JP2003089503A - 断熱容器構造 - Google Patents

断熱容器構造

Info

Publication number
JP2003089503A
JP2003089503A JP2001279069A JP2001279069A JP2003089503A JP 2003089503 A JP2003089503 A JP 2003089503A JP 2001279069 A JP2001279069 A JP 2001279069A JP 2001279069 A JP2001279069 A JP 2001279069A JP 2003089503 A JP2003089503 A JP 2003089503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
heat insulating
insulating container
reformer
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001279069A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Matsuda
直彦 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001279069A priority Critical patent/JP2003089503A/ja
Publication of JP2003089503A publication Critical patent/JP2003089503A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、二重構造壁を有する燃料改質装置
の断熱容器の内外壁の温度による熱膨張差を原因とする
内部応力の発生を防止する。 【解決手段】 燃料改質装置は、燃料から水素ガスを発
生させる触媒6を収納した改質器2と、この改質器2の
外側に配置された、内部に空洞部11を有する内外壁9
a,9bの二重壁構造の断熱壁9を有する断熱容器3を
備えている。断熱壁9の外壁9aの周囲には、伸縮自在
のベローズ16が形成されている。また、断熱壁9の空
洞部11には、多数の薄板12が配設され、熱を外壁9
b側に伝わらないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素等を製造させ
る燃料改質装置の改質器に用いられ、二重壁で形成され
た断熱容器の断熱容器構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料改質装置としては、例えば図
7に示すものが知られている。この燃料改質装置50
は、断熱容器51とこの内部に収容される改質器53と
から形成されている。断熱容器51は、内部にアルミナ
系断熱材(例えば商品名:カオウール、イソライト工業
製)52を充填した二重壁構造となっている。断熱材5
2は、容器内面51aの温度(700〜800℃)が外
気へ放熱して低減するのを防ぐために使用されている。
断熱容器51の内側には、改質器53が配置されてい
る。ここで、改質器53は、有底の二重管構造の筒状体
54と、この筒状体54内に配置された筒状の仕切り板
55と、この仕切り板55の内側の筒状体54に収納さ
れた触媒56と、筒状体54の内側の空洞部に配置され
たバーナー57とを具備した構成となっている。こうし
た構成の燃料改質装置においては、原料ガス58が仕切
り板55と筒状体54で囲まれた触媒領域に送られ、そ
の後水素含有ガス59として取り出される。一方、筒状
体54の内側に位置する領域は、バーナー57により加
熱されて加熱ガス60として取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃料改質装置によれば、断熱材の熱伝導率は例えば0.
1W/mK程度であり、容器内面の温度が600〜80
0℃であり、容器の外壁面の温度を50℃程度に留める
には、壁部が約150mmの厚みを要し、燃料改質装置
全体が大きくなるという問題を有していた。また、改質
器の温度が約600℃とすると、断熱容器の内壁と外壁
との熱膨張差により、外壁より内壁の方が熱膨張する。
断熱壁の素材で変わるが断熱壁がステンレス製でその高
さが600mmである場合は、内壁と外壁との高さに5
mm程度の熱膨張差が生じる。この結果、一体的に形成
されている断熱壁に熱応力が発生して、断熱壁の破損や
寿命の低下を引き起こすことがある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、装置のコンパクト化と
熱応力による断熱壁の破損等を防止する断熱容器構造を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の断熱容器構造
