JP2003096336A - 被覆用組成物及び被膜 - Google Patents

被覆用組成物及び被膜

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JP2003096336A
JP2003096336A JP2001295771A JP2001295771A JP2003096336A JP 2003096336 A JP2003096336 A JP 2003096336A JP 2001295771 A JP2001295771 A JP 2001295771A JP 2001295771 A JP2001295771 A JP 2001295771A JP 2003096336 A JP2003096336 A JP 2003096336A
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coating
coating composition
photopolymerization initiator
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acrylate
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JP2001295771A
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Inventor
Koichi Tamura
孝一 田村
Yoshimasa Kinaga
義昌 木長
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気に伴う塗装作業性、及び塗膜性能に優
れたの光ファイバー用の被覆用組成物、及び被膜を開発
すること。 【解決手段】 エチレングリコール鎖を有するアクリレ
ートモノマー(A)、光重合開始剤(a)、及び吸収波
長領域が光重合開始剤(a)と異なる光重合開始剤
(b)の2種以上の光重合開始剤を含有することを特徴
とする被覆用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、飽和帯電圧を低
く押さえることで、光ファイバーの生産性が向上し、か
つ耐水性に優れ伝送ロスの少ない光ファイバー用の被覆
用組成物、及び被膜に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】 光ファイバー用に用いら
れているガラスファイバーは脆く損傷し易いため保護、
補強等のため紫外線(UV)硬化による樹脂組成物を用
いて、プライマリー被膜、セカンダリー被膜、着色被膜
などが施されている。
【0003】近年、光ファイバーの生産性を高めるため
に被膜の塗装後の巻き取り速度が高速になってきてお
り、光ファイバーと空気の摩擦が大きくなることから光
ファイバーの心線に静電気が蓄積されてしまう場合があ
る。
【0004】生産工程上、この静電気による光ファイバ
ー心線が静電反発を起こすと心線をボビンに巻き取る際
の巻き崩れや、また着色被膜の上に補強や保護の為に
(バインド)テープが巻かれるが、心線が整列せず、そ
の生産性が困難になるなどの問題点が生じてきた。
【0005】このため着色被膜を施した心線上に静電気
を蓄積させにくくすることが求められており、光ファイ
バー心線の生産ラインにおいては除電装置などが用いら
れているものの静電気の除去には十分な効果は得られ
ず、光ファイバーの生産において被膜の帯電性、即ち、
飽和帯電圧(注1)を低下させることが求められてい
た。
【0006】上記対策として、被膜組成物中に水酸基
(−OH)やカルボキシル基(−COOH)などの極性
基を有するアクリレートオリゴマー、又はアクリレート
モノマーを配合することが考えられるが、高湿度下又は
水中に光ファイバー心線が晒されるとプライマリー被覆
層とセカンダリー被覆層との間、又はセカンダリー被覆
層と着色被膜との間に吸湿による異常なふくれが発生
し、これにより光ファイバーにストレスがかかり、その
ために極端に伝送ロスが増大することがあった。即ち、
従来の技術では帯電性と耐水性の両立が困難であった。
そこで心線の帯電性が低く、かつ耐水性が良好な被膜用
組成物、及び被膜が求められていた。(注1)飽和帯電
圧:飽和帯電圧は、シシド社製スタティックオネストメ
ーターにより測定される被膜の電荷分布の定常状態を表
す特数であり、一般的に高いと電荷を蓄積しであり、低
いと電荷を蓄積しにくいことを表す。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記し
た問題点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、被膜
組成物中にエチレングリコール鎖を有するアクリレート
モノマー(A)を含有することによって0.2〜0.7
