JP2003096304A - 油性液状組成物 - Google Patents

油性液状組成物

Info

Publication number
JP2003096304A
JP2003096304A JP2001288327A JP2001288327A JP2003096304A JP 2003096304 A JP2003096304 A JP 2003096304A JP 2001288327 A JP2001288327 A JP 2001288327A JP 2001288327 A JP2001288327 A JP 2001288327A JP 2003096304 A JP2003096304 A JP 2003096304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oily
mass
particles
oil
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001288327A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayashi
博幸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2001288327A priority Critical patent/JP2003096304A/ja
Publication of JP2003096304A publication Critical patent/JP2003096304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低粘度油性基剤中に粒子を配合するに当たっ
て、粒子の沈降速度を遅延し、かつ、沈降した場合であ
っても振とうすることで容易に粒子の均一分散系が得ら
れる、粒子を配合した油性液状組成物を提供する。 【解決手段】 (a)40℃の粘度が80cSt以下の
油性成分と、(b)非油膨潤性粒子と、(c)油膨潤性
粒子とを含有することを特徴とする油性液状組成物。好
適な態様として、前記(b)成分の非油膨潤性粒子が、
平均粒子径100μm以下の粒子であり、更に(d)薬
効成分を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油性液状組成物に
関し、更に詳しくは、比較的粘度が低い油性液状組成物
に配合した粒子の沈降を遅延し、沈降した粒子の再分散
性が良好であり、使用感の優れた粒子配合の油性液状組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】粒子を配合した製品としては歯磨き剤、
クレンザー、洗剤など数多くの商品が挙げられる。これ
らに共通した技術として、粒子を製剤中に均一分散させ
ることが必要となる。従来、配合粒子の分散安定化のた
めには、主に水系のゲル化高分子等を配合して粒子の沈
降を抑えたり、また、油−水エマルション系に粒子を配
合することが知られている。
【0003】具体的には、ガム系高分子(キサンタンガ
ム等)、セルロース系高分子(カルボキシメチルセルロ
ース等)、アクリル酸系高分子(カーボポール等)など
を用い製品をゲル化することで沈降を防止して分散安定
化を図る方法が提案されている。また、油−水−界面活
性剤で乳化系とすることで製品粘度を高め、沈降を防止
して分散安定化を図る方法などが知られている。しかし
ながら、液状ローションの場合には、粒子の沈降防止、
沈降粒子の再分散性は高分子ゲル化剤では解決されてい
ない。
【0004】一方、油性基剤に粒子を均一に配合する方
法としては、油の中に多量の粒子や粉体を配合し製剤を
固化したり、ワックスロウなどの固形油剤を用い製剤を
固化することで粒子の安定化を図ることが知られてお
り、メイクアップ化粧料や口紅などに応用されている。
しかしながら、粘性の低い液状の油性ローション基剤に
粒子を配合する方法は、ほとんど知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明は、低粘度油性
基剤中に粒子を配合するに当たって、粒子の沈降速度を
遅延し、かつ、沈降した場合であっても振とうすること
で容易に粒子の均一分散系が得られる、粒子を配合した
油性液状組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため、低粘度油性基剤中に配合した粒子の沈降
を抑え、沈降した場合であっても振とうによって容易に
粒子の分散系を得る手段について鋭意研究を重ねた結
果、(a)40℃の粘度が80cSt以下の油性成分
と、(b)非油膨潤性粒子と、(c)油膨潤性粒子とを
配合することにより、容易に粒子の均一分散系が得られ
ることを見出し、本発明をなすに至った。
【0007】即ち、本発明は、上記課題を解決するた
