JP2003090125A - コンクリート駆体用の閉鎖栓 - Google Patents

コンクリート駆体用の閉鎖栓

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JP2003090125A
JP2003090125A JP2001284059A JP2001284059A JP2003090125A JP 2003090125 A JP2003090125 A JP 2003090125A JP 2001284059 A JP2001284059 A JP 2001284059A JP 2001284059 A JP2001284059 A JP 2001284059A JP 2003090125 A JP2003090125 A JP 2003090125A
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Ryuzo Higuchi
隆造 樋口
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FUTSUKAICHI PRESS KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートを充填後に型枠とともに支承具
を取り外した後のボルト穴を、特別な治具やドライバ−
を必要としない閉鎖栓にて塞ぐことができ、シ−ルを完
全にしてボルトから錆水が出てこないように完全にシー
ルしうる、安価なコンクリート駆体用閉鎖栓を提供す
る。 【解決手段】 コンクリートの型枠102を取り外した
後に形成されるコンクリート型枠間隔保持杆105のボ
ルト先端部105aが突出した段状円錐形の穴106を
密閉するためのコンクリート駆体101用の閉鎖栓10
7において、該形成穴106に挿着する閉鎖栓107は
コンクリートと同色の合成樹脂製で形成穴106と同形
の段状円錐形からなり、該段状円錐形の先端中心部には
ボルト孔111を穿設して筒体113を形成し、該最先
端面118は外周を鋭角120にし中心に向けて傾斜面
119に形成したコンクリート駆体101用の閉鎖栓1
07を構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構築
物施工の際、型枠を取り外した後に形成されるボルト穴
を密閉するための、コンクリート駆体用の閉鎖栓に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられてきた通常のコンクリート
構築物の施工では、コンクリートを充填後に、型枠とと
もに支承具を取り外すと、後に取り付け用の円錐状のボ
ルト穴が形成される。この穴を埋め戻すために、モルタ
ルで補修する必要があり、この作業が手間を要するもの
となっていた。
【0003】そのため、穴の大きさと同じ円錐状の閉鎖
栓を用意し、これを挿入・固定してこの穴を塞ぐ技術が
開発され、その先行技術として特公平7−18231号
公報や特開平10−30327号公報が開示されてい
る。この中、特公平7−18231号公報に記載された
技術は、接着剤を塗布し治具を必要とするものである。
これが実用化されている閉鎖栓は、先端の金属製ナット
にプラスチック製の円錐体と小蓋で構成したものとなっ
ている。また特開平10−30327号公報に記載され
た技術は、ドライバーで螺子切りを利用して固定するも
のである。従って、部品が多く、治具やドライバーを必
要とし、栓単独では穴を閉鎖することのできない高価な
ものであった。
【0004】また、図8に示す閉鎖栓Sは、現在広く使
用されている親子栓である。この閉鎖栓Sは、先ず、合
成樹脂製親栓Sp内の、金属製ナットNで、穴に残って
いる保持杆ボルトVに螺合させ、次に子栓Scを叩いて
入れ、穴を塞ぐようにするものである。しかしながら、
親栓Spと子栓Scが完全にシールされてないため、両
栓Sp,Scの間等から雨水が侵入し、ボルトの錆水が
外に流れ出てくることが、最大の欠点となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、コンクリートを充填後に型枠とともに支承具を
取り外した後のボルト穴を、特別な治具やドライバーを
必要としない閉鎖栓によって塞ぐことができ、シールを
