JP2007018822A - 多方向入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、部品点数が少なくなくて、薄型化が可能で操作フィーリングに優れた多方向入力装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の多方向入力装置1は、押圧操作で昇降自在のキートップ16と、このキートップ16裏面と対向する側に配設した複数のスイッチ部6、7、8を有するメンブスイッチ3と、複数のスイッチ部6、7、8上に配設してスイッチ部6、7、8を入力操作可能な複数のドーム状のスイッチ操作部とを備え、前記複数のスイッチ操作部10は、それぞれが細幅状の連結部11に連結されて一体化され、キートップ16を押圧操作すると、複数のスイッチ操作部11の少なくとも1個が押圧されて、少なくとも1個のスイッチ部6、7、8が入力可能になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多方向入力装置に係わり、例えばキートップの押圧位置を変化させることで複数の多方向の入力が可能な多方向入力装置に関する。
従来の多方向入力装置100は、図9に示すように、外部筐体180の内部には、円形状のキートップ170がプッシュスライド150に圧入嵌合されて取り付けられ、プッシュスライド150には回転板132と筐体部121とが取付られてドーム状のプッシュスイッチ110b、110c、110d、100e、110fを配設したスイッチ基板110に載置されている。
そして、第1の操作でキートップ170の外周縁部の近傍を矢印A方向に押圧する。このキートップ170への矢印A方向への押圧によって、キートップ170がA方向に傾倒操作される。
この傾倒操作によって、プッシュスライド150と回転板132と筐体部121とが共に傾倒される。そして、筐体部121が傾倒されると、筐体部121の凸部121hがスイッチ基板110のプッシュスイッチ110bを所定の操作力にて操作(押圧)し、この操作によって、プッシュスイッチ110bがONされる。
次に、矢印A方向への押圧を解除すると、プッシュスイッチ110bの弾性力によって、プッシュスライド150と回転板132と筐体部121との傾倒、及びキートップ170の傾倒が基の位置に戻され、プッシュスイッチ110bはOFFとなる。そして、これらの傾倒操作は、キートップ170の他の外周縁部の近傍を押圧してもキートップ170は、それぞれの方向に傾倒され、この傾倒によって、筐体部121の各突部121hが各プッシュスイッチ110c、110d、110eをそれぞれONするように動作する。
次に、5方向プッシュスイッチ付ロータリエンコーダ100の第2の動作は、図10に示すように、キートップ170の中心部を矢印B方向に押圧する。このキートップ170への矢印B方向への押圧操作によって、プッシュスライド150がスライド復帰用バネ140の弾性力に抗して降下する。
このプッシュスライド150の降下によって、プッシュスライド150の突部150dがスイッチ基板110のプッシュスイッチ110fを押圧操作し、プッシュスイッチ110fがONされる。
このキートップ170への押圧を解除するとプッシュスイッチ110fの弾性復帰力、及びスライド復帰用バネ140の弾性力によってキートップ170が元の上昇位置に自動復帰する。
前述のごとき第1、第2の動作において、各プッシュスイッチ110c、110d、110e、110fの操作力、及びスライド復帰用バネ140の操作力をそれぞれ均一、又は不均一に設定できる。
特開2001−345031号公報
しかし、前述したような従来の多方向入力装置100は、キートップ170がプッシュスライド150、回転板132、筐体部121を介してドーム状のプッシュスイッチ110b、110c、110d、100e、110fを押圧操作するようになっており、部品点数が多くなり操作フィーリングが劣るおそれがあった、また部品点数が多いために、厚さ方向の寸法が大きくなる問題があった。