め、下記の油性液状組成物を提供するものである。
【0008】請求項1の発明は、(a)40℃の粘度が
80cSt以下の油性成分と、(b)非油膨潤性粒子
と、(c)油膨潤性粒子とを含有することを特徴とする
油性液状組成物である。請求項2の発明は、前記(b)
成分の非油膨潤性粒子が、平均粒子径100μm以下の
粒子である請求項1記載の油性液状組成物である。請求
項3の発明は、更に、(d)薬効成分を含有する請求項
1又は2記載の油性液状組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明の油性液状組成物は、(a)40℃の
粘度が80cSt以下の油性成分と、(b)非油膨潤性
粒子と、(c)油膨潤性粒子とを含み、更に必要に応じ
て(d)薬効成分を配合してなるものである。
【0010】前記(a)成分の40℃の粘度が80cS
t以下の油性成分とは、40℃での粘度測定(化粧品原
料基準「粘度測定法」)を行ったとき80cSt以下、
好ましくは50cSt以下の粘度を示す油性成分を示
し、油性成分の構造などにより限定されるものではな
い。
【0011】具体的には、炭化水素系の油性成分として
は、流動パラフィン類(例えば、エクソンモービルマー
ケティング製:クリストール52,70,72,10
2,142,172,202,262,322,35
2)、流動イソパラフィン類(例えば、日本油脂(株)
製:パールリーム4,6,EX)、スクワラン、スクワ
レン(例えば、日光ケミカルズ(株)製:スクワラン、
スクワレンEX)などが挙げられ、これらの1種を単独
で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。エ
ステル系の油性成分としては、例えば、ミリスチン酸ブ
チル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステ
アリル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸
イソノニル、ミリスチン酸イソステアリル、ジ−2−エ
チルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸
ネオペンチルグリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グ
リセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、乳
酸オクチルドデシルなどが挙げられ、これらの1種を単
独で又は2種以上を用いることができる。このようなエ
ステル系の油性成分としては、市販品を用いることがで
き、例えば、日光ケミカルズ(株)製:BM,BS,I
PM,IPP,ISP,IPIS、日本油脂(株)製:
サラコス99,コスモール812,コスモール525,エ
ステモールN−01,T.I.0,O.D.0,コスモ
ール13などが使用し得る。また、シリコーン油又はシ
リコーン類縁油などが挙げられるが、ここで記載した油
性成分に限定されるものではない。なお、(a)成分の
油性成分は、これらの1種又は2種以上を組み合わせて
用いることができる。また、(a)成分の油性成分に半
固形油や固形油を添加しても差し支えなく、40℃の粘
度が80cSt以下となるように調製した油性成分を用
いることもできる。
【0012】これらの油性成分の中でも、40℃の粘度
が80cSt以下の流動パラフィン類、流動イソパラフ
ィン類、スクワラン、ミリスチン酸イソプロピル、パル
ミチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル
が皮膚に直接塗布するような製剤とする場合における安
全性、及び経済性、使用感から特に好ましい。
【0013】(a)成分の油性成分の配合量は、特に制
限されるものではないが、配合量が少なすぎると粉末固
形製剤となってしまうため、全油性液状組成物中に40
質量%以上、好ましくは60質量%以上、より好ましく
は80質量%以上配合することが製剤の使用性や流動性
の点から好ましい。なお、上限値は特に制限されないが
99.5質量%以下、好ましくは95.0質量%以下で
ある。
【0014】前記(b)成分の非油膨潤性粒子として
は、皮膚に塗布して使用する形態における、使用感の点
から平均粒子径が100μ以下であることが好ましく、
50μm以下がより好ましく、20μm以下であること
が更に好ましい。
【0015】このような非油膨潤性粒子としては、市販
品を用いることができる。例えば、シリカ系粒子(三好
化成(株)製:SB−300,SB−700等)、ナイ
ロン系粒子(Elf atochem製:オルガソール
等)、シリコーン系複合体粒子(信越化学工業(株)
製:KSP−100,101,102,103,10
4,105等)、ポリアクリル酸系粒子(三好化成
(株)製:PMMA等)、セルロース系粒子(旭化成
