JPS6011051B2 - 光硬化性組成物 - Google Patents

光硬化性組成物

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JPS6011051B2
JPS6011051B2 JP8869980A JP8869980A JPS6011051B2 JP S6011051 B2 JPS6011051 B2 JP S6011051B2 JP 8869980 A JP8869980 A JP 8869980A JP 8869980 A JP8869980 A JP 8869980A JP S6011051 B2 JPS6011051 B2 JP S6011051B2
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JP
Japan
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acid
component
group
polyester resin
photocurable composition
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JP8869980A
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JPS5714613A (en
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俊彦 安井
博芳 久松
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6011051B2 publication Critical patent/JPS6011051B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷インキとして応用した時、すぐれた印刷適
性を有し、良好な光硬化性とすぐれたインキ皮膜性能を
与える新規な光硬化性組成物に関する。
印刷の分野に於いて用いられる光硬化性組成物には先づ
良好な印刷適性を有することが必要であり、それには■
版を冒さないこと(版を氷持ちさステル樹脂(以下、単
に樹脂成分■という)、曲 エチレン性不飽和二重結合
を有する光重合性モノマ−及びエチレン性不飽和二重結
合を有する光重合性プレポリマーより成る群から選ばれ
た少なくとも1種の化合物、及び{C} 光重合開始剤
を含有する光硬化性組成物を挺し、こと■出き得れば印
刷機の洗浄の際は軽油等の非樋性溶媒が使用できること
(耐溶剤性のある高価な特殊のゴムロールを使用しない
で済む)などの要件が可及的に満たされることが好まし
い。
また印刷物はそのまままたクリア塗料の上掛けがなされ
て用いられる際に「皮膜強度、クリア塗料に対する耐膨
酒性「各種の下地に対する密着性「耐水性、耐蒸気性「
耐薬品性、光沢等においてすぐれていることが好ましい
。過去に多くの光硬化性組成物が知られておりもその個
々について多くの検討がなされているがト上記の如き多
くの性能のすべてにすぐれていることは極めて稀であっ
て、実際には印刷物の用途を考慮に印刷適性面や要求さ
れる皮膜性能面より個々の光陵化性組成物の配合を決定
しているのが現状である。従って、本発明は上記諸性能
のうち、印刷適性面に於いて良好な性能を有し「インキ
皮膜物性の面でも多くの用途に関して良好な物性を示す
新規なる光硬化性組成物を提供するものである。
即ち、本発明は斯る光硬化性組成物として「凪 水素添
加ビスフェノールA及び一般式 〔式中R,及びR2は夫々独立して−OC2伍○−「一
○(C2日40)2−、一OC3日60−又は一〇(C
3は○)2−の基を表わすものとする。
〕で表わされる化合物より成る群から選ばれた少なくと
も1種の化合物を必須アルコール成分(以下、単に1.
,成分という)とし、ドデセニルコハク酸、その低級ア
ルキルェステル及びドデセニル無水コハク酸より成る群
から選ばれた少なくとも1種の化合物を必須酸成分(以
下、単にロ−,成分という)として成るポリェせるまた
は忠実に画像を再現させる)■インキがロールやプラン
ケット上を良好に転移してゆくこと■平版印刷の際には
水との接触によって箸るしい乳化現象を起こさないこと
■印刷機上に於いて化学変化によってインキが極度に増
粘し、固型異物の形成することがないこと■ミスチング
の少な供する。光硬化性成分として従来公知のエチレン
性不飽和二重結合を有する光重合性モノマー及び/又は
プレポリマーを使用するのみでは良好な印刷適性とイン
キ皮膜物性とを兼ね備えたインキを到底期待できないの
で、それに溶解し得る比較的高融点で所謂ハードレジン
と称することのできる親油性の新規な樹脂成分脚を見出
した。本発明の樹脂成分凶を使用した光硬化性組成物は
、印刷機上で良好なインキの転移性と粘度安定性を有し
、平版印刷の際に水による乳化現象を適度に抑えること
ができ、またミスチング現象の少ない等の良好な印刷適
性を与える。また紫外線照射によって得られた光硬化塗
膜は光沢が良好であり、適切なヱチレン性不飽和二重結
合を有する光重合性モノマー及び/又はプレポリマーの
選択によって、良好な耐水性や耐薬品性、更には酸ある