は、上記目的を達成するために、一対の内壁と外壁との
間に空洞部を有する断熱壁が設けられた断熱容器構造に
おいて、上記内壁及び外壁の少なくともいずれか一方
に、該内壁と外壁との熱膨張差を吸収する伸縮部を形成
したことにある。上記断熱容器構造は、燃料から水素ガ
スを発生させる触媒を収納した改質器が断熱容器に収容
されるとともに、該断熱容器の壁部が一対の内壁と外壁
との間に空洞部を有する断熱壁で形成され、上記内壁及
び外壁の少なくともいずれか一方に、該内壁と外壁との
熱膨張差を吸収する伸縮部を形成することができる。ま
た、上記断熱容器構造は、上記断熱容器の周壁が円筒形
状であって、上記伸縮部を円筒形状の周方向全体に亘っ
て形成するとともに、上記伸縮部がベローズにより形成
することが可能である。さらに、上記断熱容器構造は、
上記断熱壁の内壁と外壁との間に形成された空洞部に、
輻射熱を反射する効果を有する薄板を、複数枚、上記内
壁と外壁の壁面に対して平行に配置することにより、よ
り断熱効果が生じるようになる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第1の実施
の形態による燃焼改質容器に採用されている断熱容器構
造について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明に係る断熱容器構造を採用している燃料改質装置の全
体図である。図に示すように、燃料改質装置1は、改質
器2とこの改質器2を収容する断熱容器3とを備えてい
る。これらのうち、改質器2は、有底の二重管構造の筒
状体4と、この筒状体4内に配置された筒状の仕切り板
5とを設けている。仕切り板5の内側と前記筒状体4と
の間には触媒6が充填され、筒状体4の内側に形成され
ている内部空間にはバーナー7を備えている。触媒6と
しては、可燃性ガスの燃焼を促進する例えば白金元素も
しくはパラジウム系等の触媒が挙げられるが、特にこれ
らには限定されない。
【0006】断熱容器3は、ステンレス製で有底円筒体
形状を呈しており、また内壁9aと外壁9bとからなる
二重壁構造の断熱壁9であり、それらの間には所定の間
隔を開けて形成された空洞部11が周壁側及び底壁側の
容器3全体に設けられている。断熱容器3の空洞部11
内には、それらの壁9a,9b面と平行に厚み0.05
〜3mm程度の複数枚のステンレス製薄板12が配置さ
れている。薄板12には、図2に示すように、パンチン
グにより複数の突起(凹凸部)13が形成されている。
この突起13により、複数の薄板12は一定の距離を保
持して配置することができる。なお、薄板12は、突起
13の代わりに、図3に示すように薄板12に穴をあけ
て、複数枚の薄板12を支持棒14でその穴に貫通さ
せ、薄板12同士の間を例えばセラミック系もしくは石
綿系の断熱性を有するスペーサー15でその間隔を保持
する構成としてもよい。
【0007】図1〜図3に示すように、断熱壁9の周壁
側の外壁9bには伸縮部としてのベローズ16を設けて
いる。ベローズ16は、外壁9bの上部側に断熱壁9の
周囲全体に亘って、溶接により接続されている。本実施
の形態では断熱容器3の高さは600mmであり、ベロ
ーズ16の伸縮は5mm程度の伸びの余裕があるものを
用いている。ベローズ16の取付箇所は、断熱壁9の外
壁9bに代えて、図4に示すように断熱壁9の内壁9a
側の周囲に設けてもよいし、さらには図5に示すよう
に、その内壁9a側と外壁9bの両者の周囲に各々設け
てもよい。なお、断熱容器3の形状は、図1のように有
底円筒体を使用することなく、図4及び図5のように底
のない円筒体形状を使用することができる。
【0008】断熱容器3には、その空洞部11内の圧力
を検出する圧力検出計19が接続さされ、断熱容器3の
空洞部11には、真空ポンプ18を介装した配管23が
接続されている。圧力検出器19は、空洞部11の圧力
を常に検出しており、圧力が一定圧力(例えば0.01
mmHg)を上回ると、真空ポンプ18が真空引きを
し、所定の圧力以下に減圧するようになっている。空洞
部11が減圧されて任意の圧力に減圧された後、真空ポ
ンプ18を停止する。もしくは、真空ポンプ18にタイ
マー17を設け、これにより、一定時間間隔で真空ポン
プ18を作動させるようにしてもよい。
【0009】次に、本発明の断熱容器構造を採用した燃
焼改質装置1の作用について説明する。こうした燃料改
質装置1においては、メタン等の燃料(原料ガス)20
が仕切り板5と筒状体4で囲まれた触媒領域に送られ、
その後触媒反応を経て水素含有ガス21として取り出さ
れる。一方、筒状体4の内側に位置する領域は燃料の改
質を促進するためバーナー7により加熱され、加熱ガス
22として排出される。
【0010】断熱容器3の空洞部11には複数枚のステ
