JPH069254Y2 - トップライト付の公衆トイレ - Google Patents
トップライト付の公衆トイレInfo
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- JPH069254Y2 JPH069254Y2 JP1602188U JP1602188U JPH069254Y2 JP H069254 Y2 JPH069254 Y2 JP H069254Y2 JP 1602188 U JP1602188 U JP 1602188U JP 1602188 U JP1602188 U JP 1602188U JP H069254 Y2 JPH069254 Y2 JP H069254Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- panel
- roof
- public toilet
- lighting
- Prior art date
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は屋根にトップライトが設けられている公衆トイ
レに関するものである。
レに関するものである。
[従来の技術] 従来の公衆トイレは、コンクリートで躯体を構成し、そ
の内部に便器等の衛生器具と共に照明器具を設けるよう
にしている。
の内部に便器等の衛生器具と共に照明器具を設けるよう
にしている。
ところで、公衆トイレは不特定多数の種々の人が用いる
ものであるが、公園等にあっては美感上なるべく目立た
ないように設置されるのが通常である。
ものであるが、公園等にあっては美感上なるべく目立た
ないように設置されるのが通常である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の公衆トイレは、防犯上の理由などから窓が壁面上
部に比較的小さく設けられており、内部が暗いことが多
い。この場合、昼間から照明器具を点灯するようにする
と、電力消費や管球消耗により公衆トイレの維持管理コ
ストが嵩む。
部に比較的小さく設けられており、内部が暗いことが多
い。この場合、昼間から照明器具を点灯するようにする
と、電力消費や管球消耗により公衆トイレの維持管理コ
ストが嵩む。
さらに、従来の公衆トイレはなるべく目立たないように
設置されることが多く、夕暮れ時や夜間には公衆トイレ
の設置位置がわかりづらいものとなっていた。
設置されることが多く、夕暮れ時や夜間には公衆トイレ
の設置位置がわかりづらいものとなっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、側壁及び屋根によって囲まれたトイレルーム
内部に便器が設けられた公衆トイレにおいて、屋根に設
けられた開口又は透光板よりなる明り取り部と、該明り
取り部の上面に蓋設された半透光材よりなる半球殻形状
のトップライトと、該トイレルーム内を照明するための
照明器具と、公衆トイレの周囲の照度を検出するための
照度センサを有し、該照度センサの検出照度が所定値以
下のときに前記照明器具を点灯させる制御部と、を備え
たものである。
内部に便器が設けられた公衆トイレにおいて、屋根に設
けられた開口又は透光板よりなる明り取り部と、該明り
取り部の上面に蓋設された半透光材よりなる半球殻形状
のトップライトと、該トイレルーム内を照明するための
照明器具と、公衆トイレの周囲の照度を検出するための
照度センサを有し、該照度センサの検出照度が所定値以
下のときに前記照明器具を点灯させる制御部と、を備え
たものである。
本考案の公衆トイレでは、前記公衆トイレの屋根は、前
記明り取り部の周縁部において、該屋根の外面とトップ
ライトの外面とが円滑な連続面をなすように湾曲して立
ち上げられるよう構成されても良い。
記明り取り部の周縁部において、該屋根の外面とトップ
ライトの外面とが円滑な連続面をなすように湾曲して立
ち上げられるよう構成されても良い。
[作用] 本考案の公衆トイレでは、明り取り部が屋根に設けられ
ているから、トイレルーム内部への採光が良好に行なわ
れ、昼間には照明を点灯せずとも内部が十分に明るい。
ているから、トイレルーム内部への採光が良好に行なわ
れ、昼間には照明を点灯せずとも内部が十分に明るい。
夕暮時等になり、公衆トイレの周囲の照度が低下した場
合には、自動的に照明が点灯し、内部の照明が確実に行