いはアルカリ洗浄などの処理を施された、または施され
ていない金属板に対して良好な密着性を有する点に大き
な特徴を有する故に、特に製缶の分野で用いられる金属
用インキとして極めて実用的価値の高いものである。よ
って本発明は新規な樹脂成分凶を光硬化性印刷インキや
塗料の一構成成分に利用することにより、上記の如き画
期的効果を見出したことに大きい発明の意義があり、1
。,成分と0.,成分のいづれか一方のみの使用では効
果がなく、とくに両者を夫々一定量以上併用したときに
かかる画期的効果が見られることは真に驚くべきことで
ある。本発明で使用する前記樹脂成分■は、前記1.,
成分と共に該成分以外の多価アルコール(以下、単に1
.2成分という)を併用し、またD.,成分と共に該成
分以外のカルボン酸又はその誘導体(以下、単にロ.2
成分という)を併用したポリエステルとしてもよい。
その際1.2成分と0.2成分は、必須的に使用される
1.,成分0.,成分と共に、両方同時に使用してもよ
いし、またいずれか一方のみを用いてもよい。本発明に
於いて1.,成分として用いられる他の多価アルコール
としては、例えばエチレングリコール「プロピレングリ
コール、ブタンジオール、ネオベンチルグリコール、1
,6ーヘキサンジオール、1,4ーシクロヘキサンジメ
タノール等の2個のアルコール性水酸基が2〜8個の炭
素原子によって隔てられているジオール類、グリセリン
、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の
トリオール類を挙げることができる。前記1.,成分の
化合物は、本発明の光硬化性組成物が良好な印刷適性並
びに下地に対する光硬化物の良好な密着性を与えるため
に多量に使用する必要があり、1,.成分と1.2成分
とのアルコール成分の合計を10の重量%としたとき少
くとも4の重量%であることが好ましい。もし、1.,
成分の化合物の使用量が4の重量%に満たぬときは特に
ブリキ板、アルミニウム板等の金属板に対する光硬化物
の密着性が乏しくなってくる場合がある。次に本発明に
於いてロ。
2成分として用いられる他のカルボン酸又はその誘導体
としては、例えば無水フタル酸、ィソフタル酸、テレフ
タル酸、ジメチルテレフタレート「テトラクロロ無水フ
タル酸の芳香族ジカルボン酸類又はその譲導体;テトラ
ヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドo無水フタル酸、3,
6ーェンドメチレンー△4 一無水フタル酸、1,4,
5,6,7,7一ヘキサクロロピシクロ〔2,2,1〕
一5−へプテンー2,3−ジカルボン酸無水物等の環状
脂肪族ジカルボン酸頚又はその誘導体;コハク酸、アジ
ピン酸「ドデカンジカルボン酸、セバシン酸、アゼラィ
ン酸、無水マレィン酸、フマル酸、ィタコン酸、オクテ
ニル無水コハク酸、メチル無水コハク酸、メタクリル酸
2量体もしくはそのメチルェステル等の飽和若しくは不
飽和の脂肪族ジカルボン酸類又はその誘導体;安息香酸
、p−tenーブチル安息香酸等の芳香族モノカルボン
酸類;アクリル酸、メタクリル酸、2−エチルヘキソィ
ッタ酸、ラウリル酸、パルチミン酸、オレィン酸、ステ
アリン酸、IJノール酸等の飽和若しくは不飽和の脂肪
酸類等を挙げることができる。
ロ,.成物のドデセニルコハク酸、その低級アルキルェ
ステルもしくはその無水物は、先に1..成分の化合物
の使用理由と同様の理由により、本発明の光硬化性組成
物が良好な印刷適性並びに下地に対する光硬化物の良好
な密着性を与えるために多量に使用する必要があり、D
.,成分と0.2成分との有機醸成分の合計を100重
量%としたとき少くとも40重量%であることが好まし
い。
もし0.,成分の化合物の使用量が4の重量%に満たぬ
ときは特にブリキ板、アルミニウム板等の金属板に対す
る光陵化物の密着性が乏しくなってくる場合がある。ま
た、本発明で使用する樹脂成分風は、前記1.,,日。
,及び必要に応じて1.2及び/又はロ.2の各成分を
反応させて得られるカルボキシル基含有ポリエステルを
ベースとし、これにェポキサィド化合物或はェポキシ化
合物と共にモノカルボン酸または酸無水物とモノアルコ
ールとの反応により得られるセミェステルを反応させた
変性ポリエステルとしてもよい。斯る変性のためのェポ
キサィド化合物としてはモノ及びポリェポキサィド化合
物が使用でき、例えばグリシジルメタクリレート、フエ
ニルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、
スチレンオキサイド、ビスフエノールAーエピクロルヒ
ドリン型ェポキシ樹脂、ビスフェノールF−ェピクロル
ヒドリン型ヱポキシ樹脂、ダイマー酸ジグリシジルエー
テル、1,6ーヘキサングリコールジグリシジルェーテ
ル、0−フタル酸ジグリシジルエステル、トリメチロー
ルプロパントリグリシジルェーテル、バーサチック酸グ
リシジルェステル(オランダ国シェル社よりカージュラ
Eとして販売されている)等を任意に選んで用いること
ができる。
また、変性のためのモノカルボン酸としては、0.2成
分として例示した各種モノカルボン酸を用いることがで
きる。
また、酸無水物とモノアルコールによるセミェステルの
作製に際して用いられる酸無水物としては、前記ロ,.