ンレス製薄板12を内外壁9a,9bの壁面と平行に配
置した構成であるため、容器3の内壁9aからの輻射を
徐々に遮ることができ、内壁9aから外壁9bへの放射
伝熱を一層低減することができる。図2に示すように、
薄板12には複数の突起13が設けられているため、隣
接する薄板12同士は点接触で配置されることになり、
薄板12同士の積極的な熱伝導を防止できる。また、空
洞部の真空度を検出する検出器と、空洞部に接続された
真空ポンプとを更に備えた構成にすることが好ましい。
つまり、真空容器では、容器内壁の加熱による壁面から
の脱ガス、容器を透過してくるガスの影響により、時間
とともにその内部圧力が高くなり、その結果容器内のガ
スの熱伝導率が増加して、断熱能力が低下するからであ
る。本実施形態では、断熱容器3の空洞部11を0.0
1mmHg以下程度の真空に保持した構成になっている
ため、空洞部11の空気の熱伝導を低下させている。
【0011】本実施の形態では、図1の燃料改質装置1
を用いた場合、従来(図5)の燃料改質装置に比べて、
約十分の1の熱伝導率になることが確認できた。これ
は、断熱材(商品名:カオウール)の十分の1の厚みで
同等の断熱性能を示すことになり、従来約150mmで
あった断熱層が15mm程度になることを意味する。こ
の結果、断熱部を含めた改質装置のサイズが、従来は例
えば改質部本体(改質器)の直径が300mmとすれ
ば、断熱材を含めて600mmの直径を持っていたもの
が、この真空容器で合計330mmの直径ですむことに
なり、大幅なサイズ低下が可能となる。ところで、装置
のサイズ低下は装置表面積の低下につながり、同じ表面
温度とした時の放熱量合計量を低減できて、装置の熱ロ
スを減らし、改質装置の熱効率を向上することができ
る。
【0012】しかしながら、断熱容器3は、内部に改質
器2を設置しているので、改質器2からの放熱で、内壁
9aの温度が600℃程度まで昇温され、断熱壁9の断
熱効果により外壁9bの温度が50℃程度になる。断熱
容器3の内外壁9a,9bがステンレス製であり、その
高さが600mmである場合は、内壁9aの長さが外壁
9bの長さよりも5mm程度余計に、熱膨張して伸び
る。断熱壁9の厚さは、上述したように15mmであ
り、内壁9aと外壁9bが接近しているので、内壁9a
の伸びにより、従来よりも外壁9が大きな変形力を受け
ることになる。すなわち、内壁9aは熱膨張により伸び
ようとするが、外壁9bはそれを阻止しようとする。す
ると、内外壁9a,9bやその接合部などに応力が発生
することになり、断熱壁9の破損の原因となることがあ
る。この際、外壁9bには、ベローズ16を設けている
ことから、内壁9aの高さ方向の伸びを外壁9bのベロ
ーズ16が伸びることにより、内外壁9a,9bの熱膨
張差を吸収することができ、内外壁9a,9bに生じる
べき熱応力が吸収されて内外壁9a,9bの破損が防止
される。なお、ベローズ16を外壁9bに設けた場合
は、外壁9bの温度が低いので、高温に耐えうるベロー
ズ16を使用しないですむ利点がある。
【0013】図4に示すように、内壁9a側にベローズ
16を設けている場合は、内壁9aが熱膨張すると、ベ
ローズ16がその熱膨張分だけ縮み、内外壁9a,9b
の熱膨張差を吸収することができ、内外壁9a,9bの
破損が防止される。また、図5に示すように、内外壁9
a,9bの両側にベローズ16を設けている場合は、内
壁9aが熱膨張すると内外壁9a,9bに設けられてい
るベローズ16が釣り合い状態となり、内外壁9a,9
bの各々に発生する応力を吸収するようになる。こうし
て、断熱壁9の破損が防止される。
【0014】次に、本発明における第2の実施の形態に
よる断熱容器構造について、図6を参照しながら説明す
る。なお、上記第1の実施の形態と同部材は同符号を付
して説明を省略する。上記第1の実施の形態では、断熱
容器が二重壁構造の容器により形成されたが、改質器に
は、改質器の外壁面が断熱容器の内周壁として形成され
ているものがある。すなわち、図6に示す燃焼改質装置
1は、改質器24の外側にこの改質器24と気密に連結
された断熱容器25を設けている。断熱容器25の内側
には改質器25の外壁であるとともに、断熱容器25の
内壁でもある内壁26が、断熱容器24の内周側上縁部
に溶接で固着されている。この内壁26の周囲には外壁
27が設けられ、内外壁26,27の間には空洞部28
が形成されている。断熱容器25の外壁27の上部側に
は、断熱容器25の外周部全体に亘ってベローズ16が
設けられている。また、内外壁26,27間に形成した
空洞部28に輻射熱を反射する効果を有する薄板12
を、複数枚、内外壁26,27間に平行に配置してい
る。このような燃焼改質容器の構成によっても、上記実
施の形態と同様な効果を有する。すなわち、ベローズ1
