JP2013251982A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータマグネットからの磁束変化を感磁素子で検出するにあたって、磁気抵抗素子をロータマグネットおよび突極に対して所定の位置に精度よく配置することができるモータを提供すること。
【解決手段】モータ1では、磁気センサ部8での検出結果に基づいて、突極212に巻回されたコイル24への通電を制御する。磁気センサ部8は、コイル給電用の配線パターンが形成されたモータ基板60に保持されたMR素子81を備えており、モータ基板60には、ステータ2や、ロータ3の回転軸を支持する軸受装置7も搭載されている。このため、MR素子81の感磁中心位置O81を、ロータマグネット33の近くのうち、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側に離間した所定位置、または第2周面332と重なる位置に精度よく配置することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロータの回転を検出する磁気抵抗素子を備えたモータに関するものである。
ブラシレスモータにおいては、ロータの回転位置を検出し、かかる検出結果に基づいて、突極に巻回されたコイルへの通電を制御する。このため、ブラシレスモータでは、例えば、ロータマグネットとは別に設けたエンコーダマグネットの磁極位置を感磁素子で検出する構成が採用されている。また、ロータマグネットの磁極位置を感磁素子で検出する構成も提案されている(特許文献1参照)。例えば、ステータの内側にロータが配置されたインナーロータ型のモータにおいて、ロータマグネットの内周面より内側(突極から離間する側)に磁気センサ(感磁素子)を配置し、ロータマグネットの漏れ磁束を、ヨークを介して検出する構成が提案されている。
特開2006−81365号公報
ロータマグネットの磁極位置を磁気抵抗素子(磁気抵抗効果素子)で検出する方式の場合、ロータマグネットの近くに突極およびコイルが位置しているため、ロータマグネットの近くのうち、コイルへの通電の影響が及びにくい位置に磁気抵抗素子を配置する必要がある等、ロータマグネットや突極に対する磁気抵抗素子の位置に高い精度が求められる。しかしながら、特許文献1に記載の構成では、磁気センサの位置精度については一切記載されていない。すなわち、特許文献1では、磁気センサが実装された基板がモータハウジングの底部に取り付けられた構成が記載されているだけであり、かかる構成では、磁気センサの位置に高い精度を得ることができない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ロータマグネットからの磁束変化を磁気抵抗素子で検出するにあたって、磁気抵抗素子をロータマグネットおよび突極に対して所定の位置に精度よく配置することができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、コイル給電用の配線パターンが形成されたモータ基板と、周方向に配列された複数の突極および該突極に巻回されたコイルを備え、前記モータ基板の一方面側に搭載されたステータと、前記モータ基板の前記一方面側に搭載された軸受装置と、該軸受装置によって回転可能に支持された回転軸、および前記突極に対して径方向で対向する第1周面にS極とN極とが周方向で交互に形成された環状のロータマグネットを備えたロータと、該ロータの回転を検出する磁気センサ部と、を有するモータにおいて、前記磁気センサ部は、前記ロータが位置する側に前記ロータマグネットからの磁束変化を検出する感磁面を前記ロータに向けて前記モータ基板の前記一方面側に保持された磁気抵抗素子を含み、当該磁気抵抗素子における前記感磁面の感磁中心位置は、径方向において、前記第1周面から前記突極が位置する側とは反対側に離間した位置にあることを特徴とする。
本発明では、ロータマグネットからの磁束変化を検出する磁気センサ部を有しており、磁気センサ部での検出結果に基づいて、突極に巻回されたコイルへの通電を制御する。ここで、磁気センサ部は、コイル給電用の配線パターンが形成されたモータ基板の一方面に保持された磁気抵抗素子を備えており、かかるモータ基板では、ステータや、ロータの回転軸を支持する軸受装置も搭載されている。このため、ステータと、ロータとの位置精度が高いとともに、磁気抵抗素子とロータマグネットとの位置精度が高い。それ故、ロータマグネットからの磁束変化を磁気抵抗素子によって精度よく検出することができる。また、磁気抵抗素子と突極等との位置精度が高いため、磁気抵抗素子の感磁面の感磁中心位置を、ロータマグネットの近くのうち、ロータマグネットの第1周面から突極が位置する側とは反対側に離間した所定位置に精度よく配置することができる。それ故、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
本発明において、前記感磁中心位置は、径方向において、前記ロータマグネットの前記突極に対向する側とは反対側の第2周面から前記突極が位置する側とは反対側に離間した位置、または前記第2周面と重なる位置にあることが好ましい。かかる構成によれば、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