本発明は、前述したような課題を解決するためになされたもので、部品点数が少なくて、薄型化が可能で操作フィーリングに優れた多方向入力装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の手段として本発明の多方向入力装置は、押圧操作で昇降自在のキートップと、このキートップ裏面と対向する側に配設した複数のスイッチ部を有するメンブレンスイッチと、前記複数のスイッチ部上に配設して前記スイッチ部を入力操作可能な複数のドーム状のスイッチ操作部とを備え、前記複数のスイッチ操作部は、それぞれが細幅状の連結部に連結されて一体化され、前記キートップを押圧操作すると、前記複数のスイッチ操作部の少なくとも1個が押圧されて、少なくとも1個の前記スイッチ部が入力可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記複数のスイッチ操作部は、外形が円形状で可撓性を有する1枚の金属板からなる操作部材を打ち抜き加工して一体形成され、外周部寄りに所定の間隔を有して互いに隣り合って複数の第1スイッチ操作部を有し、前記互いに隣り合う前記第1スイッチ操作部が前記連結部に連結されて前記一体形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記メンブレンスイッチには、前記第1スイッチ操作部と対向する側に、互いに絶縁された第1、第2スイッチ部が設けられていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記操作部材の円形状の略中央部には、前記第1スイッチ操作部に連結された1個の第2スイッチ操作部が形成され、前記第2スイッチ操作部と対向する側の前記メンブレンスイッチに、前記第2スイッチ操作部の操作で入力可能な第3スイッチ部を設けたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の手段として、前記メンブレンスイッチは、1枚のシート部材を折り返して互いに対向する上部と下部のシート部材を有し、前記上部と下部のシート部材に挟持されて所定厚さのスペーサが配設され、前記第1〜第3スイッチ部は、前記上部と下部のシートの互いに対向する位置に形成した上部と下部の電極部によって構成され、前記スペーサには、互いに対向する前記上部と下部の電極部が形成された部分に所定の大きさの孔が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の手段として、前記複数の第1スイッチ操作部は、外周側が前記上部シートに接すると共に、内周側が前記上部シートから所定寸法浮いていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第7の手段として、前記第1スイッチ操作部の前記内周側には、第1接点押圧部が形成され、前記第1スイッチ部は、前記第1接点押圧部に押圧されて入力可能となっており、前記第2スイッチ部は、前記第1スイッチ操作部のドーム状の頂部が反転することで入力可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第8の手段として、前記第1スイッチ操作部は、前記操作部材の外周側の円周方向に前記第2スイッチ操作部を中心として45度間隔で8個形成され、この8個の前記第1スイッチ装置と対向する前記メンブレンスイッチのそれぞれに前記第1、第2スイッチ部が成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第9の手段として、前記第2スイッチ部は、少なくとも1個が、前記スペーサによって入力が阻止可能になっていることを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項に記載の多方向入力装置。
また、前記課題を解決するための第10の手段として、前記操作部材の前記第2スイッチ操作部周囲には、前記連結部に連結して前記操作部材に一体形成した桟部が形成され、前記桟部には、前記キートップ裏面に前記操作部材を取付可能な取付部が形成され、前記取付部によって前記キートップと前記操作部材とが一体化されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第11の手段として、前記キートップの裏面には、前記第1スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に、第1凸部が形成され、第2スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に第2凸部が形成され、前記キートップの外周部寄りを軽く押圧操作する第