kVの範囲に飽和帯電圧を低下させ、かつ光重合開始剤
(a)と吸収波長領域の異なる光重合開始剤(b)の少
なくとも2種以上の光重合重合開始剤を含有することに
よって、60℃温水浸漬試験後の重量変化が、浸漬前の
重量に対して3重量%未満に押さえ耐水性の向上を図る
ことができ、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、 1.エチレングリコール鎖を有するアクリレートモノマ
ー(A)、光重合開始剤(a)、及び吸収波長領域が光
重合開始剤(a)と異なる光重合開始剤(b)の2種以
上の光重合開始剤を含有することを特徴とする被覆用組
成物、 2.被覆用組成物を構成する、エチレングリコール鎖を
有するアクリレートモノマー(A)、及びその他モノマ
ー又はオリゴマーの固形分合計に対して、エチレングリ
コール鎖を有するアクリレートモノマー(A)が5〜1
5重量%含有することを特徴とする1項に記載の被覆用
組成物、 3.被覆用組成物を構成するモノマー又はオリゴマーの
固形分合計に対して、光重合重合開始剤を0.1〜7重
量%含有することを特徴とする1項又は2項のいずれか
1項に記載の被覆用組成物、 4.1項乃至3項のいずれか1項に記載の光ファイバー
の被覆用組成物により形成された被膜の飽和帯電圧が
0.2〜0.7kVの範囲、かつ60℃温水浸漬試験に
おける重量変化割合(%)が、浸漬前の重量に対して3
重量%未満であることを特徴とする被膜、に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。光ファイバー用の硬化樹脂に関する発明として
は、従来から多く知られており、例えば、特開平7−2
37939号公報、特開平7−18042号公報、特開
平5−70183号公報などが挙げられる。
【0010】本発明の光ファイバーの被覆用組成物は、
エチレングリコール鎖を有するアクリレートモノマー
(A)、光重合開始剤(a)、及び吸収波長領域が光重
合開始剤(a)と異なる光重合開始剤(b)の2種類以
上の光重合重合開始剤、必要に応じて顔料、その他のモ
ノマー又はオリゴマー、添加剤などを配合し、被塗物に
紫外線を照射することによって硬化した被膜を得ること
ができるものであり、エチレングリコール鎖を有するア
クリレートモノマー(A)が飽和帯電圧を低下させ光フ
ァイバーの生産性を向上させ、かつ光重合開始剤
(a)、及び吸収波長領域が光重合開始剤(a)と異な
る光重合開始剤(b)の2種類以上の光重合重合開始剤
により被膜の架橋密度をアップによる耐水性向上によっ
て伝送ロスを少なくしたことは、発明者が鋭意検討して
見出したことである。
【0011】以下、配合内容について説明する。エチレングリコール鎖を有するアクリレートモノマー
(A) :エチレングリコール鎖 −(CH−CH
O)−を有するアクリレートモノマー(A)は、以
下の一般式で表される。 CH=CRCOOC2mO−(CH−CH
O) (Rは、H、CH,Rは、CH、C、−
2mOOC(R)C=CHを表し、nは整
数、mは1〜30の整数を表す。) 具体的な例として、モノメタクリレート系及びモノアク
リレート系として、メトキシジエチレングリコールメタ
クリレート、メトキシポリエチレングリコール、メタク
リレートフェノキシジエチレングリコールアクリレー
ト、フェノキシポリエチレングリコールアクリレート、
メトキシポリエチレングリコールアクリレート。
【0012】ジメタクリレート系及びジアクリレート系
として、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート
等。市販品として、新中村化学工業株式会社製のNKエ
ステルシリーズなどが挙げられる。
【0013】エチレングリコール鎖を有するアクリレー
トモノマー(A)の含有量は、被膜用組成物中を構成す
る、エチレングリコール鎖を有するアクリレートモノマ
ー(A)、その他モノマー、又はオリゴマーの固形分合
計に対して5〜15重量%含有することが好ましい。
【0014】エチレングリコール鎖を有するアクリレー
トモノマー(A)が5重量%未満であると飽和帯電圧の
低下に効果がなく光ファイバーの生産性が低下する。ま
た15重量%を越えると被膜の耐水性が低下し伝送ロス
が大きくなる。
【0015】光重合開始剤:被覆用組成物中における光
重合開始剤は、光重合開始剤(a)、及び吸収波長領域
が光重合開始剤(a)と異なる光重合開始剤(b)の2
種以上の光重合開始剤を含有することを特徴としてい
る。そのことによって被膜の表層部から深層部まで硬化
することができ、顔料を含有した着色被膜の硬化向上に
は、吸収波長が長い光重合開始剤が被膜の深層部までの
硬化に有効である。
【0016】光重合重合開始剤として、例えば、ベンジ
ルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)
