JP2003095714A - セメント混和材、セメント組成物、及びそれを用いた高流動コンクリート - Google Patents
セメント混和材、セメント組成物、及びそれを用いた高流動コンクリートInfo
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Abstract
組成物とすることができ、高流動コンクリートのような
低水比のコンクリートに適用しても自己収縮を小さく抑
えることができ、中性化抵抗性が大きく水和発熱量が小
さい高流動コンクリートが得られるなどの効果を奏す
る、主に、土木・建築業界において使用されるセメント
混和材、セメント組成物、及びそれを用いた高流動コン
クリートを提供すること。 【解決手段】 高炉徐冷スラグ粉末と収縮低減剤とを含
有してなるセメント混和材、高炉徐冷スラグのブレーン
比表面積が4,000cm2/gを超える該セメント混和材、セメ
ントと該セメント混和材とを含有してなるセメント組成
物、並びに、該セメント組成物を用いた高流動コンクリ
ートを構成とする。
Description
業界において使用されるセメント混和材、セメント組成
物、及びそれを用いた高流動コンクリートに関する。な
お、本発明における部や%は特に規定しない限り質量基
準で示す。
してひび割れの低減が強く求められている。コンクリー
トのひび割れを誘発する要因としては、乾燥収縮や自己
収縮が挙げられ、これら収縮を低減するために収縮低減
剤が提案されている(特開平09-86998号公報)。しかしな
がら、この収縮低減剤はひび割れを低減して、腐食因子
である炭酸ガスのコンクリートへの浸透を困難にする作
用はあるものの、これを混和したコンクリートそのもの
の中性化抵抗性を根本的に改善するものではなかった。
付与を両立するために、石灰石微粉末が利用されてい
る。石灰石微粉末は収縮を緩和する効果も有しているた
めに、収縮低減剤と石灰石微粉末からなるセメント混和
剤も提案されている(特開平10-139508号公報)。しかし
ながら、資源の少ない我が国にとって石灰石は貴重な天
然資源であり、単にコンクリートに混和するだけの利用
は資源の枯渇につながることから、工業原料としてもっ
と有効に利用するべきであるとの声も多いものであっ
た。さらに、石灰石微粉末を混合したコンクリートは中
性化に対する抵抗性が充分でないという課題を有するも
のであった。
性と関連して重要であり、今日では、収縮低減効果と中
性化抑制効果を併せ持つ材料の開発が待たれているのが
実状である。
グ又はバラスとも呼ばれ、水硬性を示さず、そのため、
今日まで路盤材、セメント原料、あるいは、コンクリー
ト用骨材としての利用等、比較的消極的な使い方しかさ
れておらず、その有効利用方法については未だに模索状
態にある。
冷スラグ微粉末が、ブリーディングや中性化抑制機能を
有し、収縮低減剤と組み合わせることにより収縮補償効
果を発揮してより耐久的なコンクリート構造物の構築を
可能にすることを知見して本発明を完成するに至った。
冷スラグ粉末と収縮低減剤とを含有してなるセメント混
和材であり、高炉徐冷スラグのブレーン比表面積が4,00
0cm2/gを超える該セメント混和材であり、セメントと該
セメント混和材とを含有してなるセメント組成物であ
り、該セメント組成物を用いた高流動コンクリートであ
る。
下、徐冷スラグという)は徐冷されて結晶化した高炉ス
ラグの粉末である。徐冷スラグは、通常、ドライピッ
ト、あるいは、畑と呼ばれる冷却ヤードに溶融スラグを
流し込み、自然放冷と適度の散水により冷却され、結晶
質の塊状スラグとして得られる。徐冷スラグの成分は高
炉水砕スラグと同様の組成を有しており、具体的には、
SiO2、CaO、Al2O3、及びMgOなどを主要な化学成分と
し、その他微量成分として、Na2O、K2O、Fe2O3、MnO、T
iO2、S、Cr2O3、及びP2O5などを含有する。この化学成
分の割合は特に限定されるものではないが、通常、主成
分であるSiO2は25〜45%、CaOは30〜50%、Al2O3は10〜
20%、及びMgOは3〜10%程度であり、微量成分であるN
a2O、K2O、Fe2O3、MnO、TiO2、及びSなどは各々2%以
下である。徐冷スラグのブレーン比表面積(以下、ブレ
ーン値という)は4,000cm2/gを超えることが好ましく、
4,500cm2/g以上がより好ましく、5,000cm2/g以上が最も
