JP2002313165A - ワイヤーハーネス - Google Patents
ワイヤーハーネスInfo
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- JP2002313165A JP2002313165A JP2001117060A JP2001117060A JP2002313165A JP 2002313165 A JP2002313165 A JP 2002313165A JP 2001117060 A JP2001117060 A JP 2001117060A JP 2001117060 A JP2001117060 A JP 2001117060A JP 2002313165 A JP2002313165 A JP 2002313165A
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- wire harness
- recycling
- materials
- wire
- copper
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/0207—Wire harnesses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
っても、構成材料の内容の識別が容易に行うことがで
き、構成材料に適したリサイクル処理が実施できるよう
にする。 【解決手段】 ワイヤーハーネスを構成する材料の内
容などリサイクルに必要な電子データが入力された媒
体、たとえば、非接触型ICタグを取り付けたワイヤー
ハーネス。
Description
ハーネスに関するもので、使用済みの自動車の解体、搭
載部品のリサイクル処理を実施するときに必要とされる
リサイクルに関する電子データを備えているワイヤーハ
ーネスである。
より解体されている。 ガソリン抜き取り タイヤ取り出し 液抜き 部品の取り出し 高価素材の取り出し 押しつぶし シュレッダーを用いた破砕 金属選別
害物が取り除かれ(液抜き)、再活用できる部品,高価
素材を外した(部品、高価素材の取り出し)後、シュレ
ッダーにかけられて破砕された後、鉄、非鉄金属、シュ
レッダーダストに分別される。近年、環境問題に端を発
して、シュレッダーダストの減量が叫ばれ、また、資源
の有効活用を容易にするために、高品質のスクラップ鉄
や非鉄金属の回収が求められている。
し、搭載する電子機器の種類や数が増え、それに伴っ
て、ワイヤーハーネスも増加している。そして、ワイヤ
ーハーネスは車体全体に張り巡らされていて、取り外し
が難しいため、車体等と一緒に押しつぶし、シュレッダ
ーにかけて破砕されることが多かった。しかし、ワイヤ
ーハーネスは、一般に、複数の電線、端子、コネクタ、
電線を束ねるテープなどから構成されていて、これを車
体等と一緒に押しつぶし、シュレッダーにかけて破砕す
ると、電線の導体、端子、コネクタに用いられている非
鉄金属が車体の鉄に混ざってしまい、高品質のスクラッ
プ鉄の回収が難しくなる。高品質のスクラップ鉄の回収
するには、前記の押しつぶしの工程の前の段階で、非鉄
材料、中でも、ワイヤーハーネスに使われている銅、銅
合金などの非鉄金属を、できるだけ分別除去しておくこ
とが有効である。そこで、前記の押しつぶしの工程の前
の段階でのワイヤーハーネスの取り出しが行われるよう
になってきたが、次の段階として、取り出したワイヤー
ハーネスの処理が必要になる。ワイヤーハーネスの処理
としては、車体等を押しつぶしたものとは別に、シュレ
ッダーを用いて破砕し、導体として用いられている銅お
よび銅合金と、その他、樹脂など(ダスト)とを分別
し、銅および銅合金は銅製品として再利用し、ダスト
は、サーマルリサイクルすることが好ましい。
成する、電線の導体などの非鉄金属と電線の被覆材料、
テープなどの樹脂類とは、比重の違いを使って分別する
ことができる。しかし、非鉄金属の銅と銅合金の混合物
に、亜鉛やニッケルなどが所定量以上の含有率で混在す
ると、導体用の原材料として再利用できないし、前記の
樹脂類には、サーマルリサイクル可能な材料と、サーマ
ルリサイクルできない材料とが混在していて、一律に処
理することはできない。樹脂類を、サーマルリサイクル
可能な材料と、サーマルリサイクルできない材料とに分
別すれば、それぞれに適した処理ができるが、使用済み
の自動車から取り外したワイヤーハーネスの場合、通
常、その分別は、大変難しい。電線の被覆材料やテープ
は、着色やマーキング(文字やバーコードなど)を用い
て、識別可能なように製造することができるので、これ
らがサーマルリサイクル可能な材料か、サーマルリサイ
クルできない材料かを着色やマーキングで表示して製造
することは可能である。しかし、そうしておいても、使
用済みの自動車のワイヤーハーネスは、油、泥、埃など
でよごれていて、着色やマーキングでは、識別が困難に
なるのが普通である。
を考慮し、使用済みの自動車のワイヤ−ハーネスであっ
ても、構成材料の内容の識別が容易に行うことができ、