この場合、前記感磁中心位置と前記第2周面との径方向における離間距離は、前記第2周面の半径の0.2倍以下であることが好ましい。かかる構成によれば、ロータマグネットからの磁束変化を磁気抵抗素子によって感度よく検出することができるとともに、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
本発明において、前記ロータは、径方向において前記磁気抵抗素子に対して前記突極が位置する側に、前記ロータマグネットと同一位相で着磁された周面を前記磁気抵抗素子に向ける環状の補助マグネットを備え、前記感磁面は、前記ロータマグネットおよび前記補助マグネットからの磁束変化を検出することが好ましい。かかる構成によれば、ロータマグネットおよび補助マグネットを利用して、ロータの回転に伴う磁束変化を磁気抵抗素子によって感度よく検出することができる。
本発明において、前記補助マグネットの前記周面と前記感磁中心位置との径方向における離間距離は、前記突極と前記感磁中心位置との径方向における離間距離より短いことが好ましい。かかる構成によれば、ロータの回転に伴う磁束変化を磁気抵抗素子によって感度よく検出することができるとともに、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
本発明において、前記補助マグネットの前記周面と前記感磁中心位との径方向における離間距離は、前記第1周面と前記感磁中心位置との径方向における離間距離より短いことが好ましい。かかる構成によれば、ロータの回転に伴う磁束変化を磁気抵抗素子によって感度よく検出することができるとともに、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
本発明において、前記感磁面は、前記モータ基板からの高さ位置が前記補助マグネットの前記周面と同一の高さ位置、あるいは前記補助マグネットの前記周面より低い位置にあることが好ましい。かかる構成によれば、ロータの回転に伴う磁束変化を磁気抵抗素子によって感度よく検出することができる。
本発明において、前記ロータは、前記回転軸に固定された端板部および該端板部の外周縁から前記モータ基板が位置する側に向けて延在する円筒状胴部を備えたバックヨークを有し、前記円筒状胴部は、前記突極が位置する側の面で前記ロータマグネットを保持し、当該円筒状胴部の先端面は、前記感磁面に対向していることが好ましい。かかる構成によれば、ロータマグネットからの磁束変化を、バックヨークを介しても検出することができる。
本発明において、前記軸受装置は、前記モータ基板に固定された軸受ホルダと、該軸受ホルダと前記回転軸との間に配置された軸受と、を備えている構成を採用することができる。
本発明において、前記ロータは、前記ステータより内側に配置されている構成を採用することができる。
本発明では、ロータマグネットからの磁束変化を検出する磁気抵抗素子を有しており、ロータの回転位置の検出結果に基づいて、突極に巻回されたコイルへの通電を制御する。ここで、磁気抵抗素子は、ステータや、ロータの回転軸を支持する軸受装置と同様、コイル給電用の配線パターンが形成されたモータ基板の一方面に保持されている。このため、ステータと、ロータとの位置精度が高いとともに、磁気抵抗素子とロータマグネットとの位置精度が高い。それ故、ロータマグネットからの磁束変化を磁気抵抗素子によって精度よく検出することができる。また、磁気抵抗素子と突極との位置精度が高いため、磁気抵抗素子の感磁面の感磁中心をロータマグネットの第1周面から突極が位置する側とは反対側に離間した位置に精度よく設定することができる。それ故、磁気抵抗素子は、突極に巻回されたコイルへの通電の影響を受けにくい。
本発明の実施の形態1に係るモータの全体構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るモータの断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータにおける磁気抵抗素子とロータマグネット等との径方向の位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るモータにおける磁気抵抗素子の位置と出力波形との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係るモータの全体構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係るモータの断面図である。 本発明の実施の形態2に係るモータにおける磁気抵抗素子とロータマグネット等との径方向の位置関係を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に参照する図面において、モータ軸線方向は一点鎖線Lで示してある。また、磁気抵抗素子については、MR(magneto-resistive)素子と表してある。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータの全体構成を示す説明図であり、図1(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、モータの斜視図、分解斜視図、ステータの分解斜視図、ロータの分解斜視図、および軸受装置の分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るモータの断面図であり、図2(a)、(b)は、モータ全体の断面図および要部の断面図である。