好ましい。ブレーン値が4,000cm2/g以下では材料分離抵
抗性が得られない場合がある。また、ブレーン値は、大
きすぎると混練水量が多くなり、強度発現性や耐久性が
悪くなる場合があり、8,000cm2/g以下が好ましい。徐冷
スラグのガラス化率は30%以下が好ましく、10%以下が
より好ましい。ガラス化率が30%を超えると水和熱が大
きくなる場合がある。ガラス化率(X)は、X(%)=(1
−S/S0)×100として求められる。ここで、Sは粉末
X線回折法により求められる徐冷スラグ中の主要な結晶
性化合物であるメリライト(ゲーレナイト2CaO・Al2O3・Si
O2とアケルマナイト2CaO・MgO・2SiO2の固溶体)のメイン
ピークの面積であり、S0は徐冷スラグを1,000℃で3時
間加熱し、その後、5℃/分の冷却速度で冷却したもの
のメリライトのメインピークの面積を表す。徐冷スラグ
の使用量は特に限定されるものではないが、通常、セメ
ント100部に対して、10〜200部が好ましく、20〜150部
がより好ましい。10部未満では本発明の効果、即ち、水
和熱低減効果や中性化の抑制効果が充分に得られない場
合があり、200部を超えると強度発現性が悪くなる場合
がある。
ルやコンクリートの硬化・乾燥によって生ずる収縮を低
減させるために使用するものであれば、特に限定される
ものではなく、いかなるものでも使用可能である。主成
分で大別すると、低級アルコールアルキレンオキシド付
加物系、アルコール系、グリコールエーテル・アミノア
ルコール誘導体系、ポリエーテル系、及び低分子量アル
キレンオキシド共重合体系等が挙げられる。収縮低減剤
は各社より市販されており、その代表例としては、例え
ば、電気化学工業社製「エスケーガード」、エフ・ピー
・ケー社製「ヒビガード」、竹本油脂社製「ヒビダ
ン」、及び太平洋セメント社製「テトラガード」などが
挙げられる。
ラグと収縮低減剤の配合割合は特に限定されるものでは
ないが、通常、徐冷スラグ50〜90部、収縮低減剤50〜10
部が好ましく、徐冷スラグ70〜80部、収縮低減剤30〜20
部がより好ましい。徐冷スラグが50部未満であり、収縮
低減剤が50部を超えると、充分な中性化抑制機能が得ら
れない場合がある。また、収縮低減剤が10部未満であっ
たり、徐冷スラグが90部を超えると、充分な収縮低減効
果が得られない場合がある。
通、早強、超早強、低熱、及び中庸熱等の各種ポルトラ
ンドセメント、これらポルトランドセメントに、高炉水
砕スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種
混合セメント、並びに、石灰石粉末等を混合した石灰石
フィラーセメントなどが挙げられ、これらのうちの一種
又は二種以上が使用可能である。
る目的・用途に依存するため特に限定されるものではな
いが、通常、ブレーン値で3,000〜8,000cm2/gが好まし
く、4,000〜6,000cm2/gがより好ましい。3,000cm2/g未
満では強度発現性が充分に得られない場合があり、8,00
0cm2/gを超えると作業性が悪くなる場合がある。
は、従来の振動締め固めを必要としない自己充填性を有
し、材料分離を生じないコンクリートを総称するもので
あり、流動性の指標となるスランプフロー値が650±50m
mであることが好ましい。通常、高流動コンクリートを
調製する際には、通常の減水剤、AE減水剤、高性能減
水剤、及び高性能AE減水剤等の減水剤を用いて高流動
化することが好ましい。
砂や砂利等の骨材、及び減水剤の他に、従来よりコンク
リートに用いられてきた高炉水砕スラグ微粉末、石灰石
微粉末、フライアッシュ、及びシリカフュームなどの混
和材料、膨張材、急硬材、消泡剤、増粘剤、防錆剤、防
凍剤、高分子エマルジョン、凝結調整剤、ベントナイト
などの粘土鉱物、並びに、ハイドロタルサイトなどのア
ニオン交換体等のうちの一種又は二種以上を、本発明の
目的を実質的に阻害しない範囲で使用することが可能で
ある。
限定されるものではなく、それぞれの材料を施工時に混
合しても良いし、あらかじめ一部を、あるいは全部を混
合しておいても差し支えない。混合装置としては、既存
のいかなる装置も使用可能であり、例えば、傾胴ミキ
サ、オムニミキサ、ヘンシェルミキサ、V型ミキサ、及
びナウタミキサなどの使用が可能である。
する。
低減剤とを使用し、セメントと砂αの比率が1対3、水
セメント比が50%のモルタルを調製し、圧縮強度、寸法
