JP2003089367A - 記憶装置を備えた製品及び当該記憶装置の情報報知方法 - Google Patents

記憶装置を備えた製品及び当該記憶装置の情報報知方法

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JP2003089367A JP2001283776A JP2001283776A JP2003089367A JP 2003089367 A JP2003089367 A JP 2003089367A JP 2001283776 A JP2001283776 A JP 2001283776A JP 2001283776 A JP2001283776 A JP 2001283776A JP 2003089367 A JP2003089367 A JP 2003089367A
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紀彦 内田
Shigefumi Hirabayashi
繁文 平林
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明宏 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリの貼り付け位置を容易に把握でき、メモ
リに記憶された情報を容易に読み込む。 【解決手段】記憶装置10は、その耐熱温度以下或いは
動作可能温度以下の部位に配置される。そして、記憶装
置10は、製品の関連情報としての出所情報、仕様情
報、材質情報、製品に対する配置情報、解体方法などを
記憶及び書き込み可能であると共に、アンテナコイル2
から情報読取装置に対して非接触で当該関連情報を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数部品からなる
製品に、当該製品の関連情報を記憶すると共に、情報読
取装置に対して当該関連情報を出力する薄型の記憶装置
を設けた製品及び当該記憶装置の情報報知方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平7−334583号公報には、電
化製品などに製品の解体手法や各部の材質などのリサイ
クル分別情報や再利用履歴情報、製品の使用履歴などを
記憶させたバーコードやメモリを貼り付け、リサイクル
工場などでそれら情報を有線或いは無線で読み込んでデ
ィスプレイに表示する構成が開示されている。
【0003】また、特開2000−172806号公報
(その他、特開2000−113144号公報、特開2
000−235633号公報)には、メモリなどの記憶
媒体として非接触で記憶された情報を読み込み可能なI
Cカードが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車など
は使用される部品点数が多く、組立工場には複数の部品
が予め組み付けられてモジュール化された製品として納
入される場合もあるため、昨今のリサイクル率の高まり
もあって各製品の解体手法や各部の材質などのリサイク
ル分別情報や再利用履歴情報、製品の使用履歴などを記
憶させる必要がある。また、大型で構造が複雑であるた
め、リサイクル業者が視認できない部位にメモリなどが
貼り付けられている場合もあるため、メモリの貼り付け
位置が把握できず、メモリに記憶された情報が容易に読
み込めないような状況も考えられる。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、複数の部品からなり、構造が複雑な製品であっ
てもメモリに記憶された情報が容易に読み込める記憶装
置を備えた製品及び当該記憶装置の情報報知方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の記憶装置を備えた製品
は、複数部品からなる製品に、当該製品の関連情報を記
憶すると共に、情報読取装置に対して当該関連情報を出
力する薄型の記憶装置を設け、前記記憶装置は、前記情
報読取装置に対して非接触で前記関連情報を出力する。
【0007】また、好ましくは、前記記憶装置は、前記
製品の使用温度が所定温度以下の部位に配置される。
【0008】また、好ましくは、前記製品は吸気系を備
えるエンジンであって、前記記憶装置は吸気管内に貼り
付けられる。
【0009】また、好ましくは、前記製品はパワートレ
インであって、前記記憶装置は当該パワートレインが車
両に搭載されて走行した時に発生する走行風に晒される
度合いが高い当該パワートレイン下部に配置される。
【0010】また、好ましくは、前記記憶装置は、製品