及び0.2成分として前に例記した任意の酸無水物を使
用することができ、またモノアルコールとしては例えば
nーブタノール、2−エチルーヘキサノール、ベンジル
アルコール、ジメチルアミノエタノールアミン、シクロ
ヘキサノール、ベソタエリスリトールトリアクリレート
、エチレングリコールモノ−nープチルエーテル、2ー
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシブロピ
ルアクリレート等を任意に選んで用いることができる。
尚、変性ポリエステルの製造の際、(メタ)アクリロィ
ル基を有する不飽和の脂肪酸、ェポキサイド化合物、モ
ノアルコール等を使用するときには、(メタ)アクリロ
ィル基の側鎖を有する変性ポリエステルが得られるので
、斯る変性ポリエステルを含む光硬化性組成物に活性光
線を照射する際、変性ポリエステルと、光重合性のエチ
レン性不飽和二重結合を有するモノマーやプレポリマー
からなる{B)成分との共重合反応が生起し、印刷イン
キや塗料の光陵化性や皮膜物性を一層向上せしめること
が可能である。
前記ェポキサィド化合物或は該化合物とモノカルボン酸
又はセミェステルとの反応に用いられるカルボキ基を有
するベースポリエステルは前記1成分とロ成分との反応
によって得られる。
この場合のベースポリエステルの酸価は任意であってよ
いが好ましくは酸価が20以上であることが望ましい。
尚、カルボキシル基を有するベースポリエステル及び前
記モノカルボン酸並びにセミェステル中に含まれる全体
のカルボキシル基当量数を×とし、モノ及び/又はポリ
ェポキサイド中のェポキシ基当量数をYとしたときY/
×の比が2以下であることがインキの粘度的保存安定性
を保つ上で好ましい。また、変性に使用するェポキサイ
ド化合物の附加量を変性ポリエステル樹脂の10の重量
%以下とすることが、良好なインキ皮膜物性を得る上で
重要である。またカルポキシル基を有するベースポリエ
ステルとしては、1成分と0成分の原料組成、合量又は
酸価の異る複数のカルボキシル基含有ポリエステルを絹
合せて使用しても一向に差支えない。本発明の樹脂成分
■と光重合性モノマー及び/又はプレポリマーとの混合
物が印刷インキ或は塗料の用途で使い易いためには樹脂
成分■が適当な分子量を有することが好ましく、平均分
子量の範囲は凡そ700乃至5000であればよい。
平均分子量が700以下であるときは本発明に於いてポ
リエステル樹脂としての機能(特に光硬化塗膜の下地に
対する密着性)が発揮できず、また平均分子量が500
0より大きいときは、光硬化性組成物を使い易い粘度に
設定したときの、光硬化性組成物中の樹脂成分■の含有
率が低下するために光硬化塗膜の下地に対する密着性が
悪化する。樹脂成分■の製造は常法に従って行なえばよ
く、1成分と0成分との混合物を200qo以上好まし
くは220乃至250qのこ加熱し、所望によりキシロ
ールやトルオール等の共織還流溶剤やジプチル錫ラウレ
ート、トリフエニルホスフイン、オクチル酸ジルコニウ
ム等のヱステル化触媒や窒素ガスや炭酸ガスの如き不活
性ガスの存在下で脱水反応により行なえばよい。
カルボキシル基を含有するポリエステル、モノカルボン
酸やセミェステルとェポキサィド化合物との反応は10
0℃乃至250qoの範囲で行なえばよいがモノカルボ
ン酸やセミヱステル中に(メタ)アクリロィル基やアル
リル基を有する場合には重合架橋化を防止するため90
qo乃至130qoの温度で重合禁止剤の存在下更には
空気の存在下に、所望によりジメチルベンジルアミン、
トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、2−メチ
ルィミダゾール等の触媒の存在下で、また所望によりエ
チレン性不飽和二重結合を有する光重合性モノマー及び
/又はプレポリマーの存在下で反応させることが望まし
い。かくして得られた樹脂成分凶にエチレン性不飽和二
重結合を有する光重合性モノマー及び/又はプレポリマ
ー及び光重合開始剤を加えることにより本発明の光硬化
性組成物が調製されるが、かかる光重合性モノマ−とし
ては例えばスチレン、クロロスチレン、Qーメチルスチ
レン、ジビニルベンゼン:置換基として、メチル、ヱチ
レ、プロピル、ブチル、アミル、2ーエチルヘキシル、
オクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シル、シクロヘキシル、ベンジル、メトキシエチル、ブ
トキシヱチル、フエノキシエチル、アルリル、メタリル
、グリシジル、2−ヒドロキシエチル、2ーヒドロキシ
ブロピル、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、ジメ
チルアミノエチル、ジェチルアミノェチル等のごとき基
を有するアクリレート、メタクリレート又はフマレート
;エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、トリメチロールプロパン、グ
リセリン及びペンタェリスリトール等のモノ(メタ)ア
クリレート又はポリ(メタ)アクリレート;酢酸ビニル