なわれる。
合には、自動的に照明が点灯し、内部の照明が確実に行
なわれる。
また、このような照明を点灯させると、その照明光の一
部が明り取り部を通過してトップライト内面に入射され
る。そうすると、このトップライトは半透光材よりなる
半球殻形状であるから、公衆トイレ外部からは全体とし
て半球状の発光体の如く視覚される。そのため、トップ
ライトが周囲から目立った存在となり、公衆トイレの所
在位置を容易に判別することができる。
部が明り取り部を通過してトップライト内面に入射され
る。そうすると、このトップライトは半透光材よりなる
半球殻形状であるから、公衆トイレ外部からは全体とし
て半球状の発光体の如く視覚される。そのため、トップ
ライトが周囲から目立った存在となり、公衆トイレの所
在位置を容易に判別することができる。
なお、このトップライトの外面が屋根外面から連続面と
なるように構成した場合には、トップライトの台座付近
に直角の隅角部が無くなり、見栄えの向上と共に腐食防
止による耐久性向上が図れる。
なるように構成した場合には、トップライトの台座付近
に直角の隅角部が無くなり、見栄えの向上と共に腐食防
止による耐久性向上が図れる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例を説明する。
第3図は実施例に係る公衆トイレの正面図、第4図は背
面図、第5図は左側面図、第6図は右側面図、第1図は
第5図のI−I線断面図、第2図は第5図のII−II線断
面図である。また、第7図は平面図、第8、9図はそれ
ぞれ第1図のVIII−VIII線、IX−IX線断面図である。
面図、第5図は左側面図、第6図は右側面図、第1図は
第5図のI−I線断面図、第2図は第5図のII−II線断
面図である。また、第7図は平面図、第8、9図はそれ
ぞれ第1図のVIII−VIII線、IX−IX線断面図である。
第9図の符号10、12、14、16は柱であり、トイ
レルーム18の4隅に立設され、柱10と12との間及
び柱14と16との間には間柱19が立設されている。
また、柱10と12、柱14と16の間では、FRP製
の内装パネル20とタイルパネルよりなる外装パネル2
2が内外両面に取り付けられている。
レルーム18の4隅に立設され、柱10と12との間及
び柱14と16との間には間柱19が立設されている。
また、柱10と12、柱14と16の間では、FRP製
の内装パネル20とタイルパネルよりなる外装パネル2
2が内外両面に取り付けられている。
柱10と14との間には枠状のフレーム24に囲まれて
ドア26が配置されている。このドア26には開閉用の
レバー26aのほか、内部から施錠できるようにロック
26bが設けられている。柱12と16との間には、円
弧形に湾曲して外部へ膨出する如くRパネル28が設け
られている。このRパネル28は、等円周上に配置され
た間柱28aと、該間柱28aを挟むように内外両面に
貼装された内装材28b及び外装材28cを備えてい
る。これら内装材28bや外装材28cは例えば鋼板や
FRP、アルミニウム等で構成される。
ドア26が配置されている。このドア26には開閉用の
レバー26aのほか、内部から施錠できるようにロック
26bが設けられている。柱12と16との間には、円
弧形に湾曲して外部へ膨出する如くRパネル28が設け
られている。このRパネル28は、等円周上に配置され
た間柱28aと、該間柱28aを挟むように内外両面に
貼装された内装材28b及び外装材28cを備えてい
る。これら内装材28bや外装材28cは例えば鋼板や
FRP、アルミニウム等で構成される。
トイレルーム18の内部は、FRP製の床パネル30に
て底面部が構成されており、該床パネル30は途中から
1段高く構成され、この高段部30aの部分に和風大便
器32が設置され、所謂汽車形便室構造となっている。
該床パネル30はRパネル28内側において便器使用者
34の起立時の腰高さ程度に立ち上げられ、物置き棚3
0bを構成している。この物置き棚30bの下側には汚
物を投棄するための汚物収納凾(以下、サニタリボック
スという。)36と便器32用の洗浄水を貯蔵ロータン
ク37が設置されている。物置き棚30bの上方にはベ
ンチレータ38が設置され、該ベンチレータ38を囲む
Rパネル28の上部にはガラリ28Aが設けられて排風
可能とされている。