6が釣り合い状態となり、内外壁26,27の各々に発
生する応力を吸収するようになり、断熱壁の破損が防止
される。
【0015】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明は本発明の技術的思想に基づいて
種々の変形または変更が可能である。例えば、上記実施
の形態では、伸縮部としてベローズを用いたが、ベロー
ズの断面形状については、コ字形状のものを連続的に形
成したものであってもよいし、ベローズ以外のものを使
用してもよい。本発明において、断熱壁の内外壁の材質
及び薄板の材質、厚み、枚数等は特に限定されないが、
薄板の厚みについては二重壁構成の真空容器の空洞部
(又は改質器の外壁面と容器で形成される空洞部)の厚
みを考慮して適宜設定することが好ましい。また、薄板
の枚数については、容器内面の温度からの熱輻射を徐々
に遮るために2枚以上を適宜設定することが好ましい。
更に、薄板の材質としては、輻射熱を反射する効果を有
するものであれば、ステンレス、アルミニウム等の金属
に限定されず、例えばセラミックス等でもよい。また、
上記実施の形態では、突起を薄板の一方の面に設けた場
合について述べたが、これに限らず、反対側の面に設け
てもよいし、あるいは薄板の両面に設けてもよい。断熱
容器3は、燃焼改質装置1の断熱容器3として用いた
が、燃焼改質容器1以外の断熱容器、すなわち、内外壁
の熱膨張差が大きい断熱容器であれば、勿論適用が可能
である。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
によれば、一対の内壁と外壁との間に空洞部を有する断
熱壁が設けられた断熱容器構造において、上記内壁及び
外壁の少なくともいずれか一方に、該内壁と外壁との熱
膨張差を吸収する伸縮部を形成したので、内外壁の熱膨
張差を伸縮部が吸収することができ、断熱容器の内外壁
やその接続部の破損を防止することができる。本発明の
請求項2によれば、燃料から水素ガスを発生させる触媒
を収納した改質器が断熱容器に収容されるとともに、該
断熱容器の壁部が一対の内壁と外壁との間に空洞部を有
する断熱壁で形成され、上記内壁及び外壁の少なくとも
いずれか一方に、該内壁と外壁との熱膨張差を吸収する
伸縮部を形成したので、内外壁の熱膨張差の大きな改質
器の容器として断熱容器を用いることができる。本発明
の請求項3によれば、上記断熱容器の周壁が円筒形状で
あって、上記伸縮部を円筒形状の周方向全体に亘って形
成するとともに、上記伸縮部をベローズにより形成した
ので、ベローズの伸縮効果を発揮させることができ、ベ
ローズを容易に断熱容器の内外壁に組み込むことができ
る。本発明の請求項4によれば、上記断熱壁の内壁と外
壁との間に形成された空洞部に、輻射熱を反射する効果
を有する薄板を、複数枚、上記内壁と外壁の壁面に平行
に配置したので、改質部から断熱容器外部への放熱を低
減させるとともに、装置サイズを小型化して熱効率を向
上しえる燃料改質装置を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における燃焼改質装
置の概略全体図である(なお、薄板については、右側部
分にて一部省略している)。
【図2】図1の燃料改質装置における断熱容器の壁部に
ベローズが形成されている部分の拡大断面図である。
【図3】図2の断熱容器の壁部の変形例を示す拡大断面
図である。
【図4】図1の燃料改質装置におけるベローズの取付箇
所の変形例を示す燃焼改質装置の概略全体図である。
【図5】図1の燃料改質装置におけるベローズの取付箇
所の他の変形例を示す燃焼改質装置の概略全体図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態における燃焼改質装
置の概略全体図である(なお、薄板については、右側部
分にて一部省略している)。
【図7】従来の燃料改質装置の概略全体図である。
【符号の説明】 1 燃料改質装置 2,24 改質器 3 断熱容器 4 筒状体 5 仕切板 6 触媒 7 バーナ 9 断熱壁 9a,26 内壁 9b,27 外壁 11,28 空洞部 12 薄板 13 突起 14 支持棒 15 スペーサ 16 ベローズ 17 タイマー 18 真空ポンプ 19 圧力検出計 20 燃料 21 水素含有ガス 22 加熱ガス 23 配管 25 箱状容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の内壁と外壁との間に空洞部を有す
    る断熱壁が設けられた断熱容器構造において、上記内壁
    及び外壁の少なくともいずれか一方に、該内壁と外壁と
    の熱膨張差を吸収する伸縮部を形成したことを特徴とす
    る断熱容器構造。
  2. 【請求項2】 燃料から水素ガスを発生させる触媒を収
