JP2003088947A - ダイカスト装置の型開装置および型開き方法 - Google Patents
ダイカスト装置の型開装置および型開き方法Info
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- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
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- B29C39/00—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
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- B29C39/04—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles using movable moulds not applied
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- B29C39/00—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
- B29C39/22—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイカスト装置の型開装置において、構造の
簡素化を図る上で有効な技術を提供する。 【解決手段】 金型Ｄ１，Ｄ２をダイカスト本体に搬入
させて鋳造を行い、鋳造後の金型Ｄ１，Ｄ２をダイカス
ト本体から搬出させて型開きを行うダイカスト装置にお
いて、型開装置５０を、金型Ｄ１，Ｄ２の型開き初期に
作動する高圧・ショートストロークタイプの高圧シリン
ダ５１と、高圧シリンダ５１による型開き動作に引き続
いて金型Ｄ１，Ｄ２を大きいストローク量で型開きする
低圧・ロングストロークタイプの低圧シリンダ５５とか
ら構成する。高圧シリンダ５１は、金型Ｄ１，Ｄ２から
切り離された状態で開閉操作位置に設けられており、そ
の伸長動作を直接可動型Ｄｂに対して型開き方向へ作用
させて型開きを行うようにした。
簡素化を図る上で有効な技術を提供する。 【解決手段】 金型Ｄ１，Ｄ２をダイカスト本体に搬入
させて鋳造を行い、鋳造後の金型Ｄ１，Ｄ２をダイカス
ト本体から搬出させて型開きを行うダイカスト装置にお
いて、型開装置５０を、金型Ｄ１，Ｄ２の型開き初期に
作動する高圧・ショートストロークタイプの高圧シリン
ダ５１と、高圧シリンダ５１による型開き動作に引き続
いて金型Ｄ１，Ｄ２を大きいストローク量で型開きする
低圧・ロングストロークタイプの低圧シリンダ５５とか
ら構成する。高圧シリンダ５１は、金型Ｄ１，Ｄ２から
切り離された状態で開閉操作位置に設けられており、そ
の伸長動作を直接可動型Ｄｂに対して型開き方向へ作用
させて型開きを行うようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、金型に溶湯を射
出して鋳造するダイカスト装置に係り、詳しくは鋳造後
の金型から製品を取り出すために行う型開き技術に関す
る。
出して鋳造するダイカスト装置に係り、詳しくは鋳造後
の金型から製品を取り出すために行う型開き技術に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ダイカスト装置において、鋳造後の金型
を型開きする型開装置は、例えば特開平７−１８６２１
９号公報に開示されている。上記公報記載のダイカスト
装置では、型開き用として第１のシリンダと第２のシリ
ンダとを備えており、高負荷でストローク量を殆ど必要
としない型開きの初期動作を第１のシリンダによって行
い、低負荷で大きいストローク量を必要とする型開き動
作を第２のシリンダで行っている。
を型開きする型開装置は、例えば特開平７−１８６２１
９号公報に開示されている。上記公報記載のダイカスト
装置では、型開き用として第１のシリンダと第２のシリ
ンダとを備えており、高負荷でストローク量を殆ど必要
としない型開きの初期動作を第１のシリンダによって行
い、低負荷で大きいストローク量を必要とする型開き動
作を第２のシリンダで行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の型開装
置では、高負荷でストローク量を殆ど必要としない第１
シリンダの伸長動作を、シリンダのラック・ピニオンに
よって構成される力の変換機構を介して可動型に伝える
構成を採用している。このため、型開装置の構造が複雑
化するという問題がある。
置では、高負荷でストローク量を殆ど必要としない第１
シリンダの伸長動作を、シリンダのラック・ピニオンに
よって構成される力の変換機構を介して可動型に伝える
構成を採用している。このため、型開装置の構造が複雑
化するという問題がある。
【０００４】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、ダイカ
スト装置の型開装置において、構造の簡素化を図る上で
有効な技術を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、ダイカ
スト装置の型開装置において、構造の簡素化を図る上で