1の操作で、前記第1凸部が前記第1スイッチ操作部を押圧して、前記第1接点押圧部によって前記第1スイッチ部が入力されると共に、前記キートップの外周部寄りを強く押圧する第2の操作で、前記第1スイッチ操作部の頂部が反転して前記第2スイッチ部が入力されることを特徴とすることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第12の手段として、前記第1スイッチ操作部の前記頂部と対向する位置の前記第1凸部は、前記第2凸部より低く形成され、前記キースイッチを押圧操作する前の前記初期状態において前記第1凸部と前記第1スイッチ操作部の頂部との間に所定寸法の隙間が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第13の手段として、前記メンブレンスイッチを載置可能な固定板を有し、この固定板上に載置した前記メンブレンスイッチ上には、前記キートップに一体化した前記操作部材の外周部を、前記固定板に取付可能なリング状のホルダー部材を有し、前記ホルダー部材には、前記リング状の内部から前記キートップの操作面が露出可能になっていることを特徴とする。
本発明の多方向入力装置の複数のスイッチ操作部は、それぞれが細幅状の連結部に連結されて一体化され、キートップを押圧操作すると、複数のスイッチ操作部の少なくとも1個が押圧されて、少なくとも1個のスイッチ部が入力可能になっているので、同一面上に形成した複数のスイッチ部を1個だけでなく複数同時に入力して、複数のメニュウスクロール等を行うことができる。
また、複数のスイッチ操作部は、外形が円形状で可撓性を有する1枚の金属板からなる操作部材を打ち抜き加工して一体形成され、外周部寄りに所定の間隔を有して互いに隣り合って複数の第1スイッチ操作部を有し、互いに隣り合う第1スイッチ操作部が連結部に連結されて一体形成されているので、1枚の金属板をプレス加工等で打ち抜きすることで、加工が容易で高精度の操作部材を形成することができる。
また、メンブレンスイッチには、第1スイッチ操作部と対向する側に、互いに絶縁された第1、第2スイッチ部が設けられているので、1個の第1スイッチ操作部で2回路の入力ができ操作性に優れている。
また、操作部材の円形状の略中央部には、第1スイッチ操作部に連結された1個の第2スイッチ操作部が形成され、第2スイッチ操作部と対向する側のメンブレンスイッチに、第2スイッチスイッチ部の操作で入力可能な第3スイッチ部を設けたので、第3スイッチ部で決定等の入力を行うことができ、更に多機能とすることができる。
また、メンブレンスイッチは、1枚のシート部材を折り返して互いに対向する上部と下部のシート部材を有し、上部と下部のシート部材に挟持されて所定厚さのスペーサが配設され、第1〜第3スイッチ部は、上部と下部のシートの互いに対向する位置に形成した上部と下部の電極部によって構成され、スペーサには、互いに対向する上部と下部の電極部が形成された部分に所定の大きさの孔が形成されているので、部品点数の少ないメンブレンスイッチとすることができる。
また、複数の第1スイッチ操作部は、外周側が上部シートに接すると共に、内周側が上部シートから所定寸法浮いているので、キートップが上昇した初期状態に置いて第1スイッチ部が誤って入力されることがない。
また、第1スイッチ操作部は、操作部材の外周側の円周方向に第2スイッチ操作部を中心として45度間隔で8個形成され、この8個の第1スイッチ装置と対向するメンブレンスイッチのそれぞれに第1、第2スイッチ部が成されているので、8方向に入力が可能な小型の多方向入力装置を提供できる。
また、第2スイッチ部は、少なくとも1個が、スペーサによって入力が阻止可能になっているので、異なる入力方法を構成することができる、入力のバラエティーに富んだ多方向入力装置を提供できる。
また、操作部材の第2スイッチ操作部周囲には、連結部に連結して操作部材に一体形成した桟部が形成され、桟部には、キートップ裏面に操作部材を取付可能な取付部が形成され、取付部によってキートップと操作部材とが一体化されているので、組立性に優れている。