    納した改質器が断熱容器に収容されるとともに、該断熱
    容器の壁部が一対の内壁と外壁との間に空洞部を有する
    断熱壁で形成され、上記内壁及び外壁の少なくともいず
    れか一方に、該内壁と外壁との熱膨張差を吸収する伸縮
    部を形成したことを特徴とする断熱容器構造。
  3. 【請求項3】 上記断熱容器の周壁が円筒形状であっ
    て、上記伸縮部を円筒形状の周方向全体に亘って形成す
    るとともに、上記伸縮部をベローズにより形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の断熱容器構造。
  4. 【請求項4】 上記断熱壁の内壁と外壁との間に形成さ
    れた空洞部に、輻射熱を反射する効果を有する薄板を、
    複数枚、上記内壁と外壁の壁面に対して平行に配置した
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の断熱
    容器構造。
JP2001279069A 2001-09-14 2001-09-14 断熱容器構造 Withdrawn JP2003089503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279069A JP2003089503A (ja) 2001-09-14 2001-09-14 断熱容器構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279069A JP2003089503A (ja) 2001-09-14 2001-09-14 断熱容器構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003089503A true JP2003089503A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19103328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001279069A Withdrawn JP2003089503A (ja) 2001-09-14 2001-09-14 断熱容器構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003089503A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017182958A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 東京瓦斯株式会社 燃料処理装置及び燃料電池モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017182958A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 東京瓦斯株式会社 燃料処理装置及び燃料電池モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3981689A (en) Insulator
JP2003002602A (ja) 燃料改質装置
JP2008541410A5 (ja)
WO2004011869A1 (ja) 熱交換器
JPH0338475B2 (ja)
US20110041945A1 (en) Automotive Exhaust Pipe
JP2003089504A5 (ja)
JP2003089503A (ja) 断熱容器構造
JP2003089504A (ja) 燃料改質装置
JP5002765B2 (ja) 処理方法
JP2002284506A (ja) 燃料改質装置の支持構造
JPH07183043A (ja) 燃料電池発電設備
JP2001223035A (ja) 電池用真空断熱容器
JP2000292084A (ja) 蓄熱装置
JPS6051017B2 (ja) 太陽熱集熱装置
JPS61114730A (ja) 触媒反応装置
US20190283860A1 (en) Three-dimensional metal insulating part
JP2000178004A (ja) 燃料電池用燃料改質器
JP2601707B2 (ja) 触媒反応装置
JP5017536B2 (ja) 燃料電池用断熱システム
JP2004232735A (ja) 真空断熱パネル
JP2738988B2 (ja) 燃料改質器
JPH05186201A (ja) 燃料改質器
JPH0489301A (ja) 燃料改質器
JP2819049B2 (ja) 水蒸気改質装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202