有効な技術を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係るダイカスト装置の型開装置は、特許請
求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。請求
項１に記載のダイカスト装置の型開装置においては、型
開きの初期動作を行う第１シリンダと、この第１シリン
ダによる型開き動作を引き継いで型開き動作を行う第２
シリンダとを有している。そして、第１シリンダは、シ
リンダの伸長動作を直接金型の型開き方向に作用させて
型開きを行う構成としている。すなわち、請求項１の発
明では、第１シリンダの伸長動作を、力の方向を変えず
に直接型開き方向に作用させて型開きを行う構成として
いる。このため、力の変換機構が不要となり、これによ
り、型開きの初期動作を行う作動系に関しての構造の簡
素化が達成される。なお、型開き初期に必要な力につい
ては、第１シリンダの太さの設定によって得ることがで
きる。
め、本発明に係るダイカスト装置の型開装置は、特許請
求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。請求
項１に記載のダイカスト装置の型開装置においては、型
開きの初期動作を行う第１シリンダと、この第１シリン
ダによる型開き動作を引き継いで型開き動作を行う第２
シリンダとを有している。そして、第１シリンダは、シ
リンダの伸長動作を直接金型の型開き方向に作用させて
型開きを行う構成としている。すなわち、請求項１の発
明では、第１シリンダの伸長動作を、力の方向を変えず
に直接型開き方向に作用させて型開きを行う構成として
いる。このため、力の変換機構が不要となり、これによ
り、型開きの初期動作を行う作動系に関しての構造の簡
素化が達成される。なお、型開き初期に必要な力につい
ては、第１シリンダの太さの設定によって得ることがで
きる。
【０００６】請求項２に記載の型開装置では、型開き動
作は、金型を鋳造用のダイカスト本体から搬出させた位
置で行う構成としている。これにより、複数組の金型を
ダイカスト本体に入れ替えて鋳造作業を交互に行う金型
交換式のダイカスト装置へ適用することが可能になる。
その場合において、金型の型開きは横方向の移動によっ
て行われることが好ましい（請求項３に対応）。複数組
の金型を用いて鋳造作業を交互に行う金型交換式のダイ
カスト装置では、金型を横方向へ移動させて金型の搬送
を行うのが普通であり、従って、型開きを金型の移動方
向である横方向の移動に対応した横開きとすることで、
型開き動作を合理的に行うことができる。また、第１シ
リンダは、金型が搬出される位置に該金型から切り離さ
れた状態で待機し、ダイカスト本体から搬出された金型
に対して型開きを行う構成とすることが好ましい（請求
項４に対応）。この構成を採用したときは、金型から第
１シリンダが切り離されていることで、金型の小型化、
軽量化が図られ、これにより、金型の移動が容易化でき
る。
作は、金型を鋳造用のダイカスト本体から搬出させた位
置で行う構成としている。これにより、複数組の金型を
ダイカスト本体に入れ替えて鋳造作業を交互に行う金型
交換式のダイカスト装置へ適用することが可能になる。
その場合において、金型の型開きは横方向の移動によっ
て行われることが好ましい（請求項３に対応）。複数組
の金型を用いて鋳造作業を交互に行う金型交換式のダイ
カスト装置では、金型を横方向へ移動させて金型の搬送
を行うのが普通であり、従って、型開きを金型の移動方
向である横方向の移動に対応した横開きとすることで、
型開き動作を合理的に行うことができる。また、第１シ
リンダは、金型が搬出される位置に該金型から切り離さ
れた状態で待機し、ダイカスト本体から搬出された金型
に対して型開きを行う構成とすることが好ましい（請求
項４に対応）。この構成を採用したときは、金型から第
１シリンダが切り離されていることで、金型の小型化、
軽量化が図られ、これにより、金型の移動が容易化でき
る。
【０００７】請求項５に記載の型開装置においては、第
１シリンダの伸長動作は、補助部材を介在させて伸長方
向に直接伝える構成としている。この場合における補助
部材としては、押し出しピンであることが好ましく（請
求項６に対応）、またその押し出しピンは、金型の内部
に設置されていることが好ましい（請求項７に対応）。
これにより、第１シリンダの伸長動作は、補助部材とし
ての押し出しピンを介してシリンダの伸長方向へと伝え
られ、型開きをすることができる。
１シリンダの伸長動作は、補助部材を介在させて伸長方
向に直接伝える構成としている。この場合における補助
部材としては、押し出しピンであることが好ましく（請
求項６に対応）、またその押し出しピンは、金型の内部
に設置されていることが好ましい（請求項７に対応）。
これにより、第１シリンダの伸長動作は、補助部材とし
ての押し出しピンを介してシリンダの伸長方向へと伝え
られ、型開きをすることができる。
【０００８】請求項８に記載の型開装置においては、第
２シリンダは、低圧ロングストロークタイプである。こ
の場合、第２シリンダは、第１シリンダの型開き動作中
に型開き方向に加圧されていることが好ましい（請求項
９に対応）。第１シリンダによる型開き初期動作後の金
型は、低負荷であり、従って低圧のロングストロークタ
イプの第２シリンダによって大きく離間させて型開きす