また、キートップの裏面には、第1スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に、第1凸部が形成され、第2スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に第2凸部が形成され、キートップの外周部寄りを軽く押圧操作する第1の操作で、第1凸部が第1スイッチ操作部を押圧して、第1接点押圧部によって前記第1スイッチ部が入力されると共に、キートップの外周部寄りを強く押圧する第2の操作で、第1スイッチ操作部の頂部が反転して第2スイッチ部が入力されるので、キートップを押圧する押圧力を換えることで複数の入力ができ、更に操作バラエティを多くできる。
また、第1スイッチ操作部の頂部と対向する位置の第1凸部は、第2凸部より低く形成され、キースイッチを押圧操作する前の初期状態において第1凸部と第1スイッチ操作部の頂部との間に所定寸法の隙間が形成されているので、初期状態に置いて第1、第2スイッチ部が誤入力されることがない。
また、メンブレンスイッチを載置可能な固定板を有し、この固定板上に載置したメンブレンスイッチ上には、キートップに一体化した操作部材の外周部を、固定板に取付可能なリング状のホルダー部材を有し、ホルダー部材には、リング状の内部からキートップの操作面が露出しているので、部品点数が少なく、組立が容易で操作性に優れた多方向入力装置を提供できる。
以下に、本発明の多方向入力装置を図面に基づいて説明する。図1は本発明の多方向入力装置の分解斜視図であり、図2は本発明の多方向入力スイッチの斜視図であり、図3は本発明の多方向入力装置の要部断面図であり、図4〜図6は本発明に係わる第1スイッチ操作部の操作を説明する要部部断面図であり、図7は本発明に係わる操作部材の平面図である。図8は図1のメンブレンスイッチ8−8断面図である。
まず、本発明の多方向入力装置1は、最下部に所定厚さの金属板からなる固定板2が配設され、この固定板2は、円形状のメンブレン載置部2aと、このメンブレン載置部2aの外周側には、後述するホルダー部材17を取付可能な取付孔2bが貫通形成されている。
また、固定板2には、メンブレン載置部2aから4方向に突出して取付腕部2cが形成されている。
また、固定板2のメンブレン載置部2a上には、メンブレンスイッチ3が載置されている、前記メンブレンスイッチ3は、樹脂フィルムからなる1枚のシート部材4を、図3に示すように、折り返し部4aで折り返して、メンブレン載置部2aに載置可能な略円形の上部シート4bと下部シート4cとが形成され、下部シート4cからは端子部4dが引き出されて外部の電子機器等(図示せず)に接続可能になっている。
また、上部と下部のシート4b、4c間には、所定厚さのスペーサ5が挟持されており、スペーサ5には、図4に示す寸法Cの径寸法の円周上で略90度の等間隔の位置に、所定の径寸法の丸孔状の4個の第1貫通孔5aが形成され、中心部に第2貫通孔5bとが形成されている。
また、4個の第1貫通孔5aに挟まれた等間隔の位置には、2つの孔をひょうたん状に位置ズレさせて形成した4個の第3貫通孔5cが形成されている。
前記4個の第3貫通孔5cの内側の孔は、4個の第1貫通孔5aの円周上に位置するように形成されている。
このようなスペーサ5を、上部と下部のシート4b、4c間に挟持した状態で、第1貫通孔5a、及びひょうたん状の第3貫通孔5c内の同一寸法の円周上には、第1スイッチ部6が形成され、この第1スイッチ部6の上部と下部のシート4b、4cには、上部と下部の電極6a、6bが印刷等で形成されている。
また、図4に示すように、第1スイッチ部6から寸法Dの外側には、第2スイッチ部7が形成され、この第2スイッチ部7の上部と下部のシート4b、4cには、上部と下部の電極7a、7bが印刷等で形成されている。
また、スペーサ5の中央部の第2貫通孔5bが位置する上部と下部のシート4b、4cには、第3スイッチ部8が形成され、この第3スイッチ部8を形成した部分の上部と下部のシート4b、4cには、上部と下部の電極8a、8bが形成されている、
前記第1、第2スイッチ部6、7は、スペーサ5の第1貫通孔5a、第3貫通孔5cが形成された45度間隔の8箇所のそれぞれに形成されて、それぞれの上部電極6a、7a、8aと下部電極6b、7b、8bとの間には、スペーサ5によって、所定寸法のギャップが形成されて、それぞれが絶縁されている。
そのために、後述する第1、第2スイッチ操作部10、12の押圧操作で、上部電極6a、7a、8aと下部電極6b、7b、8bとが導通して入力可能になっている。