外部から視覚的に認識できない状態で製品内部に配置さ
れ、当該記憶装置自体の製品における配置情報を保有す
る。
【0011】また、好ましくは、前記記憶装置は製品に
複数設けられ、前記情報読取装置は製品の外部から非接
触で複数の部品から配置情報を読み取る。
【0012】本発明の記憶装置の情報報知方法は、複数
部品からなる製品に設けられ、当該製品の関連情報を記
憶すると共に、情報読取装置に対して非接触で当該関連
情報を出力する薄型の記憶装置の情報報知方法であっ
て、前記情報読取装置により前記記憶装置に格納された
前記関連情報を読み込み、前記読み込んだ関連情報を出
力すると共に、前記記憶装置に格納された情報の中に関
連情報の他に、当該記憶装置自体の製品における配置情
報が含まれる場合には、当該関連情報と当該配置情報と
を出力する。
【0013】また、好ましくは、前記製品の解体時に前
記情報読取装置を介して前記記憶装置に格納された情報
を読み込み、前記記憶装置は前記製品の樹脂製部位に貼
り付けられる。
【0014】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1の発明によ
れば、複数部品からなる製品に、当該製品の関連情報を
記憶すると共に、情報読取装置に対して当該関連情報を
出力する薄型の記憶装置を設け、記憶装置は、情報読取
装置に対して非接触で関連情報を出力することにより、
複数の部品から構成され、構造が複雑な製品であっても
記憶装置が製品外部から視覚的に認識できない状態で配
置されていたとしても、作業者が上記関連情報の読み込
み時に容易に記憶装置の位置を製品外部から把握でき、
容易に情報を読み取ることができる。
【0015】請求項2の発明によれば、記憶装置は、製
品の使用温度が所定温度以下の部位に配置されることに
より、記憶装置を熱から保護できる。
【0016】請求項3の発明によれば、製品は吸気系を
備えるエンジンであって、記憶装置は吸気管内に貼り付
けられることにより、記憶装置を熱から保護でき、記憶
装置は薄型のフィルム状であるので、吸気管内に配置し
ても吸気抵抗が増大するなどの弊害が発生せず、なおか
つ、冷却効率やレイアウト効率もよく、アンテナコイル
2を形成する面積も大きくできて関連情報の読み取りや
書き込みを確実に行える。
【0017】請求項4の発明によれば、製品はパワート
レインであって、記憶装置は当該パワートレインが車両
に搭載されて走行した時に発生する走行風に晒される度
合いが高い当該パワートレイン下部に配置されることに
より、車両走行時に発生する走行風に晒される度合いが
高いパワートレイン下部に配置されるので記憶装置を熱
から保護できる。
【0018】請求項5の発明によれば、記憶装置は、製
品外部から視覚的に認識できない状態で製品内部に配置
され、当該記憶装置自体の製品における配置情報を保有
することにより、作業者が上記関連情報の読み込み時に
容易に記憶装置の位置を製品外部から把握でき、情報読
取装置の記憶装置に対する位置を適切な位置に設定でき
る。
【0019】更に、記憶装置の貼り付け位置がわかって
いるので、製品解体時に記憶装置を製品から容易に取り
外すことができる。
【0020】請求項6の発明によれば、記憶装置は製品
に複数設けられ、情報読取装置は製品の外部から非接触
で複数の部品から配置情報を読み取ることにより、情報
を効率良く読み取ることができる。
【0021】請求項7の発明によれば、情報読取装置に
より記憶装置に格納された関連情報を読み込み、読み込
んだ関連情報を出力すると共に、記憶装置に格納された
情報の中に関連情報の他に、当該記憶装置自体の製品に
おける配置情報が含まれる場合には、当該関連情報と当
該配置情報とを出力することにより、記憶装置の貼り付
け位置がわかっているので、製品解体時に記憶装置を製
品から容易に取り外すことができる。
【0022】請求項8の発明によれば、製品の解体時に
情報読取装置を介して記憶装置に格納された情報を読み
込み、記憶装置は製品の樹脂製部位に貼り付けられるこ
とにより、修理時に情報を容易に読み取ることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】尚、以下に説明する実施の形態は、本発明
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。
【0025】また、以下の実施形態においては、完成品
としての自動車に対して、製品又は部品には複数の部品
が予め機能別、部位別に組み付けられた吸気系や排気系
などのモジュール化製品として納入されるものやこれら