て底面部が構成されており、該床パネル30は途中から
1段高く構成され、この高段部30aの部分に和風大便
器32が設置され、所謂汽車形便室構造となっている。
該床パネル30はRパネル28内側において便器使用者
34の起立時の腰高さ程度に立ち上げられ、物置き棚3
0bを構成している。この物置き棚30bの下側には汚
物を投棄するための汚物収納凾(以下、サニタリボック
スという。)36と便器32用の洗浄水を貯蔵ロータン
ク37が設置されている。物置き棚30bの上方にはベ
ンチレータ38が設置され、該ベンチレータ38を囲む
Rパネル28の上部にはガラリ28Aが設けられて排風
可能とされている。
上記サニタリボックス36は便器32の立面壁30c内
に埋め込まれるように設けられている。サニタリボック
ス36の設置部位においては該立面壁30cの一部が該
立面壁30cとは別体のサニタリボックスの前面パネル
30dにて構成されている。該サニタリボックスはガイ
ドレール(図示略)に沿って前後方向(第1図の左右方
向)にスライド自在とされており、該パネル30dを引
張るとサニタリボックス36を壁面内から取り出して清
掃し得る構成となっている。
に埋め込まれるように設けられている。サニタリボック
ス36の設置部位においては該立面壁30cの一部が該
立面壁30cとは別体のサニタリボックスの前面パネル
30dにて構成されている。該サニタリボックスはガイ
ドレール(図示略)に沿って前後方向(第1図の左右方
向)にスライド自在とされており、該パネル30dを引
張るとサニタリボックス36を壁面内から取り出して清
掃し得る構成となっている。
また、該パネル30dの上辺部にはサニタリボックス3
6への汚物投入口30eが設けられており、該汚物投入
口30eには開閉自在な蓋30fが設けられている。該
蓋30fはトイレルーム18側(室内側)へ倒れ込む如
く開放し得るように、下辺側がパネル30dに枢着され
ている。
6への汚物投入口30eが設けられており、該汚物投入
口30eには開閉自在な蓋30fが設けられている。該
蓋30fはトイレルーム18側(室内側)へ倒れ込む如
く開放し得るように、下辺側がパネル30dに枢着され
ている。
なお、サニタリボックス36はチャンバ36Aで囲まれ
ており、該チャンバ36Aとベンチレータ38とはダク
ト39で連通されている。このダクト39はRパネル2
8の内装材28bと外装材28cとの間を通されてい
る。前記チャンバ36Aの下部はトイレルーム18に向
って開口36aとなっている。従って、ベンチレータ3
8を作動させると、トイレルーム18内の天井近傍のほ
か、サニタリボックス36及び便器32近傍からの排気
を行なって、トイレ全体から確実に臭気を外部へ排出で
きる。
ており、該チャンバ36Aとベンチレータ38とはダク
ト39で連通されている。このダクト39はRパネル2
8の内装材28bと外装材28cとの間を通されてい
る。前記チャンバ36Aの下部はトイレルーム18に向
って開口36aとなっている。従って、ベンチレータ3
8を作動させると、トイレルーム18内の天井近傍のほ
か、サニタリボックス36及び便器32近傍からの排気
を行なって、トイレ全体から確実に臭気を外部へ排出で
きる。
符号40はベンチレータ38の室内側の側面と下面とを
仕切るL字形断面形状のパネルであり、該パネル40の
L字コーナー部には照明器具42とそのカバー42aが
設けられている。
仕切るL字形断面形状のパネルであり、該パネル40の
L字コーナー部には照明器具42とそのカバー42aが
設けられている。
トイレルーム18の天井部は鋼板又はFRPよりなる天
井パネル43と屋根パネル44にて構成され、該天井パ
ネル43及び屋根パネル44には明り取り部を構成する
円形開口44aが穿設され、該開口44aには乳白色の
アクリル又はポリカーボネート等の半透光材よりなるド
ーム形のトップライト46が蓋を被せる如くして装着さ
れている。符号44bは梁を示す。
井パネル43と屋根パネル44にて構成され、該天井パ
ネル43及び屋根パネル44には明り取り部を構成する
円形開口44aが穿設され、該開口44aには乳白色の
アクリル又はポリカーボネート等の半透光材よりなるド
ーム形のトップライト46が蓋を被せる如くして装着さ
れている。符号44bは梁を示す。
前記内装パネル20に沿って下段側の手摺48と上段側
の手摺50が設けられ、これら手摺48、50は前記フ