但し、丸穴状の第1貫通孔5aが形成された部分は、第1スイッチ部6のみが位置して、第1貫通孔5a近傍に位置する第2スイッチ部7は、スペーサ5に挟持されて上部と下部の電極7a、7bが絶縁されている。
また、メンブレンスイッチ3及びスペーサ5の外周側には、後述するホルダー部材17の取付脚17bが挿通可能な取付孔3a、5dが形成されている。
また、メンブレンスイッチ3上には、メンブレンスイッチ3の上部シート4bと略同じ大きさの円形状の外形に形成された、可撓性を有する1枚の金属板からなる操作部材9が配設されている。前記操作部材9は、図7に示すように、プレス等により一部が打ち抜きされて外周部寄りに45度間隔で複数(8個)の第1スイッチ操作部10が、互いに隣り合って形成されている。
前記複数の第1スイッチ操作部10は、それぞれ円形に形成されて、図7に示す内周側に小さく円弧状に突出する第1接点押圧部10aが形成され、この第1接点押圧部10aを押圧操作することで、第1スイッチ部6の上部電極6aと下部電極6bとが導通して入力するようになっている。
そして、互いに隣り合う複数の第1スイッチ操作部10は、それぞれが細幅状の第1連結部11に連結されて一体化されている。
また、操作部材9の円形状の略中央部には、1個の第2スイッチ操作部12が、例えば4本の細長で、例えば左巻き状の第2連結部13に連結されて形成されている。
また、第2スイッチ操作部12は、ドーム状の頂部12aが形成され、この頂部12aが後述するキートップ16に押圧されると、第1スイッチ操作部材12が反転してメンブレンスイッチ3の第3スイッチ部8が入力するようになっている。
前記第2スイッチ操作部12は、周囲が幅広の桟部14に囲まれており、この桟部14に第2連結部13によって第2スイッチ操作部12が連結され、この桟部14の4箇所に取付孔15が貫通形成されている。
また、操作部材9の外周寄りには、後述するホルダー部材17を取付可能な4個の取付孔9aが貫通形成されている。
また、操作部材9上には、円形状の操作部材9の外形寸法より小さな樹脂材料からなるキートップ16が配設されている。
前記キートップ16は、直径寸法が略18mm程度の円形に形成され、表面に操作面16aが形成されて、例えば操作者の1本の指等を押圧した状態ですべらせながら操作可能な形状に形成されている。
また、キートップ16の裏面側で操作部材9の4個の取付孔15と対向する位置には、4個の凸状の取付凸部16bが形成され、この取付凸部16bに操作部材9の取付孔15を嵌合させて、取付凸部16bを熱カシメ等を行うことにより、操作部材9とキートップ16とが一体化されている。
また、キートップ16の裏面には、図4に示すように、第1スイッチ操作部10のドーム状の頂部10bと対向する位置に、第1押圧凸部16cが形成され、第2スイッチ操作部12のドーム状の頂部12aと対向する位置に第2押圧凸部16dが形成されており、第2押圧凸部16dより第1押圧凸部16cの方が低く形成されている。
そして、キートップ16を押圧しない初期状態においては、キートップ16裏面の中央部に形成した第2押圧凸部16dが、第2スイッチ操作部12のドーム状の頂部12aに弾性付勢されて所定高さに上昇して、第1押圧凸部16cと第1スイッチ操作部10の頂部10bとの間に所定寸法の隙間が形成されている。
また。操作部材9の外周部上には、樹脂材料からなるリング状のホルダー部材17が配設され、このホルダー部材17のリング部17a裏面の4箇所に、取付脚17bが突出形成されている。
この取付脚17bが操作部材9の取付孔9a、メンブレンスイッチ3の取付孔3a、固定板2の取付孔2bに嵌合させて、固定板2から突出する取付脚17bの先端部を熱カシメ等を行って、本発明の多方向入力装置1が組み立てられている。
そして、リング部17aの内周部からは、キートップ16の操作面16aが露出しており、操作面16aを操作者の指等で押圧した状態で所望の方向にスライド操作することで所望の入力が可能になっている。
このような構成の本発明の多方向入力装置1の操作方法は、まず、キートップ16を押圧操作する前の初期状態においては、図4に示すように、キートップ16の第2凸部16dが第2スイッチ操作部12の頂部にキートップ16の第2凸部16dが当接し、第2スイッチ操作部12の弾性力で、キートップ16の操作面16aが、ホルダー部材17のリング部17aの内周部から露出している。
図4に示す初期状態におけるキートップ16の外周部の一部を軽く、図5に示すように、矢印E方向に押圧操作する第1の操作で、第1突部16cが第1スイッチ操作部10の頂部10bが軽く押圧される。