フェニル〕−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1
−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、1−〔4−
(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、ビス(シ
クロペンタジエニル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3
(ピル−1−イル)フェニル)チタニウム、ビスアシル
フォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベン
ゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ベンゾイン
アルキルエーテルが挙げられる。
【0017】他に、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、1−(4−イソプ
ロピルフィニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン−1−オン、オリゴ(2−ヒドロキシ−2−メチル−
1−(4−(1−メチルビニル)フェニル)プロパノ
ン)、P−tert−ブチルトリクロロアセトフェノ
ン、P−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、ベ
ンジル、ベンゾイル、アセトフェノン、ベンゾフェノ
ン。
【0018】他に、1−フェニル−1,2−プロパンジ
オン−2−(O−エトキシカルボニル)オキシム、2−
クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、ジ
ベンゾスベロン、2,4−ジエチルチオキサントン、
2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2,4−ジメ
チルチオキサントン、4,4’−ジクロルベンゾフェノ
ン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノン、
4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、3,
3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカーボ
ニル)ベンゾフェノン、ベンザルアセトン、ビアセチ
ル、α,α−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノ
ン、2−エチルアンスラキノン。
【0019】他に、n−ブチルベンゾインエーテル、イ
ソブチルベンゾインエーテル、テトラメチルチウラムス
ルフィド、アゾビスイソブチルニトリル、ベンゾイルパ
ーオキサイド、3,3−ジメチル−4−メトキシベンゾ
フェノン、メチルベンゾイルフォーメート、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、アシロキシムエステル、塩素
化アセトフェノン、ヒドロキシアセトフェノン、アシル
ホスフィンオキサイド、イソブチルチオキサントン、4
−N,N’−ジメチルアセトフェノン、アセトフェノン
ジエチルケタール、4’−イソプロピル−2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピオフェノン。
【0020】他に、フェニルグリオキシル酸メチル、O
−ベンゾイル安息香酸メチル,P−ジメチルアミノ安息
香酸メチル、2,2’−ビス(O−クロロフェニル)−
4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、10−ブチル−2−クロロアクリドン、カ
ンファーキノン、3−ケトクマリン、アンスラキノン、
α−ナフチル、アセナフセン、P,P’−ジメトキシベ
ンジル、P,P’−ジクロロベンジル、2,6−ジメチ
ルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ベンゾ
イルジエトキシホスフィンオキサイド、α−クロルアン
スラキノン、2−tert−ブチルアンスラキノン、ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ト
リメチル−ペンチルホスフィンオキサイドが挙げられ
る。
【0021】市販品としてはイルガキュア184、50
0、651、819、907、CGI369、CG24
−61(以上、チバガイギー社製)、LucirineLR87
28、Initiator654(以上、BASF社製)、Daroc
ure1116、1173(以上、メルク社製)、ユベク
リルP36(UCB社製)等を挙げることができる。こ
れらの光重合開始剤は、吸収波長領域が重ならないよ
う、かつ照射する光源に適した光重合開始剤(a)及び