図1および図2において、本形態のモータ1は、モータ基板60の一方面側60eに、ステータ2、ロータ3および軸受装置7等が搭載されている。モータ1は、筒状のステータ2に対してロータ3が径方向内側に位置するインナーロータ型のブラシレスモータである。また、モータ1は、外径寸法に比して厚さが薄い扁平構造を有している。
モータ基板60には開口部60aが形成されており、かかる開口部60aを塞ぐように、軸受装置7が固定されている。軸受装置7は、開口部60aに下端部が嵌るように固定された筒状の軸受ホルダ76と、軸受ホルダ76の内側に形成された段部に保持された2つのベアリング77、78とを備えている。
ロータ3は、ベアリング77、78の内側に嵌った回転軸31と、回転軸31に保持されたカップ状のバックヨーク32とを有している。バックヨーク32は、回転軸31に固定された円板状の端板部321と、端板部321の外周縁から下方(モータ基板60が位置する方向)に延在して軸受ホルダ76を外周側で覆う円筒状胴部322とを備えており、円筒状胴部322の外周面に円筒状のロータマグネット33が固着されている。本形態において、ロータマグネット33の下端部と、バックヨーク32の下端部(円筒状胴部322)とは、モータ基板60からみて同一の高さ位置にある。
本形態では、ロータマグネット33とステータ2とが径方向で対向する周対向構造を有している。このため、ロータマグネット33の内周面および外周面のうち、外周面は、周方向でS極とN極とが交互に複数形成された第1周面331になっており、内周面は、バックヨーク32の円筒状胴部322の外周面に固定される第2周面332になっている。かかる第2周面332は、バックヨーク32の円筒状胴部322および隙間を間に介して軸受ホルダ76に対して径方向外側で対向している。
ロータ3に対して径方向外側には、ロータ3の周りを囲むように、環状のステータ2が配置されており、ステータ2は、ステータコア21と、ステータ2を覆うケース27とを備えている。ステータコア21は、ロータ3の周りで延在する円環部211と、円環部211から径方向内側に延在する複数の突極212とを備えている。突極212は、周方向で等角度間隔に配置されており、突極212の径方向内側の端部に、ロータマグネット33の第1周面331が微小な隙間を介して対向している。また、ステータ2は、ステータコア21を覆うインシュレータ22、23と、インシュレータ22、23を介して突極212に巻回されたコイル24(図2参照/図1では図示を省略)とを有している。ケース27は、ステータコア21およびコイル24を上側で覆う円板状の端板部271と、端板部271の外周縁から下方(モータ基板60が位置する方向)に延在する円筒部272と、円筒部272の端部で径方向外側に張り出したフランジ部275を有しており、円筒部272は、ステータコア21を外周側で覆っている。本形態では、フランジ部275がモータ基板60に固定されている。ケース27の端板部271の中央には円形の開口部273が形成されており、かかる開口部273を塞ぐように円形の端板4が設けられている。端板4の中央には開口部4aが形成されており、かかる開口部4aから回転軸31の先端部が突出している。このようにして、端板4およびケース27によって、モータハウジングが構成されている。
モータ基板60は、鉄製基板、セラミックス製基板、ガラス繊維配合樹脂製基板等の剛性基板61を基体として有している。かかる剛性基板61の一方面側61eに、コイル24への給電用の配線パターン62や、後述する磁気センサ部8に対する配線パターン(図示せず)が形成されており、かかる配線パターンを覆うように絶縁保護膜63が形成されている。また、モータ基板60の一方面側60eには、感磁素子等からの出力信号等を外部に出力するコネクタ64が実装されている。
(磁気センサ部8の構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係るモータ1における感磁素子80とロータマグネット33等との径方向の位置関係を示す説明図であり、図3(a)、(b)は、ロータマグネット33等の平面図、および底面図である。
図1、図2および図3に示すように、本形態のモータ1は、ロータ3の回転位置を検出する磁気センサ部8を有しており、磁気センサ部8での検出結果に基づいて、突極212に巻回されたコイル24への通電を制御する。このため、磁気センサ部8には、以下に説明するように、ロータマグネット33の磁極位置を検出する複数の感磁素子80が設けられている。