、酪酸ビニル又は安息香酸ビニル、アクリロニトリル、
セチルビニルエーテル、リモネン、シクロヘキセン、ジ
アリルフタレート、ジアリルイソフタレート、2−、3
−又は4−ビニルピリジン、アクリル酸、メタクリル酸
、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−ヒドロキシ
メチルアクリルアミド又はNーヒドロキシェチルメタク
リルアミド及びそれらのアルキルェーテル化合物、ネオ
ベンチルグリコール1モルに2モル以上のエチレンオキ
サイド若しくはプロピレンオキサィドを付加して得たジ
オールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パン1モルに3モル以上のエチレンオキサイド若しくは
プロピレンオキサィドを付加して得たトリオールのジ又
はトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAIモル
に2モル以上のエチレンオキサイド若しくはプロピレン
オキサィドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート1
モルとフエニルイソシアネ−ト若しくはn−ブチルイソ
シアネート1モルとの反応生成物、ジベンタヱリスリト
ールのポリ(メタ)アクリレート等を挙げることができ
る。
また光重合性のプレポリマ−としては例えば【1} ビ
スフェノールA型ェポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸、
更に場合によりヤシ油脂肪酸等の最鎖脂肪酸をェステル
化させて得たェポキシ(メタ)アクリレートあるいはそ
の長鎖脂肪酸変性物、水酸基を有するェポキシ(メタ)
アクリレートに二塩基酸無水物、四塩基酸ジ無水物、無
水トリメリツト酸を付加して得たカルボキシル基を有す
るェポキシ(メタ)アクリレートの如きエポキシ(メタ
)アクリレート及びその変性物。
(2} 英国特許第1,147,732号明細書(特関
昭51−37193号公報及び椿関昭51−1総797
号公報)に記載されているようなジィソシアナート化合
物とポリオールとを予め反応させて得られる未満ィソシ
アナート化合物に更に8ーヒドロキシアルキルアクリレ
ート及び/又はメタクリレ−トを反応せしめることによ
って得られる分子内に2個以上のアクリロイロキシ基及
び/又はメタクリロィロキシ基をもった付加重合性化合
物。
‘3’ 特公昭47一3262号公報に記載されている
ような無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、へキ
サヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水フタル酸、あ
るいは無水ヘッド酸のような二塩基酸無水物とグリシジ
ルアクリレート及び/又はグリシジルメタクリレートと
を関環重合して得られるアクリロィロキシ基及び/又は
メタクリロイロキシ基を多数ペンダントにもった直線状
ポリエステル化合物。
‘41 特公昭47一23661号公報に記載されてい
るような隣接炭素原子に少くとも3個のェステル化可能
なヒドロキシル基を有する多価アルコールと、アクリル
酸及び/又はメタクリル酸と、ジカルボン酸およびその
無水物からなる群から選択されたジカルボン酸類との共
ェステル化によって製造された重合可能なェステル類。
【5’英国特許第628,150号明細書、米国特許第
3,020,255号明細書および月刊誌「マクロモレ
キュールズ」第4巻、第5号、第630〜632頁(1
971年)に記載されているごときメラミンまたはペン
ゾグアナミンにホルムアルデヒド、メチルアルコールお
よび8−ヒドロキシアルキルアクリレート(またはメタ
クリレート)等を反応せしめて得られるポリアクリル(
またはポリメタクリル)変性トリアジン系樹脂。【6)
米国特許第3,377,406号明細書に記載されて
いるようなポリヒドロキシ化合物のグリシジルヱーテル
化物にアクリル酸またはメタクリル酸を反応させて得ら
れる不飽和ポリエステル樹脂。
{7} 米国特許第3,455,801号明細書及び米
国特許第3,455,802号明細書に記載されている
一般式(ここにおいてRは炭素原子数2〜IN固の2価
の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基を示し、R′は炭素
原子数2〜10個の2個の飽和脂肪族炭化水素基を示し
、R″は水素原子又はメチル基を示し、nは1〜14の
整数である。
)で示される両末端にアクリロィロキシ基又はメタクリ
ロィロキシ基を有するポリエステル化合物。
‘8} 米国特許第3,483104号明細書及び米国
特許第3,470,07y号明細書に記載されている一
般式(ここにおいてAは−0−又は一NH−を示し、1
分子中で少なくとも2個は−NH−であるものとし、R
は二価の飽和脂肪族または不飽和脂肪族炭化水素基を示
し、R′は二価の飽和又は不飽和の脂肪族あるいは環状
炭化水素を示し、R″は水素原子又はアルキル基を示し
