JP2003092045A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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JP2003092045A JP2001284775A JP2001284775A JP2003092045A JP 2003092045 A JP2003092045 A JP 2003092045A JP 2001284775 A JP2001284775 A JP 2001284775A JP 2001284775 A JP2001284775 A JP 2001284775A JP 2003092045 A JP2003092045 A JP 2003092045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作感触の良い多方向入力装置を提供する。 【解決手段】 操作子の操作方向及び操作量を操作子に
よって押圧されて変形する弾性板に設けた複数の歪検知
体によって検出する多方向入力装置において、操作子7
0を枠部71と、その枠部71から立ち上げられたスカ
ート部72と、そのスカート部72に全周が支持された
円形操作部73と、その操作部73の内面に設けた円形
押圧部74及び押圧突起75よりなるものとする。操作
部73を押下操作することにより、スカート部72は座
屈するため、適度な操作感が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は表示面上のカーソ
ルの移動操作に用いられる多方向入力装置に関し、特に
操作子の操作方向及び操作量の検出に歪検知体を用いる
多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来提案されているこの種の多
方向入力装置の構成の一例を示したものであり、この例
では多方向入力装置は弾性板11と操作子12とベース
板13と弾性板11に設けられた複数の歪検知体14と
によって構成されている。弾性板11の中央には取り付
け孔15が形成されており、この取り付け孔15を囲ん
で下面側に複数の歪検知体14が配列形成されている。
これら歪検知体14は抵抗体よりなり、圧縮や引張りに
よって歪が加わることにより、その抵抗値が変化するも
ので、カーボンペーストや銀ペーストの印刷によって形
成されている。
【0003】歪検知体14は図10では2つしか見えな
いが、円周上に90°間隔で配列されて4つ形成されて
いる。なお、弾性板11の下面の周縁部にはこれら歪検
知体14からそれぞれ導出された導出端子16が形成さ
れている。操作子12は下端側にフランジ12aを有
し、さらにその先にカシメ部12bを備えており、この
カシメ部12bが弾性板11の取り付け孔15に挿通さ
れ、先端がカシメられることによって弾性板11に取り
付け固定される。ベース板13は弾性板11の下面に形
成されている4つの歪検知体14を包含する大きさの孔
17を有しており、この孔17に4つの歪検知体14が
臨むように配置されて、弾性板11がベース板13上に
搭載される。
【0004】ベース板13の、弾性板11の各導出端子
16と対応する位置には接続端子18が形成されてお
り、これら接続端子18と導出端子16が互いに半田接
続されることにより、それらが電気的に接続されると共
に、弾性板11とベース板13とが互いに機械的に固定
される。なお、ベース板13の一端縁には各接続端子1
8と接続された入出力端子19が形成されている。上記
のような構成とされた多方向入力装置は、操作子12
に、それを傾倒させる方向に力を加えて操作すると、そ
のフランジ12aによって弾性板11が押圧されて変形
し、その操作方向(力を加えた方向)の歪検知体14に
歪が加わり、その抵抗値が変化する。従って、入出力端
子19を介して各歪検知体14の抵抗値変化を検出する
ことにより、操作子12の操作方向と操作量(加えた力
の大きさ)を検出することができる。なお、弾性板11
は押圧が解除されると、元の状態に復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な抵抗体よりなる歪検知体14を用いる、いわゆる歪抵
抗方式の多方向入力装置は、所望の方向に傾倒させるよ
うに操作子12に力を加えることによって操作されるも
のの、操作子12はほとんど動かず、操作子12に加え
られた力の大きさと方向によって動作するものとなって
おり、操作子12の可動範囲は非常にわずかなものとな
っている。従って、例えばジョイスティックやマウス等
に慣れた者にとっては適度な操作感が得られないため、
違和感を感じ、その点で使い勝手が良いとは言えないも
のとなっていた。
【0006】この発明の目的はこの問題に鑑み、歪抵抗
方式の多方向入力装置において、適度な操作感が得られ
るようにした多方向入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ベース板上に周縁部が支持されて配置された弾性板
が操作子の操作により押圧されて変形する構造とされ、
その操作子の操作方向及び操作量を弾性板のベース板と
の対向面に、操作子の中心軸回りに配列して設けた複数
の歪検知体によって検出する構造とされた多方向入力装
置において、操作子を弾性板を囲んでベース板上に配置
された枠部と、その枠部の内周上端から立ち上げられた
