JP2003097066A - ユニットルームの採光構造 - Google Patents

ユニットルームの採光構造

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JP2003097066A
JP2003097066A JP2001286362A JP2001286362A JP2003097066A JP 2003097066 A JP2003097066 A JP 2003097066A JP 2001286362 A JP2001286362 A JP 2001286362A JP 2001286362 A JP2001286362 A JP 2001286362A JP 2003097066 A JP2003097066 A JP 2003097066A
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unit room
opening
storage shelf
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sash window
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JP2001286362A
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English (en)
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Koji Ugi
浩二 宇城
Katsunoshin Sato
勝之進 佐藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットルーム内に屋外からの自然光が十分
に採光され、収納棚凹所内も同自然光で明るく照らされ
るユニットルームの採光構造を提供する。 【解決手段】 建物躯体1内に設置されるユニットルー
ム2の壁パネル3と同建物躯体1の躯体外壁4とをサッ
シ窓枠体5を介して連結開通させ、サッシ窓枠体5内の
窓開口部51を通して屋外光が同ユニットルーム2内に導
入されるようになしたユニットルームの採光構造におい
て、ユニットルーム2の壁パネル3に外方へ凹んだ収納
棚凹所6を形成して、この収納棚凹所6をサッシ窓枠体
5の下側に近接させて配置し、同サッシ窓枠体5と収納
棚凹所6とを上下に開通する透光開口部7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、建物躯体内に設
置されるバスルーム、トイレルーム、サニタリールーム
等のユニットルームの採光構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示す如く、建物躯体1
内で組立設置されるユニットルーム2は周知であり、こ
の場合に、ユニットルーム2の壁パネル3と建物躯体1
の躯体外壁4とをサッシ窓枠体5を介して連結開通さ
せ、該サッシ窓枠体5内の窓開口部51通して屋外光が同
ユニットルーム2内に導入されるようになしたユニット
ルームの採光構造が知られている。
【0003】ここでのユニットルーム2はバスルームで
あり、内部に浴槽15が設置されている。又、前記サッシ
窓枠体5内の窓開口部51は窓ガラス11で閉塞されてお
り、該窓ガラス11を通して屋外からの自然光が導入され
る。又、前記ユニットルーム2の別の壁パネル3には外
方へ凹んだ収納棚凹所6が形成されており、該収納棚凹
所6内にはシャンプーや石鹸等の浴室内用小物が収納載
置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、窓開口部51となるサッシ窓枠体5
が一般には壁パネル3の上位に設けられており、同窓開
口部51から水平方向に屋外光が導入されるだけであるた
め、ユニットルーム2内の全体、特に、下方には十分に
採光されないという問題があった。しかも、収納棚凹所
6には屋外からの自然光が届き難く、室内灯からの照明
だけでは影になることもあって、同収納棚凹所6内が暗
くなり、物品の出し入れに難を感じたり、室内の様相と
しても良好な外観とならないという問題があった。
【0005】本願発明は、上記従来の技術における問題
を悉く解決するためになされたもので、その課題は、ユ
ニットルーム内に屋外からの自然光が十分に採光され、