モジュール化製品同士を組み付けたものやシリンダブロ
ックとシリンダヘッドの組立体であるエンジン本体など
が含まれ、このモジュール化製品を構成する個々の部材
を部品と呼ぶものとする。 [記憶装置を備えた製品]図1は、本発明に係る実施形
態の製品に設置される記憶装置の概略図である。図2
は、本発明に係る実施形態の記憶装置を備えた製品の概
略図である。
【0026】図1に示すように、本実施形態の記憶装置
10(後述する第1及び第2記憶装置も同様)は、薄型
でフィルム状の絶縁基板1上に、基板外縁部沿ってその
近傍から内方に向けて螺旋状にアンテナコイル2が形成
され、このアンテナコイル2の内周側端部2a及び外周
側端部2bがICチップ6のアンテナ入出力端子に電気
的に接続されている。ICチップ6はCPUやメモリ、
通信回路などを持ち、異方性接着剤層5を介して絶縁基
板1上に取り付けられている。
【0027】上記絶縁基板1はフィルム状の他、フィル
ムより硬質のカード状でもよく、アンテナコイル2が形
成された面の裏面が剥離可能な接着剤などを介して製品
に貼り付けられる。
【0028】図2に例示する製品は、自動車のエンジン
に搭載される複数の部品からなる吸気系モジュール20
であり、上記記憶装置10は当該吸気系モジュール20
の吸気管21内壁に貼り付けられる。また、他の製品と
しては、複数の部品からなる自動車の走行用モータや変
速機などのパワートレインであって、上記記憶装置10
は上記パワートレインが自動車に搭載されて走行した時
に発生する走行風に晒される度合いが高い当該パワート
レイン下部にブラケットなどを介して配置される。
【0029】即ち、上記記憶装置10は、上記製品の使
用温度が所定温度(例えば、100℃)以下、即ち、記
憶装置10の耐熱温度以下或いは動作可能温度以下の部
位に配置される。そして、記憶装置10は、製品の関連
情報としての出所(製造元や製造年月日など)情報、仕
様情報、材質(リサイクルの可否)情報、製品に対する
配置情報、解体方法などを記憶及び書き込み可能である
と共に、アンテナコイル2から情報読取装置に対して非
接触(無線)で当該関連情報を出力(送信)する。
【0030】上記情報読取装置は、上記記憶装置10の
アンテナコイル2から出力される製品の関連情報を非接
触(無線)で読み取り可能であると共に、後述するエン
ジンコントローラ101のROMに格納された自他製品
の関連情報を有線で電気的に(エンジンコントローラの
電源オン時に)読み取り可能である。
【0031】図2は製品の一例である吸気系モジュール
の概略構成を示し、サージタンク22にはスロットル弁
23により開閉可能な樹脂製の吸気管21と排気還流
(EGR)通路24が接続され、不図示のエアクリーナ
を介して導入される外気と不図示の排気管から還流され
る排気ガスが流入可能に連通されている。
【0032】そして、上記記憶装置10は、上記スロッ
トル弁23下流の吸気管21内壁に貼り付けられ、樹脂
製管を介して製品としての吸気系モジュール20の関連
情報を出力及び書き込み可能となっている。
【0033】尚、記憶装置10は、排気ガスに晒されな
いように排気還流通路24のサージタンク22への入口
から上流へ離れたサージタンク22内における吸気管2
3の入口近傍に設けてもよい。また、吸気モジュール2
0の解体のために、吸気管23におけるサージタンク2
2の接続部分に切り込み線25が形成されている。
【0034】この構成により、上記関連情報を読み込む
作業者の手が入らない部位に記憶装置10が設けられて
いても容易に情報を読み込むことができる。
【0035】また、記憶装置10は薄型のフィルム状で
あるので、吸気管23内壁に配置しても吸気抵抗が増大
するなどの弊害が発生せず、なおかつ、冷却効率やレイ
アウト効率もよく、アンテナコイル2を形成する面積も
大きくできて関連情報の読み取りや書き込みを確実に行
える。
【0036】尚、記憶装置10を吸気管23内壁や車両
走行時に発生する走行風に晒される度合いが高いパワー
トレイン下部に配置しているので記憶装置10を熱から
保護できる。
【0037】また、上記関連情報には、製品に対する記
憶装置10の貼り付け位置や姿勢などの配置情報が含ま
れているので、記憶装置10が製品外部から視覚的に認
識できない状態で配置されていたとしても、作業者が上
記関連情報の読み込み時に容易に記憶装置10の位置を
製品外部から把握でき、情報読取装置の記憶装置10に
対する位置を適切な位置に設定できる。
【0038】更に、記憶装置10の貼り付け位置がわか
っているので、製品解体時に記憶装置10を製品から容
易に取り外すことができる。 [完成品、製品の解体手順]次に、上記記憶装置10を