スカート部と、そのスカート部に全周が支持されて弾性
板上に位置された円形操作部と、その操作部の内面に突
出されて弾性板に対向された円形押圧部とよりなるもの
とし、操作部の周辺部を押下操作することにより、上記
中心軸に対するその操作位置の方向に対応してスカート
部が座屈して押圧部が弾性板を押圧する構造とする。
【0008】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、押圧部の中心に押圧突起が突出形成され、ベース板
上に一対の固定接点とドーム状可動接点とよりなるスイ
ッチが設けられ、押圧突起は弾性板に形成された貫通孔
を挿通してドーム状可動接点上に位置され、操作部の中
央を押下操作することにより、上記スイッチが作動する
構造とされる。請求項3の発明では請求項1の発明にお
いて、ベース板上に光源が設けられ、弾性板が透光性を
有するものとされて、操作子が光源により照光される構
造とされる。
【0009】請求項4の発明では請求項1乃至3のいず
れかの発明において、弾性板はプリント基板とされてベ
ース板に立てられた複数の金属製ポストによって周縁部
が支持され、弾性板に各歪検知体から導出されて形成さ
れた導出端子と、それら導出端子と対応してベース板に
形成された接続端子とがそれぞれ上記ポストを介して導
通されているものとされる。請求項5の発明では請求項
2の発明において、弾性板は金属板とされて、その周縁
部に折り曲げ形成された脚部を介してベース板上に配置
され、上記複数の歪検知体及び一対の固定接点がパター
ン形成され、かつ上記貫通孔に対応する孔を有するフレ
キシブルプリント配線板が折り曲げられて弾性板とベー
ス板との互いの対向面に固定配置されているものとされ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものであり、図2はそれを各部に分解して示
したものである。この例では多方向入力装置は図2に示
したように、弾性板20,ベース板30,ポスト40,
ドーム状可動接点50,粘着テープ60及び操作子70
の6つ(6種)の部品によって構成されている。まず、
図2を参照して各部の構成について説明する。
【0011】弾性板20はこの例ではガラスエポキシ基
板等のプリント基板よりなり、正方形の各角が丸められ
た形状とされて、その中央には貫通孔21が形成されて
いる。弾性板20の下面20bには貫通孔21を囲む円
周上に歪検知体22が配列形成されており、この例では
4つの歪検知体22が90°間隔で形成されている。こ
れら歪検知体22は図10における歪検知体14と同
様、カーボンペーストや銀ペーストの印刷によって形成
された抵抗体とされ、圧縮や引張りによって歪が加わる
ことにより、その抵抗値が変化するものとされる。
【0012】弾性板20の周縁各角部には取り付け孔2
3が貫通形成され、下面20bにはこれら4つの取り付
け孔23の回りに歪検知体22から導出された導出端子
24がそれぞれ形成されている。図中、25は歪検知体
22と導出端子24とを接続するために配設された導体
パターンを示す。べース板30はこの例では弾性板20
と同様、プリント基板よりなり、弾性板20の各取り付
け孔23と対応する位置には取り付け孔31が貫通形成
されている。べース板30の上面30aの各取り付け孔
31の回りには接続端子32が形成され、これら接続端
子32はべース板30の端縁に形成されている入出力端
子33とそれぞれ接続されている。
【0013】一方、べース板30の上面30aの中央に
は円形電極とそれを囲むリング状電極とよりなる一対の
固定接点34,35が形成されており、これら固定接点
34,35は導体パターン36を介してベース板30の
端縁に形成されている端子37とそれぞれ接続されてい
る。ポスト40は金属製とされ、その両端部には弾性板
20の取り付け孔23及びベース板30の取り付け孔3
1にそれぞれ嵌合し、かつ先端がカシメられる小径のカ
シメ部41が設けられている。
【0014】ドーム状可動接点50は弾性金属板がドー
ム状に加工されたもので、ベース板30に形成されてい
る一対の固定接点34,35と共にスイッチを構成す
る。粘着テープ60は片面に粘着剤を有するもので、ド
ーム状可動接点50をベース板30上に位置決め固定す
るために使用される。一方、操作子70は図1及び2に
示したように、枠部71と、その枠部71の内周上端か
ら立ち上げられた薄肉のスカート部72と、そのスカー
ト部72に全周が支持された円形の操作部73と、その
操作部73の内面に突出された円形の押圧部74とを備
え、さらに押圧部74の中心に押圧突起75が突出形成
されたものとされる。
【0015】この操作子70は例えばシリコーンラバー
やエラストマー等の材料で成形されたものとされ、柔軟
性を有するものとされる。なお、枠部71の下面には位
置決め用の軸部76が所要数突出形成されている。次
に、各部の組み立てについて説明する。まず、ベース板
30の一対の固定接点34,35上にドーム状可動接点
50を図1に示したように配置し、ドーム状可動接点5
0を覆うように粘着テープ60を配置してドーム状可動
接点50をベース板30に固定する。
【0016】次に、ベース板30の各取り付け孔31に
ポスト40の一端側のカシメ部41を嵌め込み、それら
ポスト40の他端側のカシメ部41を弾性板20の取り
付け孔23に嵌め込んで、両カシメ部41の先端を図1