収納棚凹所内も同自然光で明るく照らされるユニットル
ームの採光構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
に係るユニットルームの採光構造は、建物躯体内に設置
されるユニットルームの壁パネルと同建物躯体の躯体外
壁とをサッシ窓枠体を介して連結開通させ、該サッシ窓
枠体内の窓開口部を通して屋外光が同ユニットルーム内
に導入されるようになしたユニットルームの採光構造で
あって、ユニットルームの壁パネルに外方へ凹んだ収納
棚凹所を形成して、該収納棚凹所をサッシ窓枠体の下側
に近接させて配置し、該サッシ窓枠体と同収納棚凹所と
を上下に開通する透光開口部を設けてなる。
【0007】したがって、この場合、収納棚凹所がサッ
シ窓枠体の下側に近接配置され、該サッシ窓枠体と同収
納棚凹所との間には両者を上下に開通する透光開口部が
設けられているため、屋外からの自然光はサッシ窓枠体
内の窓開口部を通して略水平方向にユニットルーム内へ
と採光されるだけでなく、透光開口部を通し収納棚凹所
からも同ユニットルーム内へと斜め下方に採光され、該
ユニットルーム内に同自然光が十分に採光されて、室内
は明るくなり良好な様相外観となる。又、屋外からの自
然光が透光開口部を通し収納棚凹所内に採光されて、該
収納棚凹所内は内部上方から明るく照らされ、物品の出
し入れに難を感じたり、室内の様相外観が悪くなったり
することもない。
【0008】本願請求項2記載の発明に係るユニットル
ームの採光構造は、上記請求項1記載のユニットルーム
の採光構造において、透光開口部を閉塞する透光パネル
を設け、該透光パネルにて収納棚凹所の天板部分を形成
したことを特徴とする。
【0009】したがって、この場合は特に、収納棚凹所
の天板部分が透光パネルにて形成されるため、該収納棚
凹所内の様相は体裁良く納まり、同透光パネルを通して
支障なく採光される。又、透光パネルは透光開口部を閉
塞するものであるため、該透光パネル上に物品を載置し
て、窓開口部の内部を物品収納スペースとして有効に活
用することが可能となる。
【0010】本願請求項3記載の発明に係るユニットル
ームの採光構造は、上記請求項1又は2記載のユニット
ルームの採光構造において、サッシ窓枠体の開口前端下
枠部と収納棚凹所の開口前端上枠部とを結合一体化した
ことを特徴とする。
【0011】したがって、この場合は特に、サッシ窓枠
体の開口前端下枠部と収納棚凹所の開口前端上枠部とが
結合一体化されるため、該収納棚凹所は同サッシ窓枠体
に対して正確に位置決めされると共に確実に固定され、
同収納棚凹所の形成施工が簡単となる。
【0012】本願請求項4記載の発明に係るユニットル
ームの採光構造は、上記請求項1〜3のいずれか一つに
記載のユニットルームの採光構造において、サッシ窓枠
体の躯体外壁側を窓ガラスで閉塞すると共に同サッシ窓
枠体内の窓開口部をユニットルーム側に開口させたこと
を特徴とする。
【0013】したがって、この場合は特に、サッシ窓枠
体の躯体外壁側が窓ガラスで閉塞されるため、該窓ガラ
スで屋外側の様相はスッキリとした外観に納まり、窓開
口部内への雨水や虫の侵入を防止することが可能とな
る。しかも、サッシ窓枠体内の窓開口部がユニットルー
ム側に開口されていて、該窓開口部内にはユニットルー
ム側から室内用の小物を収納して、該小物を容易に出し
入れすることが可能となる。
【0014】本願請求項5記載の発明に係るユニットル
ームの採光構造は、上記請求項1〜4のいずれか一つに
記載のユニットルームの採光構造において、収納棚凹所
の開口巾をサッシ窓枠体の窓開口部巾に略合致させ、同
収納棚凹所の底板部分をカウンターパネルにて形成した
ことを特徴とする。
【0015】したがって、この場合は特に、収納棚凹所
の底板部分がカウンターパネルにて形成されるため、該
収納棚凹所内の様相は体裁良く納まる。しかも、収納棚
凹所をサッシ窓枠体と共に巾広に形成することで、カウ
ンターパネル上全体を明るく照らすことが可能となり、
これによって、同収納棚凹所の内部は外観が良く使い勝
手も良好な収納スペースとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1、2は、本願請求項1〜5全
てに対応する一実施形態を示し、該実施形態のユニット
ルームの採光構造は、建物躯体1内に設置されるユニッ
トルーム2の壁パネル3と同建物躯体1の躯体外壁4と