レーム24や、あるいは前記柱12、14、間柱19に
固着されている支持部材52に止着されている。また、
便器32の前方にも別の手摺53が設けられている。
の手摺50が設けられ、これら手摺48、50は前記フ
レーム24や、あるいは前記柱12、14、間柱19に
固着されている支持部材52に止着されている。また、
便器32の前方にも別の手摺53が設けられている。
便器32の前方の立面壁30cにはペーパーホルダー5
4が設けられている。また、床パネル30のうち低段部
30gの部分に立って手洗いができるように、トイレル
ーム18の出入口側の便器に向って左側の壁面に沿って
洗面化粧台56が設置されている。該洗面化粧台56の
上半部には鏡56aが貼装され下半部には手洗器56b
が設けられている。この洗面化粧台56に隣接した手摺
48には灰皿57が取り付けられえいる。また、前記ド
ア26は第9図のAで示す端辺(便器32に向って右側
の側辺)を回動中心とするものであり、該便器32に向
って右側の手摺50にはフックを兼ねる戸当り58が取
り付けられている。
4が設けられている。また、床パネル30のうち低段部
30gの部分に立って手洗いができるように、トイレル
ーム18の出入口側の便器に向って左側の壁面に沿って
洗面化粧台56が設置されている。該洗面化粧台56の
上半部には鏡56aが貼装され下半部には手洗器56b
が設けられている。この洗面化粧台56に隣接した手摺
48には灰皿57が取り付けられえいる。また、前記ド
ア26は第9図のAで示す端辺(便器32に向って右側
の側辺)を回動中心とするものであり、該便器32に向
って右側の手摺50にはフックを兼ねる戸当り58が取
り付けられている。
また、この便器32に向って右側の手摺48には折り畳
み式の椅子60と更衣台62とがフレーム64を介して
取り付けられている。第10図及び第11図に拡大して
示す通り、フレーム64は2本、上下方向に延設され、
それらの上端に設けられた開口65に前記手摺48が挿
通されている。
み式の椅子60と更衣台62とがフレーム64を介して
取り付けられている。第10図及び第11図に拡大して
示す通り、フレーム64は2本、上下方向に延設され、
それらの上端に設けられた開口65に前記手摺48が挿
通されている。
これら椅子60と更衣台62は、支持軸60a,62a
を介してフレーム64に枢着され、フレーム64の間に
納まった状態(第10図の状態)と、フレーム64の間
から引き出された状態(第11図の実線で示す状態)と
を採り得るようになっている。なお、椅子60を第11
図の実線で示すように引き出した時に、該椅子60を平
行姿勢に維持するためのストッパ(図示略)がフレーム
64に設けられている。また、更衣台62は、その上面
に水や塵が貯まらないようにスノコ(簀子)状としても
良い。
を介してフレーム64に枢着され、フレーム64の間に
納まった状態(第10図の状態)と、フレーム64の間
から引き出された状態(第11図の実線で示す状態)と
を採り得るようになっている。なお、椅子60を第11
図の実線で示すように引き出した時に、該椅子60を平
行姿勢に維持するためのストッパ(図示略)がフレーム
64に設けられている。また、更衣台62は、その上面
に水や塵が貯まらないようにスノコ(簀子)状としても
良い。
椅子60及び更衣台62に隣接して、手摺48にダスト
ボックス65が取り付けられている。
ボックス65が取り付けられている。
トイレルーム18の出入口に対向して、トイレルーム1
8内への出入りの時の姿をかくすためのブラインドスク
リーン66が立設されている。このブラインドスクリー
ン66は、Rパネル28と同形状のものであり、外観上
トイレが左右対称となってシメントリーがとられてい
る。このブラインドスクリーン66は柱68、70に取
り付けられており、該柱68と前記柱10との間の内側
面にはタイルパネル72が取り付けられている。また、
柱68と柱10との間の外側面は、前記外装パネル22
が延長されて取り付けられている。符号73は屋根パネ
ルを示す。
8内への出入りの時の姿をかくすためのブラインドスク
リーン66が立設されている。このブラインドスクリー
ン66は、Rパネル28と同形状のものであり、外観上
トイレが左右対称となってシメントリーがとられてい
る。このブラインドスクリーン66は柱68、70に取
