JP2003097309A - 操船装置、操船方法 - Google Patents
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Abstract
よび操船方法において、波の状況を自動的に判断して適
切なエンジン出力を得ること。 【解決手段】 スロットル操作をするためのリモコン操
作部と、スロットル操作により発生したスロットル操作
情報が供給されスロットル開度指示情報を出力するエン
ジン制御部と、スロットル開度を検出するスロットル開
度センサと、エンジン回転速度を検出するエンジン回転
速度センサとを有し、エンジン制御部は、検出されたス
ロットル開度と検出されたエンジン回転速度を用いてエ
ンジンへの負荷量を検知し、この検知された負荷量に応
じて供給されたスロットル操作情報からスロットル開度
指示情報を修正出力する。
Description
より操船を行う操船装置および操船方法に係り、特に、
波の状況を判断して適切なエンジン出力を得るのに適す
る操船装置および操船方法に関する。
ットル操作を操縦席から遠隔ですなわちリモコン操作部
で行うようにしたものがある。このようなリモコン操作
部では、レバーの倒れ角に応じてスロットル操作情報が
発生し、その発生されたスロットル操作情報が情報伝送
手段により船外機のエンジンに達し、エンジンスロット
ルの操作が行われる。
ケーブルによりレバーの倒れ角に応じた変位を機械量の
まま伝えたり、レバーの倒れ角に応じて一度電気的な信
号を発生して伝送しエンジン近傍でその電気的信号をケ
ーブルの変位に変換してスロットルの操作を行うなどの
方法がある。
では、スロットル開度は、操船者の意志により任意に調
整される。逆にいうと、波の状況により船速度が影響を
受ける場合には、スロットル開度を何ら調整しないと波
により船速度の周期的変化が起こり、その変化をなくす
ためには操船者が木目細かいスロットル操作を繰り返す
ことを必要とする。
は、波の状況により波の山と船体との激しい衝突が生
じ、乗船員に耐えがたい衝撃をもたらす場合がある。
れたもので、スロットル操作により操船を行う操船装置
および操船方法において、波の状況を自動的に判断して
適切なエンジン出力を得ることが可能な操船装置および
操船方法を提供することを目的とする。
め、本発明に係る操船装置は、スロットル操作をするた
めのリモコン操作部と、前記スロットル操作により発生
したスロットル操作情報が供給されスロットル開度指示
情報を出力するエンジン制御部と、スロットル開度を検
出するスロットル開度センサと、エンジン回転速度を検
出するエンジン回転速度センサとを有し、前記エンジン
制御部は、前記検出されたスロットル開度と前記検出さ
れたエンジン回転速度を用いてエンジンへの負荷量を検
知し、この検知された負荷量に応じて前記供給されたス
ロットル操作情報から前記スロットル開度指示情報を修
正出力することを特徴とする(請求項1)。
速度とは、エンジンへの負荷が一定であればある一定の
関係になる。そこで、実際のスロットル開度とエンジン
回転速度とを検出し、これによりエンジンへの負荷が検
知できる。検知された負荷量により、リモコン操作部に
よるスロットル操作情報を変換しスロットル開度指示情
報を出力する。スロットル操作情報は、操船者の意志に
より発生されているが、これをエンジンへの負荷量とい
う波の状況に応じた基準で変換し、より適切なエンジン
出力を生むべきスロットル開度指示情報にしてエンジン
へ導くものである。
的に判断して適切なエンジン出力を得ることが可能とな
る。
報を生成するのはフィードバック的に行ってもフィード
フォワード的に行ってもよい。フィードバック的に行え
ば、負荷量の時間的変動に追従して刻々とエンジン制御
が行われる。フィードフォワード的に行えば、負荷量の
瞬時の変化にも遅れなく対応するエンジン制御が可能で
ある。また、フィードバックとフィードフォワードは組
み合わせて用いてもよい。例えば、負荷量の変動周期の
検出にはフィードバックを用い、負荷量の変動振幅への
対応にはフィードフォワードを用いるやり方である。
能は、例えばマイクロプロセッサを用いることにより容