より具体的には、磁気センサ部8において、モータ基板60には、軸受ホルダ76が固定された開口部60aの周りに、複数の感磁素子80とオペアンプ89とが実装されている。本形態では、感磁素子80として、MR素子81と2つのホールIC86、87とがモータ基板60に実装されている。本形態では、周方向において、MR素子81、ホールIC86、オペアンプ89、ホールIC87の順に配置されている。かかる感磁素子80のうち、MR素子81は、厚さ方向の略中央位置に感磁面81bを有しており、MR素子81は、感磁面81bをロータ3に向けてモータ基板60に実装されている。なお、図2(b)および図3には、MR素子81の感磁面81bの感磁中心位置O81を黒丸で示してある。
ここで、感磁素子80(MR素子81およびホールIC86、87)は各々が、ロータマグネット33からの磁束変化を検出する。また、MR素子81については、ロータマグネット33の近くのうち、コイル24への通電の影響が及びにくい位置に配置する必要がある。そこで、本形態では、以下の位置にMR素子81が配置されている。
まず、MR素子81の感磁中心位置O81は、径方向において、ロータマグネット33の第1周面331から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置にある。また、MR素子81の感磁中心位置O81は、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置、またはロータマグネット33の第2周面332と重なる位置にある。本形態において、MR素子81の感磁中心位置O81は、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置にある。ここで、感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離d81は、第2周面332の半径Rの0.2倍以下、すなわち、第2周面332の半径Rの0倍から0.2倍である。言い換えれば、感磁中心位置O81は、第2周面332の中心からみて、第2周面332の半径Rに対して1倍から0.8倍に相当する領域内に位置している。
また、MR素子81の感磁面81bは、ロータ3より下方(モータ基板60が位置する方)にある。このため、バックヨーク32の円筒状胴部322の先端面(下端面)は、MR素子81の感磁面81bに対向している。
なお、図示を省略するが、ホールIC86、87の感磁中心位置については、径方向において、ロータマグネット33の第1周面331から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置、ロータマグネット33の第1周面331から突極212が位置する側に離間した位置、およびロータマグネット33の第1周面331と重なる位置のいずれの位置に配置してもよい。
(MR素子81の感磁中心位置O81の位置と出力波形との関係)
図4は、本発明の実施の形態1に係るモータ1における磁気抵抗素子(MR素子81)の位置と出力波形との関係を示すグラフであり、図4(a)、(b)、(c)は、MR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より内側にあって感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離が第2周面332の半径Rの0.2倍を超えた場合のMR素子81からの出力波形を示すグラフ、MR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より内側にあって感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離が第2周面332の半径Rの0.2倍以下である場合のMR素子81からの出力波形を示すグラフ、およびMR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より外側にある場合のMR素子81からの出力波形を示すグラフである。なお、図4(b)に示すグラフは、MR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より内側にあって、感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離が第2周面332の半径Rの0.1倍である場合のMR素子81からの出力波形を示すグラフである。また、図4(a)、(b)、(c)に示すグラフは、MR素子81の感磁面81bが、ロータマグネット33の下端部より下方に位置する場合のMR素子81からの出力波形を示すグラフである。また、図4(d)には、MR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より内側にあって、かつ、MR素子81の感磁面が、ロータマグネット33の下端部より上方に位置する場合のMR素子81からの出力波形を示してある。
なお、図4では、ロータ3が回転した際の機械角度の変化に伴って、MR素子81において周方向(r方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力を実線L1で示し、MR素子81において径方向(θ方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力を点線L2で示してある。