、nは1〜14の整数であるものとする。
)で示されるジアクリル変性(またはジメタクリル変性
)ポリアミド化合物。
【9} 特公昭48−37246号明細書に記載されて
いる一般式(ここにおいてXは水素原子又はアシル基を
示し、Rは二価の飽和又は不飽和の脂肪族あるいは環状
炭化水素基を示し、R′は二価の脂肪族炭化水素基を示
し、R2は水素原子又はアルキル基を示すものとしトA
は−0−又は、一NH−を示し、1分子中で少なくとも
2個は−NH−であるものとし、nは1〜14の整数で
ある。
)で示されるジアクリル変性(またはジメタクリル変性
)ポリアミド化合物。
■ 米国特許第3,485,732号明細書に記載され
ているような飽和又は不飽和の二塩基酸又はその無水物
、あるいは必要に応じてそれらとジオールとを反応させ
て得られる両末端にカルポキシル基を有する化合物に更
にグリシジルァクリレートまたはグリシジルメタクリレ
ートを反応せしめることにより得られるジアクリル変性
(又はジメタクリル変性)ポリエステル化合物。
OU 時公昭48一12075号明細書に記載されてい
るごとき分子中に一般式、(ここにおいてXはアシル基
又はウレタン基を示し、Rは、日,CH3,CZ又はC
Nであるものとする。
)で示されるくり返し単位を有する側鎖に不飽和酸ェス
テル結合を有する(メタ)アクリル共重合体に基づく化
合物。
等を挙げることができるが、これらに限定されるもので
はない。
‘B’成分の使用量は樹脂成分風の平均分子量の値や本
発明の光硬化性組成物の用途によって自由に決められる
が、通常樹脂成分■100重量部に対して1の重量部乃
至20の重量部とすればよい。
次に本発明の光陵化性組成物の必須成分である光重合開
始剤としては例えばペンゾィン、ベンゾインメチルエー
テル、ペンゾインエチルエーブ′レ、ベンゾインイソフ
。ロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、デ
ーシルフロマイド、Q−メチルベンゾィン等の如きアシ
ロインおよびその誘導体;アセトフェノン、ベンゾフェ
ノン、2−メチルアントラキノン、チオキサントン、シ
クロヘキサノン「0−ペンゾィル安息香酸メチルヱステ
ル、9ーフルオレノン等の如きカルボニル化合物;ペン
ジルおよびジアセチルの如きジケトン類;ジフェニルモ
ノサルフアイド、ジフェニルジサルフアイド、デシルフ
エニルサルフアイド、テトラメチルチウラムモノサルフ
アイド等の如き有機サルフアィド類;P−ジメチルアミ
ノベンツアルデヒド、P−ジメチルアミノアセトフエノ
ン、4ージメチルアミノベンゾニトリル、Pージメチル
アミノ安息香酸アミルェステル、Pージメチルアミノベ
ンゾフエノン、P,P′−テトラエチルジアミノベンゾ
フェノン等の如き第3級アミノ基を含む化合物;P−ト
ルェンスルホニルクロライド、1ーナフタレンスルホニ
ルクロライド、2−ナフタレンスルホニルクロライド、
1,3−ベンゼンジスルホニルクロライド、2,4ージ
ニトロベンゼンスルホニルフロマイド、P−アセトアミ
ドベンゼンスルホニルクロラィド等の如きスルホニルハ
ライド類;四塩化炭素、四臭化炭素、テトラクロルエチ
レン、ヘキサクロルエタン、ヘキサブロモエタン、ヨー
ドホルム、1,1,2,2−テトラブロモェタンの如き
ハロゲン化炭化水素類;さらにはェオシン、チオニン、
フルオレッセイン、リボフラビン、3,6−ジアミノア
クリジン等の染料類等が挙げられる。これらの公知の光
重合開始剤は1種または2種以上の混合物の形で使用す
ることができ、その使用量は特に制限はないが、光硬化
性と経済性の点から通常の・{B’成分の合計重量の0
.5%以上20%以下で用いるのが適当である。本発明
の組成物において任意に加えられる他の成分としては、
色料、高分子化合物、有機溶媒、可塑剤、重合禁止剤お
よびその他の各種助剤類があり、それらによって目的と
する光陵化性組成物、即ち光硬化型の塗料や印刷インキ
を広汎に調整し得る。
上記色料としてはカーボンブラック、黄鉛、チタン白、
ミロリーブルー、クロムバーミリオンなどの無機顔料、
ハンザーィェロ−、ベンジジンイエロー、バルカンオレ
ンジ、/ぐーマネントオレンジ、レーキレツドC、ブリ
リアントカーミン紐、ローダミンレーキ、ェオシン、フ
ロキシン、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、キナクリドソレッド、
ジオキサジンバィオレットなどの有機顔料、アルカリブ
ルートーナー、メチルバイオレットなどの染料更には白
麹華、沈降性硫酸バリウム、アルミナホワイトなどの体
質顔料を挙げることができる。
上記高分子化合物は光陵化性組成物の製品価格を低減さ
せたり、塗装適性または印刷適性等の用途に応じた諸特
性を向上せしめ、また所望の硬化物物性をもたせること
を目的として必要に応じて使用されるものであり、たと
えば飽和または不飽和の変性または非変性のァルキッド
ないいまポリエステル樹脂、もしくはアクリル樹脂、ェ
ポキシ樹脂、キシレン樹脂、芳香族スルホソアミドホル