易に実現され得る。
記載の操船装置は、衝撃を検出する加速度センサをさら
に有し、前記エンジン制御部は、前記検出された衝撃が
規定値を超えたことを前提に、前記検知された負荷量に
応じて前記供給されたスロットル操作情報から前記スロ
ットル開度指示情報を修正出力する。操船装置によるエ
ンジン制御を、例えば乗船員に不快な衝撃が生じた場合
にのみ行うようにするものである。
記載の操船装置は、鉛直方向からの傾きを検出する姿勢
センサをさらに有し、前記エンジン制御部は、前記検出
された傾きが規定値を超えたことを前提に、前記検知さ
れた負荷量に応じて前記供給されたスロットル操作情報
から前記スロットル開度指示情報を修正出力する。操船
装置によるエンジン制御を、例えば波高・波長が大きく
船体が進行方向に一定以上傾く場合にのみ行うようにす
るものである。
記載の操船装置において、前記エンジン制御部は、スロ
ットル操作情報と負荷量変化パターンとを引数とするス
ロットル開度指示情報の一覧テーブルをあらかじめ備
え、かつ、前記負荷量の検知を一定時間行って前記負荷
量の変化パターンを捉え、前記捉えられた変化パターン
を前記一覧テーブルに照合して修正出力すべきスロット
ル開度指示情報を得る。上記フィードフォワード的にス
ロットル開度指示情報を出力する一態様である。
サをさらに有し、前記エンジン制御部は、前記スロット
ル開度指示情報を修正出力した後に、前記船速センサに
より検出された船速度を目標船速度と比較し、前記比較
の結果により前記スロットル開度指示情報を再度修正し
て出力するようにしてもよい。これにより、より正確な
エンジン制御を行うことができる。
らに、前記再度修正して出力されたスロットル開度指示
情報により前記一覧テーブルを更新するようにしてもよ
い。これにより、一覧テーブルをより適切なものに更新
することが可能であり、波の状況を学習して一覧テーブ
ルを精緻なものに練り上げていくことが可能になる。
記載の操船装置において、前記スロットル操作によりス
ロットル操作情報が変化した場合には、前記エンジン制
御部は、前記スロットル開度指示情報を修正することを
一旦解除する。これは、操船者がスロットル操作を行っ
た場合は、これを優先してエンジンにスロットル操作情
報を伝えるものである。
記載の操船装置において、前記エンジン制御部は、前記
検出されたエンジン回転速度が規定値を超えたことを前
提に、前記検知された負荷量に応じて前記供給されたス
ロットル操作情報から前記スロットル開度指示情報を修
正出力する。これは、例えばクルージングではエンジン
の自動的な制御の加味を行い、港への出入りなどの低速
航走時には自動的な制御の加味を行わないようにするも
のである。
コン操作部と前記エンジン制御部と前記船速センサとは
LAN(local area network)により接続されている。
さらには、加速度センサや姿勢センサについてもLAN
に接続されるようにしてもよい。これは、エンジン制御
部の機能がマイクロプロセッサにより実現されるのが容
易であるところ、マイクロプロセサとの情報のやり取り
にはそれぞれのセンサやリモコン操作部を外部機器(周
辺機器)としてLANを用い得るからである。
ル開度とエンジン回転速度とを一定時間検出してエンジ
ンへの負荷量の変化パターンを検知するステップと、前
記検知された変化パターンとスロットル操作情報とを、
スロットル操作情報と負荷量変化パターンとを引数とす
るスロットル開度指示情報の一覧テーブルに照合するス
テップと、前記照合により修正出力すべきスロットル開
度指示情報を得るステップと、前記得られたスロットル
開度情報を出力するステップとを有することを特徴とす
る(請求項10)。
0記載の操船方法は、前記スロットル開度指示情報を出
力した後に、船速センサにより検出された船速度を目標
船速度と比較するステップと、前記比較の結果により前
記出力されたスロットル開度指示情報を再度修正して出
力するステップとをさらに有する。
たスロットル開度指示情報により前記一覧テーブルを更
新するステップをさらに有するようにしてもよい。
得る方法である。
参照しながら説明する。
置を備えたボートの構成を示す図である。同図に示すよ