有する製品を搭載する完成品としての自動車を解体する
手順について説明する。
【0039】図3は、本発明に係る実施形態の自動車の
解体手順について説明する概念図である。
【0040】図3に示すように、自動車の解体作業場で
は、作業者が、先ず解体直前の自動車のエンジンルーム
内のエンジンコントローラ101や吸気モジュール20
や排気モジュール103に情報読取装置31を近づけて
各製品の関連情報を読み取りつつ、各部が取り外され
る。上記情報読取装置31による関連情報の読み取り
は、電気的ノイズの影響が出ないような環境で行われ
る。
【0041】図3に示す例ではエンジンコントローラ1
01、吸気系モジュール20及びエンジン本体102、
排気系モジュール103が取り外される。
【0042】上記情報読取装置31により読み取られた
関連情報は、解体作業場内の作業者が見聞きできるよう
に、スピーカ37やディスプレイ38に出力(報知)さ
れる。
【0043】作業者は、スピーカ37やディスプレイ3
8に出力される関連情報に従って、エンジンコントロー
ラ101や排気系モジュール103を解体し、各解体部
品を分類してリサイクル回収或いは廃棄処分とする。エ
ンジンも同様に、エンジン本体102(例えば、シリン
ダブロックとシリンダヘッドの組立体)と吸気系モジュ
ール20に分解され、エンジン本体102と吸気モジュ
ール20の各々は関連情報に従って解体され、各解体部
品が分類されてリサイクル回収或いは廃棄処分とされ
る。
【0044】また、エンジン本体20や排気系モジュー
ル103(第1部品)などのように外部に貼り付けら
れ、製品使用時において所定温度以上又は所定電磁界値
以上の環境に晒される第1記憶装置(第1記憶手段)1
0にあっては、製品使用前にその第1記憶装置10に記
憶された関連情報(特に、廃棄に関する材質(リサイク
ルの可否)情報、製品に対する配置情報、解体方法な
ど)を情報読取装置31によって読み取り、その読み取
った情報を情報書込装置32によってエンジンコントロ
ーラ101に内蔵されたEEPROM101aや、エン
ジンコントローラ101や吸気系モジュール20(第2
部品、演算処理部)に設置された第2記憶装置10(第
2記憶手段)に記憶させておく。
【0045】この構成により、熱害により情報が破壊さ
れる虞のない第2記憶装置10から第1部品の関連情報
を情報読取装置31により読み取ることができる。
【0046】尚、上記第2記憶装置10に対する第1部
品の関連情報の書き込みは、後述する自動車の組立作業
場において第1部品と第2部品とを完成品の一部として
組み付けた後の完成品の動作確認時に情報読取装置31
により読み取った第1記憶装置10に記憶された関連情
報を情報書込装置32によって第2記憶装置10に記憶
させ、情報の読み取り及び書き込みが容易にできるよう
に構成されている。
【0047】上記情報読取装置31及び情報書込装置3
2は、図3に示すように、制御演算部33、外部操作入
力部34、外部情報出力部35、メモリ36を持つコン
トローラ30に接続されて制御される。
【0048】上記情報書込装置32は、後述するエンジ
ンコントローラ101のROMに自他製品の関連情報を
有線で電気的に(エンジンコントローラの電源オン時
に)書込み可能であり、情報の保持や転送が簡単にでき
る。
【0049】一方、第1及び第2記憶装置10の表面に
は、情報書込装置32によって関連情報を文字や記号や
図表などをリライト形式で直接書き込み可能な表示部が
形成されており、作業者が情報書込装置32のライタを
リライト面に当てて書込操作スイッチをオンすることで
情報読取装置31によって第2記憶装置10から読み取
った関連情報を情報書込装置32によって第1部品の表
示部に書き込む。ここで、リライト形式とは、例えば、
加熱、冷却によって記録層が白濁化、透明化を繰り返
し、この白濁化部分を文字化したもので、白濁型やロイ
コ型などの種類がある。
【0050】尚、第1及び第2記憶装置の表面のリライ
ト面に直接書き込むのではなく、部品やモジュール表面
に印刷機などのライタを直接当てて書き込むものであっ
てもよい。
【0051】この構成により、製品解体時に関連情報を
製品毎又は部品毎に直接表示できるのでスピーカ37や
ディスプレイ38がないところでの解体作業が容易とな
り、情報の書き込みも容易にできる。
【0052】特に、エンジンコントローラ101のRO
Mや記憶装置から読み取ったコントローラ自身の関連情
報は、エンジンコントローラ101に設置された記憶装
置10に直接表示させると解体時の取り扱いが更に容易
にできる。
【0053】次に、上記解体作業場での関連情報の処理