をサッシ窓枠体5を介して連結開通させ、該サッシ窓枠
体5内の窓開口部51を通して屋外光が同ユニットルーム
2内に導入されるようになしたものである。この場合
に、ユニットルーム2の壁パネル3に外方へ凹んだ収納
棚凹所6を形成して、該収納棚凹所6をサッシ窓枠体5
の下側に近接させて配置し、該サッシ窓枠体5と同収納
棚凹所6とを上下に開通する透光開口部7を設けてい
る。
【0017】そして、該実施形態のユニットルームの採
光構造では、透光開口部7を閉塞する透光パネル8を設
け、該透光パネル8にて収納棚凹所6の天板部分を形成
している。しかも、サッシ窓枠体5の開口前端下枠部9
と収納棚凹所6の開口前端上枠部10とを結合一体化して
おり、同サッシ窓枠体5の躯体外壁側を窓ガラス11で閉
塞すると共に該サッシ窓枠体5内の窓開口部51をユニッ
トルーム2側に開口させてもいる。又、収納棚凹所6の
開口巾をサッシ窓枠体5の窓開口部巾に略合致させて、
同収納棚凹所6の底板部分をカウンターパネル12にて形
成している。
【0018】図2に示す如く、ユニットルーム2は、床
パン13と、該床パン13の周縁に立設される壁パネル3
と、該壁パネル3の上端間に架設される天井パネル14
と、でなり、建物躯体1内で組立設置されるものであ
る。又、ユニットルーム2はバスルームで、その内部の
前記床パン13上に浴槽15が設置され、該浴槽15の側方の
同床パン13上は洗い場16となる。洗い場16上方の壁パネ
ル3には前記浴槽15の側方でカウンター17が設置され、
該カウンター17の前面には給水給湯栓18が付設されてい
る。そして、前記壁パネル3には浴槽15より上方で室内
巾略全域にわたる取付開口枠19が形成されて、該取付開
口枠19の後方に実施形態のユニットルームの採光構造は
設置施工されている。
【0019】図1に示す如く、壁パネル3は補強フレー
ム20の前面に表面板21を貼着して形成され、該表面板21
が室内巾略全域にわたり開口されて、該開口の後方にサ
ッシ窓枠体5及び収納棚凹所6は上下に配置されて施工
されている。この場合、サッシ窓枠体5は屋内側枠5aと
屋外側枠5bとでなり、同屋内側枠5aを前記壁パネル3に
形成されるサッシ取付開口22に室内側から挿入し、該サ
ッシ取付開口22の口縁部分に同屋内側枠5aの前端フラン
ジ部23を係止し、該屋内側枠5aの後端部分と躯体外壁4
に取着固定される同屋外側枠5bとをビス24で結合一体化
することによって、同サッシ窓枠体5が取着施工されて
いる。
【0020】そして、サッシ窓枠体5の屋内側枠5aの下
枠板部分には、その略全域にわたって透光開口部7を形
成するための底板開口25が形成されている。又、サッシ
窓枠体5の屋外側枠5b内には、同サッシ窓枠体5内の窓
開口部51を閉塞する窓ガラス11が設けられている。な
お、窓ガラス11は密閉固定式に設けられても開閉式に設
けられても良いものであるが、開閉式に設けられて開閉
自在となる場合には、サッシ窓枠体5内の窓開口部51を
換気通路として使用することが可能となる。
【0021】又、収納棚凹所6は前記壁パネル3に形成
される棚取付開口26に箱型体27が室内側から嵌め込まれ
ることによって形成され、その際、同棚取付開口26の周
縁部分にはシーリング材28で防水処理が施されている。
箱型体27は前方に開口した矩形箱形状で、底板部分とな
るカウンターパネル12と、両側板29と、背板30と、天板
31とで形成されている。この場合、カウンターパネル12
は人造大理石と称される合成樹脂成形品で、両側板29及
び背板30は前記壁パネル3と同様に形成されたものであ
れば良い。
【0022】そして、収納棚凹所6の天板31には上方へ
透光開口枠32が突設され、該透光開口枠32は前記サッシ
窓枠体5の底板開口25に挿入され、同透光開口枠32の上
端フランジ部33が同底板開口25の周縁上に係止されビス
24で固着されて、同サッシ窓枠体5と収納棚凹所6とを
上下に開通する透光開口部7は形成されており、その
際、同サッシ窓枠体5の開口前端下枠部9と同収納棚凹
所6の開口前端上枠部10とが結合一体化される。又、透
光開口部7内にはその下端部位に透光パネル8が設けら
れており、該透光パネル8は収納棚凹所6の天板部分を
形成する。
【0023】この場合、サッシ窓枠体5内の窓開口部51
に屋外側から導入された自然光の一部が、透光開口部7
内の透光パネル8を通して収納棚凹所6内の略全域にわ
たってその上方から入射され、更に、該収納棚凹所6か
