JPH0650899Y2 - 簡易建築物の照明装置 - Google Patents
簡易建築物の照明装置Info
- Publication number
- JPH0650899Y2 JPH0650899Y2 JP1989036462U JP3646289U JPH0650899Y2 JP H0650899 Y2 JPH0650899 Y2 JP H0650899Y2 JP 1989036462 U JP1989036462 U JP 1989036462U JP 3646289 U JP3646289 U JP 3646289U JP H0650899 Y2 JPH0650899 Y2 JP H0650899Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- simple building
- light source
- light
- plate member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、仮設トイレ等の簡易建築物の照明装置に関す
るものである。
るものである。
従来の簡易建築物、例えば仮設トイレの照明装置は、第
4図に示すようになっていて、壁板aの内面に光源bを
取付け、室内だけを照明するようになっていた。そして
外側の表示部cをも照明する必要がある場合には上記光
源bとは別の光源を簡易建築物の外側の表示部cの上側
に取付けていた。
4図に示すようになっていて、壁板aの内面に光源bを
取付け、室内だけを照明するようになっていた。そして
外側の表示部cをも照明する必要がある場合には上記光
源bとは別の光源を簡易建築物の外側の表示部cの上側
に取付けていた。
また上記照明装置の光源bである電球はむき出しになっ
ていると破損しやすいので、一般にこの電球にカバーd
をかぶせるようになっている。
ていると破損しやすいので、一般にこの電球にカバーd
をかぶせるようになっている。
上記従来の照明装置では、簡易建築物の内部と外部の双
方を照明しようとすると、内、外双方に別々の照明装置
を備えなければならずコスト的に問題があった。また上
記照明装置の光源bを保護するカバーcは光源bを取付
ける壁板aとは別部材になっていてこれに着脱自在に結
合する構成にしなければならず、このカバーの取付けも
コスト高になるという問題があった。
方を照明しようとすると、内、外双方に別々の照明装置
を備えなければならずコスト的に問題があった。また上
記照明装置の光源bを保護するカバーcは光源bを取付
ける壁板aとは別部材になっていてこれに着脱自在に結
合する構成にしなければならず、このカバーの取付けも
コスト高になるという問題があった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、簡易建
築物の外側に特別の照明を使用せずとも、この簡易建築
物の外面に取付けたTOILET等の表示部を見やすくできる
と共に、安価な手段でもってこの表示部の美観を向上す
ることができ、また、照明用の電球を保護するために、
別部材になっているカバーを使用する必要がなく、この
カバー取付け用のコストを低減することができるように
した簡易建築物の照明装置を提供することを目的とする
ものである。
築物の外側に特別の照明を使用せずとも、この簡易建築
物の外面に取付けたTOILET等の表示部を見やすくできる
と共に、安価な手段でもってこの表示部の美観を向上す
ることができ、また、照明用の電球を保護するために、
別部材になっているカバーを使用する必要がなく、この
カバー取付け用のコストを低減することができるように
した簡易建築物の照明装置を提供することを目的とする
ものである。
上記目的を達成するために、本考案に係る簡易建築物の
照明装置は、複数枚の板部材にて構成される部屋を有す
る簡易建築物において、この簡易建築物の少なくとも上
部に位置する板部材を透光性を有するプラスチック材に
て中空2重壁構造にすると共に、この中空2重壁構造の
板部材の内側壁に電球等の光源を固着し、またこれに対
向する上記板部材の外側壁の一部を外方へ突出してこの
部分に薄肉の表示部を一体状に構成した構成となってい
る。
照明装置は、複数枚の板部材にて構成される部屋を有す
る簡易建築物において、この簡易建築物の少なくとも上
部に位置する板部材を透光性を有するプラスチック材に
て中空2重壁構造にすると共に、この中空2重壁構造の
板部材の内側壁に電球等の光源を固着し、またこれに対
向する上記板部材の外側壁の一部を外方へ突出してこの
部分に薄肉の表示部を一体状に構成した構成となってい
る。
中空2重壁構造の板部材内の光源を点灯することによ
り、この光源の光は上記板部材の内側壁と外側壁より簡
易建築物の内外へ漏れる。特にこれの外側に設けられた
表示部の表示記号は薄肉の部分によって明るく浮き出さ
れ、また内側に透過した光にて室内が照明される。
り、この光源の光は上記板部材の内側壁と外側壁より簡
易建築物の内外へ漏れる。特にこれの外側に設けられた
表示部の表示記号は薄肉の部分によって明るく浮き出さ
れ、また内側に透過した光にて室内が照明される。
本考案の実施例を第1図から第3図に基づいて説明す
る。