(株)製:アビセル、セルフィア等)、ポリエチレン系
粒子(住友精化(株)製:フロービーズLE−108
0,2080、CL−2080等)、ポリスチレン系粒
子、糖又は糖アルコール類の微粉砕物、タルク、酸化チ
タンなどが挙げられるが、油に不溶の物質であればここ
に挙げたものに、特に限定されるものではない。但し、
使用感を考慮に入れたとき粒子形状は、球形又は楕円形
であることが好ましい。これらの粒子は、1種又は2種
以上を組み合わせて用いることができる。
【0016】前記(b)成分の非油膨潤性粒子の配合量
は、特に制限するものではないが、粒子の特性値(吸油
量)によっては、配合量が多すぎると粉末固形製剤とな
ってしまうため、全油性液状組成物中に50質量%以
下、好ましくは20質量%以下、さらに10質量%以下
であることが分散性、流動性の点から好ましい。
【0017】前記(c)成分の油膨潤性粒子としては、
例えば、シリコーンゴム系(東レ・ダウコーニング・シ
リコーン(株)製:トレフィルE−505,506,5
07,508等)、粘度鉱物系((株)豊順洋行製:エ
スベンW,N−400,ニューエスベンD等)、メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウム(三好化成(株)製:SE
BUMASE等)が挙げられ、これらの1種を単独で又
は2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、
(c)成分の油膨潤性粒子の平均粒子径及び粒子形状は
特に制限されず、普通に用いられる範囲のものを適宜選
択して使用することができる。
【0018】前記(c)成分の油膨潤性粒子の配合量
は、特に制限されるものではないが、配合量が多すぎる
と(b)成分の非油膨潤性粒子と同様に流動性が悪くな
ってしまうため、全油性液状組成物中に0.1〜20質
量%、好ましくは0.5〜10質量%、さらに好ましく
は2質量%〜6質量%であることが好ましい。
【0019】また、本発明の油性液状組成物には、必要
に応じて(d)成分の薬効成分を配合することが好まし
い。このような(d)成分の薬効成分としては、特に制
限されるものではないが、油に溶解性のある薬効成分が
好ましい。具体的には、清涼化剤(例えば、l-メント
ール、カンフル、ハッカ油等)、血流促進剤(例えば、
ビタミンE類、アルニカエキス、ヘパリン類似物質
等)、消炎鎮痛剤(例えば、インドメタシン、サリチル
酸メチル、サリチル酸グリコール、ケトプロフェン、イ
ブプロフェン等)、鎮痒剤(例えば、クロタミトン、イ
クタモール、チモール酸等)、抗ヒスタミン剤(例え
ば、ジフェンヒドラミン等)、局所麻酔剤(例えば、リ
ドカイン、ジブカイン等)、生薬抽出成分(例えば、油
溶性甘草エキス、カミツレリキッド、カミロール、オリ
ザオイル、各種ハーブ油等)、抗炎症剤(例えば、グリ
チルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、油性アズ
レン等)、角質溶解剤(例えば、サリチル酸、イオウ、
ビタミンA類、レゾルシン等)、ステロイド剤(例え
ば、酢酸ヒドロコルチゾン等)などが挙げられ、これら
の1種を単独で又は2種以上組み合わせて配合し得る。
【0020】前記(d)成分の薬効成分の配合量は、特
に制限されるものではないが、全油性液状組成物中に
0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%
である。
【0021】本発明の油性液状組成物には、上記(a)
〜(c)成分、必要に応じて(d)成分以外にも、更
に、親油性界面活性剤(例えば、グリセリン脂肪酸エス
テル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン
脂肪酸エステル類等)、動植物油又は油脂(例えば、サ
フラワー油、大豆油、月見草油、ローズヒップ油、ゴマ
油、ナタネ油、アボガド油、オリブ油、ツバキ油、ヒマ
シ油、ヤシ油、パーム油、牛脂、乳脂等)、ロウ類(例
えば、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデ
リラロウ、ホホバ油等)、皮膜形成剤(例えば、エチル
セルロース、低融点ポリエチレン等)、制汗剤、栄養
剤、着色剤、香料成分、キレート剤、緩衝剤などを目的
に応じて適宜配合することができる。
【0022】本発明の油性液状組成物は、常法により調
製し得る。例えば、油性基剤中へ粒子や粉末を均一にな
るまで混合することによって、目的とする油状液状成物
を得ることができる。
【0023】本発明の油性液状組成物は、使用感の観点
から、40℃の粘度が1000cSt以下、好ましくは
100cSt以下、より好ましくは50cSt以下であ
る。また、本発明組成物は水を含まないか、もしくは実
質的に水を含まない油性組成物である。