らユニットルーム2内に斜め下方へと同自然光の一部は
照射される。なお、収納棚凹所6を形成する前記箱型体
27は、前記透光開口枠32を介してサッシ窓枠体5で上方
から支持されると共にブラケット34で下方から支持され
て、強固に取り付け固定されている。
【0024】したがって、該実施形態のユニットルーム
の採光構造においては、収納棚凹所6がサッシ窓枠体5
の下側に近接配置され、該サッシ窓枠体5と同収納棚凹
所6との間には両者を上下に開通する透光開口部7が設
けられているため、屋外からの自然光はサッシ窓枠体5
内の窓開口部51を通して略水平方向にユニットルーム内
へと採光されるだけでなく、透光開口部7を通して収納
棚凹所6からも同ユニットルーム2内へと斜め下方に採
光され、該ユニットルーム2内に同自然光がその下方に
まで十分に採光されて、室内は明るくなり良好な様相外
観となる。
【0025】又、この場合、収納棚凹所6内にはシャン
プーや石鹸等の浴室内用小物を収納載置することができ
て便利である。しかも、その際、屋外からの自然光が透
光開口部7を通して収納棚凹所6内に採光されるため、
該収納棚凹所6内は内部上方から明るく照らされ、浴室
内用小物の出し入れに難を感じたり、室内の様相外観が
悪くなったりすることもない。
【0026】更に、該実施形態のユニットルームの採光
構造においては、収納棚凹所6の天板部分略全体が透光
パネル8にて形成されるため、該収納棚凹所6内の様相
は体裁良く納まり、同透光パネル8を通して同収納棚凹
所6内全体が支障なく確実に採光される。又、透光パネ
ル8は透光開口部7を閉塞するものであるため、該透光
パネル8上に浴室内用小物を載置して、窓開口部51の内
部を物品収納スペースとして有効に活用することもでき
る。
【0027】又、該実施形態のユニットルームの採光構
造においては、サッシ窓枠体5の開口前端下枠部9と収
納棚凹所6の開口前端上枠部10とが取付開口枠19の中桟
として結合一体化されるため、該収納棚凹所6は同サッ
シ窓枠体5に対して正確に位置決めされると共に確実に
固定され、同収納棚凹所6の形成施工を簡単に行うこと
ができる。
【0028】又、該実施形態のユニットルームの採光構
造においては、サッシ窓枠体5の躯体外壁4側が窓ガラ
ス11で閉塞されるため、該窓ガラス11で屋外側の様相は
スッキリとした外観に納まり、窓開口部51内への雨水や
虫の侵入が防止される。しかも、サッシ窓枠体5内の窓
開口部51がユニットルーム2側に開口されていて、該窓
開口部51内にはユニットルーム2側から浴室内用小物を
収納して、該浴室内用小物を容易に出し入れすることが
できる。
【0029】又、該実施形態のユニットルームの採光構
造においては、収納棚凹所6の底板部分がカウンターパ
ネル12にて形成されるため、該収納棚凹所6内の様相は
体裁良く納まる。しかも、収納棚凹所6はサッシ窓枠体
5と共に室内巾略全域にわたる程度の巾広に形成されて
おり、横長のカウンターパネル12上全体が明るく照らさ
れて、同収納棚凹所6の内部は外観が良く使い勝手も良
好な収納スペースとして活用される。
【0030】更に、この場合には、サッシ窓枠体5内の
窓開口部51からユニットルーム2の内部上方へと巾広く
採光され、収納棚凹所6から同ユニットルーム2の内部
下方へと巾広く採光されることになって、該ユニットル
ーム2の内部全体が屋外からの自然光によって効率的に
明るく照らされる。又、サッシ窓枠体5及び収納棚凹所
6の下方には浴槽15と洗い場16とが並設されていて、前
記屋外からの自然光により同浴槽15及び洗い場16は共に
明るく照らされる。
【0031】なお、本願発明においては、サッシ窓枠体
5のユニットルーム2側が開閉自在な目隠しパネル(図
示せず)で閉塞されても良く、この場合は、同目隠しパ
ネルを開状態とすることで、前述の如く、採光が行わ
れ、採光を必要としない際、例えば、夜間等の入浴時に
室内灯からの照明だけとなる際には、同目隠しパネルを
閉状態とすることで、屋外からの覗き見が防止される。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、本願請求項1記載の発明に
係るユニットルームの採光構造においては、屋外光が窓
開口部を通して採光されるだけでなく透光開口部を通し
収納棚凹所からも採光され、ユニットルーム内は同屋外
光が十分に採光されて明るくなり良好な様相外観とな