うに、このボートは、船体1に船外機2が備えられ、船
外機2に配設されたエンジン7により推進力を得る。
ず)があり、その開閉により混合気の量が加減されエン
ジンの出力パワーが変化する。スロットル弁の操作は、
船内にあるケーブル駆動機構5によりケーブル6を介し
てなされる。また、船外機2には、スロットル開度セン
サ8とエンジン回転速度センサ9が備えられ、それぞ
れ、スロットル開度とエンジン回転速度の実際の値を検
出しこれを電気信号に変えて船内にあるエンジン制御部
3に導線10、11を介して供給する。
には、これ以外にもケーブルや電気導線、燃料ホースな
どの接続があり得るが、本発明の実施形態としての特徴
ではない部分なので図示を省略している。ちなみに、ケ
ーブルには、例えばステアリングケーブル、シフトケー
ブルなどがあり、電気導線には、バッテリーからの電源
線などがある。
作部4、船速センサ13、加速度センサ14、姿勢セン
サ15があり、これらは、LAN12により電気的に接
続され通信可能になっている。また、ケーブル駆動機構
5も船内に存在し、エンジン制御部3からのスロットル
開度指示情報により動作する。
メモリ、インターフェースなどのハードウエアと、これ
らのハードウエハの上で動作するソフトウエアからなっ
ており、スロットル開度センサ8からのスロットル開
度、エンジン回転速度センサ9からのエンジン回転速
度、リモコン操作部4からのスロットル操作情報、船速
センサ13からの船速度、加速度センサ14からの加速
度(衝撃)、姿勢センサ15からの船の傾きなどの情報
を入力して処理を行い、ケーブル駆動機構5に対してス
ロットル開度指示情報を出力するものである。
操作を行うためのもので、レバーを倒すことによりその
意志を入力する。その入力によりスロットル操作情報
(デジタル形式)が発生しLAN12に伝送される。
もので、水面の動きとの相対速度を検出するものと、G
PS(global positioning system)を利用する場合よ
うに絶対的な速度を検出するものとが考えられるが、こ
こでは、対水検出するものの方が向いている。一般に、
船の速度は潮流により変化し、操船者はそのような変化
を前提にして操船を考えるからである。検出された船速
度は、電気信号(デジタル)としてLAN12に伝送さ
れる。
であるが、特に、船が滑走状態になり波の山と船体とが
激しく衝突したときの乗船員が受ける衝撃を効果的に検
出することが好ましい。そのため、例えば、船の進行方
向の前後、上下の加速度をそれぞれ検出しそのベクトル
合成値を検出するようにしたり、検出した前後、上下の
加速度を別々にLAN12に対して伝送するようにして
もよい。
基準として検出するものであり、ローリング方向のもの
とピッチング方向のものとが考えられるが、ここでは、
エンジン出力の制御に資するためピッチング方向の検出
を最低限行う。これは、波の波高、波長がともにある程
度大きい場合に、波を上るときと波を下るときとで船速
が変化し、その変化をエンジン出力の制御により小さく
しようとするからである。波を上るときと波を下るとき
とではピッチング方向に船の姿勢が異なる。姿勢センサ
15で検出された船の姿勢は、電気信号(デジタル)と
してLAN12に伝送される。
は、それぞれ、乗船員の受ける衝撃、船体1の姿勢を検
出するため、船外機2ではなく船内に備えられる。特に
加速度センサ14は、望ましくは、乗船員が通常乗船し
ている場所近くに備えられるのがよい。
ブロック図として示したものである。したがって、図1
で説明した要素には同一の番号を付している。また、エ
ンジン制御部3は、図示のように、機能がブロックとし
て示されて、処理部31とテーブル格納部32とを有
し、リモコン操作部4も同様に、レバー4とレバー位置
検出部42とを有する。
を行い、ケーブル駆動機構5に対してスロットル開度指
示情報を出力するものである。テーブル格納部32は、
出力すべきスロットル開度指示情報のひな型を格納する
ものであり、所定の情報を引数として適切なものを取り
出すことができる。また、適宜、更新されて新たな情報
を記憶することもできる。テーブル格納部32として
は、不揮発性のメモリを用いるのが構成の簡略化上好ま