図4に示すいずれの結果においても、ロータ3の回転に伴うロータマグネット33の磁束の変化を検出することができる。ここで、図4(b)に示す結果は、出力レベルおよび波形が最も好ましい。これに対して、図4(a)に示す結果では、MR素子81とロータマグネット33との離間距離が大きいため、図4(b)に示す結果と比較すると、出力レベルが低い。また、図4(c)に示す結果では、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けてしまい、図4(b)に示す結果と比較すると、出力波形がsin波からの歪みが大きい。それ故、上記の評価に設けた条件のうち、MR素子81の感磁中心位置O81が第2周面332より内側にあって、感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離が第2周面332の半径Rの0.1倍である構成が最も好ましい。
また、上記の評価条件以外の条件についても検討したところ、MR素子81の感磁中心位置O81が、径方向において、ロータマグネット33の第1周面331から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置にあれば、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けにくい、という結果が得られた。特に、MR素子81の感磁中心位置O81が、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置、またはロータマグネット33の第2周面332と重なる位置にあれば、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けにくい、という結果が得られた。また、MR素子81の感磁中心位置O81が、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置、またはロータマグネット33の第2周面332と重なる位置にあって、感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離d81が第2周面332の半径Rの0.2倍以下であれば、MR素子81の出力レベルが高いという結果が得られた。
また、図4(d)からわかるように、MR素子81の感磁面81bが、ロータマグネット33の下端部より上方に位置する場合、MR素子81において周方向(r方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力(実線L1)と、MR素子81において径方向(θ方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力(点線L2)との出力差が、図4(a)、(b)に示す結果に比して大である。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータ1では、ロータマグネット33からの磁束変化を検出する磁気センサ部8を有しており、磁気センサ部8での検出結果に基づいて、突極212に巻回されたコイル24への通電を制御する。ここで、磁気センサ部8は、コイル給電用の配線パターン62が形成されたモータ基板60の一方面に保持された磁気抵抗素子81を備えており、かかるモータ基板60では、ステータ2や、ロータ3の回転軸31を支持する軸受装置7も搭載されている。このため、ステータ2と、ロータ3との位置精度が高いとともに、磁気抵抗素子81とロータマグネット33との位置精度が高い。それ故、ロータマグネット33からの磁束変化をMR素子81によって精度よく検出することができる。また、MR素子81と突極212等との位置精度が高いため、MR素子81の感磁中心位置O81を、ロータマグネット33の近くのうち、ロータマグネット33の第1周面331から突極212が位置する側とは反対側(径方向の内側)に離間した所定位置に精度よく配置することができる。しかも、MR素子81の感磁中心位置O81は、径方向において、ロータマグネット33の内周面(第2周面332)から突極212が位置する側とは反対側(径方向の内側)に離間した所定位置、またはロータマグネット33の内周面と重なる位置に配置されている。それ故、MR素子81は、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けにくい。
また、MR素子81の感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離d81は、第2周面332の半径の0.2倍以下である。このため、ロータマグネット33からの磁束変化をMR素子81によって感度よく検出することができるとともに、MR素子81は、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けにくい。また、MR素子81の感磁面81bは、ロータ3より下方(モータ基板60が位置する方)にあり、バックヨーク32の円筒状胴部322の先端面(下端面)は、MR素子81の感磁面81bに対向している。このため、MR素子81において周方向(r方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力(実線L1)と、MR素子81において径方向(θ方向)に延在する磁気抵抗パターンからの出力(点線L2)との出力差が小さい。