る。
この実施例は仮設トイレの場合であり、図中1は便槽、
2はこの便槽1上に載置固着された架台、3はこの架台
2上に立設された部屋、4はこの部屋3の上方を閉じる
屋根である。
2はこの便槽1上に載置固着された架台、3はこの架台
2上に立設された部屋、4はこの部屋3の上方を閉じる
屋根である。
上記部屋3は前後の壁板5,6と左右の壁板7,8にて矩形状
に形成されている。そして前側の壁板5にドア9が嵌合
する出入口10が設けてある。上記部屋3を構成する屋根
4及び壁板5〜7の各板部材は熱可塑性プラスチックを
用いたブロー成形法にて中空2重壁構造に構成されてい
る。
に形成されている。そして前側の壁板5にドア9が嵌合
する出入口10が設けてある。上記部屋3を構成する屋根
4及び壁板5〜7の各板部材は熱可塑性プラスチックを
用いたブロー成形法にて中空2重壁構造に構成されてい
る。
上記前側の壁板5には光を少し透過する材料が用いられ
ており、これの上部の外側壁に「TOILET」の文字からな
る凹凸状の表示部11が、また内側壁に膨出部12が一体成
形により構成されている。そして上記膨出部12の下側部
に開口部13が設けてあり、またこの膨出部12内に電球14
が螺合するソケット15が固着されている。
ており、これの上部の外側壁に「TOILET」の文字からな
る凹凸状の表示部11が、また内側壁に膨出部12が一体成
形により構成されている。そして上記膨出部12の下側部
に開口部13が設けてあり、またこの膨出部12内に電球14
が螺合するソケット15が固着されている。
上記前側の壁板5の表示部11と膨出部12は、これの成形
時に他の部分より膨大するので、この両部の肉厚は他の
部分より薄くなる。上記ソケット15には図示しない電線
が接続されている。
時に他の部分より膨大するので、この両部の肉厚は他の
部分より薄くなる。上記ソケット15には図示しない電線
が接続されている。
上記構成において、電球14を膨出部12の下側の開口部13
より入れてソケット15に螺合する。ソケット15に接続し
た電線の途中に介在させたスイッチをONして電球14を点
灯すると、この光が、これに対向する表示部11の薄肉
部、すなわち「TOILET」の文字の部分から外側へ漏れ、
従って表示部11の「TOILET」の文字が明るく浮き出る。
より入れてソケット15に螺合する。ソケット15に接続し
た電線の途中に介在させたスイッチをONして電球14を点
灯すると、この光が、これに対向する表示部11の薄肉
部、すなわち「TOILET」の文字の部分から外側へ漏れ、
従って表示部11の「TOILET」の文字が明るく浮き出る。
また内側の膨出部12の全体が薄肉になっているので、こ
の膨出部12全体が電球14の光により明るく輝くと共に、
この電球14の光は膨出部12の下側に開口した開口部13よ
り下方へ照射される。従ってこの部屋3の内側は上記膨
出部12の輝きと共に開口部13から照射される光によって
照明される。また表示部11は凹凸状に形成するほか、平
坦状の壁面に印刷、またはネームプレートを付し、その
表示記号を内側からの光によって浮き上がるようにし表
わしてもよい。
の膨出部12全体が電球14の光により明るく輝くと共に、
この電球14の光は膨出部12の下側に開口した開口部13よ
り下方へ照射される。従ってこの部屋3の内側は上記膨
出部12の輝きと共に開口部13から照射される光によって
照明される。また表示部11は凹凸状に形成するほか、平
坦状の壁面に印刷、またはネームプレートを付し、その
表示記号を内側からの光によって浮き上がるようにし表
わしてもよい。
本考案によれば、1組の照明装置にて部屋3の内側の照
明と、外側の表示部11の表示照明を行なうことができ、
簡易建築物の外側に特別の照明を使用せずとも、この簡
易建築物の外面に取付けたTOILET等の表示部11を見やす
くできると共に、この表示部11の美観を安価な手段にて
向上することができる。また電球を保護するカバーをこ
の電球を支持する壁板と一体構成になっていることによ
り、別部材になっているカバーを使用する必要がなく、
このカバー取付け用のコストを低減することができる。
明と、外側の表示部11の表示照明を行なうことができ、
簡易建築物の外側に特別の照明を使用せずとも、この簡
易建築物の外面に取付けたTOILET等の表示部11を見やす
くできると共に、この表示部11の美観を安価な手段にて
向上することができる。また電球を保護するカバーをこ
の電球を支持する壁板と一体構成になっていることによ
り、別部材になっているカバーを使用する必要がなく、
このカバー取付け用のコストを低減することができる。
第1図から第3図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は要部の破断側面図、第2図は要部の一部破断平面
図、第3図は簡易建築物の一例である仮設トイレの正面
図、第4図は従来例の要部を示す断面図である。 3は部屋、5,6,7,8は壁板、11は表示部、12は膨出部、1
4は電球。
図は要部の破断側面図、第2図は要部の一部破断平面
図、第3図は簡易建築物の一例である仮設トイレの正面
図、第4図は従来例の要部を示す断面図である。 3は部屋、5,6,7,8は壁板、11は表示部、12は膨出部、1