り付けられており、該柱68と前記柱10との間の内側
面にはタイルパネル72が取り付けられている。また、
柱68と柱10との間の外側面は、前記外装パネル22
が延長されて取り付けられている。符号73は屋根パネ
ルを示す。
柱70と14との間の鴨居の部分には長凾状のケーシン
グ74が架設されており、該ケーシング74には赤色灯
76、ブザー78及び照明80が設けられている。ま
た、ケーシング74の外側面にはトイレ表示マーク82
が設けられている。トイレルーム18内の壁面の比較的
高さの低い箇所(例えば床パネル30の低段部30gか
ら40cm又はそれ以下の高さ)にはスイッチ83が設け
られており、このスイッチを押すとブザー78が作動す
ると共に赤色灯76が点灯し、トイレルーム18内での
非常事態を外部に通報できる構成となっている。なお、
スイッチ83は公園の管理事務所などに接続するように
しても良い。
グ74が架設されており、該ケーシング74には赤色灯
76、ブザー78及び照明80が設けられている。ま
た、ケーシング74の外側面にはトイレ表示マーク82
が設けられている。トイレルーム18内の壁面の比較的
高さの低い箇所(例えば床パネル30の低段部30gか
ら40cm又はそれ以下の高さ)にはスイッチ83が設け
られており、このスイッチを押すとブザー78が作動す
ると共に赤色灯76が点灯し、トイレルーム18内での
非常事態を外部に通報できる構成となっている。なお、
スイッチ83は公園の管理事務所などに接続するように
しても良い。
第12図にも示すように、前記明り取り部を構成する開
口44aの内周面の一部と、それに続く天井パネル43
は切り抜かれて照明設置部84となっており、L字形断
面形状の透光材(例えばアクリルパネル)よりなる照明
カバー86が着脱自在に取り付けられている。そして、
この照明カバー84内には照明器具として蛍光ランプ8
8が設けられ、該ランプ88の点灯及び消灯の制御を行
うためのコントローラ90が設置されている。
口44aの内周面の一部と、それに続く天井パネル43
は切り抜かれて照明設置部84となっており、L字形断
面形状の透光材(例えばアクリルパネル)よりなる照明
カバー86が着脱自在に取り付けられている。そして、
この照明カバー84内には照明器具として蛍光ランプ8
8が設けられ、該ランプ88の点灯及び消灯の制御を行
うためのコントローラ90が設置されている。
前記屋根パネル44にはコントローラ90に近接して照
度センサ92が設けられており、その検出照度がコント
ローラ90に入力されている。このコントローラ90
は、トイレ周囲の照度が所定照度以下となったときにラ
ンプ88を点灯させ、トイレ周囲か所定照度以下となっ
たときにランプ88を消灯させるよう構成されており例
えば昼間にはランプ88は消灯し、夜間や薄暗い雨天、
曇天時にはランプ88が点灯する。
度センサ92が設けられており、その検出照度がコント
ローラ90に入力されている。このコントローラ90
は、トイレ周囲の照度が所定照度以下となったときにラ
ンプ88を点灯させ、トイレ周囲か所定照度以下となっ
たときにランプ88を消灯させるよう構成されており例
えば昼間にはランプ88は消灯し、夜間や薄暗い雨天、
曇天時にはランプ88が点灯する。
本考案の公衆トイレでは、明り取り部(開口44a)が
屋根に設けられているから、トイレルーム18内部への
採光が良好に行なわれ、昼間には照明を点灯せずとも内
部が十分に明るい。
屋根に設けられているから、トイレルーム18内部への
採光が良好に行なわれ、昼間には照明を点灯せずとも内
部が十分に明るい。
夕暮時等になり、公衆トイレの周囲の照度が低下した場
合には、自動的に照明が点灯し、内部の照明が確実に行
なわれる。
合には、自動的に照明が点灯し、内部の照明が確実に行
なわれる。
また、このように照明を点灯させると、その照明光の一
部が明り取り部(開口44a)を通過してトップライト
46の内面に入射される。そうすると、このトップライ
ト46は半透光材よりなる半球殻形状であるから、公衆
トイレ外部からは全体として半球状の発光体の如く視覚
される。そのため、トップライト46が周囲から目立っ
た存在となり、公衆トイレの所在位置を容易に判別する
ことができる。
部が明り取り部(開口44a)を通過してトップライト
46の内面に入射される。そうすると、このトップライ