に示したようにカシメる。これにより、弾性板20はベ
ース板30に立てられた4本のポストによって周縁部が
支持されてベース板30上に配置固定され、その歪検知
体22が形成されている下面20bがベース板30の上
面30aと所定量離間されて対向される。また、弾性板
20に形成されている4つの導出端子24とベース板3
0に形成されている4つの接続端子32はこれらポスト
40を介してそれぞれ電気的に接続される。
【0017】次に、操作子70を取り付ける。操作子7
0の枠部71は弾性板20を囲んでベース板30上に配
置固定され、この際、軸部76がベース板30に設けら
れている位置決め孔38に嵌め込まれて位置決めされ
る。なお、操作子70は枠部71の下面が例えばベース
板30に接着されてベース板30に固定される。上記の
ように取り付けられた操作子70は、その操作部73が
弾性板20上に位置し、押圧部74が弾性板20と所定
量離間して対向した状態となる。また、操作子70の中
心軸は弾性板20の貫通孔21の中心と一致しており、
押圧突起75は貫通孔21を挿通してドーム状可動接点
50上に位置し、粘着テープ60を介してドーム状可動
接点50と当接した状態となる。
【0018】上記のような構成とされた多方向入力装置
は、操作子70の円形をなす操作部73の周辺部を押下
操作すると、中心軸に対するその操作位置の方向に対応
してスカート部72の一部が座屈し、これにより操作部
73と共に押圧部74が傾いて押し込まれ、押圧部74
の押し込まれた先端が弾性板20を押圧するものとな
る。図3Bはこの様子を示したものであり、この例では
操作部73の右側が押下されたものとなっている。
【0019】弾性板20は上記のようにして押圧される
ことにより変形し、操作子70の中心軸回りに配列され
ている歪検知体22に歪が加わってその抵抗値が変化す
る。従って、各歪検知体22の抵抗値変化を入出力端子
33を介して検出することにより、操作子70の操作方
向及び操作量を検出することができる。図4は図3Aに
示したように4つの歪検知体22をR1 〜R4 とした時
の、この多方向入力装置の等価回路図を示したものであ
り、中央に位置するスイッチも合わせて示している。
【0020】一方、図5はこの図4に示した回路構成に
おいて、図3Bに示したように操作部73の右側が押下
され、R3 に歪(伸び)が加わった時の出力特性を示し
たものであり、押圧力に応じて、つまりR3 の歪に応じ
てX出力は変化する。なお、R1 ,R2 , 4 の歪は少
ない。一方、操作部73の中央を押下操作すると、図6
に示したようにスカート部72全体が座屈して操作部7
3が傾くことなく、つまり弾性板20とほぼ平行状態を
保って押し込まれ、これにより押圧突起75がドーム状
可動接点50を押圧して反転させる。一対の固定接点3
4,35はドーム状可動接点50によって導通され、ス
イッチがONとなる(作動する)。なお、操作部73へ
の押圧を解除すると、スカート部72は元の状態に復元
する。
【0021】上述したように、この例では操作方向に応
じて操作部73の周辺部を押下操作すると、スカート部
72が座屈して歪検知体22が設けられている弾性板2
0が押圧されるものとなっており、よってこのスカート
部72の座屈によって適度な操作感が得られるものとな
っている。また、操作部73の中央を押下操作すること
により、スイッチをON/OFF操作することができ、
カーソルの移動操作に加えて、スイッチのON/OFF
操作も行えるものとなっている。なお、スイッチは必要
に応じて設けられる。
【0022】図7はスイッチのない多方向入力装置を示
したものであり、この例では押圧突起75は不要とな
る。一方、図8は一対の固定接点34,35とドーム状
可動接点50とよりなるスイッチをベース板30上に設
ける代りに、ベース板30上に光源80を実装した例を
示したものであり、このように光源80を実装すること
によって操作子70を照光することができる。光源80
には例えば発光ダイオード(LED)が用いられる。ま
た、弾性板20は透光性を有するものとされる。このよ
うな弾性板20の材料としては例えばガラスエポキシ材
が使用される。
【0023】図9は弾性板20を金属板とし、かつベー
ス板30も同様に金属板とし、一枚のフレキシブルプリ
ント配線板(以下、FPCと言う。)90を折り曲げ配
置して、図1と同様のスイッチ付多方向入力装置を構成
した例を示したものであり、図1及び2と対応する部分
には同一符号を付してある。この例では金属板よりなる
弾性板20はその周縁各角部に折り曲げ形成された脚部
26を有するものとされ、これら脚部26を介してベー
ス板30上に搭載されている。なお、脚部26はベース
板30に例えば溶接されて固定される。
【0024】FPC90はその一端側に弾性板20の貫
通孔21に対応する孔91が形成されており、この孔9
1が弾性板20の貫通孔21に合致されて一端部が弾性
板20の下面20bに接着固定される。この接着固定さ
れた一端部に続く部分は図9に示したように折り曲げら
れてベース板30の上面30a上に位置された後、ベー
ス板30の側方へ導出されており、図には示していない
が導出された他端側が外部接続用の端子部とされる。な
お、FPC90のベース板30上に位置する部分はベー
ス板30に接着固定される。
【0025】上記のように配置されたFPC90には抵