ることができる。また、第２シリンダを第１シリンダの
型開き動作中に開き方向へ加圧させることで、型開き動
作を円滑に行わせることができる。
２シリンダは、低圧ロングストロークタイプである。こ
の場合、第２シリンダは、第１シリンダの型開き動作中
に型開き方向に加圧されていることが好ましい（請求項
９に対応）。第１シリンダによる型開き初期動作後の金
型は、低負荷であり、従って低圧のロングストロークタ
イプの第２シリンダによって大きく離間させて型開きす
ることができる。また、第２シリンダを第１シリンダの
型開き動作中に開き方向へ加圧させることで、型開き動
作を円滑に行わせることができる。
【０００９】また、請求項１０に記載の発明によれば、
上述の特徴的構成を備えたダイカスト装置の型開装置と
実質的に同等の作用を有する方法発明を提供することが
できる。
上述の特徴的構成を備えたダイカスト装置の型開装置と
実質的に同等の作用を有する方法発明を提供することが
できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。ここで、図１は本実施の形態
のダイカスト装置１０の概要を示す平面図である。図２
は図１中のＡ−Ａ断面矢視図である。
図面に基づいて説明する。ここで、図１は本実施の形態
のダイカスト装置１０の概要を示す平面図である。図２
は図１中のＡ−Ａ断面矢視図である。
【００１１】図１に示すように、本実施の形態に係るダ
イカスト装置１０は、二組の金型Ｄ１，Ｄ２を単一のダ
イカスト本体１１に入れ替えて鋳造を行う金型交換式で
あり、二組の金型Ｄ１，Ｄ２、これら金型Ｄ１，Ｄ２に
対して型締めおよび溶湯の射出を行う単一のダイカスト
本体１１、このダイカスト本体１１への金型Ｄ１，Ｄ２
の搬入および搬出を行う単一の金型台車２０、一組の台
車用レール３１、二組の金型用レール３２，３４、金型
用レール３２，３４上における鋳造後の金型Ｄ１，Ｄ２
を型開きする二台の型開装置５０等を備えている。ダイ
カスト本体１１は、鋳造位置Ｐ１に搬入された金型Ｄ
１，Ｄ２を型締めした状態で、金型Ｄ１，Ｄ２内のキャ
ビティへ溶湯を射出するものであり、閉状態の金型Ｄ
１，Ｄ２の背面を加圧して横方向から型締めする型締め
装置および型締め後の金型Ｄ１，Ｄ２内に溶湯を射出す
る給湯装置を備えている。
イカスト装置１０は、二組の金型Ｄ１，Ｄ２を単一のダ
イカスト本体１１に入れ替えて鋳造を行う金型交換式で
あり、二組の金型Ｄ１，Ｄ２、これら金型Ｄ１，Ｄ２に
対して型締めおよび溶湯の射出を行う単一のダイカスト
本体１１、このダイカスト本体１１への金型Ｄ１，Ｄ２
の搬入および搬出を行う単一の金型台車２０、一組の台
車用レール３１、二組の金型用レール３２，３４、金型
用レール３２，３４上における鋳造後の金型Ｄ１，Ｄ２
を型開きする二台の型開装置５０等を備えている。ダイ
カスト本体１１は、鋳造位置Ｐ１に搬入された金型Ｄ
１，Ｄ２を型締めした状態で、金型Ｄ１，Ｄ２内のキャ
ビティへ溶湯を射出するものであり、閉状態の金型Ｄ
１，Ｄ２の背面を加圧して横方向から型締めする型締め
装置および型締め後の金型Ｄ１，Ｄ２内に溶湯を射出す
る給湯装置を備えている。
【００１２】台車用レール３１、金型用レール３２，３
４は各々左右一対かつ平行で、これらレールは平面視で
Ｔ字形をなすように配置されている。台車用レール３１
は、鋳造位置Ｐ１と搬出位置Ｐ２との間に延び、金型台
車２０を介して金型Ｄ１あるいは金型Ｄ２を搬送する共
通経路となっている。また、台車用レール３１は、金型
台車２０が図１中の矢印方向へ往復移動するのをスライ
ダー２１を介して摺動可能に支持する構成となってい
る。
４は各々左右一対かつ平行で、これらレールは平面視で
Ｔ字形をなすように配置されている。台車用レール３１
は、鋳造位置Ｐ１と搬出位置Ｐ２との間に延び、金型台
車２０を介して金型Ｄ１あるいは金型Ｄ２を搬送する共
通経路となっている。また、台車用レール３１は、金型
台車２０が図１中の矢印方向へ往復移動するのをスライ
ダー２１を介して摺動可能に支持する構成となってい
る。
【００１３】図１および図２に示すように、金型用レー
ル３２は、搬出位置Ｐ２と開閉操作位置Ｐ３との間に延
び、金型用レール３４は、搬出位置Ｐ２と開閉操作位置
Ｐ４との間に延びている。金型用レール３２，３４は、
搬出位置Ｐ２につき、台車用レール３１から分岐した分
岐経路となっている。金型台車２０は、台車上に台車用
レール３１に直交する車上レール２２を備えている。こ
の車上レール２２は、搬出位置Ｐ２において金型用レー
ル３２，３４に連続する構成となっている。すなわち、
車上レール２２と金型用レール３２，３４とは同一直線
上で一致する構成となっている。従って、搬出位置Ｐ２
にある金型Ｄ１は、金型台車２０上の車上レール２２と
金型用レール３２との間をスライダー４２を介して円滑
に移動可能になっている。そして、金型用レール３２へ
移動した鋳造後の金型Ｄ１は、型開装置５０によって金
型用レール３２上を横方向へ型開きされるようになって
いる。
ル３２は、搬出位置Ｐ２と開閉操作位置Ｐ３との間に延
び、金型用レール３４は、搬出位置Ｐ２と開閉操作位置
Ｐ４との間に延びている。金型用レール３２，３４は、
搬出位置Ｐ２につき、台車用レール３１から分岐した分
岐経路となっている。金型台車２０は、台車上に台車用
レール３１に直交する車上レール２２を備えている。こ