光重合開始剤(b)の2種以上混合して使用することが
好ましい。
【0022】さらに、これらの光重合開始剤による光重
合反応を促進させるために、光増感促進剤を光重合開始
剤と併用してもよく、例えば、トリエチルアミン、トリ
エタノールアミン、メチルジエタノールアミン、4−ジ
メチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息
香酸イソアミル、安息香酸(2−ジメチルアミノ)エチ
ル、4,4'−ジエチルアミノベンゾフェノン等の3級
アミン系、トリフェニルホスフィン等のアルキルホスフ
ィン系、β−チオジグリコール等のチオエーテル系の光
増感促進剤等が挙げられる。これらの光増感促進剤はそ
れぞれ単独、又は2種以上を混合して使用できる。 配
合量は、被膜用組成物の固形分に対して0.1〜7重量
%の範囲が好ましい。被覆用組成物には、顔料、ウレタ
ン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリ
レート、エポキシ(メタ)アクリレートやその他のモノ
マーやオリゴマーを配合することができる。
【0023】顔料は、カーボンブラック、二酸化チタ
ン、亜鉛華などの着色顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシ
ウム、タルク等の体質顔料、γ−Fe、γ−Fe
とγ−Feの混晶、CrO、コバルトフ
ェライト、コバルト被着酸化鉄、バリウムフェライト、
Fe−Co、Fe−Co−Ni等の磁性粉、MIO、ジ
ンククロメート、ストロンチウムクロメート、トリポリ
リン酸アルミニウム、亜鉛、アルミナ、ガラス、マイカ
などの無機顔料が例示できる。これらは各種表面改質や
複合顔料化が施されていてもよい。アゾ系顔料、フタロ
シアニン系顔料、染付レーキ顔料など、ガラス繊維、カ
ーボン繊維、金属繊維などのフィラーも使用できる。
【0024】その他のモノマーやオリゴマーとしては、
必要に応じて、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエ
ステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリ
レートなどのが挙げられる。
【0025】ウレタン(メタ)アクリレートとしては、
ポリオールとポリイソシアネート反応物に対して、さら
にヒドロキシル基含有(メタ)アクリレートを反応させ
た反応物等が挙げられる。
【0026】ここで、ポリオールとしては、低分子量ポ
リオール、ポリエチレングリコール及びポリエステルポ
リオール等があり、低分子量ポリオールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール及び3−メチル−1,5−ペンタンジオ
ール等が挙げられ、ポリエーテルポリオールとしては、
ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール
等が挙げられる。ポリエステルポリオールとしては、こ
れら低分子量ポリオール又は/及びポリエーテルポリオ
ールと、アジピン酸、コハク酸、フタル酸、ヘキサヒド
ロフタル酸及びテレフタル酸等の二塩基酸又はその無水
物等の酸成分との反応物が挙げられる。
【0027】ポリイソシアネートとしては、トリレンジ
イソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホ
ロンジイソシアネート等が挙げられる。ヒドロキシル基
含有(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート等が挙げられる。ポリエステルアクリレー
トは、ポリエステル(メタ)アクリレートモノマーとし
ては、ポリエステルポリオールと(メタ)アクリル酸と
の脱水縮合物が挙げられる。
【0028】ポリエステル(メタ)アクリレートは、ポ
リエステルポリオールと(メタ)アクリル酸との脱水縮
合物が挙げられる。ポリエステルポリオールとしては、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール、3−メチル−1,5−ペンタン
ジオール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、1,6−ヘキサンジオール及びトリメチロール
プロパン等の低分子量ポリオール、並びにこれらのアル
キレンオキシド付加物等のポリオールと、アジピン酸、
コハク酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸及びテレフ
タル酸等の二塩基酸又はその無水物等の酸成分とからの
反応物等が挙げられる。
【0029】エポキシ(メタ)アクリレートは、エポキ
シアクリレートは、エポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸
等の不飽和カルボン酸を付加反応させたもので、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ(メタ)アクリレ
ート、フェノール又はクレゾールノボラック型エポキシ
樹脂のエポキシ(メタ)アクリレート及びポリエーテル
のジグリシジルエーテルの(メタ)アクリレート等が挙
げられる。
【0030】他に、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等のポリアルキレングリコールジ(メ
タ)アクリレート又はそのアルキレンオキシド変成体等
が挙げられる。
【0031】添加剤としては、酸化防止剤、着色剤、光
安定剤、紫外線吸収剤、シランカップリング剤、熱重合
禁止剤、レベリング剤、保存安定剤、可塑剤、溶剤、フ
ェラー、老化防止剤、濡れ性改良剤などの添加剤を配合
することもできる。被膜用組成物の塗装は、アプリケー
ター、スプレー、刷毛、ロールコーター、スピンコータ
ーなどに挙げられた方法などを用いることができる。
【0032】上記の被膜用組成物の硬化は、紫外線の照
射により行うことができ、照射源としては、水銀ラン
プ、キセノンランプ、カーボンアーク、メタルハライド
ランプ、太陽光などを1種以上用いることができる。光
源の照射条件は特に制限されないが、含有した光重合開
始剤に適合した光源により100〜1000J/m
範囲の照射強度で硬化することができる。
【0033】かかる被覆用組成物により形成された被膜
の飽和帯電圧を0.2〜0.7kVの範囲で、60℃温
水浸漬試験後の塗膜重量増加が塗膜浸漬前の重量に対し
て3重量%未満とすることによって、静電気の発生を押
さえることができ生産性の向上や、耐水性が向上したこ
とによる伝送ロスの増加が少なくなった。
【0034】飽和帯電圧を0.2〜0.7kVの範囲に
調整するには、エチレングリコール鎖を有するアクリレ
ートモノマー(A)、光重合開始剤(a)、及び吸収波
長領域が光重合開始剤(a)と異なる光重合開始剤
(b)の2種以上の光重合開始剤の配合量、及び/又は
光重合開始剤(a)と光重合開始剤(b)の比率で調整
することができる。
【0035】ここで被覆塗膜の飽和帯電圧を0.2kV
未満にすることは、現状の生産性を考慮すると不可能で
あり、また被覆塗膜の飽和帯電圧が0.7kVを越える
と被膜同志が反発を起こし光ファイバーの生産性に問題
を生じる。
【0036】かつ60℃温水浸漬試験後の塗膜重量変化
が塗膜浸漬前の重量に対して3重量%を越えると、着色
を施した心線が高湿度の環境下で膨潤し、伝送ロスの増
加が大きく製品としては問題である。
【0037】
【発明の効果】 被膜組成物中にエチレングリコール鎖
を有するアクリレートモノマー(A)、及び光重合開始
剤(a)と光重合開始剤(a)と吸収波長領域が重なら
ない光重合開始剤(b)の少なくとも2種類以上の光重
合重合開始剤(B)を含有することによって、飽和帯電
圧を低下させ、耐水性の向上に効果があることがわかっ
た。そのことの理由として、エチレングリコール鎖が親
水性があるために静電気の発生が押さえられ、また吸収
波長領域の違う光重合開始剤を2種以上配合することに
よって被膜の架橋密度が高まり耐水性が向上したものと
推測される。
【0038】
【実施例】 以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。本発明はこれによって限定されるものでは
ない。尚、「部」及び「%」は「重量部」及び「重量
%」を示す。
【0039】オリゴマーNo.1の製造例 無水フタル酸666部、イソフタル酸747部、エチレ
ングリコール310部、及びネオペンチルグリコール5
20部を反応容器に入れ、縮合水を留去しながら約1時
間かけて160℃まで加熱し、更に、3時間かけて縮合
水を留去しながら220℃まで加熱し、その温度で1時
間保持した。その後、キシレンを少量加えて共沸下で縮
合水を留去しながら随時酸価を測定して、酸価が1.0
になったところで反応を終了し、樹脂固形分100%の
水酸基含有ポリエステル樹脂を得た。
【0040】次に、以下の混合物をフラスコに入れ、空
気を吹き込みながら攪拌し80℃まで加熱した。80℃
で6時間保持した後、冷却し、アクリロイル基を含有し
たポリエステル樹脂のオリゴマーNo.1を得た 上記、水酸基含有ポリエステル樹脂 1000部 4−エポキシシクロヘキシルメチルアクリレート 182部 3フッ化ホウ素ジエチルエーテル 5部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 1部 トルエン 507部。
【0041】オリゴマーNo.2の製造例 グリシジルメタクリレート80部、スチレン20部、及
びt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート2
部からなる混合液を窒素ガス雰囲気下、115℃に保っ