完全にしてボルトから錆水が出てこないように完全にシ
ールしうる、安価なコンクリート駆体用閉鎖栓を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、コンクリートの型枠を取り外した後に形
成されるコンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が
突出した円錐状の穴を密閉するためのコンクリート駆体
用の閉鎖栓において、該形成穴に挿着する閉鎖栓はコン
クリートと同色の合成樹脂製で形成穴と同形の円錐形状
からなり、該円錐形の先端部にはボルト孔を穿設し、外
周縦方向に複数の割れ目を付設したコンクリート駆体用
の閉鎖栓を構成するものである。
【0007】また、本発明は上記課題を達成するため
に、コンクリートの型枠を取り外した後に形成されるコ
ンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が突出した段
状円錐形の穴を密閉するためのコンクリート駆体用の閉
鎖栓において、該形成穴に挿着する閉鎖栓はコンクリー
トと同色の合成樹脂製で形成穴と同形の段状円錐形から
なり、該段状円錐形の先端中心部にはボルト孔を穿設し
て筒体を形成し、該最先端面は外周を鋭角にし中心に向
けて傾斜面に形成したコンクリート駆体用の閉鎖栓を構
成するものである。
【0008】さらに、本発明は上記課題を達成するため
に、コンクリートの型枠を取り外した後に形成されるコ
ンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が突出した円
錐形の穴を密閉するためのコンクリート駆体用の閉鎖栓
において、該形成穴に挿着する閉鎖栓はコンクリートと
同色の合成樹脂製で形成穴と同形の円錐形からなり、該
円錐形の先端中心部にはボルト孔とその外周に同心孔を
穿設して両孔間に筒体を形成し、該筒体の最先端面は外
周を鋭角にし中心に向けて傾斜面を形成したコンクリー
ト駆体用の閉鎖栓を構成するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明のコンクリート駆体用
の閉鎖栓を、以下図面に基づいて詳述する。図1は、本
発明のコンクリート駆体用の閉鎖栓の使用状態の一実施
例を示す分解断面図、図2は、同本発明のコンクリート
駆体用の閉鎖栓を示し、(イ)は左側面図、(ロ)は縦
断面図、(ハ)は右側面図である。
【0010】コンクリート駆体1を構築する際、コンク
リート型枠2を使用するが、コンクリートを打設した後
に、型枠2と、支承部材の締付杆3と心金4を取り外し
て除去すると、その後にはコンクリート型枠間隔保持杆
5の、ボルトの先端部5aが突出した円錐状の穴6が形
成される。
【0011】コンクリート駆体用の閉鎖栓7は、この穴
6に挿着して、穴6を密閉するためのものである。閉鎖
栓7は、射出成形による合成樹脂製のみからなるもの
で、コンクリートと同色の灰色のものとし、充填穴が目
立たないように配慮した。
【0012】閉鎖栓7の全体の形状は、形成穴7と同形
の円錐形に形成し、本実施例の場合には、先端の小径8
が23mm、後端の長径9が30mm、高さ10が25
mm程度の大きさで、隙間のできない大きさのものに形
成している。
【0013】円錐形先端部の小径8から内部の中心に
は、ボルトの先端部5aに対応したボルト孔11を穿設
している。突出しているボルトの先端部5aは、長さが
10mm程度、外径が7.8mm程度である。これに対
し、本実施例の閉鎖栓7のボルト孔11は、深さを15
mm程度と十分にとり、一方内径は6乃至6.5mmと
極端に小さくし、押し込んで広げるようにした。なおボ
ルト孔11の内面は、本実施例の場合はフラットで螺子
は刻設していない。
【0014】しかも、閉鎖栓7は、その広げるための自
由度をもたせるのに、外周縦方向に割れ目12,12,
12,12を付設している。本実施例の場合の割れ目1
2,12,12,12は、1mm幅の割れ目を、4筋で
十文字状に付設するようにした。
【0015】閉鎖栓7は、ドライバー等の特別な治具を
必要とせず、単に叩打のみでも形成穴7内に挿着・嵌合
しうるようになっている。勿論、接着剤を併用したり、
螺子を刻設して螺合させることも可能である。本実施例