しいが、ハードディスクなどの不揮発性の外部記憶装置
によりバックアップされた揮発性の半導体メモリなどと
してもよい。
的なレバーである。このレバーの角度位置がレバー位置
検出部42により検出され、LAN12に伝送される。
操船装置の動作を図3をも参照して説明する。図3は、
図1、図2において説明した操船装置の動作フローを示
す流れ図である。
まず、リモコン操作部4のレバー41の位置に変化があ
るか否かにより分岐し(ステップ55)、変化がない場
合に限り操船装置による制御が加味される。レバー41
の位置変化が検出された場合には、それまで行われてい
る操船装置によるスロットル制御は解除される(ステッ
プ56)。これは、操船者によるリモコン操作を優先
し、その操作情報をそのままエンジンスロットルに伝え
るためである。
場合には、レバー位置検出部42で検出されたレバー4
1位置がスロットル操作情報としてLAN12を介して
エンジン制御部3に伝送される。エンジン制御部3で
は、伝送されたスロットル操作情報をそのまま加工せず
にスロットル開度指示情報としてケーブル駆動機構5に
出力する。これにより、ケーブル駆動機構5が動作しケ
ーブル6を介しエンジン7のスロットル開度が操船者の
意志に基づきそのまま設定される。
のような制御の解除は、必須のものではない。レバー4
1位置が変化すればスロットル操作情報が変化するの
で、制御を一旦解除せずに継続しても、結果としてはス
ロットル操作情報が反映したエンジン制御に収束するか
らである。
た場合には、操船装置による制御を加えるべきか否かを
判断するため、船の状態が判別される(ステップ43、
ステップ44)。ステップ43では、加速度センサ14
により衝撃が検出され、その値が規定値以上である場合
には、操船装置による制御を加えるための処理に移行す
る。これは、乗船者が苦痛として感じるほどの衝撃が発
生した場合には、エンジン出力を自動的に落として、衝
撃を和らげるようにするためである。なお、衝撃の上記
規定値は、具体的には、被験者による試験などの方法に
よりあらかじめ決めることができる。規定値の設定に
は、時間的な要素を加味してもよい。例えば、ある一定
時間内に一定値以上のピーク衝撃が何回以上である場合
を規定値以上として検出するというような検出のやり方
である。
は、ステップ44で、船の傾きが姿勢センサ15により
検出される。検出された傾きが規定値以上であるとき
は、操船装置による制御を加えるための処理に移行す
る。これは、波のうねりを上り下りして航走する場合を
想定し、上りでは坂を登るので船速が遅くなり下りでは
坂を降りるので船速が早くなることを、エンジン出力の
制御により一定化するためである。なお、船の傾きの上
記規定値も、船速度に影響が出る傾きを実験的に求めて
あらかじめ決定しておくことができる。規定値の設定に
は、時間的な要素を加えてもよい。例えば、基本周期が
一定時間以上で一定値以上の傾きのみを規定値以上とし
て検出するというような検出のやり方である。
の検出(ステップ44)に優先しているのは、衝撃の解
消のほうが乗船員にとって急務と考えられるからであ
る。また、ステップ43、44のような船の状態の検出
は、必須のものではない。このような検出なしに操船装
置による制御を加えるようにしてもよく、その場合には
その制御の関与は自動的に小さくなるようはたらく。
まず、エンジン7への負荷量を検出する(ステップ4
5)。これは、スロットル開度センサ8およびエンジン
回転速度センサ9から得られるスロットル開度とエンジ
ン回転速度とを用いて、エンジン制御部3の処理部31
が情報処理して求める。すなわち、負荷量一定のもとで
は、スロットル開度とエンジン回転速度とは一定の関係
にあるから、逆に、実際のスロットル開度とエンジン回
転速度とから負荷量を検出するものである。
簡単な制御は、ステップ45のあと、ステップ47、ス
テップ48と進み、さらに、図3に示すフローの最初に
戻るものである。まず、この簡易な制御について説明す
る。
と判別されていた場合には、それに応じて瞬間的には急
峻な変化をしているものと考えられる。このような急峻
な変化が検知された場合については、スロットル開度を