た酢酸イソブチル62.5部中に3時間を要して滴下し
た。滴下後、30分間115℃に保った後、t−ブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.5部及び酢
酸イソブチル5部からなる混合液を30分を要して滴下
し、グリシジル基を有する溶液を得た。次に上記溶液に
酢酸イソブチル27部、ハイドロキノンモノメチルエー
テル0.1部及びテトラエチルアンモニウムブロマイド
1部を加え、空気を吹き込みながらアクリル酸35.5
部を110℃で1時間かけて滴下し、更に8時間その温
度を保持して反応させ、不飽和樹脂溶液を得た。更に空
気を吹き込みながらこの溶液に、酢酸イソブチル62部
を加えて75℃に保ったところで、テトラヒドロキシフ
タル酸無水物38.5部を加え2時間保持することによ
りオリゴマーNo.2を得た。
【0042】実施例1 NKエステルAMP−10G(新中村化学工業株式会社
製、商品名、フェノキシジエチレングリコールアクリレ
ート)10部、上記製造例にて得られたオリゴマーN
o.1 40部、上記製造例にて得られたオリゴマーN
o.2 10部、アロニックスM−211B(東亜合成
株式会社製、商品名、ビスフェノールA EO変性ジア
クリレート)30部、アロニックスM9050(東亜合
成株式会社製、商品名、ポリエステルアクリレート)1
0部を4口フラスコに入れ、空気を吹き込みながら80
℃まで加熱しながら30分攪拌した。得られた混合液
に、光重合開始剤(a)としてイルガキュア819(チ
バガイギー株式会社製、商品名)を2部、光重合開始剤
(b)としてイルガキュア907(チバガイギー株式会
社製、商品名)を4部、添加剤としてX−22−164
B(信越化学工業株式会社製、商品名、変性シリコンオ
イル)3部配合し、50℃に保持して20分攪拌し、そ
の後常温に冷却して被膜用組成物No.1を得た。
【0043】比較例1〜5 表1のような配合内容で、実施例1と同様の操作にて比
較例1〜5の被膜用組成物No.2〜No.6を得た。
【0044】
【表1】 試験評価用被膜の作成 材質、及び「工程1」〜「工程3」を組み合わせて試験
評価用の被膜を作成した。 材質種:ポリエステル合成紙、ガラス板、光ファイバー
材 工程1:セカンダリー被覆材の塗布 セカンダリー被膜材を膜厚50μmになるように塗布
し、2000ppm酸素含有の窒素雰囲気下でエネルギ
ー線量1000J/mで硬化させる。 工程2:被膜組成物No.1〜No.6(着色被覆材の
塗布) 被膜組成物No.1〜No.6をスピンコーターにて膜
厚10μmとなるように塗布し、大気中でエネルギー線
量5000J/mで硬化させた。 工程3:テープ被覆材の塗布 テープ被覆材をスピンコーターにて膜厚50μmとなる
ように塗布し、大気中でエネルギー線量5000J/m
で硬化させる。試験評価は、下記の試験方法に基づい
て20℃において行った結果を表2に示す。
【0045】
【表2】 (注2)テープ被膜ピール強度(N/m):材質として
ポリエステル合成紙上に、「工程2」及び「工程3」で
被膜を作成する。このようにして得られた被膜を1cm
幅の短冊状に切断し、オートグラフ(島津製作所製)に
てロードセルの荷重1kg重で、テープ層と被膜組成物
No.1〜No.6の被膜との間をピールさせた。 (注3)セカンダリー被膜ピール強度(N/m):材質
としてガラス板上に、「工程1」〜「工程3」で被膜を
作成する。このようにして得られた被膜をガラス板から
剥がし、1cm幅の短冊状に切断してオートグラフ(島
津製作所製)用いロードセルの荷重1kg重で、セカン
ダリー被膜層と被膜組成物No.1〜No.6の被膜と
の間をピールさせた。 (注4)単心分離性:材質として光ファイバー材に、
「工程1」〜「工程3」で被膜を作成する。このように
して作成した被膜を手作業にて剥がして評価を行った ○は、色ハガレがなく良好 △は、部分的に色ハガレがある ×は、全面に色ハガレがある 色ハガレ(テープ被覆層を剥離した時に、着色被膜層
がテープ被膜層について剥がれる凝集剥がれを起こすこ
と。) (注5)耐水性(60℃溶出率):材質としてガラス板
上に、「工程2」で被膜を作成する。これらの被膜をガ
ラス板から剥がして50℃雰囲気中に24時間放置させ
時の放置後の被膜重量(W)とする。次に60℃温水
中に被膜を24時間浸漬させ、浸漬後、きれいに水滴を
拭き取った後の重量(W)を測定する。更に浸漬後被
膜を50℃の雰囲気中で24時間乾燥し重量(W)を
測定し、以下の式により算出した。 60℃溶出率=(((W)−(W))/(W))
×100 (%) (注6)耐水性(伝送ロス):材質としてガラス板上
に、「工程2」で被膜を作成する。これらの被膜をガラ
ス板から剥がして60℃の温水中に14日浸漬し、伝送
ロスの増加を調べた。 ○は、伝送ロスの増加がみられないか、製品として問題
ないレベルである。×は、伝送ロスの増加がみられ、製
品としては使用できない。 (注7)飽和帯電圧:材質としてガラス板上に、「工程