る。しかも、収納棚凹所内は透光開口部を通して内部上
方から屋外光で明るく照らされ、物品の出し入れに難を
感じたり、室内の様相外観が悪くなったりしない。
【0033】又、本願請求項2記載の発明に係るユニッ
トルームの採光構造においては、特に、収納棚凹所の天
板部分が透光パネルで形成されて、該収納棚凹所内の様
相は体裁良く納まり、同透光パネルを通して支障なく採
光される。しかも、透光パネルは透光開口部を閉塞する
ものであり、窓開口部の内部を物品収納スペースとして
有効に活用することが可能となる。
【0034】又、本願請求項3記載の発明に係るユニッ
トルームの採光構造においては、特に、サッシ窓枠体の
開口前端下枠部と収納棚凹所の開口前端上枠部とが結合
一体化されて、該収納棚凹所は同サッシ窓枠体に対して
正確に位置決めされると共に確実に固定され、同収納棚
凹所の形成施工が簡単となる。
【0035】又、本願請求項4記載の発明に係るユニッ
トルームの採光構造においては、特に、窓ガラスによっ
て屋外側の様相がスッキリとした外観に納まり、窓開口
部内への雨水や虫の侵入を防止することも可能となる。
しかも、窓開口部がユニットルーム側に開口されてい
て、該窓開口部内にはユニットルーム側から室内用の小
物を収納し、該小物を容易に出し入れすることが可能と
なる。
【0036】又、本願請求項5記載の発明に係るユニッ
トルームの採光構造においては、特に、収納棚凹所の底
板部分がカウンターパネルで形成されて、該収納棚凹所
内の様相は体裁良く納まる。しかも、収納棚凹所をサッ
シ窓枠体と共に巾広に形成することで、カウンターパネ
ル上全体を明るく照らすことが可能となり、同収納棚凹
所の内部は外観が良く使い勝手も良好な収納スペースと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態であるユニットルームの
採光構造を示す縦断面図。
【図2】同ユニットルームの採光構造が正面側から見え
るようにした該ユニットルームの縦断面図。
【図3】従来例であるユニットルームの採光構造を示す
概略縦断面図。
【符号の説明】
1 建物躯体 2 ユニットルーム 3 壁パネル 4 躯体外壁 5 サッシ窓枠体 51 窓開口部 6 収納棚凹所 7 透光開口部 8 透光パネル 9 開口前端下枠部 10 開口前端上枠部 11 窓ガラス 12 カウンターパネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体内に設置されるユニットルーム
    の壁パネルと同建物躯体の躯体外壁とをサッシ窓枠体を
    介して連結開通させ、該サッシ窓枠体内の窓開口部を通
    して屋外光が同ユニットルーム内に導入されるようにな
    したユニットルームの採光構造であって、ユニットルー
    ムの壁パネルに外方へ凹んだ収納棚凹所を形成して、該
    収納棚凹所をサッシ窓枠体の下側に近接させて配置し、
    該サッシ窓枠体と同収納棚凹所とを上下に開通する透光
    開口部を設けてなるユニットルームの採光構造。
  2. 【請求項2】 透光開口部を閉塞する透光パネルを設
    け、該透光パネルにて収納棚凹所の天板部分を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のユニットルームの採光
    構造。
  3. 【請求項3】 サッシ窓枠体の開口前端下枠部と収納棚
    凹所の開口前端上枠部とを結合一体化したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のユニットルームの採光構造。
  4. 【請求項4】 サッシ窓枠体の躯体外壁側を窓ガラスで
    閉塞すると共に同サッシ窓枠体内の窓開口部をユニット
    ルーム側に開口させたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか一つに記載のユニットルームの採光構造。
  5. 【請求項5】 収納棚凹所の開口巾をサッシ窓枠体の窓
    開口部巾に略合致させ、同収納棚凹所の底板部分をカウ
    ンターパネルにて形成したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一つに記載のユニットルームの採光構造。
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