の車上レール２２は、搬出位置Ｐ２において金型用レー
ル３２，３４に連続する構成となっている。すなわち、
車上レール２２と金型用レール３２，３４とは同一直線
上で一致する構成となっている。従って、搬出位置Ｐ２
にある金型Ｄ１は、金型台車２０上の車上レール２２と
金型用レール３２との間をスライダー４２を介して円滑
に移動可能になっている。そして、金型用レール３２へ
移動した鋳造後の金型Ｄ１は、型開装置５０によって金
型用レール３２上を横方向へ型開きされるようになって
いる。
【００１４】一方、搬出位置Ｐ２にある金型Ｄ２は、金
型台車２０上の車上レール２２と金型用レール３４との
間をスライダー４４を介して円滑に移動可能になってい
る。そして、金型用レール３４へ移動した鋳造後の金型
Ｄ２は、型開装置５０によって金型用レール３４上を横
方向へ型開きされるようになっている。なお、金型台車
２０はクランプ装置（図示省略）を備えており、このク
ランプ装置によって金型Ｄ１，Ｄ２を金型台車２０に対
して保持するようになっている。
型台車２０上の車上レール２２と金型用レール３４との
間をスライダー４４を介して円滑に移動可能になってい
る。そして、金型用レール３４へ移動した鋳造後の金型
Ｄ２は、型開装置５０によって金型用レール３４上を横
方向へ型開きされるようになっている。なお、金型台車
２０はクランプ装置（図示省略）を備えており、このク
ランプ装置によって金型Ｄ１，Ｄ２を金型台車２０に対
して保持するようになっている。
【００１５】次に、本実施形態の特徴点である型開装置
５０を図３〜図５に基づいて説明する。図示のように、
型開装置５０は、高圧・ショートストロークタイプのシ
リンダ（以下、高圧シリンダという）５１と、低圧・ロ
ングストロークタイプのシリンダ（以下、低圧シリンダ
という）５５とを有する。金型Ｄ１，Ｄ２は、固定型Ｄ
ａと可動型Ｄｂで対をなしている。
５０を図３〜図５に基づいて説明する。図示のように、
型開装置５０は、高圧・ショートストロークタイプのシ
リンダ（以下、高圧シリンダという）５１と、低圧・ロ
ングストロークタイプのシリンダ（以下、低圧シリンダ
という）５５とを有する。金型Ｄ１，Ｄ２は、固定型Ｄ
ａと可動型Ｄｂで対をなしている。
【００１６】高圧シリンダ５１は、伸長動作を可動型Ｄ
ｂに対して伸長方向へ直接伝えることで金型Ｄ１，Ｄ２
の型開きの初動動作を行うようになっており、本発明で
いう第１シリンダに対応する。本実施の形態では、高圧
シリンダ５１の伸長動作は、補助部材としての押し出し
ピン５２を介して可動型Ｄｂに型開き方向へ伝達される
構成とされている。すなわち、高圧シリンダ５１の伸長
動作は、力の方向を変えずにそのまま伸長方向へ直接伝
わる構成である。押し出しピン５２は、固定型Ｄａに設
けた貫通孔５３を貫通しており、固定型Ｄａの背面側に
おいて高圧シリンダ５１の伸長動作によって一端を押さ
れることで、他端（先端）が可動型Ｄｂの型合わせ面を
押すように設定され、常には戻しバネ５４によって可動
型Ｄｂの型合わせ面に当接しない初期位置に保持されて
いる。
ｂに対して伸長方向へ直接伝えることで金型Ｄ１，Ｄ２
の型開きの初動動作を行うようになっており、本発明で
いう第１シリンダに対応する。本実施の形態では、高圧
シリンダ５１の伸長動作は、補助部材としての押し出し
ピン５２を介して可動型Ｄｂに型開き方向へ伝達される
構成とされている。すなわち、高圧シリンダ５１の伸長
動作は、力の方向を変えずにそのまま伸長方向へ直接伝
わる構成である。押し出しピン５２は、固定型Ｄａに設
けた貫通孔５３を貫通しており、固定型Ｄａの背面側に
おいて高圧シリンダ５１の伸長動作によって一端を押さ
れることで、他端（先端）が可動型Ｄｂの型合わせ面を
押すように設定され、常には戻しバネ５４によって可動
型Ｄｂの型合わせ面に当接しない初期位置に保持されて
いる。
【００１７】低圧シリンダ５５は、高圧シリンダ５１に
よる型開き動作を引き継いで可動型Ｄｂを固定型Ｄａか
ら大きく離間させるようになっており、本発明でいう第
２シリンダに対応する。低圧シリンダ５５は固定型Ｄａ
と可動型Ｄｂとの間に横架状に設けられ、その伸縮動作
によって金型Ｄ１，Ｄ２の型開きおよび型締めを行うよ
うになっている。
よる型開き動作を引き継いで可動型Ｄｂを固定型Ｄａか
ら大きく離間させるようになっており、本発明でいう第
２シリンダに対応する。低圧シリンダ５５は固定型Ｄａ
と可動型Ｄｂとの間に横架状に設けられ、その伸縮動作
によって金型Ｄ１，Ｄ２の型開きおよび型締めを行うよ
うになっている。
【００１８】また、本実施の形態では、高圧シリンダ５
１は金型Ｄ１，Ｄ２に対して切り離された非締結の状態
で設けられている。すなわち、図１および図２に概略で
示された型開装置５０は、金型用レール３２，３４と平
行な方向に移動可能に設けられた移動体５６（図３〜図
５に仮想線で示す）を有し、その移動体５６に高圧シリ
ンダ５１が固定的に設置されている。移動体５６の移動
手段としては、例えば電動モータを駆動源とするボール
ネジ機構を用いることができる。また、型開装置５０
は、移動体５６に対して金型Ｄ１，Ｄ２（固定型Ｄａ）
を連結または切り離すためのクランプ装置を備えてお
り、金型Ｄ１，Ｄ２を搬出位置Ｐ２から開閉操作位置Ｐ
３，Ｐ４へ移動させるときに連結し、金型Ｄ１，Ｄ２を
搬出位置Ｐ２から鋳造位置Ｐ１へ移動させるときに切り
離すようになっている。