小さくする対応を行う。すなわち、現状のスロットル操
作情報(レバー41位置)と検知された急峻な変化の負
荷量とから、スロットル開度指示情報を現状のスロット
ル操作情報より減側にして出力する。その減の程度は、
一定の刻みで小さな量ずつ減らすのが一つのやり方(フ
ィードバック的な方法)で、もう一つとしては、上記の
急峻な変化の大きさに応じて一時に減の量を計算して出
力するやり方(フィードフォワード的な方法)である。
規定値以上と判別されていた場合には、瞬時的ではなく
それよりゆったりと変化しているものと考えられる。こ
のような変化が検知された場合については、スロットル
開度を負荷量の変化周期に合わせて周期的に変化させ
る。すなわち、現状のスロットル操作情報(レバー41
位置)と検知された緩やかな変化の負荷量とから、スロ
ットル開度指示情報を現状のスロットル操作情報を中心
に増減して出力する。その増減の程度は、一定の刻みで
小さな量ずつ増減するのが一つのやり方(フィードバッ
ク的な方法)で、もう一つとしては、上記の緩やかな変
化の大きさ(振幅)に応じて一時に増減の量を計算して
出力するやり方(フィードフォワード的な方法)であ
る。
プ47で、スロットル開度指示情報を得、ステップ48
で、得られたスロットル開度指示情報をケーブル駆動機
構5に出力するという手順になる。なお、この簡易な制
御では、ステップ47における目標船速の計算は行う必
要がない。
て、次に、高水準の制御の場合について説明する。な
お、簡易な場合と高水準な場合は、いずれもこの実施形
態の一例として位置づけられるものである。高水準の制
御の場合には、ステップ45の負荷量の検知を一定時間
行い、さらに、これにより負荷量の変化パターン(周期
関数)を検知する(ステップ46)。負荷量の変化パタ
ーンは、例えば、その周期、基本波と各高調波の振幅お
よび位相を検知することにより特定することができる。
ーンと現状のスロットル操作情報(レバー41位置)と
から適切なスロットル開度指示情報を得る(ステップ4
7)。このため、エンジン制御部3のテーブル格納部3
2に、負荷量変化パターンとスロットル操作情報とを引
数として照合を行う。
えば、図4に示すようになっている。すなわち、様々な
負荷量変化パターン(1〜M)それぞれについて、レバ
ー41位置(1〜N)ごとに適切なスロットル開度指示
情報(11〜MN)が格納されている。よって、特定さ
れた負荷量変化パターンと現状のスロットル操作情報
(レバー41位置)とから適切なスロットル開度指示情
報を得ることができる。なお、テーブル格納部32への
情報格納は、あらかじめ各欄について適切なスロットル
開度指示情報を計算して記憶しておくによりなすことが
できる。
て得られたスロットル開度指示情報を実際に出力した場
合に船が達するであろう速度(目標船速)を計算する。
これは、スロットル開度と負荷量との関係から求めるこ
とができる。
度指示情報が得られたら、次に、そのスロットル開度指
示情報をケーブル駆動機構5に出力する(ステップ4
8)。これにより、一応、エンジンへの制御が、スロッ
トル操作情報(レバー41位置)そのままによるのでは
なく、操船装置による関与が加わったものになるが、さ
らに次段階として、次に述べる補正を行う。
2に格納されたスロットル開度指示情報による制御が船
を上記目標船速に導くとは精度面で限らないと考えられ
るので、実際の船速を船側センサ13により検出し、検
出結果によりスロットル開度指示情報を修正するもので
ある。したがって、このような精度を要求しないのであ
れば省略してもよい。
否かを判断し(ステップ49)、遅いのであれば、スロ
ットル開度指示情報を一定分増加してケーブル駆動機構
5に出力する(ステップ50)。また、船速が目標船速
より遅くないのであれば、スロットル開度指示情報を一
定分減少させてケーブル駆動機構5に出力する(ステッ
プ52)。これらにより、何ら補正しない場合より適切
なエンジン制御状態を得ることができる。なお、上記
で、船速の検出は、ある一定時間の平均を取るなどの方
法を用いて、突発的、短期的な速度に左右されないよう
にしてもよい。
正出力したら、さらに、その修正指示情報によりテーブ