ト46は半透光材よりなる半球殻形状であるから、公衆
トイレ外部からは全体として半球状の発光体の如く視覚
される。そのため、トップライト46が周囲から目立っ
た存在となり、公衆トイレの所在位置を容易に判別する
ことができる。
ことに、本実施例の公衆トイレにおいては、内装パネル
20と床パネル30とがFRP製であるから、落書がつ
きにくく、また水で丸洗いできるから清掃も十分にしか
も容易に行なえ、極めて清潔、清浄となる。
20と床パネル30とがFRP製であるから、落書がつ
きにくく、また水で丸洗いできるから清掃も十分にしか
も容易に行なえ、極めて清潔、清浄となる。
また、手摺48、50、53が設けられているから、便
器使用姿勢からの起立や、高段部30aへの昇降が楽に
行なえる。さらに、椅子60と更衣台62が設けられて
いるので、トイレルーム18内での休憩や着替えも容易
に行なえる。これらの椅子60や更衣台62は起倒自在
に設けられており、非使用時には全く邪魔にならない。
器使用姿勢からの起立や、高段部30aへの昇降が楽に
行なえる。さらに、椅子60と更衣台62が設けられて
いるので、トイレルーム18内での休憩や着替えも容易
に行なえる。これらの椅子60や更衣台62は起倒自在
に設けられており、非使用時には全く邪魔にならない。
上記実施例では、明り取り部が開口44aにて構成され
ているが、透明部とすることにより明り取り部を構成し
ても良い。また、第1図及び第12図に示すように、開
口44aにガラスや透明プラスチックなどの透光板44
cを取り付けても良い。さらに本考案では、洋風便器や
小便器を採用しても良い。
ているが、透明部とすることにより明り取り部を構成し
ても良い。また、第1図及び第12図に示すように、開
口44aにガラスや透明プラスチックなどの透光板44
cを取り付けても良い。さらに本考案では、洋風便器や
小便器を採用しても良い。
第13図は本考案の別の実施例を示すものであり、屋根
とトップライトとの連結部分の構成を示す縦形断面図で
ある。
とトップライトとの連結部分の構成を示す縦形断面図で
ある。
本実施例では、屋根パネル44が開口44aの周縁部に
おいて滑らかに湾曲して立ち上げられており、トップラ
イト46の外面が屋根パネル44の外面と滑らかに連続
面となるように構成されている。
おいて滑らかに湾曲して立ち上げられており、トップラ
イト46の外面が屋根パネル44の外面と滑らかに連続
面となるように構成されている。
かかる構成によると、トップライト46と屋根パネル4
4との外観上の一体感が高くなり、トップライト46の
台座部B付近の見栄えが向上する。また、この台座部B
付近での直角な隅角部が解消されるので、水や塵が貯り
にくくなる。そのため、該台座部B付近の汚れの付着や
腐食が防止され、見栄えの向上と共に耐久性の向上も図
れる。
4との外観上の一体感が高くなり、トップライト46の
台座部B付近の見栄えが向上する。また、この台座部B
付近での直角な隅角部が解消されるので、水や塵が貯り
にくくなる。そのため、該台座部B付近の汚れの付着や
腐食が防止され、見栄えの向上と共に耐久性の向上も図
れる。
[効果] 以上の通り、本考案によれば、トイレルーム内部の照明
が確実に行なわれる。また、自然光による照明が十分で
あるときには照明器具が自動的に消灯されるので、電力
コストも低い。さらに、夜間でも公衆トイレの所在が明
示されたものとなる。
が確実に行なわれる。また、自然光による照明が十分で
あるときには照明器具が自動的に消灯されるので、電力
コストも低い。さらに、夜間でも公衆トイレの所在が明
示されたものとなる。
本考案では、トップライトの台座付近での腐食防止によ
る耐久性向上や、見栄えの向上を図ることもできる。
る耐久性向上や、見栄えの向上を図ることもできる。
第1図及び第2図は実施例に係る公衆トイレの縦断面
図、第3図は正面図、第4図は背面図、第5図及び第6
図は側面図である。第7図は平面図、第8図及び第9図
は平断面図、第10図は要部構成図、第11図は第10
図のXI−XI線断面図、第12図は第1図のXII−XII線断
面図である。第13図は別の実施例を示す要部縦断面図
である。 10、12、14、16、68、70…柱、 20…内装パネル、22…外装パネル、 32…和風大便器、43…天井パネル、 44…屋根パネル、44a…開口、 46…トップライト、 48、50、53…手摺、 54…ペーパーホルダー、 60…椅子、62…更衣台、 66…ブラインドスクリーン、 88…ランプ、92…照度センサ。