手順について説明する。
【0054】図4は、上記解体作業場での関連情報の処
理手順について説明するフローチャートである。
【0055】図4に示すように、ステップS1,S2で
は情報読取装置31によってエンジンコントローラ10
1のROM内に記憶された関連情報を読み取り、各製品
に貼り付けられた記憶装置10から関連情報を読み取
る。
【0056】ステップS3では、ステップS1,S2で
読み取った関連情報を一時的にメモリに格納しておく。
【0057】ステップS4では、表示部への関連情報の
書き込み操作の有無を判定し、書き込み操作があるなら
ば(ステップS4でYES)、ステップS5で書き込み
対象製品を識別する。この書き込み対象製品の識別は、
情報書込装置32を記憶装置10に近づけて情報読取装
置として情報を読み取り、書き込み対象製品であるか否
かを識別する。
【0058】また、書き込み操作がない或いは書き込み
操作中ならば(ステップS4でNO)、ステップS6で
書き込み操作が終了するまで待つ。
【0059】ステップS7では、書き込み対象製品の識
別がされたならば(ステップS7でYES)、ステップ
S10で作業者が情報書込装置を記憶装置に接触させて
書込み開始操作を行うことで関連情報を瞬時に書き込
む。ここで、エンジン本体や排気系モジュールに貼り付
けられた第1記憶装置であって、熱害によりメモリが破
壊されたものは識別不可となる。
【0060】一方、書き込み対象製品の識別がされない
ならば(ステップS7でNO)、ステップS8、S9
で、識別不可警報を発すると共に、作業者による対象製
品の選定操作がなされたならばステップS10に進む。 [各製品の組立手順]次に、上記記憶装置が貼り付けら
れた各製品を組み立てて完成品としての自動車を製造す
る手順について説明する。
【0061】図5は、本発明に係る実施形態の自動車の
製造手順を説明する概念図である。
【0062】図5に示すように、例えば、エンジン本体
の製造元では、エンジン本体102の製造時にエンジン
本体102を構成する全部品の関連情報を記憶させた記
憶装置をエンジン本体102に貼り付けて組立ラインに
搬入する。
【0063】図6はエンジン本体102に貼り付けられ
る記憶装置10に記憶された関連情報の一例を示し、シ
リンダブロックやシリンダヘッドなどの各部品毎に関連
情報として部品名、製造元、製造工場名、製造年月日、
材質、リサイクルの可否(分類)、解体方法などが詳細
に記憶されている。
【0064】吸気系モジュール20やエンジンコントロ
ーラ101の製造元でも、上記と同様に、吸気系モジュ
ール20やエンジンコントローラ101の製造時にこれ
らを構成する全部品の関連情報を記憶させた記憶装置1
0を吸気系モジュール20或いはエンジンコントローラ
101に貼り付けて組立ラインに搬入する。
【0065】図7は吸気系モジュール20に貼り付けら
れる記憶装置に記憶された関連情報の一例を示し、スロ
ットル弁ユニット、アイドルスピードコントロール(I
SC)弁ユニット、吸気ポート、エアフローセンサ、エ
アクリーナなどの各部品毎に関連情報として、部品名、
製造元、製造工場、製造年月日、材質、リサイクルの可
否、解体方法、配置場所などが詳細に記憶されている。
【0066】組立ラインでは各製造元から搬入された製
品が組み付けられて、完成品としての自動車は販売店を
介してユーザに納車される。
【0067】そして、図8に示すように、各製品や部品
を組み付けた後であって完成品の出荷(使用)前に、情
報読取装置31によってエンジン本体102に貼り付け
られた第1記憶装置10(第1記憶手段)に記憶された
情報を読み出して、情報書込装置32により吸気系モジ
ュール20やエンジンコントローラ101に貼り付けら
れた第2記憶装置10(第2記憶手段)やエンジンコン
トローラ101に内蔵されたROM101aなどのメモ
リに記憶させ、情報記憶作業の効率化を図ることができ
る。
【0068】尚、上記情報読取装置31による関連情報
の読み取りは、電気的ノイズの影響が出ないようにエン
ジン停止時に行われる。また、上記情報読取装置31及
び情報書込装置32は、図3で説明したものと同様の構
成を持ち、制御演算部33、外部操作入力部34、外部
情報出力部35、メモリ36を持つコントローラ30に
接続されて制御される。
【0069】この構成により、熱害により情報が破壊さ
れる虞のない第2記憶装置から第1部品の関連情報を記
憶させるので、完成品出荷後に熱害により第1記憶装置
の情報が破壊されても第2記憶装置にて精度の良く保持
することができる。
【0070】次に、上記組立ラインでの関連情報の処理