ル格納部32の格納情報を更新するようにしてもよい
(ステップ51、ステップ53)。これにより、テーブ
ル格納部32に格納されている情報は、航海を重ねるご
とにより適切な情報が格納された状態に移行し得る。な
お、このような情報の更新は、ステップ51(53)に
おいて毎回行うようにする以外に、同じ補正が何度か生
じたときに初めて行われるようにしてもよい。確度の高
い情報により更新を行うためである。
波の状況を自動的に判断して適切なエンジン出力を得る
ことが可能となる。すなわち、乗船者に与える衝撃を抑
えた上で、波による負荷にかかわらず船速度を自動的に
一定に近づけて航走することができる。この場合の航走
には、クルージングのようにある程度高速の場合や、釣
りを行うための低速航走の場合ともに含まれる。
ジン回転速度センサ9により検出されたエンジン回転速
度が規定値を超えた場合に限り行うようにしてもよい。
これは、例えばクルージングではエンジン7の自動的な
制御の加味を行い、港への出入りなどの低速航走時には
自動的な制御の加味を行わないようにするものである。
このときには、例えば、図3に示した動作フローにおい
て、ステップ55とステップ43との間でその判断を行
うようにする。また、上記のようなエンジン制御がなさ
れ得るか否かを操船者が選択可能なように選択スイッチ
を設けるようにしてもよい。
態に係る操船装置を備えたボートの構成を図5を参照し
て説明する。図5は、図1に示したものとは異なる、本
発明の一実施形態に係る操船装置を備えたボートの構成
を示す図であり、すでに説明した要素には同一番号を付
してある。
船内ではなく船外機2の側に備えられ、エンジン制御部
3aと船内のLAN12との接続は、電気線によりなさ
れている。また、エンジン制御部3aとともにケーブル
駆動機構5aも船外機2の側に設けられ、船外機2と船
内とのケーブル6は不要となる。さらに、スロットル開
度センサ8、エンジン回転速度センサ9からの出力も船
外機2に設けられたエンジン制御部3aに導かれるの
で、船外機2と船内との電気導線10、11も不要であ
る。
を用いて説明された内容についてはほぼ同様であり、同
様の効果を有する。また、船外機2と船体1との接続が
より簡単になる。
明の一実施形態に係る操船装置を備えたボートの構成を
図6を参照して説明する。図6は、図1、図5に示した
ものとは異なる、本発明の一実施形態に係る操船装置を
備えたボートの構成を示す図であり、すでに説明した要
素には同一番号を付してある。
が船内ではなく船外機2の側に備えられ、船内のエンジ
ン制御部3と船外のケーブル駆動機構5aとの接続は、
電気導線61によりなされている。したがって、機械的
なケーブル6は不要である。
を用いて説明された内容についてはほぼ同様であり、同
様の効果を有する。また、機械的なケーブル6を不要と
し船外機2と船体1との接続がより簡単になる。
御部3(3a)とリモコン操作部4、各センサ13、1
4、15との接続はLAN12によってなされている場
合を例に挙げて説明したが、LANによらず個別に接続
されていてもよい。
際のスロットル開度とエンジン回転速度とを検出し、こ
れによりエンジンへの負荷が検知され、検知された負荷
量により、リモコン操作部によるスロットル操作情報を
変換しスロットル開度指示情報を出力する。よって、エ
ンジンへの負荷量という波の状況に応じた基準で、より
適切なエンジン出力を生むべきスロットル開度指示情報
を発生させられる。したがって、波の状況を自動的に判
断して適切なエンジン出力を得ることが可能となる。
ートの構成を示す図。
して示した図。
ローを示す流れ図。
構成例を示す図。
形態に係る操船装置を備えたボートの構成を示す図。
一実施形態に係る操船装置を備えたボートの構成を示す
図。
…リモコン制御部 5、5a…ケーブル駆動機構 6…
ケーブル 7…エンジン 8…スロットル開度センサ
9…エンジン回転速度センサ 10、11…電気導線
12…LAN13…線速センサ 14…加速度センサ
15…姿勢センサ 31…処理部 32…テーブル格納
部 41…レバー 42…レバー位置検出部 61…電
気導線
Claims (12)