すると、図4に示すように、上部シート4bから若干離間した第1スイッチ操作部10の第1接点押圧部10aが押圧されて、上部シート4bに形成した上部電極6aが降下して、第1スイッチ部6が入力される。
その後、更に、キートップ16の外周部寄りを強く矢印F方向に押圧する第2の操作で、第1スイッチ操作部10の頂部10bが反転して、第2スイッチ部7が入力される。この時、第1スイッチ部6は、入力した状態となっている。
このような本発明の多方向入力スイッチ1は、メンブレンスイッチ3の外周部側に、予め決められた間隔で複数の第1、第2スイッチ部6、7が形成され、この第1、第2スイッチ部6、7が順番に入力されることで、キートップ16の操作方向、操作速度等を検出可能になっている。
この時の入力は、外周側の4個の第2スイッチ部7が入力可能になっているが、内周側の8個の第1スイッチ部6が全部入力可能になっている。
このために、あらゆるディスプレー上でのスクロール、あるいはポインティング操作が可能となり、各種の電子機器の例えばLCD画面によるメニュウ選択等を、キートップ16の操作面16a上に位置させた指等で容易におこなうことができる。
また、キートップ16の中央部を押圧して第3スイッチ部8を入力することで、決定するようになっている。
即ち、キートップ16を押圧操作すると、複数の第1、第2スイッチ操作部10、12の少なくとも1個が押圧されて、少なくとも1個のスイッチ部6、7、8の何れかが入力可能になっている。
また、本発明の実施の形態では、メンブレンスイッチ3、操作部材9、キートップ16、ホルダー部材17を円形状で説明したが、例えば矩形状のものでも良い。また、本発明の実施の形態では、キートップ16の大きさを操作部材9の外形寸法より小さな寸法で説明したが、キートップ16の大きさを操作部材9より大きくしたものでも良い。
本発明の多方向入力装置の分解斜視図である。 本発明の多方向入力装置の斜視図である。 本発明の多方向入力装置の要部断面図である。 本発明に係わる第1スイッチ操作部の操作を説明する要部断面図である。 本発明に係わる第1スイッチ操作部の操作を説明する要部断面図である。 本発明に係わる第1スイッチ操作部の操作を説明する要部断面図である。 本発明に係わる操作部材の平面図である。 図1のメンブレンスイッチ8−8断面図である。 従来の多方向入力装置の要部断面図である。 従来の多方向入力装置の要部断面図である。
符号の説明
1 本発明の多方向入力装置
2 固定板
2a メンブレン載置部
2b 取付孔
2c 取付腕部
3 メンブレンスイッチ
3a 取付孔
4 シート部材
4a 折り返し部
4b 上部シート
4c 下部シート
4d 端子部
5 スペーサ
6 第1スイッチ部
7 第2スイッチ部
8 第3スイッチ部
9 操作部材
9a 取付孔
10 第1スイッチ操作部
10a 第1接点押圧部
10b 頂部
11 第1連結部
12 第2スイッチ操作部
12a 頂部
13 第2連結部
14 桟部
15 取付孔
16 キートップ
16a 操作面
16b 取付凸部
16c 第1押圧凸部
16d 第2押圧凸部
17 ホルダー部材
17a リング部
17b 取付脚

Claims (13)

  1. 押圧操作で昇降自在のキートップと、このキートップ裏面と対向する側に配設した複数のスイッチ部を有するメンブレンスイッチと、前記複数のスイッチ部上に配設して前記スイッチ部を入力操作可能な複数のドーム状のスイッチ操作部とを備え、前記複数のスイッチ操作部は、それぞれが細幅状の連結部に連結されて一体化され、前記キートップを押圧操作すると、前記複数のスイッチ操作部の少なくとも1個が押圧されて、少なくとも1個の前記スイッチ部が入力可能になっていることを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記複数のスイッチ操作部は、外形が円形状で可撓性を有する1枚の金属板からなる操作部材を打ち抜き加工して一体形成され、外周部寄りに所定の間隔を有して互いに隣り合って複数の第1スイッチ操作部を有し、前記互いに隣り合う前記第1スイッチ操作部が前記連結部に連結されて前記一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