手順について説明する。
【0071】図9は、上記組立ラインでの関連情報の処
理手順について説明するフローチャートである。
【0072】図9に示すように、ステップS11では情
報読取装置によって書き込み対象製品を識別する。この
書き込み対象製品の識別は、情報読取装置を各製品に近
づけて情報を読み取り、書き込み対象製品であるか否か
を識別する。
【0073】ステップS11で書き込み対象製品が識別
されたならば(ステップS11でYES)、ステップS
12で情報読取装置によって記憶装置から各製品の関連
情報を読み取る。
【0074】ステップS13では、ステップS12で読
み取った関連情報を一時的にメモリに格納しておく。
【0075】ステップS14では、関連情報の書き込み
操作の有無を判定し、書き込み操作があるならば(ステ
ップS14でYES)、ステップS15で作業者が情報
書込装置を記憶装置に接触させてから、動作確認のため
にエンジンが始動された後に書き込み開始操作を行うこ
とで関連情報を瞬時に書き込む。
【0076】上記構成によれば、製品組み付け完了後で
あって完成品の出荷検査時(動作確認時)に異常が検出
された場合やその後の販売店での故障対応時や解体時
に、第2記憶装置に記憶させたエンジン本体の関連情報
を読み出して作業者に報知することができるので、例え
ば、販売店において故障部品を部品製造元にインターネ
ットなどのネットワーク通信網を介して発注したり、故
障診断プログラムをダウンロードして詳細なチェックを
行うことができるようになる。 [販売店(整備工場)での手順]次に、上記販売店での
関連情報の処理手順について説明する。
【0077】図10は、本発明に係る実施形態として販
売店での関連情報の処理手順について説明する概念図で
ある。
【0078】図10に示すように、販売店41と自動車
メーカのデータベース42、或いは販売店41と及び各
製品や部品の製造元のデータベース43とをインターネ
ットで接続したネットワークを構築することで、例え
ば、販売店41において故障部品を部品製造元にネット
ワークを介して発注したり、自動車メーカのデータベー
ス42にアクセスして故障の症状別にセンサ値や制御値
の基準値或いは故障関連部品などを参照したり(図1
1)、部品製造元のデータベース43にアクセスして各
部品毎の故障診断手順を参照したり(図12)、故障診
断プログラムをダウンロードして詳細なチェックを行う
ことができるようになる。
【0079】次に、上記販売店の故障対応時における関
連情報の処理手順について説明する。
【0080】図13は、上記販売店の故障対応時におけ
る関連情報の処理手順について説明するフローチャート
である。
【0081】図13に示すように、ステップS21では
テスターなどによって故障車のエンジンコントローラ1
01に入力されたセンサ値やコントローラから出力され
る制御値などを読み込む。
【0082】ステップS22,S23では、自動車メー
カのデータベース42にアクセスして故障の症状別にセ
ンサ値や制御値の基準値を参照し、該当する故障関連部
品(或いは製品)を抽出する。
【0083】ステップS24では、情報読取装置31に
よって故障関連部品に貼り付けられた記憶装置10やエ
ンジンコントローラ101のROMや記憶装置10に格
納された故障関連部品の情報を読み取って、故障関連部
品の製造元のデータベース43にアクセスして対象部品
の故障診断手順や故障診断プログラムを送信するように
指示する。
【0084】ステップS25では、上記部品製造元に指
示した故障診断手順や故障診断プログラムを受信する。
【0085】ステップS26では、上記受信した故障診
断手順や故障診断プログラムに従って故障関連部品を詳
細にチェックする。
【0086】ステップS27,S28では、上記故障診
断の結果から交換すべき部品の有無を判断し、交換が必
要な部品がある場合には(ステップS27でYES)、
部品製造元に部品を発注し、交換が必要ない場合には
(ステップS27でNO)、ステップS29で部品にオ
ーバーホールなどのメンテナンスを施す。
【0087】発注した部品の入荷或いはメンテナンスが
完了して部品を組み付けた後、ステップS30では、エ
ンジンコントローラ101のROMに格納された故障関
連部品の情報を交換部品の関連情報に更新する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の製品に設置される記憶
装置の概略図である。
【図2】本発明に係る実施形態の記憶装置を備えた製品
の概略図である。
【図3】本発明に係る実施形態の自動車の解体手順につ
いて説明する概念図である。