１は金型Ｄ１，Ｄ２に対して切り離された非締結の状態
で設けられている。すなわち、図１および図２に概略で
示された型開装置５０は、金型用レール３２，３４と平
行な方向に移動可能に設けられた移動体５６（図３〜図
５に仮想線で示す）を有し、その移動体５６に高圧シリ
ンダ５１が固定的に設置されている。移動体５６の移動
手段としては、例えば電動モータを駆動源とするボール
ネジ機構を用いることができる。また、型開装置５０
は、移動体５６に対して金型Ｄ１，Ｄ２（固定型Ｄａ）
を連結または切り離すためのクランプ装置を備えてお
り、金型Ｄ１，Ｄ２を搬出位置Ｐ２から開閉操作位置Ｐ
３，Ｐ４へ移動させるときに連結し、金型Ｄ１，Ｄ２を
搬出位置Ｐ２から鋳造位置Ｐ１へ移動させるときに切り
離すようになっている。
【００１９】次に、上記のように構成されたダイカスト
装置１０の動作を説明する。ダイカスト装置１０のダイ
カスト本体１１に金型Ｄ１，Ｄ２を交互に搬入出させ、
鋳造位置Ｐ１で金型Ｄ１，Ｄ２のキャビティへ溶湯を射
出する。金型Ｄ１，Ｄ２は、同種のものを二組用いるこ
ともできるし、あるいは異種のものを一組ずつ用いるこ
ともできる。また、金型Ｄ１，Ｄ２の一方のみを用いた
運転も可能である。
装置１０の動作を説明する。ダイカスト装置１０のダイ
カスト本体１１に金型Ｄ１，Ｄ２を交互に搬入出させ、
鋳造位置Ｐ１で金型Ｄ１，Ｄ２のキャビティへ溶湯を射
出する。金型Ｄ１，Ｄ２は、同種のものを二組用いるこ
ともできるし、あるいは異種のものを一組ずつ用いるこ
ともできる。また、金型Ｄ１，Ｄ２の一方のみを用いた
運転も可能である。
【００２０】例えば鋳造が終了した一方の金型Ｄ１は、
金型台車２０によって搬出位置Ｐ２まで搬送される。鋳
造後の金型Ｄ１は、前述したように、型開装置５０のク
ランプ装置で移動体５６に連結されたのち、金型台車２
０上の車上レール２２から金型用レール３２を経て開閉
操作位置Ｐ３へ移動され、その移動の過程であるいは移
動後、移動方向と同方向の横方向に型開きされる。この
型開き動作については後述する。型開き後、金型Ｄ１か
ら鋳造品が取り出され、さらにこの金型Ｄ１に離型剤が
塗布されたのち、金型Ｄ１，Ｄ２は型締めされる。他
方、待機中の金型Ｄ２は、型開装置５０によって金型用
レール３４上を搬出位置Ｐ２まで搬送され、金型Ｄ１と
交替して金型台車２０上の車上レール２２上へと移動す
る。そして、金型Ｄ２は、金型台車２０によって鋳造位
置Ｐ１まで搬送され、ダイカスト本体１１によって鋳造
が行われる。鋳造が終了した金型Ｄ２は、金型Ｄ１と同
様にして鋳造位置Ｐ１から搬出され、今度は金型Ｄ２に
交替して鋳造位置Ｐ１へ型締めされた状態の金型Ｄ１が
搬入される。このように、本実施の形態に係るダイカス
ト装置１０によれば、二台の金型Ｄ１，Ｄ２を用いての
鋳造作業を交互に行うことができる。
金型台車２０によって搬出位置Ｐ２まで搬送される。鋳
造後の金型Ｄ１は、前述したように、型開装置５０のク
ランプ装置で移動体５６に連結されたのち、金型台車２
０上の車上レール２２から金型用レール３２を経て開閉
操作位置Ｐ３へ移動され、その移動の過程であるいは移
動後、移動方向と同方向の横方向に型開きされる。この
型開き動作については後述する。型開き後、金型Ｄ１か
ら鋳造品が取り出され、さらにこの金型Ｄ１に離型剤が
塗布されたのち、金型Ｄ１，Ｄ２は型締めされる。他
方、待機中の金型Ｄ２は、型開装置５０によって金型用
レール３４上を搬出位置Ｐ２まで搬送され、金型Ｄ１と
交替して金型台車２０上の車上レール２２上へと移動す
る。そして、金型Ｄ２は、金型台車２０によって鋳造位
置Ｐ１まで搬送され、ダイカスト本体１１によって鋳造
が行われる。鋳造が終了した金型Ｄ２は、金型Ｄ１と同
様にして鋳造位置Ｐ１から搬出され、今度は金型Ｄ２に
交替して鋳造位置Ｐ１へ型締めされた状態の金型Ｄ１が
搬入される。このように、本実施の形態に係るダイカス
ト装置１０によれば、二台の金型Ｄ１，Ｄ２を用いての
鋳造作業を交互に行うことができる。
【００２１】次に、型開装置５０による型開きについて
説明する。図３に示す型締め状態において、高圧シリン
ダ５１が伸長作動し、固定型Ｄａの内部を貫通する押し
出しピン５２を介して可動型Ｄｂを押し開く（図４参
照）。すなわち、型開き初期の高負荷に対しては、高圧
シリンダ５１によって対応し、可動型Ｄｂが僅かに移動
することで、低負荷となるため、その後は高圧シリンダ
５１よりも小径の低圧シリンダ５５によって可動型Ｄｂ
を大きく移動させる（図５参照）。この場合、低圧シリ
ンダ５５は、高圧シリンダ５１の伸長動作と同時に伸長
方向に加圧させてある。このため、高圧シリンダ５１の
型開き動作から低圧シリンダ５２による型開き動作への
移行を円滑に行うことができる。製品取り出し後の型締
めは、低負荷であり、低圧シリンダ５５の収縮動作によ
って行われる。高圧シリンダ５１は型締め動作に関係し
ない。なお、鋳造時にはダイカスト本体１１で金型Ｄ
１，Ｄ２を型締めするため、低圧シリンダ５５による高
負荷の型締めは、必要としない。
説明する。図３に示す型締め状態において、高圧シリン
ダ５１が伸長作動し、固定型Ｄａの内部を貫通する押し
出しピン５２を介して可動型Ｄｂを押し開く（図４参
照）。すなわち、型開き初期の高負荷に対しては、高圧
シリンダ５１によって対応し、可動型Ｄｂが僅かに移動
することで、低負荷となるため、その後は高圧シリンダ