ムアルデヒド樹脂、ケトン樹脂、石油樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂ないいまペンゾ
グアナミン樹脂等のアミノ樹脂、ギルソナィト、天然樹
脂またはそれらの重合体、合成乾性油またはそれらの重
合体を挙げることができる。
これらの高分子化合物は一般に常温において固体状のも
のが多く、その場合末端エチレン性不飽和二重結合を有
する化合物と併用するに際して、Pーベンゾキノン、ハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルヱーテル、P
一tenーブチルカテコール、モノーにrtーブチルノ
・イドロキノン及びピロガロールなどの熱重合禁止剤の
併用のもとに前記せる高分子化合物と比較的低粘度の未
満エチレン性不飽和二重結合を有する化合物またはそれ
らの混合物とを約150℃以下の温度で加熱溶解して使
用することが望ましい。このとき上記重合禁止剤の使用
割合は、後の活性光線の照射による塗膜の硬化乾燥速度
を著しく低下させないことが必要であり、末満エチレン
性不飽和二重結合を有する化合物の総重量をもとにして
1%以下とすることが望ましい。上記有機溶媒は本発明
により得られる光陵化性組成物の塗装又は印刷適性等の
諸特性を向上せしめることを主たる目的として適宜使用
されるものであり、例えばエタノール、イソブタノール
、トリデシルアルコール、シクロヘキサノール、エチレ
ングリコ−ルモノヱチルヱーテル、ジヱチレングリコー
ルモノブチルェーテル、酢酸エチル、酢酸正ブチル、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン、ノルマルヘキサン、灯油、軽油、トルェン、
キシレン等を挙げることができる。
これらは単独で用いてもよく二種以上の併用で用いても
よい。更に上記の可塑剤としてはジブチルフマレ−ト、
ジオクチルフタレート、ジブチルセバケート又はジオク
チルセバケート等を挙げることができる。
其の他の助剤類としてはシリコール等の縦泡剤又はしべ
リング改良剤、ポリオキシェチレングリコールアルキル
エーテル、アルキルベンジルアンモニウムクロラィドの
如き界面活性剤、オィゲノール、メチルエチルケトキシ
ムの如き皮張り防止剤、ナフテン酸コバルト、オクチル
酸コバルト、P−トルェンスルフィン酸ソーダ、第三級
アミノ化合物、トリフェニルホスフィン等の如き乾燥調
節剤、有機ペントナィト、アルミニウムオクトェート、
シリカゲルの如き増粘剤、ドデシルメルカプタン、ベン
タヱリスリトールテトラキス(8ーメルカプトプロピオ
ネート)のごとき重合調節剤、コーンスターチのごとき
裏移り防止剤「トリフエニルホスフアイト、ジエチルヒ
ドロキシルアミンのごとき保存安定剤その他ワックス類
やグリース類を挙げることができる。各成分は既知の適
宜な方法によって例えば混合・摩砕され組成物になしう
る。本発明により得られる光硬化性組成物は、ガラス、
プラスチック、紙、金属、石材、木材其の他の下地に印
刷又は塗装した後、活性光線を照射させることにより塗
膜が容易に硬化乾燥する。
本発明の光硬化性組成物は光硬化性印刷インキとして特
に有用であり、冒頭詳しい説明を行っているが、光硬化
性塗料としても有用であるのは勿論である。本発明によ
り得られる光硬化性組成物を磯化乾操せしめる活性光線
としては、約200乃至50伽血、更に好ましくは約2
00乃至40仇mの波長領域を有する光線が有効であり
、かかる活性光線を発生する光源としては、炭素アーク
灯、水銀蒸気ランプ、紫外蛍光ランプ、タングステン灯
、キセノンランプ、アルゴングローランプ及び写真照明
用ランプ等を挙げることができる。
以下、本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発
明はこれらのみに限定されるものではない。
以下部及び%は持断のない限り全て重量基準とする。又
、駿価は試料1夕を中和するに要する水酸化カリウムの
雌数をもって表わす。尚、実施例で使用する光陵化性ビ
ヒクルの合成例を以下に記載するが、各合成例では反応
装置として温度計、櫨梓装置、チッソガス導入及びコン
デンサーに接続したデカンタ−を備えた四つ口フラスコ
を使用した。
合成例 1〜3 第1表に示した割合のドデセニル無水コハク酸、水添ビ
スフェ/−ルA及び触媒としてジブチル酸化スズ0.1
部を反応装置に仕込み、チッソガス吹込み下に220℃
で脱水ェステル化反応を行った。
合成例1では約6時間、合成例2では約10時間、合成
例3では約1糊時間の加熱灘梓で夫々酸価が17〜20
のポリエステル樹脂を得た。
次いで、合合成例2,3においては、更に、温度を15
0℃に下げた後第1表に示した量のェポキシ樹脂及び触
媒として2−メチルィミダゾール0.025部を加え、
加熱燈伴を約1時間続行し酸価が3以下の変性ポリエス
テル樹脂を得た。
次いで、各合成例とも温度を110℃に下げて第1表に
示した割合の希釈モノマーをハイドロキノンモノメチル
ヱーテル0.2部とともに添加し均一に希釈して光陵化
性ビヒクルを得た。船 磯 ≧f 台宅 や。