図、第3図は正面図、第4図は背面図、第5図及び第6
図は側面図である。第7図は平面図、第8図及び第9図
は平断面図、第10図は要部構成図、第11図は第10
図のXI−XI線断面図、第12図は第1図のXII−XII線断
面図である。第13図は別の実施例を示す要部縦断面図
である。 10、12、14、16、68、70…柱、 20…内装パネル、22…外装パネル、 32…和風大便器、43…天井パネル、 44…屋根パネル、44a…開口、 46…トップライト、 48、50、53…手摺、 54…ペーパーホルダー、 60…椅子、62…更衣台、 66…ブラインドスクリーン、 88…ランプ、92…照度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桂 真人 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 青木 伸夫 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 黒部 昭 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 桝 泰将 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナックス内
Claims (2)
- 【請求項1】側壁及び屋根によって囲まれたトイレルー
ム内部に便器が設けられた公衆トイレにおいて、 屋根に設けられた開口又は透光板よりなる明り取り部
と、 該明り取り部の上面に蓋設された半透光材よりなる半球
殻形状のトップライトと、 該トイレルーム内を照明するための照明器具と、 公衆トイレの周囲の照度を検出するための照度センサを
有し、該照度センサの検出照度が所定値以下のときに前
記照明器具を点灯させる制御部と、 を備えたことを特徴とするトップライト付の公衆トイ
レ。 - 【請求項2】前記公衆トイレの屋根は、前記明り取り部
の周縁部において、該屋根の外面とトップライトの外面
とが円滑な連続面をなすように湾曲して立ち上げられて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の公衆トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602188U JPH069254Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トップライト付の公衆トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602188U JPH069254Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トップライト付の公衆トイレ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119745U JPH01119745U (ja) | 1989-08-14 |
JPH069254Y2 true JPH069254Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31228584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1602188U Expired - Lifetime JPH069254Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トップライト付の公衆トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069254Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP1602188U patent/JPH069254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119745U (ja) | 1989-08-14 |
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