が請求項1の発明である。
【0016】図3は、本発明のコンクリート駆体用の閉
鎖栓の使用状態の他の実施例を示す分解断面図、図4
は、図3の閉鎖栓を拡大した断面図である。この図3と
図4に示す閉鎖栓は、本発明の出願人がコンクリート型
枠用壁組立工法に新たに開発した、コンキャップを使用
しない小さな穴形状にしたものである。
【0017】コンクリート駆体101を構築する際に、
コンクリート型枠102を使用するが、コンクリートを
打設した後に、型枠102と、支承部材の締付杆103
と心金104を取り外して除去すると、その後にはコン
クリート型枠間隔保持杆105の、ボルトの先端部10
5aが突出した段状円錐形の穴106が形成される。
【0018】コンクリート駆体用の閉鎖栓107は、こ
の穴106に挿着して、穴106を密閉するためのもの
である。閉鎖栓107は、射出成形による合成樹脂製の
みからなるもので、コンクリートと同色の灰色のものと
し、充填穴が目立たないように配慮した。
【0019】閉鎖栓107の全体の形状は、形成穴10
6と同形の段状円錐形であり、筒体113と蓋体114
の一体ものからなつている。本実施例の場合は、筒体1
13の先端の小径108は10mmφ、後端の蓋体11
4の長径109が29.5mmφで、全体の高さ110
は25.3mmの大きさで、隙間のできない大きさのも
のにしている。
【0020】段状円錐形先端の小径108の中心部に
は、ボルトの先端部105aに対応したボルト孔111
を穿設して、筒体113を形成している。突出している
ボルトの先端部105aは、長さが10mm程度、外径
が7.8mmφ程度である。これに対し、本実施例の閉
鎖栓107のボルト孔111は、深さ115を15.1
mmと十分にとり、一方内径116は6.8mmφと小
さくしている。筒体113の外径は先端108が10m
mφに対し、後端117の外径は11.5mmφと広く
し、これを押し込んで広げるようにしている。なおボル
ト孔111の内面は、フラットで螺子は刻設していな
い。
【0021】しかも、本発明の閉鎖栓107は、その最
先端面118は外周を鋭角にし、中心に向けた傾斜面1
19に形成している。その傾斜面119は、外周の鋭角
120を45°に、その内周角121を60°と二段と
しており、外周鋭角120の幅122は、0.6mmと
した。これは、閉鎖栓107を叩打して押し込んだ際、
外周鋭角面120が押し潰され、内周角121と筒体1
13によって、完全にボルトの先端部105aをシール
してしまうためのものである。
【0022】以上の閉鎖栓107は、本発明の出願人が
コンクリート型枠用壁組立工法に新たに開発した形状の
ものであり、請求項2に関する発明である。次に、従来
のコンクリート型枠用壁組立工法に使用しうる閉鎖栓を
あげて説明する。
【0023】図5に示すものは、本発明のコンクリート
駆体用の閉鎖栓の使用状態のさらに他の実施例を示す分
解断面図である。図6は、図5の閉鎖栓を拡大した断面
図である。
【0024】先の実施例と同様に、コンクリート駆体2
01を構築する際、コンクリート型枠202を使用する
が、コンクリートを打設した後に、型枠202と、支承
部材の締付杆203と心金204を取り外して除去する
と、その後にはコンクリート型枠間隔保持杆205の、
ボルトの先端部205aが突出した円錐形の穴106が
形成される。
【0025】本発明のコンクリート駆体用の閉鎖栓20
7は、この穴206に挿着して、穴206を密閉するた
めのものである。閉鎖栓207は、射出成形による合成
樹脂製のみからなるもので、コンクリートと同色の灰色
のものとし、充填穴が目立たないように配慮した。
【0026】閉鎖栓207の全体の形状は、外周が形成
穴206と同形の円錐形であり、隙間のできない大きさ
のものにしている。円錐形先端の中心部には、ボルトの
先端部205aに対応したボルト孔211を穿設して、
筒体213を形成している。その外周には、同心孔22
3を穿設しているので、筒体213は両孔211,22
3間に形成されている。
【0027】突出しているボルトの先端部205aに対
し、本実施例の閉鎖栓207のボルト孔211は、深さ
を十分にとり、一方内径は小さくしている。筒体213
の外径は先端に対し後端を広くし、これを押し込んで広
げるようにしている。なおボルト孔211の内面は、フ