５１よりも小径の低圧シリンダ５５によって可動型Ｄｂ
を大きく移動させる（図５参照）。この場合、低圧シリ
ンダ５５は、高圧シリンダ５１の伸長動作と同時に伸長
方向に加圧させてある。このため、高圧シリンダ５１の
型開き動作から低圧シリンダ５２による型開き動作への
移行を円滑に行うことができる。製品取り出し後の型締
めは、低負荷であり、低圧シリンダ５５の収縮動作によ
って行われる。高圧シリンダ５１は型締め動作に関係し
ない。なお、鋳造時にはダイカスト本体１１で金型Ｄ
１，Ｄ２を型締めするため、低圧シリンダ５５による高
負荷の型締めは、必要としない。
【００２２】上記のように、本実施の形態に係る型開装
置５０は、高圧シリンダ５１の伸長動作を、力の作用方
向を変えずに直接可動型Ｄｂに作用させる構成としてい
る。このため、力の変換機構が不要となり高圧を必要と
する型開き動作系に関しての構造を簡素化することがで
きる。また、本実施の形態では、押し出しピン５２を備
えているが、この押し出しピン５２は、力の方向を変換
するものではなく、高圧シリンダ５１の伸長動作を伸長
方向へ直接伝えるものであって、力の変換機構に該当し
ない。
置５０は、高圧シリンダ５１の伸長動作を、力の作用方
向を変えずに直接可動型Ｄｂに作用させる構成としてい
る。このため、力の変換機構が不要となり高圧を必要と
する型開き動作系に関しての構造を簡素化することがで
きる。また、本実施の形態では、押し出しピン５２を備
えているが、この押し出しピン５２は、力の方向を変換
するものではなく、高圧シリンダ５１の伸長動作を伸長
方向へ直接伝えるものであって、力の変換機構に該当し
ない。
【００２３】また、本実施の形態では、高圧シリンダ５
１については、金型Ｄ１，Ｄ２から切り離された非締結
構造としている。これにより、高圧シリンダ５１をダイ
カスト本体１１の外側で待機させ、ダイカスト本体１１
から搬出された金型Ｄ１，Ｄ２に対して型開きを行うと
いった構成を採用することが可能となる。その結果、金
型Ｄ１，Ｄ２から突起物としての高圧シリンダ５１が無
くなり、金型Ｄ１，Ｄ２が小型化、軽量化されることに
なり、それに伴い金型Ｄ１，Ｄ２を移動させる金型移動
装置としての金型台車２０も小型化できる。また、本実
施形態の型開装置５０による型開きは、金型Ｄ１，Ｄ２
をその移動方向と同方向の横方向に移動させて行う横開
きであり、型開き動作を合理的に行うことができる。
１については、金型Ｄ１，Ｄ２から切り離された非締結
構造としている。これにより、高圧シリンダ５１をダイ
カスト本体１１の外側で待機させ、ダイカスト本体１１
から搬出された金型Ｄ１，Ｄ２に対して型開きを行うと
いった構成を採用することが可能となる。その結果、金
型Ｄ１，Ｄ２から突起物としての高圧シリンダ５１が無
くなり、金型Ｄ１，Ｄ２が小型化、軽量化されることに
なり、それに伴い金型Ｄ１，Ｄ２を移動させる金型移動
装置としての金型台車２０も小型化できる。また、本実
施形態の型開装置５０による型開きは、金型Ｄ１，Ｄ２
をその移動方向と同方向の横方向に移動させて行う横開
きであり、型開き動作を合理的に行うことができる。
【００２４】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更が可能である。例えば、上述した実施の形態で
は、二組の金型Ｄ１，Ｄ２をダイカスト本体１１に交互
に入れ替えて鋳造を行う金型交換式のダイカスト装置１
０に適用した場合で説明したが、この金型交換式に限定
されるものではなく、ダイカスト本体に金型が組み付け
られている定置式ダイカスト装置に適用しても差し支え
ない。その場合、高圧シリンダ５１は固定型Ｄａに固着
された態様とすることができる。また、金型台車２０が
移動する台車用レール３１を地上側に設置したが、この
台車用レール３１を天井側に設置し、それに金型台車２
０が吊り下げ式で移動する構成に変更してもよい。ま
た、上述した実施の形態では、金型Ｄ１，Ｄ２を横方向
に移動させて型開きを行う横開き式としたが、金型Ｄ
１，Ｄ２を上下方向に移動させて型開きを行う縦開き式
に変更してもよい。また、高圧シリンダ５１による型開
き動作を押し出しピン５２を介して行う構成としたが、
高圧シリンダ５１で可動型Ｄｂを直接押す構成に変更し
てもよく、その場合は、固定型Ｄａの外側で押すように
してもよい。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更が可能である。例えば、上述した実施の形態で
は、二組の金型Ｄ１，Ｄ２をダイカスト本体１１に交互
に入れ替えて鋳造を行う金型交換式のダイカスト装置１
０に適用した場合で説明したが、この金型交換式に限定
されるものではなく、ダイカスト本体に金型が組み付け
られている定置式ダイカスト装置に適用しても差し支え
ない。その場合、高圧シリンダ５１は固定型Ｄａに固着
された態様とすることができる。また、金型台車２０が
移動する台車用レール３１を地上側に設置したが、この
台車用レール３１を天井側に設置し、それに金型台車２
０が吊り下げ式で移動する構成に変更してもよい。ま
た、上述した実施の形態では、金型Ｄ１，Ｄ２を横方向
に移動させて型開きを行う横開き式としたが、金型Ｄ
１，Ｄ２を上下方向に移動させて型開きを行う縦開き式
に変更してもよい。また、高圧シリンダ５１による型開
き動作を押し出しピン５２を介して行う構成としたが、