【0024】本発明の油性液状組成物は、身体用の洗浄
などに用いる化粧料及び部外品、皮膚に適応する化粧
料、部外品及び医薬品(例えば、エアコン、冬場等によ
る乾燥・かゆみ、水仕事、メイク料、ネックレス、指輪
等の金属、下着、おむつ、生理用品、紫外線等による肌
荒れ・かぶれ・かゆみ・アレルギー症状、風邪、花粉症
等の鼻のかみすぎによる肌荒れ、アトピー等による肌荒
れ・かゆみ・皮膚炎症、紫外線防止剤等)、爪や頭髪に
用いる化粧品及び部外品、除毛用又は剃刀使用時もしく
は使用後に用いる化粧料、部外品及び医薬品、器具用具
などの潤滑剤や光沢剤、マッサージ剤、制汗剤などに適
応できるものである。
【0025】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は、これらの例によって何ら
限定されるものではない。
【0026】〔実施例1〜11及び比較例1〜3〕表1
〜表3に示す組成について常法に準じて各油性液状組成
物を調製し、下記方法により、分散状態(沈降性)及び
再分散状態(振とうによる混合)の評価を行った。結果
を表1〜表3に併記する。
【0027】<分散性(沈降性)評価>各組成物を製造
3日後の沈降性を下記基準で評価した。 ○:ほとんど沈降しない △:やや沈降 ×:沈降 <再分散性評価>各組成物を沈降したものを数回振とう
したときの分散性を下記基準で評価した。 ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】 *IPM:ミリスチン酸イソプロピル(日光ケミカルズ
(株)製) *IPP:パルミチン酸イソプロピル(日光ケミカルズ
(株)製) *IPIS:イソステアリン酸イソプロピル(日光ケミ
カルズ(株)製)
【0030】
【表3】
【0031】〔実施例12〕 洗浄用剤 流動パラフィン(CRYSTOL70)を78.0質量
%、スクワランを5.0質量%、ナイロン粒子(オルガ
ソール10;平均粒子径10μm)を5.0質量%、有
機変性粘度鉱物(エスベンN−400)を2.0質量
%、モノイソステアリン酸ポリグルセリルを10.0質
量%の混合液を調製し、洗浄用油性ローション基剤を得
た。
【0032】〔実施例13〕 皮膚用基剤 スクワランを70.0質量%、ミリスチン酸イソプロピ
ル(IPM)を10.0質量%、ホホバ油を3.0質量
%、シリコーン油(KF−96−10)を2.0質量
%、シリカビーズ(SB−300)を10.0質量%、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(SEBUMAS
E)を4.0質量%、グリチルレチン酸ステアリルを0.
2質量%、酢酸トコフェロールを0.5質量%、l−メ
ントールを0.3質量%の混合液を調製し、皮膚用油性
ローション基剤を得た。
【0033】〔実施例14〕 皮膚用基剤 流動パラフィン(CRYSTOL70)を30.0質量
%、パルミチン酸イソプロピル(IPP)を50.0質
量%、スクワランを6.0質量%、ポリエチレン粒子
(CL−2080)を10.0質量%、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウムを2.0質量%、有機変性粘度鉱物
(ニューエスベンD)を0.3質量%、グリチルレチン
酸ステアリルを0.3質量%、酢酸トコフェロールを0.
2質量%、l−メントールを1.0質量%、ビタミンA
を0.2質量%の混合液を調製し、皮膚用油性ローショ
ン基剤を得た。
【0034】〔実施例15〕 頭髪又は爪用剤 流動イソパラフィン(パールリーム4)を80.0質量
%、シリコーン油(KF−96−300)を4.0質量
%、シリコーン複合パウダー(KSP−102:平均粒
子径30μm)を10.0質量%、シリコーンゴムパウ
ダー(トレフィルE−508)を4.5質量%、l−メ
ントールを1.0質量%、カンフルを0.5質量%の混合
液を調製し、頭髪又は爪用油用ローション基剤を得た。
【0035】〔実施例16〕 剃刀使用時の滑沢剤、皮
膚保護剤 流動パラフィン(CRYSTOL52)を20.0質量
%、パルミチン酸イソプロピル(IPP)を30.0質
量%、スクワランを30.0質量%、ポリアクリル酸ア
ルキル粒子(PMMA:平均粒子径6μm)を16.0
質量%、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを3.0質
量%、アラントインを0.3質量%、l−メントールを
0.3質量%、カミツレ抽出成分を0.4質量%の混合液
を調製し、剃刀を使用する時の油性ローション基剤を得
た。
【0036】〔実施例17〕 制汗用剤 流動パラフィン(CRYSTOL52)を60.0質量
%、シリコーン油(KF−96−30)を11.5質量
%、ポリスチレンビーズ(平均粒子径6μm)を8.0
%、シリコーンゴムパウダー(トレフィルE−505)
を5.0質量%、クロルヒドロキシアルミニウムを10.