変化率、及び中性化深さを測定した。ただし、徐冷スラ
グは砂の一部として配合し、収縮低減剤は水の一部とし
て配合した。結果を表1に併記する。
200cm2/g、比重3.15 徐冷スラグa:ブレーン値4,500cm2/g、ガラス化率5
%、比重3.00 収縮低減剤A:低分子量アルキレンオキシド共重合体
系、市販品 石灰石微粉末:新潟県青海鉱山産石灰石の粉砕品、ブレ
ーン値4,500cm2/g、比重2.70 砂α :JIS標準砂(ISO679準拠) 水 :水道水
01に準じて材齢28日強度を測定。 寸法変化率:JIS A 6202に準じて、材齢28日の寸法変化
率を測定。ただし、材齢1日で脱型し、材齢7日までは
水中養生を行い、以後材齢28日までは20℃・相対湿度60
%の環境で気乾養生を行った。 中性化深さ:4×4×16cmの供試体を作製し、材齢28日
まで20℃水中養生を施した後、30℃・相対湿度60%・炭
酸ガス濃度5%の環境で促進中性化を行い、8週間後に
供試体を輪切りし、断面にフェノールフタレインアルコ
ール溶液を塗布して中性化深さを確認。
スラグ量250kg/m3、単位収縮低減剤A量20kg/m3、水/
粉体比=30%、s/a=48%、及び空気量4.5±1.5%のコ
ンクリート配合を用い、徐冷スラグの種類を表2に示す
ように変化してコンクリートを調製し、スランプフロー
値、断熱温度上昇量、圧縮強度、自己寸法変化、及び中
性化深さを測定した。結果を表2に併記する。また、中
性化に対する抵抗性を検討するために、同一配合の場合
に徐冷スラグと圧縮強度が同等となる石灰石微粉末を混
和した場合についても同様の実験を行った。結果を表2
に併記する。
%、比重3.00 徐冷スラグc:ブレーン値4,000cm2/g、ガラス化率5
%、比重3.00 徐冷スラグd:ブレーン値5,000cm2/g、ガラス化率5
%、比重3.00 徐冷スラグe:ブレーン値6,000cm2/g、ガラス化率5
%、比重3.00 徐冷スラグf:ブレーン値6,000cm2/g、ガラス化率30
%、比重2.96 徐冷スラグg:ブレーン値6,000cm2/g、ガラス化率50
%、比重2.94 急冷スラグ:ブレーン値6,000cm2/g、ガラス化率95%、
比重2.90 砂β :新潟県姫川産、比重2.62 砂利 :新潟県姫川産、砕石、比重2.64 高性能AE減水剤:ポリカルボン酸系、市販品
漁港漁村建設技術研究所発行、水中不分離性コンクリー
ト・マニュアル、付録1「水中不分離性コンクリートの
試験、スランプフロー試験」に基づいてコンクリートの
広がりを直角方向に2点測定した平均値 断熱温度上昇量:東京理工社製の断熱温度上昇量測定装
置を用いて打設温度20℃の条件で測定。 圧縮強度 :10φ×20cmの供試体を作製し、JIA A 1108
に準じて材齢28日強度を測定。ただし、脱型は材齢7日
に行い、以後20℃の水中養生を行った。 自己寸法変化:JCI自己収縮研究委員会報告書に準じて
測定。材齢56日におけるひずみとして表示。 中性化深さ:10φ×20cmの供試体を作製し、材齢28日ま
で20℃水中養生を施した後、30℃・相対湿度60%・炭酸
ガス濃度5%の環境で促進中性化を行い、6ヶ月後に供
試体を輪切りし、断面にフェノールフタレインアルコー
ル溶液を塗布して中性化深さを確認。
単位水量165kg/m3、s/a48%の高流動コンクリートに
おいて、表3に示す収縮低減剤を用いたこと以外は実験
例2と同様に行った。結果を表3に併記する。
ルコール誘導体系 収縮低減剤C:市販品、低級アルコールのアルキレンオ
キシド付加物系
により、中性化されにくく、収縮量の小さいセメント組
成物とすることができる。また、高流動コンクリートの
ような低水比のコンクリートに適用しても自己収縮を小
さく抑えることができ、中性化抵抗性が大きく水和発熱
量が小さい高流動コンクリートが得られるなどの効果を
奏する。
Claims (4)
- 【請求項1】 高炉徐冷スラグ粉末と収縮低減剤とを含
有してなるセメント混和材。 - 【請求項2】 高炉徐冷スラグ粉末のブレーン比表面積
が4,000cm2/gを超えることを特徴とする請求項1記載の
セメント混和材。 - 【請求項3】 セメントと、請求項1又は2記載のセメ
ント混和材とを含有してなるセメント組成物。 - 【請求項4】 請求項3に項記載のセメント組成物を用
いてなる高流動コンクリート。
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