ミ土き 雫軍 溝鑑 蔓事 三宅 き槌 息套 古溝 亨蟹 ↑ ○の 、。
S害 yX 義・目 群き 葦義 ミ富 苗鐘 K船 虻類 比較合成例 1〜3 合成例1の比較例として次に述べる比較合成例1〜3を
行なった。
即ち、比較合成例1では合成例1の水添ビスフェノール
Aを等モル量のネオベンチルグリコールに置換し「比較
合成例2では合成例1のドデセニル無水コハク酸を等モ
ル量の無水フタル酸に置換し、比較合成例3では合成例
1の水添ビスフェノールAとドデセニル無水コハク酸を
夫々等モル量のネオベンチルグリコールと無水フタル酸
に置換する以外は合成例1と夫々同様にして光硬化性ビ
ヒクルを得た。比較合成例 4〜5 合成例3の比較例として次に述べる比較合成例4〜5を
行なった。
即ち、比較合成例4では合成例3の水添ピスフェノール
Aを等モル量の1,6−へキサンジオールに置換し、比
較合成例5では合成例3のドデセニル無水コハク酸を等
モル量のィソフタル酸に置換する以外は夫々合成例3と
同様にして光硬化性ビヒクルを得た。合成例 4 水添ビスフェノールAIOの部、ドデセニル無水コハク
酸90$部、ジプチル酸化スズ0.1部を反応装置に仕
込み、チッソガス吹込み下に220℃で脱水ェステル化
反応を行った。
約6時間で酸価が17〜20のポリエステル樹脂を得た
。次いで、反応温度を150午0迄下げ、この温度に保
ちながらェピクロン1050路部及び触媒として2ーメ
チルィミダゾール0.03部を加え約1時間加熱燈群を
続けた。この反応で酸価は3以下に低下した。次いで反
応系の温度を110℃に下げた後、予め合成しておいた
下記のセミェステル47.5部及びトリメチロールプロ
パントリアクリレート10の部、トリメチロールブロパ
ンジアクリレートモノベンゾエート100部をハイドロ
キノンモノメチルェーテル0.2部とともに加え、11
0℃で加熱蝿拝を約5時間続行し、酸価が5以下になる
まで反応させ変性ポリエステル樹脂の光硬化性ビヒクル
を得た。
尚、上記したセミェステルとは、ドデセニル無水コハク
酸5礎都、ベンタェリスリトールトリアクリレート14
7部を触媒としての2−メチルィミダゾール0.02部
、重合禁止剤としてのハイドロキノンモノメチルェーテ
ル0.2部の存在下に110午○で2時間加熱蝿拝して
得られた酸価56の粘鋼液状物である。合成例 5〜1
1 第2表に示した各組成の樹脂原料をジブチル酸化スズ0
.1部とともに反応装置に仕込み、チッソガス吹込み下
に220℃で脱水ェステル化反応を行った。
いずれも酸価が約10以下になるまで反応させた後、1
10℃に冷却し第2表記載の稀釈モノマーをハイドロキ
ノンモノメチルェーテル0.3部とともに加え均一に希
釈して光硬化性ビヒクルを得た。比較合成例 6〜7 合成例11の比較例として次に述べる比較合成例6〜7
を行なった。
即ち、比較合成例6は合成例11のビスフェノールA−
エチレンオキサィド附加物を等モル量の1,4−シクロ
ヘキサンジメタノールに置換し、比較合成例7ではドデ
セニル無水コハク酸を等モル量のテトラヒドロ無水フタ
ル酸に置換する以外は夫々合成例11と同様にして光硬
化性ビヒクルを得た。略 船 柵 で ■ 船 ○ ■ < q 鰹 地 藩 m 塾 合成例 i2〜13 第3表に示した量の水添ビスフェ/−ルA及びドデセニ
ル無水コハク酸をジブチル酸化スズ0.1部とともに反
応装置に仕込みチッソガス吹込み下に220ooで脱水
ェステル化反応を行った。
酸価が17〜20になるまで反応させた後150qCに
冷却した。次いで第3表記載のェポキシ樹脂を添加して
約1時間加熱鷹拝を行い、酸価が3以下になるまで反応
させた後、110q0にて第3表記教の稀釈モノマーを
ハイドロキノンモノメチルェーナル0.$部とともに加
え、均一に希釈して光硬化性ピヒクルを得た。第3表 注1 シェル化学社製「ェピコ−ト871」注2
大日本インキ化学工業社製「ェボサイザ−WIOOEL
」実施例 1〜4 合成例1〜4及び比較合成例1〜5のビヒクルを使用し
た第4表記戦の配合組成の混合物を夫々3本ロールミル
で練肉して実施例1〜4及び比較実施例1〜5の金属印
刷用インキを製造した。
船燐 実施例1〜4及び比較実施例1〜5の各インキにつき下
記の試験を行ないその結果を第5表に記載した。
{1} 印刷適性試験 各インキをアィホー型輪転式金属印刷機に適用し、該印
刷機の湿し水として大日本インキ化学工業株式会社製の
湿し水「DH−78」を使用して毎分8の女の印刷速度
で同一条件下にブリキ板に印刷した。
汚れが全く発生せず、網点がシャープで、光沢の高い美
麗な印刷物が安定して得られる場合を「良一とし、“水
負け”の現象の発生により、印刷物にゴーストを生じ、
光沢、刷り濃度の低い印刷物の得られる場合を「不良」
として表示する。
■ インキ皮膜物性試験各インキを予め15000で1
0分間空猿きしたブリキ板にRIテスター(明製作所製
藤色機)でインキ膜厚が2仏になるように辰色し、この
展色板を集光型反射傘を備えたハノビア社製UVランプ
(出力120W/肌)の下12肌の所をラインスピード
40m/分のコンペアー上に乗せて通過させることによ
