動体) 3…内輪(第1の軌道輪) 4…外輪(第2の軌道輪) 7…第1のシールド 9…第2のシールド 10…磁石 11…導体 13…センサ 17…二次電池 18…発電機 H…磁場 P…軸方向 Q…周方向 R…電波(無線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J016 AA01 AA02 BB02 BB05 BB12 BB17 CA02 5H611 AA01 BB06 PP05 QQ05 QQ06 RR01 TT01 UA05 UA07 5H621 AA03 GA16 GB01 GB14 HH01 JK14 JK19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転動体を介して相対的に回転する一対の軌
    道輪を有する軸受の一方の軌道輪に取付けた環状の磁石
    と他方の軌道輪に取付けた環状の導体とが、相対的に回
    転することで電力を生じる発電機を備え、この発電機の
    電力の出力を基に前記軸受の回転速度をセンサで検出す
    るようにしたことを特徴とするセンサ付軸受装置。
  2. 【請求項2】転動体を介して相対的に回転する一対の軌
    道輪を有する軸受と、 この軸受の第1の軌道輪に支持されて前記軸受の周方向
    に沿ってN極とS極が交互に配置された環状の磁石、及
    び前記軸受の第2の軌道輪に支持されて前記磁石と相対
    的に回転することで起電力を発生する環状の導体を有す
    る発電機と、 この発電機によって発生した起電力の出力を基に前記第
    1の軌道輪と前記第2の軌道輪の相対的な回転速度を検
    出するセンサとを具備したことを特徴とするセンサ付軸
    受装置。
  3. 【請求項3】前記磁石は、周方向に沿って等間隔で前記
    N極と前記S極が交互に着磁され、環状に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセンサ
    付軸受装置。
  4. 【請求項4】前記導体は、蛇行しながら前記磁石に沿っ
    て延びる環状に形成されたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のうちのいずれか1項に記載のセンサ付軸受
    装置。
  5. 【請求項5】前記導体は、前記軸受の半径方向に蛇行し
    ながら前記磁石に沿って延びることを特徴とする請求項
    1から請求項4の内のいずれか1項に記載のセンサ付軸
    受装置。
  6. 【請求項6】前記導体は、前記軸受の回転軸線を中心と
    する円筒面を前記軸受の軸方向に蛇行しながら前記磁石
    に沿って延びることを特徴とする請求項1から請求項4
    の内のいずれか1項に記載のセンサ付軸受装置。
  7. 【請求項7】前記導体が、前記磁石の磁極の間隔と同じ
    間隔で蛇行していることを特徴とする請求項1から請求
    項6の内のいずれか1項に記載のセンサ付軸受装置。
  8. 【請求項8】前記導体は、矩形状に蛇行することを特徴
    とする請求項1から請求項7の内のいずれか1項に記載
    のセンサ付軸受装置。
  9. 【請求項9】前記磁石を前記第1の軌道輪に設けた第1
    のシールドに取付け、前記導体を前記第2の軌道輪に設
    けた第2のシールドに取付けることを特徴とする請求項
    1から請求項8の内のいずれか1項に記載のセンサ付軸
    受装置。
  10. 【請求項10】前記第1のシールドが磁性体で、前記第
    2のシールドが非磁性体であることを特徴とする請求項
    9に記載のセンサ付軸受装置。
  11. 【請求項11】前記第2のシールドを挟んで前記第1の
    シールドと反対側の位置に磁性体で形成された第3のシ
    ールドを設けたことを特徴とする請求項9または請求項
    10に記載のセンサ付軸受装置。
  12. 【請求項12】前記センサは、振動と温度のうちの少な
    くとも一方を検出する検出部を備えることを特徴とする
    請求項1から請求項11の内のいずれか1項に記載のセ
    ンサ付軸受装置。
  13. 【請求項13】前記センサが、無線で検出信号を送信す
    る送信部を備えることを特徴とする請求項1から請求項
    11の内のいずれか1項に記載のセンサ付軸受装置。
  14. 【請求項14】前記磁石と前記導体とが相対的に回転す
    ることで発生した起電力を充放電する二次電池を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項12の内のいずれ
    か1項に記載のセンサ付軸受装置。
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