[実施の形態2]
(全体構成)
図5は、本発明の実施の形態2に係るモータ1の全体構成を示す説明図であり、図5(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、モータ1の斜視図、分解斜視図、ステータ2の分解斜視図、ロータ3の分解斜視図、および軸受装置7の分解斜視図である。図6は、本発明の実施の形態2に係るモータ1の断面図であり、図6(a)、(b)は、モータ1全体の断面図および要部の断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分の説明を省略する。
図5および図6に示すモータ1は、実施の形態1と同様、筒状のステータ2に対してロータ3が径方向内側に位置するインナーロータ型のブラシレスモータであり、モータ基板60の一方面側60eに、ステータ2、ロータ3および軸受装置7等が搭載されている。
ロータ3は、ベアリング77、78の内側に嵌った回転軸31と、回転軸31に保持されたカップ状のバックヨーク32とを有している。バックヨーク32は、回転軸31に固定された円板状の端板部321と、端板部321の外周縁から下方(モータ基板60が位置する方向)に延在して軸受ホルダ76を外周側で覆う円筒状胴部322とを備えており、円筒状胴部322の外周面に円筒状のロータマグネット33が固着されている。
本形態では、ロータマグネット33とステータ2とが径方向で対向する周対向構造を有している。このため、ロータマグネット33の内周面および外周面のうち、外周面は、周方向でS極とN極とが交互に複数形成された第1周面331になっており、内周面は、軸受ホルダ76に対して径方向外側で隙間を介して対向する第2周面332になっている。
また、図6(b)および図7に示すように、本形態でも、実施の形態1と同様、モータ1は、ロータ3の回転位置を検出する磁気センサ部8を有しており、磁気センサ部8において、MR素子81の感磁中心位置O81は、径方向において、ロータマグネット33の第2周面332から突極212が位置する側とは反対側(径方向内側)に離間した位置、またはロータマグネット33の第2周面332と重なる位置にある。また、感磁中心位置O81と第2周面332との径方向における離間距離は、第2周面332の半径Rの0.2倍以下である。
(補助マグネット39の構成)
本形態において、ロータ3は、バックヨーク32に固定された筒状のマグネットホルダ38と、マグネットホルダ38に保持された環状の補助マグネット39とを有している。マグネットホルダ38は、バックヨーク32の円筒状胴部322の内側に固定された円筒部381と、円筒部381の下端部で拡径する円盤状のフランジ部382と、フランジ部382の下面のうち、径方向の途中位置から下方(モータ基板60が位置する方)に突出した円筒状のマグネット支持部383とを有しており、補助マグネット39は、フランジ部382の下面の外周側部分とマグネット支持部383の外周面とに接着等の方法で固定されている。本形態において、フランジ部382は、バックヨーク32の円筒状胴部322の下端部およびロータマグネット33の下端部に重なるようにして、バックヨーク32の円筒状胴部322の内側から外周側に向けて拡径している。
この状態で、補助マグネット39は、ロータマグネット33より下方(モータ基板60が位置する方)でロータマグネット33と同心状に配置され、補助マグネット39は、磁気センサ部8の感磁素子80の外側(突極212が位置する側)で磁気センサ部8の感磁素子80の周りを囲んだ状態にある。ここで、補助マグネット39において、磁気センサ部8の側に向く内周面391は、ロータマグネット33と同一位相で着磁されている。このため、補助マグネット39とロータマグネット33との磁気的な干渉が発生しないので、感磁素子80からの出力波形に歪みが発生しにくい。
また、補助マグネット39の内径寸法は、ロータマグネット33の内径寸法より大であり、補助マグネット39の外径寸法は、ロータマグネット33の外径寸法より大である。但し、補助マグネット39の径方向の幅寸法は、ロータマグネット33の径方向の幅寸法より小である。このため、補助マグネット39の内周面391は、ロータマグネット33の第1周面331(外周面)および突極212より径方向の内側に位置し、ロータマグネット33の第2周面332(内周面)より径方向の外側に位置する。従って、補助マグネット39の内周面391とMR素子81の感磁中心位置O81との径方向における離間距離は、突極212とMR素子81の感磁中心位置O81との径方向における離間距離より短い。また、補助マグネット39の内周面391とMR素子81の感磁中心位置O81との径方向における離間距離は、ロータマグネット33の第1周面331(外周面)と、MR素子81の感磁中心位置O81との径方向における離間距離より短い。
また、モータ基板60からみた高さ位置に関して、磁気センサ部8のMR素子81の感磁面81bは、補助マグネット39の内周面391と同一の高さ位置にある。なお、磁気センサ部8のMR素子81の感磁面81bが、補助マグネット39の内周面391より低い位置にある構成を採用してもよい。