ラットで螺子は刻設していない。
【0028】しかも、閉鎖栓207は、その最先端面2
18は外周を鋭角にし、中心に向けた傾斜面219とし
ている。その傾斜面219は、外周の鋭角220を45
°に、その内周角221を60°と二段としており、外
周鋭角220の幅222は、0.6mmとした。しかも
最先端面218は、閉鎖栓207の外周の先端224よ
り、少しの間隔225を突き出させている。これは、閉
鎖栓207を叩打して押し込んだ際、外周鋭角面220
がより早く押し潰され、内周角221と筒体213によ
って、完全にボルトの先端部205aをシールしてしま
うためのものである。なお、各寸法関係は、先の実施例
と同様なので省略する。
【0029】本発明の両閉鎖栓は、ドライバー等の特別
な治具を敢えて必要とせず、単に叩打のみでも形成穴内
に挿着・嵌合しうるようになっている。勿論、接着剤を
併用することも好ましい。これが、請求項3の発明であ
る。
【0030】図7は図6に示す閉鎖栓の変形例を示し、
(イ)は側面図、(ロ)は縦断面図である。
【0031】コンクリート駆体用の閉鎖栓307は、同
じく外周が穴と同形の円錐形であり、隙間のできない大
きさのものにしている。円錐形先端の中心部には、ボル
トの先端部に対応したボルト孔311を穿設して、筒体
313を形成している。その外周には、同心孔323を
穿設しているので、筒体313は両孔311,323間
に形成されている。
【0032】また同様に突出しているボルトの先端部に
対し、閉鎖栓307のボルト孔311は、深さを十分に
とり、一方内径は小さくしている。筒体313の外径は
先端に対し後端を広くし、これを押し込んで広げるよう
にしている。なおボルト孔311の内面は、フラットで
螺子は刻設しておらず、その他の最先端面等は、前実施
例と同様なので省略する。
【0033】前実施例との相違は、閉鎖栓307の場
合、同心孔323の縦方向に複数筋の繋ぎ柱326を付
設しいる点である。本実施例の場合には、繋ぎ柱326
を4筋付設している。これは閉鎖栓307を、無理して
叩打するので、筒体313を補強するためのものであ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明の閉鎖栓を使用すると、ボルトを
完全にシールすることができ、ボルトからの錆水はでな
くなった。
【0035】本発明の閉鎖栓は、ボルトの雄螺子にフラ
ットな筒体を叩打して入れるため、筒体内面に雌螺子が
生成され、これがボルトの雄螺子と強固に嵌合させるこ
とができ、回さなければ抜くことは出来なく強固にな
る。
【0036】本発明の閉鎖栓を使用して、コンクリート
充填後に形成される円錐状ボルト穴を塞ぐと、形成穴は
コンクリートと同色同形の本発明の栓によって、完全に
目立つことなく補修できる。
【0037】本発明の閉鎖栓は、その取り付けに際し
て、特別な治具やドライバーを必要とせずに叩打のみで
施工することができる。
【0038】本発明の閉鎖栓は、従来のものより安価に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート駆体用の閉鎖栓の使用状
態の一実施例を示す分解断面図である。
【図2】図1の閉鎖栓を示し、(イ)は左側面図、
(ロ)は縦断面図、(ハ)は右側面図である。
【図3】本発明のコンクリート駆体用の閉鎖栓の使用状
態の他の実施例を示す分解断面図である。
【図4】図3の閉鎖栓を拡大した断面図である。
【図5】本発明のコンクリート駆体用の閉鎖栓の使用状
態のさらに他の実施例を示す分解断面図である。
【図6】図5の閉鎖栓を拡大した断面図である。
【図7】図6の閉鎖栓の変形例を示し、(イ)は側面
図、(ロ)は縦断面図である。
【図8】従来の閉鎖栓を示す分解断面図である。
【符号の説明】
1,101,201 コンクリート駆体 2,102,202 コンクリート型枠 3,103,203 支承部材の締付杆 4,104,204 支承部材の心金 5,105,205 コンクリート型枠間隔保