2」で被膜を作成する。これらの被膜をガラス板から剥
がして(注1)に示された測定機を用いて行った。 (注8)帯電性(心線整列度):材質として光ファイバ
ー材に、「工程1」〜「工程3」で被膜を作成する。 ○は、図1のように心線が整列しているもの。×は、図
2のように心線が乱れているもの。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバーの断面図である。
【図2】光ファイバーの断面図で、心線が乱れている状
態である。
【符号の説明】
1.光ファイバー心線 2.プライマリー被覆層 3.セカンダリー被覆層 4.着色被覆層 5.テープ被覆層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月28日(2001.9.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【表2】 (注2)テープ被膜ピール強度(N/m):材質として
ポリエステル合成紙上に、「工程2」及び「工程3」で
被膜を作成する。このようにして得られた被膜を1cm
幅の短冊状に切断し、オートグラフ(島津製作所製)に
てロードセルの荷重1kg重で、テープ層と被膜組成物
No.1〜No.6の被膜との間をピールさせた。(注
3)セカンダリー被膜ピール強度(N/m):材質とし
てガラス板上に、「工程1」〜「工程3」で被膜を作成
する。このようにして得られた被膜をガラス板から剥が
し、1cm幅の短冊状に切断してオートグラフ(島津製
作所製)用いロードセルの荷重1kg重で、セカンダリ
ー被膜層と被膜組成物No.1〜No.6の被膜との間
をピールさせた。(注4)単心分離性:材質として光フ
ァイバー材に、「工程1」〜「工程3」で被膜を作成す
る。このようにして作成した被膜を手作業にて剥がして
評価を行った。○は、色ハガレがなく良好。△は、部
分的に色ハガレがある。×は、全面に色ハガレがある。
色ハガレ(テープ被覆層を剥離した時に、着色被膜層
がテープ被膜層について剥がれる凝集剥がれを起こすこ
と。)(注5)耐水性(60℃溶出率):材質としてガ
ラス板上に、「工程2」で被膜を作成する。これらの被
膜をガラス板から剥がして50℃雰囲気中に24時間放
置させ時の放置後の被膜重量(W)とする。次に60
℃温水中に被膜を24時間浸漬させ、浸漬後、きれいに
水滴を拭き取った後の重量(W)を測定する。更に浸
漬後被膜を50℃の雰囲気中で24時間乾燥し重量(W
)を測定し、以下の式により算出した。60℃溶出率
=(((W)−(W))/(W))×100
(%)(注6)耐水性(伝送ロス):材質としてガラス
板上に、「工程2」で被膜を作成する。これらの被膜を
ガラス板から剥がして60℃の温水中に14日浸漬し、
伝送ロスの増加を調べた。○は、伝送ロスの増加がみら
れないか、製品として問題ないレベルである。×は、伝
送ロスの増加がみられ、製品としては使用できない。
(注7)飽和帯電圧:材質としてガラス板上に、「工程
2」で被膜を作成する。これらの被膜をガラス板から剥
がして(注1)に示された測定機を用いて行った。
(注8)帯電性(心線整列度):材質として光ファイバ
ー材に、「工程1」〜「工程3」で被膜を作成する。○
は、図1のように心線が整列しているもの。×は、図2
のように心線が乱れているもの。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレングリコール鎖を有するアクリレ
    ートモノマー(A)、光重合開始剤(a)、及び吸収波
    長領域が光重合開始剤(a)と異なる光重合開始剤
    (b)の2種以上の光重合開始剤を含有することを特徴
    とする被覆用組成物。
  2. 【請求項2】 被覆用組成物を構成する、エチレングリ
    コール鎖を有するアクリレートモノマー(A)、及びそ
    の他モノマー又はオリゴマーの固形分合計に対して、エ
    チレングリコール鎖を有するアクリレートモノマー
    (A)が5〜15重量%含有することを特徴とする請求
    項1に記載の被覆用組成物。
  3. 【請求項3】 被覆用組成物を構成するモノマー又はオ
    リゴマーの固形分合計に対して、光重合重合開始剤を
    0.1〜7重量%含有することを特徴とする請求項1又
    は2のいずれか1項に記載の被覆用組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3項のいずれか1項に記載
    の光ファイバーの被覆用組成物により形成された被膜の
    飽和帯電圧が0.2〜0.7kVの範囲、かつ60℃温
    水浸漬試験における重量変化割合(%)が、浸漬前の重
    量に対して3重量%未満であることを特徴とする被膜。
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