このように構成したモータ1において、磁気センサ部8のMR素子81は、ロータマグネット33および補助マグネット39からの磁束の変化を検出する。従って、本形態によれば、ロータマグネット33および補助マグネット39を利用して、ロータ3の回転に伴う磁束変化をMR素子81によって感度よく検出することができる。また、MR素子81は、突極212に巻回されたコイル24への通電の影響を受けにくい。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、インナーロータ型のモータ1を例示したが、ステータ2の外側にロータ3が位置するアウターロータ型のモータに本発明を適用してもよく、この場合、上記した構成において、内周側と外周側との位置関係を逆とすればよい。
1・・モータ
2・・ステータ
3・・ロータ
8・・磁気センサ部
21・・ステータコア
24・・コイル
31・・回転軸
32・・バックヨーク
33・・ロータマグネット
38・・マグネットホルダ
39・・補助マグネット
81・・MR素子(磁気抵抗素子)
86、87・・ホールIC
212・・突極
331・・ロータマグネットの第1周面
332・・ロータマグネットの第2周面
391・・補助マグネットの内周面(補助マグネットの周面)

Claims (10)

  1. コイル給電用の配線パターンが形成されたモータ基板と、
    周方向に配列された複数の突極および該突極に巻回されたコイルを備え、前記モータ基板の一方面側に搭載されたステータと、
    前記モータ基板の前記一方面側に搭載された軸受装置と、
    該軸受装置によって回転可能に支持された回転軸、および前記突極に対して径方向で対向する第1周面にS極とN極とが周方向で交互に形成された環状のロータマグネットを備えたロータと、
    該ロータの回転を検出する磁気センサ部と、
    を有するモータにおいて、
    前記磁気センサ部は、前記ロータが位置する側に前記ロータマグネットからの磁束変化を検出する感磁面を前記ロータに向けて前記モータ基板の前記一方面側に保持された磁気抵抗素子を含み、
    当該磁気抵抗素子における前記感磁面の感磁中心位置は、径方向において、前記第1周面から前記突極が位置する側とは反対側に離間した位置にあることを特徴とするモータ。
  2. 前記感磁中心位置は、径方向において、前記ロータマグネットの前記突極に対向する側とは反対側の第2周面から前記突極が位置する側とは反対側に離間した位置、または前記第2周面と重なる位置にあることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記感磁中心位置と前記第2周面との径方向における離間距離は、前記第2周面の半径の0.2倍以下であることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記ロータは、径方向において前記磁気抵抗素子に対して前記突極が位置する側に、前記ロータマグネットと同一位相で着磁された周面を前記磁気抵抗素子に向ける環状の補助マグネットを備え、
    前記感磁面は、前記ロータマグネットおよび前記補助マグネットからの磁束変化を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のモータ。
  5. 前記補助マグネットの前記周面と前記感磁中心位置との径方向における離間距離は、前記突極と前記感磁中心位置との径方向における離間距離より短いことを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 前記補助マグネットの前記周面と前記感磁中心位置との径方向における離間距離は、前記第1周面と前記感磁中心位置との径方向における離間距離より短いことを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 前記感磁面は、前記モータ基板からの高さ位置が前記補助マグネットの前記周面と同一の高さ位置、あるいは前記補助マグネットの前記周面より低い位置にあることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載のモータ。
  8. 前記ロータは、前記回転軸に固定された端板部および該端板部の外周縁から前記モータ基板が位置する側に向けて延在する円筒状胴部を備えたバックヨークを有し、
    前記円筒状胴部は、前記突極が位置する側の面で前記ロータマグネットを保持し、
    当該円筒状胴部の先端面は、前記感磁面に対向していることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のモータ。
  9. 前記軸受装置は、前記モータ基板に固定された軸受ホルダと、該軸受ホルダと前記回転軸との間に配置された軸受と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のモータ。
  10. 前記ロータは、前記ステータより内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータ。
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