【図4】解体作業場での関連情報の処理手順について説
明するフローチャートである。
【図5】本発明に係る実施形態の自動車の製造手順を説
明する概念図である。
【図6】エンジン本体に貼り付けられる記憶装置に記憶
された関連情報の一例を示す図である。
【図7】吸気系モジュールに貼り付けられる記憶装置に
記憶された関連情報の一例を示す図である。
【図8】組立ラインでの関連情報の処理手順について説
明する概念図である。
【図9】組立ラインでの関連情報の処理手順について説
明するフローチャートである。
【図10】本発明に係る実施形態として販売店での関連
情報の処理手順について説明する概念図である。
【図11】自動車メーカのデータベース内容を例示する
図である。
【図12】部品製造元のデータベース内容を例示する図
である。
【図13】販売店の故障対応時における関連情報の処理
手順について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 車輪 2 LEDランプ 3 サスペンションアーム 4A,4B CCDカメラ 5 車輪側取付部材 10 (第1、第2)記憶装置 20 吸気系モジュール 31 情報読取装置 32 情報書込装置 101 エンジンコントローラ 102 エンジン本体 103 排気系モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 内田 紀彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 平林 繁文 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 小林 明宏 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D114 AA20 BA26 BA29 JA13 JA14 5B035 BB09 BC00 CA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数部品からなる製品に、当該製品の関
    連情報を記憶すると共に、情報読取装置に対して当該関
    連情報を出力する薄型の記憶装置を設け、 前記記憶装置は、前記情報読取装置に対して非接触で前
    記関連情報を出力することを特徴とする製品。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、前記製品の使用温度が
    所定温度以下の部位に配置されることを特徴とする請求
    項1に記載の製品。
  3. 【請求項3】 前記製品は吸気系を備えるエンジンであ
    って、前記記憶装置は吸気管内に貼り付けられることを
    特徴とする請求項1に記載の製品。
  4. 【請求項4】 前記製品はパワートレインであって、前
    記記憶装置は当該パワートレインが車両に搭載されて走
    行した時に発生する走行風に晒される度合いが高い当該
    パワートレイン下部に配置されることを特徴とする請求
    項1に記載の製品。
  5. 【請求項5】 前記記憶装置は、製品外部から視覚的に
    認識できない状態で製品内部に配置され、当該記憶装置
    自体の製品における配置情報を保有することを特徴とす
    る請求項1に記載の製品。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置は製品に複数設けられ、前
    記情報読取装置は製品の外部から非接触で複数の部品か
    ら配置情報を読み取ることを特徴とする請求項1に記載
    の製品。
  7. 【請求項7】 複数部品からなる製品に設けられ、当該
    製品の関連情報を記憶すると共に、情報読取装置に対し
    て非接触で当該関連情報を出力する薄型の記憶装置の情
    報報知方法であって、 前記情報読取装置により前記記憶装置に格納された前記
    関連情報を読み込み、 前記読み込んだ関連情報を出力すると共に、前記記憶装
    置に格納された情報の中に関連情報の他に、当該記憶装
    置自体の製品における配置情報が含まれる場合には、当
    該関連情報と当該配置情報とを出力することを特徴とす
    る情報報知方法。
  8. 【請求項8】 前記製品の解体時に前記情報読取装置を
    介して前記記憶装置に格納された情報を読み込み、前記
    記憶装置は前記製品の樹脂製部位に貼り付けられること
    を特徴とする請求項7に記載の情報報知方法。
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