高圧シリンダ５１で可動型Ｄｂを直接押す構成に変更し
てもよく、その場合は、固定型Ｄａの外側で押すように
してもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ダイカスト装置の型開装置において、構造の簡素化を図
る上で有効な技術を提供することができる。
ダイカスト装置の型開装置において、構造の簡素化を図
る上で有効な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態に係るダイカスト装置の概要を示
す平面図である。
す平面図である。
【図２】図１中のＡ−Ａ断面矢視図である。
【図３】型開装置を示す平面図であり、型締め状態を示
す。
す。
【図４】型開装置を示す平面図であり、型開き初期を示
す。
す。
【図５】型開装置を示す平面図であり、型開き状態を示
す。
す。
１０…ダイカスト装置
１１…ダイカスト本体
２０…金型台車
５０…型開装置
５１…高圧シリンダ
５２…押し出しピン
５５…低圧シリンダ
５６…移動体
Ｄ１，Ｄ２…金型
Ｄａ… 固定型
Ｄｂ…可動型
Ｐ１…鋳造位置
Ｐ２…搬出位置
Ｐ３，Ｐ４…開閉操作位置
Claims (10)
- 【請求項１】 型開きの初期動作を行う第１シリンダ
と、この第１シリンダによる型開き動作を引き継いで型
開き動作を行う第２シリンダとを有し、前記第１シリン
ダは、その伸長動作を直接金型の型開き方向に作用させ
て型開きを行うように構成されていることを特徴とする
ダイカスト装置の型開装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の型開装置であって、前
記型開き動作は、前記金型を鋳造用のダイカスト本体か
ら搬出させた位置で行う構成としたことを特徴とするダ
イカスト装置の型開装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の型開装置であって、前
記金型の型開きは横方向の移動によって行われることを
特徴とするダイカスト装置の型開装置。 - 【請求項４】 請求項２に記載の型開装置であって、前
記第１シリンダは、前記金型が搬出される位置に該金型
から切り離された状態で待機し、前記ダイカスト本体か
ら搬出された金型に対して型開きを行う構成としたこと
を特徴とするダイカスト装置の型開装置。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれかに記載の型開装
置であって、前記第１シリンダの伸長動作は、補助部材
を介在させて伸長方向に直接伝える構成としたことを特
徴とするダイカスト装置の型開装置。 - 【請求項６】 請求項５に記載の型開装置であって、前
記補助部材は、押し出しピンであることを特徴とするダ
イカスト装置の型開装置。 - 【請求項７】 請求項６に記載の型開装置であって、前
記押し出しピンは、金型の内部に設置されていることを
特徴とするダイカスト装置の型開装置。 - 【請求項８】 請求項１〜７のいずれかに記載の型開装
置であって、前記第２シリンダは、低圧・ロングストロ
ークタイプであることを特徴とするダイカスト装置の型
開装置。 - 【請求項９】 請求項８に記載の型開装置であって、前
記第２シリンダは、第１シリンダの型開き動作中に型開
き方向に加圧されていることを特徴とするダイカスト装
置の型開装置。 - 【請求項１０】 型開きの初期動作を行う第１シリンダ
と、この第１シリンダによる型開き動作を引き継いで型
開き動作を行う第２シリンダとを用いて型開きを行う方
法であって、前記第１シリンダは、その伸長動作を直接
金型の型開き方向に作用させて型開きを行うステップを
有することを特徴とするダイカスト装置の型開き方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001281784A JP2003088947A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ダイカスト装置の型開装置および型開き方法 |
| DE10242906A DE10242906B4 (de) | 2001-09-17 | 2002-09-16 | Formöffnungsvorrichtung für eine Spritzgießform und Verfahren hierzu |
| US10/244,305 US6808007B2 (en) | 2001-09-17 | 2002-09-16 | Die opening/closing apparatus for die-casting systems and machines and methods for opening dies using such die opening/closing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001281784A JP2003088947A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ダイカスト装置の型開装置および型開き方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003088947A true JP2003088947A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19105544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001281784A Withdrawn JP2003088947A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | ダイカスト装置の型開装置および型開き方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6808007B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003088947A (ja) |