  3. 前記メンブレンスイッチには、前記第1スイッチ操作部と対向する側に、互いに絶縁された第1、第2スイッチ部が設けられていることを特徴とする請求項1、又は2記載の多方向入力装置。
  4. 前記操作部材の円形状の略中央部には、前記第1スイッチ操作部に連結された1個の第2スイッチ操作部が形成され、前記第2スイッチ操作部と対向する側の前記メンブレンスイッチに、前記第2スイッチ操作部の操作で入力可能な第3スイッチ部を設けたことを特徴とする請求項2、又は3記載の多方向入力装置。
  5. 前記メンブレンスイッチは、1枚のシート部材を折り返して互いに対向する上部と下部のシート部材を有し、前記上部と下部のシート部材に挟持されて所定厚さのスペーサが配設され、前記第1〜第3スイッチ部は、前記上部と下部のシートの互いに対向する位置に形成した上部と下部の電極部によって構成され、前記スペーサには、互いに対向する前記上部と下部の電極部が形成された部分に所定の大きさの孔が形成されていることを特徴とする請求項4記載の多方向入力装置
  6. 前記複数の第1スイッチ操作部は、外周側が前記上部シートに接すると共に、内周側が前記上部シートから所定寸法浮いていることを特徴とする請求項5記載の多方向入力装置。
  7. 前記第1スイッチ操作部の前記内周側には、第1接点押圧部が形成され、前記第1スイッチ部は、前記第1接点押圧部に押圧されて入力可能となっており、前記第2スイッチ部は、前記第1スイッチ操作部のドーム状の頂部が反転することで入力可能になっていることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の多方向入力装置。
  8. 前記第1スイッチ操作部は、前記操作部材の外周側の円周方向に前記第2スイッチ操作部を中心として45度間隔で8個形成され、この8個の前記第1スイッチ装置と対向する前記メンブレンスイッチのそれぞれに前記第1、第2スイッチ部が成されていることを特徴とする請求項3乃至7の何れか1項に記載の多方向入力スイッチ。
  9. 前記第2スイッチ部は、少なくとも1個が、前記スペーサによって入力が阻止可能になっていることを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項に記載の多方向入力装置。
  10. 前記操作部材の前記第2スイッチ操作部周囲には、前記連結部に連結して前記操作部材に一体形成した桟部が形成され、前記桟部には、前記キートップ裏面に前記操作部材を取付可能な取付部が形成され、前記取付部によって前記キートップと前記操作部材とが一体化されていることを特徴とする請求項3乃至9の何れかに記載の多方向入力装置。
  11. 前記キートップの裏面には、前記第1スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に、第1凸部が形成され、第2スイッチ操作部のドーム状の頂部と対向する位置に第2凸部が形成され、前記キートップの外周部寄りを軽く押圧操作する第1の操作で、前記第1凸部が前記第1スイッチ操作部を押圧して、前記第1接点押圧部によって前記第1スイッチ部が入力されると共に、前記キートップの外周部寄りを強く押圧する第2の操作で、前記第1スイッチ操作部の頂部が反転して前記第2スイッチ部が入力されることを特徴とすることを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の多方向入力装置。
  12. 前記第1スイッチ操作部の前記頂部と対向する位置の前記第1凸部は、前記第2凸部より低く形成され、前記キースイッチを押圧操作する前の前記初期状態において前記第1凸部と前記第1スイッチ操作部の頂部との間に所定寸法の隙間が形成されていることを特徴とする請求項11記載の多方向入力スイッチ。
  13. 前記メンブレンスイッチを載置可能な固定板を有し、この固定板上に載置した前記メンブレンスイッチ上には、前記キートップに一体化した前記操作部材の外周部を、前記固定板に取付可能なリング状のホルダー部材を有し、前記ホルダー部材には、前記リング状の内部から前記キートップの操作面が露出可能になっていることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の多方向入力装置。
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