4は電球。
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚の板部材にて構成される部屋を有す
る簡易建築物において、この簡易建築物の少なくとも上
部に位置する板部材を透光性を有するプラスチック材に
て中空2重壁構造にすると共に、この中空2重壁構造の
板部材の内側壁に電球等の光源を固着し、またこれに対
向する上記板部材の外側壁の一部を外方へ突出してこの
部分に薄肉の表示部を一体状に構成したことを特徴とす
る簡易建築物の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989036462U JPH0650899Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 簡易建築物の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989036462U JPH0650899Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 簡易建築物の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129611U JPH02129611U (ja) | 1990-10-25 |
JPH0650899Y2 true JPH0650899Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31542709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989036462U Expired - Lifetime JPH0650899Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 簡易建築物の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650899Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5676185B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2015-02-25 | トリノ株式会社 | 仮設トイレ |
JP6498077B2 (ja) * | 2015-08-24 | 2019-04-10 | みのる化成株式会社 | 仮設トイレの照明装置の取付構造及びそれを備えた仮設トイレ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012063Y2 (ja) * | 1979-11-15 | 1985-04-19 | 松下電工株式会社 | 照明器具を内蔵した玄関の構造 |
JPS56153596U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-17 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989036462U patent/JPH0650899Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02129611U (ja) | 1990-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0650899Y2 (ja) | 簡易建築物の照明装置 | |
KR20090004594U (ko) | 발광 문양을 가지는 상자 구조물 | |
KR200266108Y1 (ko) | 유/무인 표시장치 | |
CN214905613U (zh) | 一种智能展示台 | |
JP3069261U (ja) | Led投射式電気看板 | |
JPH01158092U (ja) | ||
KR200377609Y1 (ko) | 포토 조명스탠드 | |
JP3047976U (ja) | 照明位置指示付スイッチ | |
JPH0548156Y2 (ja) | ||
JPH0348629Y2 (ja) | ||
KR200361143Y1 (ko) | 조명장치가 구비된 지방함 | |
JPH0213628Y2 (ja) | ||
KR200253432Y1 (ko) | 장식용 액자 | |
KR200237699Y1 (ko) | 국기 전광판 | |
JP2722702B2 (ja) | 照光装置 | |
JPS6214939Y2 (ja) | ||
JPH0730413U (ja) | 装飾灯 | |
JPH0418064Y2 (ja) | ||
JPS63201360U (ja) | ||
JPS5810106Y2 (ja) | メ−タの照明装置 | |
JPS6125423Y2 (ja) | ||
JPH0545186U (ja) | ドア構造 | |
JPH0643193U (ja) | 照明付トイレ用ドア | |
JPH01115782U (ja) | ||
JPH02117586U (ja) |