りインキ皮膜を光硬化させ、斯くして得られた展色板を
下記の密着性試験、屈曲性試験及びデュポン衝撃試験に
供した。
更に、インキ皮膜を光硬化させた上記展色板に食缶用と
して商業的に使用されているアクリル樹脂系艶ニス(大
日本インキ化学社製10−311)をロールコーターで
75mg/100のの塗布量となるように塗布し、18
0qoで10分間焼付け硬化した塗装板を下記の耐蒸気
殺菌性試験に供した。
【ィー 密着性試験 セロハン粘着テープによる碁盤目剥離試験で1側四方I
ON固の碁盤目のうち剥離後密着している割合(%)で
表示する。
{口’屈曲性試験 JIS−K5400記載の屈曲試験器を用い、割れの生
ずる心棒(仰ぐ)の数値で表示する。
し一 耐衝撃性試験 特殊ハゼ折り型デュポン衝撃試験器を用い、傾向が1′
10である面に2つ折りにした試料を置き、接触面が平
らな重さlkgの鉄の重りを高さ30cのから落下させ
たときに生ずる折り曲げ部分の塗膜の亀裂の長さ(肌)
として表示する。
0 耐蒸気殺菌性試験 塗装板を耐圧蒸気釜(レトルト釜)中に入れ、130q
oで30分間蒸気処理し、次いで急冷して、インキ皮膜
部に於ける白化Gブリスターの有無を調べた。
インキ皮膜に全く白化。ブリスターの発生が認められな
いものを「○ト一部に発生の認められるものを「△↓ほ
ぼ全面に認められるものを「×」として表示する。また
、蒸気処理後の塗膜の密着性を‘ィーの方法で調べた。
第 5表 実施例 5〜10 合成例5〜10の各ビヒクル8碇都‘こトリメチロール
ブoパントリアクリレート7部、トリメチロールプロバ
ンジアクリレートモノオクトエート7部、ベンジル5部
、pージメチルァミ安息香酸アミルェステル2部及びハ
イドロキノソモノメチルェーテル0.01部を夫々加え
、全体を均一に溶解して光硬化性透明塗料を製造した。
これら各塗料をコーターで膜厚6A‘こなるようにブリ
キ板に塗布し、各塗布板に前記実施例1〜4で使用した
光照射装置によりラインスピード50肌/分で光照射し
て塗膜を光硬化させた。得られた各硬化塗膜の物性試験
結果を第6表に記載する。
第6表 実施例 11〜13 合成例11〜13及び比較合成例6〜7のビヒクルを使
用した第7表記載の配合組成の混合物を夫々3本ロール
ミルで練肉して光硬化性ホワイトコーチングを製造した
これら各ホワイトコーチングをコーターで膜厚20AI
こなるようにブリキ板に塗布し、各塗布板に前記実施例
1〜4で使用した光照射装置によりラインスピード10
m/分で光照射して塗膜を光硬化させた。
得られた各硬化塗膜の物性試験結果を第8表に記載する
第7表 第8表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)水素添加ビスフエノールA及び一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1及びR_2は夫々独立して−OC_2H_
    4O−、−O(C_2H_4O)_2−、−OC_3H
    _6O−又は−O(C_3H_6O)_2−の基を表わ
    すものとする。 〕で表わされる化合物より成る群から選ばれた少なくと
    も1種の化合物を必須アルコール成分とし、ドデセニル
    コハク酸、その低級アルキルエステル及びドデセニル無
    水コハク酸より成る群から選ばれた少なくとも1種の化
    合物を必須酸成分として成るポリエステル樹脂、(B)
    エチレン性不飽和二重結合する光重合性モノマー及びエ
    チレン性不飽和二重結合を有する光重合性プレポリマー
    より成る群から選ばれた少なくとも1種の化合物、及び
    (C)光重合開始剤を含有する光硬化性組成物。 2 前記(A)ポリエステル樹脂が、前記必須アルコー
    ル成分、前記必須酸成分及び、必要に応じて、他の多価
    アルコール、他のカルボン酸又はその誘導体より成る群
    から選ばれた少なくとも1種の化合物より成り、前記必
    須アルコール成分を全アルコール成分の40重量%以上
    使用し且つ前記必須酸成分を全酸成分の40重量%以上
    使用して成るポリエステル樹脂である特許請求の範囲第
    1項記載の光硬化性組成物。 3 前記(A)ポリエステル樹脂が、分子中にカルボキ
    シル基を含有し、該カルボキシル基にエポキサイド化合
    物が附加せしめられて変性ポリエステル樹脂とされ、該
    エポキサイド化合物の附加量が該変性ポリエステル樹脂
    の100重量%以下とされた特許請求の範囲第2項記載
    の光硬化性組成物。 4 変性ポリエステル樹脂の平均分子量が700乃至5
    000の範囲内にある特許請求の範囲第3項記載の光硬
    化性組成物。 5 添加成分として顔料を含有し、印刷インキとして使
    用される特許請求の範囲第1,2,33又は4項記載の
    光硬化性組成物。 6 塗料として使用される特許請求の範囲第1,2,3
    又は4項記載の光硬化性組成物。
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