持杆 5a,105a,205a 保持杆ボルトの先端部 6,106,205 円錐状の形成穴 7,107,207,307 本発明の閉鎖栓 8,108 閉鎖栓の小径 9,109 閉鎖栓の長径 10,110 閉鎖栓の高さ 11,111,211,311閉鎖栓のボルト孔 12 閉鎖栓の割れ目 113,213,313 閉鎖栓の筒体 114 閉鎖栓の蓋体 115 ボルト孔の深さ 116 筒体の内径 117 筒体の後端の外径 118,218 筒体の最先端面 119,219 最先端の傾斜面 120,220 傾斜面外周の鋭角 121,221 傾斜面の内周角 122,222 外周鋭角の幅 223,323 同心孔 224 筒体外周の先端 225 筒体と閉鎖栓の先端の間
隔 326 繋ぎ柱 N 金属製ナット S 従来の閉鎖栓 Sc 従来の閉鎖栓の子栓 Sp 従来の閉鎖栓の親栓 V 保持杆ボルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートの型枠を取り外した後に形
    成されるコンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が
    突出した円錐状の穴を密閉するためのコンクリート駆体
    用の閉鎖栓において、該形成穴に挿着する閉鎖栓はコン
    クリートと同色の合成樹脂製で形成穴と同形の円錐形状
    に形成し、該円錐形の先端部にはボルト孔を穿設し、外
    周縦方向に複数筋の割れ目を付設したことを特徴とする
    コンクリート駆体用の閉鎖栓。
  2. 【請求項2】 コンクリートの型枠を取り外した後に形
    成されるコンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が
    突出した段状円錐形の穴を密閉するためのコンクリート
    駆体用の閉鎖栓において、該形成穴に挿着する閉鎖栓は
    コンクリートと同色の合成樹脂製で形成穴と同形の段状
    円錐形からなり、該段状円錐形の先端中心部にはボルト
    孔を穿設して筒体を形成し、該最先端面は外周を鋭角に
    し中心に向けて傾斜面に形成したことを特徴とするコン
    クリート駆体用の閉鎖栓。
  3. 【請求項3】 コンクリートの型枠を取り外した後に形
    成されるコンクリート型枠間隔保持杆のボルト先端部が
    突出した円錐形の穴を密閉するためのコンクリート駆体
    用の閉鎖栓において、該形成穴に挿着する閉鎖栓はコン
    クリートと同色の合成樹脂製で形成穴と同形の円錐形に
    形成し、該円錐形の先端中心部にはボルト孔とその外周
    に同心孔を穿設して前記ボルト孔と同心孔間に筒体を形
    成し、該筒体の最先端面は外周を鋭角にし中心に向けて
    傾斜面に形成したことを特徴とするコンクリート駆体用
    の閉鎖栓。
  4. 【請求項4】 前記閉鎖栓は、叩打のみで形成穴内に挿
    着しうるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載のコンクリート駆体用の閉鎖栓。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面が、45°の外周鋭角と、6
    0°の内周角との二段に形成した請求項2または請求項
    3記載のコンクリート駆体用の閉鎖栓。
  6. 【請求項6】 前記同心孔に、複数筋の繋ぎ柱を付設し
    た請求項3記載のコンクリート駆体用の閉鎖栓。
  7. 【請求項7】 前記割れ目または繋ぎ柱を、4筋付設し
    た請求項1または請求項6記載のコンクリート駆体用の
    閉鎖栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170125A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Okabe Co Ltd 跡穴処理栓
JP2007315084A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Shoji Seisakusho:Kk 埋め栓
CN104295070A (zh) * 2014-10-28 2015-01-21 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 大型玻璃墙面装饰件连接安装结构

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