- 【請求項1】 スロットル操作をするためのリモコン操
作部と、 前記スロットル操作により発生したスロットル操作情報
が供給されスロットル開度指示情報を出力するエンジン
制御部と、 スロットル開度を検出するスロットル開度センサと、 エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサと
を有し、 前記エンジン制御部は、前記検出されたスロットル開度
と前記検出されたエンジン回転速度を用いてエンジンへ
の負荷量を検知し、この検知された負荷量に応じて前記
供給されたスロットル操作情報から前記スロットル開度
指示情報を修正出力することを特徴とする操船装置。 - 【請求項2】 衝撃を検出する加速度センサをさらに有
し、 前記エンジン制御部は、前記検出された衝撃が規定値を
超えたことを前提に、前記検知された負荷量に応じて前
記供給されたスロットル操作情報から前記スロットル開
度指示情報を修正出力することを特徴とする請求項1記
載の操船装置。 - 【請求項3】 鉛直方向からの傾きを検出する姿勢セン
サをさらに有し、 前記エンジン制御部は、前記検出された傾きが規定値を
超えたことを前提に、前記検知された負荷量に応じて前
記供給されたスロットル操作情報から前記スロットル開
度指示情報を修正出力することを特徴とする請求項1記
載の操船装置。 - 【請求項4】 前記エンジン制御部は、スロットル操作
情報と負荷量変化パターンとを引数とするスロットル開
度指示情報の一覧テーブルをあらかじめ備え、かつ、前
記負荷量の検知を一定時間行って前記負荷量の変化パタ
ーンを捉え、前記捉えられた変化パターンを前記一覧テ
ーブルに照合して修正出力すべきスロットル開度指示情
報を得ることを特徴とする請求項1記載の操船装置。 - 【請求項5】 船速度を検出する船速センサをさらに有
し、 前記エンジン制御部は、前記スロットル開度指示情報を
修正出力した後に、前記船速センサにより検出された船
速度を目標船速度と比較し、前記比較の結果により前記
スロットル開度指示情報を再度修正して出力することを
特徴とする請求項4記載の操船装置。 - 【請求項6】 前記エンジン制御部は、さらに、前記再
度修正して出力されたスロットル開度指示情報により前
記一覧テーブルを更新することを特徴とする請求項5記
載の操船装置。 - 【請求項7】 前記スロットル操作によりスロットル操
作情報が変化した場合には、前記エンジン制御部は、前
記スロットル開度指示情報を修正することを一旦解除す
ることを特徴とする請求項1記載の操船装置。 - 【請求項8】 前記エンジン制御部は、前記検出された
エンジン回転速度が規定値を超えたことを前提に、前記
検知された負荷量に応じて前記供給されたスロットル操
作情報から前記スロットル開度指示情報を修正出力する
ことを特徴とする請求項1記載の操船装置。 - 【請求項9】 前記リモコン操作部と前記エンジン制御
部と前記船速センサとはLANにより接続されているこ
とを特徴とする請求項5記載の操船装置。 - 【請求項10】 スロットル開度とエンジン回転速度と
を一定時間検出してエンジンへの負荷量の変化パターン
を検知するステップと、 前記検知された変化パターンとスロットル操作情報と
を、スロットル操作情報と負荷量変化パターンとを引数
とするスロットル開度指示情報の一覧テーブルに照合す
るステップと、 前記照合により修正出力すべきスロットル開度指示情報
を得るステップと、 前記得られたスロットル開度情報を出力するステップと
を有することを特徴とする操船方法。 - 【請求項11】 前記スロットル開度指示情報を出力し
た後に、船速センサにより検出された船速度を目標船速
度と比較するステップと、 前記比較の結果により前記出力されたスロットル開度指
示情報を再度修正して出力するステップとをさらに有す
ることを特徴とする請求項10記載の操船方法。 - 【請求項12】 前記再度修正して出力されたスロット
ル開度指示情報により前記一覧テーブルを更新するステ
ップをさらに有することを特徴とする請求項11記載の
操船方法。
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