| DE (1) | DE10242906B4 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1403748B1 (it) | 2011-01-11 | 2013-10-31 | Cgm Spa | Apparecchiatura e metodo per la formatura dietro compressione di prodotti con materia termoplastica |
| CN105728694B (zh) * | 2016-04-27 | 2018-01-23 | 中山市德工机械科技有限公司 | 压铸机的快速开模装置 |
| CN114905608B (zh) * | 2022-05-31 | 2023-11-14 | 江苏欧亿德新材料科技有限公司 | 一种安全性强的耐火材料压铸装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2410909A (en) * | 1944-04-28 | 1946-11-12 | Hpm Dev Corp | Upward acting molding press |
| US2555476A (en) * | 1948-03-27 | 1951-06-05 | Shaw Insulator Company | Double-acting mold press |
| US3543835A (en) * | 1968-08-22 | 1970-12-01 | Basic Aluminum Castings Co | Wedge block for die casting machine |
| US3803842A (en) * | 1971-05-20 | 1974-04-16 | K Aoki | Device for keeping metal mold in a clamped state |
| DE2605734C3 (de) * | 1976-02-13 | 1978-07-20 | Hasco-Normalien Hasenclever & Co, 5880 Luedenscheid | Spritzgießform mit Formbacken |
| IT1195843B (it) * | 1986-11-20 | 1988-10-27 | Comind Spa | Pressa perfezionata per lo stampaggio di manufatti di materiale polimerico termoplastico termoindurente poliuretanico e suo procedimento di conduzione |
| JPH07186219A (ja) | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Toshiba Mach Co Ltd | 型締装置 |
| US5618487A (en) * | 1995-02-21 | 1997-04-08 | Hettinga; Siebolt | Multi-clamp mold and method for clamping an injection mold assembly |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001281784A patent/JP2003088947A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-09-16 US US10/244,305 patent/US6808007B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-09-16 DE DE10242906A patent/DE10242906B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030051853A1 (en) | 2003-03-20 |
| US6808007B2 (en) | 2004-10-26 |
| DE10242906B4 (de) | 2007-02-01 |
| DE10242906A1 (de) | 2003-06-26 |
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070405 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090323 |