0質量%、タルクを2.0質量%、酸化亜鉛を2.0質量
%、酸化チタンを0.5質量%、l−メントールを1.0
質量%、シトラス系香料を微量の混合液を調製し、制汗
用剤を得た。
【0037】上記実施例12〜17の製剤について、分
散性、再分散性及び使用感を評価したところ、いずれも
良好な結果が得られた。また、モニター20名による使
用テストにおいても良好な結果が得られた。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、比較的粘度が低い油性
液状組成物に配合した粒子の沈降を遅延し、沈降した粒
子の再分散性が良好な、粒子配合の使用感の優れた油性
液状組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/06 A61K 47/06 47/24 47/24 47/32 47/32 47/34 47/34 C08K 3/00 C08K 3/00 5/01 5/01 C08L 101/00 C08L 101/00 Fターム(参考) 4C076 AA16 DD27 DD34 DD45 DD59 DD69 EE03 EE26 EE27 EE53 FF16 FF17 4C083 AA112 AB432 AC022 AC352 AC422 AD072 AD092 AD532 BB13 BB24 BB26 CC21 CC24 DD23 4J002 AB012 AE051 BB032 BC032 BG012 CL002 CP032 DE137 DJ007 DJ017 DJ047 EA016 GB00 HA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)40℃の粘度が80cSt以下の
    油性成分と、(b)非油膨潤性粒子と、(c)油膨潤性
    粒子とを含有することを特徴とする油性液状組成物。
  2. 【請求項2】 前記(b)成分の非油膨潤性粒子が、平
    均粒子径100μm以下の粒子である請求項1記載の油
    性液状組成物。
  3. 【請求項3】 更に、(d)薬効成分を含有する請求項
    1又は2記載の油性液状組成物。
JP2001288327A 2001-09-21 2001-09-21 油性液状組成物 Pending JP2003096304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001288327A JP2003096304A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 油性液状組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001288327A JP2003096304A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 油性液状組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003096304A true JP2003096304A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19110997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001288327A Pending JP2003096304A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 油性液状組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003096304A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005281295A (ja) * 2004-03-01 2005-10-13 Kose Corp 化粧料
JP2009051817A (ja) * 2007-08-02 2009-03-12 Lion Corp 毛髪化粧料
DE102012203565A1 (de) * 2012-03-07 2013-09-12 Beiersdorf Ag Siliciumdioxid in Rasierprodukten

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005281295A (ja) * 2004-03-01 2005-10-13 Kose Corp 化粧料
JP4606187B2 (ja) * 2004-03-01 2011-01-05 株式会社コーセー 化粧料
JP2009051817A (ja) * 2007-08-02 2009-03-12 Lion Corp 毛髪化粧料
DE102012203565A1 (de) * 2012-03-07 2013-09-12 Beiersdorf Ag Siliciumdioxid in Rasierprodukten
US9220666B2 (en) 2012-03-07 2015-12-29 Beiersdorf Ag Silicon dioxide in shaving products

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003095984A (ja) 油性組成物
JP5070088B2 (ja) ペースト状油性化粧料組成物
JP2887485B2 (ja) 油性化粧料
JP2007137879A (ja) 脱毛のための方法および組成物
TWI516278B (zh) 油中水型乳化化妝料
JP5322381B2 (ja) スティック状化粧料
JP2007262033A (ja) 油性化粧料
JP2007119469A (ja) 脱毛のための方法および組成物
JP6704676B2 (ja) 外用組成物
JPH09512277A (ja) 化粧品組成物
JP2005306856A (ja) 油性化粧料
JP6109592B2 (ja) 油性化粧料
JP2003192563A (ja) 含浸用組成物、皮膚保護用含浸体
JP2003096304A (ja) 油性液状組成物
JP6170312B2 (ja) 含水粉末化粧料
JP2001058922A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP5770490B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
JPH11263721A (ja) 水中油型ゴマージュ化粧料
JP2003321318A (ja) 非水系基剤
JP2006225347A (ja) 皮膚外用組成物
JP2003306410A (ja) 粉末含有油中水型乳化化粧料
JP2005162629A (ja) 油性化粧料
JP5443836B2 (ja) 指圧用組成物
JP4421831B2 (ja) 油性化粧料
JP4741109B2 (ja) 油性化粧料