抗体よりなる4つの歪検知体22がパターン形成され、
またベース板30上に位置する部分には図1と同様に一
対の固定接点34,35がパターン形成されている。こ
れら歪検知体22及び固定接点34,35は所要の配線
パターン(図示せず)を介して端子部に形成されている
端子(入出力端子)と接続されている。なお、一対の固
定接点34,35上には粘着テープ60で固定されてド
ーム状可動接点50が配置される。この図9に示した構
成によれば、歪検知体22や固定接点34,35等の所
要のパターン及び接続用の配線はすべて一枚のFPC9
0に形成されており、また図1において、弾性板20を
ベース板30上に対向配置するために必要としたポスト
40は不要となるため、これらの点で構造の簡易化を図
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
複数の歪検知体を使用し、操作子の操作方向及び操作量
をそれら歪検知体によって検出する構造とされた多方向
入力装置において、操作子の押下(押圧)操作される円
形操作部がスカート部によって支持され、操作時にその
スカート部が座屈する構造とされているため、適度な操
作感を得ることができる。従って、従来の操作子がほと
んど動かない、この種の歪抵抗方式の多方向入力装置に
比し、操作感触に優れ、その点で使い勝手の良い多方向
入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】Aは図1の一部省略した平面図、Bは操作部
(操作子)の周辺部が押下操作された状態を示す断面
図。
【図4】図1に示した多方向入力装置の等価回路図。
【図5】図3Bに示した操作状態における出力特性を示
すグラフ。
【図6】操作部の中央が押下操作された状態を示す断面
図。
【図7】請求項1の発明の一実施例を示す断面図。
【図8】請求項3の発明の一実施例を示す断面図。
【図9】請求項5の発明の一実施例を示す断面図。
【図10】従来提案されている多方向入力装置の断面
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 36/00 H01H 36/00 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板上に周縁部が支持されて配置さ
    れた弾性板が操作子の操作により押圧されて変形する構
    造とされ、その操作子の操作方向及び操作量を上記弾性
    板の上記ベース板との対向面に、上記操作子の中心軸回
    りに配列して設けた複数の歪検知体によって検出する構
    造とされた多方向入力装置であって、 上記操作子は上記弾性板を囲んで上記ベース板上に配置
    された枠部と、その枠部の内周上端から立ち上げられた
    スカート部と、そのスカート部に全周が支持されて上記
    弾性板上に位置された円形操作部と、その操作部の内面
    に突出されて上記弾性板に対向された円形押圧部とより
    なり、 上記操作部の周辺部を押下操作することにより、上記中
    心軸に対するその操作位置の方向に対応して上記スカー
    ト部が座屈して上記押圧部が上記弾性板を押圧する構造
    とされていることを特徴とする多方向入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多方向入力装置におい
    て、 上記押圧部の中心に押圧突起が突出形成され、 上記ベース板上に一対の固定接点とドーム状可動接点と
    よりなるスイッチが設けられ、 上記押圧突起は上記弾性板に形成された貫通孔を挿通し
    て上記ドーム状可動接点上に位置され、 上記操作部の中央を押下操作することにより、上記スイ
    ッチが作動する構造とされていることを特徴とする多方
    向入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多方向入力装置におい
    て、 上記ベース板上に光源が設けられ、 上記弾性板が透光性を有するものとされて、上記操作子
    が上記光源により照光される構造とされていることを特
    徴とする多方向入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの多方向
    入力装置において、 上記弾性板はプリント基板とされて上記ベース板に立て
    られた複数の金属製ポストによって周縁部が支持され、 上記弾性板に上記各歪検知体から導出されて形成された
    導出端子と、それら導出端子と対応して上記ベース板に
    形成された接続端子とがそれぞれ上記ポストを介して導
    通されていることを特徴とする多方向入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の多方向入力装置におい
    て、 上記弾性板は金属板とされて、その周縁部に折り曲げ形
    成された脚部を介して上記ベース板上に配置されてお
    り、 上記複数の歪検知体及び一対の固定接点がパターン形成
    され、かつ上記貫通孔に対応する孔を有するフレキシブ
    ルプリント配線板が折り曲げられて上記弾性板とベース
    板との互いの対向面に固定配置されていることを特徴と
    する多方向入力装置。
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