構成材料に適したリサイクル処理が実施できるようにす
ることを目的とするもので、ワイヤーハーネスを構成す
る材料の内容などリサイクルに必要な電子データが入力
された媒体、たとえば、非接触型ICタグをワイヤーハ
ーネスに取り付けておくことを特徴とする。
用済みの自動車から取り外した時点でも、一組、一組の
ワイヤーハーネスについて、リサイクル処理に必要なデ
ータが、それぞれ容易にわかり、そのデータに基づい
て、たとえば、サーマルリサイクル可能な材料の含有率
毎に分別することも可能であり、そうして分別した材料
毎に、適切なリサイクル処理を選択して実施することが
できる。リサイクル処理に必要なデータとしては、たと
えば次のようなものが挙げられる。 ワイヤーハーネス全体の重量 電線の重量 金属材料の重量 および 内訳 ( 銅および銅合金とそ
の他 ) 非金属材料(樹脂など)の重量及び種類および 内訳
( サーマルリサイクル可能な樹脂の占める割合) このようなデータは、ワイヤーハーネスの設計の段階
で、ワイヤーハーネスの製品番号毎に把握し、電子化し
て媒体に入力することができる。なお、上記のデータ
は、たとえば、次のような使い方ができる。−か
ら、ワイヤーハーネスを構成する電線以外のコネクタや
テープの重量が求められる。により銅、及び銅合金と
それ以外の金属の含有比率がわかれば、その含有率毎に
分別し、銅および、銅合金以外の金属の含有率が導体用
の原材料として再利用できる限度以下になるように組み
合わせて処理するといったことが可能になる。により
たとえば、サーマルリサイクル可能な材料の含有率毎
に、ワイヤーハーネスを分別することができ、サーマル
リサイクルが許容される範囲で、できるだけサーマルリ
サイクルを行い、樹脂のダストを減少させるといったこ
とが可能になる。
力する媒体としては、たとえば、非接触型ICタグ、具
体的には、Tag−itTMスマートラベル(日本テキサ
ス・インスツルメント社製)などを使用することができ
る。
必要なデータが入力された媒体をワイヤーハーネスに取
り付ける方法は、特に限定するものではないが、たとえ
ば、媒体を電線束に添わせておき、その上からテープ巻
きをして固定するという方法が使用できる。
ハーネスについても、非接触型ICタグに入力しておい
た情報は、無線通信を用いて、非接触で、読取器で取り
出すことができる。従って、前記の如く、リサイクル処
理に必要なデータを入力しておけば、これを読み出し
て、たとえば、サーマルリサイクル可能な材料の含有率
毎に、ワイヤーハーネスを分別するといったことは容易
である。選別機に、読取器を配して、自動的に分別する
こともできるし、読取器からのデータを見て、人手で分
別することもできる。こうして、リサイクル処理に必要
なデータに基づいて分別しておけば、分別されたグルー
プ毎に、適したリサイクル処理を選択して実施すること
ができる。
クルに必要な電子データが入力された媒体が取り付けら
れているので、使用済みの自動車から取り外した時点で
も、一組、一組のワイヤーハーネスについて、リサイク
ル処理に必要なデータが、それぞれ容易にわかり、その
データに基づいて、分別することができ、分別したグル
ープ毎に、適切なリサイクル処理を選択して実施するこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤーハーネスのリサイクルに必要な
電子データが入力された媒体を取り付けたことを特徴と
するワイヤーハーネス。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001117060A JP2002313165A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | ワイヤーハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-04-16 JP JP2001117060A patent/JP2002313165A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-16 EP EP02008571A patent/EP1251036B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-04-16 DE DE60205056T patent/DE60205056T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-16 AT AT02008571T patent/ATE299815T1/de not_active IP Right Cessation
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EP1251036A3 (en) | 2003-08-20 |
EP1251036A2 (en) | 2002-10-23 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091201 |